JP2563000B2 - 高速度カラービデオカメラ - Google Patents
高速度カラービデオカメラInfo
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像素子を使用した
高速度カラービデオカメラに関する。
高速度カラービデオカメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】ホームビデオや工業用に広く使われてい
るＭＯＳやＣＣＤ形固体撮像素子を用いたカラービデオ
カメラの高速度撮像の手段としては水平・垂直駆動周波
数を増加し、高速度で走査し順次読み出す方式がある。
また画面を複数のブロックに分け、各ブロック内の光電
変換素子列を並列に同時に走査することを各ブロックに
ついて順次に行って高速度を得る方式もある。
るＭＯＳやＣＣＤ形固体撮像素子を用いたカラービデオ
カメラの高速度撮像の手段としては水平・垂直駆動周波
数を増加し、高速度で走査し順次読み出す方式がある。
また画面を複数のブロックに分け、各ブロック内の光電
変換素子列を並列に同時に走査することを各ブロックに
ついて順次に行って高速度を得る方式もある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した公知の読み出
し方式において上記第１の方式は標準テレビ方式と同様
な読み出し方式であり固体撮像素子を高速度に駆動す
る。実用的な画素数として２５万個以上を考えると走査
回路を構成するＭＯＳシフトレジタは段数が多くなり、
クロック周波数の走査速度に比例して高くなる。その結
果、クロック回路の配線容量の増加やクロックパルス自
体の立ち上がり時間が影響し、シフトレジスタが追従し
なくなる。さらにＭＯＳ形の場合、水平・垂直信号線容
量に起因する問題があり、またＣＣＤ形の場合は転送効
率の低下により高速走査に限界がある。
し方式において上記第１の方式は標準テレビ方式と同様
な読み出し方式であり固体撮像素子を高速度に駆動す
る。実用的な画素数として２５万個以上を考えると走査
回路を構成するＭＯＳシフトレジタは段数が多くなり、
クロック周波数の走査速度に比例して高くなる。その結
果、クロック回路の配線容量の増加やクロックパルス自
体の立ち上がり時間が影響し、シフトレジスタが追従し
なくなる。さらにＭＯＳ形の場合、水平・垂直信号線容
量に起因する問題があり、またＣＣＤ形の場合は転送効
率の低下により高速走査に限界がある。
【０００４】上記第２の方式は例えば公表特許昭５６ー
５０１７０４号公報に示されているように、１つの画面
を複数のブロックに分割し、１つのブロックにおける全
ての光電変換素子列を並列に同時に読み出し、以後複数
のブロックを順次読み出す方式である。然るにこの方法
では、ブロック内の全ての光電変換素子列を並列に同時
に走査する機能と走査された全ての信号を並列に同時に
取りだすための多数の機構と、増幅・処理回路とを備え
た特殊な固体撮像素子を必要とする。さらに信号を読み
出した後の記録のための電子的手段が複雑になり、且つ
製造上の困難を伴う。
５０１７０４号公報に示されているように、１つの画面
を複数のブロックに分割し、１つのブロックにおける全
ての光電変換素子列を並列に同時に読み出し、以後複数
のブロックを順次読み出す方式である。然るにこの方法
では、ブロック内の全ての光電変換素子列を並列に同時
に走査する機能と走査された全ての信号を並列に同時に
取りだすための多数の機構と、増幅・処理回路とを備え
た特殊な固体撮像素子を必要とする。さらに信号を読み
出した後の記録のための電子的手段が複雑になり、且つ
製造上の困難を伴う。
【０００５】従って上述した従来技術における上記第１
の方式では標準テレビ（標準テレビの走査速度は６０ま
たは５０フィールド・毎秒）の走査速度の２〜３倍の走
査が限界であり、これ以上の高速度走査は標準テレビ用
固体撮像素子を使用することによって得ることは不可能
であった。また、上記第２方式では、同一垂直シフトレ
