JP2564085Y2 - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
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- JP2564085Y2 JP2564085Y2 JP1990054329U JP5432990U JP2564085Y2 JP 2564085 Y2 JP2564085 Y2 JP 2564085Y2 JP 1990054329 U JP1990054329 U JP 1990054329U JP 5432990 U JP5432990 U JP 5432990U JP 2564085 Y2 JP2564085 Y2 JP 2564085Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電磁石装置への電気接続を行うための電装
箱を弁本体の上面に設けた電磁弁に関する。
箱を弁本体の上面に設けた電磁弁に関する。
従来、この種の電磁弁は、実開昭58−109673号公報に
示される如き、一側面に電磁石装置を具備する弁本体の
上面に電磁磁石装置への電気接続を行うための電装箱を
載置し、電装箱は上部を開口し側壁に外部からの複数の
給電線を挿通するための配線孔を設け、その内部には電
磁石装置のピン部材から成る接続端子と接触する導電部
材としての接続金具と給電線を結線する複数の端子接続
具とを有した端子台を収装配設している。そして、配線
孔より挿入させた複数の給電線を電装箱の上部開口を利
用して各端子接続具に結線するよう設けていると共に、
その上部開口を閉塞する蓋部材を複数の止着ボルトによ
り固定している。
示される如き、一側面に電磁石装置を具備する弁本体の
上面に電磁磁石装置への電気接続を行うための電装箱を
載置し、電装箱は上部を開口し側壁に外部からの複数の
給電線を挿通するための配線孔を設け、その内部には電
磁石装置のピン部材から成る接続端子と接触する導電部
材としての接続金具と給電線を結線する複数の端子接続
具とを有した端子台を収装配設している。そして、配線
孔より挿入させた複数の給電線を電装箱の上部開口を利
用して各端子接続具に結線するよう設けていると共に、
その上部開口を閉塞する蓋部材を複数の止着ボルトによ
り固定している。
とろろが、かかる構成の電磁弁は、電装箱への給電線
接続作業を行う場合、蓋部材を止着する止着ボルトを締
付工具により着脱しなければならないと共に電装箱内の
狭い空間部分に有した各端子接続具にそれぞれ給電線を
結線しなければならないため、電磁弁が高所や狭い箇所
に設置されていると電装箱への給電線接続作業が非常に
困難となる問題点があった。
接続作業を行う場合、蓋部材を止着する止着ボルトを締
付工具により着脱しなければならないと共に電装箱内の
狭い空間部分に有した各端子接続具にそれぞれ給電線を
結線しなければならないため、電磁弁が高所や狭い箇所
に設置されていると電装箱への給電線接続作業が非常に
困難となる問題点があった。
本考案はかかる問題点を解決するもので、電装箱の側
壁外での作業により給電線を電装箱内に有した電磁石装
置の接続端子と接続する導電部材と容易に接続し得るよ
うにした電磁弁を提供するものである。
壁外での作業により給電線を電装箱内に有した電磁石装
置の接続端子と接続する導電部材と容易に接続し得るよ
うにした電磁弁を提供するものである。
このための本考案は、対向した両側面に電磁石装置を
具備する弁本体の上面に、電磁石装置への電気接続を行
うための絶縁材料から箱状に形成した電装箱を載置し、
両電磁石装置に備えた接続端子と接続する接続金具を両
端側に備えた回路基板を電装箱の内部に収装し、一端側
を電装箱の対向する両側壁から突出させてそれぞれ電装
箱に取り付けられ、電装箱内で回路基板に接続線を経て
接続する複数の接続片をこの一端側へ露呈して有した二
つの接続部材を備えると共に、外部からの給電線と接続
する複数の導電片を一端側へ露呈して有し、この導電片
を選択した一方の接続部材の接続片に接続させるよう両
接続部材に着脱自在な一つのコネクタ部材を備え、コネ
クタ部材には回動させることで接続部材の一端側外周に
設けたねじ部に螺合して両部材を装着固定させる止着部
