JP3251042B2 - 高速撮影装置 - Google Patents

高速撮影装置

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JP3251042B2
JP3251042B2 JP02974992A JP2974992A JP3251042B2 JP 3251042 B2 JP3251042 B2 JP 3251042B2 JP 02974992 A JP02974992 A JP 02974992A JP 2974992 A JP2974992 A JP 2974992A JP 3251042 B2 JP3251042 B2 JP 3251042B2
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block
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circuit
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茂 山田
政孝 辻
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株式会社フォトロン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速ビデオカメラや高速
ビデオシステムに組み込まれる高速撮影装置に係り、特
に動画像を高速で撮影する高速撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速ビテオカメラや高速ビデオシステム
には、動画像を高速度で撮影する高速撮影装置を組み込
んだものがある。この高速撮影装置は、動く物体の撮影
を行なう面撮像センサとして例えば固体撮像素子が用い
られ、この固体撮像素子は、撮影の最小単位である1フ
レーム分の静止画を順次連続させることにより動画像を
得るようになっている。
【0003】固体撮像素子は、フォトダイオード等の多
数の光電変換素子を二次元配列して撮像面を形成し、こ
の撮像面を形成した各光電変換素子を一定の走査方法で
順次走査してフレーム画像(静止画像)を得るようにな
っている。
【0004】固体撮像素子として例えば縦100画素
(ピクセル)×横100画素(ピクセル)の光電変換素
子を二次元配列した場合、始めに縦方向一番目の行
(列)を横方向の走査ラインに沿って100画素分ライ
ン走査し、このライン走査が終了すると縦方向二番目の
行をライン走査し、以後このライン走査を順次行ない、
100番目の行のライン走査が完了すると1フレーム分
の撮像が完了したことになる。
【0005】通常のテレビ撮影では1秒間に30フレー
ムのレートで撮影が行なわれるので、縦・横100画素
づつの光電変換素子を備えた固体撮像素子では1秒間に
3千回のライン走査が行なわれる。このライン走査によ
る出力信号はVTRや半導体メモリに一旦記録された後
に、受像CRTモニタで同じレートの走査が行なわれて
映像が再生表示される。
【0006】高速で動く動体を再生時より早い撮影レー
トで撮影し、通常のレートである毎秒30フレームで再
生すると、30フレーム/撮影レートの倍率で動体の動
きを低速化して見ることができる。この高速撮影は理工
学やスポーツの分野に応用され、様々な効果を発揮して
いる。
【0007】従来の撮影において、1フレームを高速に
撮影する方法として、フレームの読出し周波数を高速に
したり、読み出す画素(ピクセル)数を少なくしたり、
あるいは二次元に配列された光電変換素子群(画素群)
を並列に読み出す方法がある。
【0008】このうち、光電変換素子群を並列に読み出
して高速化を図る場合、光電変換素子群の全ラインを同
時に並列に読み出すことができれば、最も高速撮影が可
能になる。
【0009】しかし、全ラインの並列読出しの場合には
二次元配列された光電変換素子群の並列ライン数が多く
なり、後段での信号処理量が多いため、信号処理上様々
な問題が新たに生じる。このため、並列読出しは、光電
変換素子群の素子数(画素数)が比較的少ない場合に限
り使用されている。
【0010】ところで、最近では高速撮影に適した面撮
像センサが開発されている。
【0011】この面撮像センサは二次元配列され光電変
換素子群を複数列毎にブロック化し、各ブロックを1つ
のセンサとみなして各ブロックを並列にライン走査して
読み出すものである。
【0012】図11は、二次元配列された光電変換素子
群を16のブロックB1〜B16に区画し、各ブロック
B1〜B16が16本の走査ラインで構成された面撮像
センサの例を示す。
【0013】この面撮像センサでは1回のライン走査に
より各ブロックB1〜B16の第1番目のラインを16
ライン並列に読み出し、この16ライン並列読出しが終
了すれば、走査ラインを第2番目、第3番目…と順次切
り換え、各ブロックB1〜B16の第16番目のライン
