JP2563795Y2 - 携帯用電子機器プロテクタケース - Google Patents

携帯用電子機器プロテクタケース

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JP2563795Y2
JP2563795Y2 JP1992086008U JP8600892U JP2563795Y2 JP 2563795 Y2 JP2563795 Y2 JP 2563795Y2 JP 1992086008 U JP1992086008 U JP 1992086008U JP 8600892 U JP8600892 U JP 8600892U JP 2563795 Y2 JP2563795 Y2 JP 2563795Y2
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政之 渡辺
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Anritsu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば光パワーメー
タ、無線機、各種テスターのように、各所に持ち運んで
使用される携帯用の電子機器を収容する携帯用電子機器
プロテクタケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、伝送路として光ファイバを使用
している場合、光ファイバの敷設時および障害発生時に
は携帯用の光パワーメータを持ち運び、現場各所におけ
る光ファイバの損失や障害位置を測定している。この光
パワーメータは、移動して各所での測定を行うため、持
ち運びに便利なよう機器自体がコンパクトに構成されて
いる。
【0003】図3に示すのは、従来のプロテクタケース
を示す斜視図である。合成皮革等の材質によるプロテク
タケース(以下ケース本体と略称する)31は、携帯用
の電子機器30の外形寸法に合わせて作成され、内部に
電子機器30を収容するものであり、電子機器30の外
部衝撃等からの保護用として用いられる。
【0004】このケース本体31は、上面と前面に開口
部32,33が開口形成され、上面開口部32から電子
機器30が収容され、前面開口部33で電子機器30の
操作を行える。上面開口部32の背部を一端34aとす
る正面カバー34は、前面開口部33を覆う所定長さに
形成される。正面カバー34の他端34b裏面と、前面
開口部33下部には、それぞれ再度の着脱が行い得る面
ファスナー35a,35bが設けられ、正面カバー34
の前面を覆う際、これらの係合を保持する。
【0005】また、ケース本体31の底面には、背面側
に向け舌片36が設けられ、この舌片36の内側にも面
ファスナー35cが設けられる。したがって電子機器使
用時には、図中1点鎖線で示す如く正面カバー34をケ
ース本体31の裏面側にまわし、他端34bの面ファス
ナー35aを面ファスナー35cに係合させることによ
り、測定者の手を覆って、ケース本体31の脱落を防止
する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ケース本体31では電子機器を使用するため、正面カバ
ー34の上記操作を行うには、片手で正面カバー34を
持ち、他方の手で舌片36部分での面ファスナー35
a,35cの係合操作を行わねばならず、両手を用いな
ければならないため、着脱操作が煩雑となった。
【0007】また、電子機器使用時において、前記面フ
ァスナー35a,35cで固定されるため、ケース本体
31裏面37と正面カバー34との間隔は常に同一間隔
とされており、各操作者の手の大きさに対応できず、正
面カバー34が操作者の手を緊張して覆えないため、脱
落する危険性を有していた。
【0008】さらに、電子機器30が縦長の形状である
場合、電子機器を使用せず、正面カバー34を正面側に
覆ってもこの正面カバー34は、下端が面ファスナー3
5a,35bのみで互いに着いた状態であるため、正面
カバー34の上半部がケース本体31の側部方向にずれ
やすく、このずれた部分が引っ掛かりやすいとともに、
ケースの美観を損ねる問題があった。同様に、舌片36
もケースの美観を損ねた。
【0009】本考案は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、電子機器使用時におけるケース本体の正面カ
バーの開閉操作を容易に行えつつ該電子機器を確実に保
持でき脱落を防止することができるとともに、美観に優