材を外嵌して設け、コネクタ部材が装着されない接続部
材の一端側には外周の前記ねじ部に螺合して接続片を覆
う覆蓋体を着脱自在に取り付けるよう構成した。
具備する弁本体の上面に、電磁石装置への電気接続を行
うための絶縁材料から箱状に形成した電装箱を載置し、
両電磁石装置に備えた接続端子と接続する接続金具を両
端側に備えた回路基板を電装箱の内部に収装し、一端側
を電装箱の対向する両側壁から突出させてそれぞれ電装
箱に取り付けられ、電装箱内で回路基板に接続線を経て
接続する複数の接続片をこの一端側へ露呈して有した二
つの接続部材を備えると共に、外部からの給電線と接続
する複数の導電片を一端側へ露呈して有し、この導電片
を選択した一方の接続部材の接続片に接続させるよう両
接続部材に着脱自在な一つのコネクタ部材を備え、コネ
クタ部材には回動させることで接続部材の一端側外周に
設けたねじ部に螺合して両部材を装着固定させる止着部
材を外嵌して設け、コネクタ部材が装着されない接続部
材の一端側には外周の前記ねじ部に螺合して接続片を覆
う覆蓋体を着脱自在に取り付けるよう構成した。
かかる本考案の構成において、電装箱側壁より突出し
て複数の接続片を有した接続部材と外部からの給電線と
接続する複数の導電片を有したコネクタ部材とを止着部
材により装着固定することで、接続部材の各接続片にコ
ネクタ部材の各導電片が接続して導電部材を介し各給電
線が電磁石装置へ電気接続される。このため、電磁弁が
高所や狭い箇所に設置されていても接続部材にコネクタ
部材を装着固定することで一度に複数の給電線を接続す
ることができると共に、接続部材にコネクタ部材を装着
固定する止着部材は電装箱の側壁外にあって回動し易い
から、電装箱の給電線接続作業を容易に行うことができ
る。
て複数の接続片を有した接続部材と外部からの給電線と
接続する複数の導電片を有したコネクタ部材とを止着部
材により装着固定することで、接続部材の各接続片にコ
ネクタ部材の各導電片が接続して導電部材を介し各給電
線が電磁石装置へ電気接続される。このため、電磁弁が
高所や狭い箇所に設置されていても接続部材にコネクタ
部材を装着固定することで一度に複数の給電線を接続す
ることができると共に、接続部材にコネクタ部材を装着
固定する止着部材は電装箱の側壁外にあって回動し易い
から、電装箱の給電線接続作業を容易に行うことができ
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図ないし第４図において、１は流体を制御する弁
体（図示せず）を内蔵した弁本体で、長手方向両端の側
面に電磁石装置２、３を具備し、上面に電磁石装置２、
３への電気接続を行うための電装箱装置４を載置してい
る。電装箱装置４は電装箱５と接続部材６、７とを有
し、電装箱５は電気絶縁性の合成樹脂により形成して弁
本体１の上面に接合固着する底壁８の周囲に側壁9A、9B
を立設して箱状に設けている。電装箱５の各電磁石装置
２、３と対応する長手方向両端の側壁9Aには電磁石装置
２、３から突出したピン部材から成る接続端子2A、3Aを
嵌挿する嵌挿孔10、11を下部に設けていると共に、電装
箱５の内部空間12へ連通する貫通孔13、14を設けてい
る。接続部材６、７は中間部にフランジ部15、16を有し
ていると共にフランジ部15、16前後の外周面に電装箱５
の貫通孔13、14の内周に形成のねじ溝と螺合する第１ね
じ部17、18と後述するコネクタ部材28の外周に外嵌した
止着部材30と螺合する第２ねじ部19、20とを有してい
る。この接続部材６、７の第１ねじ部17、18は電装箱５
の貫通孔13、14に螺合固着して接続部材６、７の第２ね
じ部19、20側が電装箱５の側壁9Aより突出して設けてい
る。また、接続部材６、７は第２ねじ部19、20側の端面
を内方へ窪ませた窪み部6Aを形成しており、この一端側
に四個の接続片21A、21B、21C、21Dを一部露呈して有し
ている。22は電装箱５の内部空間12へ収装配設して電気
絶縁性の合成樹脂により形成した端子台で、下部に電気
回路を印刷し電子素子23等を備えた回路基板24を有して
いる。回路基板24は電磁石装置２、３の各二本の接続端
子2A、3Aと嵌脱自在に接触する接続金具25、26をそれぞ
