JP2564214Y2 - ワーク送り装置 - Google Patents

ワーク送り装置

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JP2564214Y2
JP2564214Y2 JP1991004498U JP449891U JP2564214Y2 JP 2564214 Y2 JP2564214 Y2 JP 2564214Y2 JP 1991004498 U JP1991004498 U JP 1991004498U JP 449891 U JP449891 U JP 449891U JP 2564214 Y2 JP2564214 Y2 JP 2564214Y2
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JP
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悟 鈴木
利久 佃
幸紀 三橋
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、型鋼等のワークを例え
ば切断加工する加工機械において、ワークの先端等を所
定の目標位置に正しく合わせるための送り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、型鋼等のワークを正しい位置に送
って例えば切断加工する場合は、ワークに付されたマー
ク又はワークの先端を目印にして作業員が肉眼またはラ
イトビーム等の装置を用いて手動によって目標位置に位
置合わせすることが行なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、作業員の手動
操作による位置合わせは作業員の熟練度などによりばら
つきがあり、常に正確な位置合わせすることが困難であ
る。また、正確な位置合わせのためには、高度の熟練と
位置合わせ作業に長時間が必要で問題があった。
【0004】そこで、本考案は上記問題点を改善し、ワ
ークの位置合わせを自動的に、迅速かつ正確に行ない得
るワーク送り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本考案は、ワークの代表点(例えば先端)を
目標位置に合せて停止させるワーク送り装置において、
前記目標位置に向けてワークを進行する進行方向に見て
前記目標位置から一定の距離手前に設けられた副目標位
置を前記代表点が通過したことを検出する検出装置と、
前記副目標位置を一定の低速度で前記ワークの代表点を
進行方向へ通過させるべく送り駆動装置を制御する制御
装置とを備えてなり、前記一定の低速度でワークの代表
点が前記副目標位置を通過したことを前記検出装置によ
って検出したとき、当該副目標位置から前記目標位置へ
プログラムによる数値制御によってワークの移動位置決
めを行う構成としてなるものである。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例として、ワークWの先端
から一定の距離dの所でワークWを切断する切断加工機
に適用する場合について説明する。
【0007】図1は本実施例の概略を示した図であり、
この図において、ワークWが切断加工機に設けられた保
持部材1により保持されると共に、保持部材1と連結連
動する駆動装置3によって目標位置5a方向に往復動送
りが行なわれる。
【0008】前記目標位置5aから一定距離dだけ離れ
た位置に、ワークW切断用の鋸歯7が設けられている。
前記鋸歯7は、例えば丸鋸であってもよく、また帯鋸で
あってもよい。前記鋸歯7はワークWを切断するため適
宜上下動または前後動するための駆動装置(図示省略)
と連動されているものである。
【0009】前記駆動装置3は、例えば図1に示すよう
に、螺子杆9と、前記螺子杆9に螺合し、前記保持部材
1と連動連結したねじ部材11aと、前記ねじ部材11
aをガイドするためのガイド11bと、前記螺子杆9に
連動連結するステップモータ13からなるものでもよ
い。また、前記駆動装置3はこれに限るものではなく、
油圧シリンダ等から構成される油圧式の駆動装置であっ
てもよい。
【0010】前記目標位置5aの手前一定の距離L離れ
た副目標位置5sにはワークWの先端が通過したことを
検出する検出装置15が設けられてある。前記検出装置
15は、例えば図1に示すように、発光ダイオード16
と、受光ダイオード17とからなる光学的センサーであ
ってもよい。前記検出装置15はこれに限るものではな
く、機械的センサー、磁気的センサー等であってもよい
ものである。
【0011】なお、前記目標位置と副目標位置間の距離
Lは正確に計測されている必要がある。また距離Lの長
さは正確な数値制御が可能でかつ適宜の長さとする。即
ち、ワークWの先端が目標位置5aを通過してもよい場
合は適宜に短かい距離とし、ワークWの先端が目標位置
5aを通過することが許されない場合は適宜長い距離と
する。
【0012】前記検出装置15の受光ダイオード17の
出力は、信号変換回路21に接続されており、前記信号
変換回路21は行きの通過信号S1 と帰りの通過信号S
2 を区別して出力する。前記信号回路21の出力は制御
装置23に入力され、前記制御装置23の出力が前記ス
テップモータ13に入力される。
【0013】前記制御装置23はシーケンス制御装置と
数値制御装置を兼ね備えたものである。即ち、シーケン
ス制御の過程では以下に詳述するような制御信号を出力
し、数値制御の過程では一定のプログラムに従った制御
信号を出力する。
【0014】以下図2を参照して、前記制御装置23で
行なうシーケンス制御について説明する。
【0015】図2は縦軸に速度V、横軸に距離xをとっ
たものである。最初ワークWは任意の高速度で目標位置
に向かって送られる。このとき、副目標位置0を通過す
ると検出装置15によって行きの通過が検出され、信号
回路21から出力信号S1 が出力される。制御装置23
は、これに基づいて出力信号を減少させ、出力が一定の
