JPH0453071Y2 - - Google Patents

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JPH0453071Y2
JPH0453071Y2 JP1987061131U JP6113187U JPH0453071Y2 JP H0453071 Y2 JPH0453071 Y2 JP H0453071Y2 JP 1987061131 U JP1987061131 U JP 1987061131U JP 6113187 U JP6113187 U JP 6113187U JP H0453071 Y2 JPH0453071 Y2 JP H0453071Y2
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belt
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casing
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、片手に持つて使用する携帯用のトラ
ンシーバ、所謂ハンデイトランシーバ等の保持手
段に関する。特には、前記ハンデイトランシーバ
等をズボン等の腰ベルト等に保持するために金属
等の弾性板で造られた保持部材を備えた筐体の保
持手段に関する。
〔従来の技術〕
従来は、第4図に示すように、筐体に突設した
取り付け部12に紐状のハンドストラツプ11を
取り付け、このハンドストラツプ11に手を通し
て筐体を握持する。このとき、手の力を緩めて前
記筐体が手から離れても、前記ハンドストラツプ
11により手から完全に落下することは無い。
また、実願昭49−26064号の明細書と図面にお
いては、携帯用無線機の革製の収納ケースが記載
され、前記収納ケースのケース部と、このケース
部に一端を固着し、他端を前記ケース部に着脱自
在に具備されたバンド部とを有し、前記バンド部
が腰ベルトを覆うような形状を形成することによ
り、腰ベルトを取り外すことなく、前記ケース部
を腰ベルトに装着することが示されている。
〔解決しようとする問題点〕
上記の従来のハンドストラツプでは、手の力を
緩めて筐体が手から離れても、前記ハンドストラ
ツプにより掛止されるので、手から完全に落下す
ることは防止できるが、再び持ち直さなければな
らないので、面倒であるという問題点がある。
また、前記ハンドストラツプは、落下防止用で
あつて、手で確実に握持するためのものでは無い
ので、常時手でしつかり持つていなければならな
いという問題点がある。
更に、従来のハンドストラツプの取り付け部1
2は、前記筐体のデザイン上からの制約となりす
つきりした外観にすることができず、またその突
出片が邪魔になる等の問題点がある。
また、実願昭49−26064号の携帯用無線機の革
製の収納ケースでは、腰ベルトに装着するための
バンド部の大きさを調節することは可能であるの
で、このバンド部に手を通して保持するように転
用することは可能である。しかし、このように転
用しても、無線機を手に吊り下げる状態で保持す
るので、不安定であるという問題がある。
また、手で保持したとき、掌に形成される凹部
に、無線機の偏平な裏面が対応しないので、不安
定であるという問題がある。
また、実願昭49−26064号の携帯用無線機の革
製の収納ケースのベルト部の本来の使用目的は、
腰ベルトを挟んで保持するためのものであるが、
本来の目的に使用した場合でも、ベルト部の一端
をケース部から取り外して、腰ベルトに通してか
ら再びケース部に取りつけなければならいので、
腰ベルトに装着する場合でも不便であるという問
題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点に鑑みなされたものであ
つて、携帯用のトランシーバ等の筐体の裏面に、
衣服の一部等を挟み込んで保持する弾性板製の保
持部材を備え、該保持部材の一端を固定部、他端
を押圧付勢部、中間部を保持部とし、前記固定部
は、前記保持部材を携帯用トランシーバ等の筐体
の裏面に固定し、前記保持部は、前記筐体の裏面
から若干離間させて、衣服の一部等を挟み込んで
保持する保持部を形成し、前記押圧付勢部は、保
持部材の弾性付勢力によつて前記筐体の裏面を押
圧するようにそれぞれ構成し、前記保持部材の固
定部に、保持用のベルトの一端を着脱自在に取付
け、前記保持用のベルトの他端には、前記保持部
材に遊嵌されたスライド部材を設け、前記保持用
のベルトの中間部分には、ベルトの長さを調節す
る調節手段を設けるという手段を講じた。
〔作用〕
本考案にかかるハンドベルトでは、保持部材と
ともに保持用のベルトを備えているので、前記保