れ有していると共に図示しない回路部分を介して各別に
接続した各三本の接続線27A、27B、27Cを各接続部材
６、７の３個の接続片21A、21B、21Cと接続している。
そして、各接続部材６、７の残りの接続片21Dはアース
用の接続線27Dと接続している。これにより、各電磁石
装置２、３が備えた接続端子2A、3Aに接続する導電部材
を、接続金具25、26、回路基板24、接続線27A、27B、27
C、27Dにより形成している。28は外部からの四本の給電
線29（一部図示省略）を束ねて一体的に形成したコネク
タ部材で、外周に接続部材６の第２ねじ部19へ着脱自在
に螺合回動させて接続部材６と装着固定させる止着部材
30を外嵌して設けている。このコネクタ部材28は接続部
材６と装着される側の端面を外方へ突出させた突出部28
Aを形成しており、この一端側に各給電線29と接続した
四個の導電片としてのピン端子31（一部図示省略）を露
呈して有している。28Bは突出部28Aが窪み部6Aの所定位
置で嵌合されるように接続部材６の挿通溝6Bに挿通され
るコネクタ部材28の突部であり、給電線29と接続の各ピ
ン端子31を所定位置の接続片21A、21B、21C、21Dとそれ
ぞれ接続されるように設けている。32はコネクタ部材28
を装着しないとき接続部材７の接続片21A、21B、21C、2
1Dを被覆する覆蓋体で、接続部材７の第２ねじ部20と着
脱自在に螺合して外部環境からの影響を受けないように
設けている。33は電気絶縁性の合成樹脂により形成した
蓋体で、電装箱５の上部開口側に複数の止着ボルト34を
用いて着脱自在に設けその上部開口を閉塞している。3
5、36は電磁石装置２、３への通電を表示するための発
光ダイオードである。
体（図示せず）を内蔵した弁本体で、長手方向両端の側
面に電磁石装置２、３を具備し、上面に電磁石装置２、
３への電気接続を行うための電装箱装置４を載置してい
る。電装箱装置４は電装箱５と接続部材６、７とを有
し、電装箱５は電気絶縁性の合成樹脂により形成して弁
本体１の上面に接合固着する底壁８の周囲に側壁9A、9B
を立設して箱状に設けている。電装箱５の各電磁石装置
２、３と対応する長手方向両端の側壁9Aには電磁石装置
２、３から突出したピン部材から成る接続端子2A、3Aを
嵌挿する嵌挿孔10、11を下部に設けていると共に、電装
箱５の内部空間12へ連通する貫通孔13、14を設けてい
る。接続部材６、７は中間部にフランジ部15、16を有し
ていると共にフランジ部15、16前後の外周面に電装箱５
の貫通孔13、14の内周に形成のねじ溝と螺合する第１ね
じ部17、18と後述するコネクタ部材28の外周に外嵌した
止着部材30と螺合する第２ねじ部19、20とを有してい
る。この接続部材６、７の第１ねじ部17、18は電装箱５
の貫通孔13、14に螺合固着して接続部材６、７の第２ね
じ部19、20側が電装箱５の側壁9Aより突出して設けてい
る。また、接続部材６、７は第２ねじ部19、20側の端面
を内方へ窪ませた窪み部6Aを形成しており、この一端側
に四個の接続片21A、21B、21C、21Dを一部露呈して有し
ている。22は電装箱５の内部空間12へ収装配設して電気
絶縁性の合成樹脂により形成した端子台で、下部に電気
回路を印刷し電子素子23等を備えた回路基板24を有して
いる。回路基板24は電磁石装置２、３の各二本の接続端
子2A、3Aと嵌脱自在に接触する接続金具25、26をそれぞ
れ有していると共に図示しない回路部分を介して各別に
接続した各三本の接続線27A、27B、27Cを各接続部材
６、７の３個の接続片21A、21B、21Cと接続している。
そして、各接続部材６、７の残りの接続片21Dはアース
用の接続線27Dと接続している。これにより、各電磁石
装置２、３が備えた接続端子2A、3Aに接続する導電部材
を、接続金具25、26、回路基板24、接続線27A、27B、27
C、27Dにより形成している。28は外部からの四本の給電
線29（一部図示省略）を束ねて一体的に形成したコネク
タ部材で、外周に接続部材６の第２ねじ部19へ着脱自在
に螺合回動させて接続部材６と装着固定させる止着部材
30を外嵌して設けている。このコネクタ部材28は接続部