ジスタから同時に複数の画素選択パルスを発し、又得ら
れた出力を同時に処理する機構を有する特殊な固体撮像
素子を必要とする欠点があった。
の方式では標準テレビ（標準テレビの走査速度は６０ま
たは５０フィールド・毎秒）の走査速度の２〜３倍の走
査が限界であり、これ以上の高速度走査は標準テレビ用
固体撮像素子を使用することによって得ることは不可能
であった。また、上記第２方式では、同一垂直シフトレ
ジスタから同時に複数の画素選択パルスを発し、又得ら
れた出力を同時に処理する機構を有する特殊な固体撮像
素子を必要とする欠点があった。
【０００６】本発明は、標準テレビの３倍以上の高速度
走査を標準カラーテレビ用固体撮像素子を使用して達成
し、前述の欠点を解決した低価格の高速度カラービデオ
カメラを提供することを目的とする。
走査を標準カラーテレビ用固体撮像素子を使用して達成
し、前述の欠点を解決した低価格の高速度カラービデオ
カメラを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の高速度カラービ
デオカメラは、複数の光電変換素子列を夫々有する２個
の第１，第２の白黒用固体撮像素子と、複数の光電変換
素子列を夫々有する２個の第１，第２のカラー用固体撮
像素子と、上記白黒用及びカラー用の第１，第２の固体
撮像素子に互に等しく被写体を投影する機構と、白黒用
及びカラー用の夫々において上記第１の固体撮像素子に
おける上記複数の光電変換素子列の半数の列を走査する
第１の走査機構と、上記走査される第１の固体撮像素子
における半数の列の残りの半数の列に対応する上記第２
の固体撮像素子における光電変換素子列の列を上記第１
の走査機構の作動に同期して走査する第２の走査機構
と、上記第１，第２の走査機構から得た信号を１つの画
面に合成する機構と、上記白黒用の合成機構から得た輝
度信号成分と上記カラー用の合成機構から得たカラー信
号成分とを合成する機構とより成ることを特徴とする。
また、本発明の速度カラービデオカメラは、複数の光電
変換素子列を夫々有する３個の第１，第２，第３の白黒
用固体撮像素子と、複数の光電変換素子列を夫々有する
３個の第１，第２， 第３のカラー用固体撮像素子と、
上記白黒用及びカラー用の第１，第２， 第３の固体撮
像素子に互に等しく被写体を投影する機構と、白黒用及
びカラー用の夫々において上記第１の固体撮像素子にお
ける上記複数の光電変換素子列の１／３の数の列を走査
する第１の走査機構と、上記走査される第１の固体撮像
素子における１／３の列以外の他の１／３の列に対応す
る上記第２の固体撮像素子における光電変換素子列の１
／３の数の列を上記第１の走査機構の作動に同期して走
査する第２の走査機構と、上記走査される第１及び第２
の固体撮像素子における列以外の残りの１／３の列に対
応する第３の固体撮像素子における光電変換素子列の１
／３の数の列を上記第１，第２の走査機構の作動に同期
して走査する第３の走査機構と、上記第１，第２，第３
の走査機構から得た信号を１つの画面に合成する機構
と、上記白黒用の合成機構から得た輝度信号成分と上記
カラー用の合成機構から得たカラー信号成分とを合成す
る機構とより成ることを特徴とする。
デオカメラは、複数の光電変換素子列を夫々有する２個
の第１，第２の白黒用固体撮像素子と、複数の光電変換
素子列を夫々有する２個の第１，第２のカラー用固体撮
像素子と、上記白黒用及びカラー用の第１，第２の固体
撮像素子に互に等しく被写体を投影する機構と、白黒用
及びカラー用の夫々において上記第１の固体撮像素子に
おける上記複数の光電変換素子列の半数の列を走査する
第１の走査機構と、上記走査される第１の固体撮像素子
における半数の列の残りの半数の列に対応する上記第２
の固体撮像素子における光電変換素子列の列を上記第１
の走査機構の作動に同期して走査する第２の走査機構
と、上記第１，第２の走査機構から得た信号を１つの画
面に合成する機構と、上記白黒用の合成機構から得た輝
度信号成分と上記カラー用の合成機構から得たカラー信
