JPH07272607A - リレーブロック - Google Patents

リレーブロック

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JPH07272607A
JPH07272607A JP5883694A JP5883694A JPH07272607A JP H07272607 A JPH07272607 A JP H07272607A JP 5883694 A JP5883694 A JP 5883694A JP 5883694 A JP5883694 A JP 5883694A JP H07272607 A JPH07272607 A JP H07272607A
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Toshitaka Tetsuna
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数、作業工数を低減することが出来る
リレーブロックを提供する。 【構成】 本発明は、複数個のリレー9が装着される装
着部66を有するブロック本体59を備えたリレーブロ
ック57において、車体へのブロック本体59の取付時
に接地されると共に、リレー9のアース用端子41がそ
れぞれ接続される複数の雌端子部77を一体的に有する
ブスバー61を、ブロック本体59に一体的に組み付け
たことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のリレーが装着
されるリレーブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、実開昭63−194053
号、実開昭63−23779号、実開平3−62474
号公報等に記載のものと類似のリレーブロック1を示
す。このリレーブロック1は、ブロック本体3と、この
ブロック本体3の上部を閉鎖する表カバー5と、ブロッ
ク本体3のリレー装着部7に組み付けられてリレー9が
装着されるリレーコネクタ11と、ブロック本体3の下
部を閉鎖する裏カバー13とで構成されている。
【0003】ブロック本体3は、箱体形状で一側部に車
体への取付足部15、15が形成されている。また、中
心部には、リレー装着部7が形成され、このリレー装着
部7は、仕切壁で複数のコネクタ嵌合部に区分けされて
おり、各コネクタ嵌合部にはリレーコネクタ11がそれ
ぞれ嵌合される。さらに、ブロック本体3の幅方向の両
側面には、裏カバー13の係止枠部17が係合する係止
突起19が形成され、長手方向の両側面には、表カバー
5の係止枠部21が係合する一対の係止突起23が形成
されている(但し、図1には片側の係止枠部21、係止
突起23のみ図示)。
【0004】表カバー5は、下部側が開口した箱体で、
長手方向の両側に係止枠部21が形成されている。この
表カバー5は、ブロック本体3の上部を閉鎖することに
より、リレーコネクタ11に装着されたリレー9を保護
する。
【0005】リレーコネクタ11は、十字形状の複数の
ブロックが一体に形成されており、各ブロックには4つ
の端子収容室25a、25b、25c、25dがそれぞ
れ形成されている。これらの端子収容室25a、25
b、25c、25d内には、車両に搭載された電装品か
らの電線の端末に接続された端子(不図示)が収容され
る。また、これらの中で端子収容室25aは、接地用の
電線27の端末に接続された端子であり、電線27は束
ねられて、接地用の端子29に接続される。この接地用
の端子29は、車体にねじ止めされる。このリレーコネ
クタ11は、ブロック本体3の下面側からコネクタ嵌合
部に取り付けられ、リレー9の嵌合フード部35に嵌合
される。
【0006】裏カバー13は、上部側が開口した箱体
で、幅方向の両側に係止枠部17が形成されている。ま
た、長手方向の一側には、矩形状の切欠部31が形成さ
れており、リレーコネクタ11の端子収容室25a、2
5b、25c、25dから引き出された電線27が挿通
されて、外部に引き出されるようになっている。この裏
カバー13は、ブロック本体3の下面側を閉鎖すること
により、ブロック本体3の内部を防水するようになって
いる。
【0007】リレー9は、図15に示すように、本体部
33と嵌合フード部35からなり、本体部33には、コ
イル37と、接点部39が埋設されている。そして、嵌
合フード部35内に、コイル37のアース用端子41と
電源用端子43、接点部39の電源用端子45と回路負
荷用端子47が突設されている。
【0008】次に、リレー9をリレーブロック1に装着
した場合の回路について説明する。図15に示すよう
に、コイル37の電源用端子43は、ヒューズ49を介
して電源(バッテリー)のプラス側に接続され、アース
用端子41は、スイッチ51を介してボディに接地(ア
ース)される。また、接点部39の電源用端子45は、
ヒューズ49を介して電源(バッテリー)のプラス側に
接続され、回路負荷用端子47は車両に搭載された回路
負荷としての電装品と接続される。
【0009】そして、スイッチ51を閉じることによ
り、コイル37に電流が供給され、接点部39が閉状態
となって、回路負荷用端子47から電装品に電流が供給
