JPH088667B2 - 高速度撮像カメラ - Google Patents

高速度撮像カメラ

Info

Publication number
JPH088667B2
JPH088667B2 JP2172077A JP17207790A JPH088667B2 JP H088667 B2 JPH088667 B2 JP H088667B2 JP 2172077 A JP2172077 A JP 2172077A JP 17207790 A JP17207790 A JP 17207790A JP H088667 B2 JPH088667 B2 JP H088667B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
solid
columns
photoelectric conversion
state image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2172077A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0460539A (ja
Inventor
和彦 小熊
豊 斉藤
宏 鈴木
Original Assignee
株式会社ナック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナック filed Critical 株式会社ナック
Priority to JP2172077A priority Critical patent/JPH088667B2/ja
Priority to US07/716,630 priority patent/US5157499A/en
Priority to EP91305583A priority patent/EP0473259B1/en
Priority to DE69113375T priority patent/DE69113375T2/de
Priority to KR1019910010991A priority patent/KR970011536B1/ko
Publication of JPH0460539A publication Critical patent/JPH0460539A/ja
Publication of JPH088667B2 publication Critical patent/JPH088667B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cameras In General (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は固体撮像素子を使用した高速度撮像カメラに
関する。
〔従来の技術〕
ホームビデオや工業用に広く使われているMOSやCCD形
固体撮像素子を用いたビデオカメラの高速度撮像の手段
としては水平・垂直駆動周波数を増加し、高速度で走査
し順次読み出す方式がある。また画面を複数のブロック
に分け、各ブロック内の光電変換素子列を並列に同時に
走査することを各ブロックについて順次に行って高速度
を得る方式もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した公知の読み出し方式において (1) 上記第1の方式は標準テレビ方式と同様な読み
出し方式であり固体撮像素子を高速度に駆動する。実用
的な画素数として25万個素以上を考えると走査回路を構
成するMOSシフトレジスタは段数が多くなり、クロック
周波数の走査速度に比例して高くなる。その結果、クロ
ック回路の配線容量の増加やクロックパルス自体の立ち
上がり時間が影響し、シフトレジスタが追従しなくな
る。さらにMOS形の場合、水平・垂直信号線容量に起因
する問題、またCCD形の場合は転送効率の低下により高
速走査に限界がある。
(2) 上記第2の方式は例えば公表特許昭56-501704
号公報に示されているように、1つの画面を複数のブロ
ックに分割し、1つのブロックにおける全ての光電変換
素子列を並列に同時に読み出し、以後複数のブロックを
順次読み出す方式である。然るにこの方法では、ブロッ
ク内の全ての光電変換素子列を並列に同時に走査する機
能と走査された全ての信号を並列に同時に取りだすため
の多数の機構と、増幅・処理回路とを備えた特殊な固体
撮像素子を必要とする。さらに信号を読み出した後の記
録のための電子的手段が複雑になり、且つ製造上の困難
を伴う。
従って上述した従来技術における上記第1の方式では
標準テレビ(標準テレビの走査速度は60または50フィー
ルド・毎秒)の走査速度の2〜3倍の走査が限界であ
り、これ以上の高速度走査は標準テレビ用固体撮像素子
を使用することによって得ることは不可能であった。ま
た、上記第2方式では、特殊な固体撮像素子を必要とす
る欠点があった。
本発明は、標準テレビの3倍以上の高速度走査を標準
テレビ用固体撮像素子を使用して達成し、前述の欠点を
解決した低価格の高速度ビデオカメラを提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の高速度撮像カメラは、複数の光電変換素子列
