JP2561394B2 - 入出力制御方式 - Google Patents

入出力制御方式

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JP2561394B2
JP2561394B2 JP3051999A JP5199991A JP2561394B2 JP 2561394 B2 JP2561394 B2 JP 2561394B2 JP 3051999 A JP3051999 A JP 3051999A JP 5199991 A JP5199991 A JP 5199991A JP 2561394 B2 JP2561394 B2 JP 2561394B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入出力制御方式に関し、
特に計算機システムで磁気ディスク装置とバッファキャ
ッシュメモリとの間のデータ転送を行う入出力制御方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機システムにおける磁気ディ
スク装置とユーザバッファとの間の入出力制御方式は、
ユーザバッファから磁気ディスク装置へのデータ転送を
行う際に、磁気ディスク装置に書き込むデータブロック
をバッファキャッシュメモリ上に保存し、バッファキャ
ッシュメモリ上の磁気ディスク装置へのデータ転送を、
利用者プログラムとは非同期に実行している。
【0003】そして、再度、利用者プログラムによるユ
ーザバッファと磁気ディスク装置との間のデータ転送要
求が発生した場合に、そのデータが以前既に転送された
ものであり、バッファキャッシュメモリ上に残っている
と判断されると、ユーザバッファとのデータ転送は、バ
ッファキャッシュメモリからのデータ転送で済み、実際
の磁気ディスク装置からのデータ転送を必要としないた
めに、データ入出力に要する時間を削減でき、利用者に
対する入出力の応答時間の短縮を可能にしている。
【0004】なお、バッファキャッシュメモリに書き込
まれたデータは、本来磁気ディスク装置に書き込まれる
べきデータであり、早期に磁気ディスク装置に書き込む
ことによってデータの信頼性を保証することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバッフ
ァキャッシュメモリと磁気ディスク装置との間の入出力
制御方式は、要求されたデータ領域を1ブロック単位に
分割して1ブロック単位の入出力要求を行っていたの
で、大容量のデータ転送を行う場合に、多数の入出力要
求が発行されてデータ転送に要する時間を短縮すること
ができないという欠点を有している。
【0006】また、磁気ディスク装置の物理的な動作、
すなわち目的とするトラック位置にヘッドを位置付ける
シーク動作と、目的とするブロック位置にヘッドを位置
付けるサーチ動作とが伴うことによって、その回数が多
ければ多いほど入出力操作の応答時間がかかる。
【0007】本発明の目的は、要求されたデータ領域を
複数ブロック単位に分割し、その複数ブロック単位ごと
に入出力要求を発行することによって、入出力要求の発
行回数を削減し、磁気ディスク装置への転送命令を転送
命令詳細情報管理テーブルで管理し、磁気ディスク装置
の物理的な動作が伴うシーク動作およびサーチ動作を少
なくすることによって、データ転送時間の短縮を可能に
する入出力制御方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の入出力制御方式
は、計算機システムで実行された利用者プログラムから
の要求により、前記計算機システムと磁気ディスク装置
との間のブロックデータ転送の管理制御を行うファイル
ブロック制御手段と、利用者のメモリ空間内に存在して
前記磁気ディスク装置へ書き出すブロック又は読み込む
ブロックを保持するユーザバッファと、前記磁気ディス
ク装置と前記ユーザバッファとの間でキャッシュメモリ