号成分とを合成する機構とより成ることを特徴とする。
また、本発明の速度カラービデオカメラは、複数の光電
変換素子列を夫々有する３個の第１，第２，第３の白黒
用固体撮像素子と、複数の光電変換素子列を夫々有する
３個の第１，第２， 第３のカラー用固体撮像素子と、
上記白黒用及びカラー用の第１，第２， 第３の固体撮
像素子に互に等しく被写体を投影する機構と、白黒用及
びカラー用の夫々において上記第１の固体撮像素子にお
ける上記複数の光電変換素子列の１／３の数の列を走査
する第１の走査機構と、上記走査される第１の固体撮像
素子における１／３の列以外の他の１／３の列に対応す
る上記第２の固体撮像素子における光電変換素子列の１
／３の数の列を上記第１の走査機構の作動に同期して走
査する第２の走査機構と、上記走査される第１及び第２
の固体撮像素子における列以外の残りの１／３の列に対
応する第３の固体撮像素子における光電変換素子列の１
／３の数の列を上記第１，第２の走査機構の作動に同期
して走査する第３の走査機構と、上記第１，第２，第３
の走査機構から得た信号を１つの画面に合成する機構
と、上記白黒用の合成機構から得た輝度信号成分と上記
カラー用の合成機構から得たカラー信号成分とを合成す
る機構とより成ることを特徴とする。
【０００８】本発明の高速度カラービデオカメラにおい
ては、夫々の固体撮像素子に互に等しく被写体が投影さ
れ、この夫々の固体撮像素子における光電変換素子列が
夫々に対応する走査機構によって同時に走査され、この
走査される各固体撮像素子における光電変換素子列は互
に対応しない任意の数のものとされ、得られた各信号か
ら１つの画面が合成されるようになる。
ては、夫々の固体撮像素子に互に等しく被写体が投影さ
れ、この夫々の固体撮像素子における光電変換素子列が
夫々に対応する走査機構によって同時に走査され、この
走査される各固体撮像素子における光電変換素子列は互
に対応しない任意の数のものとされ、得られた各信号か
ら１つの画面が合成されるようになる。
【０００９】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。図１は２個の白黒用固体撮像素子と２個のカラー用
固定撮像素子を使用した本発明の高速度カラービデオカ
メラの基本ブロック図であって本発明においては被写体
１からの入射光を光学装置、例えばハーフミラー１ａと
全反射ミラー１ｂによって白黒用及びカラー用の２つの
光路に導き、夫々の光路における入射光を夫々光学装
置、例えばハーフミラー２ａ，２ｃ及び全反射ミラー２
ｂ，２ｄを介して２個の白黒用固体撮像素子３ａ，３ｂ
及び２個のカラー用固体撮像素子３ｃ，３ｄに加える。
各固体撮像素子３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄからの信号は夫
々増幅・処理回路４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄによって読み
出し、増幅処理する。この増幅・処理回路４ａ，４ｂ，
４ｃ，４ｄからの信号は夫々合成回路５によって１つの
白黒画面及び１つのカラー画面に合成し、白黒画面から
は輝度信号を取り出し、カラー画面からはカラー信号を
取り出し、これを合成回路６によって合成して１枚のカ
ラー画面を得るようにする。
る。図１は２個の白黒用固体撮像素子と２個のカラー用
固定撮像素子を使用した本発明の高速度カラービデオカ
メラの基本ブロック図であって本発明においては被写体
１からの入射光を光学装置、例えばハーフミラー１ａと
全反射ミラー１ｂによって白黒用及びカラー用の２つの
光路に導き、夫々の光路における入射光を夫々光学装
置、例えばハーフミラー２ａ，２ｃ及び全反射ミラー２
ｂ，２ｄを介して２個の白黒用固体撮像素子３ａ，３ｂ
及び２個のカラー用固体撮像素子３ｃ，３ｄに加える。
各固体撮像素子３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄからの信号は夫
