JP2564097B2 - 締め付け装置を備えた回り継ぎ手 - Google Patents
締め付け装置を備えた回り継ぎ手Info
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- 238000004080 punching Methods 0.000 description 5
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16M11/02—Heads
- F16M11/04—Means for attachment of apparatus; Means allowing adjustment of the apparatus relatively to the stand
- F16M11/06—Means for attachment of apparatus; Means allowing adjustment of the apparatus relatively to the stand allowing pivoting
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10D—STRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G10D13/01—General design of percussion musical instruments
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- G10D13/10—Details of, or accessories for, percussion musical instruments
- G10D13/28—Mountings or supports for individual drums
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに相対移動可能
で、締め付け装置により位置固定可能な二つの枢着部分
を備えた、ほぼ棒状の対象物のための回り継ぎ手、特に
パーカッション楽器のような器具のための台架、スタン
ド脚部、または同様の担持体或いは保持体等の棒状の対
象物のための回り継ぎ手に関するものである。
で、締め付け装置により位置固定可能な二つの枢着部分
を備えた、ほぼ棒状の対象物のための回り継ぎ手、特に
パーカッション楽器のような器具のための台架、スタン
ド脚部、または同様の担持体或いは保持体等の棒状の対
象物のための回り継ぎ手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の回り継ぎ手を備えた台架、スタ
ンド脚部、または同様の担持体或いは保持体は、ドイツ
特許公開第3919577号公報によって知られてお
り、特に体鳴楽器及び膜鳴楽器のようなパーカッション
楽器に連結して使用されている。通常、スタンド脚部は
打楽器群の大太鼓(バスドラム)に次のように付設され
ており、即ち使用位置において大太鼓の外周を越えて突
出し、その際大太鼓を付属のペダル機構と共に床上で3
点で支持するように付設されている。さらに、構造的に
同一の三つのスタンド脚部を利用して、共鳴側板の長手
軸線がほぼ鉛直方向に向けられている太鼓(スタンドト
ム Stand Tom )を設置することも通常行われている。こ
のように設置すると、共鳴側板の上方に張られる打撃皮
は少なくともほぼ水平方向の位置を占める。この場合ス
タンド脚部は、共鳴側板の外周にほぼ等間隔で配置され
る。
ンド脚部、または同様の担持体或いは保持体は、ドイツ
特許公開第3919577号公報によって知られてお
り、特に体鳴楽器及び膜鳴楽器のようなパーカッション
楽器に連結して使用されている。通常、スタンド脚部は
打楽器群の大太鼓(バスドラム)に次のように付設され
ており、即ち使用位置において大太鼓の外周を越えて突
出し、その際大太鼓を付属のペダル機構と共に床上で3
点で支持するように付設されている。さらに、構造的に
同一の三つのスタンド脚部を利用して、共鳴側板の長手
