JPH0569701A - 固定装置と固定の方法 - Google Patents

固定装置と固定の方法

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JPH0569701A
JPH0569701A JP4054645A JP5464592A JPH0569701A JP H0569701 A JPH0569701 A JP H0569701A JP 4054645 A JP4054645 A JP 4054645A JP 5464592 A JP5464592 A JP 5464592A JP H0569701 A JPH0569701 A JP H0569701A
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JP
Japan
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axle
pattern
opening
threaded
rail
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JP4054645A
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English (en)
Inventor
Andrzej M Malewicz
エム.マレウイクヅ アンドルゼユ
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Rollerblade Inc
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Rollerblade Inc
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Publication date
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C17/00Roller skates; Skate-boards
    • A63C17/04Roller skates; Skate-boards with wheels arranged otherwise than in two pairs
    • A63C17/06Roller skates; Skate-boards with wheels arranged otherwise than in two pairs single-track type
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C17/00Roller skates; Skate-boards
    • A63C17/0073Roller skates; Skate-boards with offset wheel, i.e. wheel contact point to surface offset from other associated wheel
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C17/00Roller skates; Skate-boards
    • A63C17/22Wheels for roller skates
    • A63C17/226Wheel mounting, i.e. arrangement connecting wheel and axle mount
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S411/955Locked bolthead or nut
    • Y10S411/956Automatic base clutch

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  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 弛むことなく、かつ一方の部材を別の部材に
取り付ける上で有用な固定装置を提供する。 【構成】 本発明は車輪14を直列型のローラスケート
靴10に取り付ける手段を提供し、スケート靴10のフ
レーム12の側方レール20と車軸の頭の底面とに配置
された相互に係合可能のうねり面パターンを含む。車軸
の他端に取り付けられるねじ付きの固定具72も、他方
の側方レール20の面パターンと相互に係合可能でスケ
ート靴のフレーム12の両側において前記固定具72と
車軸の頭との間でロッキング係合を提供する面パターン
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には、弛むことな
く、かつ激しい振動や衝撃のある状況下において一方の
対象物を他方の対象物に固定するのに有用な固定装置に
関し、特に、車輪を直列型ローラスケート靴に取り付け
るために使用するような固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直列型即ちタンデム型のローラスケート
靴でスケートをすることは急速に伸びている娯楽であ
る。これらのスケート靴は通常合成材料のブーツと、一
対の平行の側方レールの間を延びる複数の車軸の各々に
車輪を回転可能に取り付けるためのブーツに取り付けら
れたフレームとを含む。側方レールは対向する開口を有
し、該開口を通して各車軸が延びている。各車軸は通常
ボルト状形状であって、ボルトのねじを切った端部を他
方の側方レールを越えて延して一方の側から側方レール
の開口を通して挿入される。前記のねじを切った端部に
ナットが締め付けられ車輪をスケート靴にしっかりと取
り付ける。
【0003】車輪を直列型ローラスケート靴のフレーム
に取り付けるために使用されるナットとボルトとはたと
え十分締め付けたとしても、スケートをしている間にボ
ルトとナットとに道路の振動や衝撃力が加えられる結果
弛もうとする。そのような力により、緊締されたナット
とボルトとを徐々に弛ませ、ナットを、かつ極端な場合
は車軸さえもフレームから外れさせる。規則的に検査を
して締めなければ、そのような弛みがスケート靴の性能
を劣化させ、終局的にはスケータに対する安全性の問題
をもたらす。
【0004】さらに、車軸のねじを切った端部にナット
を正に正しい量だけ締め付けたか否か判定することは多
少難しいことが認められている。ナットを十分に締め付
けていないとそのゆるみが通常以上に急速に起り、一方
締め付けすぎると、ナットがフレームの側方レールへ切
り込むように押圧されるにつれてフレームを不当に損傷
させうる可能性がある。スケート靴の初期の組立中であ
れば、トルクレンチを用いて適正な締め付けを決めるこ
とができるのでスケート靴製造業者にとっては適正な締
付けは大きな問題ではない。しかしながら、スケータに
とっては、通常トルクレンチが手元にないので、車輪を
回したりあるいは交換したり、弛くなったナットを締め
ることは問題となりうる。
【0005】これらの問題に対する部分的な解決法は車
軸の弛み傾向を低下させるためにロックワツシャ/ワッ
シャと組合せてボルトを用いることであるが、弛みは依
然として発生する。ロックワッシャ/ワッシャの組合せ
はトルクレンチの必要性を排除する訳ではなく、余分に
ワツシャやロックワツシャが要るため余分な重量を追加
し、かつ組立てや、在庫のために追加の部品を加えるこ
とになる。さらに、そのような部品は車輪の回転あるい
は交換の間失いやすく、車軸に余分な長さを加え、かつ
より長くなった車軸がスケータの軌道に沿ってある物体
をひっかけたり、損傷させたりする危険性を増大させ
る。結果的に、ワッシャとロックワツシャの使用は満足
のいく解決法ではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】車輪がスケート中に弛
まないように直列型ローラスケート靴のフレームに車輪
を組み立てる固定装置を提供することが好ましい。ま
た、ねじを切った固定具が車軸のねじを切った端部に適
正に締め付けられたときを、組立て者、特に消費者がト
ルクレンチを用いずとも判定でき、そのため車軸を締め
すぎフレームを損傷するといったり、車軸の締め付けが
弱くて車輪が早期に弛むという相関的な問題を排除する
固定装置を提供することも好ましい。本発明はこのよう
な長期にわたって存在してきた問題に対する解決法を提
供することである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は新規な固定具
と、それが取り付けられている対象物の作動の間弛まな
いような固定装置とを含む。固定具は、軸の一端にねじ
を切った端部を含む軸を有するボルトと、前記軸の他端
に配置したボルト頭とからなる。ボルト頭は、その上に
うねった表面パターンがある下面を有する。このパター
ンは、そこへボルトが挿入されている対象物の面と接触
し、前記対象物の面には前記ボルト頭の下面にあるパタ
ーンと相互作用する対応のうねりパターンを備えてい
る。前記下面のパターンは規則的な形状であり、非連続
面でも十分ではあるものの連続性であることが好まし
い。このように、前記の下面は複数の規則的に交番した