を夫々有する第1,第2の固体撮像素子と、この第1,第2
の固体撮像素子に互に等しく被写体を投影する機構と、
上記第1の固体撮像素子における上記複数の光電変換素
子列における任意の複数列を垂直クロックパルスに同期
して走査する第1の走査機構と、上記走査される第1の
固体撮像素子における列とは異なる任意の複数列に対応
する上記第2の固体撮像素子における光電変換素子の複
数列を上記第1の走査機構の作動に同期して走査する第
2の走査機構と、上記第1,第2の走査機構から得た信号
を1つの画面に合成する機構とより成り、上記各走査機
構は上記任意の複数列を走査した後直ちにこの列に接し
ない他の複数列を走査するため水平クロックパルスに相
当する速さの高周波クロックで移動されることを特徴と
する。
また、本発明の高速度撮像カメラは、複数の光電変換
素子列を夫々有する第1,第2,第3の固体撮像素子と、こ
の第1,第2,第3の固体撮像素子に互に等しい被写体を投
影する機構と、上記第1の固体撮像素子における上記複
数の光電変換素子列における任意の複数列を垂直クロッ
クパルスに同期して走査する第1の走査機構と、上記第
1の固体撮像素子における列とは異なる任意の複数列に
対応する上記第2の固体撮像素子における光電変換素子
の複数列を上記第1の走査機構の作動に同期して走査す
る第2の走査機構と、上記第1,第2の固体撮像素子にお
ける上記第1,第2の走査機構が走査する上記光電変換素
子の列とは異なる任意の複数列と対応する上記第3の固
体撮像素子における光電変換素子の複数列を上記第1,第
2走査機構の作動に同期して走査する第3の走査機構
と、上記第1,第2,第3の走査機構から得た信号を1つの
画面に合成する機構とより成り、上記各走査機構は上記
任意の複数列を走査した後直ちにこの列に接しない他の
複数列を走査するため水平クロックパルスに相当する速
さの高周波クロックで移動されることを特徴とする。
〔作用〕
本発明の高速度撮像カメラにおいては、夫々の固体撮
像素子に互に等しく被写体が投影され、この夫々の固体
撮像素子における光電変換素子列が夫々に対応する走査
機構によって同時に走査され、この走査される各固体撮
像素子における光電変換素子列は互に対応しない任意の
複数のものとされ、得られた各信号から1つの画面が合
成されるようになる。
〔実施例〕
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
第1図は2個の固体撮像素子を使用した本発明の高速
度撮像カメラの基本ブロック図である。
第1図において、1は被写体、2aは入射光を2個の固
体撮像素子3a・3bに分ける光学装置、例えばハーフミラ
ー、2bは全反射ミラー、4a・4bは各固体撮像素子3a・3b
からの信号を読み出し、増幅処理する取り出し・増幅・
処理回路、5はこの回路4a・4bからの信号を合成し、1
つの画面とするための機能を含む合成回路である。
第2図(a),(b)は夫々第1図における固体撮像
素子3a・3bを分割走査している状況を示す。分割走査し
得る標準的な固体撮像素子としては、例えばTSL(Trans
versal Signal Line)MOS形撮像素子がある。このよう
な固体撮像素子に関しては、例えばテレビジョン学会技
術報告、ED87-11,1987年発行“可変電子シャッタ付きTS
L撮像素子”に詳細に述べられている。この撮像素子は
マトリックス状に配置された光電変換素子からの信号を
夫々読み出すために、垂直シフトレジスタに高い周波数
のクロック信号を供給して読み出し不要なラインの走査
時間を実質的に零にすることが出来る。
第2図(a)において、固体撮像素子3aは撮像面の上
部領域、即ち走査線1〜120までは垂直シフトレジスタ
に垂直クロックパルスを入力し、例えば通常のNTSC方式
の場合のフィールド走査時間に相当する速度で走査す
る。走査線121に対応するタイミングでは垂直シフトレ
ジスタにリセットパルスを入力することにより、上記シ
フトレジスタをクリアし強制的に且つ瞬間的に走査を走
査線1にもどす。この結果撮像面の下部領域、即ち斜線
部分の走査線121〜240は走査されないことになり、固体
撮像素子3aの走査時間は全撮像面を標準テレビの走査速
度で走査する場合に比べて、当然1/2となる。
これに対して、第2図(b)において固体撮像素子3b
は斜線部分、即ち走査線1〜120までは、走査線1に対
応するタイミングで垂直シフトレジスタに水平クロック
パルスを入力し、走査線120に対応するタイミングまで
は高速で走査する。通常垂直クロックパルスは15.75KHz
であるのに対して、水平クロックパルスはこれより数MH
z以上高い周波数である。したがって高速走査に要する
時間は瞬間であり、実質的に無視できる。つぎに、上記
垂直シフトレジスタの走査線121に対応するタイミング
に至った時点で上記垂直シフトレジスタに垂直クロック
パルスを入力することにより、撮像面の下部領域、即ち
走査線121〜240を標準テレビの走査速度で走査する。こ
の結果、固体撮像素子3bの走査時間も固体撮像素子3aの
場合と同様全撮像面を標準テレビの走査速度で走査する
