JP2564438B2 - ヒステリシス・コンパレータ及びこれを用いたトラック横断信号作成回路 - Google Patents

ヒステリシス・コンパレータ及びこれを用いたトラック横断信号作成回路

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JP2564438B2
JP2564438B2 JP3260317A JP26031791A JP2564438B2 JP 2564438 B2 JP2564438 B2 JP 2564438B2 JP 3260317 A JP3260317 A JP 3260317A JP 26031791 A JP26031791 A JP 26031791A JP 2564438 B2 JP2564438 B2 JP 2564438B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図13〜図16) 発明が解決しようとする課題(図17) 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a)ヒステリシス・コンパレータの第1の実施例の説明
(図2乃至5図) (b)光ディスク装置の第1の実施例の説明(図6乃至図
7) (c)ヒステリシス・コンパレータの第2の実施例の説明
(図8乃至図9) (d)光ディスク装置の第2の実施例の説明(図10乃至
図12) (e)他の実施例の説明 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号を所定の電圧
でスライスするとともに、出力を入力側に帰還して、ヒ
ステリシス特性を備えるヒステリシス・コンパレータ及
びこれを用いたトラック横断信号作成回路に関する。
【0003】光ディスク装置(光磁気ディスク装置を含
む)は、磁気ディスク装置に比べ、記憶容量が大きいと
いう利点があり、外部記憶装置として注目されている。
このような、光ディスク装置等では、光ディスクからの
反射光からトラックエラー信号を得て、このトラックエ
ラー信号をコンパレータでスライスして、トラック横断
信号を生成し、これにより、トラック位置及び速度を検
出し、シーク制御している。
【0004】このため、トラックエラー信号にノイズ及
びオフセットが乗っても、正確にトラック横断信号を生
成できるコンパレータが望まれる。
【0005】
【従来の技術】図13は光ディスク装置の説明図、図1
4はトラックゼロクロス信号の説明図、図15はトラッ
ク横断動作の説明図である。
【0006】図13に示すように、図示しないスピンド
ルモータにより回転される光ディスク(光磁気ディス
ク)2に対し、光ディスク2に光ビームを照射する光学
ヘッド3と、光学ヘッド3を光ディスク2の径方向に駆
動するモータ(ボイスコイルモータ)1とが設けられて
いる。
【0007】一方、図14に示すように、光ディスク2
は、案内溝間にトラックが配置されており、光学ヘッド
3の光ビームの照射による光ディスク2から反射光を、
光学ヘッド3の対物レンズ31を介し2分割光検出器3
0により受光し、2分割光検出器30の受光出力A、B
の差を、TES(トラックエラー信号)作成回路10で
とり、トラックエラー信号TESを作成する。
【0008】このトラックエラー信号TESは、オフセ
ット補償回路11でオフセット補償され、位相進み回路
12で高域成分の位相を進め、トラックサーボスイッチ
13、加算器14を介し、パワーアンプ16に入力し、
対物レンズ31をトラック方向に駆動するトラック・ア
クチュエータ・コイル(図示せず)を駆動して、光ビー
ムをトラックに追従制御する。
【0009】一方、位相進み回路12のトラックエラー
信号TESは、トラック横断毎の周期の正弦波をなして
おり、このトラックエラー信号TESを高速コンパレー
タ15に入力し、図14のように、ゼロスライスし、ト
ラックゼロクロス信号TZCを生成し、トラックカウン
タ17でトラックゼロクロス信号TZCを計数し、これ
により、制御部(MPU)4は、光学ヘッド3の位置、
速度を求め、デジタル・アナログ・コンバータ22、パ
ワーアンプ24を介し、ボイスコイルモータ1、をシー
ク制御する。
【0010】又、光学ヘッド3の対物レンズ31の位置
をレンズポジション作成回路18により発生し、位相進
み回路19で高域成分を進め、制御部4がシーク中にス
イッチ21をオンし、レンズポジション信号LPOSを
パワーアンプ16に入力し、対物レンズ31をロック制
御する。
【0011】尚、デジタル・アナログ・コンバータ20
は、シークの最後において、トラックアクチュエータ制