れた携帯用電子機器プロテクタケースを提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の携帯用電子機器プロテクタケースは、電子
機器(10)を収容するため該電子機器の全面を覆うケ
ース本体(1)と、前記電子機器の操作及びコネクタ接
続のため、前記ケース本体の上面及び前面に開口形成さ
れた開口部(2,3)と、前記ケース本体の上部背面か
ら該ケースの幅を有して延出して設けられ、ケース本体
前面を覆う長さの正面カバー(4)と、前記ケース本体
前面の上端部に設けられた第1の面ファスナー(6a)
と、前記正面カバーの裏面で端部(4b)に設けられた
第2の面ファスナー(6b)と、前記ケース本体の下部
でケースの幅方向に設けられ、前記正面カバーをケース
本体裏面側より通し折り返しするための係合ベルト
(8)と、前記正面カバーの裏面で略中央部に設けら
れ、該正面カバーがケース本体正面を覆うことにより前
記面ファスナー(6a)に付着して前記電子機器前面を
覆い保護する一方、該正面カバーがケース本体裏面側に
折られ前記係合ベルトを介して折り返されることにより
前記上面及び前面が開口され電子機器の操作及びコネク
タ接続を行えるとともに、該正面カバーが前記係合ベル
トを通して前記面ファスナー(6b)の任意の位置に付
着自在で電子機器裏面側における正面カバーの折り返し
長さを調節自在な第3の面ファスナー(6c)と、を具
備することを特徴としている。
【0011】
【作用】正面カバー4はケース本体1の前面側を覆い、
電子機器前面を保護する状態と、ケース本体1裏面側に
折られる状態とを有する。正面カバー4がケース本体1
正面側を覆う際には、ケース本体1上端部の第1の面フ
ァスナー6aと正面カバー4の第3の面ファスナー6c
が互いに付着するため、ケース本体1上端部の互いの位
置を固定保持できる。
【0012】また、正面カバー4がケース本体1裏面側
に折られる際、ケース本体1裏面は操作者の手で把持さ
れており、この操作者の手を覆った状態で係合ベルト8
部分で折り返される。折り返しにより、正面カバー4に
設けられた第2の面ファスナー6bは所定長さの第3の
面ファスナー6cの任意に位置に付着し、この折り返し
部分が互いに接合できる。したがって、操作者の手の大
きさに合わせて折り返し長さを可変することができ、誤
ってケース本体1を脱落することが防止される。
【0013】
【実施例】図1は、本考案の携帯用電子機器プロテクタ
ケースを示す斜視図である。合成皮革等の材質によるプ
ロテクタケース(以下ケース本体と略称する)1は、携
帯用の電子機器10の外形寸法に合わせて作成される。
【0014】このケース本体1は、上面と前面に開口部
2,3がそれぞれ開口形成され、上面開口部2から電子
機器10が収容され、前面開口部3で電子機器10の操
作を行える。正面カバー4は、上面開口部2背部を一端
4aとして前面開口部3を覆う所定長さに形成される。
この一端4aにおいて、上面開口部3の背面には所定長
さの切り込み3aが形成されている。正面カバー4の他
端4bは、端部に傾斜状のテーパー面4cが形成されて
いる。
【0015】正面カバー4裏面において、他端4b部分
と前面開口部3下部の両端にそれぞれ再度の着脱が行い
得る係合ピン部材5a,5bが設けられ、正面カバー4
の前面を覆う際、これらの係合を保持する。また、ケー
ス本体1の前面開口部3上部および正面カバー4の他端
4bの中央位置には、それぞれ第1,第2の面ファスナ
ー6a,6bが設けられる。
【0016】さらに正面カバー4裏面において、略中央
部には、正面カバー4の長さ方向と平行に所定長さの第
3の面ファスナー6cが設けられている。この第3の面
ファスナー6cは第1の面ファスナー6a、あるいは第
2の面ファスナー6bと互いに付着自在であり、互いの
付着時にはこれを保持する。
【0017】また、ケース本体1の底面には、幅方向に
係合ベルト8が設けられる。この係合ベルト8は、ケー
ス本体1と同材質、あるいは内部に補強用の金属板が設
けられて成る。
【0018】上記電子機器の不使用時には、正面カバー
4をケース本体1の前面側に覆い、他端4bの係合ピン
部材5aを係合ピン部材5bに係合させて、この状態を
保持し、電子機器の正面を保護する。このとき、正面カ
バー4の第3の面ファスナー6cがケース本体1上部の
第1の面ファスナー6aに付着するため、正面カバー4
上部位置がケース本体1に接して、側部方向へのずれを
防止できる。これは、電子機器10が縦に長く形成され
ている場合に、正面カバー4が縦に長くなるものについ
