JP3966811B2 - 重ね合わせ切断用下敷きテープ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば内装工事の際の壁紙同士の重ね合わせ部の切断時にこの重ね合わせ部の下地壁面側に配置して下地壁面を保護する下敷きテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
壁紙施工をする際、壁紙同士の継ぎ目(ジョイント)処理を行っている。通常、壁紙原反を、予め糊付機械に装着された裁断機構(スリッター)を用いて、壁紙両端(ミミ)を切り落とした後、糊付けしオープンタイム(養生時間)を取った後、貼り付けを行う。この際、壁紙によっては柄があるため、柄合わせが必要な場合には、仕上げを想定して柄に応じた裁断巾にて裁断を行っている。
【0003】
従来、壁紙の継ぎ目(ジョイント)は、重ね切り工法又は突き付け工法にて処理されている。具体的に重ね切り工法とは、まず糊付けの際、糊付機械にて糊付けと同時にカットテープ(ポリエチレン製等)を壁紙の一端に装着する。事前に貼り付けた壁紙へ、次に貼り合わせる壁紙のカットテープが装着された端部を重ね合わせる。重ね合わせた後、地ベラや定規を用い、カッター、包丁等で裁断する。裁断後、上から順に不要な部分を取り除き、ジョイントローラー等でジョイント部分を仕上げる工法である。
【0004】
尚、重ね切り工法でのカットテープは、事前に貼り合わせた壁紙へ、次に貼りあわせる壁紙を重ねても、壁紙用接着剤が壁紙表面へ付着しないよう、養生の役割を司っている。
【0005】
しかしながら、重ね切り工法の最大の欠点は、下地基材まで切ってしまう事にある。現在、壁紙施工の下地基材としては石膏ボードが主流であるが、ジョイント部分の切り取りの際に、下地基材である石膏ボード表装紙まで切ってしまうと石膏ボード表装の面強度が極端に損なわれ、壁紙貼り付け後、接着剤の乾燥に伴う壁紙の収縮力に適応できず、結果的に隣接する壁紙同士が収縮するに伴って石膏ボード表装紙までもが収縮し、表装紙の切れ目が広がり、壁紙のジョイント部分には表装紙の下層が見えると言う目透き現象を発生させる。
【0006】
その他、ベニヤ下地、コンパネ下地、シーラー面、捨て糊面へも、重ね切りによる面強度の低下は同様である。下地材料を傷つけない壁紙施工方法として、突き付け施工が考えられる。
【0007】
突き付け施工は、糊付け前に予め、スリッターにて壁紙のミミを落とし、糊付けした後、事前に貼り合わせた壁紙に重ねず、直接柄を合わせながらジョイントした後、貼り付ける工法である。
【0008】
しかしながら、建築物において歪を全く無くす事は不可能なため、結果的に下地材料面が完全に平滑にはなりえない。即ち、壁紙のジョイントを合わせようとすると、どうしても合わない箇所が発生するため、作業者は強制的に壁紙を引っ張り、無理にジョイントを合わせる必要があった。この場合、施工後しばらくは問題ないが、経時により強制的に引っ張り込まれた箇所が戻り、結果的に目透きが発生してしまった。
【0009】
このような状況から、従来の重ね切り工法にて、かつ下地基材を切らない方策も提案されている。すなわち、重ね切りをする際、予め金属板等を下敷きとして下地基材に敷き、その後壁紙を切断する方法である。しかしながら、ジョイント毎に金属板を入れなくてはならず、面倒なため施工効率が捗らなかった。加えて金属板の厚みの分、壁紙が長めに切断され、特に薄手の壁紙等では、ジョイント部分が突き上がる場合もあった。
【0010】
また、紙製テープの表面に樹脂膜層と、紙製テープの裏面に水溶性接着剤の膜層との3層の下敷きテープを用いた工法(例えば、特許文献1参照)が提案されている。しかしながら、樹脂膜層を形成した紙製テープでは強度的に弱く、結果的に下地を切り、下敷き効果を得ることは困難であった。
【0011】
容易に破断しないように、合成樹脂繊維又は天然繊維で形成した網状の編物又は織物からなる下敷きテープや、樹脂製シートの面に長手方向と交差する方向の突条が所定間隔で形成されている下敷きテープも平成10年頃には既に市販されている。
【0012】
【特許文献1】
特開平4−34166号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、切断方向に対して糸や突条を形成させても、糸のない部分や薄くなった部分ではカッター等の刃が下地表装まで切断して、破線状の切れ込みが形成される場合があり、破線状の目透き現象が発生したり、カッター等の刃を立てて切断する場合には、刃が深く入ったり浅く入ったりするため、切断面の平滑性が阻害されること等があり、抜本的な解決策とは言い難いものであった。