高い領域と低い領域とを有している。本発明の代表的な
実施例においては、ボルト頭の下面の形状は全体的に例
えば下記のような正弦波関数により形成することができ
る。 f(Ψ)=Asin(nΨ+φ) 但し A=正弦波の振幅 n=環状表面の周りの波サイクルの数、但しn≧2、 Ψ=ボルト頭の環状面の周りの角度ずれ、 φ=位相角
【0008】より一般的には、ボルト頭の下面は下式に
より表わすことができる g(r,Ψ+φ)=A(r)B(Ψ+φ)、 但し、 g(r,Ψ+φ)=rおよびΨによって変わる関数 A(r)=ボルトの軸の中心からボルト頭の縁部までの
半径であるrによって変わる関数、 B(Ψ+φ)=ボルト頭の環状面の周りの角度のずれで
あるΨによって変わる関数、但しφは位相角である。
【0009】ボルトが挿入される対象物はボルト頭のう
ねり面と接触する面を有し、かつボルト頭のうねり面と
全体的に同じ形状のうねり面を含んでいる。そのような
形状により、対象物のうねり面とボルト頭のうねり面と
はボルトが締められるにつれて適合して係合する。前記
面が係合するにつれて、それらが作られている特定の材
質によって、2個のうねり面の高い領域が相互に合わさ
れると対象物は僅かに変形し、最大の変形は、2個の係
合面の高い領域の頂部が係合するところ、あるいはその
近傍においては発生する。高い領域の係合が始まるにつ
れて、即ち、一方の高い領域の先導側面が他方の面の高
い領域の先導側面と係合するにつれて、変形が始まり、
かつ変形は2個の面の高い領域のそれぞれの頂点が相互
に近づくにつれて増大する。頂点が相互に通り過ぎるに
つれて、各頂点は対向する高い領域の曳行側面と係合
し、頂点の各々が他方の面の低い領域と合わされるまで
減少し、前記の低い領域と合わされると変形は実質的に
止まる。しかしながら、これも前記要素に対して使用さ
れる材料の種類によって、対象物あるいはボルト、ある
いはそれら双方に若干の圧縮が残りうる。
【0010】種々の前記の高い領域の高さは、そのよう
な領域の頂点を相互に通りすぎるまで廻すに要する力
が、スケート靴を使用している間固定具にかかる力を一
般的に上廻るのであれば十分である。このように、固定
具は全体に廻らず、従って、一旦取り付けられると弛ま
ないようにされる。
【0011】本発明の譲受人によって製造されているよ
うな直列型のスケート靴において使用されると、本固定
装置は、一対の長手方向に延在し、概ね平行であって離
隔された側方レールを有するスケート靴フレームを含
む。各側方レールはボルトの軸を受け入れる形状とされ
た少なくとも1個の車軸開口を有している。フレーム
は、全体的に前述し、開口の周りで対称的に配置され、
ボルト頭の底側の形状と合致する形状を有する面部分を
含む。非円形の車軸開口内にマルチプライの位置決め可
能ボルトを収容したい場合、固定装置は、車軸開口の形
状に適合する突起を有し、かつ前記突起に対して偏心配
置された車軸孔とを有するプラグ部材を含むことによっ
て、該プラグが複数の位置においてフレームの開口に挿
入可能であって、そのため車軸孔を複数の位置に位置さ
せ、このようにしてボルトをフレーム開口に対する複数
の位置に配置させることができる。ボルト頭の下側が合
わされるフレームの側方レールの面の部分を、ボルト頭
のうねり面と係合するうねり面を提供する形状とするこ
とにより、ボルトはねじを切った固定具に緊締されると
回転しないように抑制される。
【0012】ローラスケート靴のフレームは左右のブー
ツに対して使用するように互換性があるが、フレームの
双方の側方レールは、車軸がフレームを通る所でうねり
面を形成する。このような状況下において、ナット、あ
るいはボルト頭の下面に類似の形状を有するその他のね
じ付き固定具を用いることができ、フレームのうねり面
はねじ付き固定具の回転を阻止する。希望に応じて、た
とえフレームが互換性がなくとも、そのような固定具を
用いることができる。
【0013】本発明の前述の目的は、本発明の以下の詳
細説明を添付図面や特許請求の範囲に関連して、読め
ば、当該技術分野の専門家には明らかとなる。図を通し
て同じ参照番号は類似あるいは同一部材を指示する。
【0014】
【実施例】図1を参照すれば、直列型ローラスケート靴
10において実施された本発明が示されている。スケー
ト靴10は細長く軽量の弾性フレーム12を含み、該フ
レームに複数の概ね同一である直列型スケート靴車輪1
4A,14B,14Cおよび14Dが共通の平面で回転
するように回転可能に取り付けられている。フレーム1
2はブーツ16に取り付けられ、該ブーツはスケータの
足とくるぶしとに対する保護と支持とを提供し、かつそ
の後部においてブレーキ組立体18を担持している。図
示したブーツ16はフレーム12をスケータに解放可能
に固定する一型式の取付け手段を提供するが、その他ブ
ーツや、靴、ストラップあるいはクランプに代えること
もでき、これらも本発明の範囲に入ることを理解すべき
である。
【0015】フレーム12は長手方向に延び、平行で離
隔された第1と第2の側方レール20,22を含み、該
フレームの各々はその前後端において横方向内方に延び
る取付けブラケット24,26を有し、ブーツ16のソ
ール31のそれぞれのつま先28と踵30とに当接して
いる。フレーム12はリベットあるいはボルト止めのよ
うないずれかの公知の手段によってブーツ16に固定す
ることができる。フレーム12は例えばガラス充てんナ
イロンのような合成材料で作ることが好ましく、希望に
応じ1個以上の部材で作ることができる。
【0016】各側方レール20,22は車軸が通る個々
の車軸用孔を含み、各車軸は、例えば車輪14cの孔2
3のような車輪の孔を通り、複数の車輪の各々を支持し
ている。図1に示すように、各車輪がフレーム12によ
って担持され、それぞれの側方レールに1個の関連する
対の車軸開口があり、全体的に相互に対面し、各車輪1
4に付属している車軸と共軸線関係にある。例えば、図
2に最良に示されているように、第1と第2の側方レー
ル20,22はそれぞれ、そこを車軸36が通る開口3
2,34を有している。車軸36は車輪14Cを回転可
能に支持する。図に示すように、車軸用開口は、長孔即
ち楕円形である。もっとも円形(図7)あるいはその他
の形状でも十分である。非円形の開口は、後述するプラ
グ38,および40のような車軸開口プラグと協働して
車輪を下方位置にあるいは上方位置に位置させる。
【0017】図2を参照すれば、車軸開口プラグ38,
40はそれぞれ車軸用開口32,34内に適合して受け
入れられている。プラグ38,40はそれぞれ横方向に
延び全体的に長円形の突起42,44を有し、該突起の
外周46,48は、フレーム12のそれぞれの車軸用開
口32,34に適合して摩擦状態で受け入れられ保持さ
れている。前記突起の長さはフレームの側方レール20
または22の厚さより小さい。プラグ38と40とはそ
れぞれカラー50,52を有し、該カラーはそれぞれの
突起42,44から半径方向外方に延び、隣接する側方
レールの内面に当接し、かつ、車輪を調整する必要のあ
る場合使用者がプラグを車軸用開口へ容易に挿入した
り、あるいは、そこから外すことのできる便利な手段を
提供する。
【0018】車軸用孔54,56はそれぞれプラグ3
8,40を完全に貫通し、その中で車軸36を受け入れ
る寸法とされている。前記孔54,56は長円形突起に
偏心して位置され、該突起はそれぞれ孔54,56を囲
み、車輪14Cに向かって横方向に延びる隆起した環状
リム58,60のようなスペーサを有することができ
る。例えばプラグ38のようなプラグが車軸用開口32
に位置すると、環状リム58は、隣接する車輪のベアリ
ングの内側レースと接触することによりベアリングの外
側レースとフレームの側方レール20との間で必要な空
隙を保証するワッシャ状機構を提供する。
【0019】前述のような車軸プラグを用いることによ
ってスケータは希望に応じて車輪を揺動させることがで
きる。即ち、スケータは種々の数の車輪でスケートがで
きるように車輪を2種類以上の高さに位置させることが
できる。車軸プラグ38,40を設置することによる有
利な使用法の詳細説明については、全て本発明と同じ譲
受人に譲渡され、車軸プラグ、非円形車軸用開口および
揺動とに関するその教示を本明細に含めている、オルソ
ン(Olson)への米国特許第4,909,523号
並びに米国特許願07/057,056号および同第0
7/550,560号を参照されたい。
【0020】開口とプラグとは、使用者によってまず手
で開口から引き出し、手で廻すことなく2位置あるいは
2方向の間でプラグを廻すことができないような形状と
されている。開口およびプラグの長円形の形状はプラグ
を所定方向において選択的に保持するための一種の回転
止め手段を含む。車軸用開口とそれに適合するプラグと
は長円形あるいは楕円形である必要はなく、不用意の回
転を阻止する、四角、長方形、三角形あるいはその他の
規則的あるいは不規則的な幾何学的形状としてもよい。
そのような回転阻止のための代替的な形状も本発明の範
囲に入る。
【0021】車輪14A,14B,14Cおよび14D
を回転可能に支持する車軸の各々は概ね同一である。そ
のため、例えば図2および図3に示す車軸36は軸62
と、該軸62の一端に配置した頭64と、軸62の他端
