JP2563258Y2 - ラッチ装置 - Google Patents

ラッチ装置

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JP2563258Y2
JP2563258Y2 JP1992029021U JP2902192U JP2563258Y2 JP 2563258 Y2 JP2563258 Y2 JP 2563258Y2 JP 1992029021 U JP1992029021 U JP 1992029021U JP 2902192 U JP2902192 U JP 2902192U JP 2563258 Y2 JP2563258 Y2 JP 2563258Y2
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latch device
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泰彦 井上
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はラッチ装置に関し、特に
係合状態の解除構造に特徴を有するラッチ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば空調装置の開閉可能なフロ
ントパネルを閉じて係合状態とし、解除レバーを操作す
ることにより、係合状態を解除して上記フロントパネル
を開扉可能とするラッチ装置がある。このようなラッチ
装置にあっては、特に上記解除レバーがラッチ装置本体
と一体的に設けられていることから、一般的に係合部近
傍にレバーがある。
【0003】一方、上記したような空調装置は室内装飾
品としても機能することからその外観が重要となる。そ
こで、上記したレバーを外観に合わせて着色したり表面
加工する必要があることからその加工が煩雑になると共
に形状などが制限され設計の自由度が低くなりがちにな
る問題があった。また、空調装置本体やフロントパネル
も上記レバーが特定の箇所に設置されることを前提とし
て設計を行わなければならなかった。
【0004】そこで、例えばラッチ装置本体とレバーと
を互いに離間した位置に別々に設け、リンク部材などを
もって組付け時に連結させることが考えられるが、組付
け時の各部品の位置調整が煩雑になると共に部品点数が
増加する問題がある。また、ラッチ装置本体とレバーと
を互いに離間した位置に設け、両者間を電気的に接続す
ることも考えられるが、構造が複雑になり、またコスト
が高騰化する問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上述したよう
な従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その主
な目的は、相対的に近接/離反する1対の部材同士を選
択的に係止するためのラッチ装置に於て、ラッチ装置の
係合解除用レバー及び部材の設計自由度を向上すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的は本考案に
よれば、相対的に近接/離反可能な1対の部材を選択的
に係止するためのラッチ装置であって、前記部材の一方
側のラッチ装置本体に設けられた係合部と、前記係合部
に係合するべく前記部材の他方に設けられた対応係合部
と、前記本体から所望の方向に延出するブラケットと、
前記ブラケットの遊端側の前記本体と離間する位置にて
前記係合部と前記対応係合部との係合状態を解除する方
向に移動可能に設けられたレバー部材とを有し、前記レ
バー部材が、該レバー部材から一体的に前記係合部に向
けて延出して該係合部を前記係合状態を解除する方向に
押圧可能な押圧部を有し、前記レバー部材を押圧するこ
とにより選択的に前記係合状態を解除可能としたことを
特徴とするラッチ装置を提供することにより達成され
る。
【0007】
【作用】上述の構成によれば、ラッチ装置本体と一体を
なすブラケットを所望の方向に延出させ、その先端部に
係合状態を解除するべく、上記係合部を係合解除方向に
移動させる押圧部を具備するレバーを設けることにより
レバーとラッチ装置との位置関係に関する設計の自由度
が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。本実施例は空調装置の吹出装置に
於ける下部開閉用のラッチ装置であり、図1には、ラッ
チ装置の構成を示す。
【0009】一方の部材としての空調装置本体1の前面
部には他方の部材としてのフロントパネル2が図示され
ない枢軸をもって前後方向に開閉するように枢支されて
いる。空調装置本体1の左右下部両端にはラッチ装置本
体4が設けられている。このラッチ装置本体4は、弾発
係合部5をもって空調装置本体1の図示されない係合孔
に弾発的に係合することにより固着されている。また、
ラッチ装置本体4には、図3に示すばね部材6により図
3に於ける下側、即ち後記する係合方向に弾発付勢され
