JP2564298Y2 - 換気扇カバーの取付具 - Google Patents

換気扇カバーの取付具

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JP2564298Y2
JP2564298Y2 JP245493U JP245493U JP2564298Y2 JP 2564298 Y2 JP2564298 Y2 JP 2564298Y2 JP 245493 U JP245493 U JP 245493U JP 245493 U JP245493 U JP 245493U JP 2564298 Y2 JP2564298 Y2 JP 2564298Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、換気扇カバーの取付具
に係り、特に、換気扇の油汚れ防止に好適な換気扇カバ
ーの取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭の厨房等において発生する
油煙、煤等を室外へ排出するために、各種の換気扇が用
いられている。この換気扇には、油煙等が付着しやすく
汚れやすいものであり、このような汚れを防止するため
に換気扇を被覆する換気扇カバーが用いられている。
【0003】前記換気扇カバーは、換気扇の前面に取付
けられて、汚れの原因となる油煙等を付着させるもので
あり、換気扇の代わりに換気扇カバー自身が汚れること
となる。そして、換気扇の使用状態において、換気扇カ
バーの汚れが進行してひどくなったり、目詰まりした場
合には、汚れた換気扇カバーを換気扇から取外し、汚れ
のない新しい換気扇カバーを換気扇に取付けることにな
る。
【0004】そこで、換気扇に対して換気扇カバーを交
換自在に取付けるための換気扇カバーの取付具として、
簡便性などの理由により各種の両面テープ等が従来から
用いられている。
【0005】ところで、このような換気扇カバーの取付
具として両面テープを用いたものにおいては、両面テー
プの粘着力により換気扇と換気扇カバーとを固着してい
るので、両面テープの粘着力が弱かったり、あるいは両
面テープの粘着力が経時変化により劣化したりすると、
使用中に換気扇カバーが換気扇から外れて落下するとい
う問題点があった。また、両面テープの粘着力が強い
と、換気扇カバーの交換時に、換気扇カバーが換気扇か
ら外れにくいという問題点があった。
【0006】このような問題点に対処するため、例え
ば、実開平3−115337号公報に開示されているよ
うに、換気扇と換気扇カバーとを容易に着脱自在とする
一体に形成された換気扇カバーの取付具が提案されてい
る。
【0007】前記実開平3−115337号公報に開示
されている従来の換気扇カバーの取付具について説明す
ると、図5に示すように、換気扇カバーの取付具1は、
換気扇カバーの外縁近傍に設けられた孔に係合される第
1係合部2と、前記第1係合部2に連設されているコイ
ルスプリング部3と、前記コイルスプリング部3に連設
されコイルスプリング部3と同軸心となる把手部4と、
前記把手部4に連設されており換気扇の枠体等の取付対
象物に係合されるフック状の第2係合部5とを1本の線
部材により一体に形成されている。そして、換気扇と換
気扇カバーとを取付ける場合には、図6に示すように、
まず、換気扇カバーの取付具1の第1係合部2を換気扇
カバー6の外縁近傍に設けられた孔7に通して係合させ
る。つぎに、換気扇カバー6を換気扇8の所定位置に配
置し、換気扇カバーの取付具1の把手部4を指先で把持
し、コイルスプリング部3を引張って伸ばしつつ第2係
合部5を換気扇8の枠体9に引掛けて係合するようにさ
れている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の換気扇カバーの取付具1においては、換気扇8
と換気扇カバー6とを確実に固着するとともに、換気扇
カバー6の交換を確実に行うことはできるものの、換気
扇カバーの取付具1の把手部4の位置が不明瞭で、消費
者が換気扇カバーの取付具1の把手部4を明確に認識で
きず、消費者が換気扇カバーの取付具1のどこを持てば
よいかわからず視認性が劣るとともに、把手部4を指先
で持ちにくく操作性に劣るという問題点があった。そし
て、この換気扇カバーの取付具1の第2係合部5の取付
対象物に固定される屈曲部10(図5)が、前記コイル
スプリング部3の外周位置より径方向外側に位置してい
るため、コイルスプリング部3の張力がコイルスプリン
グ部3の軸心方向と異なる方向に作用し、例えば、換気
扇8と換気扇カバー6との取付状態が安定せず、外れや
すいという問題点があった。
【0009】また、図7に示すように、前述した実開平
3−115337号公報に開示されている他の実施例の
換気扇カバーの取付具1aにおいては、換気扇カバーの
取付具1aのコイルスプリング部3aと把手部4aとが
離間されているため、把手部4aの視認性は向上するも