される。また、スイッチ51を開状態とすることによ
り、コイル37への電流の供給が停止され、接点部39
が開状態となり、電装品への電流の供給が停止される。
この場合、複数個のリレー9のコイル37のアース用端
子41は、複数本の電線27の端末にそれぞれ接続され
た図示しない端子と端子収容室25a内で接続され、電
線27を接地する端子29が車体にねじ止めされること
により車体に接地されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たリレーブロック1では、アース用端子41を車体に接
地するための複数本の電線27や、これらの電線27を
ひとまとめにして車体にに接続するためのアース用の端
子29が必要であり、さらに端子29をエンジンルーム
内にねじ止めする場合には防水手段も必要となる。この
ため、部品点数が多くなり、製造コストが高くついてい
た。
【0011】また、各リレー9のコイル37のアース用
端子41と接続された電線27を、ボディアース用の端
子29にひとまとめにして接続する作業や、この接地用
の端子29を車体にねじ止めする作業が必要であるた
め、作業工数が多く、この点からも製造コストが高くつ
いていた。
【0012】そこで、本発明は、部品点数、作業工数を
低減することが出来るリレーブロックの提供を目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、複数個のリレーが装着される装
着部を有するブロック本体を備えたリレーブロックにお
いて、車体へのブロック本体の取付時に車体に接地され
ると共に、リレーのアース用端子がそれぞれ接続される
複数の雌端子部を有するブスバーを、ブロック本体に一
体的に組み付けたことを特徴としている。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、ブスバーが、長尺板状のブスバー本体部
と、このブスバー本体部の長手方向に対して交差し所定
の間隔をあけて折曲形成されると共に、雌端子部が先端
部に形成された複数のL字状の端子部と、ブスバー本体
部から端子部と逆方向に折曲げられてブロック本体に形
成された車体への取付部と車体との間に挟持されて接地
される接地片部とからなることを特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1、2記載
の発明であって、ブスバーが他の機器のアース線と接続
される接地用ジョイント端子を有することを特徴として
いる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1、2、3
記載の発明であって、装着部が、ブスバーの雌端子部が
収容されると共に、リレーのアース用端子が挿入される
端子部収容部と、ブロック本体に設けられてリレーと嵌
合するリレーコネクタ部とで形成されていることを特徴
としている。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明であって、リレーコネクタ部が端子部収容部と共にブ
ロック本体に一体に成形されていることを特徴としてい
る。請求項6記載の発明は、請求項4記載の発明であっ
て、端子部収容部をブロック本体に一体に成形し、リレ
ーコネクタ部をブロック本体と別体に形成してブロック
本体の装着部に組み付けられることを特徴としている。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明であって、端子部収容部内に可撓性の係止腕を設け
て、ブスバーをブロック本体の下方から挿入して雌端子
部と係合することによりブスバーをブロック本体に組み
付ることを特徴としている。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項6記載の発
明であって、ブスバーが、ブロック本体とリレーコネク
タ部との間に挟み込んでブロック本体に組み付けること
を特徴としている。
【0020】
【作用】請求項1の発明によれば、ブロック本体の装着
部に複数個のリレーをそれぞれ装着すると、各リレーの
アース用端子は、ブロック本体に組み付けられたブスバ
ーの雌端子部にそれぞれ接続される。ブスバーに接続さ
れたアース用端子は、車体へのブロック本体の取り付け
によりブスバーが車体に接地されることでブスバーを介
して、車体に接地される。
【0021】請求項2の発明によれば、ブロック本体の
装着部に複数個のリレーをそれぞれ装着すると、各リレ
ーのアース用端子は、複数の端子部の雌端子部にそれぞ
れ接続される。このブスバーは、ブロック本体の車体へ
の取り付けにより、接地片部が車体に接続されて接地さ
れる。従って、複数個のリレーのアース用端子は、ブス
バーを介して車体に接地される。
【0022】請求項3の発明によれば、装着部に装着さ
れたリレー以外の他の機器のアース端子を接地用のジョ
イント端子部と接続することにより、他の機器のアース
端子は、ブスバーを介して車体に接地される。
【0023】請求項4の発明によれば、複数個のリレー
をブロック本体の装着部に装着すると、リレーのアース
用端子は端子部収容部内に挿入され、ブスバーの雌端子
