JP2564008Y2 - 排水桝 - Google Patents

排水桝

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JP2564008Y2
JP2564008Y2 JP1990405763U JP40576390U JP2564008Y2 JP 2564008 Y2 JP2564008 Y2 JP 2564008Y2 JP 1990405763 U JP1990405763 U JP 1990405763U JP 40576390 U JP40576390 U JP 40576390U JP 2564008 Y2 JP2564008 Y2 JP 2564008Y2
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pipe connecting
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pipe connection
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高好 田中
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は下水配管の合流点等に適
用される排水桝に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から図に示すように本体(2) の上
部に点検筒接続部(3) を設け、左右側面および背面に同
一レベルで管接続部(4,5,6) を設け、正面には流出管接
続部(7) を設けた排水桝(1) が提供されている(実開昭
57−160383号)。そして該本体(2) の底部には
該管接続部(4,5,6) から該流出管接続部(7) に流水を案
内する案内溝(8,9,10)が設けられている。該案内溝(8,
9,10)は該管接続部(4,5,6) から流入する水が相対する
管接続部に逆流することなく順調に流出管接続部(7) に
配向するために設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来構成では案内
溝(8,9) のカーブを緩やかにしないと管接続部(4,5) か
ら流入する水が該案内溝(8,9) から溢出して反対側の同
一レベルの管接続部(4,5) に逆流してしまう。そして該
案内溝(8,9) のカーブを緩やかにするには該管接続部
(4,5) から該流出管接続部(7) までの距離を長くする必
要がある。したがって排水桝(1) の本体(2) の径を大き
くしかつ管接続部(4,5) を背面よりに位置せしめなけれ
ばならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の課題
を解決するための手段として、本体(12)上部に点検筒接
続部(13)を設け、少なくとも左右側面に管接続部(14,1
5) を設け、正面には流出管接続部(17)を設け、各流入
管接続部(14,15) の管軸は同一レベルにあり、該流出管
接続部(17)の管軸は該各流入管接続部(14,15) の管軸よ
りも低いレベルにあり、該流入管接続部(14,15) の内側
略垂直な堤部(18)を介して該本体(12)底部(19)に連接
し、該本体(12)底部(19)は略堤部(18)に 囲まれて流出管
接続部(17)側に開く平面U字形状の谷となって該流出管
接続部(17)の底部と一体的に連続し、該本体(12)底部(1
9)の巾よりも該流出管接 続部(17)の径を大きく設定した
排水桝(11)を提供するものである。
【0005】
【作用】排水桝(11)の各流入管接続部(14,15) に接続し
流入管(21,22) から流入した水は略垂直な堤部(18)を
介して該本体(12)の底部(19)内に流下するから 、該堤部
(18)を乗越えて対向する流入管接続部(14,15) 側へ逆流
することは ない。そして該本体(12)底部(19)内に流下し
た水は一たん平面U字形状の谷 である該底部(19)に蓄積
され、それから該底部(19)の巾よりも大きな径の流出管
接続部(17)に接続した流出管(23)に整流されつゝ流出す
る。
【0006】
【実施例】本考案の第1実施例を図1〜図3に示す。図
において排水桝(11)の本体(12)の上部には点検筒接続部
(13)が設けられ、左右側部と背面には流入管接続部(14,
15,16)が設けられ、正面には流出管接続部(17)が設けら
れている。 流入管接続部(14,15,16)は同径であり、該
流出管接続部(17)は各流入管接続部(14,15,16)より大径
である。そして図2および図3に示すように各流入管接
続部(14,15,16)の管軸の夫々は同一レベルL1 にあり、
該流出管接続部(17)の管軸のレベルL2 は該レベルL1
より低位にある。各流入管接続部(14,15,16)の内側から
本体(12)底部(19)にかけては図2および図3に示すよう
略垂直な堤部(18)が介在しており、該堤部(18)は図1
に示すように平面U字状に該底部(19)を囲繞して画定し
おり、それによって該底部(19)は流出管 接続部(17)側
に開く平面U字形状の谷となっており、該底部(19)は該
流出管接続部(17)の底部と一体的に連続しており、該底
部(19)の巾W(左右堤部(1 8)間の距離)より該流出管接
続部(17)の径が大きくなるように設定されている。
【0007】 上記構成において、排水桝(11)の点検筒
接続部(13)の受口部(13A) には点検筒(20)が接続され、
流入管接続部(14,15) の受口部(14A,15A) には流入管で
ある下水管(21,22) が接続され、流出管接続部(17)の受
口部(17A) には流出管(23)が接続される。そして流入
接続部(16)は使用されないのでプラグ(24)を嵌着するこ
とによって閉鎖される。該プラグ(24)は流入管接続部(1
6)以外の使用されない流入管接続部のいずれにも嵌着さ
れる。
【0008】 下水管(21,22) から排水桝(11)の本体(1
2)内に下水が流入するが、該下水は略垂直な堤部(18)
介して底部(19)へ流下し、該底部(19)から流出管(23)に
流出するので、該下水は該底部(19)から対向する堤部(1
8)を乗り越えて同一レベルの対向する下水管(21,22)
に逆流することは ど不可能になる。このようにして該
下水は該底部(19)に一たん集積され、 れから流出管(2
3)に流出するが、流出管接続部(17)の径は該底部(19)よ
りも大きいから該下水は該流出管接続部(17)に干渉され
ることなく該底部(19)の 平面U字形状によって整流され
円滑に該底部(19)の巾よりも大径な流出管(23)に流
出する。
【0009】
【考案の効果】したがって本考案においては、各流入
から排水桝内に流入した水が大量 であっても、略垂直な
堤部の存在によって対向する同一レベルの他方の流入
に逆流することが確実に防止され、そして該水は一たん
平面U字形状の谷 を形成している排水桝底部に集積さ
れ、それから該U字形状によって整流さ れつゝ該底部の
巾よりも大径な流出管側へ排水されるので、排水桝底部
にご みや泥等がたまりにくゝ、排水桝による合流、流出
が円滑に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図3は本考案の第1実施例を示すものである。
【図1】 平断面図
【図2】 図1におけるA−A断面図
【図3】 側断面図
【図4】 従来例の平断面図
【符号の説明】
11 排水桝 12 本体 13 点検筒接続部 14,15,16 管接続部17 流出管接続部18 堤部 19 底部 20 点検筒 21,22 下水管 23 流出管

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体上部に点検筒接続部を設け、少なくと
    も左右側面に流入管接続部を設け、正面には流出管接続
    部を設け、各流入管接続部の管軸は同一レベルにあり、
    該流出管接続部の管軸は該各流入管接続部の管軸よりも
    低いレベルにあり、該流入管接続部の内側は略垂直な堤
    部を介して該本体底部に連接し、該本体底部は略堤部に
    囲まれて流出管接続部側に開く平面U字形 状の谷となっ
    該流出管接続部の底部と一体的に連続し、該本体底部
    の巾よ りも該流出管接続部の径を大きく設定したことを
    特徴とする排水桝
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57160383U (ja) * 1981-03-31 1982-10-08
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JPH0412143Y2 (ja) * 1987-10-30 1992-03-25

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