材６と装着される側の端面を外方へ突出させた突出部28
Aを形成しており、この一端側に各給電線29と接続した
四個の導電片としてのピン端子31（一部図示省略）を露
呈して有している。28Bは突出部28Aが窪み部6Aの所定位
置で嵌合されるように接続部材６の挿通溝6Bに挿通され
るコネクタ部材28の突部であり、給電線29と接続の各ピ
ン端子31を所定位置の接続片21A、21B、21C、21Dとそれ
ぞれ接続されるように設けている。32はコネクタ部材28
を装着しないとき接続部材７の接続片21A、21B、21C、2
1Dを被覆する覆蓋体で、接続部材７の第２ねじ部20と着
脱自在に螺合して外部環境からの影響を受けないように
設けている。33は電気絶縁性の合成樹脂により形成した
蓋体で、電装箱５の上部開口側に複数の止着ボルト34を
用いて着脱自在に設けその上部開口を閉塞している。3
5、36は電磁石装置２、３への通電を表示するための発
光ダイオードである。
次にかかる構成の作動を説明する。
第４図に示す如くコネクタ部材28を接続部材６から取
外した状態で、各電磁石装置２、３への給電線接続作業
は次のように行なわれる。
外した状態で、各電磁石装置２、３への給電線接続作業
は次のように行なわれる。
すなわち、接続部材６の挿通溝6Bにコネクタ部材28の
突部28Bを嵌合させた後、接続部材６の第２ねじ部19に
止着部材30を螺合回動させることで接続部材６の各接続
片21A、21B、21C、21Dにコネクタ部材28の所定の各ピン
端子31が接続されると共に接続部材６に外嵌されたコネ
クタ部材28が装着固定されて各電磁石装置２、３の接続
端子2A、3Aへ電気接続される。この状態で各給電線29に
通電すると、給電線29への電流は、ピン端子31、接続片
21A、21B、21C、21D、接続線27A、27B、27C、27D、回路
基板24、接続金具25または26を介して接続端子2Aまたは
3Aに流れて電磁石装置２または３を励磁し作動する。こ
れによって弁本体１内の弁体（図示せず）は作動されて
流体の流れ方向を制御する。
突部28Bを嵌合させた後、接続部材６の第２ねじ部19に
止着部材30を螺合回動させることで接続部材６の各接続
片21A、21B、21C、21Dにコネクタ部材28の所定の各ピン
端子31が接続されると共に接続部材６に外嵌されたコネ
クタ部材28が装着固定されて各電磁石装置２、３の接続
端子2A、3Aへ電気接続される。この状態で各給電線29に
通電すると、給電線29への電流は、ピン端子31、接続片
21A、21B、21C、21D、接続線27A、27B、27C、27D、回路
基板24、接続金具25または26を介して接続端子2Aまたは
3Aに流れて電磁石装置２または３を励磁し作動する。こ
れによって弁本体１内の弁体（図示せず）は作動されて
流体の流れ方向を制御する。
かかる作動で、電装箱５の側壁9Aより突出して複数の
接続片21A、21B、21C、21Dを有した接続部材６または７
と外部からの給電線29と接続する導電片としての複数の
ピン端子31を有したコネクタ部材28とを止着部材30によ
り装着固定することで、接続部材６または７の各接続片
21A、21B、21C、21Dにコネクタ部材28の各ピン端子31が
接続して接続線27A、27B、27C、27D、回路基板24、接続
金具25または26を介し各給電線29が電磁石装置２、３へ
電気接続される。このため、電磁弁が高所や狭い個所に
設置さていても接続部材６または７にコネクタ部材28を
装着固定させることで一度に複数の給電線29を接続させ
ることができると共に、接続部材６または７にコネクタ
部材28を装着固定する止着部材30は電装箱５の側壁9A外
にあって回動し易いから、締付工具を用いなくても電装
箱５の給電線接続作業を容易に行うことができる。ま
た、電装箱５の給電線接続作業はコネクタ部材28の止着
部材30を回動させて接続部材６または７に装着固定させ
ることで一度に複数の給電線29を接続させているため、
給電線29の結線忘れによる結線ミスの発生を防止して常
に良好な電気接続状態を得ることができる。さらにま
た、電装箱内に有した複数の端子接続具に複数の給電線
を結線させる従来弁に比し、電装箱５の内部空間12を有
効に利用できると共に電装箱５自体を小型化させること