御信号を加算器14に入力し、トラック・アクチュエー
タ・コイルを駆動して、シーク位置決めの安定を得るた
めに設けられている。
【0012】このような光ディスク装置では、コンパレ
ータ15は、図14、図15に示すように、トラックエ
ラー信号TESを一定のスライスレベル(アナログ中心
電圧Vref)でスライスして、トラックゼロクロス信
号TZCを生成するものであった。
【0013】ところで、図15に示すように、光ディス
ク2のトラックには、ID部(プレピット部)があり、
ID部では、案内溝が途切れているため、トラックエラ
ー信号TESに、図の様に、スパイク状のノイズがの
る。
【0014】このため、ID部からID後部にかけて、
トラックエラー信号TESが割れ、トラックエラー信号
TESをゼロレベルスライスしたトラックゼロクロス信
号TZCに余分のパルスが生じ、正確なトラック横断を
再現できなくなり、トラック位置誤差、速度誤差が生じ
る。
【0015】図16は従来技術の説明図である。このよ
うな、ノイズを除去できるコンパレータとして、特開平
3−36813号公報等に示されるように、出力を入力
側に正帰還して、ヒステリシス特性を持たせるヒステリ
シス・コンパレータが知られている。
【0016】ヒステリシス・コンパレータは、図16
(A)に示すように、コンパレータ15のマイナス側
に、入力信号(トラックエラー信号)TESを、プラス
側にアナログ基準電圧(DCオフセット電圧)Vref
を抵抗R3を介し入力し、出力側は、抵抗R1を介し+
Vccでつり、出力電圧を抵抗R2により、直流結合し
て、入力プラス側に正帰還するものである。
【0017】この動作を、図16(B)、(C)を用い
て説明すると、図16(A)の回路の等価回路は、図1
6(B)の如くなり、出力のロー/ハイはスイッチで表
される。
【0018】この時、抵抗R1が、抵抗R2、R3と比
較して、充分小さいとすると、図16(C)の等価回路
となり、出力がハイの時のa点の電位Vhは、下記の
(1)式で示される。
【0019】
【数1】
【0020】一方、出力がローの時のa点の電位V1
は、下記(2)式で示される。
【0021】
【数2】
【0022】中心をVrefとすると、中心Vrefに
対する出力がハイの時のa点の電位の幅Vh′は、下記
(3)式で示される。
【0023】
【数3】
【0024】又、中心Vrefに対する出力がローの時
のa点の電位の幅V1′は、下記(4)式で示される。
【0025】
【数4】
【0026】(3)式及び(4)式より、Vcc=2・
Vrefの時に、電位幅Vh′、V1′が等しくなり、
ヒステリシスは、中心Vrefに対し、正負対称とな
る。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】図17は従来技術の問
題点説明図である。図17(A)に示すように、トラッ
クエラー信号TESのサーボゼロ点は、Vrefにバイ
アスされており、従来技術のヒステリシスは、図に示す
ように、トラックエラー信号TESがヒステリシスより
高くなると、V1に下がり、トラックエラー信号TES
がヒステリシスより低くなると、Vhに上がり、トラッ
クエラー信号TESに乗るノイズを検出しないようにで
きる。
【0028】しかしながら、単電源を用いる時は、アナ
ログ回路を正負に動作するため、+Vccと接地0ボル
トの間に、アナログ基準(DCオフセット)電圧Vre
fをプラス側に設け、ここをアナログゼロ電圧として、
正負に動作できるようにしている。
【0029】このアナログ基準電圧Vrefは、極めて
安定であるからスライスの基準電圧として適している
が、約1.8ボルトであり、+Vccが約5ボルトである
から、前述の正負対称の条件を満たさなくなり、図17
(A)に示すように、ヒステリシスがアナログ基準電圧
Vrefに対し、正負非対称となり、次の問題が生じ
る。
【0030】図17(A)に示すように、ハイ側のヒ
ステリシス幅が小さく、負側のトラックエラー信号TE
Sにのったノイズを検出してしまい、ノイズに対するマ
ージンが少なく、誤検出を起こしやすい。
【0031】トラックエラー信号TES自体にオフセ
ットがあると(例えば、図17では上側にオフセットが
あると)、トラックゼロクロス信号TZCの過検出、誤
検出を生じて、オフセットに対するマージンも少なくな
る。
【0032】ヒステリシスを正負対称とするため、正
負両電源を用いると、電源回路が複雑となり、アナログ
回路も正負電源で動作するものが必要となり、回路規模
が大型となる。
【0033】従って、本発明は、単電源を用いて、ヒス
テリシスを正負対称とすることができるヒステリシス・
