JPS6041123A - 磁気デイスク制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の属する分野） 本発明は、複数のデータ処理装置の指示により磁気ディ
スク装置を制御する磁気ディスク制御装置において、内
部にバッファ回路を持つ場合の磁気ディスク制御装置の
構成に関するものである。

（従来の技術） データ処理システムではシステムの信頼性向上やシステ
ム間でのデータ共有のため１つの磁気ディスク装置を複
数のデータ処理装置で共有する構成や、磁気ディスク装
置の性能とＣＰＵの性能差を埋める手段として磁気ディ
スク制御装置内にバッファ機能を持ち、データ処理装置
の指示に従ってデータを−Ｈ磁気ディスク装置からバッ
ファ上に読み込み、バッファ上のデータとＣＰＵとの間
で高速なデータ処理を可能とする機能、例えば、ディス
ク・キャッシュ機能が採用てれている。

上記機能を用いる場合、磁気ディスク制御装置に保持し
ているデータと同一のデータが他系のデータ処理装置に
より書替えられる場合があシ、このためバッファ上のデ
ータと磁気ディスク装置に記録されているデータに不一
致が発生する。従来、これを防ぐだめに磁気ディスク制
御装置間に磁気ディスク装置アクセスに関する制御情報
を伝える多数の制御線を付加する手段、１つの磁気ディ
スク制御装置が同時に複数のデータ処理装置からアクセ
ス可能とする手段等が用いられている。

しかし、上記従来の手段では、比較的小型のデータ処理
システムで磁気ディスク制御装置をデータ処理装置内に
内蔵しシステム全体を小きくする構成が採られる様な場
合には、磁気ディスク制御装置間に特殊なインタフェー
スの追加や磁気ディスク制御装置を複数のデータ処理装
置で共有することが困難であシ上記方式は適用上問題が
ある。

また、磁気ディスク装置アクセス終了時にバッファ上ノ
データをクリアすれば次のアクセス時にデータを磁気デ
ィスク装置からバッファ回路にリードする処理が必らず
必要となり、ノ・ノファが有効に利用できない欠点があ
る。

（発明の目的） 本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもの
で、データ処理装置に内蔵される磁気ディスク制御装置
にバッファ回路を付加し、磁気ディスク制御装置内のバ
ッファ上のデータと磁気ディスク装置に記録されている
データの無矛盾性を保証し、一つの磁気ディスク装置を
複数の磁気ディスク制御装置で共有可能とし、１だ、磁
気ディスク装置とＣＰＵ間の高速なデータ転送を実現す
る手段を有する磁気ディスク制御装置を提供することを
目的とする。

（発明の構成および作用） 以下図面を用いて詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を説明するためのデータ処理
装置の全体の構成を示すブロック図であり、データ処理
装置１および１′と、これに内蔵される磁気ディスク制
御装置２および２′が磁気ディスク装量３を共有する形
で構成されていることを示す。ここで、磁気ディスク制
御装置２と２′間には特別なインタフェースは付加しな
い。

第２図は本発明の磁気ディスク制御装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。

この磁気ディスク制御装置２は、データ処理装置から磁
気ディスク装置３へ発行されたコマンドを解析し、他の
回路に対して動作を指示するコマンド実行回路１０と、
磁気ディスク装置３から読み出されたデータを保持する
かソファ回路１１と、データの読出し時に識別情報を検
出し自磁気ディスク制御装置３の識別情報と比較し結果
をバッファ制御回路１４に通知する識別情報検出回路１
２と、コマンド実行回路１０の指示によりバッファ回路
１１とデータ処理装置とのデータのリード、ライト処理
の制御およびライト時にデータの書替え部分に関する情
報を書替え情報保持回路１３に送出するバッファ制御回
路１４と、バッファ制御回路１４の指示によシ磁気ディ
スク装置３からバッファ回路１１にデータを読込む機能
と、コマンド実行回路１０からの処理の終了報告または
バッファ制御回路１４からのバッファ上に無いデータに
対するアクセスの指示を示す信号１５によシ書替え情報
保持回路１３に保持している情報を基にバッファ回路１
１から磁気ディスク装置３にデータと自磁気ディスク制
御装置の識別情報を書込むデータ転送制御回路１６から
構成される。