の並列読出しで1画面(1フレーム)分の走査が終了す
る。
【0014】この例では面撮像センサを16のブロック
B1〜B16に区画し、各ブロックB1〜B16を16
本のラインで構成したので、面撮像センサの全画面25
6ラインの読出しを16回の並列ライン走査で完了する
ので、全画面を1ラインずつ順次読み出す場合に比べ、
16倍のフレーム速度が得られ、高速化を図ることがで
きる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した面撮像センサ
を備えた高速撮影装置においては、面撮像センサの全画
面を高速に読み出すことで高速撮影を行なうことができ
るが、面撮像センサのセンサ画面を部分読出しする場合
にも、全画面走査と同様に16回の並列ライン走査を行
なう必要がある。このため、必要(有効)読出し画素数
(ピクセル数)が減少しても、減少分に応じて撮影速度
を高速化させることは困難であった。
【0016】また、面撮像センサの1ラインの読出し画
素数を減少させ、例えば1ラインの画素数の1/2や1
/4を必要読出し画素数としても、各必要画素の読出し
にライン走査回数は固定であるため、必要読出し画素数
が少なくなっても、少ない画素数に比例して高速化を図
ることができない。
【0017】一般に、面撮像センサにおいて、ライン走
査位置の切換中は、映像信号を出さない無効時間となる
が、この無効時間が面撮像センサの全画面読出し時と部
分読出し時で同じ値となる。このため、部分読出し時に
おける無効時間の比率が全画面読出し時に比べて大きく
なり、読出し画素を減少させた効果が少なく、これは特
に部分読出し画素数が全画面読出し画素数に対し少なく
なるほど効果が少なくなる。
【0018】したがって、フレームの高速読出しが要求
される高速撮影においては、画素数、並列ブロックやラ
イン数が異なる種々のタイプの固体撮像装置が個々に必
要になり、この固体撮影装置に対応して後段の信号処理
装置もそれぞれ必要となり、コスト増を招いている。
【0019】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、動画像を高速撮影するとともに高速撮影しても
高画質の画像が得られ、かつ全画面読出しと部分(画
面)読出しで異なるフレーム速度が得られる高速撮影装
置を提供することを目的としている。
【0020】本発明の他の目的は、面撮像センサの部分
読出し時にブロックを構成するライン走査数を減少させ
てより一層の高速化を図った高速撮影装置を提供するこ
とにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高速撮影装
置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載
したように多数の光電変換素子を二次元配列して面撮像
センサを構成し、この面撮像センサの光電変換素子群を
複数列毎にブロック化して複数のブロックに区画し、各
ブロックの光電変換素子列をライン走査してビデオ信号
を出力する高速撮影装置において、前記面撮像センサの
1/N(Nは2以上の整数)の選択対象領域をライン走
査する際、上記選択対象領域のブロックをそれぞれN個
ずつの小ブロックに区分けする一方、各小ブロック共通
番目の光電変換素子列のラインを選択して並列にライン
走査させる走査手段を設け、この走査手段をドライブさ
せる駆動回路を設けたものである。
【0022】一方、上述した課題を解決するために、本
発明に係る高速撮影装置は、請求項2に記載したよう
に、走査手段は、垂直走査回路と水平走査回路とからな
り、上記垂直走査回路および水平走査回路は各ブロック
あるいは各小ブロックの共通番目の光電変換素子列を選
択して並列にライン走査させ、かつ選択する走査ライン
を逐次切り換えるように設定したり、また、請求項3に
記載したように、走査手段は、各ブロックの光電変換素
子群の共通位置のラインを選択し、ラインの途中の予め
決められた位置からライン走査開始を可能に設定したも
のである。
【0023】
【作用】この高速撮影装置は、部分読出し時にブロック
の構成を変更させる一方、このブロックの構成の変更に
伴って読み出すライン数を変更させ、かつ部分読出し時
にも全画面読出し時と同じ並列ライン数で出力させるこ
とができるから、1種類の装置で異なるフレーム速度の
画像が得られる。また、部分画面読出し時には全ての出
力が有効映像信号となるので、動画像を効率的に高速撮
影することができ、高速撮影しても高画質の画像が得ら
れる。また、部分画面読出し時にも全画面読出し時と同
じ並列ライン数で出力され、かつ全ての出力が有効映像
信号であるから、後段側の信号処理装置は、全画面読出
しと部分読出しで区別する必要がなく、同じ形式のもの
を共用化することができる。
【0024】また、面撮像センサのライン走査は、全画
面読出しも部分画面読出しも、各ブロックの共通番目の
光電変換素子列ラインを選択して並列にライン走査され