々増幅・処理回路４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄによって読み
出し、増幅処理する。この増幅・処理回路４ａ，４ｂ，
４ｃ，４ｄからの信号は夫々合成回路５によって１つの
白黒画面及び１つのカラー画面に合成し、白黒画面から
は輝度信号を取り出し、カラー画面からはカラー信号を
取り出し、これを合成回路６によって合成して１枚のカ
ラー画面を得るようにする。
【００１０】図２，図３は夫々図１における白黒用固体
撮像素子３ａ・３ｂを分割走査している状況を示す。分
割走査し得る標準的な固体撮像素子としては、例えばＴ
ＳＬ(Transversal Signal Line）ＭＯＳ形撮像素子があ
る。このような固体撮像素子に関しては、例えばテレビ
ジョン学会技術報告、ＥＤ８７ー１１，１９８７年発行
“可変電子シャッタ付きＴＳＬ撮像素子”に詳細に述べ
られている。この撮像素子はマトリックス状に配置され
た光電変換素子からの信号を夫々読み出すために、垂直
シフトレジスタに高い周波数のクロック信号を供給して
読み出し不要なラインの走査時間を実質的に零にするこ
とが出来る。
撮像素子３ａ・３ｂを分割走査している状況を示す。分
割走査し得る標準的な固体撮像素子としては、例えばＴ
ＳＬ(Transversal Signal Line）ＭＯＳ形撮像素子があ
る。このような固体撮像素子に関しては、例えばテレビ
ジョン学会技術報告、ＥＤ８７ー１１，１９８７年発行
“可変電子シャッタ付きＴＳＬ撮像素子”に詳細に述べ
られている。この撮像素子はマトリックス状に配置され
た光電変換素子からの信号を夫々読み出すために、垂直
シフトレジスタに高い周波数のクロック信号を供給して
読み出し不要なラインの走査時間を実質的に零にするこ
とが出来る。
【００１１】図２において、固体撮像素子３ａは撮像面
の上部領域、即ち走査線１〜１２０までは垂直シフトレ
ジスタに垂直クロックパルスを入力し、例えば通常のＮ
ＴＳＣ方式の場合のフィールド走査時間に相当する速度
で走査する。走査線１２１に対応するタイミングでは垂
直シフトレジスタにリセットパルスを入力することによ
り、上記シフトレジスタをクリヤし強制的に且つ瞬間的
に走査を走査線１にもどす。この結果撮像面の下部領
域、即ち斜線部分の走査線１２１〜２４０は走査されな
いことになり、固体撮像素子３ａの走査時間は全撮像面
を標準テレビの走査速度で走査する場合に比べて、当然
１／２となる。
の上部領域、即ち走査線１〜１２０までは垂直シフトレ
ジスタに垂直クロックパルスを入力し、例えば通常のＮ
ＴＳＣ方式の場合のフィールド走査時間に相当する速度
で走査する。走査線１２１に対応するタイミングでは垂
直シフトレジスタにリセットパルスを入力することによ
り、上記シフトレジスタをクリヤし強制的に且つ瞬間的
に走査を走査線１にもどす。この結果撮像面の下部領
域、即ち斜線部分の走査線１２１〜２４０は走査されな
いことになり、固体撮像素子３ａの走査時間は全撮像面
を標準テレビの走査速度で走査する場合に比べて、当然
１／２となる。
【００１２】これに対して、図３において固体撮像素子
３ｂは斜線部分、即ち走査線１〜１２０までは、走査線
１に対応するタイミングで垂直シフトレジスタに水平ク
ロックパルスを入力し、走査線１２０に対応するタイミ
ングまでは高速で走査する。通常垂直クロックパルスは
１５．７５ＫＨｚであるのに対して、水平クロックパル
スはこれより数ＭＨｚ以上高い周波数である。したがっ
て高速走査に要する時間は瞬間であり、実質的に無視で
きる。つぎに、上記垂直シフトレジスタの走査線１２１
に対応するタイミングに至った時点で上記垂直シフトレ
ジスタに垂直クロックパルスを入力することにより、撮
像面の下部領域、即ち走査線１２１〜２４０を標準テレ
ビの走査速度で走査する。この結果、固体撮像素子３ｂ
の走査時間も固体撮像素子３ａの場合と同様全撮像面を
標準テレビの走査速度で走査する場合に比べて１／２と
なる。この両信号は増幅・処理回路４ａ・４ｂにて適正