軸線がほぼ鉛直方向に向けられている太鼓(スタンドト
ム Stand Tom )を設置することも通常行われている。こ
のように設置すると、共鳴側板の上方に張られる打撃皮
は少なくともほぼ水平方向の位置を占める。この場合ス
タンド脚部は、共鳴側板の外周にほぼ等間隔で配置され
る。
【0003】台架、スタンド脚部、または同様の担持体
或いは保持体の回り継ぎ手は、種々のパーカッション楽
器にたいして搬送能を改善するために用いられる。例え
ば、スタンドトムのスタンド脚部を、共鳴側板に平行な
位置へ内側へ回動させることができる。使用場所におい
てはスタンド脚部は再び作動位置へ外側へ回動される。
設置位置にあるパーカッション楽器を、個別に調べた調
整値にもたらすことができるように、公知の回り継ぎ手
には、少なくとも制限的な回転角度範囲にわたって枢着
軸の回りに延びている表示装置が設けられている。
或いは保持体の回り継ぎ手は、種々のパーカッション楽
器にたいして搬送能を改善するために用いられる。例え
ば、スタンドトムのスタンド脚部を、共鳴側板に平行な
位置へ内側へ回動させることができる。使用場所におい
てはスタンド脚部は再び作動位置へ外側へ回動される。
設置位置にあるパーカッション楽器を、個別に調べた調
整値にもたらすことができるように、公知の回り継ぎ手
には、少なくとも制限的な回転角度範囲にわたって枢着
軸の回りに延びている表示装置が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、この
種の回り継ぎ手を改善し、特に種々の使用目的に適合で
きるように構成することである。
種の回り継ぎ手を改善し、特に種々の使用目的に適合で
きるように構成することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、請求項1によれば、締め付け装置が、棒状
の対象物を同時に締め付けるように構成されていること
を特徴とするものである。
決するため、請求項1によれば、締め付け装置が、棒状
の対象物を同時に締め付けるように構成されていること
を特徴とするものである。
【0006】請求項2によれば、定置の枢着部分内に回
転可能に配置されたスリーブ上に、可動な枢着部分を形
成するリングが取り付けられ、該リングは、定置の枢着
部分とは逆の側の環状面に、直径方向に配置される複数
個の角柱状の半径方向の凹部を有し、該半径方向の凹部
は、スリーブの側面打ち抜き穴(製造を簡単にするた
め、長穴が有利である)に一致している。半径方向の凹
部と側面打ち抜き穴が整列状態にある場合には、棒状の
対象物を回り継ぎ手の中に挿入させることができる。こ
の場合棒状の対象物は、リングの半径方向の凹部とスリ
ーブの軸線方向の側面打ち抜き穴とを貫通するように延
在する。スリーブが定置の枢着部分内で回転可能に保持
されるので、締め付けを解除した後、棒状の対象物を簡
単に回動させることができる。なぜなら、スリーブとリ
ングとが支障なく一緒に回転するからである。同時に、
棒状の対象物をその長手軸線の方向へ自由に変位させる
ことができる。これにたいして棒状の対象物を所望の位
置で固定する場合には、棒状の対象物を半径方向の凹部
に押し入れるだけでよい。この場合回り継ぎ手も固定さ
れる。
転可能に配置されたスリーブ上に、可動な枢着部分を形
成するリングが取り付けられ、該リングは、定置の枢着
部分とは逆の側の環状面に、直径方向に配置される複数
個の角柱状の半径方向の凹部を有し、該半径方向の凹部
は、スリーブの側面打ち抜き穴(製造を簡単にするた
め、長穴が有利である)に一致している。半径方向の凹
部と側面打ち抜き穴が整列状態にある場合には、棒状の
対象物を回り継ぎ手の中に挿入させることができる。こ
の場合棒状の対象物は、リングの半径方向の凹部とスリ
ーブの軸線方向の側面打ち抜き穴とを貫通するように延
在する。スリーブが定置の枢着部分内で回転可能に保持
されるので、締め付けを解除した後、棒状の対象物を簡
単に回動させることができる。なぜなら、スリーブとリ
ングとが支障なく一緒に回転するからである。同時に、
棒状の対象物をその長手軸線の方向へ自由に変位させる