持部材によつて衣服等へ装着され、保持用のベル
トによつて手で保持される。
また、前記保持部材の中間部の保持部は前記筐
体の裏面から若干離間させて、筐体との間で空間
を形成したので、手で持つたとき、筐体の偏平な
裏面に、掌で形成される凹部に対応する膨らみが
形成され、掌に良くフイツトする。
また、前記保持部材の押圧付勢部は、弾性付勢
力で筐体の裏面に押圧付勢されているので、保持
部と筐体との間に形成した空間に挟み込んだ衣服
の一部(ズボン等の腰バンド)等が抜けるのを防
止する。
また、前記保持用のベルトは、前記保持部材の
固定部に着脱自在に取付けたので、手で保持しな
い場合には、取り外すと邪魔にならない。
また、前記保持用のベルトの他端には、前記保
持部材に遊嵌されたスライド部材を設けたので、
保持部材によつて衣服等に装着するときに邪魔に
なる保持用のベルトは、邪魔にならない位置まで
スライドする。
また、保持用のベルトの長さは、調節手段によ
つて調節できるので、大きい手で持つときは前記
ベルトを長くし、小さい手で持つときは前記ベル
トを短くすることにより、手の大きさに関わらず
前記筐体は確実に握持されるのである。
また、親指以外の四本の指を前記ハンドベルト
に通すと前記四本の指を曲げなくても前記筐体は
保持される。
〔実施例〕
以下に本考案にかかるハンドベルトを使用した
ハンデイトランシーバの一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図は、上記実施例の背面斜視図、第2図は
前記実施例の使用状態を表す側面図である。
第1図及び第2図において、筐体としてのハン
デイトランシーバ1の背面に、保持部材としての
金属製のバンド金具2の上端の固定部21と、保
持用のベルトとしての上部ベルト3の上端とをベ
ルト抑え板4とビス5にて固定する。
前記上部ベルト3の下端を、二つの偏平金属環
6a,6bからなる調節金具6に通して長さ調節
可能に取り付け、下部ベルト7の上端を上記調節
金具6に取り付け、下端を前記バンド金具2の中
間部分の保持部23に遊嵌されたスライドリング
8に取りつける。
上記上部ベルト3の折り返し片は止めベルト9
にて止める。
前記上部ベルト3と下部ベルト7で保持用のベ
ルトを構成し、前記スライドリング8でスライド
部材を構成し、前記調節金具6で調節手段を構成
した。
上記構成において、ハンデイトランシーバ1を
使用するとき、手10を上記ハンドベルトに通し
て前記ハンデイトランシーバ1を握持する。
このとき、前記ハンデイトランシーバ1の平坦
な裏面に前記バンド金具2の中間部分に形成され
る保持部23により適当は凸部が形成されるの
で、掌に形成される凹部と対応して握持し易くな
る。
そして、大きな手の場合は、前記調節金具6を
緩めて前記折り返し片を戻して前記上部ベルト3
を長くして、手の大きさに合わす。若しくは、第
2図に二点鎖線で示したように、前記下部ベルト
7を前記バンド金具2の先端を廻すと、更に大き
な手にも合う。
逆に、小さな手の場合は、前記調節金具6を緩
めて前記折り返し片を引き出して前記上部ベルト
3を短くして、手の大きさに合わす。
このようにして、前記ハンドベルトを手10の
大きさに合うように調節すると、前記スライドリ
ング8はその手10の掌の幅に応じてスライドす
るので手にぴつたり合う。よつて、手の力を緩め
ても前記ハンデイトランシーバ1が手から落ちな
いので、他の作業をしながら随時交信もできるの
である。
そして、衣服の一部として、例えばズボン等の
腰バンドに保持するときは、前記バンド金具2の
先端に成形された略凸状の押圧付勢部22に押し
広げて腰バンドに掛止させると、上記スライドリ
ング8は上方に移動するので、邪魔にならない。
また、前記押圧付勢部22は、弾性付勢力でハ
ンデイトランシーバ1の裏面に押圧付勢されてい
るので、挟み込んだ腰バンド等から抜け落ちるこ
とを防止する。
そして、前記スライドリング8は前記押圧付勢
部22で掛止され容易には抜けない。よつて、通
常の使用状況であれば、このハンドベルト自体は
容易には外れないのである。
また、前記バンド金具2のみで前記腰バンドに
掛止させると、姿勢によつて前記腰バンドから脱
落することもあるので、前記ハンドベルトに前記
腰ベルトを通して締めつけるとより確実に腰バン
ドに取りつけることができる。
なお、本考案にかかるハンドベルトを携帯用ト
ランシーバのマイクに設けても良いことは言うま
でもない。
さらには、上記上部ベルト3、下部ベルト7の
何れかもしく両方を伸縮性のベルトで作ると、手
の大きさに合いやすくなる。
また、前記上部ベルト3の上端に第3図に示す
ような掛止片14を設け、これを金属製の前記バ
ンド金具2の上端の凹部13と掛合させると、こ
のハンドベルトを容易に脱着できるので、不要の
ときは邪魔にならないという効果も得られる。
また、親指以外の四本の指を前記ハンドベルト
に通すだけで前記四本の指を曲げなくても前記ハ
ンデイトランシーバ1を保持できるので、厳冬時
において、手がかじかんで前記ハンデイトランシ
ーバ1を確実に握持できない場合でも、親指の近
くに操作スイツチがあれば、その親指を押しつけ
るだけで前記操作スイツチを確実に操作できると
いう効果もある。
また、従来のハンドストラツプ及びその取り付
け部を省くことが可能となるので、このときは、
前記ハンデイトランシーバ1のデザイン上からの
制約が無くなり、すつきりした外観にすることが
できる点と、邪魔な突出片が無くなり、携行性が
向上する点と、製造コストが低減できる点等の効
果が得られる。
〔効果〕
上述したように、本考案にかかるハンドベルト
によれば、筐体の裏面に固定された保持部材の中
間部によつて、筐体の裏面に膨らみが形成される
ので掌に良くフイツトし、安定して握持すること
が可能となるという効果が得られる。
また、前記保持部材の付勢された端部を開いて
衣服の一部の腰ベルト等に、極めて簡便に着脱す
ることができるという効果が得られる。
また、前記ハンドベルトは脱着可能であるの
で、不要なときはそれを取り外すと邪魔にはなら
ない。
また、スライド部材によつて、保持用のベルト
の一端が、保持部材に沿つてスライド自在である
ので、手の大小に合うとともに、衣服の一部を挟
み込むときには邪魔にならない。
また、長さ調節可能なベルトに手を通して筐体
を確実に握持できるので、手の力を緩めても前記
筐体が手から落ちることが無く、他の作業をしな
がらしかも確実に前記筐体を握持できるという効
果が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は上記実施例の背面斜視図、第2図は前
記実施例の使用状態を表す側面図、第3図は前記
実施例の上部ベルト上端の掛止突起とバンド金具
上端の凹部の斜視図、第4図は従来のハンドスト
ラツプの例を示す斜視図である。 1……ハンデイトランシーバ(筐体)、2……
金属製のバンド金具(保持部材)、21……固定
部、22……押圧付勢部、23……保持部、3,
7……(保持用のベルト)、3……上部ベルト、
6……調節金具(調節手段)、7……下部ベルト、
8……スライドリング(スライド部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 携帯用のトランシーバ等の筐体の裏面に、衣服
    の一部等を挟み込んで保持する弾性板製の保持部
    材を備え、該保持部材の一端を固定部、他端を押
    圧付勢部、中間部を保持部とし、前記固定部は、
    前記保持部材を携帯用トランシーバ等の筐体の裏
    面に固定し、前記保持部は、前記筐体の裏面から
    若干離間させて、衣服の一部等を挟み込んで保持
    する保持部を形成し、前記押圧付勢部は、保持部
    材の弾性付勢力によつて前記筐体の裏面を押圧す
    るようにそれぞれ構成し、前記保持部材の固定部
    に、保持用のベルトの一端を着脱自在に取付け、
    前記保持用のベルトの他端には、前記保持部材に
    遊嵌されたスライド部材を設け、前記保持用のベ
    ルトの中間部分には、ベルトの長さを調節する調
    節手段を設けたことを特徴とするハンドベルト。
JP1987061131U 1987-04-22 1987-04-22 Expired JPH0453071Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987061131U JPH0453071Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JP1987061131U JPH0453071Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JPS63169726U JPS63169726U (ja) 1988-11-04
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JP1987061131U Expired JPH0453071Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JPS50116315U (ja) * 1974-03-07 1975-09-22

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