のの、コイルスプリング部3aと把手部4aとが平行に
延在した状態、すなわち、把手部4aの軸心がコイルス
プリング部3aと同一であるため、把手部4aを指先で
把持しにくく操作性に劣るという問題点があった。
【0010】本考案は、前述した従来のものにおける問
題点を克服し、換気扇に対する換気扇カバーの交換を簡
単かつ迅速に行うことのできる換気扇カバーの取付具を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため本考案の換気扇カバーの取付具は、換気扇カバーに
係合される第1係合部と、前記第1係合部に連設されて
いるコイルスプリング部と、前記コイルスプリング部に
連設されている把手部と、前記把手部に連設されており
取付対象物と係合される第2係合部とを1本の線部材に
より一体に形成した換気扇カバーの取付具において、前
記把手部を、前記コイルスプリング部の端部からコイル
スプリング部の軸心方向に延在する前記線部材にコイル
スプリング部の外周より径方向外側に位置し前記コイル
スプリング部の巻線方向と直交する方向のループ状に形
成し、第2係合部の屈曲部を前記コイルスプリング部の
軸心のほぼ延長線上に位置させるとともに、第2係合部
の自由端側を前記把手部が位置する平面に対し傾斜配置
させたことを特徴としている。
【0012】
【作用】前述した構成からなる本考案の換気扇カバーの
取付具によれば、換気扇カバーの取付具の把手部はコイ
ルスプリング部の巻線方向と直交する方向に形成されて
いるので、把手部の視認性が向上するとともに、把手部
を指先で把持しやすく、操作性を確実に向上させること
ができる。
【0013】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例により説明
する。
【0014】図1は本考案に係る換気扇カバーの取付具
の一実施例を示す正面図であり、図2は図1の側面図で
ある。
【0015】本実施例の換気扇カバーの取付具11は、
例えば適宜な線径のばね用ステンレス鋼線等の1本の線
部材11aを用い、図1および図2に示すように、上部
から順に第1係合部12、コイルスプリング部13、把
手部14、第2係合部15とが連設され一体に形成され
ている。
【0016】前記第1係合部12は、自由端12aをコ
イルスプリング部13に向かって湾曲させたほぼ丸フッ
ク状に形成されており、他端はコイルスプリング部13
に連設されている。
【0017】また、前記コイルスプリング部13は、密
着巻きにて成形された適宜なばね特性を有する引張りば
ねとされている。
【0018】さらに、前記把手部14は、コイルスプリ
ング部13の外周位置よりも外側に位置するとともにコ
イルスプリング部13の巻線方向と直交する方向におけ
るループ状に形成されている。
【0019】前記第2係合部15は、自由端15aをコ
イルスプリング部13に向かって湾曲させたほぼUフッ
ク状に形成されている。そして、ほぼUフック状とされ
た第2係合部15の屈曲部16(頂部)を前記コイルス
プリング部13の軸心CLのほぼ延長線上に位置させて
いる。さらに、図2に示すように、第2係合部15の自
由端15aは、把手部14が位置する平面に対し所望の
傾斜角度θをもって傾斜配置されている。
【0020】なお、前記第1係合部12および第2係合
部15の形状は、角フック状、Vフック状等の各種の形
状のものを選択することができ、特に、本実施例の形状
に限定されるものではない。
【0021】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について図3および図4を参照して説明する。
【0022】図3は本実施例の換気扇カバーの取付具が
換気扇カバーに取付けられた状態を示す斜視図であり、
図4は本実施例の換気扇カバーの取付具により換気扇カ
バーと換気扇とを取付ける状態を示す要部の縦断面図で
ある。
【0023】本実施例の換気扇カバーの取付具を用いた
換気扇と換気扇カバーとの取付について説明する。
【0024】まず、図3に示すように、本実施例の換気
扇カバーの取付具11の第1係合部12の自由端12a
(図1)を換気扇カバー17の外縁近傍に設けられた適
宜な貫通孔18に挿通させ、換気扇カバー17に換気扇
カバーの取付具11を係合させる。なお、換気扇カバー
17に換気扇カバーの取付具11を係合させた状態に
て、換気扇カバーの取付具11の把手部14を換気扇1
9(図4)の外側に位置させることが肝要である。
【0025】つぎに、図4に示すように、換気扇カバー
の取付具11を係合させた換気扇カバー17を換気扇1
9の所定位置に配置させ、換気扇カバーの取付具11の
把手部14を、例えば親指と人差し指とにより把持し、
コイルスプリング部13を引張って伸ばしつつ第2係合
部15の屈曲部16を取付対象物としての換気扇19の
枠体20の端に引掛けて係合し、換気扇19と換気扇カ
バー17との取付が完了する。
【0026】なお、換気扇19から換気扇カバー17を