ことができる。これにたいして棒状の対象物を所望の位
置で固定する場合には、棒状の対象物を半径方向の凹部
に押し入れるだけでよい。この場合回り継ぎ手も固定さ
れる。
【0007】請求項3によれば、スリーブが、その自由
端外面にねじ山部分を備え、該ねじ山部分に、棒状の対
象物で支持される加圧要素の力に抗して溝付きナットを
ねじ込み可能であるのが有利である。溝付きナットをス
リーブの雄ねじに簡単にねじ込むことにより、棒状の対
象物と枢着部分と配置固定されるか、或いは取り外すこ
とができる。後者の場合には、溝付きナットをゆるめる
ことにより、締め付けが解除される。
端外面にねじ山部分を備え、該ねじ山部分に、棒状の対
象物で支持される加圧要素の力に抗して溝付きナットを
ねじ込み可能であるのが有利である。溝付きナットをス
リーブの雄ねじに簡単にねじ込むことにより、棒状の対
象物と枢着部分と配置固定されるか、或いは取り外すこ
とができる。後者の場合には、溝付きナットをゆるめる
ことにより、締め付けが解除される。
【0008】請求項5に従って、スリーブ上にして、リ
ングと溝付きナットの間に、棒状の対象物に接するプラ
スチック円板が配置されていると、溝付きナットをねじ
込むときに発生する締め付け力を、角柱状の半径方向の
凹部に締め付け固定される棒状の対象物へ広い面積にわ
たって伝えることができる。
ングと溝付きナットの間に、棒状の対象物に接するプラ
スチック円板が配置されていると、溝付きナットをねじ
込むときに発生する締め付け力を、角柱状の半径方向の
凹部に締め付け固定される棒状の対象物へ広い面積にわ
たって伝えることができる。
【0009】請求項6によれば、リングは定置の枢着部
分にロック可能である。このため、ボールノッチ連結部
を設けることができる。ボールノッチ連結部は、例えば
2個のボールから成ることができる。2個のボールは、
鉛直軸線に関して上部と下部に、リングの定置の枢着部
分側の環状面に圧入されており、且つ2個のボールに
は、隣接して定置のいる枢着部分の環状面に設けられる
ロック凹部を付設することができる。ボールとロック凹
部を、それぞれ他の枢着部分に設けてもよい。ボールノ
ッチ連結部が作動位置にあると、即ちボールがロックさ
れていると、回転可能な枢着部分を確実に位置固定させ
ることができる。
分にロック可能である。このため、ボールノッチ連結部
を設けることができる。ボールノッチ連結部は、例えば
2個のボールから成ることができる。2個のボールは、
鉛直軸線に関して上部と下部に、リングの定置の枢着部
分側の環状面に圧入されており、且つ2個のボールに
は、隣接して定置のいる枢着部分の環状面に設けられる
ロック凹部を付設することができる。ボールとロック凹
部を、それぞれ他の枢着部分に設けてもよい。ボールノ
ッチ連結部が作動位置にあると、即ちボールがロックさ
れていると、回転可能な枢着部分を確実に位置固定させ
ることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
説明する。
【0011】図1と図2に図示したスタンドドラム1
は、共鳴側板2の周囲にほぼ均等に配分して配置される
三つのスタンド脚部3を有している。スタンド脚部3
は、回り継ぎ手4を介して共鳴側板2に固定されてい
る。回り継ぎ手4により、スタンドドラム1を演奏位置
から共鳴側板2のほうへ回動させて搬送することができ
る。これを図1で中央のスタンド脚部にたいして示し
た。なお図1では、二点鎖線により、中間位置と、完全
に内側へ回動した終端位置をも図示した。新たな設置位
置においてスタンド脚部3は再び図1の作動位置へ戻り
回動される。
は、共鳴側板2の周囲にほぼ均等に配分して配置される
三つのスタンド脚部3を有している。スタンド脚部3
は、回り継ぎ手4を介して共鳴側板2に固定されてい
る。回り継ぎ手4により、スタンドドラム1を演奏位置
から共鳴側板2のほうへ回動させて搬送することができ
る。これを図1で中央のスタンド脚部にたいして示し
た。なお図1では、二点鎖線により、中間位置と、完全
に内側へ回動した終端位置をも図示した。新たな設置位
置においてスタンド脚部3は再び図1の作動位置へ戻り
回動される。
【0012】図3から図6までに詳細に図示した回り継
ぎ手4は、ねじ6(図4と図6を参照)でゴム支持体5
と共に打楽器の共鳴側板2に固定される枢着部分7と、
該枢着部分7内に回転可能に配置され、前部自由端に雄
ねじ部分9を備えているスリーブ8と、該スリーブ8に
取り付けられ回り継ぎ手4の可動な枢着部分を形成して
いるリング10と、雄ねじ部分9にねじ込まれる溝付き
ナット11とを有している。図7と図8に詳細に図示し
たリング10は、定置の枢着部分7とは逆の側の環状面
12に、直径方向に配置される二つの角柱状の半径方向
の凹部13を有し、枢着部分7側の環状面14に、ほぼ
球面状の二つのロック凹部15を有している。ロック凹
部15は、定置の枢着部分7の前部環状面に圧入された
ボール16(図4と図6を参照)と協働し、その結果ロ
ック凹部15とボール16からなる、回り継ぎ手4のボ
ールノッチ連結部が得られる。
ぎ手4は、ねじ6(図4と図6を参照)でゴム支持体5
と共に打楽器の共鳴側板2に固定される枢着部分7と、
該枢着部分7内に回転可能に配置され、前部自由端に雄
ねじ部分9を備えているスリーブ8と、該スリーブ8に
取り付けられ回り継ぎ手4の可動な枢着部分を形成して
いるリング10と、雄ねじ部分9にねじ込まれる溝付き
ナット11とを有している。図7と図8に詳細に図示し
たリング10は、定置の枢着部分7とは逆の側の環状面
12に、直径方向に配置される二つの角柱状の半径方向
の凹部13を有し、枢着部分7側の環状面14に、ほぼ
球面状の二つのロック凹部15を有している。ロック凹
部15は、定置の枢着部分7の前部環状面に圧入された
ボール16(図4と図6を参照)と協働し、その結果ロ
ック凹部15とボール16からなる、回り継ぎ手4のボ
ールノッチ連結部が得られる。
【0013】スリーブ8は、互いに整列するように対向
している側面打ち抜き穴17であって、軸線方向の長穴
として構成された側面打ち抜き穴17を有している。図
4と図6では、これらの側面打ち抜き穴17の一つが図
示されている。スリーブ8に取り付けられるリング10
の、前部が開口した角柱状の半径方向の凹部13は、側
面打ち抜き穴17と共に、回り継ぎ手4に設けられるス
タンド脚部3用の貫通穴を形成している。この場合スタ
ンド脚部3は、スリーブ8の側面打ち抜き穴17を貫通
して、角柱状の半径方向の凹部13によって提供される
受容部に押し込まれる。この押し込みは、溝付きナット
11をスリーブ8の雄ねじ部分9にねじ込んだときに生
じる。スリーブ8内に配置され、一端をスタンド脚部3
で支持され、他端を溝付きナット11で支持される圧縮
ばね18により、必要な予緊張力が提供される。そし
て、リング10と溝付きナット11の間に配置され、図
3に示すようにスタンド脚部3に当接しているプラスチ
ック円板19を介して、溝付きナット11をねじ込んだ
ときに達成される締め付け力がスタンド脚部3に伝えら
れる。
している側面打ち抜き穴17であって、軸線方向の長穴
として構成された側面打ち抜き穴17を有している。図
4と図6では、これらの側面打ち抜き穴17の一つが図
示されている。スリーブ8に取り付けられるリング10
の、前部が開口した角柱状の半径方向の凹部13は、側
面打ち抜き穴17と共に、回り継ぎ手4に設けられるス
タンド脚部3用の貫通穴を形成している。この場合スタ
ンド脚部3は、スリーブ8の側面打ち抜き穴17を貫通
して、角柱状の半径方向の凹部13によって提供される
受容部に押し込まれる。この押し込みは、溝付きナット
11をスリーブ8の雄ねじ部分9にねじ込んだときに生
じる。スリーブ8内に配置され、一端をスタンド脚部3
で支持され、他端を溝付きナット11で支持される圧縮
ばね18により、必要な予緊張力が提供される。そし
て、リング10と溝付きナット11の間に配置され、図
3に示すようにスタンド脚部3に当接しているプラスチ
ック円板19を介して、溝付きナット11をねじ込んだ
ときに達成される締め付け力がスタンド脚部3に伝えら
れる。
【0014】回り継ぎ手4の締め付け作動位置、よって
スタンド脚部3の締め付け作動位置を図3と図4に示