としてブロック転送の高速化を図る為に論理ブロック単
位の複数個の領域を持つバッファキャッシュメモリと、
前記バッファキャッシュメモリの管理情報を持つバッフ
ァヘッダと、前記利用者プログラムと前記磁気ディスク
装置との間でデータ転送を行う際に、一時的に前記バッ
ファキャッシュメモリに前記磁気ディスク装置および前
記ユーザバッファのデータを書き込むバッファキャッシ
ュ制御手段と、前記バッファキャッシュメモリを論理ブ
ロック単位から更に小さい複数ブロック単位に分割して
複数ブロック単位の前記バッファキャッシュメモリの入
出力情報を制御する複数ブロック制御手段と、前記バッ
ファキャッシュメモリの1ブロックごとの情報を複数ブ
ロック単位で管理するキャッシュメモリ入出力情報テー
ブルと、前記キャッシュメモリ情報テーブルを作成して
管理するとともに、前記バッファヘッダおよび前記キャ
ッシュメモリ入出力情報テーブルの内容を制御するキャ
ッシュメモリ入出力情報テーブル制御手段と、前記キャ
ッシュメモリ入出力情報テーブルから複数ブロック単位
の情報を取り出して、次の前記キャッシュメモリ入出力
情報テーブル内に存在する複数ブロックの情報を管理し
て、そのつながりを検索する複数ブロック連続性検索制
御手段と、前記複数ブロック連続性検索制御手段からの
情報を得て、その情報をもとに目的のトラックにヘッド
を位置付けるシーク動作および目的のブロックにヘッド
を位置付けるサーチ動作を含む前記磁気ディスク装置へ
の転送動作を記述する転送命令詳細情報管理テーブル
と、前記転送命令詳細情報管理テーブルを作成して管理
する転送命令詳細情報管理テーブル制御手段と、複数ブ
ロック単位でデータ転送を行う際に、前記バッファキャ
ッシュメモリから前記磁気ディスク装置への転送命令を
発行する転送命令制御手段と、前記磁気ディスク装置の
ブロックの書き込み又は読み出しを制御する磁気ディス
ク装置制御手段と、を有して構成されている。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は本発明の入出力制御方式の一実施例
を示すブロック図である。
【0011】本実施例の入出力制御方式は、図1に示す
ように、ユーザバッファ1と、バッファキャッシュメモ
リ2と、磁気ディスク装置3と、ファイルブロック制御
手段4と、バッファキャッシュ制御手段5と、磁気ディ
スク装置制御手段6と、複数ブロック制御手段7と、バ
ッファヘッダ8と、キャッシュメモリ入出力情報テーブ
ル制御手段9と、キャッシュメモリ入出力情報テーブル
10と、複数ブロック連続性検索制御手段11と、転送
命令詳細情報管理テーブル12と、転送命令詳細情報管
理テーブル制御手段13と、転送命令制御手段14とか
ら構成されている。
【0012】次に、本実施例の入出力制御方式の動作に
ついて説明する。
【0013】利用者プログラムによってデータが書かれ
たユーザバッファ1の内容を磁気ディスク装置3へ書き
込むという要求があった場合に、ファイルブロック制御
手段4は、バッファキャッシュ制御手段5に、ユーザバ
ッファ1から磁気ディスク装置3へのデータ転送を要求
するが、バッファキャッシュ制御手段5により、データ
は、一時的にバッファキャッシュメモリ2上に保存され
る。
【0014】また、バッファキャッシュメモリ2上に存
在するデータは、データを保証するために、バッファキ
ャッシュ制御手段5から利用者プログラムとは非同期に
出された入出力要求によって、磁気ディスク装置制御手
段6を経て磁気ディスク装置3に転送されるが、データ
は、バッファキャッシュメモリ2上にも保存されてい
る。
【0015】そして、再び同一データに対する磁気ディ
スク装置3からユーザバッファ1への読み込みが発生し
た場合に、バッファキャッシュ制御手段5は、このデー
タがバッファキャッシュメモリ2上にあると判断してキ
ャッシュメモリ2上にあるデータをユーザバッファ1に
転送する。
【0016】一方、バッファキャッシュ制御手段5は、
バッファキャッシュメモリ2を論理ブロック単位に分割