部と接続される。また、リレーの他の端子はリレーコネ
クタ部と結合される。
【0024】請求項5の発明によれば、複数個のリレー
をブロック本体の装着部に装着すると、リレーのアース
用端子は端子部収容部内に挿入され、ブスバーの雌端子
部と接続される。また、リレーの他の端子はリレーコネ
クタ部と結合される。端子部収容部と共にリレーコネク
タ部をブロック本体に一体に形成することにより、一つ
の金型でブロック本体と端子部収容部及びリレーコネク
タ部を成形することが出来、リレーコネクタ部のみを成
形するための金型が不要になる。
【0025】請求項6の発明によれば、リレーコネクタ
部を装着部に組み付けることにより、ブロック本体にリ
レーコネクタ部が組み付けられる。複数個のリレーをブ
ロック本体の装着部に装着すると、リレーのアース用端
子は端子部収容部内に挿入され、ブスバーの雌端子部と
接続される。また、リレーの他の端子はリレーコネクタ
部に結合される。リレーコネクタ部をブロック本体と別
体に形成することにより、異なる種類のリレーをリレー
ブロックに装着する場合、リレーコネクタ部のみの変更
により異なる種類のリレーをリレーブロックに装着する
ことが出来、リレーコネクタ部以外の部品を共用化する
ことが出来る。よって、リレーブロックの汎用性が向上
する。また、各リレーコネクタ部毎に、接続される端子
付電線を挿入する事で、各リレーコネクタ部毎、サブハ
ーネスを作成しておく事が可能となり治具台上での端子
挿入が廃止出来る為、作業性が向上する。
【0026】請求項7記載の発明によれば、ブスバーを
ブロック本体の下方からブロック本体内に挿入し、雌端
子部を端子部収容部内に挿入すると、端子部収容部内に
形成した可撓性の係止腕に雌端子部が係合する。これに
より、ブロック本体にブスバーが一体的に組み付けられ
る。
【0027】請求項8記載の発明によれば、ブスバーを
ブロック本体に挿入し、リレーコネクタ部をブロック本
体に組み付けることにより、ブスバーがブロック本体と
リレーコネクタ部との間に挟持される。これにより、ブ
スバーをブロック本体に一体的に組み付けることが出来
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明に係るリレーブロックの実施例
を図面を用いて説明する。なお、図14に示す従来のリ
レーブロックと同構成部分については、図面に同符号を
付して重複した説明を省略する。
【0029】第1実施例 第1実施例のリレーブロックについて説明する。図1
は、第1実施例のリレーブロック57を示す分解斜視図
であり、図2はブロック本体59を示す平面図である。
図3は図2のIII−III線に沿って切断した断面
図、図4は図2のIV部を拡大した平面図、図5は図4
のV−V線に沿って切断した断面図である。また、図6
はリレーブロック57とリレー9との接続を示す回路図
である。
【0030】図1乃至図3に示すように、本実施例のリ
レーブロック57は、ブロック本体59にブスバー61
が一体に組み付けられている。
【0031】本実施例のブロック本体59は、略直方体
形状で、一側部に車体への取付足部63、63が形成さ
れている。中心部には、リレーの装着部66が形成さ
れ、このリレーの装着部66には、6個のリレーコネク
タ部65が端子部収容部58と共にそれぞれ十字形状に
一体に形成されており、リレー9の嵌合フード部35に
嵌合可能となっている。
【0032】端子部収容部58には、上下を貫通した端
子収容室67aが形成されている。この端子収容室67
aの内壁からは、図4及び図5に示すように、上方に向
けて可撓性の係止腕79が突設されている。そして、端
子収容室67a内には、ブスバー61の雌端子部77が
収容されている。
【0033】この端子部収容部58と一体に形成された
リレーコネクタ部65は、上下に貫通した端子収容室6
7b、67c、67dが形成されている。端子収容室6
7b内には、ヒューズ49(図6参照)を介して電源と
接続された電線端末の雌型端子が収容され、端子収容室
67c内には、車両に搭載されたランプ等の回路負荷5
3と接続された電線端末の端子が収容されている。ま
た、端子収容室67d内には、ヒューズ49、スイッチ
51を介して電源に接続された電線端末の端子が収容さ
れている。
【0034】そして、リレーコネクタ部65が端子部収
容部58と共に、リレー9の嵌合フード部35に嵌合し
た状態では、端子収容室67b内に接点部39の電源用
端子45が挿入されて電源と接続され、端子収容室67
c内には、接点部39の回路負荷用端子47が挿入され
て回路負荷53と接続される。また、端子収容室67d
内には、コイル37の電源用端子43が挿入されて電源
と接続される。
【0035】図3に示すように、ブロック本体59の取
付足部63側の側壁60とリレーコネクタ部65との間
には、隙間69が形成されている。この隙間69にブス
バー61が嵌合されている。
【0036】ブスバー61は、図1に示すように、銅板
等からなる導電体を展開状態で打ち抜いた後に、折曲げ
て形成されており、長尺板状のブスバー本体部71と、
このブスバー本体部71に設けられた端子部73と、接
地片部75からなる。
【0037】端子部73は、L字状でブスバー本体部7