に配置したねじを切った端部66とを有するボルトによ
って形成されている。頭64は、図3に最良に示されて
いる座ぐりしたアレンソケット70を有する、広がった
滑らかな形状の頂部即ち外側68を備えることが好まし
い。車軸36はフレーム12を通され、ねじ付き端部6
6は側方レール20を越えて延びている。例えば固定具
72のようなねじ付き固定具はボルト端66にねじ係合
して受け取られる。頭64と固定具72とは集合的に、
車軸においてクランプ手段をなし、該クランプ手段によ
り車軸用開口プラグと車輪14Cとをスケート靴フレー
ムにしっかりと保持することができる。ボルトと固定具
とが締め付けられると、クランプ作用により車軸用開口
プラグの環状リム58,60を各ベアリングの内側レー
スに押圧することによりベアリングの内側レースをしっ
かりと保持する。次いで各ベアリングの外側レースは車
軸の周りで回転自在で車輪を容易かつ高速に回転させる
ことができる。
【0022】前述のように、直列型ローラスケート靴は
スケート中著しい振動と衝撃力とを発生させる可能性が
ある。これらの力は、ねじを切ったナットからなること
が最も多い、ボルトのねじ付き端部を固定するために現
在使用されているねじ付き固定具を弛ませる可能性があ
る。本発明の固定装置は固定具がボルトから弛むのを阻
止し、かつ固定具の締めすぎによるフレームの損傷を阻
止する。このように、本発明による固定具は、うねった
面パターン76を有する下面74を有するボルト頭64
のようなボルト頭を含む。そのようなパターン76は一
連の、それぞれ交番の高い領域78と低い領域80とか
らなる。高い領域78は、全て概ね同じ高さを有する概
ね同じ形状である。低い領域80は概ね同一の形状であ
って、概ね同じ深さであるが、高い領域78のそれとは
反転した形状である。面パターン76は周期的である必
要があり、即ち面パターン76の周りに同数の高い領域
と低い領域とが均等に分布されている必要がある。面パ
ターン76は少なくとも2個の高い領域と2個の低い領
域とを有することが好ましい。高い領域は低い領域と同
様半径方向に変化させてよいが、角度方向に変化しない
ことが好ましい。即ち、高い領域78の頂点の高さは、
開口32,34の中心から外方へ延びる半径rに沿って
変化すればよい。換言すれば、頂点の高さは半径方向に
一定であってよく、あるいは希望に応じて増減させても
よい。図7に最良に示すように、高い領域と低い領域の
各々の円周方向の巾wは、開口の中心からの半径rの増
大につれて増大させてよい。面パターン76は規則的な
形状が好ましく、低い領域は高い領域と滑らかに合流す
ることによりフレーム12に対して鋭く、えぐった面を
提供しない。
【0023】好適例として、全体の面パターン76は正
弦波形状であればよく、以下の式により表現しうる。 (1) f(Ψ)=Asin(nΨ+φ)、 A=正弦波の振幅 n=環状面の周りの波のサイクル数、但しn≧2、 Ψ=下側の周りの角度のずれ、 φ=位相角 角度Ψは面パターン76上に設定された所定の基準軸に
対して測定される。基準線は面パターン76に対するい
ずれかの希望方向において設定すればよいので、角度φ
は0からπ/2まで変化することは明らかである。本発
明の代表的な実施例においては、振幅Aは約0.32ミ
リ(0.0125インチ)で、nは4に等しければよ
い。そのような形状によれば、高い領域の頂点と低い領
域の底点との間の高さの差は振幅の2倍に等しく、図2
および図5−図7とに示すように面パターン76には4
個の高い領域と低い領域とがある。
【0024】希望に応じて、不連続性パターンの面の代
表的な実施例として、低い領域80の各々は単に概ね平
坦な面でよく、高い領域78も平坦でよい。そのような
状態においては、正弦波形状を有する頂点を有する面を
表現する式は以下の通りである。 (2) f(Ψ)=Asin(nΨ) n=4で、Ψ=0からπ/4、π/2から3π/4、π
から5π/4および3π/2から7π/4であり、 f(Ψ)=±CA その他の全てΨに適用され、 C=sin(π/4)である。
【0025】より一般的に、面パターン76は以下の式
により表現できる。 (3) g(r,Ψ+φ)=A(r)B(Ψ+φ)、 但し、 g(r,Ψ+φ)=rおよびΨによって変わ
る関数 A(r)=ボルトの軸の中心からボルトの頭の縁部まで
の半径であるrによって変わる関数、そして B(Ψ+φ)=ボルト頭の上面の周りの角度のずれであ
るΨによって変わる関数。φは位相角である。
【0026】本発明の固定装置はさらに、車軸36が挿
入されるフレーム12の側方レール20,22のような
部材を含む。側方レール20,22はそれぞれうねった
パターン82,83を有している。うねったパターン8
3はボルトの頭の面パターン76と係合している。図示
実施例においては、そのようなうねったパターンは双方
のレール20,22に配置されている。それは、フレー
ム12を左のブーツあるいは右のブーツのいずれかに位
置させることができ、主として美観上の目的から、ボル
ト即ち車軸36を足の内側にあるレールから内側のレー
ルに向かって左右のスケート靴のフレームへ挿入される
からである。左あるいは右のスケート靴のいずれかの間
でフレームを交互しやすくするようにスケート靴の組立
てをより簡単に、かつより効率的にするために、側方レ
ール22のうねったパターン83は側方レール20のう
ねったパターン82と概ね同一である。面パターン82
の説明は側方レール22の対応するうねりパターン83
も説明するものと理解される。
【0027】面パターン83は長円形の車軸用開口の周
りに配置されたボルト頭64の面パターン76と適合係
合する形状とされたうねり面を有しているので、全体的
に全ての場合を網羅する面パターンの説明は複雑であ
る。このように、まず、図7の開口84のような円形の
車軸用開口を囲むもののようなより単純な面について説
明するのが最良と思われる。開口84は、例えば車輪が
揺動しないようにする直列型スケート靴の側方レール8
6のような製作品に配置される。開口84は、その他の
形状も本発明の範囲に入るが、概ね円形のうねったパタ
ーン88によって囲まれている。そのようなパターン8
8はそれぞれ交番の複数の高い領域90と低い領域92
とを有している。図に示すように、面にはボルト頭64
の面パターン76における頂点と底点との数に等しい数
の頂点と底点とが規則的に設けられている。開口84の
ような円形の開口では、うねりパターン88はボルト頭
64の面パターンの単なる対称形であればよい。もし面
パターン76が前述の式(1)により定義されるとすれ
ば、面パターン88も同様に説明しうる。
【0028】さて図8から図11までを参照して、本発
明をさらに詳細に示すために、より完全な車輪構造を説
明する。図示し、かつ以下説明する車輪は本発明の原理
と共に使用しうる型式の車輪を例示するもので、その他
の形態の車輪も本発明と共に機能しうることを理解すべ
きである。図示した車輪は前述のオルソン(Olso
n)への米国特許第4,909,523号に詳しく説明
されている。車輪14Cは一体の中央ハブ202に対し
て成形された弾性の外側タイヤ部材200を含む。ハブ
202は複数の著しく剛性の羽根208によって接合さ
れた内側と外側の同心状ハブリング204,206から
なる。内側リング204は左右のベアリング開口21
0,212を有し、該開口へ概ね同一のベアリング21
4,216がそれぞれ受け入れられ摩擦により保持され
ている。各ベアリングは中央の軸線方向の孔218と、
内側レース220と、外側レース222とを有してい
る。ベアリング214,216はベアリングスリーブ2
24の端部に位置し、かつ受け入れている。スリーブ2
24は全体的に円筒形であって、車軸62を緊密に囲繞
する中央スリーブ孔226を有している。スリーブ22
4の中間には中央の突出した肩部228があり、該肩部
はベアリング214および216の内側レース220と
当接してベアリングを離している。
【0029】面76と88とは、車軸36がねじ付きの
固定具へねじ込まれるにつれて相互に緊密に作動係合す
る。図8と図10とに示すように、ボルトからなる車軸
36は弛んだ状態にある。即ち、ボルト頭の下面74の
高い領域がフレームのうねりパターン83の低い領域と
係合した状態で示されている。図9と図11とは、車軸
を廻しねじ付きの固定具72を車軸36のねじ付きの端
部66に緊締することによりフレームと車輪組立体とに
加えられる圧縮力の作用を誇張して詳細に示している。
このように、図9と図11とは、車軸36がねじ付きの
固定具72に締めつけられるとフレームと車輪組立体の
種々の構成要素において発生しうる変形を示す。固定具
72がねじ付きの端部66にねじ込まれるにつれて、車
軸36にテンションが加わり、一方ボルト頭64と固定
具72との間の構成要素には圧縮力が加えられる。即ち
ソケット70に挿入したアレンタイプのレンチ71を用
いている間、ねじ付きの端部66が例えばナットあるい
は固定具72のようなねじ付きの固定具にねじ込まれる
につれて、ボルト頭の面パターン76の高い領域78は
うねりパターン88の高い領域90と対面し、例えば先
導フランク94,96のような、各々の高い領域の先導
フランクはそれぞれ(図2および図7を参照)対向する