場合に比べて1/2となる。この両信号は取り出し・増幅
・処理回路4a・4bにて適正な信号レベルに整えられ、一
つの画面とするための記録機能を含む合成回路5にて合
成される。
以上、固体撮像素子3a,3bを上部領域、下部領域の2
つの領域に分割して、その各々の走査領域を相互に重複
しないように走査する実施例について詳細に説明した
が、第3図(a),(b)に示す如く複数の走査領域と
走査不要領域(斜線部分)とを交互に設け、且つ固体撮
像素子3a,3bの対応する領域を相互に重複しないように
分割して走査することも可能である。この例では走査不
要領域の読み出し動作は前述した如く垂直シフトレジス
タに水平クロックパルスを供給し実質的に走査時間を零
にし、走査領域では再び標準テレビ走査速度で走査する
ことにより、全撮像面を例えば1/120秒、即ち標準テレ
ビ走査速度の2倍の高速度で読み出すことが出来る。
第4図は3個の固体撮像素子3a〜3cを使用する別の実
施例を示す。この例では各固体撮像素子3a,3bおよび3c
は走査線1〜80,81〜160,および161〜240の如く分割走
査する。ここで標準テレビ走査速度で各領域を走査すれ
ば、合成後は3倍の高速度が、また標準テレビの2倍の
走査速度で各領域を走査すれば、合成後は6倍の高速度
が得られることは容易に理解される。
本発明は同様にして4個以上の固体撮像素子と用い、
その光電変換素子列を4つ以上のブロックに分割する場
合にも適用できるが、あまりその数が増えるとコストが
上昇し、且つハードウエヤが複雑になる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、固体撮像素子として標準テレビ用の
素子が使用出来、従来装置のような特殊な固体撮像素子
を使用せずに高速度ビデオカメラを得ることが出来る大
きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高速度撮像カメラの基本ブロック図、
第2図〜第4図は夫々分割走査の状況を示す説明図であ
る。 1……被写体、2a……ハーフミラー、2b……全反射ミラ
ー、3a,3b……固体撮像素子、4a,4b……取り出し・増幅
・処理回路、5……合成回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光電変換素子列を夫々有する第1,第
    2の固体撮像素子と、この第1,第2の固体撮像素子に互
    に等しく被写体を投影する機構と、上記第1の固体撮像
    素子における上記複数の光電変換素子列における任意の
    複数列を垂直クロックパルスに同期して走査する第1の
    走査機構と、上記走査される第1の固体撮像素子におけ
    る列とは異なる任意の複数列に対応する上記第2の固体
    撮像素子における光電変換素子の複数列を上記第1の走
    査機構の作動に同期して走査する第2の走査機構と、上
    記第1,第2の走査機構から得た信号を1つの画面に合成
    する機構とより成り、上記各走査機構は上記任意の複数
    列を走査した後直ちにこの列に接しない他の複数列を走
    査するため水平クロックパルスに相当する速さの高周波
    クロックで移動されることを特徴とする高速度撮像カメ
    ラ。
  2. 【請求項2】複数の光電変換素子列を夫々有する第1,第
    2,第3の固体撮像素子と、この第1,第2,第3の固体撮像
    素子に互に等しい被写体を投影する機構と、上記第1の
    固体撮像素子における上記複数の光電変換素子列におけ
    る任意の複数列を垂直クロックパルスに同期して走査す
    る第1の走査機構と、上記第1の固体撮像素子における
    列とは異なる任意の複数列に対応する上記第2の固体撮
    像素子における光電変換素子の複数列を上記第1の走査
    機構の作動に同期して走査する第2の走査機構と、上記
    第1,第2の固体撮像素子における上記第1,第2の走査機
    構が走査する上記光電変換素子の列とは異なる任意の複
    数列と対応する上記第3の固体撮像素子における光電変
    換素子の複数列を上記第1,第2走査機構の作動に同期し
    て走査する第3の走査機構と、上記第1,第2,第3の走査
    機構から得た信号を1つの画面に合成する機構とより成
    り、上記各走査機構は上記任意の複数列を走査した後直
    ちにこの列に接しない他の複数列を走査するため水平ク
    ロックパルスに相当する速さの高周波クロックで移動さ
    れることを特徴とする高速度撮像カメラ。
JP2172077A 1990-06-29 1990-06-29 高速度撮像カメラ Expired - Fee Related JPH088667B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2172077A JPH088667B2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 高速度撮像カメラ