コンパレータを提供することを目的とする。又、本発明
は、ヒステリシスを正負対称とすることができるヒステ
リシス・コンパレータを用いて、トラックゼロクロス信
号の過検出、誤検出を防止することができるトラック横
断信号作成回路を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、入力信号を、所定の電圧で
スライスするコンパレータ15の出力を入力側に帰還し
てなるヒステリシス・コンパレータにおいて、該帰還回
路を抵抗とコンデンサの直列回路から成る微分回路R
2、C1で構成したことを第1の特徴とする。
【0035】そして、本発明の請求項は、前記微分回
路R2、C1の減衰時間が、前記入力信号の周期より長
くなるように、前記微分回路R2、C1の時定数を定め
たことを特徴とする。
【0036】本発明の請求項は、請求項において、
前記微分回路R2、C1による帰還量が、前記入力信号
の振幅よりも小さいことを特徴とする。本発明の請求項
は、請求項において、前記帰還量を可変に構成した
ことを特徴とする。
【0037】本発明の請求項は、請求項において、
前記微分回路R2、C1の抵抗R2と並列に、抵抗R4
とスイッチSWとの直列回路を設けたことを特徴とす
る。本発明の請求項は、請求項1のヒステリシス・コ
ンパレータに、光ディスク2からの光により光学ヘッド
3が出力するトラックエラー信号を入力し、トラック横
断信号を得ることを特徴とする。
【0038】本発明の請求項は、請求項において、
前記トラック横断信号により、前記光学ヘッド3を駆動
する駆動部1をシーク制御する制御部4が、前記光学ヘ
ッド3の位置及び速度を検出することを特徴とする。
【0039】本発明の請求項は、請求項のヒステリ
シス・コンパレータに、光ディスク2からの光により光
学ヘッド3が出力するトラックエラー信号を入力し、ト
ラック横断信号を得るとともに、前記光学ヘッド3を駆
動する駆動部1をシーク制御する制御部4が、前記スイ
ッチSWを制御することを特徴とする。
【0040】本発明の請求項は、請求項において、
前記制御部4は、高速シーク時に、前記スイッチSWを
オフし、低速シーク時に、前記スイッチSWをオンする
ことを特徴とする。
【0041】
【作用】本発明の請求項1では、ヒステリシス・コンパ
レータにおいて、正帰還回路を微分回路R2、C1で構
成したので、交流結合により正帰還でき、従来の直流結
合による正帰還によるコンパレータ出力電圧とアナログ
基準電圧との差に相当する直流分圧電圧が帰還される代
わりに、コンパレータ出力電圧変化の微分量が帰還され
ることになり、帰還量は、抵抗R2の調整によりアナロ
グ基準電圧によって影響を受けなくなるので、ヒステリ
シスを正負対称にすることができる。
【0042】更に、本発明の請求項では、微分回路R
2、C1の減衰時間が、入力信号の周期より長くるの
で、所定の幅のヒステリシスを得ることができる。又、
減衰時間を長くしても、微分回路の抵抗の調整により、
帰還レベルを変化でき、ヒステリシス幅を正負対称に所
定の幅にすることができる。本発明の請求項では、微
分回路R2、C1による帰還量が、入力信号の振幅より
も小さく設定するので、ヒステリシス幅が入力信号の振
幅を越えることがなく、適切に入力信号をスライスでき
る。
【0043】本発明の請求項では、帰還量を可変に構
成したので、入力信号の振幅に応じた幅のヒステリシス
を付与することができる。本発明の請求項では、微分
回路R2、C1の抵抗R2と並列に、抵抗R4とスイッ
チSWとの直列回路を設けたので、ヒステリシスの幅を
スイッチの制御で可変とすることができる。
【0044】本発明の請求項では、請求項1のヒステ
リシス・コンパレータに、光ディスク2からの光により
光学ヘッド3が出力するトラックエラー信号を入力し、
トラック横断信号を得るので、誤検出、未検出のないト
ラック横断信号を作成でき、ノイズ、オフセットに対す
るマージンを充分にとれる。
【0045】本発明の請求項では、トラック横断信号
により、光学ヘッド3を駆動する駆動部1をシーク制御
する制御部4が、光学ヘッド3の位置及び速度を検出す
るので、トラックエラー信号から光学ヘッド3の位置及
び速度を正確に検出でき、シーク制御を確実に、安定に
行うことができる。
【0046】本発明の請求項では、請求項のヒステ
リシス・コンパレータに、光ディスク2から光により光
学ヘッド3が出力するトラックエラー信号を入力し、ト
ラック横断信号を得るとともに、光学ヘッド3を駆動す
る駆動部1をシーク制御する制御部4が、スイッチSW
を制御するので、シーク速度により変化するトラックエ
ラー信号TESの振幅に応じたヒステリシスでトラック