第３図は第１図および第２図のように構成された本発明
の磁気ディスク制御装置の動作を説明するだめのフロー
チャートである。以下このフローチャートに従って説明
する。

データ処理装置１より磁気ディスク制御装置２に対し磁
気ディスク装置３のアクセスを要求するコマンドが発行
される（２０）とコマンド実行回路１０は当該磁気ディ
スク装置の使用状態を判断し、磁気ディスク装置３が起
動可能であれば以下の処理を行ない、他システムから使
用中であれば起動失敗をデータ処理装置ｌに報告し処理
を終る。コマンド実行回路ＩＯは磁気ディスク装置３の
獲得後データ処理装置ｌからのコマンド（シーク系コマ
ンド）に従かい磁気ディスク装置３のアクセス機構を動
かしてヘッドを目的のトランクに位置決め（２１）　ｌ
、、位置決め後直ちにデータ転送制御回路１６が１トラ
ツクをハンファ回路１１に読込む。データの読込み動作
はトラック上の最初に検出したレコードから順に実行す
る。

バッファ制御回路１４はデータ処理装置１により指示さ
れたトラックとバッファ回路工１に保持されているトラ
ックを比較し、異なれば１トラツク分の読込み動作を（
２２）、トラックが同じであればインデックス・マーク
を検出する迄の読込み動作を（２３）データ転送制御回
路１６に指示する。

同時に識別情報検出回路】２はインデックス・マークを
検出時、引続くホーム・アドレス内に記録されている本
トラックに最後に男込みを行なった磁気ディスク制御装
置を示す識別情報を読取切口磁気ディスク制御装置の識
別情報と比較しく２４）、比較の結果をバッファ制御回
路１４に報告する。

バッファ制御回路１４は識別情報が一致すれば目的とす
るトランクを最後にアクセスした磁気ディスク制御装置
が自磁気ディスク制御装置であるため、トランクの読込
み動作を終了し、／・ソファ回路１１に保持されている
データを有効とし、以下の処理にはバッファ回路のデー
タを使用する（２５）。

識別情報が異なる場合にはトラックの残りのデータの読
込みをデータ転送制御回路１６で継続し１トラツクの読
込み処理を行なう（２６）。

一旦データがノミソファ回路１１に読込まれると、これ
以降磁気ディスク制御装置２に対して発行されるコマン
ド（サーチ、リード、ライト等）はコマンド実行回路１
０とバッファ、回路１１、ノ・ノファ制御回路１４間で
処理され（２７）　、磁気ディスク装置３を直接はアク
セスしない。また、ノ・ソファ回路１１に対してライト
処理が実行された時はノ・ソファ制御回路１４は書替え
情報を書替え情報保持回路１３に送出し保持する。デー
タ処理装置１による磁気ディスク装置へのアクセスの終
了がコマンド実行回路１０で検出妊れると（２８）、デ
ータ転送制御回路１６は会替え情報保持回路１３に保持
している書替え情報を調べ、変更されたデータがバッフ
ァ回路１１に存在すれば磁気ディスク装置３に変更分の
データを書込み（２９）　、、変更データがなければす
ぐに終了処理（３０）を行なう。この書込み動作時にイ
ンデックス・マークを検出後自磁気ディスク制御装置の
識別情報をトランク上のホーム・アドレスに書込む。書
込み動作が完了すると、コマンド実行回路１０はデータ
処理装置に動作の終了を報告しく３０）次の起動待とな
る。

磁気ディスク制御装置２は磁気ディ２り装置３へのアク
セス途中でノ・ノファ」二に無いデータに対するアクセ
スが検出される迄処理（２７）、（２８）を繰り返す。

バッファ制御回路１４でノ・ソファ上に無いデータに対
するアクセスが検出された場合（３１）　、バッファ制
御回路１４はデータ転送制御回路１６にデータの磁気デ
ィスク装置への咽き込みを指示し、データ転送制御回路
１６は書替え情報保持回路１３に保持している書替え情
報を調べて変更てれたデータがノ・ソファ回路１１に存
在すれば磁気ディスク装置３に変更分のデータのり込み
（３２）とインデックス・マークを検出後自磁気ディス
ク制御装置の識別情報をトランク上のホーム・アドレス
に書込みを行ない、書込み終了後コマンド実行回路１０
は新しいデータの存在するトラックに磁気ディスク装置
３のアクセス機構を動かしてヘッドを目的のトランクに
位置決め（３３）を行ない処理２６よシ再開する。