取外す場合には、前述した手順を逆にすればよい。
【0027】そして、換気扇カバーの取付具11の把手
部14は、コイルスプリング部13の外周位置よりも外
側に位置するとともにコイルスプリング部13の巻線方
向と直交する方向にループ状に形成されているので、目
視による把手部14の視認性を格段に向上させることが
できる。さらに、換気扇カバーの取付具11を換気扇カ
バー17に係合させる場合、および換気扇カバーの取付
具11を換気扇19に係合させる場合に、把手部14を
親指と人差し指とにより簡単に挟持することができると
ともに、把手部14を中心として換気扇カバーの取付具
11を自在に操作することができるので、換気扇カバー
の取付具11の操作性を確実に向上させることができ
る。
【0028】さらに、換気扇カバーの取付具11の第2
係合部15の屈曲部16をコイルスプリング部13の軸
心CLの略延長線上に位置させているので、コイルスプ
リング部13の張力がコイルスプリング部13の軸心方
向と常に同一方向に作用し、換気扇19と換気扇カバー
17との取付状態が安定せず外れてしまうという不都合
を確実に防止することができる。
【0029】また、換気扇カバーの取付具11の第2係
合部15の自由端15aは、前記把手部14が位置する
平面に対し所望の傾斜角度θをもって傾斜配置されてい
るので、換気扇カバーの取付具11の第2係合部15を
換気扇19の枠体20に係合させる場合に、把手部14
を親指と人差し指とにより把持して、把手部14を第2
係合部15の自由端15aの傾斜方向(コイルスプリン
グ部13の軸方向)に少し傾斜させることによって第2
係合部15を換気扇19の枠体20に簡単に係合させる
ことができる。
【0030】なお、本考案は前述した実施例に限定され
るものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であ
る。
【0031】
【考案の効果】以上説明したように本考案の換気扇カバ
ーの取付具によれば、換気扇カバーの取付具の操作性を
向上させることができるので、換気扇と換気扇カバーと
の交換を簡単、かつ、迅速に行うことができるという実
用的な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る換気扇カバーの取付具の一実施例
を示す正面図
【図2】図1の側面図
【図3】本考案に係る換気扇カバーの取付具が換気扇カ
バーに取付けられた状態を示す斜視図
【図4】本考案に係る換気扇カバーの取付具により換気
扇カバーと換気扇とを取付ける状態を示す要部の縦断面
【図5】従来の換気扇カバーの取付具を示す正面図
【図6】従来の換気扇カバーの取付具により換気扇カバ
ーと換気扇とを取付ける状態を示す要部の縦断面図
【図7】従来の換気扇カバーの取付具の他の例を示す正
面図
【符号の説明】
11 換気扇カバーの取付具 11a 線部材 12 第1係合部 12a 自由端 13 コイルスプリング部 14 把手部 15 第2係合部 15a 自由端 16 屈曲部 17 換気扇カバー 18 貫通孔 19 換気扇 20 枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 平4−5944(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気扇カバーに係合される第1係合部
    と、前記第1係合部に連設されているコイルスプリング
    部と、前記コイルスプリング部に連設されている把手部
    と、前記把手部に連設されており取付対象物と係合され
    る第2係合部とを1本の線部材により一体に形成した換
    気扇カバーの取付具において、前記把手部を、前記コイ
    ルスプリング部の端部からコイルスプリング部の軸心方
    向に延在する前記線部材にコイルスプリング部の外周よ
    り径方向外側に位置し前記コイルスプリング部の巻線方
    向と直交する方向のループ状に形成し、第2係合部の屈
    曲部を前記コイルスプリング部の軸心のほぼ延長線上に
    位置させるとともに、この第2係合部の自由端側を前記
    把手部が位置する平面に対し傾斜配置させたことを特徴
    とする換気扇カバーの取付具。
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JP7186522B2 (ja) * 2018-06-15 2022-12-09 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 換気扇カバー
JP7319063B2 (ja) * 2018-06-15 2023-08-01 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 換気扇カバー係止具

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