JP3677950B2 - 加熱機器用壁面埋め込み装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は加熱機器用壁面埋め込み装置、特に電子レンジ用のトリムキットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の加熱機器用壁面埋め込み装置は、図4に示すようにグリル1に加熱装置2の吸気、または排気に伴い空気が流入する開口部3を有する溝部4を有し、固定部5により壁にねじ固定し、この固定部を覆うためにカバー6を保持部7でつめ固定により着脱自在に保持するようになっていた。また、カバー6を取り外す場合は、加熱機器用壁面埋め込み装置の外側からドライバ8などをカバー6と壁面のすき間に差し込んでこじ開けることにより、保持部7のつめからカバー6を外すようになっていた。また、カバー6と保持部7は樹脂で成形されることが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の加熱機器用壁面埋め込み装置では、カバー6を取り外す際、加熱機器用壁面埋め込み装置に近接して、他の壁面や機器があるような設置条件では、ドライバ8を外側から差し込むことができず、また、加熱機器2が有るために、ドライバ8を内側からも差し込むことができないため取り外しできないという問題を有していた。また、樹脂成形品であるカバー6の弾性で保持部7のつめに着脱自在に取り付けられるようにするため、カバー6の厚さは、十分な弾性を有するに必要な寸法を取らねばならず、加熱機器用壁面埋め込み装置の厚みを薄くすることができないという問題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためにグリルに設けた溝部近傍に、固定部を覆い、かつドライバを前記溝部から差し込める端面に角孔を有するカバーと、前記カバーの前記角孔と嵌合して、前記カバーを前記固定部に着脱自在に保持する保持部を設け、前記カバーの前記角孔および前記保持部は、前記溝部近傍に設けるものである。
【0005】
上記発明によれば、カバーを取り外す際、加熱機器用壁面埋め込み装置に近接して他の壁面や機器があるような設置条件でも、ドライバを溝部からカバーの端面に差し込んで保持部から容易に外すことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は空気が出入するグリルと、前記グリルに設けた溝部と、前記グリルを壁面に固定する固定部と、前記固定部を覆い、かつドライバを前記溝部から差し込める端面に角孔を有するカバーと、前記カバーの前記角孔と嵌合して、前記カバーを前記固定部に着脱自在に保持する保持部とを有し、前記カバーの前記角孔および前記保持部は、前記溝部近傍に設けるものである。
【0007】
そしてカバーを取り外す際、加熱機器用壁面埋め込み装置に近接して、他の壁面や機器があるような設置条件でも、ドライバを溝部からカバーの端面に差し込んで保持部から容易に外すことができる。
【0008】
また、保持部とカバーとを有し、前記保持部と前記カバーとの少なくとも一方は、ステンレス鋼またはバネ鋼からなる構成とした。
【0009】
そして保持部またはカバーの弾性が一般の樹脂成形品より高いため、カバーの厚みが薄くても必要な弾性を有するで、加熱機器用壁面埋め込み装置の厚みを薄くすることができる。
【0010】
また、固定部に設けた切り欠き部を有するものである。
【0011】
そしてグリルを壁面に取り付ける際に、切り欠き部にカバーの一部をはめ込むことによって、固定部の位置決めをすることができ、設置性を良くすることができる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0013】
(実施例1)
図1は本発明の一実施例の加熱機器用壁面埋め込み装置の外観斜視図である。また図2は加熱機器用壁面埋め込み装置の要部断面図、図3は加熱機器用壁面埋め込み装置の斜視図である。
【0014】
図において、1は加熱装置2の冷却のための吸気、または調理により発生するガスの排気に伴い空気が出入する開口部3を有するグリルである。
【0015】
4はグリル1に設けた溝部である。グリル1は固定部5により壁にねじ固定され、この固定部5を覆うためにカバー6を保持部7と板バネ9で着脱自在に保持している。保持部7は溝部4近傍に設けている。カバー6を固定部5に取り付けるには、先ず、カバー6を固定部5の外側の端面にひっかけ、次にこの端面を回転中心にして、グリル1側の保持部7と板バネ9の間にカバー6の他方の端面をはめ込む。10はカバー6の端面に設けた角孔であり、カバー6の固定時には保持部7がひっかかり、カバー6を保持している。カバー6と板バネ9はステンレス鋼である。固定部5にはカバー6の端部をはめ込む切り欠き11を有している。
【0016】
次に動作、作用について説明すると、保持部7が溝部4の近傍にあるため、加熱機器用壁面埋め込み装置に近接して他の壁面や機器があるような設置条件でもドライバ8を溝部4からカバー6の端面に差し込むことによってカバー6の角穴10を保持部7から容易に外すことができる。
【0017】
なお、板バネ9とカバー6はステンレス鋼であるため、弾性が一般の樹脂成形品より高く、カバー6の厚みが薄くても、保持部7にひっかける際、および取り外す際に十分な弾性を有するで、加熱機器用壁面埋め込み装置の厚みを薄くすることができる。
【0018】
さらに、切り欠き部11にカバー6の一部をはめ込むことによって、固定部5の位置決めをすることができ、グリル1を壁面に取り付ける際の設置性を良くすることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば保持部が溝部の近傍にあるため、ドライバを溝部からカバーの端面に差し込むことによって保持部から容易に外すことができるので、加熱機器用壁面埋め込み装置に近接して、他の壁面や機器があるような設置条件でも、カバーを取り外すことができるという有利な効果を有する。
【0020】
また保持部または、カバーの少なくとも一方はステンレス鋼またはバネ鋼であるため、弾性が一般の樹脂成形品より高く、カバーの厚みが薄くても、保持部にひっかける際、および取り外す際に必要な弾性を有するで、加熱機器用壁面埋め込み装置の厚みを薄くすることができる。
【0021】
また、切り欠き部にカバーの一部をはめ込むことによって、固定部の位置決めをすることができ、グリルを壁面に取り付ける際の設置性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の加熱機器用壁面埋め込み装置の要部外観斜視図
【図2】 同加熱機器用壁面埋め込み装置の要部一部断面斜視図
【図3】 同加熱機器用壁面埋め込み装置の要部拡大斜視図
【図4】 従来の加熱機器用壁面埋め込み装置の外観斜視図
【符号の説明】
1 グリル
4 溝部
5 固定部
6 カバー
7 保持部
11 切り欠き部
Claims (2)
- 溝部を備えたグリルと、前記グリルを壁面に固定する固定部を覆い、かつドライバを前記溝部から差し込める端面に角孔を有するカバーと、前記カバーの前記角孔と嵌合して、前記カバーを前記固定部に着脱自在に保持する保持部とを有し、前記カバーの前記角孔および前記保持部は前記溝部近傍に設けることを特徴とする加熱機器用壁面埋め込み装置。
- 前記保持部と、前記カバーとの少なくとも一方は、ステンレス鋼またはバネ鋼であることを特徴とする請求項1記載の加熱機器用壁面埋め込み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18633897A JP3677950B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 加熱機器用壁面埋め込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18633897A JP3677950B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 加熱機器用壁面埋め込み装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1130424A JPH1130424A (ja) | 1999-02-02 |
JP3677950B2 true JP3677950B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=16186612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18633897A Expired - Fee Related JP3677950B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 加熱機器用壁面埋め込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3677950B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP18633897A patent/JP3677950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1130424A (ja) | 1999-02-02 |
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