1の長手方向に対して交差して折曲げ形成されると共
に、所定の間隔をあけて複数形成されている。そして、
先端部には、雌端子部77がそれぞれ形成されている。
雌端子部77は、図5に示すように、前述した端子部収
容部58の端子収容室67a内に収容され、端子収容室
67aの内壁から突設された可撓性係止腕79により、
端子収容室67a内に係止される。
【0038】接地片部75は、ブスバー本体部71から
端子部73と逆方向に屈曲された後に、上方向に略直角
に屈曲され、その先端部には貫通穴75aが形成されて
いる。この接地片部75は、図3に示すように、ブスバ
ー本体部71を隙間69に嵌合すると、側壁60を挿通
して、取付足部63の裏面側と面一となるように取付足
部63の裏面側(取付面側)に重ね合わされる。この状
態では、貫通穴75aが取付足部63の取付穴63aと
連通する。そして、取付足部63の貫通孔63a、接地
片部75の貫通孔75aを挿通したボルトを車体に螺合
し締め付けると、取付足部63と車体との間に接地片部
75が挟まれて、接地片部75が車体に接触して接地さ
れる。
【0039】なお、端子収容室67b、67c、67d
の内壁からも、端子収容室67aと同様の可撓性の係止
腕が突設されており、電線端末の雌型端子と係合して、
雌型端子の端子収容室67b、67c、67d内からの
抜けが阻止されている。
【0040】次に、上記リレーブロック57にリレー9
を装着したときの接続回路について説明する。各リレー
9のコイル37のアース用端子41は、ブスバー61の
雌端子部77にそれぞれ接続される。また、図6に示す
ように、コイル37の電源用端子43は、途中にスイッ
チ51、ヒューズ49を介して電源(バッテリー)と接
続される。さらに、リレー9の接点部39の電源用端子
45はヒューズ49を介して電源(バッテリー)と接続
され、回路負荷用端子47は、回路負荷(車両に搭載さ
れた電装品)53とそれぞれ接続される。
【0041】スイッチ51を閉状態とすると、コイル3
7に通電されて、接点部39が閉状態となり、回路負荷
53に給電されて、電装品が作動する。また、スイッチ
51を開状態とすると、コイル37への給電が停止され
て、接点部39が開状態となり、回路負荷53への給電
が停止され、電装品の作動が停止する。
【0042】なお、この実施例では、リレー9の接点部
39はa接点を使用したが、コイルに通電すると接点部
39が開状態となり、通電を停止すると閉状態となるb
接点を用いても良い。
【0043】次に、本実施例のリレーブロック57の組
立手順について説明する。
【0044】先ず、ブロック本体59に形成した隙間6
9にブスバー本体部59を嵌合すると共に、端子収容室
67a内に雌端子部77を挿入し、端子収容室67a内
の可撓性係止腕79により雌端子部77を係止する。こ
れと共に、接地片部75を取付足部63の裏面側に重ね
合わせる。そして、他の端子収容室67b内に、電線端
末の端子(この場合は雌型端子)を挿入し係止する。こ
の状態から、裏カバー13でブロック本体59の下面側
を閉鎖し、係止突起19を係止枠部17に係合させる。
このとき、端子収容室67b、67c、67d内の端子
に接続されてリレーコネクタ部65の下部側から引き出
された複数本の電線は、裏カバー13の切欠部31から
外部に引き出す。また、リレーコネクタ部65の上部を
表カバー5により閉鎖する。
【0045】この状態で、取付足部63の取付孔63
a、接地片部75の貫通孔75aにボルトを挿通し、車
体に固定する。これにより、接地片部75が車体に接触
して接地され、ブスバー61が接地される。
【0046】次にリレー9をリレー装着部7に装着す
る。すなわち、リレーコネクタ部65を、リレー9の嵌
合フード部35内に嵌合すると、コイル37のアース用
端子41は端子収容室67a内に挿入されて、ブスバー
61の雌端子部77と接続される。また、電源用端子4
3は端子収容室67b内に挿入される。さらに、接点部
39の電源用端子45は端子収容室67c内に挿入され
て電源55と接続され、接点部39の回路負荷用端子4
7は、端子収容室67d内に挿入されて回路負荷53と
接続された電線端末の端子と接続される。
【0047】この状態では、コイル37のアース用端子
41はブスバー61を介して接地される。リレー装着部
7へのリレー9の装着が終了した後は、ブロック本体5
9の上部を表カバー5で閉鎖する。以上により、リレー
ブロック57が組み立てられ、車両に搭載される。
【0048】第1実施例によれば、リレー9をブロック
本体59のリレーコネクタ部65と共に端子部収容部5
8に嵌合させれば、ブスバー61の雌端子部77と、コ
イル37のアース用端子41が接続され、リレーブロッ
ク57を車体に取り付けるだけで、ブスバー61が接地
されてアース用端子41を容易に接地することが出来
る。
【0049】従って、従来のように、アース用端子41
と接続するための端子や、この端子が端末に接続される
アース用の電線、この電線を車体にねじ止めするアース
用の端子が不要になり、部品点数を低減することが出来
る。また、これらの部品を組み付ける作業、例えばねじ
止め作業、加締め作業、電線の配索作業等が不要になる
ので、作業工数が低減される。よって、製造コストを低
