JP2563835Y2 - テープガイド機構 - Google Patents

テープガイド機構

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JP2563835Y2
JP2563835Y2 JP1992010131U JP1013192U JP2563835Y2 JP 2563835 Y2 JP2563835 Y2 JP 2563835Y2 JP 1992010131 U JP1992010131 U JP 1992010131U JP 1013192 U JP1013192 U JP 1013192U JP 2563835 Y2 JP2563835 Y2 JP 2563835Y2
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guide
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裕行 鏡原
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  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、VTR(ビデオテープ
レコーダー)のテープガイド機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例のテープガイド傾斜機構を
示す図である。1は磁気テープをカセットより引き出
し、磁気ヘッドを搭載した回転シリンダに前記テープを
所定角度巻き付けるガイドローラ、2はガイドローラ1
とともに移動するガイドピンである。
【0003】6はガイドローラ等をローディング時やア
ンローディング時に誘導するガイドレール、8はモータ
からの動力が伝わるリンク機構、9はリンク機構とガイ
ドローラ等をつなぐピン、10は環状に傾斜した傾斜面
10aと、ガイドローラの角度を決める基準面10b
と、ローディングを停止させる軸部10cからなり、ロ
ーディング終了時ガイドローラ等を位置決めする位置決
めピンである。
【0004】11はガイドローラ1及びガイドピン2を
備え、リンク機構8によって駆動するガイドブロックで
あり、ガイドレール6に接した支点部11aと、位置決
めピン10の傾斜面10aに当接し、更に回動すること
により、基準面10bに抑制される先端部11bと、リ
ンク機構8に接続されているピン9に接続するテール部
11cで構成される。
【0005】12はガイドブロック11を固定する固定
軸、13はガイドブロック11と略々平行に、そして、
ピン9と固定軸12とを略々平行に保ち、ピン9及び固
定軸12に略々接続される連結板である。
【0006】この従来技術では、先端部11bを有する
ガイドブロック11が、そのテール部11cをリンク機
構8等で引っ張られることにより、ガイドブロック11
の下面に設けられた支点部11aを支点に先端部11b
をもち上げつつ、ガイドレール6に設けられたガイド溝
に沿って、A方向にローディングされる。
【0007】この時、連結板12によって、ピン9及び
固定軸12は固定されているためにガイドブロック11
は図5の角度を保ち、ローディングされる。
【0008】そして、図5のように位置決めピン10の
傾斜面10aに先端部11bが当接する。さらに、A方
向にローディングされるとガイドブロック11は傾斜面
11によって、B方向に規制がかかり、図6のように位
置決めピン10の軸部10cに当接して、A方向にも規
制がかかり固定される。
【0009】ここで、先端部11bは位置決めピン10
の軸部10cに当接し、完全に位置決めできるように軸
部10cの形状に変形したものであり、例えば、U字型
或るいはV字型のものがよく用いられる。
【0010】この従来例は特公平3−1742号公報
(G11B 15/665)に記載されている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、先端部
11bの回動自由度(高さH2、またはH1)に厳しい
制限が必要となる。つまり、ローディング中の回動自由
度はローディング終了時の自由度より大きくする必要が
ある。もし、自由度が小さすぎれば、位置決めピン10
の基準面10bと先端部11bが当接しなくなり、位置
決めが完全に行われなくなる。
【0012】また、逆に回動自由度が大きすぎれば、位
置決めピン10の軽斜面10aへの先端部11bの接触
角度が大きくなり、摩擦抵抗の増大が起こり、位置決め
が完全に行われなくなる。
【0013】そこで、摩擦抵抗を低減するために位置決
めピン10の傾斜面10aと先端部11bに高精度の仕
上げ加工及びグリス等の潤滑剤の塗布が必要となり、作
業の手間が増えていた。
【0014】本考案は、簡単な構成によって、上記欠点
を解消するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本考案は、磁気テープを
カセットより引き出し、磁気ヘッドを搭載した回転シリ
ンダに前記テープを所定角度巻き付けるガイドローラ
と、該ガイドローラとともに移動するガイドピンと、前
記ガイドローラと前記ガイドピンを搭載し、ローディン
グ或るいはアンローディング時にガイドレールに沿って
移動する移動部材を備えたテープガイド機構において、
前記移動部材の前記ガイドレールに対する傾斜角度を決
める角度規定部材を前記移動部材に回動自在に取り付
け、ローディング時には少なくとも前記移動部材の一端
に設けた当接部分が前記角度規定部材に接し、ローディ
ング終了まで所定の傾斜角度を保つことを特徴とするテ
ープガイド機構を提供するものである。
【0016】
【作用】本考案は、ガイドブロックに枠体を設けること
により、ローディング完了の位置の角度でローディング
を行うものである。
【0017】
【実施例】図1は本考案の実施例を示す外観図(一部断
面図)である。尚、従来例と同一部分には同一符号を付