るので、全体のアウトライン画像は1本あるいは少ない
並列ライン走査で得られ、一層高速化が図れる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る高速度撮影装置の一実施
例について添付図面を参照して説明する。
【0026】図1は、本発明の高速度撮影装置を高速ビ
デオシステムに適用した例を示す機能ブロック図であ
り、この高速ビデオシステムは動く物体を高速度で撮影
可能な撮影カメラ1を有する。この撮影カメラ1は、対
物光学系2を介して動く物体を撮影する面撮像センサ3
やこの面撮像センサ3からの出力ビデオ信号を増幅させ
る増幅器群4、面撮像センサ3の駆動回路5を内蔵して
いる。
【0027】撮影カメラ1からは例えば16本のアナロ
グビデオ信号が増幅器群4で増幅されて出力されるよう
になっており、出力されたアナログビデオ信号はA/D
変換器6によりディジタルビデオ信号に変換されて画像
記録メモリ7に連続的に入力される。画像記録メモリ7
は、16チャンネルのデジタルビデオ信号を連続的に入
力して画像デジタルデータとして記憶される。
【0028】画像記録メモリ7に記憶された画像デジタ
ルデータはフレームメモリ8に1画面のデータとして再
構成されて書き込まれ、このフレームメモリ8により時
系列的に読み出され、撮像時の速度より低速の連続画像
としてフレーム画像を再生する。このフレーム画像のデ
ィジタルデータ信号はD/A変換器9によりアナログデ
ータ信号に変換されて映像モニタ10に入力され、この
映像モニタ10で画像表示される。
【0029】一方、高速ビデオシステムのシステム全体
の作動コントロールや細部の動作コントロールはマイコ
ンやCPU等のコントロール部11で行なわれる。この
コントロール部11には図示しない動作センサからのセ
ンサ信号が入力され、このセンサ信号を入力してコント
ロール部11はシステム全体の制御の他に撮影カメラ1
に内蔵された面撮像センサ3のブロック選択制御、画像
記録メモリ7を読み出しフレームメモリ8に再構築させ
る制御等を行なう。符号13はブロック選択アドレス発
生回路であり、このアドレス発生回路13で後述する出
力ブロックを選択するようになっている。
【0030】なお、面撮像センサ3の出力ブロック選択
機能は、面撮像センサ3側に持たせることもできる。こ
の場合、動作センサは不要となる。また、面センサに代
えて2組以上のラインセンサを組み合せてもよい。
【0031】また、符号14は画像記録メモリ7に必要
なデータを書き込む書き込みアドレス発生回路であり、
このアドレス発生回路14で画像記録メモリ7への書き
込みアドレスを高速で発生させるようになっている。な
お、画像記録メモリ7からの画像デジタルデータの読み
出しは比較的低速であり、また、読み出し順が一定では
ないので、前述したようにCPU等のコントロール部1
1が読み出しアドレスを発生させている。
【0032】一方、撮影カメラ1に組み込まれる面撮像
センサ3は画像の蓄積や読出し可能な固体撮像素子16
からなり、この固体撮像素子16は駆動回路5からのド
ライブ信号により駆動され、読出しが開始される。駆動
回路5は例えば25MHz のクロック17からのクロック
パルスにより駆動される。
【0033】一方、固体撮像素子16は、図2に示すよ
うにMOS型半導体素子からなるフォトダイオード等の
光電変換素子を多数二次元配列して構成される撮像面
(受光面)20と、光電変換素子群をライン走査させる
走査手段21と、この走査手段21をドライブさせる駆
動回路5と、撮像面20の走査により多チャンネルアナ
ログビデオ信号S1 〜S16を選択して出力する出力選択
回路22とを有する。また、走査手段21は垂直行ブロ
ック選択シフトレジスタを構成する第1の走査回路とし
ての垂直走査回路24と水平列ブロック選択シフトレジ
スタおよび列シフトレジスタを構成する第2の走査回路
としての水平走査回路25とを有し、さらに、垂直走査
回路24は面撮像センサ3の選択対象領域20aを効率
的に選択して走査させるために、図2において上部およ
び下部領域の第1の垂直走査回路26a,26bと中央
領域の第2の垂直走査回路27とに区画される。
【0034】ところで、固体撮像素子16は図3に示す
ように、画素(ピクセル)を構成する光電変換素子30
を例えば266個の水平列R1 ,R2 …R266 と256
個の垂直行C1 ,C2 …C256 に二次元配列してフォー
マット化された撮像面20を形成する一方、撮像面20
は縦列方向に沿って例えば16のブロックB1 ,B2
16に区分される。
【0035】区分された各ブロックB1 〜B16は横方向
の水平方向に複数行、例えば16行の光電変換素子列が
形成され、各光電変換素子列により16本(16行)の
走査線(ライン)が各ブロックB1 〜B16毎に構成され
る。ブロックB1 ,B2 …B16の各共通番目の走査線は
垂直および水平走査回路24,25により並列にライン