減することが可能となる。
【0050】また、本実施例のリレーブロック57は、
ブスバー61が、ブロック本体59に一体に組み付けら
れ、裏カバー13で閉鎖されるので確実に防水すること
が出来る。さらに、アース用端子41を車体に接地する
ための電線や、接地用端子が不要になるので、これらの
電線や、接地用端子を防水するための防水手段も不要に
なり、この点からも部品点数、作業工数を低減すること
が出来る。
【0051】また、本実施例では、端子部収容部58、
リレーコネクタ65がブロック本体59に一体に成形さ
れているので、一つの金型で成形することが出来、製造
コストを低減することが出来る。
【0052】第2実施例 次に図7に示す第2実施例のリレーブロック81につい
て説明する。なお、第1実施例と同構成部分について
は、図面に同符号を付して重複した説明を省略する。上
述した第1実施例では、端子部収容部58がリレーコネ
クタ部65と共にブロック本体59に一体に形成されて
いたが、第2実施例は、リレー装着部91を構成する端
子部収容部83とリレーコネクタ部85とを別体に形成
した例である。
【0053】図7に示すように、本実施例のブロック本
体87のリレー装着部91には、端子部収容部83が一
体に形成されている。この端子部収容部83は、第1実
施例の端子部収容部58と同様に上方に向けて開口した
端子収容室67aが形成されている。
【0054】一方、リレーコネクタ部85は、ブロック
本体87と別体で、凸型形状の複数のブロックを一体に
して形成されており、端子収容室89b、89c、89
dがそれぞれ形成されている。これらの端子収容室89
b、89c、89d内には、第1実施例の端子収容室と
同様に、端子収容室89b内に、ヒューズ49を介して
電源と接続された電線端末の雌型端子が収容され、端子
収容室89c内に、車両に搭載されたランプ等の回路負
荷53と接続された電線端末の端子が収容されている。
また、端子収容室89d内に、ヒューズ49、スイッチ
51を介して電源に接続された電線端末の端子が収容さ
れている。そして、リレーコネクタ部85がブロック本
体87に一体に組み付けられると、端子部収容部83と
共に十字形状を呈して、リレー9の嵌合フード部35内
に嵌合される。
【0055】リレーブロック81にリレー9を装着した
ときの接続回路は上記第1実施例と同じなので説明を省
略する。
【0056】次に、第2実施例のリレーブロック81の
組み立て手順について説明する。
【0057】先ず、ブロック本体87にブスバー本体部
71を嵌合すると共に、端子収容室89a内に雌端子部
77を挿入し、端子収容室89a内の可撓性係止腕79
により雌端子部77を係止する。これと共に、接地片部
75を取付足部63の裏面側に重ね合わせる。次に、リ
レーコネクタ部85をブロック本体87のリレー装着部
91に嵌合し、リレーコネクタ部85をブロック本体8
7に一体的に組み付ける。このとき、ブスバー61は、
ブロック本体71とリレーコネクタ部85とにより挟持
されることによりブロック本体87に一体的に組み付け
られる。そして、リレーコネクタ部85の端子収容室8
9b、89c、89d内に、電線端末の端子(この場合
は雌型端子)を挿入し係止する。
【0058】この状態から、裏カバー13でブロック本
体59の下面側を閉鎖し、係止突起19を係止枠部21
に係合させる。このとき、端子収容室89b、89c、
89d内の端子が接続されてリレーコネクタ部65の下
部側から引き出された複数本の電線は、裏カバー13の
切欠部31から外部に引き出す。この状態では、取付足
部63の取付孔63a、接地片部75の貫通孔75aに
ボルトを挿通し、車体に固定する。これにより、接地片
部75が車体に接触して接地され、ブスバー61が接地
される。
【0059】さらに、リレー9をリレー装着部7に装着
する。すなわち、リレーコネクタ部85を、リレー9の
嵌合フード部35内に嵌合し、コイル37のアース用端
子41を端子収容室89a内に挿入して、ブスバー61
の雌端子部77と接続し、電源用端子43を端子収容室
89b内に挿入する。また、接点部39の電源用端子4
5は端子収容室89c内に挿入されて電源と接続され、
接点部39の回路負荷用端子47は、端子収容室89d
内に挿入されて回路負荷53と接続された電線端末の端
子と接続される。この状態では、コイル37のアース用
端子41はブスバー61を介して接地される。リレー装
着部7へのリレー9の装着が終了した後は、ブロック本
体59の上部を表カバー5で閉鎖する。
【0060】本実施例においても第1実施例と同様に、
リレー9をブロック本体87のリレーコネクタ部65と
共に端子部収容部83に嵌合させれば、ブスバー61の
雌端子部77と、コイル37のアース用端子41が接続
され、リレーブロック81を車体に取り付けるだけで、
ブスバー61が接地されてアース用端子41が接地され
る。
【0061】従って、従来のように、アース用端子41
と接続するための端子や、この端子が端末に接続される
アース用の電線、電線を車体にねじ止めするアース用の
端子が不要になり、部品点数を低減することが出来る。
また、これらの部品を組み付ける作業が不要になるの
で、作業工数が低減される。よって、製造コストを低減