高い領域に反対方向の力を加える。これらの力は車軸の
長手方向軸線に対して概ね平行に指向され;車軸とフレ
ームと車輪からなる固定装置を圧縮させ、図9および図
11に示すように高い領域の頂点に届くまで増大する成
分を有している。その結果、フレームの両側に内方に加
えられるクランプ力即ち圧縮力が増大する。この力によ
って後述するばね手段232を変形させ、工具71によ
り車軸36を廻すことにより発生する力を弾力的に吸収
する。図9と図11とは、一回転の中の半分を回転した
後の車軸36の位置を示す。即ち、うねりパターン上に
n個の高い領域と低い領域とがあるとすれば、車軸を一
回転の中の1/n分を回転させると、高い領域の頂点は
相互に係合する。これは、フレームと車輪の組立体に最
大の圧縮力が加えられる位置である。
【0030】ばね手段232は、各構成要素に対して使
用される種類の材料に応じて、ねじ付きの固定具72、
ベアリングスリーブ肩230、固定プラグ38および4
0、側方レール20および22、あるいはそれらの組合
せのいずれかから構成すればよい。このように、車軸3
6を締め付けることにより加えられる力は車軸36の軸
線に沿って位置する弾性ばね手段232が吸収する。ば
ね手段232はその結果僅かに変形、即ち撓む。このよ
うに、図9に示すように、内方に向いた圧縮力が車軸3
6の軸線に沿って作用する。これらの圧縮力は側方レー
ルの外側から車軸の軸線に沿って、フレームの側方レー
ル20,22を介して、車軸用開口プラグ38,40を
介して、ベアリング214,216の内側レース220
を介してベアリングスリーブの中央肩部228へ伝達さ
れる。開口プラグ38,40の環状リム58,60の肩
部234および236はそれぞれ圧縮力により外方へ僅
かに弓なりとされるが図示は誇張して示してある。同様
に、ベアリングスリーブの中央肩部228は圧縮力が伝
達されるにつれて図9に誇張して示すように外方に弓な
りとなった状態で示している。ベアリング214および
216の内側レース220は外側レース222に対して
内方へ僅かにずれるが、図示は誇張して示してある。内
側レース220と外側レース222とのこの相対運動は
それぞれ、その間に当然介在する遊び分に限定される。
最後に、ねじを切った固定具72は237において外面
が内方に変形し、その突起106は内方に引張られ、突
起106と開口プラグ38の突起42との間の空隙23
9を詰めることができる。
【0031】図11はフレームの側方レール20および
22の変形を誇張して詳細に示す。図10に示すよう
に、車軸36が図8に示す休止位置にあると、側方レー
ル20,22の底縁部250,252はそれぞれ概ね直
線の形状を有している。図11においては、縁部25
0,252は、車軸36が一回転の中の1/2n分締め
付けられるにつれて内方に変形あるいは撓み、その結果
車輪14Cと側方レール20,22の間の空隙254,
256がそれぞれ詰められることによって開口プラグ3
8,40を緊締する。図11はまた、車軸用開口プラグ
38,40の環状リム58,60が変形していることも
示す。図11はさらに、ねじを切った固定具72が23
7においてその外面に沿って受けうる内方変形並びに側
方レールが撓んでいない即ち休止位置を誇張して詳細に
示す点線270,272で示す休止位置からそれぞれ移
動位置274,276までの側方レール20,22の撓
みを示す。前述のように、このレールの撓みによって、
固定具72が車軸のねじを切った端部66に締め付けら
れるにつれて空隙254と256とが交互に狭くなった
り、広がるようにする。
【0032】図8と図10とはフレームと車輪の組立体
をその休止位置で示し、一方図9と図11とは車軸36
が一回転の中の1/2n分回転した後の前記組立体を示
す。締付けの間に発生した圧縮力は車軸36の軸線に沿
って配置されたばね手段の中の少なくとも1個により吸
収され、次いで、車軸が一回転の中の別の1/2n分を
回転し、車軸36を再び図8と図10とに示す弛緩位置
へ持ってくるにつれて復元力により解放されて面パター
ンを相互にロック可能に係合させる。高い領域の頂点が
相互に通りすぎるにつれて、前記頂点が底点と噛み合う
まで内方に向いた圧縮力は減少し、フレームと車輪の組
立体を弛緩位置に位置させる。しかしながら、前記頂点
が底点へと滑り込むにつれて、スケート靴の種々の構成
要素の変化により貯えられていた弾力が概ね解放され、
復元力として作用することによってボルト頭64とフレ
ームの側方レール22とのうねりパターン並びにねじ付
固定具72のうねりパターン112とフレームの側方レ
ール20とのうねりパターンとを相互に緊密でロック可
能の適合係合関係とさせる。しかしながら、固定具がね
じ付き端66にある程度緊締され、かつ前述のクランプ
作用が介在していないため圧縮力は完全に解放されな
い。車軸を廻し続けるにつれてうねりパターンの頂点が
相合するまで圧縮力が更に加えられ、そして頂点が対向
する面の対応する隣接の底点へ滑り込むにつれて圧縮力
は再び減少する。ねじ付きの端部66を引続きねじ付き
固定具にねじ込むことによって再び面パターン76,8
8の高い領域を相互に押圧させ、再び側方レールに対し
て内方に向いた圧縮力を加えることにより図9と図11
とに示す種類の変形を発生させる。高い領域が相互に対
して廻される毎に、そのために要する力は増加し、遂に
は車軸を廻すには著しい過度の力が必要とされ、そのた
め使用者に対して廻すのを止めるべきときを直接指示す
る。このように、このような自動指示をする固定装置は
過度の締め付けによるめくれから生じるフレームの損傷
を使用者が阻止しやすくさせる。
【0033】このように、車軸−フレーム−車輪からな
る装置は車軸36が固定具72にねじ込まれるにつれて
交互の圧縮力と弛緩力とを経験する。次いで、車軸36
の1/n分回転毎に、フレームと車輪の組立体はスケー
ト靴の構成要素の変形を、次いでこれらの要素の弾力的
なはね返りを経験しうねりパターンに相互に緊密なロッ
ク可能係合をもたらす。一般的に圧縮/弛緩力である
が、固定具72を用いると、伸長/弛緩力である力が部
分的に得られる。即ち、突起106は高い領域が係合す
るにつれて伸長され、即ち車軸用開口32へ引張り込ま
れ、即ち変形し、高い領域が低い領域と係合するにつれ
て弾力的にはね返る。さらに、ナット102とフレーム
の側方レールとの間に配置された材料は圧縮し、次いで
突起108に関して前述したのと同じ1/n分の回転を
通して弛緩される。全体の圧縮力は、交互に増加あるい
は減少するとしても、ねじを切った車軸の端部66が固
定具72へねじ込まれるにつれて増加し続ける。車輪1
4Cは車軸のねじを切った端部66が固定具72にねじ
込まれるにつれてレール20,22の間で益々緊密に締
め付けられる。この形態を用いれば、車軸のねじを切っ
た端部66と固定具72とが相互に対して自由になるに
は、緊密にクランプされたスケート靴の部材によって加
えられる外方に向かった力を上廻るに十分な力を加える
必要がある。このような弛緩力はフレームに対するボル
ト頭の回転を反転させ、スケート靴部材、即ち車軸36
の軸線に沿ってボルト頭と固定具との間に位置するばね
手段232を再度圧縮するに十分強力でなければならな
い。スケート走行により発生した力は常に十分な大きさ
でないので、固定具はスケート走行によって発生した力
のみによってはねじ付き端部66を解放することはまず
ない。
【0034】スケート靴の諸部材の変形は車軸の軸線に
沿ったスケート靴の諸部材において発生するものとして
説明してきたが、スケート靴の他の部分も変形しうるこ
とを理解すべきである。例えば、ベアリング214およ
び216の内側レース220は通常鋼製であるので、使
用した合成材料に対しては非圧縮性である。ベアリング
を内側レースをより軟質の材料で形成したものを使用す
れば、構造的および作動的に許容しうる僅かなものであ
るが変形が発生しうる。さらに種々の部材が蒙る変形の
量はそれらの相対的な弾性変形性によって決まる。この
ように、一方の材料を別の材料に代えることにより、車
軸36の軸線に沿って位置している各種の構成要素の間
の相対的な変形量を変えることができる。前述した変形
は僅かなものであって、図9と図11とに示す変形は誇
張して示したものであることを理解すべきである。さら
に、図に示していないものの、フレームの側方レールの
うねりパターンは車輪が側方レールに固定される際変形
するものと考えられる。再び側方レールに対して使用さ
れた材料に応じて、うねりパターンの高い領域は車輪が
新にフレーム12に取り付けられるにつれて僅かに押圧
され、従って、フレームに加えられた圧縮力はうねりパ
ターンによって吸収され、永久的な変形や摩耗を発生さ
せる。しかしながらフレームに対してガラス繊維含浸ナ
イロンのような材料を用いると、うねりパターンはその
高い領域が摩耗してフレームの交換を要するようになる
まで100回以上の弛緩および緊締に対して十分耐える
ことにより多年にわたり効果的な使用を保証するものと
思われる。
【0035】車輪をスケート靴に組み付けるために、使
用者は、車軸の頭64が側方レールと接触し、かつ車軸
のねじ付き端部66が、ねじ付きの固定具72を受け入
れる位置にある他方の側方レールを越えて延びるように