走査されて読み出され、出力選択回路22から多チャン
ネル、16本のアナログビデオ信号S1 ,S2 …S16
出力されるようになっている。
【0036】具体的には、面撮像センサ3の固体撮像素
子16の第1回目の読出しは、ブロックB1 〜B16の各
第1番目のラインから同時に並列に16本ライン走査さ
れ、以後図4に示すように、第2番目、第3番目、…第
16番目のラインがライン走査により順次読み出され、
第16番目のラインのライン走査の完了により1フレー
ム分(1画面分)の全画面読出しが終了するようになっ
ている。
【0037】二次元配列の光電変換素子30のうち、水
平方向の光電変換素子数が垂直方向の光電変換素子数よ
り10個程多いのは、ノイズに対する余裕度を持たせた
ためである。
【0038】また、撮像面20はブロックの走査線方向
にも図2に示すように例えば5つのライン走査開始点H
1 (第1画素)、H2 (第65画素)、H3 (第97画
素)、H4 (第129画素)、H5 (第193画素)を
有する。
【0039】また、駆動回路5から出力されて水平走査
回路25に入力される水平クロックパルスHC1 ,HC
2 は、水平方向の266個の光電変換素子30のある画
素を読み出すとき、1画素ずつ読み出すタイミングとし
て使われる。この水平クロックパルスHC1 ,HC2
水平シフトレジスタ同期パルスH1 ,H2 ,…H4 ,H
5 のいずれかにより水平方向の読出しが開始されたと
き、この開始時点からHC1 ,HC2 のクロックパルス
で画素の読出しが行なわれる。このクロックパルスHC
1 ,HC2 は各々例えば12.5MHz で180゜位相が
異なっており、水平走査速度は25MHz となる。
【0040】次に、高速ビデオシステムの動作の概要を
説明する。
【0041】この高速ビデオシステムは図1に示す撮影
カメラ1のカメラ操作により、カメラの対物光学系(レ
ンズ系)2を通して面撮像センサ3に被写体が結像され
る一方、対物光学系とは別系統の図示しないレンズを通
して同じ被写体が図示しない動作センサにも結像され
る。
【0042】動作センサは被写体の動きのある部分をセ
ンサ信号としてCPU等のコントロール部11に出力す
る。コントロール部11はこのセンサ信号を解析し、面
撮像センサ3の選択すべきブロックと選択されたブロッ
ク読出し順、および切替タイミングを算出し、ブロック
選択アドレス発生回路13に指示する。
【0043】ブロック選択アドレス発生回路13は、後
述する駆動回路5を介して面撮像センサ3が出力すべき
ブロックを次々に選択し、指示する。ブロック選択アド
レス発生回路13が駆動回路を兼ねるようにしてもよ
い。
【0044】読取り指示を受けた面撮像センサ3の各ブ
ロックB1 〜B16の共通番目の光電変換素子列ラインが
走査手段21により選択され、選択された16本のライ
ンは並列に同時にライン走査される。
【0045】撮影カメラ1から出力された16本の並列
アナログビデオ信号は、各A/D変換器6によりデジタ
ルビデオ信号に変換される。このビデオ信号は画像記録
メモリ7に順次記録されるが、その記録場所はCPU等
のコントロール部11により制御される画像メモリ−書
き込みアドレス発生回路14で指定される。画像記録メ
モリ7は一部リセットしてから記録することができる
が、前画面の一部の記録を一部変更することもできる。
前画面の一部変更は、画像記録メモリ7にストアされた
静止状態の画像の一部だけを、撮影カメラ1から出力さ
れる画像変化が生じたブロック画像と置換させるもの
で、置換されたブロック画像以外は前画面の画像が採用
されて1つのフレーム画像が構成される。
【0046】画像記録メモリ7に記録される画像はブロ
ック画像であるので、画像再生時には、コントロール部
11からの指示によりフレーム画像となるような順序で
ブロック画像データをフレームメモリ8に転送する。再
生画像信号はD/A変換器9でアナログビデオ信号に変
換されて映像(デレビ)モニタ10に表示される。
【0047】次に、この撮影カメラ1により固体撮像素
子16の撮像面20に記録された画像の読出しについて
説明する。
【0048】初めに、固体撮像素子16の撮影面20を
全面走査する場合、図2に示すように、クロック17で
駆動される駆動回路5からのドライブ信号として垂直リ
セットパルスVRと垂直シフトレジスタクロックパルス
VCが垂直走査回路24に送られ、この垂直走査回路2
4を駆動させる。垂直走査回路24は垂直リセットパル
スVRによりリセットされ、垂直シフトレジスタクロッ
クパルスVCにより各ブロックB1 〜B16の共通番目の
ライン(第1番目のライン)Y1 ,Y17,Y33,Y49
65,Y81,Y97,Y113 ,Y129 ,Y145 ,Y161
177 ,Y193,Y209 ,Y225 ,Y241 を選択し、各
ブロックB1 〜B16の第1番目のラインの画像走査動作
を可能にする。
【0049】また、駆動回路5から水平走査回路25に