することが出来る。
【0062】また、本実施例のリレーブロック81は、
アース用端子41を車体に接地するための電線や、接地
用端子が不要になるので、これらの電線や、接地用端子
を防水するための防水手段も不要になり、この点からも
部品点数、作業工数を低減出来る。
【0063】なお、本実施例のリレーブロック81で
は、ブスバー61が、ブロック本体87とリレーコネク
タ部85との間に挟持されることにより、ブロック本体
87に一体的に組み付けられるので、ブスバー61をブ
ロック本体87に固定するための固定手段、例えば、雌
端子部77に係合する可撓性の係止腕79を端子収容室
89a内に設けなくても良い。この場合には、ブロック
本体を成形するための金型の形状が簡単になり、製造コ
ストをより低減することが可能となる。
【0064】また、種類の異なるリレーをブロック本体
87に装着しようとする場合には、形状の異なるリレー
コネクタ部を数種類形成しておき、このリレーコネクタ
部のみを交換するだけで、種類の異なるリレーに対応す
ることが出来る。従って、リレーコネクタ部85以外の
部品を共用化することが出来、汎用性を向上することが
出来る。
【0065】第3実施例 次に、図8乃至図15を用いて第3実施例のリレーブロ
ック95について説明する。図8は第3実施例のリレー
ブロック95を示す分解斜視図である。図9は第3実施
例のリレーブロック95のブロック本体97を示す平面
図、図10は図9のX−X線に沿って切断した断面図で
ある。また、図11は図9のIX部を拡大した平面図、
図12は図11のXII−XII線に沿って切断した断
面図である。なお、上記第2実施例と同構成部分につい
ては、図面に同符号を付して重複した説明を省略する。
【0066】図8に示すように、本実施例のリレーブロ
ック95は、ブスバー99にジョイント端子部101を
一体に形成し、ブロック本体97にこのジョイント端子
部101を収容するジョイントコネクタ部103を形成
して、他の電装品のアース端子もブスバー99を用いて
接地することが出来る。
【0067】図8に示すように、本実施例のブスバー9
9には、ブスバー本体部71に二組みのジョイント端子
部101、101が一体に形成されている。このジョイ
ント端子部101は、ブスバー本体部71から、端子部
73と逆方向に延出された後に、先端部に複数の雄型端
子部105が形成されている。
【0068】一方、ブロック本体97の側壁60の内部
に、図9及び図10に示すように、ジョイントコネクタ
部103が形成されている。このジョイントコネクタ部
103は、側壁60の内部に、下方に向けて開口した端
子収容室107、107が形成されており、これらの端
子収容室107内に、ジョイント端子部101の雄型端
子部105がそれぞれ収容される。また、図11、12
に示すように、ジョイントコネクタ部103の内壁に
は、係止突起109が形成されており、この係止突起1
09には、ジョイントコネクタ部103内に収容された
ジョイント端子部101の側端部が係合するようになっ
ている。
【0069】また、ブロック本体97には、リレーコネ
クタ部85と共にリレー装着部91を構成する端子部収
容部83が一体的に形成されており、この端子部収容部
83には、上方に向けて開口した端子収容室89aが形
成されている。端子収容室89aの内壁からは、第1実
施例の図5に示すような可撓性の係止腕79が形成され
ており、この係止腕79は、端子収容室89b内に収容
された端子部73の雌端子部77の下端部に係合し、端
子部73の端子収容室89a内からの抜けを阻止してい
る。
【0070】次に、リレーブロック95にリレーを装着
したときの接続回路について説明する。
【0071】図13に示すように、リレー9のコイル3
7のアース用端子41は、ブスバー99に接続されて、
リレーブロック95の車体への取付により接地されてい
る。また、電源用端子43はヒューズ49、スイッチ5
1を介して電源に接続され、設定部39の電源用端子4
5はヒューズ49を介して電源に接続されている。ま
た、接点部39の回路負荷用端子は、回路負荷53に接
続されている。
【0072】さらに、本実施例のブスバー99には、ジ
ョイント端子部101が形成されており、他の電装品に
接続された電線端末の端子111を接続することが出来
る。
【0073】本実施例のリレーブロック95は、上述し
た第2実施例のリレーブロック81と基本的な組み立て
手順は同じなので、ここでは説明を省略する。
【0074】本実施例によれば、上記第1、第2実施例
と同様に、リレー9をブロック本体87のリレーコネク
タ部85と共に端子部収容部83に嵌合させれば、ブス
バー99の雌端子部77と、コイル37のアース用端子
41が接続され、リレーブロック81を車体に取り付け
るだけで、ブスバー99が接地されてアース用端子41
が接地される。
【0075】従って、従来のように、アース用端子41
と接続するための端子や、この端子が端末に接続される
アース用の電線、電線を車体にねじ止めするアース用の
端子が不要になり、部品点数を低減することが出来る。
また、これらの部品を組み付ける作業が不要になるの
で、作業工数が低減される。よって、製造コストを低減