車軸36を車軸用開口32,40を通して挿入する。次
いで、使用者は固定具72あるいは車軸のいずれかを他
方に対して回転させねじ付きの固定具72内でねじ付き
端部66を前進させ、第1の締付けレベルを達成するよ
うにしてねじ付き固定具を車軸のねじ付き端部66に取
り付ける。第1の締付けレベルを達成し、対応するうね
りパターンの高い領域とまず係合させた後、スケート靴
使用者はフレームの面の係合部分と回転部材とにより発
生した抵抗を克服するためにさらに力を加える。このよ
うに、面パターンの係合部分は、例えば車軸36あるい
はねじ付きの固定具72のような回転部材と、その対応
する側方レールとの間に介装された不連続の回転抵抗障
害を構成する。各々の不連続の前記障害を克服すると別
の締付けレベルに達したことを指示する。このように、
各々の障害を克服するとスケート使用者あるいはその他
の組立て作業員に対して、それ以上のさらに上の締付け
レベルに達したことを指示する。
【0036】面パターンの高い領域の頂点が底点へ滑り
込むと、軟らかいが聞きとれるカチンという音が聞える
ことが判明した。このカチンという音は、車輪をフレー
ムに組み付けている人に対して、固定具が車軸36のね
じ切り端に緊密にねじ込まれつつあることの可聴性信号
を提供する。頂点の高さに応じて、組立て作業員にある
回数のカチリ音を聞き、次いでその回数に達すると廻す
のを止めるように伝えておくことができる。例えば、面
76と88とが正弦波関数と、0.32ミリ(0.01
25インチ)に等しい振幅とによって定義される場合、
組立て作業者は最大4回乃至5回のカチリ音を聞くか、
感じた後廻すのを止めるべきである。このように、本発
明による固定装置は、それが適正に締め付けられたとき
を示す少なくとも2種類の感知しうるインジケータ、即
ちカチリ音を聞くことと、係合している面パターンの相
互作用を感知することのインジケータを提供する。適正
な締付けの別の指示として、ボルト頭64の形状を四角
にし、その面パターン76を底面74に配置することに
よって、ボルトの真直の側を、車軸36が適正に固定さ
れたとき例えばフレームの底13のようなフレーム12
の何らかの特徴と概ね整合するようにさせることができ
る。
【0037】前述のように、フレーム12は典型的に左
のブーツあるいは右のブーツのいずれかに取り付けるよ
うに構成されている。美観上の理由から、いずれのブー
ツにフレームを取り付けるか否かにかかわらず同じ全体
的なイメージを提供したい場合、車軸36はフレーム1
2へいずれの側からも挿入可能でなければならない。こ
のためには、双方の側方レールはボルトの頭の面パター
ン76と相互作用するうねりパターンを有する必要があ
る。各フレームの側方レールにうねりパターンを設ける
にはねじ付きの固定具72が、側方レール20のうねり
パターン82あるいは、例えば開口84のような円形開
口が用いられた場合、うねりパターン88に適合するう
ねりパターン112を有する必要がある。図2、図3お
よび図4に示すように、固定具72は、例えばナイロン
のような合成材料で形成されたカバー104に囲まれた
鋼製ナット102からなる一体品でよい。ナット102
は、図4に最良に示されている車軸36のねじ付き端6
6を受け入れ、かつ保持する内側ねじ106を有する。
固定具72はさらに、例えば長円形あるいは楕円形の突
起108のような回転阻止手段を含む。突起108は、
図2および図3に示す開口32のような側方レールの車
軸用開口と摩擦係合する形状の周囲部分110を有する
ことによって組立て作業者が車輪の組立ての間固定具を
適所に位置し、そこで保持できるようにする。突起10
8は側方レールの厚さより小さい厚さt1 を有するべき
で、突起108の厚さt1 と車軸用開口のプラグ38の
突起42の厚さt2 とを合わせたものが側方レール20
または22の厚さt3 より小さいか、あるいは等しくあ
るべきである。突起108は車軸用孔109を含み、該
孔へ車軸36のねじ付きの端部66をナット102にね
じ込むために挿入することができる。
【0038】固定具72の突起108はカバー104の
うねり面112から突出している。図7に示す開口84
のような円形開口と関連して使用されると、うねり面1
12は単に、フレームのうねりパターン88の対称形で
あればよい。うねりパターン112が、例えば側方レー
ル20の面パターン82あるいは側方レール22の面パ
ターン23のようなうねりパターンと係合すると、面の
相互作用はさらに複雑となる。これらの面は前述した米
国特許第4,909,523号に完全に説明されている
ように、車軸用開口プラグ38,40を配置しうる二位
置のいずれかにおいて作用しうる形状とされている。そ
のため、前記面は、ボルト頭のうねり面76と同様に、
プラグ38および40がそれらのとる2位置のいずれか
にあるとき順次係合できなければならないため若干より
複雑である。図2に示すように、プラグ38と40とは
それぞれ下方位置において側方レール20,22に配置
されている。プラグを反転させることにより、それぞれ
車軸用開口32および34に対してプラグ用孔54,5
6の中心を上げる。このように、多数位置プラグを用い
ると、うねりパターン82,83はボルト頭68の面パ
ターン76と固定具のうねりパターン112とを上方あ
るいは下方位置のいずれかにおいて受け入れできる必要
がある。
【0039】固定具のうねり面112はn個の低い領域
116の上方にあるn個の高い領域を含み、前記領域の
各々は、ねじ付きの端部66がナット102によって受
け入れられると、うねりパターン82のそれぞれ高い領
域あるいは低い領域と係合する。固定具72は、突起1
08が固定具72を回転しないように阻止するためボル
ト頭の面パターン76がうねりパターン83と係合する
程緊密にうねりパターン82と係合する必要はない。希
望し応じて、固定具72とフレームの側方レールのうね
りパターン82とは固定具72の回転阻止手段として作
用し、その場合2個の面は相互に対して緊密に形が合致
する必要はない。表面パターン112は希望に応じ低い
領域116に対しては概ね平坦な面を含めばよい。
【0040】主として図2および図5を参照して、うね
り面82および83を説明する。前記うねり面は概ね同
一であるので、うねりパターン82のみを参照する。こ
の説明は面パターン83の説明にも適用しうるものと理
解する。面パターン82は円周方向に交番の高い領域と
低い領域120,122,124,126および13
0、並びに132,134,136をそれぞれ有するう
ねり形状を有している。低い領域130,132,13
4および136はそれぞれ概ね同一の形状とされ、相互
にぴったりと係合するようにボルト頭の表面パターン7
6の高い領域78を囲むに十分な周囲方向の幅を有する
べきである。
【0041】高い領域120および124は、高い領域
122,126と同様に概ね同一の形状とされている。
前記領域122は、プラグ38,40が下方位置におい
てそれぞれ孔54,56により開口32,34に配置さ
れるとボルト頭の面パターン76と極最小の係合を行
う。逆に、孔54と56とが上方位置に来るようにプラ
グを揺動させることにより面パターン76と高い領域1
26との間の係合を最小にする。その結果、領域122
および126はボルト頭の面パターン76の高い領域7
8と対称形の形状にできる。
【0042】高い領域122および126と異なり、高
い領域120および124はプラグ38および40が上
方および下方の双方の位置にあるとボルト頭の面パター
ン76としっかりと係合する。そのため、それらの形状
はボルト頭の面パターン76の高い領域78の単純な対
称形とはなりえない。高い領域120および124の周
囲方向範囲は高い領域122および126のそれより狭
くあるべきで、そのためこれらの領域は上方あるいは下
方位置のいずれかにおいてボルト頭の面パターン76の
低い領域80と順次係合することができる。この点に関
して、領域120および124は大きい頂点122およ
び126と比較して小さい頂点と称することができる。
小さい頂点120,124は大きい頂点122および1
26と同じ幅であるとすれば、ボルト頭の面パターン7
6の低い領域80と適正に係合しない。図6は長円形開
口142を囲むうねりパターン140の代替的実施例を
示す。うねりパターン140はその面が開口142の中
心に対して完全に対称形であることを除いてうねりパタ
ーン82と概ね類似であり、一方うねりパターン82は
開口32の中心に対して完全に対称形ではない。即ち、
図5に明瞭に示されているように、大きい頂点122は
大きい頂点126よりも半径方向の範囲が大きい。その
他の全ての点においては、うねりパターン142はうね
りパターン82と同一の形状である。希望に応じて車輪
の高さをセットすることのできる殆んどの直列型ローラ
スケートは、その概ね殆んどの使用時間にわたって車輪
が全て同じ高さにあるように車輪をスケート靴のフレー
ムに配置させることが判明したので、大きい頂点122
は大きい頂点126より大きい範囲を有している。この
ように、図5は、全ての車輪が同じ高さにあるとき、そ
のうねりパターンを備えた特定の車輪が上方位置に配置
されているうねりのパターンを示している。もし車輪を