なお、上記処理で磁気ディスク装置３が単一の磁気ディ
スク制御装置２で占有される構成であれば磁気ディスク
装置３のアクセスに先立って、バッファ回路１１に保持
しているトラックとアクセスが指示されたトラックを比
敦し、一致すればそのままバッファ回路１１のデータを
用いることによりバッファ機能を利用した磁気ディスク
装置の高速アクセスが可能でちる。

（効　果） 以上説明したように、本発明によれば磁気ディスク制御
装置間に特殊なハードウェアを付加する必要がないため
データ処理装置に内蔵される磁気ディスク制御装置にバ
ッファ機能を追加することが可能となり、バッファ機能
によシ実効的に磁気ディスク装置の性能向上を実現し、
さらに、１つ置により共有することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を説明するだめのデータ処理
装置の全体の構成を示すブロック図、第２図は本発明の
磁気ディスク制御装置の一実施例の構成を示すブロック
図、第３図は本発明のディスク制御装置の動作を説明す
るだめのフローチャートでちる。 １．１′・・・・・・・・・データ処理装置、２，２’
・・・・・−・・・磁気ディスク制御装置、　３・・・
・・・・・・磁気ディスク装置、１０・・・・・・−・
・コマンド実行回路、１１・・・・・・・・・バッファ
回路、１２・・・・・・・・・識別情報検出回路、１３
・・・・・・・・・書替え情報保持回路、１４・・・・
・・・　／・ノ７ア制御回路、１５・・・・・・・・・
アクセス指示を示す信号、１６・・・・・・・・・デー
タ転送制御回路。 特許出願人　日本電信電話公社 岩　上　昇　４１２本へ 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データ処理装置と、データ処理装置の指示により磁気デ
   ィスク装置を制御する磁気ディスク制御装置と磁気ディ
   スク装置により構成畑れるデータ処理システムにおいて
   、磁気ディスク装置に記録されている１トラック分のデ
   ータを保持するだめのバッファ回路と、当該データの記
   録されていた磁気ディスク装置のトラック番号を保持す
   る手段と、磁気ディスク制御装置固有の識別情報を保持
   し各トラックの特定エリアに当該識別情報を記録する手
   段と、磁気ディスク装置から識別情報を読出し自磁気デ
   ィスク制御装置の識別情報と比較する手段と、データの
   リード、ライト処理をバッファ上で実行し、データのラ
   イト処理時にデータの変更個所を保持する手段と、処理
   の終了時点また昧バッファ上に無いデータに対するアク
   セスが要求された時点で変更きれたデータと磁気ディス
   ク制御装置の識別情報を磁気ディスク装置に書込む手段
   とを具備し、磁気ディスク装置からバッファ回路にデー
   タの読込み動作を行なう場合には、バッファ回路に保持
   されているデータが記録されていたトラック番号とリー
   ド、ライト処理の対象となるデータアドレスのトランク
   番号を比較し、一致した場合には磁気ディスク装置に書
   込まれている識別情報を読出して自磁気ディスク制御装
   置の識別情報と比較し、識別情報が一致すれば磁気ディ
   スク装置の読出し動作を終了し、リード、ライト処理に
   はバッファ上に保持しているデータを使用し、識別情報
   が不一致の場合にはそのまま磁気ディスク装置の読込み
   動作を継続してｌトラック分のデータを新たにバッファ
   回路に読出してリード、ライト処理をバッファ上で行な
   い、１だ、バッファ回路から磁気ディスク装置に対する
   データの書込み動作時、磁気ディスク装置の識別情報を
   同時に書込むことにより、複数の磁気ディスク制御装置
   内のバッファ上のデータと磁気ディスク装置に記録され
   ているデータの無矛盾性を保証し、一つの磁気ディスク
   装置を複数の磁気ディスク制御装置で共有可能とするこ
   とを特徴とする磁気ディスク制御装置。