US07/716,630 US5157499A (en) 1990-06-29 1991-06-17 High-speed video camera using solid-state image sensor
EP91305583A EP0473259B1 (en) 1990-06-29 1991-06-20 High-speed video camera
DE69113375T DE69113375T2 (de) 1990-06-29 1991-06-20 Hochgeschwindigkeits-Videokamera.
KR1019910010991A KR970011536B1 (ko) 1990-06-29 1991-06-29 고속 비디오 카메라

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2172077A JPH088667B2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 高速度撮像カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0460539A JPH0460539A (ja) 1992-02-26
JPH088667B2 true JPH088667B2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=15935112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2172077A Expired - Fee Related JPH088667B2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 高速度撮像カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH088667B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4451161B2 (ja) * 2004-02-25 2010-04-14 オリンパス株式会社 障害物認識補助装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0318186A (ja) * 1989-06-14 1991-01-25 Nec Corp テレビカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0460539A (ja) 1992-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5157499A (en) High-speed video camera using solid-state image sensor
US4996600A (en) Two dimensional solid state image sensing device
US4963981A (en) Image sensor device capable of electronic zooming
JPH09247689A (ja) カラー撮像装置
WO1997017811A1 (fr) Procede et dispositif pour la prise de vue d'image fixe en couleur
JP3970185B2 (ja) 固体撮像素子及びデジタルカメラ
JP2002044371A (ja) 複数の検出装置を使用した高速スキャナ
US7236194B2 (en) Image signal processing apparatus
JP3707820B2 (ja) 高速撮影装置
JPH088667B2 (ja) 高速度撮像カメラ
JP2563000B2 (ja) 高速度カラービデオカメラ
JP2002084548A (ja) カラー撮像素子及び撮像装置
JP4332906B2 (ja) ラインセンサカメラ
US6593964B1 (en) Image pickup apparatus with non-debased hue and luminance when reading all pixels and color generation performed by single lines when reading skipped lines
JP3251042B2 (ja) 高速撮影装置
JP3251072B2 (ja) 固体撮像装置
JPH0570356B2 (ja)
JP2799003B2 (ja) 固体撮像素子の駆動方式
JP2002199266A (ja) ディジタル・カメラおよびその動作制御方法
JP3149909B2 (ja) イメージセンサ
JPS5834996B2 (ja) カラ−コタイサツゾウソウチ
JP2666398B2 (ja) 固体撮像素子及びその駆動方法
JP3180341B2 (ja) 固体撮像装置
JPS6262689A (ja) 固体撮像素子
JPS63268378A (ja) 固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees