JPH1092516A - コネクタの抜去防止装置 - Google Patents

コネクタの抜去防止装置

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Publication number
JPH1092516A
JPH1092516A JP24438196A JP24438196A JPH1092516A JP H1092516 A JPH1092516 A JP H1092516A JP 24438196 A JP24438196 A JP 24438196A JP 24438196 A JP24438196 A JP 24438196A JP H1092516 A JPH1092516 A JP H1092516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side connector
cable
connector
forming surface
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24438196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Imai
浩幸 今井
Mamiko Maezawa
真美子 前沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP24438196A priority Critical patent/JPH1092516A/ja
Publication of JPH1092516A publication Critical patent/JPH1092516A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストが安価であると共に、コネクタを
確実に固定するコネクタの抜去防止装置を提供するこ
と。 【解決手段】 バックボード10に取り付けられたボー
ド側コネクタ20と、このボード側コネクタに設けられ
ると共にループ状に折り曲げられた針金で形成されるラ
ッチ部22と、ケーブル32の端部に設けられたケーブ
ル側コネクタ30と、このケーブル側コネクタの端部に
設けられた当該ラッチ部と係合する係合歯部34とを備
え、当該ラッチ部と係合歯部との係合によって当該ケー
ブル側コネクタをボード側コネクタに取り付けるコネク
タの抜去防止装置において、ロ形状のリング52と、こ
のリングに一端が取り付けられたループ形成面54と、
このループ形成面と着脱自在に接合するカギ形成面56
とを有する抜去防止ベルト50を設けて、この抜去防止
ベルトにより係合状態にあるラッチ部と係合歯部とを覆
う状態に固着することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の信号線
の接続に用いられるコネクタに関し、特に簡易な構造で
抜去防止を行う改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人の提案にかかる実開平4−12
273号公報に開示されているように、ケーブルやコネ
クタが誤って抜去される事態を防止する装置が用いられ
ている。図3は従来の抜去防止装置の構成斜視図であ
る。図において、バックボード10は、ボード側コネク
タ20が複数個設けられたもので、信号の入出力を担当
している。ボード側コネクタ20は信号を授受する端子
が数個ないし数十個設けられたもので、ループ状に折り
曲げられた針金で形成されるラッチ部22を有してい
る。ケーブル側コネクタ30は、信号線を多数収容して
いるケーブル32の端部に設けられたもので、ボード側
コネクタ20に接続されると共に、その端部にはラッチ
部22と係合する係合歯部34が設けられている。係合
歯部34は一対の突起板よりなり、この突起板の間隙に
ラッチ部22のループ形状部が弾性変形をして係合す
る。このように構成された装置においては、コネクタ自
体にラッチ部22と係合する係合歯部34を設けて、ロ
ック機構としている。
【0003】図4は従来の他の抜去防止装置の構成斜視
図である。図において、パネル固定板40は、バックボ
ード10に対して直交する姿勢で固定されたもので、ボ
ード側コネクタ20に沿う位置に固定されている。ケー
ブル押え板42は、緩衝用の保護材44を介してケーブ
ル32をパネル固定板40に螺着するもので、ネジ46
をドライバ等でパネル固定板40に螺着して行う。この
ように構成された装置においては、パネル固定板40に
ケーブル押え板42を取り付けて、ケーブル32を固定
することで抜去を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ケーブル固定
金具は、既製品がないため専用設計品となり、量産効果
を享受できないため製造コストが高止まりするという課
題がある。またパネル固定板40は、電子機器の筐体内
部に収容される関係で小型化しており、ケーブル固定金
具を取り付けるスペースが充分にとれないという課題が
ある。更に、既に納入済の製品について、現地で改造す
ることでケーブル固定金具を取り付けることも行われて
いるが、この改造作業が困難であるという課題がある。
本発明は上述の課題を解決したもので、製造コストが安
価であると共に、コネクタを確実に固定するコネクタの
抜去防止装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、バックボード10に取り付けられたボード側コ
ネクタ20と、このボード側コネクタに設けられると共
にループ状に折り曲げられた針金で形成されるラッチ部
22と、ケーブル32の端部に設けられたケーブル側コ
ネクタ30と、このケーブル側コネクタの端部に設けら
れた当該ラッチ部と係合する係合歯部34とを備え、当
該ラッチ部と係合歯部との係合によって当該ケーブル側
コネクタをボード側コネクタに取り付けるコネクタの抜
去防止装置において、ロ形状のリング52と、このリン
グに一端が取り付けられたループ形成面54と、このル
ープ形成面と着脱自在に接合するカギ形成面56とを有
する抜去防止ベルト50を設けて、この抜去防止ベルト
により係合状態にあるラッチ部と係合歯部とを覆う状態
に固着することを特徴としている。
【0006】本発明の構成によれば、抜去防止ベルトに