できる。そして、接続部材６、７は電装箱５に取り付け
られているので、コネクタ部材28の接続の際に大きな力
が作用してもこれが回路基板24に及ぶことはなく、コネ
クタ部材接続の際の力が回路基板に及び該基板の破損を
招くといった事態を防止できる。
接続片21A、21B、21C、21Dを有した接続部材６または７
と外部からの給電線29と接続する導電片としての複数の
ピン端子31を有したコネクタ部材28とを止着部材30によ
り装着固定することで、接続部材６または７の各接続片
21A、21B、21C、21Dにコネクタ部材28の各ピン端子31が
接続して接続線27A、27B、27C、27D、回路基板24、接続
金具25または26を介し各給電線29が電磁石装置２、３へ
電気接続される。このため、電磁弁が高所や狭い個所に
設置さていても接続部材６または７にコネクタ部材28を
装着固定させることで一度に複数の給電線29を接続させ
ることができると共に、接続部材６または７にコネクタ
部材28を装着固定する止着部材30は電装箱５の側壁9A外
にあって回動し易いから、締付工具を用いなくても電装
箱５の給電線接続作業を容易に行うことができる。ま
た、電装箱５の給電線接続作業はコネクタ部材28の止着
部材30を回動させて接続部材６または７に装着固定させ
ることで一度に複数の給電線29を接続させているため、
給電線29の結線忘れによる結線ミスの発生を防止して常
に良好な電気接続状態を得ることができる。さらにま
た、電装箱内に有した複数の端子接続具に複数の給電線
を結線させる従来弁に比し、電装箱５の内部空間12を有
効に利用できると共に電装箱５自体を小型化させること
できる。そして、接続部材６、７は電装箱５に取り付け
られているので、コネクタ部材28の接続の際に大きな力
が作用してもこれが回路基板24に及ぶことはなく、コネ
クタ部材接続の際の力が回路基板に及び該基板の破損を
招くといった事態を防止できる。
なお、一実施例ではコネクタ部材28を第１図におい
て、電装箱５の左側の接続部材６に装着固定したが、給
電線29の配線方向に応じて右側の接続部材７に装着固定
することができる。
て、電装箱５の左側の接続部材６に装着固定したが、給
電線29の配線方向に応じて右側の接続部材７に装着固定
することができる。
このように、本考案は、対向した両側面に電磁石装置
を具備する弁本体の上面に、電磁石装置への電気接続を
行うための絶縁材料から箱状に形成した電装箱を載置
し、両電磁石装置に備えた接続端子と接続する接続金具
を両端側に備えた回路基板を電装箱の内部に収装し、一
端側を電装箱の対向する両側壁から突出させてそれぞれ
電装箱に取り付けられ、電装箱内で回路基板に接続線を
経て接続する複数の接続片をこの一端側へ露呈して有し
た二つの接続部材を備えると共に、外部からの給電線と
接続する複数の導電片を一端側へ露呈して有し、この導
電片を選択した一方の接続部材の接続片に接続させるよ
う両接続部材に着脱自在な一つのコネクタ部材を備え、
コネクタ部材には回動させることで接続部材の一端側外
周に設けたねじ部に螺合して両部材を装着固定させる止
着部材を外嵌して設け、コネクタ部材が装着されない接
続部材の一端側には外周の前記ねじ部に螺合して接続片
を覆う覆蓋体を着脱自在に取り付けるよう構成したこと
により、電磁弁が高所や狭い個所に設置されていても接
続部材にコネクタ部材を装着固定させることで一度に複
数の給電線を接続させることができると共に、接続部材
にコネクタ部材を装着固定する止着部材は電装箱の側壁
外にあって回動し易いから、電装箱の給電線接続作業を
容易に行うことができる。
を具備する弁本体の上面に、電磁石装置への電気接続を
行うための絶縁材料から箱状に形成した電装箱を載置
し、両電磁石装置に備えた接続端子と接続する接続金具
を両端側に備えた回路基板を電装箱の内部に収装し、一
端側を電装箱の対向する両側壁から突出させてそれぞれ
電装箱に取り付けられ、電装箱内で回路基板に接続線を
経て接続する複数の接続片をこの一端側へ露呈して有し
た二つの接続部材を備えると共に、外部からの給電線と
接続する複数の導電片を一端側へ露呈して有し、この導
電片を選択した一方の接続部材の接続片に接続させるよ
う両接続部材に着脱自在な一つのコネクタ部材を備え、