することが可能となる。
【0076】また、本実施例のリレーブロック95は、
アース用端子41を車体に接地するための電線や、接地
用端子が不要になるので、これらの電線や、接地用端子
を防水するための防水手段も不要になり、この点からも
部品点数、作業工数を低減することが出来る。
【0077】なお、本実施例のリレーブロック81で
は、ブスバー61が、ブロック本体87とリレーコネク
タ部85との間に挟持されることにより、ブロック本体
87に一体的に組み付けられるので、ブスバー61をブ
ロック本体87に固定するための固定手段、例えば、雌
端子部77に係合する可撓性の係止腕79を端子収容室
89a内に設けなくても良い。この場合には、ブロック
本体を成形するための金型の形状が簡単になり、製造コ
ストを低減することが可能となる。
【0078】また、種類の異なるリレーをブロック本体
87に装着しようとする場合には、形状の異なるリレー
コネクタ部を数種類形成しておき、このリレーコネクタ
部のみを交換するだけで、種類の異なるリレーに対応す
ることが出来る。従って、リレーコネクタ部85以外の
部品を共用化することが出来、汎用性を向上することが
出来る。よって製造コストを低減することが可能とな
る。
【0079】さらに、本実施例のリレーブロック95
は、ジョイント端子部101が設けられているので、他
の電装品のアース用端子と接続することにより、他の電
装品のアース端子をまとめて接地することが出来る。こ
れにより、各電装品毎にアース用端子からアース用の電
線を引き出して、アース用の端子を車体にねじ止めする
作業が不要になり、作業工数をより低減することが出来
る。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、車体へのブロック本体の取付時に接地されると共
に、リレーのアース用端子が接続される雌端子部を一体
的に有するブスバーをブロック本体に一体的に組み付け
たことにより、部品点数、作業工数を低減することが出
来、製造コストを低減することが出来る。
【0081】請求項2の発明によれば、ブスバーが、ア
ース用端子がそれぞれ接続される複数の端子部と、これ
らの端子部が一体に設けられたブスバー本体部と、この
ブスバー本体部に設けられて前記リレーブロックの車体
への取付時に車体に接続されて接地される接地片部とか
らなるので、車体にリレーブロックを取り付ける際に、
ブスバーを接地することが出来、作業工数を低減するこ
とが出来る。さらに、リレーのコイルに通電される時、
急激な温度上昇が発生するが、ブスバーを介して直に車
体に接地される事により、放熱され温度上昇低減に寄与
する。
【0082】請求項3の発明によれば、装着部に装着さ
れたリレー以外の他の機器のアース線をアース用ジョイ
ント端子と接続することにより、他の機器のアース線
は、ブスバーを介して車体に接地されるので、他の機器
の各々を接地するためのアース用電線、アース用端子が
不要になり、部品点数、作業工数を低減することが出来
る。
【0083】請求項4の発明によれば、複数個のリレー
をブロック本体の装着部に装着すると、リレーのアース
用端子は端子部収容部内に挿入され、ブスバーの雌端子
部と接続されるので、車体へのリレーブロック取付時に
ブスバーを接地することにより、アース用端子を容易に
接地することが出来、部品点数、作業工数を低減するこ
とが出来る。
【0084】請求項5の発明によれば、複数個のリレー
をブロック本体の装着部に装着すると、リレーのアース
用端子は端子部収容部内に挿入され、ブスバーの雌端子
部と接続される。また、リレーの他の端子はリレーのリ
レーコネクタ部と結合される。端子部収容部と共にリレ
ーコネクタ部とをブロック本体に一体に形成することに
より、リレーコネクタ部のみを成形するための金型が不
要になり、製造コストを低減することが出来る。
【0085】請求項6の発明によれば、リレーコネクタ
部をブロック本体と別体に形成することにより、異なる
種類のリレーをリレーブロックに装着する場合、リレー
コネクタ部のみの変更により異なる種類のリレーをリレ
ーブロックに装着することが出来、リレーブロックの汎
用性を向上することが可能となる。
【0086】請求項7の発明によれば、端子部収容部内
に形成された可撓性の係止腕とブスバーの雌端子部が係
合することにより、ブロック本体にブスバーを一体的に
用意に組み付けることが出来る。また各リレーコネクタ
部毎に、接続される端子付電線を挿入する事で各コネク
タ毎、サブハーネスを作成しておく事が可能となり、治
具台上での端子挿入が廃止出来る為作業性が向上する。
【0087】請求項8の発明によれば、ブスバーをブロ
ック本体に挿入し、リレーコネクタ部をブロック本体に
組み付けることにより、ブスバーがブロック本体とリレ
ーコネクタ部との間に挟持され、ブスバーをブロック本
体に一体的に容易に組み付けることが出来る。また、ブ
ロック本体にブスバーを固定するための手段が不要にな
るので、ブロック本体を成形するための金型が簡単にな
り、製造コストを低減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例リレーブロックを示す分解
斜視図である。