負値になるまで減少を続ける。この場合、ワークWの先
端は図2のA→B→Cの如く移動し、ワークWは進行方
向と逆向きに送られる。
【0016】ワークWが逆向きに送られて、副目標位置
0を通過すると、検出装置15から帰りの通過が検出さ
れ、信号回路21から信号S2 が出力される。制御装置
23は信号S2 に基づいて出力信号を一定値Vs まで増
加させる。この場合、ワークWの先端は図2のC→D→
E→F→Gのように移動する。ワークの先端が再び副目
標位置を進行方向に向かって通過したら以後は数値制御
に切替える。
【0017】前記シーケンス制御では、簡単のため、検
出装置や駆動装置におくれのない理想的な場合について
説明した。しかし、実際はおくれが存在するため、図2
のA→a→b→c→d→e→f→gのように移動する。
最初はワークWの送り速度が大きいので、大きな偏差
[Aa]を生ずるが、最後の送り速度は小さいので加速
時の偏差[Gg]も小さくなる。また、FG間は一定の
低速度であり、予じめ偏差[Gg]を測定しておいて、
数値制御を行なう際に補正する。
【0018】プログラムによる数値制御の過程では、ワ
ークWの初速度及び距離Lが予じめ正確に知られている
ので、プログラム制御による開ループ制御によっても目
標位置に正しく停止させることができる。例えば、図2
のG→H→J→Kのように制御することもできる。
【0019】なお、シーケンス制御は図2に示すものに
限るものではなく、図3に示すように複数回の前進と後
退を行なわせるようにしてもよい。また、図4に示すよ
うに副目標位置を行きと帰りに分けて設けてもよいもの
である。さらに、複数の副目標位置を設けてもよく、図
5(a)または(b)に示すように後退させないで制御
を行なってもよい。
【0020】本実施例は上記のような構成としたので、
正確な位置合わせが自動的にできる。従って、作業員の
熟練を必要とすることもなくかつ短時間の位置合わせが
可能である。
【0021】
【考案の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本考案は、ワーク(W)の代表点
(例えば先端)を目標位置(5a)に合せて停止させる
ワーク送り装置において、前記目標位置(5a)に向け
てワーク(W)を進行する進行方向に見て前記目標位置
(5a)から一定の距離(L)手前に設けられた副目標
位置(5s)を前記代表点が通過したことを検出する検
出装置(15)と、前記副目標位置(5s)を一定の低
速度で前記ワーク(W)の代表点を進行方向へ通過させ
るべく送り駆動装置(3)を制御する制御装置(23)
とを備えてなり、前記一定の低速度でワーク(W)の代
表点が前記副目標位置(5s)を通過したことを前記検
出装置(15)によって検出したとき、当該副目標位置
(5s)から前記目標位置(5a)へプログラムによる
数値制御によってワーク(W)の移動位置決めを行う構
成としてなるものである。
【0022】上記構成より明らかなように、本考案にお
いては、目標位置5aの一定の距離L手前に設けられた
副目標位置5sにはワークWの代表点(例えば先端)の
通過を検出する検出装置15が設けてあり、上記ワーク
Wの代表点は、制御装置23の制御の下に送り駆動装置
3を制御して前記副目標位置5sを一定の低速度で通過
されるものであって、前記検出装置15がワークWの代
表点の通過を検出すると、副目標位置5sから目標位置
5aへはプログラムによる数値制御によってワークWの
移動位置決めが行われるものである。
【0023】したがって本考案によれば、プログラムに
よる数値制御によってワークWを目標位置に位置決めす
る際、副目標位置の通過速度は常に一定の低速度であ
り、副目標位置と目標位置との間は常に一定の距離であ
るから、目標位置へのワークの位置決めを自動的に正確
に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例に全体を示す図である。
【図2】本実施例のシーケンス制御の1例を示す図であ
る。
【図3】本実施例のシーケンス制御の別の例を示す図で
ある。
【図4】副目標位置を行きと帰りを別々に設けたシーケ
ンス制御を示す図である。
【図5】後退の送りを設けないシーケンス制御の例であ
る。
【符号の説明】
3 駆動装置 5a 目標位置 5s 副目標位置 13 ステップモータ 15 検出装置 21 信号変換回路 23 制御装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク(W)の代表点(例えば先端)を
    目標位置(5a)に合せて停止させるワーク送り装置に
    おいて、前記目標位置(5a)に向けてワーク(W)を
    進行する進行方向に見て前記目標位置(5a)から一定
    の距離(L)手前に設けられた副目標位置(5s)を前
    記代表点が通過したことを検出する検出装置(15)
    と、前記副目標位置(5s)を一定の低速度で前記ワー
    ク(W)の代表点を進行方向へ通過させるべく送り駆動
    装置(3)を制御する制御装置(23)とを備えてな
    り、前記一定の低速度でワーク(W)の代表点が前記副
    目標位置(5s)を通過したことを前記検出装置(1
    5)によって検出したとき、当該副目標位置(5s)か
    ら前記目標位置(5a)へプログラムによる数値制御に
    よってワーク(W)の移動位置決めを行う構成としてな
    ることを特徴とするワーク送り装置。
JP1991004498U 1991-02-07 1991-02-07 ワーク送り装置 Expired - Fee Related JP2564214Y2 (ja)

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JPH0593747U JPH0593747U (ja) 1993-12-21
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