水平リセットパルスHRと水平シフトレジスタ同期パル
スH1 (第1画素スタート)が送られ、水平走査回路2
5が駆動される。水平走査回路25は水平リセットパル
スHRによりセットされ、水平シフトレジスタ同期パル
スH1 により第1画素R1から順次走査が開始される。
【0050】これにより、固体撮像素子16の撮像面2
0に記録された画像は選択された第各ブロックB1 〜B
16の第1番目のラインの第1画素R1 から、16本
(行)の走査線に沿って並列に同時走査され、この並列
ライン走査により得られたアナログビデオ信号S1 ,S
2 …S16は出力選択回路22から出力される。
【0051】ところで、駆動回路5には水平カウンタが
設けられており、256画素を水平走査した時点で水平
リセットパルスHRを水平走査回路25に送って水平走
査を一旦終了し、次に垂直シフトレジスタクロックパル
スVCを垂直走査回路24に送り、各ブロックB1 〜B
16の第1番目のラインの動作可能を終了して、垂直行方
向にスキップさせ、各ブロックB1 〜B16の第2番目の
ラインY2 ,Y18,Y34,Y50,Y66,Y82,Y98,Y
114 ,Y130 ,Y146 ,Y162 ,Y178 ,Y194 ,Y
210 ,Y226 ,Y242 を選択し、この第2番目のライン
の動作を可能とする。
【0052】この後、駆動回路5から水平走査回路25
に第1画素スタート用の水平シフトレジスタ同期パルス
1 を送って各ブロックB1 〜B16の第2番目のライン
の読出しを開始する。
【0053】以後、順次上述した動作を繰り返して各ブ
ロックのn番目のラインの読出しを次々と行なう。各ブ
ロックB1 〜B16の最終(第16番目の)ラインの読出
し終了後に駆動回路5から垂直リセットパルスVR、垂
直シフトレジスタクロックパルスVCを垂直走査回路2
1に送り、1フレームの動作が終了し、次の撮像面20
の画像処理のために、各ブロックB1 〜B16の第1番目
のラインが再び選択され、動作が可能となる。
【0054】固体撮像素子16の出力選択回路22は、
動作可能な各ブロックB1 〜B16にそれぞれ対応した1
6本の走査線分のアナログビデオ信号S1 ,S2 …S16
をA/Dコンバータ6に同時に出力するようになってい
る。動作可能となっていない各ブロックB1 〜B16の非
選択ラインは、画像走査の影響を受けず、入射光に対応
して電荷を蓄積している。
【0055】次に、固体撮像素子16の撮像面20から
撮像エリアである選択対象領域20aを選択して走査
(画像処理)する場合を説明する。
【0056】撮像エリアとしてブロックB5 〜B12の矩
形部分(撮像面20の1/2の選択対象領域20a)を
読み出す場合を例にとる。
【0057】この部分読出しの場合には、クロック17
で駆動される駆動回路5から垂直走査回路24に垂直走
査選択回路VSを出力し、垂直走査回路24を選択し、
第1垂直走査回路26a,26bの走査を停止させる一
方、中央領域の第2垂直走査回路27のみを動作させ
る。
【0058】その際、第2垂直走査回路27が動作され
る固体撮像素子16の各ブロックB5 〜B12は、図5に
示すようにそれぞれ2つの小ブロックB5A,B5B〜B
12A,B12B に区画され、各ブロックを構成するライン
数を変更させている。
【0059】図5は、固体撮像素子16の撮像面20の
1/2を選択対象領域20aとして選択した部分読出し
の場合を示すが、撮像面20の1/N(但し、Nは2以
上の整数)を選択対象領域として選択した場合には、選
択された各ブロックをN個の小ブロックに区画すればよ
い。この場合には、ブロックを構成するライン数は1/
Nに減少する。例えば撮像面20全体の1/4を読み出
す場合は、各ブロックを4つの小ブロックに区分けし、
各小ブロックを構成するライン数を4本とすればよい。
【0060】図5に示す固体撮像素子16の部分読出し
においては、選択対象領域20aのブロックB5 〜B12
をそれぞれ2つの小ブロックB5A,B5B〜B12A ,B
12B に分けたので、選択対象領域20aの小ブロック数
は全画面読出し時の全体のブロック数を等しく、各小ブ
ロックB5A,B5B〜B12A ,B12B のライン走査回数を
全画面読出しの16回から8回に半減させることができ
る。
【0061】また、選択対象領域20aのブロックB5
〜B12をそれぞれ2つの小ブロックB5A,B5B
12A ,B12B に分けてブロックの構成を変更させたの
で、部分画面読出し時にも全画面読出し時と同じ並列ラ
イン数が得られ、読出しライン数を変えることなく出力
選択回路22から16本のアナログビデオ信号を出力さ
せることができる。
【0062】この場合、出力選択回路22は図6に示す
ように、3種類のセレクタ31,32,33を組み合せ
て構成すればよい。各セレクタ31〜33は垂直走査回
路24からの走査ライン選択信号により駆動制御され
る。各セレクタ31〜33のうちAセレクタ31は「1
6 to 1」セレクタで16本の出力から1本が選択さ