下方位置に配置すべき場合は、うねりパターンを反転さ
せる。
【0043】図1を参照して、フレームおよびうねりパ
ターンをブレーキ組立体18と関連して説明する。ブレ
ーキ組立体18は制動面152を有するブレーキ150
を含む。ブレーキ150は一対の前方に延びたアームを
有するU字形部材154によって保持されており、一方
のアーム156のみを破断した部分図において示す。図
示のように、アーム156は最後方車輪14Dと関連し
て配置されたうねりパターン160と合致するうねりパ
ターン158を有している。アーム156のうねりパタ
ーン158は前述のようにうねりパターン82および8
8と同様に機能する。アーム156とフレーム12との
間を緊密に嵌合させるために、うねりパターン160と
緊密に係合する対称形のうねりパターンをアーム156
の内側に配置すべきである。このように、車輪14Cに
関して前述したのと同様の要領で、車輪14Dとブレー
キ組立体18とはフレーム12に固定することができ
る。もし、典型的なことであるが一対のスケート靴の一
方のスケート靴のみがブレーキを有している場合、ブレ
ーキを有していないスケート靴の後方の車輪は車輪14
Cに関して説明したのと同じ要領でフレーム12に取り
付ける。
【0044】特に面パターン76および面パターン88
のような各種のうねりパターンは滑らかな外形で、連続
した面であることが好ましい。そのような面は鋭い縁部
が無いのでフレームのうねりパターンにめくれ、あるい
はその他の損傷を発生させることがない。不連続の面で
あっても十分であることが判明している。もっとも方形
波によって表わされるようなある種の面は波のピークに
よってつくられる傾斜作用がないので機能しないことは
明らかである。
【0045】本明細書において説明し、図面に示した各
種フレームのうねりパターンは概ね平坦なフレーム面の
上方に持ち上げたものとして示されている。しかしなが
ら、フレームのうねりパターンは、高い領域の頂点が、
あるとしても極僅か側方レールの平坦面より上方に現わ
れるようにフレームの側方レール内に配置させることが
できる。このため、フレームが弱体化し、かつこれらの
領域が損傷するので、フレームを相応に補強しないので
あれば好ましくない。
【0046】本発明をパターンが全体的に完全に面係合
させるものとして説明してきたが、効果的なロック可能
な係合を達成するために一方の部材のうねり面の全ての
部分が他方の部材のうねり面と完全な面接触をせねばな
らぬという必要性はない。このように、本発明は面パタ
ーンが係合したとき該パターンの選定した部分のみが面
接触する係合面パターンを提供する。第1の例としての
みであるが、開口32,34のような長円形の車軸用開
口が使用されると、前記開口を囲んでいるパターンを、
うねり面パターンのある部分のみが相互に面接触しうる
ような形状としうる。このように、例として側方レール
20のパターン82に注目すると、プラグ38および4
0がそれぞれフレームに設置されると車軸用孔54およ
び56が開口32および34の下部分に来るように開口
プラグ38,40が配置された場合、低い領域130の
底部および高い領域128の隣接する頂部、低い領域1
32の底部と高い領域124の隣接する上部分、および
低い領域134,136の底部とパターン82の対応の
高い領域126のみが固定具72のうねりパターン11
2の対向する高い領域と低い領域とに面接触する。開口
プラグ38および40が反転されると、即ち車軸用孔5
4および56が開口32,40の上部分に配置される
と、第1の例においてパターン112の対向する領域と
面係合していないパターン82の残りの部分は今や面係
合し、一方、第1の例において画成されたパターン82
の部分とそれらの相手側の面とは完全に面係合しない。
本節で使用している頂部および底部とは車軸36の軸線
に対して垂直の平面において測定したうねりパターンの
部分を言及している。
【0047】固定具72は一体ユニットとして説明され
ている。本発明と同じ譲受人に譲渡された米国特願第0
7/547,236号に記載しているもののようなその
他の公知の形態の固定具は前述したものと一致したうね
りパターンを含むことができる。希望に応じ、かつ、も
しカバー104を形成する合成材料が十分な強度を有し
ているとすれば、ナット102を排除し、かつ車軸のね
じを切った端部66は単にカバー104にねじ込めばよ
い。
【0048】本発明を説明してきたが、当該技術分野の
専門家にはその他の修正、変更あるいは代替が想起され
るが、それらは全て本発明の精神と範囲に入る。従っ
て、本発明は特許請求の範囲のみによって限定される意
図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定装置により車輪を固定した直列型
ローラスケート靴を示し、部分的に破断したブレーキ組
立体のアームを示す図。
【図2】図1の線3−3に沿って視た部分的に断面の分
解斜視図であって、本発明の固定装置を示す図。
【図3】図1の線3−3に沿って視た断面図であって、
本発明の固定装置を用いて直列型ローラスケート靴のフ
レームに取り付けた車輪を示す図。
【図4】ナットが装飾用アンカに囲まれている、本発明
の固定装置において有用な、ねじ付き固定具の断面図。
【図5】本発明の固定装置が使用されている直列型ロー
ラスケート靴フレームあるいはその他部材の一部を示す
平面図で、フレームはマルチプライの位置決め可能ボル
トと適合する本発明によるうねりパターンを有している
ことを示す図。
【図6】うねりパターンの代替形態を示すフレームある
いはその他の製作部材の平面図。
【図7】うねりパターンの代替形態を示すフレームある
いはその他の製作部材の平面図。
【図8】種々の関連の構成要素を備え、かつボルト頭の
低い領域と高い領域とがフレームのうねりパターンの対
応する高い領域と低い領域とに係合している、フレーム
と車輪とを示す断平面図。
【図9】ボルト頭のうねりパターンの頂部がフレームの
うねりパターンの頂部と係合するように車軸が1/n分
の回転により緊締されている図8に示すフレームと車輪
との組立体を示し、さらに発生した圧縮力によるフレー
ムの各種の構成要素の変形を誇張して詳細に示す図。
【図10】図8に示すフレームと車輪の組立体を示す底
平面図。
【図11】対応するうねりパターンの頂点が相互に係合
するように車軸が締め付けられるにつれて生じるフレー
ムの変形を示し、図10のフレームと車輪の組立体を示
す図。
【符号の説明】
10 スケート靴 12 フレーム 14 車輪 16 ブーツ 18 ブレーキ組立体 20,22 側方レール 32,34 開口 36 車軸 38,40 プラグ 42,44 突起 50,52 カラー 54,56 車軸孔 62 ボルトの軸 64 ボルトの頭 66 ボルトの端部 70 ソケット 72 固定具 74 ボルト頭の下面 76 うねりパターン 78 高い領域 80 低い領域 82,83 うねりパターン 84 開口 88 うねりパターン 90 高い領域 92 低い領域 200 タイヤ部材 202 ハブ 214,216 ベアリング 220 内側レース 222 外側レース 224 スリーブ 228 スペーサ(肩部) 232 ばね手段

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1と第2の側方レールを含むフレーム
    を有する直列型ローラスケート靴であって、前記側方レ
    ールは、車軸用孔を有する少なくとも1個の車輪をその
    間で取り付けるように設けられ、各レールは車軸用開口
    を有している直列型スケート靴に車輪を取り付ける固定
    装置において、 軸を含み、前記軸の一方端に設けられ上下の面を有する
    頭であって前記上面が固定用工具手段を受け入れる形状
    とされている頭を有し、前記軸の他端に配置されたねじ
    付の端部を含む車軸であって、前記車軸が車輪の車軸用
    孔に受け入れられ、前記車輪を回転可能に取りつけてい
    る車軸を含み、 前記第1の側方レールが前記車軸用開口の周りに位置さ
    れn個の交番する高い領域と低い領域とを有し、n≧2
    である少なくとも1個のうねり面パターンを含み、 前記車軸の頭が、前記車軸を廻している間前記フレーム
    の面パターンと選択的にロック可能に係合するためのう
    ねり面パターンをその下面において有し、 前記車軸が相対的に廻されるにつれて前記車軸のねじ付
    き端部とねじ係合し、 かつ保持するための、前記第2の側方レールに隣接して
    設けたねじ付き固定具をさらに含むことを特徴とする固
    定装置。
  2. 【請求項2】 前記車軸の頭の前記面パターンが概ね滑
    らかな形状の面であることを特徴とする請求項1に記載
    の固定装置。
  3. 【請求項3】 前記面パターンが前記車軸用開口の周り
    で周囲方向に延びていることを特徴とする請求項1に記
    載の固定装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のレールの前記面パターンが概
    ね滑らかな形状の面であることを特徴とする請求項1に
    記載の固定装置。
  5. 【請求項5】 前記の面パターンが前記車軸用開口の周