な信号レベルに整えられ、一つの画面とするための記録
機能を含む合成回路５にて合成される。
３ｂは斜線部分、即ち走査線１〜１２０までは、走査線
１に対応するタイミングで垂直シフトレジスタに水平ク
ロックパルスを入力し、走査線１２０に対応するタイミ
ングまでは高速で走査する。通常垂直クロックパルスは
１５．７５ＫＨｚであるのに対して、水平クロックパル
スはこれより数ＭＨｚ以上高い周波数である。したがっ
て高速走査に要する時間は瞬間であり、実質的に無視で
きる。つぎに、上記垂直シフトレジスタの走査線１２１
に対応するタイミングに至った時点で上記垂直シフトレ
ジスタに垂直クロックパルスを入力することにより、撮
像面の下部領域、即ち走査線１２１〜２４０を標準テレ
ビの走査速度で走査する。この結果、固体撮像素子３ｂ
の走査時間も固体撮像素子３ａの場合と同様全撮像面を
標準テレビの走査速度で走査する場合に比べて１／２と
なる。この両信号は増幅・処理回路４ａ・４ｂにて適正
な信号レベルに整えられ、一つの画面とするための記録
機能を含む合成回路５にて合成される。
【００１３】以上、固体撮像素子３ａ，３ｂを上部領
域、下部領域の２つの領域に分割して、その各々の走査
領域を相互に重複しないように走査する実施例について
詳細に説明したが、図４，図５に示す如く複数の走査領
域と走査不要領域（斜線部分）とを交互に設け、且つ固
体撮像素子３ａ，３ｂの対応する領域を相互に重複しな
いように分割して走査することも可能である。この例で
は走査不要領域の読み出し動作は前述した如く垂直シフ
トレジスタに水平クロックパルスを供給し実質的に走査
時間を零にし、走査領域では再び標準テレビ走査速度で
走査することにより、全撮像面を例えば１／１２０秒、
即ち標準テレビ走査速度の２倍の高速度で読み出すこと
が出来る。カラー用固体撮像素子３ｃ，３ｄに対しても
同様であり、その説明は省略する。
域、下部領域の２つの領域に分割して、その各々の走査
領域を相互に重複しないように走査する実施例について
詳細に説明したが、図４，図５に示す如く複数の走査領
域と走査不要領域（斜線部分）とを交互に設け、且つ固
体撮像素子３ａ，３ｂの対応する領域を相互に重複しな
いように分割して走査することも可能である。この例で
は走査不要領域の読み出し動作は前述した如く垂直シフ
トレジスタに水平クロックパルスを供給し実質的に走査
時間を零にし、走査領域では再び標準テレビ走査速度で
走査することにより、全撮像面を例えば１／１２０秒、
即ち標準テレビ走査速度の２倍の高速度で読み出すこと
が出来る。カラー用固体撮像素子３ｃ，３ｄに対しても
同様であり、その説明は省略する。
【００１４】図６，図７，図８は白黒用及びカラー用と
して夫々３個の固体撮像素子を使用する別の実施例を示
す。この例では各固体撮像素子は走査線１〜８０，８１
〜１６０，および１６１〜２４０の如く分割走査する。
ここで標準テレビ走査速度で各領域を走査すれば、合成
後は３倍の高速度が、また標準テレビの２倍の走査速度
で各領域を走査すれば、合成後は６倍の高速度が得られ
ることは容易に理解される。
して夫々３個の固体撮像素子を使用する別の実施例を示
す。この例では各固体撮像素子は走査線１〜８０，８１
〜１６０，および１６１〜２４０の如く分割走査する。
ここで標準テレビ走査速度で各領域を走査すれば、合成
後は３倍の高速度が、また標準テレビの２倍の走査速度
で各領域を走査すれば、合成後は６倍の高速度が得られ
ることは容易に理解される。
【００１５】本発明は同様にして４個以上の固体撮像素
子を用い、その光電変換素子列を４つ以上のブロックに
分割する場合にも適用できるが、あまりその数が増える
とコストが上昇し、且つハードウエヤが複雑になる。
子を用い、その光電変換素子列を４つ以上のブロックに
分割する場合にも適用できるが、あまりその数が増える
とコストが上昇し、且つハードウエヤが複雑になる。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、固体撮像素子として標