【図2】第1実施例のリレーブロックのブロック本体を
示す平面図である。
【図3】図2のIIIーIII線に沿って切断した第1
実施例のブロック本体を示すの断面図である。
【図4】第1実施例のブロック本体のIV部を拡大した
平面図である。
【図5】第1実施例のブロック本体を示し、図4のVー
V線に沿って切断した断面図である。
【図6】第1実施例のリレーブロックとリレーとの接続
を示す回路図である。
【図7】第2実施例のリレーブロックを示す分解斜視図
である。
【図8】第3実施例のリレーブロックを示す分解斜視図
である。
【図9】第3実施例のリレーブロックを示す平面図であ
る。
【図10】図9のX−X線に沿って切断した断面図であ
る。
【図11】図9のXI部を拡大した平面図である。
【図12】図11のXII−XII線に沿って切断した
断面図である。
【図13】第3実施例のリレーブロックとリレーとの接
続を示す回路図である。
【図14】従来のリレーブロックを示す分解斜視図であ
る。
【図15】従来のリレーブロックとリレーとの接続を示
す回路図である。
【符号の説明】
9 リレー 37 コイル 39 接点部 41 アース用端子 43 コイルの電源用端子 45 接点部の電源用端子 47 回路負荷用端子 53 回路用負荷 57、81、95 リレーブロック 58、83 端子部収容部 59、87、97 ブロック本体 61、99 ブスバー 65、85 リレーコネクタ部 66、91 装着部 71 ブスバー本体部 73 端子部 75 接地片部 77 雌端子部 101 ジョイント端子部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のリレーが装着される装着部を有
    するブロック本体を備えたリレーブロックにおいて、車
    体への前記ブロック本体の取付時に車体に接地されると
    共に、前記リレーのアース用端子がそれぞれ接続される
    複数の雌端子部を有するブスバーを、前記ブロック本体
    に一体的に組み付けたことを特徴とするリレーブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記ブス
    バーが、長尺板状のブスバー本体部と、このブスバー本
    体部の長手方向に対して交差し所定の間隔をあけて折曲
    形成されると共に、雌端子部が先端部に形成された複数
    のL字状の端子部と、前記ブスバー本体部から前記端子
    部と逆方向に折曲げられて前記ブロック本体に形成され
    た車体への取付部と車体との間に挟持されて接地される
    接地片部(75)とからなることを特徴とするリレーブ
    ロック。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載の発明であって、前記
    ブスバーが他の機器のアース端子と接続される接地用の
    ジョイント端子部を有することを特徴とするリレーブロ
    ック。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、3記載の発明であって、
    前記装着部が、前記ブスバーの雌端子部が収容されると
    共に、前記リレーのアース用端子が挿入される端子部収
    容部と、前記ブロック本体に設けられて前記リレーと嵌
    合するリレーコネクタ部とで形成されていることを特徴
    とするリレーブロック。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の発明であって、前記リレ
    ーコネクタ部が前記端子部収容部と共に前記ブロック本
    体に一体に成形されていることを特徴とするリレーブロ
    ック。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の発明であって、前記端子
    部収容部を前記ブロック本体に一体に成形し、前記リレ
    ーコネクタ部を前記ブロック本体と別体に形成して前記
    ブロック本体の装着部に組み付けられることを特徴とす
    るリレーブロック。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の発明であって、前記端子
    部収容部内に可撓性の係止腕を設けて、前記ブスバーを
    ブロック本体の下方から挿入して前記雌端子部と係合す
    ることによりブスバーを前記ブロック本体に組み付ける
    ことを特徴とするリレーブロック。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の発明であって、前記ブス
    バーが、前記ブロック本体と前記リレーコネクタ部との
    間に挟み込んで前記ブロック本体に組み付けることを特
    徴とするリレーブロック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114360965A (zh) * 2022-01-28 2022-04-15 广州小鹏汽车科技有限公司 高压配电盒和电动汽车

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