して、それをバッファヘッダ8で管理する。そして、複
数ブロック制御手段7は、バッファキャッシュメモリ2
を論理ブロックよりも小さい複数ブロック単位に分割
し、キャッシュメモリ入出力情報テーブル制御手段9に
キャッシュメモリ2上のデータが複数ブロック単位で連
続か、又は不連続かの情報を伝達する。
【0017】そこで、キャッシュメモリ入出力情報テー
ブル制御手段9は、複数ブロック制御手段7から得た情
報をもとに、バッファキャッシュメモリ2を1ブロック
ごとに検索し、キャッシュメモリ入出力情報テーブル1
0を作成する。また、キャッシュメモリ入出力情報テー
ブル制御手段9は、バッファヘッダの内容にキャッシュ
メモリ入出力情報テーブル10の内容をつなげ、論理ブ
ロック単位ごとに次々とキャッシュメモリ入出力情報テ
ーブル10の内容を作成し、それらをつなげる。
【0018】そして、論理ブロック内の複数ブロック単
位でのキャッシュメモリ入出力情報テーブル10が作成
され、バッファヘッダ8にすべてのキャッシュメモリ入
出力情報テーブル10の内容がつながると、キャッシュ
メモリ入出力情報テーブル10が完成する。また、キャ
ッシュメモリ入出力情報テーブル制御手段9は、キャッ
シュメモリ入出力情報テーブル10が完成した時点でバ
ッファヘッダ8の内容を複数ブロック連続性検索制御手
段11に渡す。
【0019】そこで、複数ブロック連続性検索制御手段
11は、バッファヘッダ8につながるキャッシュメモリ
入出力情報テーブル10の内容を1つずつ検索し、キャ
ッシュメモリ入出力情報テーブル10に格納されている
複数ブロックの情報を参照する。そして、磁気ディスク
装置3のディスクブロック上で前の複数ブロックと次の
複数ブロックとが連続している場合に、複数ブロック連
続性検索制御手段11は、転送命令詳細情報管理テーブ
ル制御手段13に複数ブロックが連続しているので、シ
ーク動作もサーチ動作もせず、ブロック転送のみを行う
という情報を伝えて、転送命令詳細情報管理テーブル制
御手段13は、その情報を転送命令詳細情報管理テーブ
ル制御手段12に格納する。また、連続していない場合
には、サーチまたはシークとサーチとをするという情報
を格納する。
【0020】この様にして、複数ブロック連続性検索制
御手段11は、すべてのキャッシュメモリ入出力情報テ
ーブル10の内容を参照し、転送命令詳細情報管理テー
ブル制御手段13にその情報を伝えて、転送命令詳細情
報管理テーブル制御手段13は、転送命令詳細情報管理
テーブル12を完成する。
【0021】その後に、転送命令詳細情報管理テーブル
12の内容は、転送命令詳細情報管理テーブル制御手段
13から、転送命令制御手段14,磁気ディスク装置制
御手段6へと渡り、磁気ディスク装置制御手段6は、磁
気ディスク装置3に転送命令詳細情報管理テーブル12
どおりのバッファキャッシュメモリ2へのデータ転送を
実行する。
【0022】次に、データ領域の状態によるキャッシュ
メモリ入出力情報テーブル10、および転送命令詳細情
報管理テーブル12の内容の違いを説明する。
【0023】図2は本実施例でデータ領域が連続である
場合のバッファキャッシュメモリ2の状態と磁気ディス
ク装置3の状態とキャッシュメモリ入出力情報テーブル
10の内容と転送命令詳細情報管理テーブル12の内容
との一例を示す図である。
【0024】図2に示す斜線の部分は、データ転送を行
う領域を示している。そして、キャッシュメモリ入出力
情報テーブル10内のonは複数ブロック単位でのデー
タ転送を行う、offは複数ブロック単位でのデータ転
送を行なわいことを示す。また、転送命令詳細情報管理
テーブル12には、キャッシュメモリ入出力情報テーブ
ル10の内容から得た転送命令の情報を格納している。
【0025】データ領域が連続領域の場合に、複数ブロ
ック制御手段7は、複数ブロック単位でデータ領域が連
続であることを認識し、キャッシュメモリ入出力情報テ
ーブル制御手段9に連続であるという情報を伝達する。