準テレビ用の素子が使用出来、従来装置のような特殊な
固体撮像素子を使用せずに高速度ビデオカメラを得るこ
とが出来ると共に、カラービデオ信号の輝度信号成分を
白黒用固体撮像素子３ａ，３ｂから得るようにしたので
十分な大きさの輝度信号成分が得られ、又カラー用固体
撮像素子３ｃ，３ｄからは輝度信号成分を得る必要がな
いのでその分カラー信号の帯域幅を従来の場合の例えば
１／１０に縮小してカラー信号成分を増大できる大きな
利益がある。
準テレビ用の素子が使用出来、従来装置のような特殊な
固体撮像素子を使用せずに高速度ビデオカメラを得るこ
とが出来ると共に、カラービデオ信号の輝度信号成分を
白黒用固体撮像素子３ａ，３ｂから得るようにしたので
十分な大きさの輝度信号成分が得られ、又カラー用固体
撮像素子３ｃ，３ｄからは輝度信号成分を得る必要がな
いのでその分カラー信号の帯域幅を従来の場合の例えば
１／１０に縮小してカラー信号成分を増大できる大きな
利益がある。
【図１】本発明の高速度撮像カメラの基本ブロック図で
ある。
ある。
【図２】固体撮像素子の分割走査方法の一実施例説明図
である。
である。
【図３】固体撮像素子の分割走査方法の一実施例説明図
である。
である。
【図４】固体撮像素子の分割走査方法の他の実施例説明
図である。
図である。
【図５】固体撮像素子の分割走査方法の他の実施例説明
図である。
図である。
【図６】固体撮像素子の分割走査方法の更に他の実施例
説明図である。
説明図である。
【図７】固体撮像素子の分割走査方法の更に他の実施例
説明図である。
説明図である。
【図８】固体撮像素子の分割走査方法の更に他の実施例
説明図である。
説明図である。
１ 被写体 １ａ ハーフミラー １ｂ 全反射ミラー ２ａ ハーフミラー ２ｂ 全反射ミラー ２ｃ ハーフミラー ２ｄ 全反射ミラー ３ａ 固体撮像素子 ３ｂ 固体撮像素子 ３ｃ 固体撮像素子 ３ｄ 固体撮像素子 ４ａ 増幅・処理回路 ４ｂ 増幅・処理回路 ４ｃ 増幅・処理回路 ４ｄ 増幅・処理回路 ５ 合成回路 ６ 合成回路
Claims (7)
- 【請求項１】 複数の光電変換素子列を夫々有する２個
の第１，第２の白黒用固体撮像素子と、複数の光電変換
素子列を夫々有する２個の第１，第２のカラー用固体撮
像素子と、上記白黒用及びカラー用の第１，第２の固体
撮像素子に互に等しく被写体を投影する機構と、白黒用
及びカラー用の夫々において上記第１の固体撮像素子に
おける上記複数の光電変換素子列の半数の列を走査する
第１の走査機構と、上記走査される第１の固体撮像素子
における半数の列の残りの半数の列に対応する上記第２
の固体撮像素子における光電変換素子列の列を上記第１
の走査機構の作動に同期して走査する第２の走査機構
と、上記第１，第２の走査機構から得た信号を１つの画
面に合成する機構と、上記白黒用の合成機構から得た輝
度信号成分と上記カラー用の合成機構から得たカラー信
号成分とを合成する機構とより成ることを特徴とする高
速度カラービデオカメラ。 - 【請求項２】 上記光電変換素子列の上記半数の列が互
いに接している請求項１記載の高速度カラービデオカメ
ラ。 - 【請求項３】 上記光電変換素子列の上記半数の列が互
いに接していない請求項１記載の高速度カラービデオカ
メラ。 - 【請求項４】 複数の光電変換素子列を夫々有する３個
の第１，第２，第３の白黒用固体撮像素子と、複数の光
電変換素子列を夫々有する３個の第１，第２，第３のカ
ラー用固体撮像素子と、上記白黒用及びカラー用の第
１，第２，第３の固体撮像素子に互に等しく被写体を投
影する機構と、白黒用及びカラー用の夫々において上記
第１の固体撮像素子における上記複数の光電変換素子列
の１／３の数の列を走査する第１の走査機構と、上記走
査される第１の固体撮像素子における１／３の列以外の
他の１／３の列に対応する上記第２の固体撮像素子にお
ける光電変換素子列の１／３の数の列を上記第１の走査
機構の作動に同期して走査する第２の走査機構と、上記
走査される第１及び第２の固体撮像素子における列以外