コネクタ部材には回動させることで接続部材の一端側外
周に設けたねじ部に螺合して両部材を装着固定させる止
着部材を外嵌して設け、コネクタ部材が装着されない接
続部材の一端側には外周の前記ねじ部に螺合して接続片
を覆う覆蓋体を着脱自在に取り付けるよう構成したこと
により、電磁弁が高所や狭い個所に設置されていても接
続部材にコネクタ部材を装着固定させることで一度に複
数の給電線を接続させることができると共に、接続部材
にコネクタ部材を装着固定する止着部材は電装箱の側壁
外にあって回動し易いから、電装箱の給電線接続作業を
容易に行うことができる。
また、電装箱の給電線接続作業は止着部材を回動させ
て接続部材にコネクタ部材を装着固定させることで一度
に複数の給電線を接続させているため、給電線の結線忘
れに結線スミの発生を防止して常に良好な電気接続状態
を得ることができる。
て接続部材にコネクタ部材を装着固定させることで一度
に複数の給電線を接続させているため、給電線の結線忘
れに結線スミの発生を防止して常に良好な電気接続状態
を得ることができる。
さらにまた、電装箱内に有した複数の端子接続具に複
数の給電線を結線させる従来弁に比し、電装箱の内部空
間を有効に利用できると共に電装箱自体を小型化させる
とができ、コネクタ部材は、どちらの接続部材にも装着
できるので、給電線の配線方向に応じて配線しやすい側
を選定して装着できて、このとき、コネクタ部材を装着
しない接続部材には覆蓋体を取り付けて接続片を外部環
境から保護できるし、接続部材は電装箱に取り付けられ
ているので、コネクタ部材の接続の際に大きな力が作用
してもこれが電装箱内部の回路基板に及ぶことはなく、
例えば接続部材を直接回路基板に取り付けてこれにより
支持する場合のように、コネクタ部材接続の際に作用す
る力が回路基板に及び該基板の破損を招くといった事態
を防止できるといった効果を有する。
数の給電線を結線させる従来弁に比し、電装箱の内部空
間を有効に利用できると共に電装箱自体を小型化させる
とができ、コネクタ部材は、どちらの接続部材にも装着
できるので、給電線の配線方向に応じて配線しやすい側
を選定して装着できて、このとき、コネクタ部材を装着
しない接続部材には覆蓋体を取り付けて接続片を外部環
境から保護できるし、接続部材は電装箱に取り付けられ
ているので、コネクタ部材の接続の際に大きな力が作用
してもこれが電装箱内部の回路基板に及ぶことはなく、
例えば接続部材を直接回路基板に取り付けてこれにより
支持する場合のように、コネクタ部材接続の際に作用す
る力が回路基板に及び該基板の破損を招くといった事態
を防止できるといった効果を有する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は電磁弁
の要部を一部破断で示した部分正面図、第２図は第１図
の電磁弁から蓋体を取外した部分平面図、第３図は第１
図からコネクタ部材を取外して第１図の矢視IIIから見
た側面図、第４図は接続部材からコネクタ部材を取外し
た状態の要部拡大断面図である。 １…弁本体、２、３…電磁石装置、2A、3A…接続端子、
５…電装箱、６、７…接続部材、21A、21B、21C、21D…
接続片、24、25、26、27A、27B、27C、27D…導電部材、
28…コネクタ部材、29…給電線、30…止着体、31…ピン
端子（導電片）。
の要部を一部破断で示した部分正面図、第２図は第１図
の電磁弁から蓋体を取外した部分平面図、第３図は第１
図からコネクタ部材を取外して第１図の矢視IIIから見
た側面図、第４図は接続部材からコネクタ部材を取外し
た状態の要部拡大断面図である。 １…弁本体、２、３…電磁石装置、2A、3A…接続端子、
５…電装箱、６、７…接続部材、21A、21B、21C、21D…
接続片、24、25、26、27A、27B、27C、27D…導電部材、
28…コネクタ部材、29…給電線、30…止着体、31…ピン
端子（導電片）。
Claims (1)
- 【請求項１】対向した両側面に電磁石装置を具備する弁
本体の上面に、電磁石装置への電気接続を行うための絶
縁材料から箱状に形成した電装箱を載置し、両電磁石装
置に備えた接続端子と接続する接続金具を両端側に備え