【0026】キャッシュメモリ入出力情報テーブル制御
手段9は、この情報をもとにして、論理ブロックaのキ
ャッシュメモリ入出力情報テーブル10の内容は、複数
ブロック単位の全てのデータ転送を行う(キャッシュメ
モリ入出力情報テーブル10におけるon)という情報
をキャッシュメモリ入出力情報テーブル10の中に格納
する。論理ブロックbのキャッシュメモリ入出力情報テ
ーブル10の内容にも、同様に複数ブロック単位の全て
のデータ転送を行うという情報が格納される。論理ブロ
ックcのキャッシュメモリ入出力情報テーブル10の内
容には、複数ブロック単位の全てのデータ転送を行なわ
ない(キャッシュメモリ入出力情報テーブル10におけ
るoff)という情報が格納される。
【0027】そこで、このキャッシュメモリ入出力情報
テーブル10につながるバッファヘッダ8の内容がキャ
ッシュメモリ入出力情報テーブル制御手段9から複数ブ
ロック連続性検索制御手段11に渡ってくると、複数ブ
ロック連続性検索制御手段11は、バッファヘッダ8の
内容からキャッシュメモリ入出力情報テーブル10の内
容を一つずつ検索し、次のキャッシュメモリ入出力情報
テーブル10の内容とのつながりを見る。
【0028】今、磁気ディスク装置3の論理ブロック
a,b,cは、物理トラックに対応するものとすると、
バッファキャッシュメモリ2から、磁気ディスク装置3
にデータ転送する際には、論理ブロックaのトラックの
1ブロックに位置付けるので、その情報を転送命令詳細
情報管理テーブル制御手段13に伝えて、転送命令詳細
情報管理テーブル制御手段13が、転送命令詳細情報管
理テーブル12にその情報を格納する。
【0029】すなわち、論理ブロックaのトラック位置
にシークを行い、論理ブロックaのトラックの1ブロッ
ク目にサーチを行うという情報を格納する。次に、実際
の転送の内容であるどのアドレスに何ブロックを転送す
るかを格納する。この場合に、バッファキャッシュメモ
リ2の論理ブロックaへ4ブロックD1,〜D4のデー
タ転送を行うので、その旨を格納する。
【0030】そして、次のキャッシュメモリ入出力情報
テーブル10の内容を検索し、データ転送を行う磁気デ
ィスク装置3のブロックD5,〜D8が前のデータ転送
位置と連続していると判断するとシークおよびサーチ動
作を入れずに、データ転送情報のみを転送命令詳細情報
管理テーブル12に格納する。また、キャッシュメモリ
入出力情報テーブル10の論理ブロックcは、データ転
送がないのでここで転送命令詳細情報管理テーブル12
が完成する。
【0031】図3は本実施例でデータ領域が不連続であ
る場合のバッファキャッシュメモリ2の状態と磁気ディ
スク装置3の状態とキャッシュメモリ入出力情報テーブ
ル10の内容と転送命令詳細情報管理テーブル12の内
容との一例を示す図である。
【0032】図3に示す斜線の部分は、データ転送を行
う領域を示している。そして、キャッシュメモリ入出力
情報テーブル10内のonは1ブロック単位でデータ転
送を行う、offは1ブロック単位でのデータ転送を行
わないことを示す。また、転送命令詳細情報管理テーブ
ル12には、キャッシュメモリ入出力情報テーブル10
の内容から得られた転送命令の情報を格納している。
【0033】バッファキャッシュメモリ2上に不連続に
データが残っていた場合に、バッファキャッシュメモリ
2からユーザバッファ1へのデータ転送を論理ブロック
a,b,cの単位に行うために、データを論理ブロック
a,b,cの単位に整備する。図3でバッファキャッシ
ュメモリ2上に書き込まれていないデータは、磁気ディ
スク装置3から読み込むが、このときに複数ブロック単
位でデータを転送するために、バッファキャッシュメモ
リ入出力情報テーブル制御手段9は、どのデータを読み
込むべきかをバッファキャッシュメモリ2上を1ブロッ
ク単位で検索する。
【0034】その検索結果をキャッシュメモリ入出力情
報テーブル10に格納する。今、論理ブロック単位を4