横断信号を作成でき、トラックエラー信号から光学ヘッ
ド3の位置及び速度を正確に検出でき、シーク制御を確
実に、安定に行うことができる。
【0047】本発明の請求項では、制御部4は、高速
シーク時に、スイッチSWをオフし、低速シーク時に、
スイッチSWをオンするので、高速シーク時に、アンプ
等の周波数特性により、振幅減少するトラックエラー信
号TESに対し、小さいヒステリシス幅でスライスし、
低速シーク時に、振幅減少しないトラックエラー信号T
ESに対し、大きなヒステリシス幅でスライスして、ト
ラック横断信号を作成できる。
【0048】
【実施例】
(1)ヒステリシス・コンパレータの第1の実施例の説明 図2は本発明の第1の実施例説明図、図3乃至図5は本
発明の第1の実施例動作説明図(その1〜その3)であ
る。
【0049】図2において、図16で示したものと同一
のものは、同一の記号で示してあり、ヒステリシス・コ
ンパレータは、図2(A)に示すように、コンパレータ
15のマイナス側に、入力信号(トラックエラー信号)
TESを、プラス側に、アナログ基準電圧(DCオフセ
ット電圧)Vrefを抵抗R3を介し入力し、出力側は
抵抗R1を介し+Vccでつり、出力電圧を抵抗R2と
コンデンサC1の微分回路により、入力プラス側に正帰
還するものである。
【0050】この動作を、図2(B)、(C)を用いて
説明すると、図2(A)の回路の等価回路は、図2
(B)の如くなり、出力のロー/ハイはスライスで表さ
れる。この時、抵抗R1が、抵抗R2、R3と比較し
て、充分小さいとすると、図2(C)の等価回路とな
る。
【0051】この等価回路において、出力がローからハ
イに変化した場合の動作を図3により説明する。出力が
ローからハイに変化することは、抵抗R2に電圧Vcc
が接続され、電圧Vccから抵抗R2、コンデンサC
1、抵抗R3を介し電圧Vrefに、電流iが流れるこ
とになる。
【0052】ここで、コンデンサC1に蓄えられる電荷
をqとすると、電流iはdq/dt〔A〕、コンデンサ
C1の端子間電圧Vcはq/C1、抵抗R2、R3の降
下電圧Vrは(R2+R3)・iとなる。
【0053】従って、電圧Vrefと電圧Vccとの差
は、下記(5)式により表される。
【0054】
【数5】
【0055】この(5)式を整理すると、下記(6)式
となる。
【0056】
【数6】
【0057】(6)式の両辺を積分すると、下記(7)
式となる。
【0058】
【数7】
【0059】(7)式において、Kは積分定数であり、
これを−1nQkとおき、(7)式を変形すると、
(8)式となる。
【0060】
【数8】
【0061】(8)式より、(9)式が得られる。
【0062】
【数9】
【0063】ここで、初期条件として、q0=−C1・
Vref、t=0であるから、これを(9)式に代入す
ると、 −C1・Vref=C1(Vcc−Vref)−Qk となり、上式より、積分定数Qkは、 Qk=C1・Vcc となる。
【0064】これを(9)式に代入し、電荷量qを求め
ると、下記(10)式となる。
【0065】
【数10】
【0066】従って、コンデンサC1の端子間電圧Vc
(=q/C1)は、下記(11)式となる。
【0067】
【数11】
【0068】又、電流iは、(10)式を微分して、下
記(12)式となる。
【0069】
【数12】
【0070】これにより、a点電位Vaは、下記(1
3)式となる。
【0071】
【数13】
【0072】即ち、図3(B)に示すように、ローから
ハイに変化すると、a点電位Vaは、Vcc・R3/
(R2+R3)上昇し、図のように減衰し、最終的には
Vrefに収束する。
【0073】次に、図2(C)の等価回路において、出
力がハイからローに変化した場合の動作を図4により説
明する。出力がハイからローに変化することは、抵抗R
2がスイッチSWにより接地され、電圧Vrefから抵
抗R3、コンデンサC1、抵抗R2を介し接地側に、電
流iが流れることになる。
【0074】ここで、コンデンサC1に蓄えられる電荷
をqとすると、電流iはdq/dt〔A〕、コンデンサ
C1の端子間電圧Vcはq/C1、抵抗R2、R3の降
下電圧Vrは(R2+R3)・iとなる。
【0075】従って、電圧Vrefは、下記(14)式
により表される。
【0076】
【数14】
【0077】この(14)式を整理し、両辺を積分する
と、下記(15)式となる。
【0078】
【数15】
【0079】(15)式において、Kは積分定数であ
り、これを−1nQkとおき、(15)式を変形する
と、(16)式となる。
【0080】
【数16】
【0081】(16)式より、(17)式が得られる。