す。図4からわかるように、締め付け位置においては、
定置の枢着部分7のボール16は、リング10のボール
16側の環状面に設けたロック凹部15に係合してい
る。従って、溝付きナット11を締め付けると、回し継
ぎ手4ばかりではなくスタンド脚部3も不動に位置固定
される。スタンド脚部3を打楽器の共鳴側板2へ回動さ
せる場合(図1を参照)、及び(または)スタンド脚部
3を回り継ぎ手4内で変位させる場合には、溝付きナッ
ト11をゆるめるだけでよい。即ち、少なくとも溝付き
ナット11とプラスチック円板19とスタンド脚部3と
の間の摩擦係合を解消させるために必要な程度だけ、ス
リーブ8の雄ねじ部分9上で溝付きナット11を回すだ
けでよい。この時スタンド脚部3を矢印20の方向(図
5を参照)へ、即ちスタンド脚部3の長手方向へ所望の
位置へ変位させることができる。溝付きナット11をさ
らに回すと、圧縮ばね18の緊張力が一層弱くなる。こ
の時、スタンド脚部3を回動させることによりリング1
0と定置の枢着部分7とのロックを解除することが容易
になる。
スタンド脚部3の締め付け作動位置を図3と図4に示
す。図4からわかるように、締め付け位置においては、
定置の枢着部分7のボール16は、リング10のボール
16側の環状面に設けたロック凹部15に係合してい
る。従って、溝付きナット11を締め付けると、回し継
ぎ手4ばかりではなくスタンド脚部3も不動に位置固定
される。スタンド脚部3を打楽器の共鳴側板2へ回動さ
せる場合(図1を参照)、及び(または)スタンド脚部
3を回り継ぎ手4内で変位させる場合には、溝付きナッ
ト11をゆるめるだけでよい。即ち、少なくとも溝付き
ナット11とプラスチック円板19とスタンド脚部3と
の間の摩擦係合を解消させるために必要な程度だけ、ス
リーブ8の雄ねじ部分9上で溝付きナット11を回すだ
けでよい。この時スタンド脚部3を矢印20の方向(図
5を参照)へ、即ちスタンド脚部3の長手方向へ所望の
位置へ変位させることができる。溝付きナット11をさ
らに回すと、圧縮ばね18の緊張力が一層弱くなる。こ
の時、スタンド脚部3を回動させることによりリング1
0と定置の枢着部分7とのロックを解除することが容易
になる。
【0015】スタンド脚部3を変位させ、同時に回動方
向21(図5の矢印を参照)へ回動させるために解除さ
れた回り継ぎ手を図5と図6に示す。スタンド脚部3を
回動させると、リング10は、定置の枢着部分7と溝付
きナット11とで保持されているスリーブ8と共に回転
する。その際ボール16は、リング10のボール16側
の環状面14上を回転し、スタンド脚部3が完全に内側
へ回動した位置(図1を参照)で新たにロック凹部15
に係合する。これにより、これ以上の回動が阻止され
る。従ってロック部(ボール16とロック凹部15)
は、スタンド脚部3の回動終端位置をも決定する。
向21(図5の矢印を参照)へ回動させるために解除さ
れた回り継ぎ手を図5と図6に示す。スタンド脚部3を
回動させると、リング10は、定置の枢着部分7と溝付
きナット11とで保持されているスリーブ8と共に回転
する。その際ボール16は、リング10のボール16側
の環状面14上を回転し、スタンド脚部3が完全に内側
へ回動した位置(図1を参照)で新たにロック凹部15
に係合する。これにより、これ以上の回動が阻止され
る。従ってロック部(ボール16とロック凹部15)
は、スタンド脚部3の回動終端位置をも決定する。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、回り継ぎ手内で保持さ
れている棒状の対象物の締め付けを解除した後、対象物
を回動させることも、またその長手軸線方向へ変位させ
ることも可能である。従って、回り継ぎ手のこの二重機
能を保証するための第2の締め付けユニットは必要な
い。さらに、場合によっては、棒状の対象物を長手軸線
方向へ変位させることは可能であるが、回動は可能でな
いように締め付けを解除させることもできる。
れている棒状の対象物の締め付けを解除した後、対象物
を回動させることも、またその長手軸線方向へ変位させ
ることも可能である。従って、回り継ぎ手のこの二重機