の残りの１／３の列に対応する第３の固体撮像素子にお
ける光電変換素子列の１／３の数の列を上記第１，第２
の走査機構の作動に同期して走査する第３の走査機構
と、上記第１，第２，第３の走査機構から得た信号を１
つの画面に合成する機構と、上記白黒用の合成機構から
得た輝度信号成分と上記カラー用の合成 機構から得たカ
ラー信号成分とを合成する機構とより成ることを特徴と
する高速度カラービデオカメラ。 - 【請求項５】 上記光電変換素子列の上記１／３の数の
列が互いに接している請求項４記載の高速度カラービデ
オカメラ。 - 【請求項６】 上記光電変換素子列の上記１／３の数の
列が互いに接していない請求項４記載の高速度カラービ
デオカメラ。 - 【請求項７】 上記各走査機構が、任意の列を走査した
後任意の他の列を走査するため、走査速度より速い速度
で他の列に移動される請求項３または６記載の高速度カ
ラービデオカメラ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3048706A JP2563000B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 高速度カラービデオカメラ |
| US07/716,630 US5157499A (en) | 1990-06-29 | 1991-06-17 | High-speed video camera using solid-state image sensor |
| DE69113375T DE69113375T2 (de) | 1990-06-29 | 1991-06-20 | Hochgeschwindigkeits-Videokamera. |
| EP91305583A EP0473259B1 (en) | 1990-06-29 | 1991-06-20 | High-speed video camera |
| KR1019910010991A KR970011536B1 (ko) | 1990-06-29 | 1991-06-29 | 고속 비디오 카메라 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3048706A JP2563000B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 高速度カラービデオカメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04268882A JPH04268882A (ja) | 1992-09-24 |
| JP2563000B2 true JP2563000B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=12810764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3048706A Expired - Fee Related JP2563000B2 (ja) | 1990-06-29 | 1991-02-22 | 高速度カラービデオカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2563000B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4451161B2 (ja) * | 2004-02-25 | 2010-04-14 | オリンパス株式会社 | 障害物認識補助装置 |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP3048706A patent/JP2563000B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04268882A (ja) | 1992-09-24 |
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