【0082】
【数17】
【0083】ここで、初期条件として、q0=−C1
(Vcc−Vref)、t=0であるから、これを(1
7)式に代入すると、 −C1(Vcc−Vref)=C1・Vref−Qk となり、上式より、積分定数Qkは、 Qk=C1・Vcc となる。
【0084】これを(17)式に代入して、電荷量qを
求めると、下記(18)式となる。
【0085】
【数18】
【0086】従って、コンデンサC1の端子間電圧Vc
(=q/C1)は、下記(19)式となる。
【0087】
【数19】
【0088】又、電流iは、(18)式を微分して、下
記(20)式となる。
【0089】
【数20】
【0090】これにより、a点電位Vaは、下記(2
1)式となる。
【0091】
【数21】
【0092】即ち、図4(B)に示すように、ハイから
ローに変化すると、a点電位Vaは、Vcc・R3/
(R2+R3)下降し、図のように減衰し、最終的には
Vrefに収束する。
【0093】この微分回路の時定数1/C1(R2+R
3)を小として、減衰時間を長くしておくと、予想され
るトラックエラー信号TESの最短周期は、図3
(B)、図4(B)の点線の位置となり、実質上±Vc
c・R3/(R2+R3)の帰還量が得られる。
【0094】これにより、図5(A)に示すように、初
期状態では、ヒステリシスは正負対称でないが、入力信
号TESとの比較結果により、直ちにヒステリシスはア
ナログ基準電圧Vrefを中心に正負対称となり、その
幅は、Vcc・R3/(R2+R3)であり、トラック
エラー信号TESの最小振幅より小さく設定する必要が
ある。
【0095】このため、図5(B)に示すように、トラ
ックエラー信号TESにのるノイズマージンが増加し、
トラックエラー信号TESのオフセットに対するマージ
ンも増加し、過検出、未検出のないトラック横断信号T
ZCが得られる。
【0096】(b)光ディスク装置の第1の実施例の説明 図6は本発明の第1の実施例光ディスク装置の構成図、
図7は本発明の第1の実施例光ディスク装置の動作説明
図である。
【0097】図6において、図13で示したものと同一
のものは、同一の記号で示してあり、図13との相違
は、トラック横断信号作成回路15が、図2のヒステリ
シス・コンパレータで構成されている点である。
【0098】図7により動作を説明すると、シークに先
立ち、制御部(MPU)4は、トラックカウンタ17
に、シークトラック数をセットし、加速電圧値をデジタ
ル・アナログ・コンバータ22に出力し、パワーアンプ
24を介しボイスコイルモータ1を加速駆動する。
【0099】この時、スイッチ21をオンし、レンズポ
ジション信号LPOSをパワーアンプ16に入力し、ト
ラックアクチュエータコイルをサーボ制御することによ
り、トラックアクチュエータの暴走を防止し、光学ヘッ
ド3からのレンズポジション信号LPOSによりトラッ
クアクチュエータを中立点に固定する。
【0100】これにより、光学ヘッド3が移動し、トラ
ックエラー信号作成回路10から正弦波状のトラックエ
ラー信号TESが発生し、トラック横断信号作成回路1
5でトラックゼロクロス信号TZCに変換される。
【0101】トラックカウンタ17は、トラックゼロク
ロス信号TZCの立ち上がりでダウンカウントし、残り
トラック数を示し、制御部4は内蔵タイマTMによる一
定周期毎に、トラックカウンタ17の内容を読み込み、
残りトラック数を得て、前回の読み取り残りトラック数
との差から実速度を算出する。
【0102】制御部4は、実速度が所定の設定速度に達
すると、加速を終了し、以降設定速度と実速度の差の駆
動電圧値をデジタル・アナログ・コンバータ22に出力
し、パワーアンプ24を介しボイスコイルモータ1を速
度制御する。
【0103】そして、トラックカウンタ17の残りトラ
ック数が、予定の減速開始点に達すると、予定の減速カ
ーブに従う指令速度と実速度の差の駆動電圧値をデジタ
ル・アナログ・コンバータ22に出力し、パワーアンプ
24を介しボイスコイルモータ1を減速制御する。
【0104】更に、減速終了時には、指令速度と実速度
の差の駆動電圧値のデジタル・アナログ・コンバータ2
2への出力を停止し、スイッチ21をオフして、レンズ
ボジション信号LPOSによるトラックサーボ制御を禁
止し、減速電圧値をデジタル・アナログ・コンバータ2
0に出力し、パワーアンプ16を介しトラックアクチュ
エータを駆動制御する。
【0105】このようにすると、ボイスコイルモータ1
の減速制御だけでなく、トラックアクチュエータの制御
により、位置決めされるので、光ビームのトラック位置
決めが安定し、迅速な位置決めが可能となる。