れ、Bセレクタ32は「2 to 1」セレクタ、Cセレク
タ33は「8 to 1」セレクタである。
【0063】しかして、固体撮像素子16の選択対象領
域20bを部分読出しする場合には、駆動回路5から出
力される垂直走査選択信号VSにより第1垂直走査回路
26a,26bの走査を停止し、第2垂直走査回路27
のみ動作させる。
【0064】第2垂直走査回路27は、駆動回路5から
出力される垂直走査リセット信号VRによりリセットさ
れ、垂直クロックパルスVCにより小ブロックB5A,B
5B〜B12A ,B12B の各第1番目のラインY65,Y73
81,Y89,Y97,Y105 ,Y113 ,Y121 ,Y129
137 ,Y145 ,Y153 ,Y161 ,Y169 ,Y177 ,Y
185 が選択される。
【0065】一方、水平走査回路25は、水平走査リセ
ット信号HRによりリセットされ、水平開始位置選択信
号H1 ,H2 ,H3 ,H4 ,H5 により選択された走査
開始位置により、水平クロックパルスHC1 ,HC2
よって走査される。駆動回路5の水平カウンタにより予
め設定された数の水平クロックパルスがカウントされる
と、水平走査リセット信号HRが出力されて水平方向が
リセットされる一方、垂直クロックパルスVCが第2垂
直走査回路27に出力され、第2垂直走査回路27は、
選択ラインを切り換えて小ブロックB5A,B5B
12A ,B12B の各第2番目のラインY66,Y74
82,Y90,Y98,Y106 ,Y114 ,Y122 ,Y130
138 ,Y146 ,Y154 ,Y162 ,Y170 ,Y178 ,Y
186 が選択される。そして、水平走査回路25が同様に
動作して小ブロックの各第2番目のライン走査が行なわ
れる。
【0066】各小ブロックB5A,B5B〜B12A ,B12B
のライン走査が終了すると、以後同様の動作が順次繰り
返される。最終の第8番目の選択ラインのライン走査が
終了すると、駆動回路5の垂直カウンタにより垂直走査
リセット信号VRが出力され、次のフレーム画像のため
の読出し準備に入る。
【0067】また、駆動回路5から、垂直クロックパル
スVCを連続して与えることで、垂直走査をスキップし
て読み出すことができる。例えば、垂直クロックパルス
VCを2パルス連続して与えれば、読出し速度が2倍で
荒く読み出すことができる。
【0068】小ブロックB5A,B5B〜B12A ,B12B
各共通番目のラインをライン走査させた出力信号は出力
選択回路22を経て多チャンネル16本のアナログビデ
オ信号として出力端子S1 〜S16から出力される。
【0069】出力選択回路22は垂直走査回路24に選
択された各ブロック(あるいは各小ブロック)の共通選
択ラインからの出力を出力端子S1 〜S16から出力させ
る回路である。出力選択回路22でのライン選択は、垂
直走査回路24から出力される走査ライン選択信号によ
り作動制御されるセレクタ31,32,33の切換によ
り行なわれる。
【0070】この出力選択回路22は、図6に示すよう
に、1つの出力端子より1つの所定のブロックあるいは
小ブロックのラインを出力する構成、例えば、出力端子
1から全画面読出し時にブロックB1 の16ライン
を、部分画面読出し時には小ブロックB5Aの8ラインの
アナログビデオ信号を出力するようになっている。
【0071】また、固体撮像素子16の全画面読出し時
や部分読出し時に、垂直走査回路24に出力される垂直
クロックパルスVCにより、各ブロックのラインは図7
(A)に示すように1本が選択され、選択されたライン
が水平走査回路25で1画素(ピクセル)30ずつ順次
選択されてライン走査されるが、駆動回路5から垂直走
査回路24に出力されるライン選択信号(垂直クロック
パルスに相当する信号)により、複数のライン、例えば
図7(B)に示すように2本のラインを同時に選択し、
選択された2本のラインの画素30を水平走査回路24
で交互に選択し、水平走査を順次行なうことにより、複
数のラインを1つの出力端子から出力されるようにして
もよい。
【0072】さらに、固体撮像素子16の読出しにおい
て、水平走査回路25により水平開始位置選択信号
1 ,H2 ,H3 ,H4 ,H5 を適宜選択することによ
り、ラインの読出し開始位置が適宜選定され、図8に示
すように種々の部分読出しが可能になる。例えば、水平
開始位置選択信号H4 を選択することにより、各ブロッ
クB1 〜B16のラインの途中1/2の位置から読み出す
ことができ、また、H5 の選択により他の位置から読み
出しを開始することができる。ラインの読出し画素数は
水平カウンタでカウントされるので、このカウントによ
りラインの読出し終端位置を定めることができる。
【0073】図8示す固体撮像素子16の部分読出し
と、図5に示す部分読出しとを組み合せることにより、
固体撮像素子16の局所読出しをより高速で行なうこと
も可能となる。