た係合部としての爪7が設けられている。この爪7はフ
ロントパネル2の裏面側に突設された対応係合部として
の爪9に弾発的に係合し得るようになっている。
【0010】ラッチ装置本体4には該本体4の下方に向
けて延出するアーム11を有する金属板製のブラケット
10が一体的に固着されている。このブラケット10に
於けるアーム11の先端部には概ねコの字状をなす支持
部11aが設けられている。また、支持部11aにはレ
バー部材12の基端部が枢支されている。
【0011】レバー部材12は、図2に於ける概ね上下
方向に回動可能となっている。また、その基端部にはス
トッパ12aが設けられ、該ストッパ12aがアーム1
1の支持部11aに設けられた溝11bに係合すること
により、レバー部材12の回動量が規定されている。レ
バー部材12の先端部側には空調装置本体1の側面側に
突出する押圧レバー部12bが突設されている。更に、
レバー部材12の先端部には、上記した爪7の下部に延
出する突片7aに当接する押圧部12cが設けられてい
る。従って、レバー部材12は、ストッパ12aと溝1
1bとが係合していることにより、かつ通常はばね部材
6の付勢力により外向きに付勢されることによりぐらつ
く心配がない。
【0012】ここで、本実施例のような空調装置にあっ
ては、フロントパネル2と空調装置本体1の両側部1a
との色やデザインを統一することが好ましいが、本体1
の下部1bの部分に関しては、一般的に上記両部分とデ
ザインを変えても全体のデザインのイメージを損なうこ
とがない。そこで、本実施例ではこの下部1bに押圧レ
バー部12bを配置することにより、各部分の設計及び
加工性を向上している。
【0013】次に本実施例の作動要領について説明す
る。通常は爪7はばね部材6により係合方向に付勢され
ている。この状態で、図1に示すように、フロントパネ
ル2を矢印Bの方向に押すと、対応係合部としての爪9
が弾発的に爪7に係合する。これによりフロントパネル
2が確実に空調装置本体1に保持される。
【0014】次に、フロントパネル2を開く際には左右
両側部に突出する押圧レバー部12bを矢印Aの方向に
押圧すると、押圧部材12c及び突片7aを介して爪7
が矢印Cの方向に移動して係合状態が解除され、フロン
トパネル2が開扉可能となる。
【0015】従って、通常は爪7はばね部材6により係
合方向に付勢されているが、外部から押圧レバー部12
bを押すとレバー部材12が回動し、押圧部12c及び
突片7aを介して爪7が駆動され、係合状態が解除され
ることとなる。
【0016】
【考案の効果】上述の説明により明らかなように、本考
案によるラッチ装置によれば、ラッチ装置に於ける係合
部と、係合状態を解除するレバーとを一体化したまま互
いに離間した位置に設けることにより、組立時の位置調
整などを行う必要もなく、また係合位置により、このラ
ッチ装置を取付ける部材及びラッチ装置のレバーに設計
自由度が向上すると共に加工容易性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された空調装置に用いられたラッ
チ装置の斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2のIII−III線について見た断面図である。
【符号の説明】 1 空調装置本体 1a 両側部 1b 下部 2 フロントパネル 4 ラッチ装置本体 5 弾発係合部 6 ばね部材 7 爪 7a 突片 9 爪 10 ブラケット 11 アーム 11a 支持部 11b 溝 12 レバー部材 12a ストッパ 12b 押圧レバー部 12c 押圧部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に近接/離反可能な1対の部材
    を選択的に係止するためのラッチ装置であって、 前記部材の一方側のラッチ装置本体に設けられた係合部
    と、 前記係合部に係合するべく前記部材の他方に設けられた
    対応係合部と、 前記本体から所望の方向に延出するブラケットと、 前記ブラケットの遊端側の前記本体と離間する位置にて
    前記係合部と前記対応係合部との係合状態を解除する方
    向に移動可能に設けられたレバー部材とを有し、 前記レバー部材が、該レバー部材から一体的に前記係合
    部に向けて延出して該係合部を前記係合状態を解除する
    方向に押圧可能な押圧部を有し、 前記レバー部材を押圧することにより選択的に前記係合
    状態を解除可能としたことを特徴とするラッチ装置。
JP1992029021U 1992-04-03 1992-04-03 ラッチ装置 Expired - Fee Related JP2563258Y2 (ja)

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JPH0581478U JPH0581478U (ja) 1993-11-05
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