【0106】そして、目標トラックに到達すると、デジ
タル・アナログ・コンバータ20への出力を停止し、ス
イッチ13をオンし、トラックエラー信号TESによる
トラックアクチュエータのトラックサーボ制御を行うと
ともに、トラックアクチュエータによる対物レンズ31
の移動量に応じたレンズポジション信号LPOSにより
パワーアンプ24を介しボイスコイルモータ1を制御す
るダブルサーボを実行する。
【0107】このダブルサーボによって、対物レンズ3
1の移動でトラック追従制御をしつつ、ボイスコイルモ
ータ1で光学ヘッド3を移動して、対物レンズ31を中
心点に保持する。
【0108】このように、制御部4が、トラック位置、
実速度を得るためのトラック横断信号TZCを、ヒステ
リシス正負対称のトラック横断信号作成回路15から作
成するので、ID部等のノイズや、トラックエラー信号
TESのオフセットによる過検出、未検出のない正確に
トラック横断を反映したトラック横断信号TZCが得ら
れ、トラック・カウント・ミス、速度検出ミスを防止
し、正確で安定したシーク動作が可能となる。
【0109】 (c)ヒステリシス・コンパレータの第2の実施例の説明 図8は本発明のヒステリシス・コンパレータの第2の実
施例構成図、図9は本発明の第2の実施例説明図であ
る。
【0110】図8において、図2で示したものと同一の
ものは、同一の記号で示してあり、R4は抵抗であり、
微分回路の抵抗R2と並列に設けられるもの、SWはス
イッチであり、抵抗R4と直列に設けられ、制御部4に
より制御されるものである。
【0111】この実施例では、ヒステリシス・コンパレ
ータの帰還ゲインを可変に構成している。即ち、スイッ
チSWがオフの時は、第1の実施例と同様に、ヒステリ
シス幅は、Vcc・R3/(R2+R3)であるが、ス
イッチSWをオンすると、微分回路の抵抗値R′は、R
2・R4/(R2+R4)となり、ヒステリシス幅は、
Vcc・R3/(R′+R3)となり、ヒステリシス幅
を可変にできる。
【0112】このようにしたのは、図9に示すように、
トラックエラー信号TESは、シーク速度により周波数
が異なり、高速シーク程周波数が高くなり、約500キ
ロヘルツ程度にもなり、トラックエラー信号作成回路1
0等のアンプの帯域特性により、高周波成分の振幅が減
少する。
【0113】一方、ヒステリシス幅は、入力信号である
トラックエラー信号TESの振幅に対し、最適なマージ
ンが得られるものに設定すべきである。このため、図9
(A)に示すように、低速シーク時のトラックエラー信
号TESの振幅に合わせてヒステリシス幅を設定する
と、図9(B)に示すように、高速シーク時の減少した
トラックエラー信号TESの振幅に対しては、ヒステリ
シス幅が過大となり、特にオフセットに対するマージン
が小さくなる。
【0114】このため、ヒステリシス幅を、トラックエ
ラー信号TESの振幅に合わせて変化させている。ここ
では、制御部4が、100トラック未満の近距離シーク
では、速度が最高速度に達する前に、減速するから、ト
ラックエラー信号TESは低周波数であり、アンプによ
る振幅制限を受けないので、制御部4は、スイッチSW
をオンし、ヒステリシス幅を大きくとり、遠距離シーク
では、速度が最高速度に達し、トラックエラー信号TE
Sは高周波数となり、アンプによる振幅制限を受けるの
で、制御部4はスイッチSWをオフし、ヒステリシス幅
を小さくして、トラックエラー信号TESの振幅に応じ
たヒステリシス幅を得るようにしている。
【0115】これにより、入力信号の振幅に応じたヒス
テリシス幅で、入力信号をスライスすることができる。 (d)光ディスク装置の第2の実施例の説明 図10は本発明の第2の実施例光ディスク装置の構成
図、図11は本発明の第2の実施例光ディスク装置の動
作説明図、図12は本発明の第2の実施例トラック横断
信号作成動作説明図である。
【0116】図10において、図13で示したものと同
一のものは、同一の記号で示してあり、図13との相違
は、トラック横断信号作成回路15が、図8のヒステリ
シス・コンパレータで構成されている点である。
【0117】図11により動作を説明すると、シークに
先立ち、制御部(MPU)4は、トラックカウンタ17
に、シークトラック数をセットし、ヒステリシス・コン
パレータ15のスイッチSWをオフし、ヒステリシス幅
を小のW2に設定し、加速電圧値をデジタル・アナログ
・コンバータ22に出力し、パワーアンプ24を介しボ
イスコイルモータ1を加速駆動する。
【0118】この時、スイッチ21をオンし、レンズポ
ジション信号LPOSをパワーアンプ16に入力し、ト
ラックアクチュエータコイルをサーボ制御することによ