【0074】実験結果 駆動回路5を基準クロック、25MHzで駆動させた場
合、以下の性能を確認できた。
【0075】
【表1】
【0076】さらにブロックの分け方として前述の例を
ダイオードで左右に2分し左右方向に32ライン読み出
すことも可能である。
【0077】図9および図10は、高速撮影装置に備え
られる出力選択回路22Aの他の例を示すものである。
【0078】図6に示す出力選択回路22は3種類のセ
レクタ31,32,33の存在により、出力選択回路2
2内の信号パスが種々異なり、各ブロックの256本の
ラインからの出力負荷が一様でない。各ラインカからの
出力負荷が一様でないことによりアナログビデオ信号の
出力に不都合が生じるおそれがある。
【0079】図9および図10は、固体撮像素子16の
各ラインからの出力負荷を等しくした出力選択回路22
Aを提供するものである。
【0080】図9では、説明を簡単にするため、固体撮
像素子16を16ライン、4ブロックB1 〜B4 に分割
し、4出力の構成例を原理的に示している。
【0081】この出力選択回路22Aに備えられるセレ
クタ35は「4 to 1」のセレクタだけである。また、
図10において、数字1,2,3,4は全画面読出し時
の走査回数を示し、出力端子S1 〜S4 のいずれかによ
り出力されることを示している。丸印の数字,は部
分画面読出し時の走査回数をそれぞれ示している。
【0082】固体撮像素子16の全画面読出し時には、
第1回目のライン走査で各ブロックB1 〜B4 の第1番
目のライン(ライン番号1,5,9,13)が出力端子
1〜S4 より出力される。以下、ライン番号はNo.
を付して表わす。
【0083】第2回目のライン走査では、出力端子S1
からブロックB4 のNo.14ラインが、出力端子S2
からブロックB1 のNo.2ラインが、出力端子S3
らはブロックB2 のNo.6ラインが、出力端子S4
らブロックB3 のNo.10ラインがそれぞれ出力され
る。
【0084】また、第3回目のライン走査では、S1
りブロックB3 のNo.11ラインが、S2 よりブロッ
クB4 のNo.15ラインが、S3 よりブロックB1
No.3ラインが、S4 よりブロックB2 のNo.7ラ
インがそれぞれ出力される。
【0085】さらに、第4回目のライン走査で、S1
りブロックB2 のNo.8ラインが、S2 よりブロック
3 のNo.12ラインが、S3 よりブロックB4 のN
o.6ラインが、S4 よりブロックB1 のNo.4ライ
ンがそれぞれ出力され、1フレーム分のライン走査が終
了し、次のフレームのライン走査に備えられる。
【0086】また、固体撮像素子16のブロックB2
3 を選択した選択対象領域の読出しでは、各ブロック
2 ,B3 はそれぞれ2つの小ブロックに分けられる。
【0087】そして、第1回目のライン走査では、S1
よりNo.11ラインが、S2 よりNo.5ラインが、
3 よりNo.9ラインが、S4 よりNo.7ラインが
それぞれ出力される。
【0088】第2回目のライン走査では、S1 よりN
o.8ラインが、S2 よりNo.12ラインが、S3
りNo.6ラインが、S4 よりNo.10ラインがそれ
ぞれ出力され、2回のライン走査でNo.5〜No.1
2の8ラインが出力される。
【0089】そして、図9に示す出力選択回路22Aを
採用すると、各ラインからの出力負荷は等しくなり、各
出力端子S1 〜S4 より出力されるラインは連続しな
い、ディジタル化して画像記録メモリ7に記録されるた
め、再構成には問題がない。
【0090】なお、本発明の一実施例では、固体撮像素
子が縦256個×横266個の光電変換素子を二次元配
列した例を代表的に示したが、二次元配列の素子数はこ
れに限定されない。また、固体撮像素子の撮像面を16
の横方向ブロックに区画した例を示したが、ブロックの
方向や数もこれに限定されない。
【0091】また、本発明の実施例では撮像センサの各
ブロックに組み込まれる光電変換素子群を水平列方向に
読出し走査させる例を示したが、垂直列方向に読出し走
査させるようにしてもよい。
【0092】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係る高速撮
影装置においては、面撮像センサの1/N(Nは2以上
の整数)の選択対象領域をライン走査する際、上記選択
対象領域のブロックをそれぞれN個ずつの小ブロックに
区分けする一方、各小ブロック共通番目の光電変換素子
列のラインを選択して並列にライン走査させる走査手段
を設け、この走査手段をドライブさせる駆動回路を設け
たので、部分画面読出し時にブロックの構成を変更させ
る一方、このブロックの構成の変更に伴って読み出すラ
イン数を変更させ、かつ部分読出し時にも全画面読出し
時と同じ並列ライン数で出力させることができるから、
1種類の高速撮影装置で異なるフレーム速度の画像がえ
られ、かつ部分(画面)読出し時には全ての出力が有効
映像(ビデオ)信号となり、動画像を効率よく高速撮影