【0014】
本発明は、上記状況より考案されたものであり、その目的は作業者が施工効率を下げることなく、かつ下地基材を切らない下敷きテープを得ることを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明に係る重ね合わせ切断用下敷きテープは、下地壁面に貼着される壁紙同士の重ね合わせ部の切断に際してこの重ね合わせ部の下地壁面側に配置して下地壁面を保護するための下敷きテープにおいて、
2つの樹脂フィルム層と、これら樹脂フィルム層の間に形成され、樹脂フィルム層の破断の伝達を阻止する破断伝達阻止層との積層構造を備え、
前記破断伝達阻止層が、2つの樹脂フィルム層の各々を接着するウレタン系接着剤又はゴム系接着剤の半固形状の接着剤を含むことを特徴とするものである。
【0017】
請求項2に記載された発明に係る重ね合わせ切断用下敷きテープは、請求項1に記載の壁紙同士の重ね合わせ面に接する側の表面に、模様又は着色が現れていることを特徴とするものである。
【0018】
請求項3に記載された発明に係る重ね合わせ切断用下敷きテープは、請求項1又は2に記載の壁紙同士の重ね合わせ面に接する側の表面に、凹凸が形成されていることを特徴とするものである。
【0019】
請求項4に記載された発明に係る重ね合わせ切断用下敷きテープは、請求項1〜3の何れか1項に記載の壁紙同士の重ね合わせ面に接する側の表面の全面又は一部に、剥離コート処理が施されていることを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明においては、下地壁面に貼着される壁紙同士の重ね合わせ部の切断に際してこの重ね合わせ部の下地壁面側に配置して下地壁面を保護するための下敷きテープにおいて、2つの樹脂フィルム層と、これら樹脂フィルム層の間に形成され、樹脂フィルム層の破断の伝達を阻止する破断伝達阻止層との積層構造を備えたものである。このため、作業者が施工効率を下げることなく、かつ下地基材を切らない下敷きテープを得ることができる。
【0021】
即ち、1枚の樹脂フィルムで構成された従来の下敷きテープでは、単体にて成型されているため、一度カッター等で切れ目が加わることにより、ストレスクラッキング現象(破断現象)が発生し、これが刃先より先に刃先の進行方向へ伝達するため、急激に面強度が低下する。本発明では、2つの樹脂フィルム層と破断伝達阻止層との積層構造となっているため、壁紙に接する樹脂フィルム層でカッター等の刃先で破断が生じても、刃先が破断阻止層に達するまでは先の樹脂フィルム層で生じた破断は下地に接する樹脂フィルムまで伝達することがない。
【0022】
破断伝達阻止層としては、壁紙に接する樹脂フィルム層がカッターの刃等で破断された場合に、容易に刃を下地側の樹脂フィルム層に伝達させないように阻害するものであればよく、より好ましくは、刃先自体が樹脂フィルム層を貫いて到達した場合に容易に破断せず、破断しても破断を伝達させ難い物質であって、尚且つ、樹脂フィルム層の可撓性を阻害しない程度の可撓性の物質が存在すればよい。
【0023】
先ず、壁紙に接する樹脂フィルム層がカッターの刃等で破断された場合に、容易に刃を下地側の樹脂フィルム層に伝達させないように阻害するものとしては、破断エネルギーを自身の形状を変化させることにより吸収する粘性のある半固形状の物質を介在させることが挙げられる。その具体例としては、2つの樹脂フィルム層と破断伝達阻止層との積層構造を一体化させるためにも、半固形状の接着剤、より好ましくは、ウレタン系接着剤等の樹脂製接着剤、ゴム系接着剤が好ましい。
【0024】
次に、刃先自体が樹脂フィルム層を貫いて到達した場合に刃先によって容易に破断せず、破断しても破断を伝達させ難い物質であって樹脂フィルム層の可撓性を阻害しない程度の可撓性の物質を介在させることとしては、固形状物質、例えば、ゴム状物質、紙状物質、織物状物質、編物状物質、金属板状物質及びこれらにフッ素樹脂等の防傷コートをしたものやフッ素樹脂等の防傷コートした樹脂フィルムなどを介在させることが挙げられる。更に、好ましくは、これら固形状物質を2つの樹脂フィルム層に挟んで一体化させるために半固形状の樹脂製接着剤、ゴム系接着剤を含む。
【0025】
従って、好ましい態様としては、破断伝達阻止層が、2つの樹脂フィルム層の各々を接着する半固形状の接着剤を含むものを開示する。
【0026】
また、本発明における樹脂フィルム層の材質としては、下敷きテープとして壁紙の糊付時に壁紙の片端辺に沿って貼着することができる可撓性を有する樹脂フィルムの素材からなるものであればよく、例えば、ポリプロピレン.ポリエチレン、ポリエステル、ポリスチレン、ナイロン、ビニロン、塩化ビニル等が挙げられる。
【0027】
更に、本発明の下敷きテープの厚さ、即ち、2つの樹脂フィルム層と破断伝達阻止層との積層構造の合計の厚さは、150μm以下であれば、壁紙の糊付時に壁紙の片端辺に沿って貼着することができ、厚みの分壁紙が長めに切断されてジョイント部分の突き上がることもない。また、樹脂フィルム層の厚さは、加工性の問題から20μm以上、より好ましくは30〜60μmである。破断伝達阻止層の厚さとしては、固形状物質では、20μmより薄くすることは難しく、概ね30〜60μmであり、一体化するための接着剤の厚さとしては固形状物質に塗布したり含浸させたりすればよいため、1μm〜10μm程度より好ましくは5〜10μmである。そのため、破断伝達阻止層として固形状物質を含む場合には、62μm以上より好ましくは100μm〜150μmとなる。尚、半固形状の接着剤のみを挟むのであれば、3μm以上30μm以下の厚さより好ましくは10〜30μmの厚さであれば、刃を下地側の樹脂フィルム層まで到達させ難くなる。そのため、伝達阻止層として固形状物質を含まない場合には、43μm以上より好ましくは70〜150μmとなる。
【0028】
また、本発明の好ましい実施態様としては、壁面同士の重ね合わせ面に接する側の表面に、模様又は着色が現れている下敷きテープが挙げられる。模様又は着色は重ね合わせ面に接する側の表面に現れていればよいため、着色された樹脂フィルム層を用いたり、重ね合わせ面に接する樹脂フィルム層が透明又は半透明であるのならば、好ましくは模様又は着色は重ね合わせ面に接する樹脂フィルム層の内側や破断伝達阻止層の前記樹脂フィルム層側に施す。模様又は着色の方法としては、樹脂フイルム層の一面に予めグラビア印刷法などにより模様を印刷又は着色しておき、その上から接着剤にてもう1つのフィルムを張り合わせる方法が効率的である。あるいは、破断伝達阻止層の接着剤に直接着色剤を混合してもよい。この目的は、着色により、フィルムの存在が判別しやすく、壁紙切断後の剥がし忘れを防止することにある。尚、印刷面を表面にしないことは、下敷きテープ使用時のフィルムからの着色成分の壁紙や接着剤への移行を極力防ぐ効果もある。
【0029】
更に、本発明の別の好ましい実施態様としては、壁紙同士の重ね合わせ面に接する側の表面に、凹凸が形成されているものが挙げられる。これは、重ね合わせ部分をカッター等の刃で切断する際に、凹凸に触れる刃先の凹凸感により刃圧を調整することができる。また、壁紙との接触面積が凹凸によって小さくなるため、壁紙に塗布した糊が不用意に下敷きテープに転写されることを防ぐ効果もある。凹凸としては、ドット状の凹み、ドット状の突起、長手方向に交差する方向に平行な突条、長手方向に交差する方向に平行な溝状、網目状の突条、網目状の溝状などが挙げられる。
【0030】
また、本発明の別の好ましい実施態様としては、壁紙同士の重ね合わせ面に接する側の表面の全面又は一部に、剥離コート処理が施されているものが挙げられる。これにより、壁紙に施された糊が下敷きテープ側に取られることを防ぐことができる。剥離コート処理は、例えば、フッ素樹脂を壁紙同士の重ね合わせ面に接する樹脂フィルム層の表面の全面に施すこともできるが、平行な線状、網目状に施すことも可能である。尚、一旦重ね合わせ面を貼った後に重ね合わせ面を剥がして下敷きシートを施す施工方法を行う場合を想定して、下地側に接する側の表面の全面又は一部に剥離コートを施してもよい。
【0031】
【実施例】
実施例1.下敷きテープ
図1は本発明の一実施例の下敷きテープの構成を模式的に示す説明図であり、a図は側面図、b図は平面図である。図に示す通り、ポリプロピレンフィルム(厚さ:50μm)(11)(12)同士をウレタン系接着剤(厚さ:20μm)(13)にてラミネート加工を施したフィルム(10)(以下、単に「下敷きテ−プ」と記す)を作成した。尚、壁紙同士の重ね合わせ面に接する側の表面には、フッ素樹脂による剥離コート層(15)を長手方向に対して直交する方向に一定間隔を置いて行った。
【0032】
得られた下敷きテープを用いて目透き量の測定試験を行った。なお、試験方法としては、当該フィルムを下敷きにし壁紙を貼りあわせ、重ね切りした後、壁紙の目透き量を測定した。なお切断方法として、下地基材を切らないようにカッターの押し圧を加減したものと、ある程度カッターの押し圧を強め、下地基材に傷を与えた場合にて試験を行った。結果を表1に示す。
【0033】