り、トラックアクチュエータの暴走を防止し、光学ヘッ
ド3からのレンズポジション信号LPOSによりトラッ
クアクチュエータを中立点に固定する。
【0119】これにより、光学ヘッド3が移動し、トラ
ックエラー信号作成回路10から正弦波状のトラックエ
ラー信号TESが発生し、トラック横断信号作成回路1
5でヒステリシス幅W2でトラックゼロクロス信号TZ
Cに変換される。
【0120】トラックカウンタ17は、トラックゼロク
ロス信号TZCの立ち上がりでダウンカウントし、残り
トラック数を示し、制御部4は内蔵タイマTMによる一
定周期毎に、トラックカウンタ17の内容を読み込み、
残りトラック数を得て、前回の読み取り残りトラック数
との差から実速度を算出する。
【0121】制御部4は、実速度が所定の設定速度に達
すると、加速を終了し、以降設定速度と実速度の差の駆
動電圧値をデジタル・アナログ・コンバータ22に出力
し、パワーアンプ24を介しボイスコイルモータ1を速
度制御する。
【0122】そして、トラックカウンタ17の残りトラ
ック数が、予定の減速開始点に達すると、予定の減速カ
ーブに従う指令速度と実速度の差の駆動電圧値をデジタ
ル・アナログ・コンバータ22に出力し、パワーアンプ
24を介しボイスコイルモータ1を減速制御する。
【0123】更に、減速終了時には、指令速度と実速度
の差の駆動電圧値のデジタル・アナログ・コンバータ2
2への出力を停止し、スイッチ21をオフして、レンズ
ポジション信号LPOSによるトラックサーボ制御を禁
止し、減速電圧値をデジタル・アナログ・コンバータ2
0に出力し、パワーアンプ16を介しトラックアクチュ
エータを駆動制御する。
【0124】この時、トラックエラー信号TESの周波
数が低くなり、振幅制限をうけなくなるから、スイッチ
SWをオンし、ヒステリシス幅を大のW1に設定する。
このようにすると、ボイスコイルモータ1の減速制御だ
けでなく、トラックアクチュエータの制御により、位置
決めされるので、光ビームのトラック位置決めが安定
し、迅速な位置決めが可能となる。
【0125】そして、目標トラックに到達すると、デジ
タル・アナログ・コンバータ20への出力を停止し、ス
イッチ13をオンし、トラックエラー信号TESによる
トラックアクチュエータのトラックサーボ制御を行うと
ともに、トラックアクチュエータによる対物レンズ31
の移動量に応じたレンズポジション信号LPOSにより
パワーアンプ24を介しボイスコイルモータ1を制御す
るダブルサーボを実行する。
【0126】このダブルサーボによって、対物レンズ3
1の移動でトラック追従制御をしつつ、ボイスコイルモ
ータ1で光学ヘッド3を移動して、対物レンズ31を中
心点に保持する。
【0127】このように、制御部4が、トラック位置、
実速度を得るためのトラック横断信号TZCを、ヒステ
リシス正負対称のトラック横断信号作成回路15から作
成するので、ID部等のノイズや、トラックエラー信号
TESのオフセットによる過検出、未検出のない正確に
トラック横断を反映したトラック横断信号TZCが得ら
れ、トラック・カウント・ミス、速度検出ミスを防止
し、正確で安定したシーク動作が可能となる。
【0128】又、遠距離のシークでも、図12のよう
に、シーク開始から急激にトラックエラー信号TESの
周波数が高くなることから、シーク開始からヒステリシ
ス幅を小のW2に設定し、シーク終了時のトラックエラ
ー信号TESの周波数が低くなった時に、ヒステリシス
幅を大のW1として、トラックエラー信号TESの振幅
に応じた最適のヒステリシス幅を設定し、振幅にかかわ
らずマージンを最大とし、一層トラック・カウント・ミ
ス、速度検出ミスを防止し、正確で安定したシーク動作
が可能となる。
【0129】さらに、100トラック未満の近距離シー
クの場合は、速度が設定速度に達する前に、減速するか
ら、近距離シークか遠距離シークかを判定して、近距離
シークなら、スイッチSWをオンのまま、シークを開始
する。
【0130】(e)他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。 光ディスク装置を例に説明したが、光磁気ディスク装
置にも適用でき、トラック横断信号の作成のみならず、
他の交流信号にも適用できる。
【0131】ヒステリシス・コンパレータの正側に帰
還しているが、負側に帰還しても実現できる。 図8の例において、スイッチと抵抗の直列回路を複数
個、微分回路の抵抗に並列に設け、ヒステリシス幅を複
数段階に可変とすることもできる。
【0132】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 ヒステリシス・コンパレータの帰還回路を、微分回路