能を保証するための第2の締め付けユニットは必要な
い。さらに、場合によっては、棒状の対象物を長手軸線
方向へ変位させることは可能であるが、回動は可能でな
いように締め付けを解除させることもできる。
【図1】回動可能なスタンド脚部を有しているスタンド
トムに本発明による回り継ぎ手を適用した例の正面図で
ある。
トムに本発明による回り継ぎ手を適用した例の正面図で
ある。
【図2】図1のスタンドトムの平面図である。
【図3】スタンドトムの共鳴側板に配置した回り継ぎ手
を締め付け位置で示した詳細図である。
を締め付け位置で示した詳細図である。
【図4】図3の回り継ぎ手の横断面図である。
【図5】回動させるために締め付けをゆるめた回り継ぎ
手の、図3に対応する図である。
手の、図3に対応する図である。
【図6】図5の回り継ぎ手の横断面図である。
【図7】リングとして構成された可動な枢着部分の、角
柱状の半径方向の凹部を有している環状面の側から見た
詳細図である。
柱状の半径方向の凹部を有している環状面の側から見た
詳細図である。
【図8】図7の線II−IIによる断面図である。
3 スタンド脚部 4 回り継ぎ手 7 定置の枢着部分 8 スリーブ 9 雄ねじ部分 10 リング 11 溝付きナット 12 環状面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10G 5/00 G10G 5/00 (56)参考文献 実開 昭62−65693(JP,U) 実開 昭61−132899(JP,U) 実開 昭55−138687(JP,U) 実開 昭54−129319(JP,U) 実開 昭54−103820(JP,U) 実開 平3−94594(JP,U)
Claims (7)
- 【請求項1】 互いに相対移動可能で、締め付け装置に
より位置固定可能な二つの枢着部分を備えた、ほぼ棒状
の対象物のための回り継ぎ手において、 締め付け装置が、棒状の対象物(3)を同時に締め付け
るように構成されていることを特徴とする回り継ぎ手。 - 【請求項2】 定置の枢着部分(7)内に回転可能に配
置されたスリーブ(8)上に、可動な枢着部分を形成す
るリング(10)が取り付けられ、該リング(10)
が、定置の枢着部分(7)とは逆の側の環状面(12)
に、直径方向に配置される複数個の角柱状の半径方向の
凹部(13)を有し、該半径方向の凹部(13)が、ス
リーブ(8)の側面打ち抜き穴(17)に一致している
ことを特徴とする、請求項1に記載の回り継ぎ手。 - 【請求項3】 スリーブ(8)が、その自由端外面にね
じ山部分(9)を備え、該ねじ山部分(9)に、棒状の
対象物(3)で支持される加圧要素(18)の力に抗し
て溝付きナット(11)をねじ込み可能であることを特
徴とする、請求項1または2に記載の回り継ぎ手。 - 【請求項4】 加圧要素として圧縮ばね(18)が設け
られていることを特徴とする、請求項3に記載の回り継
ぎ手。 - 【請求項5】 スリーブ(8)上にして、リング(1
0)と溝付きナット(11)の間に、プラスチック円板
(19)が配置されていることを特徴とする、請求項1
から4までのいずれか1つに記載の回り継ぎ手。 - 【請求項6】 リング(10)が定置の枢着部分(7)
にロック可能であることを特徴とする、請求項1から5
までのいずれか1つに記載の回り継ぎ手。 - 【請求項7】 ボールノッチ連結部(15;16)が設
けられていることを特徴とする、請求項6に記載の回り
継ぎ手。
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---|---|
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-
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- 1994-05-06 JP JP6094360A patent/JP2564097B2/ja not_active Expired - Lifetime
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