た回路基板を電装箱の内部に収装し、一端側を電装箱の
対向する両側壁から突出させてそれぞれ電装箱に取り付
けられ、電装箱内で回路基板に接続線を経て接続する複
数の接続片をこの一端側へ露呈して有した二つの接続部
材を備えると共に、外部からの給電線と接続する複数の
導電片を一端側へ露呈して有し、この導電片を選択した
一方の接続部材の接続片に接続させるよう両接続部材に
着脱自在な一つのコネクタ部材を備え、コネクタ部材に
は回動させることで接続部材の一端側外周に設けたねじ
部に螺合して両部材を装着固定させる止着部材を外嵌し
て設け、コネクタ部材が装着されない接続部材の一端側
には外周の前記ねじ部に螺合して接続片を覆う覆蓋体を
着脱自在に取り付けて成る電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990054329U JP2564085Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990054329U JP2564085Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 電磁弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0413880U JPH0413880U (ja) | 1992-02-04 |
| JP2564085Y2 true JP2564085Y2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=31576297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990054329U Expired - Fee Related JP2564085Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2564085Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008309237A (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-25 | Toyooki Kogyo Co Ltd | 電磁弁 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5528607B2 (ja) * | 2013-06-11 | 2014-06-25 | 三菱電機株式会社 | 送風機 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6020864U (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-13 | 角田 庄助 | 電装姿見台 |
| JPH0220550Y2 (ja) * | 1985-03-23 | 1990-06-05 | ||
| JPS6236552A (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-17 | Honda Motor Co Ltd | 酸素濃度検出装置 |
| JPS61180078A (ja) * | 1986-01-23 | 1986-08-12 | Daikin Ind Ltd | 電磁弁 |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP1990054329U patent/JP2564085Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008309237A (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-25 | Toyooki Kogyo Co Ltd | 電磁弁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0413880U (ja) | 1992-02-04 |
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