で構成したので、ヒステリシスを正負対称とすることが
でき、入力信号のノイズ、オフセットに対するマージン
を最大にでき、入力信号を正確に反映した矩形波を出力
できる。
【0134】単電源で実現できるため、電源回路、周
辺回路の回路規模を大きくすることなく実現できる。時定数を長くしているので、正負対称の所望の幅のヒ
ステリシスを得ることができ、入力信号全般に渡り、ノ
イズを除去できる。 このようにしても、微分回路の抵抗により、帰還レベ
ルを制御できるため、適切な帰還レベルを得ることがで
き、所望の幅のヒステリシスを得ることができ、検出性
能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明のヒステリシス・コンパレータの第1の
実施例説明図である。
【図3】本発明の第1の実施例動作説明図(その1)で
ある。
【図4】本発明の第1の実施例動作説明図(その2)で
ある。
【図5】本発明の第1の実施例動作説明図(その3)で
ある。
【図6】本発明の光ディスク装置の第1の実施例構成図
である。
【図7】本発明の第1の実施例光ディスク装置の動作説
明図である。
【図8】本発明のヒステリシス・コンパレータの第2の
実施例構成図である。
【図9】本発明の第2の実施例説明図である。
【図10】本発明の光ディスク装置の第2の実施例構成
図である。
【図11】本発明の第2の実施例光ディスク装置の動作
説明図である。
【図12】本発明の第2の実施例トラック横断信号作成
動作説明図である。
【図13】光ディスク装置の説明図である。
【図14】トラックゼロクロス信号の説明図である。
【図15】トラック横断動作の説明図である。
【図16】従来技術の説明図である。
【図17】従来技術の問題点説明図である。
【符号の説明】 1 ボイスコイルモータ(駆動部) 2 光ディスク 3 光学ヘッド 4 制御部(MPU) 10 トラックエラー信号作成回路 15 コンパレータ(トラック横断信号作成回路) 17 トラックカウンタ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を、所定の電圧でスライスする
    コンパレータ(15)の出力を入力側に帰還してなるヒ
    ステリシス・コンパレータにおいて、 該帰還回路を抵抗とコンデンサの直列回路からなる微分
    回路(R2、C1)で構成し、且つ前記微分回路(R2、C1)の減衰時間が、前記入
    力信号の周期より長くなるように、前記微分回路(R
    2、C1)の時定数を定めたことを特徴とするヒステリ
    シス・コンパレータ。
  2. 【請求項2】 前記微分回路(R2、C1)による帰還
    量が、前記入力信号の振幅よりも小さいことを特徴とす
    る請求項のヒステリシス・コンパレータ。
  3. 【請求項3】 前記帰還量を可変に構成したことを特徴
    とする請求項のヒステリシス・コンパレータ。
  4. 【請求項4】 前記微分回路(R2、C1)の抵抗(R
    2)と並列に、抵抗(R4)とスイッチ(SW)との直
    列回路を設けたことを特徴とする請求項のヒステリシ
    ス・コンパレータ。
  5. 【請求項5】 請求項1のヒステリシス・コンパレータ
    に、光ディスク(2)からの光により光学ヘッド(3)
    が出力するトラックエラー信号を入力し、トラック横断
    信号を得ることを特徴とするトラック横断信号作成回
    路。
  6. 【請求項6】 前記トラック横断信号により、前記光学
    ヘッド(3)を駆動する駆動部(1)をシーク制御する
    制御部(4)が、前記光学ヘッド(3)の位置及び速度
    を検出することを特徴とする請求項のトラック横断信
    号作成回路。
  7. 【請求項7】 請求項のヒステリシス・コンパレータ
    に、光ディスク(2)からの光により光学ヘッド(3)
    が出力するトラックエラー信号を入力し、トラック横断
    信号を得るとともに、前記光学ヘッド(3)を駆動する
    駆動部(1)をシーク制御する制御部(4)が、前記ス
    イッチ(SW)を制御することを特徴とするトラック横
    断信号作成回路。
  8. 【請求項8】 前記制御部(4)は、高速シーク時に、
    前記スイッチ(SW)をオフし、低速シーク時に、前記
    スイッチ(SW)をオンすることを特徴とする請求項
    のトラック横断信号作成回路。
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