ブロックとすると、論理ブロックaのキャッシュメモリ
入出力情報テーブル10には、1ブロック目はデータ転
送を行わず(キャッシュメモリ入出力情報テーブル10
におけるoff)、次の2から4ブロック目はデータ転
送を行う(キャッシュメモリ入出力情報テーブル10に
おけるon)という情報が格納される。論理ブロックb
のキャッシュメモリ入出力情報テーブル10には、1,
2,4ブロック目はデータ転送を行い、3ブロック目は
データ転送を行わないという情報が格納される。同様に
して、論理ブロックcのキャッシュメモリ入出力情報テ
ーブル10にも各ブロックの情報が格納される。
【0035】このキャッシュメモリ入出力情報テーブル
10の内容がつながれているバッファヘッダ8の内容が
キャッシュメモリ入出力情報テーブル制御手段9から複
数ブロック連続性検索制御手段11に渡ってくると、複
数ブロック連続性検索制御手段11は、バッファヘッダ
8の内容からキャッシュメモリ入出力情報テーブル10
の内容を一つずつ検索し、次のキャッシュメモリ入出力
情報テーブル10の内容とのつながりを見る。
【0036】今、磁気ディスク装置3の論理ブロック
a,b,cは、物理トラックに対応するものとすると、
バッファキャッシュメモリ2へ、磁気ディスク装置3の
ブロックからデータ転送する際には、論理ブロックaの
トラックの2ブロック目に位置付けるので、その情報を
転送命令詳細情報管理テーブル12に格納する。すなわ
ち、論理ブロックaのトラック位置にシークを行い、論
理ブロックaのトラックの2ブロック目にサーチを行う
という情報を格納する。
【0037】次に、実際の転送の内容であるどのアドレ
スに何ブロックを転送するかを格納する。この場合に、
バッファキャッシュメモリ2のブロックD2から3ブロ
ック分のデータ転送を行うので、その旨を格納する。次
のキャッシュメモリ入出力情報テーブル10の内容を検
索し、データ転送を行う磁気ディスク装置3のブロック
が前のデータ転送位置と連続していると判断するとシー
クまたはサーチ動作を入れずに、データ転送情報のみを
転送命令詳細情報管理テーブル12に格納する。
【0038】この場合に、バッファキャッシュメモリ2
のブロックD5から2ブロック分のデータ転送をするの
で、その情報を転送命令詳細情報管理テーブル12に格
納する。次に、論理ブロックbのトラックの4ブロック
目にサーチを行い、バッファキャッシュメモリ2のブロ
ックD8の1ブロックのデータ転送を行う旨を転送命令
詳細情報管理テーブル12に格納する。
【0039】次に、キャッシュメモリ入出力情報テーブ
ル10で、転送する磁気ディスク装置3のブロックD9
は連続しているので、シークやサーチを行わずに次のデ
ータ転送命令を記述する。最後に、論理ブロックcのト
ラックの3ブロック目にサーチを行い、バッファキャッ
シュメモリ2のブロックD11の1ブロックのデータ転
送を行う記述を格納して転送命令詳細情報管理テーブル
12を完成する。
【0040】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の入出力制御
方式は、バッファキャッシュメモリを使用することによ
って、磁気ディスク装置とのデータ転送なしにバッファ
キャッシュメモリとの転送のみを行うことでデータ入出
力時間の短縮を図り、利用者プログラムの入出力待ち時
間を低減できるとともに、入出力要求の発行回数を削減
し、磁気ディスク装置への転送命令を転送命令詳細情報
管理テーブルで管理し、磁気ディスク装置の物理的な動
作が伴うシーク動作やサーチ動作を少なくすることで磁
気ディスク装置へのデータ転送時間を短縮することが可
能であり、バッファキャッシュメモリ上にあるユーザデ
ータを常に高い信頼性で保証することができるという効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入出力制御方式の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施例でデータ領域が連続である場合のバッ