て特に有効となる。
【0019】一方、電子機器の使用時には、図2に示す
ように正面カバー4をケース本体1の背面側に曲げた
後、図中1点鎖線で示す如く他端4bを係合ベルト8に
通す。このとき、他端4bはテーパー面4cにより、係
合ベルト8部分を通過させやすい。続いて、図中実線で
示すように他端4bを引っ張りながら背面側に折り曲
げ、第3の面ファスナー6cの任意の位置に第2の面フ
ァスナー6bを付ける。
【0020】そして、この操作時にケース本体1を片手
で持った状態であり、もう一方の手で正面カバー4の上
記操作を容易に行える。また、正面カバー4の他端4b
を引っ張ることにより、この正面カバー4はケース本体
1を持った手のサイズに応じてこの手に緊密に接するこ
とができ、この調整を第2,第3の面ファスナー6b,
6c部分で行える。また、調整後は、第2,第3の面フ
ァスナー6b,6cが互いの接着状態を保持することが
できる。
【0021】この後、電子機器を使用する際には、開口
された上面開口部2を介して、電子機器10のコネクタ
に対し光ファイバ等の各種伝送線や、信号線等の線材1
2が接続される。そして、これら接続される線材の着脱
操作時及び、正面の各種スイッチ等の操作時においてケ
ース本体1を持つ手は、正面カバー4で緊密に覆われた
状態であるため、操作者の該ケース本体1の把持状態が
緩んでもケース本体1が手から脱落することがない。
【0022】上記実施例では、正面カバー4がケース本
体1の正面を覆う際、係合ピン部材5a,5b同士が係
合する構成としたが、これに代え面ファスナーを用いる
構成としても良い。また、切り込み3aの切り込み長さ
に応じて正面カバー4の他端4bの折り返し長さを変更
できる。
【0023】
【考案の効果】本考案によれば、正面カバーがケース本
体の前面を覆うことにより、電子機器前面を保護するこ
とができ、この際、正面カバーの上端部位置が第1,第
3の面ファスナー同士の付着により、この部分の剥離お
よび位置ずれを防止できる。また、正面カバーをケース
本体の裏面側に折り返すことにより、上面と前面が開口
して電子機器の操作及びコネクタ接続ができる。このと
き、正面カバーは操作者の手を覆い係合ベルト部分で折
り返され、第2,第3の面ファスナー同士の付着で互い
を接着されるため、操作者の手の大きさの応じた調整を
行え、いずれの場合でもこの正面カバーで操作者の手の
甲を緊密に覆うことができ、ケース本体の脱落を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の携帯用電子機器プロテクタケースを示
す斜視図。
【図2】同ケースの正面カバーを開けた状態を示す図。
【図3】従来のケースを示す斜視図。
【符号の説明】
1…ケース本体、4…正面カバー、6a,6b,6c…
面ファスナー、8…係合ベルト。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器(10)を収容するため該電子
    機器の全面を覆うケース本体(1)と、前記電子機器の操作及びコネクタ接続のため、前記ケー
    ス本体の上面及び前面に開口形成された開口部(2,
    3)と、 前記 ケース本体の上部背面から該ケースの幅を有して
    出して設けられ、ケース本体前面を覆う長さの正面カバ
    ー(4)と、前記 ケース本体前面の上端部に設けられた第1の面ファ
    スナー(6a)と、 前記正面カバーの裏面で端部(4b)に設けられた第2
    の面ファスナー(6b)と、 前記ケース本体の下部でケースの幅方向に設けられ、前
    記正面カバーをケース本体裏面側より通し折り返しする
    ための係合ベルト(8)と、 前記正面カバーの裏面で略中央部に設けられ、該正面カ
    バーがケース本体正面を覆うことにより前記面ファスナ
    ー(6a)に付着して前記電子機器前面を覆い保護する
    一方、該正面カバーがケース本体裏面側に折られ前記係
    合ベルトを介して折り返されることにより前記上面及び
    前面が開口され電子機器の操作及びコネクタ接続を行え
    るとともに、該正面カバーが前記係合ベルトを通して
    記面ファスナー(6b)の任意の位置に付着自在で電子
    機器裏面側における正面カバーの折り返し長さを調節自
    在な第3の面ファスナー(6c)と、 を具備することを特徴とする携帯用電子機器プロテクタ
    ケース。
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