JP3720168B2 - 電子機器のベルトクリップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は携帯電話のような電子機器を携帯する際に使用する電子機器のベルトクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来電子機器を携帯する場合、例えば特開平8−322629号公報に記載されているような携帯用ケースを使用することが多い。
【0003】
上記公報の携帯用ケースは、図10に示すように電子機器を収容する収容部aの裏側に、上端側が収容部aに固着された舌片状の係着手段bを設けたもので、この係着手段bを腰ベルトの内側へ差し込んで先端部に設けた面ファスナcを収容部a側の面ファスナdに係止することにより、電子機器を手に持たずに携帯できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の携帯用ケースでは、収容部aに収容した電子機器を手に持って使用する場合、収容部aの外側面を手で把持した状態で操作部eを操作するが、収容部aに手の掛る部分がないため、特に歩きながら電子機器を操作するような場合、誤って電子機器を落下させ、破損するなどの不具合があった。
【0005】
この発明はかかる従来の不具合を改善するためになされたもので、使用時安定した状態で電子機器を保持することができる電子機器のベルトクリップを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するため、柔軟性を有する帯状のベルトクリップ本体の両端を、取付け手段によりケースに取付けると共に、ベルトクリップ本体に設けた係止手段をケース側に設けた係止手段に係脱自在に係止することにより、ベルトクリップ本体に手を挿入するための空間を、またベルトクリップ本体とケースの間に腰ベルトを挿入するための空間を形成すると共に、ベルト本体側の係止手段を、予め壁などに取付けた保持部材の係止手段に係止することにより、ケースに収容する電子機器が壁などに引掛けられるように構成したもので、ベルトクリップに手を挿入した状態で電子機器を保持できるために、電子機器を操作中に誤って落下させるなどの不具合を解消することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
この発明の請求項1に記載の発明は、柔軟性を有する帯状のベルトクリップ本体の両端を、取付け手段によりケースに取付けると共に、ベルトクリップ本体に設けた係止手段をケース側に設けた係止手段に係脱自在に係止することにより、ベルトクリップ本体に手を挿入するための空間を、またベルトクリップ本体とケースの間に腰ベルトを挿入するための空間を形成すると共に、ベルト本体側の係止手段を、予め壁などに取付けた保持部材の係止手段に係止することにより、ケースに収容する電子機器が壁などに引掛けられるように構成したものである。
【0008】
上記構成により、ベルトクリップ本体とケースの間の空間に腰ベルトを挿入することにより、腰ベルトに電子機器を挿入して携帯することができると共に、ベルトクリップ本体の空間に手を挿入して電子機器を把持することにより、電子機器の操作中誤って電子機器を落下させて破損するなどの不具合を解消することができる。
【0012】
また、上記構成により、車内や室内の壁などに電子機器を引掛けて使用したり、保管することができる。
【0013】
(実施の形態1)
この発明の実施の形態1を図1ないし図7に示す図面を参照して詳述する。
【0014】
この発明のベルトクリップは、電子機器の筐体に直接取付けて使用してもよいが、実施の形態では、電子機器を携帯するとき使用する携帯用ケースに取付けた場合について説明する。
【0015】
図1はケースにベルトクリップ本体を取付けた状態の斜視図、図2は同外した状態の側面図、図3は保持部材の斜視図、図4は同側面図である。
【0016】
これら図において1は電子機器を収容するケースで、上部が開口した収容部1aを有しており、皮や布地、塩化ビニールなどの柔軟な素材により形成されている。
【0017】
2はベルトクリップ本体で、上記ケース1と同様な材質により形成された帯状体よりなり、両端部を重ねた状態で縫製やリベット、ねじなどの取付け手段3により上記ケース1の裏面側上部に取付けられている。
【0018】
上記ベルトクリップ本体2にはケース1を把持する際、手を挿入するのに十分な空間4が形成されている。
【0019】
またベルトクリップ本体2の内側部分には、ホックなどの係止手段5の一方5aが取付けられていると共に、係止手段5の他方5bはケース1の裏面側下部に取付けられていて、ベルトクリップ本体2側の係止手段5aを、ケース1側の係止手段5bに係止することにより、内側のベルトクリップ本体2とケース1の裏面間に腰ベルト(図示せず)を挿通するための空間6が形成されるようになっている。
【0020】
一方7は電子機器を車内や、室内の壁面に引掛けて使用する場合に使用する保持部材で、樹脂や金属、布地などにより板状に形成されており、表面のほぼ中央に、上記ベルトクリップ本体2側に設けられた係止手段5bが係脱自在なホックなどの係止手段5cが設けられていると共に、係止手段5cの周辺には、保持部材7をねじなどの固着具(図示せず)で壁などに固定するための取付け孔7aが開口されている。
【0021】
また保持部材7の裏面には両面テープや面ファスナなど(図示せず)が取付けられていて、固着具などを使用しなくとも、保持部材7を壁などに取付けられるようになっている。
【0022】
次に上記構成されたベルトクリップの使用方法を図5ないし図7を参照して説明すると、収容部1aに電子機器を収容したケース1を腰ベルトに装着して携帯する場合は、図5に示すようにベルトクリップ本体2の係止手段5aとケース1の係止手段5bを係合し、ケース1の裏面とベルトクリップ本体2の間に形成された空間6に腰ベルトを挿入して、腰ベルトへ装着すればよく、予め係止手段5a、5bを外した状態でベルトクリップ本体2の先端を腰ベルトの内側へ挿入した後、係止手段5a、5bを係止するようにすれば、腰ベルトを外さずに装着することもできる。
【0023】
また係止手段5a、5bを外してベルトクリップ本体2を図6に示すように伸ばすことにより、ベルトクリップ本体2をストラップとして使用することもできる。
【0024】