    りを周囲方向に延びることを特徴とする請求項4に記載
    の固定装置。
  6. 【請求項6】 カラーと突起とを含む固定プラグであっ
    て、前記突起が前記第1の側方レールの前記車軸用開口
    によって適合して受け入れられる形状であり、前記突起
    は前記開口へ第1の方向から挿入され、前記カラーは前
    記突起から半径方向外方に延び前記第1の側方レールと
    当接し、前記プラグが前記車軸の軸を受け入れる形状に
    された車軸用孔を含む固定プラグをさらに含むことを特
    徴とする請求項1に記載の固定装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の側方レールが、 前記車軸用開口の周りに位置し、m個の交番した高い領
    域と低い領域とからなる少なくとも1個のうねり面パタ
    ーンであって、m≧2であるうねり面パターンを含み前
    記面は前記第2の側方レールの前記車軸用開口から半径
    方向外方に延びており、 前記のねじ付の固定具が、 前記第2の側方レールの前記パターンとロック可能に係
    合しうるうねり面パターンであって、周囲方向に延び概
    ね滑らかな形状のうねり面であるうねり面を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の固定装置。
  8. 【請求項8】 前記固定具のうねりパターンが f(Ψ)=Asin(mΨ)によって定義され、 A=波の振幅 m=波のサイクル数 Ψ=下面の周りの角度のずれ であることを特徴とする請求項7に記載の固定装置。
  9. 【請求項9】 n=4であることを特徴とする請求項1
    に記載の固定装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の側方レールのうねりパター
    ンと、前記ボルトの頭のうねり面パターンとが連続した
    面であることを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
  11. 【請求項11】 前記の高い領域の各々が前記車軸の半
    径に沿って測定して一定の振幅を有する頂点を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の固定装置。
  12. 【請求項12】 前記の低い領域の各々は前記車軸の半
    径に沿って測定して一定の振幅を有する谷を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の固定装置。
  13. 【請求項13】 前記ボルトの頭のうねり面パターンが
    f(Ψ)=Asin(nΨ)によって定義され、 A=波の振幅 n=波のサイクルの数 Ψ=下面の周りの角度方向ずれ であることを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の側方レールと前記車軸の頭
    との前記のうねりパターンが概ね適合して係合可能であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
  15. 【請求項15】 使用中弛むことがなく、かつ第1の部
    材を第2の部材に取り付ける上で有用な固定装置におい
    て、 軸を有するボルトであって、前記軸が頭と、前記第1の
    部材に担持された固定具を受け入れるためのねじ付の端
    部とを有し、前記頭が上面と下面とを有し、前記下面が
    円周方向に延びた規則的なうねり面によって画成されて
    いるボルトと、 前記軸の前記のねじ付きの端部と係合するねじ付きの固
    定具とを含み、 前記第2の部材が、 前記軸を受け入れる形状の開口を含み、 前記第2の部材は前記ボルトの頭の前記下面に当接し、
    かつ適合して係合し、前記頭の下面と概ね同一の形状と
    されたうねり面を含むことを特徴とする固定装置。
  16. 【請求項16】 前記うねり面の少なくとも1個が連続
    した面であることを特徴とする請求項15に記載の固定
    装置。
  17. 【請求項17】 前記うねり面の少なくとも1個が下式
    により定義されることを特徴とする請求項16に記載の
    固定装置。 f(Ψ)=Asin(nΨ) 但し A=波の振幅 n=波のサイクル数 Ψ=下面の周りの角度方向ずれ
  18. 【請求項18】 n=4であることを特徴とする請求項
    17に記載の固定装置。
  19. 【請求項19】 前記うねり面が高い領域と低い領域と
    を有し、前記面の中の少なくとも1個の高い領域と低い
    領域の各々が前記軸から半径方向外方に延びていること
    を特徴とする請求項15に記載の固定装置。
  20. 【請求項20】 前記の高い領域が全て概ね同じ高さを
    有していることを特徴とする請求項19に記載の固定装
    置。
  21. 【請求項21】 前記の低い領域が全て概ね同じ深さを
    有していることを特徴とする請求項19に記載の固定装
    置。
  22. 【請求項22】 前記の高い領域が概ね同様の形状であ
    ることを特徴とする請求項19に記載の固定装置。
  23. 【請求項23】 前記の低い領域が概ね同様の形状をし
    ていることを特徴とする請求項19に記載の固定装置。
  24. 【請求項24】 軸を有するボルトであって、前記軸が
    その一端で固定のための頭部と他端に配置されねじ付き
    の固定具を受け入れるねじ付き端とを有し、前記固定用
    頭部が上面と下面とを有し、前記下面が円周方向に延び
    規則的なうねり面によって画成されているボルトを含む
    ことを特徴とする固定装置。
  25. 【請求項25】 前記下面が連続した面であることを特
    徴とする請求項24に記載の固定装置。
  26. 【請求項26】 前記下面が下式により定義されること
    を特徴とする請求項25に記載の固定装置。 f(Ψ)=Asin(nΨ) 但し、A=波の振幅 n=波のサイクルの数 Ψ=下面の周りの角度ずれ
  27. 【請求項27】 n=4であることを特徴とする請求項
    26に記載の固定装置。
  28. 【請求項28】 前記のうねり面が複数の高い領域と低
    い領域とを含み、前記の高い領域と低い領域とが前記軸
    から半径方向外方にそれぞれ延びていることを特徴とす
    る請求項24に記載の固定装置。
  29. 【請求項29】 前記の高い領域が全て概ね同じ高さを
    有していることを特徴とする請求項28に記載の固定装
    置。
  30. 【請求項30】 前記の低い領域が全て概ね同じ深さを
    有していることを特徴とする請求項28に記載の固定装
    置。
  31. 【請求項31】 前記の高い領域が概ね同様の形状をし
    ていることを特徴とする請求項28に記載の固定装置。
  32. 【請求項32】 前記の低い領域が概ね同様の形状をし
    ていることを特徴とする請求項28に記載の固定装置。
  33. 【請求項33】 第1と第2の側方レールを含むフレー
    ムを有する直列型ローラスケート靴であって、前記側方
    レールがそれぞれ内側と外側とを、内側を相互に対面さ
    せて有し、前記側方レールが、車軸用孔を有する少なく
    とも1個の車輪をその間で取り付け、前記の側方レール
    の各々が車軸用開口を有しており、前記スケート靴がさ
    らにフレームを使用者の足に取り付ける手段をさらに含
    む直列型ローラスケート靴に、軸を含み、前記軸の一端
    に車軸ヘッドと他端にねじ付き端部を有する車軸部材で
    あって、前記車軸用孔内に受け入れられ、前記車輪を回
    転可能に取り付け、前記ねじ付きの軸端と係合するねじ
    付き固定具をさらに含む車軸部材を固定する方法におい
    て、 前記頭が前記第1の側方レールの前記外側と接触し、前
    記車軸が前記車軸用開口を通り、前記車軸のねじ付き端
    が前記のねじ付き固定具とねじ係合するべく位置するよ
    うに前記フレームの前記車軸用開口を通して前記車軸部
    材を挿入する段階、 前記軸のねじ付き端を受け入れるように前記ねじ付き固
    定具を整合させ、前記部材の中の一方を他方に対して廻
    し、廻されている方の部材が前記第1の側方レールに対
    して第1の緊締レベルに達するように前記ねじ付き端を
    前記ねじ付き固定具内で前進させる段階、 前記の廻されている部材が前記側方レールに対して前記
    の第1の緊締レベルに達した後、前記の廻されている部
    材と前記側方レールとの間に介装された複数の順次設け
    られた不連続の回転に抵抗する障害を克服する力を加え
    て、使用者の感覚に対して第2の緊締レベルに達しつつ
    あることを指示し、当該部材の不用意な弛緩を阻止する
    段階を含むことを特徴とする車軸部材を直列型スケート
    靴に固定する方法。
  34. 【請求項34】 前記の各障害の抵抗が前記車軸が廻さ
    れるにつれて選択的に増加することを特徴とする請求項