より係合状態にあるラッチ部と係合歯部とを覆う状態に
固着しているので、作業者等がケーブルにつまずいてケ
ーブル側コネクタとボード側コネクタに張力が作用して
も、ラッチ部と係合歯部との係合を抜去防止ベルトによ
り確保している。抜去防止ベルトは、カギ形成面をルー
プ形成面に押しつけることで着脱自在に接合するので、
リングにカギ形成面やループ形成面を通して締めつけ
て、緩みなく覆うことが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す構成斜視図であ
る。尚、図1において前記図3と同一作用をするものに
は同一符号を付して説明を省略する。ここでは、係合歯
部34に係合したラッチ部22を、抜去防止ベルトで緩
みなく覆うことで抜け防止を図っている。
【0008】図2は抜去防止ベルト50の展開図であ
る。抜去防止ベルト50は、ロ形状のリング52と、リ
ング52に一端が取り付けられたループ形成面54と、
ループ形成面54と着脱自在に接合するカギ形成面56
とを有する。ループ形成面54には、表面にループを形
成したものである。カギ形成面56は、頂部が鉤状に折
り曲げられたカギが植え込まれたもので、個別のカギが
個別レープに係合することで、接合が行われると共に、
両者の係合を解くことで繰り返し使用を可能にしてい
る。
【0009】このように構成された装置は、次のように
使用する。係合歯部34にラッチ部22を係合させて、
ケーブル側コネクタ30をボード側コネクタ20に固定
する。そして、ケーブル側コネクタ30の胴体部に抜去
防止ベルト50を巻き付けて、ラッチ部22が係合歯部
34との係合を開放しないように押さえつける。抜去防
止ベルト50の巻付けに当たっては、抜去防止ベルト5
0の先端をリング52に通して引き締めることで、抜去
防止ベルト50の緩みを除いて、ラッチ部22と係合歯
部34の拘束を確実にしている。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ケ
ーブル側コネクタ30の胴体部に抜去防止ベルト50を
巻き付けて、ラッチ部22が係合歯部34との係合を開
放しないように押さえつけているので、コネクタが不必
要に抜去されるのを防止することができる。また、抜去
防止ベルト50は汎用の民生品なので入手性・加工性と
も良好で、入手コストがパネル固定板40に比較して、
格段に低下するという効果がある。また、抜去防止ベル
ト50の取扱いに当たって特段の工具は不要であり、既
納入品への使用も関連部品の改造なしに行えるという効
果かある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成斜視図である。
【図2】抜去防止ベルトの展開図である。
【図3】従来の抜去防止装置の構成斜視図である。
【図4】従来の他の抜去防止装置の構成斜視図である。
【符号の説明】
10 バックボード 20 ボード側コネクタ 22 ラッチ部 30 ケーブル側コネクタ 32 ケーブル 34 係合歯部 50 抜去防止ベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックボード(10)に取り付けられたボ
    ード側コネクタ(20)と、 このボード側コネクタに設けられると共にループ状に折
    り曲げられた針金で形成されるラッチ部(22)と、 ケーブル(32)の端部に設けられたケーブル側コネク
    タ(30)と、 このケーブル側コネクタの端部に設けられた当該ラッチ
    部と係合する係合歯部(34)とを備え、 当該ラッチ部と係合歯部との係合によって当該ケーブル
    側コネクタをボード側コネクタに取り付けるコネクタの
    抜去防止装置において、 ロ形状のリング(52)と、このリングに一端が取り付
    けられたループ形成面(54)と、このループ形成面と
    着脱自在に接合するカギ形成面(56)とを有する抜去
    防止ベルト(50)を設けて、 この抜去防止ベルトにより係合状態にあるラッチ部と係
    合歯部とを覆う状態に固着することを特徴とするコネク
    タの抜去防止装置。
JP24438196A 1996-09-17 1996-09-17 コネクタの抜去防止装置 Pending JPH1092516A (ja)

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JP24438196A JPH1092516A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 コネクタの抜去防止装置

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JPH1092516A true JPH1092516A (ja) 1998-04-10

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ID=17117847

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JP24438196A Pending JPH1092516A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 コネクタの抜去防止装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002264429A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Sato Corp 携帯プリンタのプラグプロテクタ
JP2007020633A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Samii Kk サブコネクタの結合解除禁止構造
JP6997281B1 (ja) * 2020-12-04 2022-01-17 Necプラットフォームズ株式会社 ケーブル抜け止め機構

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JP4592983B2 (ja) * 2001-03-08 2010-12-08 株式会社サトー 携帯プリンタのプラグプロテクタ
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