することができ、高速撮影しても高画質の画像が得られ
る。
【0093】また、部分読出し時にも全画面読出し時と
同じ並列ライン数で出力され、かつ全ての出力が有効映
像信号であるから、後段側の信号処理装置は全画面読出
しと部分画面読出しで区別する必要がなく同じ形式のも
のを共用化できる。
【0094】面撮像センサのライン走査は、全画面読出
しも部分画面読出しも、各ブロックの共通番目の光電変
換素子列ラインを選択して並列にライン走査されるの
で、全体のアウトライン画像は1本あるいは少ない並列
ライン走査で得られ、一層高速化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高速撮影装置を高速ビデオシステ
ムとして適用した例を示す機能ブロック図。
【図2】本発明に係る高速撮影装置の一実施例を示す
図。
【図3】上記高速撮影装置に備えられるMOS型撮像セ
ンサにおける光電変換素子の配置例を示す図。
【図4】図3に示す面撮像センサの1ブロック内の横方
向16ラインの光電変換素子列の読出し例を示す図。
【図5】本発明の高速撮影装置により面撮像センサの選
択対象領域の読出し例を示す図。
【図6】撮像センサに備えられる出力選択回路を例示す
る図。
【図7】(A)は本発明の高速撮影装置に設けられる走
査手段による通常の読出し例を示す図、(B)は走査手
段により2ラインを交互に選択して読み出す例を示す
図。
【図8】高速撮影装置によって面撮像センサの部分読出
しを行なう他の例を示す図。
【図9】図6に示した出力選択回路の変形例を示す図。
【図10】図9の出力選択回路を使用して読み出す例を
示す図。
【図11】従来の高速撮影装置を用いた読出し例を示す
図。
【符号の説明】
1 撮影カメラ 2 対物光学系 3 撮像センサ 4 増幅器群 5 駆動回路 6 A/D変換器 7 画像記録メモリ 8 フレームメモリ 9 D/A変換器 10 映像モニタ 11 コントロール部(CPU) 12 動作センサ 13 ブロック選択アドレス発生回路 14 書き込みアドレス発生回路 16 固体撮像素子 20 撮像面 20a 選択対象領域 21 走査手段 22 出力選択回路 24 垂直走査回路 25 水平走査回路 26a,26b 第1垂直走査回路 27 第1垂直走査回路 30 光電変換素子 31,32,33,35 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−126377(JP,A) 特開 平4−315378(JP,A) 特開 平5−30437(JP,A) 特開 平5−167937(JP,A) 特表 昭57−501309(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/335 H04N 5/225

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の光電変換素子を二次元配列して面
    撮像センサを構成し、この面撮像センサの光電変換素子
    群を複数列毎にブロック化して複数のブロックに区画
    し、各ブロックの光電変換素子列をライン走査してビデ
    オ信号を出力する高速撮影装置において、前記面撮像セ
    ンサの1/N(Nは2以上の整数)の選択対象領域をラ
    イン走査する際、上記選択対象領域のブロックをそれぞ
    れN個ずつの小ブロックに区分けする一方、各小ブロッ
    ク共通番目の光電変換素子列のラインを選択して並列に
    ライン走査させる走査手段を設け、この走査手段をドラ
    イブさせる駆動回路を設けたことを特徴とする高速撮影
    装置。
  2. 【請求項2】 走査手段は、垂直走査回路と水平走査回
    路とからなり、上記垂直走査回路および水平走査回路は
    各ブロックあるいは各小ブロックの共通番目の光電変換
    素子列を選択して並列にライン走査させ、かつ選択する
    走査ラインを逐次切り換えるように設定した請求項1記
    載の高速撮影装置。
  3. 【請求項3】 走査手段は、各ブロックの光電変換素子
    群の共通位置のラインを選択し、ラインの途中の予め決
    められた位置からライン走査開始を可能に設定した請求
    項1または2記載の高速撮影装置。
  4. 【請求項4】 走査手段は、各ブロックの光電変換素子
    群の複数のラインを選択し、選択された複数のラインを
    跨ぐように交互に走査させた請求項1または2記載の高
    速撮影装置。
  5. 【請求項5】 走査手段によりライン走査される各ブロ
    ックの光電変換素子群を並列に列方向に読み出す出力選
    択回路を設け、この出力選択回路から各走査ラインの映
    像信号を出力するようにした請求項1または2記載の高
    速撮影装置。
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