次に電子機器を手に持って使用する場合は、係止手段5a、5bを係止した状態でベルトクリップ本体2の空間4へ手を差し込み、この状態でケース1を把持すればよく、ベルトクリップ本体2に手を掛けた状態で電子機器の操作部を操作することができるため、操作中に電子機器を取り落すことがないと共に、操作も安定した状態で行うことができる。
【0025】
また電子機器を車内や室内の壁などに引掛けておく場合は、予め壁などに取付けた保持部材7の係止手段5cに、図7に示すようにベルトクリップ本体2側の係止手段5aを係止すればよい。
【0026】
(実施の形態2)
図8及び図9はベルトクリップ本体2の取付け手段3を紐状物により形成して、ベルトクリップ本体2がケース1より簡単に着脱できるようにした実施の形態を示すもので、ベルトクリップ本体2の端部側に、繊維などにより形成された紐状物8がループ状に取付けられており、ケース1側にも、上記紐状物8と同材質で、かつ長さの短い紐状物9の両端が固着されている。
【0027】
これら紐状物8、9は縫い付けやリベットなどの固着手段によりベルトクリップ本体2とケース1にそれぞれ取付けられていて、ベルトクリップ本体2側の紐状物8を、ケース1側の紐状物9に図8に示すように巻き付けることにより、ケース1にベルトクリップ本体2が簡単に取付けられるようになっている。
【0028】
なおその他の部分は上記実施の形態1と同様なので説明は省略する。
【0029】
また上記実施の形態1、2では、何れも電子機器を収容するケース1にベルトクリップ本体2を取付けるようにしたが、電子機器のケースに直接ベルトクリップ本体2を取付けても、同様な効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】
この発明は以上詳述したように、電子機器を携帯する際腰ベルトに取付けるベルトクリップ本体に、手を挿入するための空間と、腰ベルトを挿入するための空間をそれぞれ設けたことから、腰ベルトを挿入する空間に腰ベルトを挿入することにより、電子機器を腰ベルトに装着して携帯することができる。
【0031】
また電子機器を手に持って使用する場合、ベルトクリップ本体の手を挿入する空間に手を挿入してケースを把持することにより、ベルトクリップ本体に手がかかるため、電子機器を安定した状態で保持することができ、これによって電子機器の操作中に誤って電子機器を落下させて破損するなどの不具合を解消することができる。
【0032】
また係止手段を外すことにより、ベルトクリップ本体をストラップとして使用できると共に、車内や室内の壁などに予め取付けた保持部材の係止手段にベルトクリップ側の係止手段を係止することにより、壁などに電子機器を引掛けて使用したり、保管することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1になる電子機器のベルトクリップをケースに取付けた状態の斜視図
【図2】この発明の実施の形態1になる電子機器のベルトクリップをケースより外した状態の側面図
【図3】この発明の実施の形態1になる電子機器のベルトクリップを引掛けるための保持部材の斜視図
【図4】同側面図
【図5】この発明の実施の形態1になる電子機器のベルトクリップの使用状態を示す説明図
【図6】この発明の実施の形態1になる電子機器のベルトクリップの使用状態を示す説明図
【図7】この発明の実施の形態1になる電子機器のベルトクリップの使用状態を示す説明図
【図8】この発明の実施の形態2になる電子機器のベルトクリップを示す斜視図
【図9】同要部の拡大図
【図10】従来の電子機器のグリップベルトを示す斜視図
【符号の説明】
1 ケース
1a 収容部
2 ベルトクリップ本体
3 取付け手段
4 空間
5 係止手段
5a、5b、5c 係止手段
6 空間
7 保持部材
7a 取付け孔
Claims (1)
- 柔軟性を有する帯状のベルトクリップ本体の両端を、取付け手段によりケースに取付けると共に、上記ベルトクリップ本体に設けた係止手段をケース側に設けた係止手段に係脱自在に係止することにより、上記ベルトクリップ本体に手を挿入するための空間を、またベルトクリップ本体とケースの間に腰ベルトを挿入するための空間を形成すると共に、前記ベルト本体側の前記係止手段を、予め壁などに取付けた保持部材の係止手段に係止することにより、前記ケースに収容する電子機器が壁などに引掛けられるように構成したことを特徴とする電子機器のベルトクリップ。
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JP19317497A JP3720168B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 電子機器のベルトクリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP19317497A JP3720168B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 電子機器のベルトクリップ |
Publications (2)
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JPH1118818A JPH1118818A (ja) | 1999-01-26 |
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Family
ID=16303541
Family Applications (1)
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JP19317497A Expired - Lifetime JP3720168B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 電子機器のベルトクリップ |
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1997
- 1997-07-03 JP JP19317497A patent/JP3720168B2/ja not_active Expired - Lifetime
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