表1の結果より下敷きテープは、カッターの押し圧にかかわらず、殆ど突き付け施工と同程度の目透き量に納まった。推定理由として、従来のフィルムは、−端カッタ−刃が侵入すると、フィルムが引き裂かれ易く、容易に下地基材にまで刃が到達するものと思われる。
【0034】
【表1】
【0035】
一方、下敷きテ−プは、フィルム材料と異種材料のウレタン系接着剤が介在する不均一材料のため、刃物の侵入具合が一定にならず結果的に刃物の侵入にストップがかかるためと思われる。そのため、押し圧小の場合は、下地基材を全く切断しない事から当然、目透き量は小さく納まるが、押し圧大の場合でも、完全に下地材料が切断されておらず、切断の無い箇所で下地材料の面強度をキープしているものと思われる。
【0036】
実施例2.その他のテープ
図2は本発明の別の実施例の下敷きテープの構成を模式的に示す説明図であり、a図は側面図、b図は平面図である。図に示す通り、施工時に壁紙側になる透明フィルム層(21)の下面に着色層(24)を作成し、これに破断伝達阻止層(23)を施工時に下地側になる透明フィルム層(22)を積層して一体にしている。破断伝達阻止層(23)として、合成繊維からなる網(24)に接着剤(25)を含浸させてこの着色層(24)により、フィルムの存在が判別しやすく、壁紙切断後の剥がし忘れを防止する。また、着色層が直接壁紙に触れないため、下敷きテープ使用時のフィルムからの着色成分の壁紙や接着剤への移行を防ぐことができる。尚、この着色層は模様でもよい。
【0037】
図3は本発明の別の実施例の下敷きテープの構成を模式的に示す説明図であり、a図は側面図、b図は平面図である。図に示す通り、樹脂フィルム層(31)(32)同士を破断伝達阻止層(33)にてラミネート加工にて一体と作成した下敷きテープを得た。壁紙同士の重ね合わせ面に接する側の樹脂フィルム層(31)にテープ長手方向に直交する突条(34)を一定の間隔で形成させている。これにより、下地側の樹脂フィルム層の破断伝達阻止層側の表面に形成された突条(34)に触れる刃先の凹凸感により刃圧を調整することができる。
【0038】
図4は図1〜図3の何れかのテープ(41)を紙管(42)に巻いた状態を示す説明図である。図1に示したテープや図2に示したテープは長手方向に紙管(32)に捲回された形態で製造・販売される。これにより、糊付機械のテープガイドにセット可能である。
【0039】
尚、その他にも、2つの樹脂フィルム層の間に、ゴムフィルム、紙、織物、編物、及びこれらにフッ素樹脂等の防傷コートをしたものやフッ素樹脂等の防傷コートした樹脂フィルムなどを接着剤を塗布したり、含浸させて一体としたものが挙げられる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は以上説明した通り、作業者が施工効率を下げることなく、かつ下地基材を切らない下敷きテープを得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の下敷きテープの構成を模式的に示す説明図であり、a図は側面図、b図は平面図である。
【図2】本発明の別の実施例の下敷きテープの構成を模式的に示す説明図であり、a図は側面図、b図は平面図である。
【図3】本発明の別の実施例の下敷きテープの構成を模式的に示す説明図であり、a図は側面図、b図は平面図である。
【図4】テープを紙管に巻いた状態を示す説明図である。
Claims (4)
- 下地壁面に貼着される壁紙同士の重ね合わせ部の切断に際してこの重ね合わせ部の下地壁面側に配置して下地壁面を保護するための下敷きテープにおいて、
2つの樹脂フィルム層と、これら樹脂フィルム層の間に形成され、樹脂フィルム層の破断の伝達を阻止する破断伝達阻止層との積層構造を備え、
前記破断伝達阻止層が、2つの樹脂フィルム層の各々を接着するウレタン系接着剤又はゴム系接着剤の半固形状の接着剤を含むことを特徴とする重ね合わせ切断用下敷きテープ。 - 前記壁紙同士の重ね合わせ面に接する側の表面に、模様又は着色が現れていることを特徴とする請求項1に記載の重ね合わせ切断用下敷きテープ。
- 前記壁紙同士の重ね合わせ面に接する側の表面に、凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の重ね合わせ切断用下敷きテープ。
- 前記壁紙同士の重ね合わせ面に接する側の表面の全面又は一部に、剥離コート処理が施されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の重ね合わせ切断用下敷きテープ。
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