け説明は省略する。
【0018】3はガイドローラ1及びガイドピン2に接
続され、一端をピン9によってレール溝6aを通して、
リンク機構8に接続され、他端には凸部3a、略中央に
回動の支点である支点部3bを備えたガイドブロックで
ある。4はガイドブロックのB方向の回動軸である。
【0019】5は回動軸4でガイドローラ3に接続さ
れ、ガイドブロック3の凸部3aを位置決めする基準面
5a、ガイドレール6を挟み込むようにして、ガイドブ
ロック3の外れを防止する保持部材5bを備える固定ユ
ニットである。
【0020】図2は本考案の実施例を示し、側面図の図
1に対しての平面図である。
【0021】6aはガイドレールに設けられたレール溝
である。7は回動軸4から固定ユニット5を取り付け、
その外れを防止するワッシャである。
【0022】図3は本考案のローディング終了時を示す
図である。同図aは側面図、同図bは平面図である。
【0023】10’はガイドブロックの停止部材の位置
決めピンである。
【0024】図4は本考案のアンローディング開始時を
示す図である。
【0025】以下図面を参照しながら動作を説明する。
【0026】まず、ローディング時にリンク機構8は、
モータ(図示されていない)等によって、図1のA方向
に移動する。それに伴って、ガイドブロック3の凸部3
aが固定ユニット5の基準面5aに当接するまで、ガイ
ドブロック3は回動軸4を中心に支点部3bを支点にし
て回動する。
【0027】したがって、ガイドレール6とガイドブロ
ック3とのなす角度は図1のようになり、さらにリンク
機構8がA方向にモータ等の駆動機構によって駆動され
ることにより、その角度を保った状態でローディングが
行われる。
【0028】そして、ガイドブロック3を位置決めピン
10’に当接することによりローディングを終了して、
位置決めが行われる。
【0029】しかしながら、そのガイドブロック3が位
置決めされても、さらにA方向に移動しようとするリン
ク機構8の所定量の力で、ガイドブロック3を引っ張り
保持しているために、図3の如く凸部3aは基準面5a
に当接した状態で保持され、ガイドローラ1、及びガイ
ドピン2はローディング時の角度を保持した状態で位置
決めされる。
【0030】また、アンローディングが開始されると、
リンク機構8はA方向とは逆に駆動され、ガイドブロッ
ク3も同方向に移動を始める。その時、ガイドブロック
3は回動軸4を中心に回動して、凸部3aが基準面5a
から離れ、図4のような角度になり、アンローディング
を行う。
【0031】よって、簡単な構成で、テープガイドは正
確、且つ、無理なく位置決めが行われる。
【0032】
【考案の効果】本考案は、ガイドブロックの位置決め機
構において、摩擦の生じたりする過程を取り除くために
固定ユニットをガイドブロックに接続して、ローディン
グ中にはローディング終了時の所定角度でローディング
を行うようにしたものである。それによって、部品や組
立てで必要であった精度を従来ほど要しなくなった。し
かしながら、簡単な構成で非常に高い精度の位置決めを
可能にしている。
【0033】また、構成が簡単で、摩擦等の問題がほと
んどないために信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のテープガイド機構を示す正面図であ
る。
【図2】本考案のテープガイド機構を示す平面図であ
る。
【図3】本考案のローディング終了時のテープガイド機
構を示す図である。
【図4】本考案のアンローディング開始時のテープガイ
ド機構を示す図である。
【図5】従来例のテープガイド機構を示す正面図であ
る。
【図6】従来例のローディング終了時のテープガイド機
構を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ガイドローラ 2 ガイドピン 3 ガイドブロック 3a 凸部 4 回動軸 5 固定ユニット 5a 基準面 5b 保持部材 6 ガイドレール 7 ワッシャ 8 リンク機構 9 ピン 10 位置決めピン 10’ 位置決めピン 11 ガイドブロック

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープをカセットより引き出し、磁
    気ヘッドを搭載した回転シリンダに前記テープを所定角
    度巻き付けるガイドローラと、該ガイドローラとともに
    移動するガイドピンと、前記ガイドローラと前記ガイド
    ピンを搭載し、ローディング或るいはアンローディング
    時にガイドレールに沿って移動する移動部材を備えたテ
    ープガイド機構において、 前記移動部材の前記ガイドレールに対する傾斜角度を決
    める角度規定部材を前記移動部材に回動自在に取り付
    け、ローディング時には少なくとも前記移動部材の一端
    に設けた当接部分が前記角度規定部材に接し、ローディ
    ング終了まで所定の傾斜角度を保つことを特徴とするテ
    ープガイド機構。
JP1992010131U 1992-03-02 1992-03-02 テープガイド機構 Expired - Fee Related JP2563835Y2 (ja)

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JPH0573730U JPH0573730U (ja) 1993-10-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2567908B2 (ja) * 1988-04-23 1996-12-25 株式会社日立製作所 磁気記録再生装置のテープガイド案内機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0573730U (ja) 1993-10-08

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