ファキャッシュメモリ2の状態と磁気ディスク装置3の
状態とキャッシュメモリ入出力情報テーブル10の内容
と転送命令詳細情報管理テーブル12の内容との一例を
示す図である。
【図3】本実施例でデータ領域が不連続である場合のバ
ッファキャッシュメモリ2の状態と磁気ディスク装置3
の状態とキャッシュメモリ入出力情報テーブル10の内
容と転送命令詳細情報管理テーブル12の内容との一例
を示す図である。
【符号の説明】
1 ユーザバッファ 2 バッファキャッシュメモリ 3 磁気ディスク装置 4 ファイルブロック制御手段 5 バッファキャッシュ制御手段 6 磁気ディスク装置制御手段 7 バッファヘッダ 8 複数ブロック制御手段 9 キャッシュメモリ入出力情報テーブル制御手段 10 キャッシュメモリ入出力情報テーブル 11 複数ブロック連続性検索制御手段 12 転送命令詳細情報管理テーブル 13 転送命令詳細情報管理テーブル制御手段 14 転送命令制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機システムで実行された利用者プロ
    グラムからの要求により、前記計算機システムと磁気デ
    ィスク装置との間のブロックデータ転送の管理制御を行
    うファイルブロック制御手段と、利用者のメモリ空間内
    に存在して前記磁気ディスク装置へ書き出すブロック又
    は読み込むブロックを保持するユーザバッファと、前記
    磁気ディスク装置と前記ユーザバッファとの間でキャッ
    シュメモリとしてブロック転送の高速化を図る為に論理
    ブロック単位の複数個の領域を持つバッファキャッシュ
    メモリと、前記バッファキャッシュメモリの管理情報を
    持つバッファヘッダと、前記利用者プログラムと前記磁
    気ディスク装置との間でデータ転送を行う際に、一時的
    に前記バッファキャッシュメモリに前記磁気ディスク装
    置および前記ユーザバッファのデータを書き込むバッフ
    ァキャッシュ制御手段と、前記バッファキャッシュメモ
    リを論理ブロック単位から更に小さい複数ブロック単位
    に分割して複数ブロック単位の前記バッファキャッシュ
    メモリの入出力情報を制御する複数ブロック制御手段
    と、前記バッファキャッシュメモリの1ブロックごとの
    情報を複数ブロック単位で管理するキャッシュメモリ入
    出力情報テーブルと、前記キャッシュメモリ情報テーブ
    ルを作成して管理するとともに、前記バッファヘッダお
    よび前記キャッシュメモリ入出力情報テーブルの内容を
    制御するキャッシュメモリ入出力情報テーブル制御手段
    と、前記キャッシュメモリ入出力情報テーブルから複数
    ブロック単位の情報を取り出して、次の前記キャッシュ
    メモリ入出力情報テーブル内に存在する複数ブロックの
    情報を管理して、そのつながりを検索する複数ブロック
    連続性検索制御手段と、前記複数ブロック連続性検索制
    御手段からの情報を得て、その情報をもとに目的のトラ
    ックにヘッドを位置付けるシーク動作および目的のブロ
    ックにヘッドを位置付けるサーチ動作を含む前記磁気デ
    ィスク装置への転送動作を記述する転送命令詳細情報管
    理テーブルと、前記転送命令詳細情報管理テーブルを作
    成して管理する転送命令詳細情報管理テーブル制御手段
    と、複数ブロック単位でデータ転送を行う際に、前記バ
    ッファキャッシュメモリから前記磁気ディスク装置への
    転送命令を発行する転送命令制御手段と、前記磁気ディ
    スク装置のブロックの書き込み又は読み出しを制御する
    磁気ディスク装置制御手段と、を有することを特徴とす
    る入出力制御方式。
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