    33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記障害には前記一方の部材の1回転
    の中の約90度の間隔で達し、前記一方の部材の1回転
    の中の約45度の間隔で障害が継続することを特徴とす
    る請求項33に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記一方の部材と前記フレームの各々
    がうねり面パターンを含み、 前記回転に抵抗する障害が前記一方の部材が廻されるに
    つれて、前記パターンの所定部分と選択的に係合するよ
    うにして設定されることを特徴とする請求項33に記載
    の方法。
  37. 【請求項37】 前記一方の部材が廻され、前記回転抵
    抗障害に順次出合うにつれて、前記車軸の軸線に概ね沿
    って配置された少なくとも1個のばね手段を交互に圧縮
    したり、解放する段階をさらに含むことを特徴とする請
    求項33に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記の各障害を克服するに要する力
    が、前記障害が克服されて前記車軸がさらに廻されてい
    る間に増大することを特徴とする請求項37に記載の方
    法。
  39. 【請求項39】 前記障害は前記一方の部材の1回転の
    中の約1/4を占める間隔で出合い、前記一方の部材の
    1回転の中の前記間隔に続く約1/8の間継続すること
    を特徴とする請求項37に記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記一方の部材と前記フレームとがそ
    れぞれうねり面パターンを含み、 前記回転抵抗障害が、前記一方の部材が廻されるにつれ
    て前記面パターンの所定部分と選択的に係合することに
    より設定されることを特徴とする請求項37に記載の方
    法。
  41. 【請求項41】 車輪を含む直列型ローラスケート靴に
    車輪を取り付ける固定装置において、 第1と第2の側方レールを含み、前記レールがその間で
    前記車輪を取り付け、各レールが車軸用開口を有してい
    るフレームと、 長手方向中心軸線を有し、一端に頭部を有する軸からな
    る車軸であって、前記頭部が下面と上面とを有し、前記
    車軸が前記軸の他端に配置されたねじ付き端を含み、前
    記車軸用孔内に受け入れられ、かつ前記車輪を回転可能
    に取り付けている車軸とを含み、 前記第1のレールが前記車軸用開口の周りに位置され、
    高い領域と低い領域とを有する少なくとも1個のうねり
    面パターンを含み、 前記車軸の頭部が、前記車軸を廻している間、高い領域
    と低い領域とを有する前記フレームの面パターンと選択
    的にロック可能に係合するうねり面パターンを前記頭部
    の下面において有し、 前記車軸が相対的に廻されるにつれて前記車軸の前記ね
    じ付き端部とねじ係合し、かつ保持するための、前記第
    2の側方レールに隣接して設けたねじ付き固定具をさら
    に含み、 前記固定装置はさらに、 前記車軸の軸線に概ね沿って配置されている少なくとも
    1個のばね手段を含み、前記ねじ付き固定具を前記車軸
    のねじ付き端部に取り付けると前記フレームの双方の双
    方レールに内方に向いた力を加え、前記の力は前記の少
    なくとも1個のばね手段によって吸収され、次に解放さ
    れて前記側方レールのうねり面と前記車軸の頭のうねり
    面とを押圧して相互にロック係合させることを特徴とす
    る固定装置。
  42. 【請求項42】 前記車輪は内側レースと外側レースと
    を有する一対の離隔されたベアリングを取り付けるハブ
    を含み、前記固定装置がさらに前記ベアリングを離隔さ
    せるためのベアリングスペーサを含み、前記の少なくと
    も1個のばね手段が前記ベアリングスペーサを構成して
    いることを特徴とする請求項41に記載の固定装置。
  43. 【請求項43】 前記ベアリングスペーサが前記車軸を
    受け入れる孔を含み、さらに前記ベアリングの内側レー
    スと係合する中央肩部を含むことを特徴とする請求項4
    2に記載の固定装置。
  44. 【請求項44】 前記の少なくとも1個のばね手段が、 カラーと突起とを含む固定プラグを含み、前記突起が前
    記第1の側方レールの前記車軸用開口によって適合可能
    に受け入れられる形状とされ、前記突起が第1の方向か
    ら前記開口へ挿入され、前記カラーが前記突起から半径
    方向外方に延びて前記第1の側方レールに当接し、前記
    プラグが前記車軸の軸を受け入れる形状とされた車軸用
    孔を含むことを特徴とする請求項41に記載の固定装
    置。
  45. 【請求項45】 前記の少なくとも1個のばね手段が、
    前記側方レールの少なくとも1個からなり、前記少なく
    とも1個の側方レールが、前記ねじ付き固定具を前記軸
    のねじ付き端に取り付けている間前記うねり面の高い領
    域と係合することにより前記の力が加えられるにつれて
    休止位置から移動位置まで撓み、前記の各うねり面の高
    い領域が各々の対向するうねり面の低い領域と係合する
    につれて前記の力が減少する際前記休止位置へ戻るに十
    分弾性であることを特徴とする請求項41に記載の固定
    装置。
  46. 【請求項46】 前記車輪が一対の離隔したベアリング
    を取り付けるハブを含み、前記固定装置が前記ベアリン
    グを離隔するためのベアリングスペーサを含み、さらに
    前記固定装置はカラーと突起とを含む固定プラグを含
    み、前記突起が前記第1の側方レールの前記車軸用開口
    によって適合して受け入れられる形状とされ、前記突起
    が第1の方向から前記開口へ挿入され、前記カラーが前
    記突起から半径方向外方へ延びて前記第1の側方レール
    に当接し、前記プラグが前記車軸の軸を受け入れる形状
    とされた車軸用孔を含み、 前記の少なくとも1個のばね手段が前記ベアリングスペ
    ーサおよび前記固定プラグからなることを特徴とする請
    求項41に記載の固定装置。
  47. 【請求項47】 前記車輪が一対の離隔したベアリング
    を取り付けるハブを含み、前記固定装置がさらに前記ベ
    アリングを離隔するベアリングスペーサを含み、前記ば
    ね手段が前記ベアリングスペーサと、前記側方レールの
    少なくとも1個からなり、前記の少なくとも1個の側方
    レールは、ねじ付き固定具を前記軸のねじ付き端に取り
    付けている間前記のうねり面の高い領域と係合すること
    により前記の力が加えられるにつれて休止位置からずれ
    位置まで撓み、前記うねり面の高い領域が各々の対向す
    るうねり面の低い領域と係合するにつれて前記力が減少
    する際前記休止位置まで戻るに十分な弾性であることを
    特徴とする請求項41に記載の固定装置。
  48. 【請求項48】 カラーと突起とを含む固定プラグであ
    って、前記突起が前記第1の側方レールの前記車軸用開
    口によって適合して受け入れられる形状とされ、前記突
    起が第1の方向から前記開口へ挿入され、前記カラーが
    前記突起から半径方向外方に延び前記第1の側方レール
    に当接し、前記プラグが前記車軸の軸を受け入れる形状
    とされている固定プラグをさらに含み、 前記少なくとも1個のばね手段が前記の固定プラグと前
    記側方レールの少なくとも1個とからなり、前記の少な
    くとも1個の側方レールが、前記ねじ付き固定具を前記
    軸のねじ付き端に取り付けている間に前記うねり面の高
    い領域と係合することにより前記力が加えられるにつれ
    て休止位置からずれ位置まで撓み、前記各々のうねり面
    の高い領域が各々の対向するうねり面の低い領域と係合
    するにつれて前記の力が減少する際前記休止位置まで戻
    るに十分な弾性であることを特徴とする請求項41に記
    載の固定装置。
  49. 【請求項49】 前記ばね手段が前記ねじ付き固定具を
    構成することを特徴とする請求項41に記載の固定装
    置。
  50. 【請求項50】 前記固定装置がカラーと、前記第1の
    側方レールの前記車軸用開口によって適合して受け入れ
    られる形状とされた突起とを含み、前記突起が第1の方
    向から前記開口へ挿入される固定プラグを含み、 前記ねじ付き固定具が第2の方向から前記第1の側方レ
    ールの前記車軸用開口へ挿入可能の突起を含み、前記突
    起と前記車輪用開口との間に空隙が設けられており、 前記の力を加えることにより前記ねじ付き固定具の前記
    突起が前記車軸の緊締あるいは弛緩に応答して前記の空
    隙へ弾性的に出入りするよう弾圧して前記ばね手段を形
    成することを特徴とする請求項49に記載の固定装置。
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