JPH05173720A - ディスク制御装置、ディスク装置およびディスク制御システム - Google Patents

ディスク制御装置、ディスク装置およびディスク制御システム

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JPH05173720A
JPH05173720A JP34288891A JP34288891A JPH05173720A JP H05173720 A JPH05173720 A JP H05173720A JP 34288891 A JP34288891 A JP 34288891A JP 34288891 A JP34288891 A JP 34288891A JP H05173720 A JPH05173720 A JP H05173720A
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JP
Japan
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disk
record
length
data
disk control
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JP34288891A
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English (en)
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Kotaro Higaki
幸太郎 桧垣
Noriaki Uchida
典昭 内田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速アクセス装置を用いることにより再位置
決めの回転待ち時間をなくし、固定長ディスク装置で可
変長フォーマットのディスク制御を高速に実現できるデ
ィスク制御装置、ディスク装置およびディスク制御シス
テムを提供する。 【構成】 フォーマット情報部およびデータ部から構成
されるレコードの処理単位を固定長データとするディス
ク制御システムであって、可変長ディスク制御方式を用
いる上位装置1と、可変長フォーマットのディスク制御
を実行する制御装置2と、高速アクセスが可能なSCS
Iで制御される半導体ディスク装置3と、SCSIで制
御される磁気ディスク装置4とから構成されている。ま
た、制御装置2は、インデックスアドレス算出部10、
データアドレス算出部11、ブロック長算出部12、レ
ジスタ13、ディスク制御装置14から構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク装置の制御技
術に関し、特に固定長ディスク装置による可変長フォー
マットのディスク制御において、レコードアクセスの高
速化が可能とされるディスク制御装置、ディスク装置お
よびディスク制御システムに適用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク装置の分野では、たとえ
ば図6に示すようなレコードフォーマットの可変長ディ
スク装置が用いられていたが、近年、汎用インタフェー
ス、たとえばSCSI(Small Computer System Interfa
ce )を用いた小型で低価格なディスク装置は固定長ディ
スク制御方式を採用している。
【0003】しかし、可変長ディスク装置を対象とした
ソフトウエア資源を有効に利用するため、固定長ディス
ク装置で可変長フォーマットのディスク制御方式を実現
するエミュレーション技術が重要になって来ている。
【0004】そこで、固定長ディスク装置で可変長フォ
ーマットのディスク制御方式を実現する際はレコード形
式の違いが問題となり、たとえばディスク制御装置が論
理ブロックを個々に回転待ち時間なくアクセスする固定
長ディスク装置を用いていたので、図7のように可変長
レコード形式を構成するフォーマット情報部とデータ部
を固定長のブロックに分割して固定長ディスク装置に格
納する方法が採られている。
【0005】そして、レコードをアクセスする際は、フ
ォーマット情報部が格納してある論理ブロックをアクセ
スし、目的のレコードか判断してデータ部の長さを収得
した後、続いてデータ部の格納してある論理ブロックを
個々に連続してアクセスしている。
【0006】また、ディスク装置に格納されるデータの
一部を高速アクセス装置に持つものとしては、たとえば
特開平2−203473号公報に示されるものがあり、
これはディスク装置の欠陥領域に対する交代領域を高速
アクセス装置に持つようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来技術において、たとえば固定長ディスク装置のイ
ンタフェースとして主流となっているSCSIは、ディ
スク制御装置からアクセス対象となるブロックの先頭ア
ドレスとブロック数を指定したアクセスコマンドを、S
CSIバスを介してディスク装置に発行することでレコ
ードをアクセスする制御を行なっている。
【0008】このため、SCSIは1つのアクセスコマ
ンドで複数のブロックをアクセスすることができるが、
コマンドとコマンドの間の処理時間が長いため、コマン
ドを連続で発行しても再位置決めの回転待ち時間なしで
隣合う論理ブロックを連続してアクセスすることができ
ないという問題点がある。
【0009】また、SCSIの固定長ディスク装置を用
いて可変長フォーマットのディスク制御を行なう場合、
レコードフォーマット情報部が格納してあるブロックを
アクセスし、目的のレコードか判断してデータ部の長さ
を収得した後、直後のデータ部が格納してあるブロック
をアクセスする。
【0010】このため、1つの可変長レコードをアクセ
スする場合に、フォーマット情報部とデータ部のアクセ
スで2回コマンドを発行することになり、その上コマン
ドを連続で発行しても直後の隣合う論理ブロックをアク
セスするには再位置決めの回転待ち時間が発生し、これ
によってレコードアクセス時間が増大するという問題点
がある。
【0011】そこで、本発明の目的は、このような問題
点に鑑みて創案されたもので、高速アクセス装置を用い
ることにより再位置決めの回転待ち時間をなくし、固定
長ディスク装置で可変長フォーマットのディスク制御を
高速に実現することができるディスク制御装置、ディス
ク装置およびディスク制御システムを提供することにあ
る。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0014】すなわち、本発明の第1のディスク制御装
置は、フォーマット情報部およびデータ部から構成され
るレコードをアクセスし、固定長ディスク装置により可
変長フォーマットのディスク制御を実行するディスク制
御装置であって、前記レコードの処理単位を固定長デー
タとし、この固定長データのブロックを複数個つなぎ合
わせ、レコードのインデックス情報を格納するインデッ
クステーブルを設けるものである。
【0015】また、本発明の第2のディスク制御装置
は、可変長フォーマットから固定長フォーマットに変換
する場合に、レコードと、このレコードのデータ部を記
録した固定長ディスク装置のアドレスとの対応表を用い
るものである。
【0016】この場合に、前記インデックステーブルま
たは対応表に、固定長ディスク装置におけるレコードの
データ部の格納先アドレスとデータ部の長さとからなる
情報を持つようにしたものである。
【0017】また、前記インデックステーブルまたは対
応表を独立させ、レコードのインデックス情報を高速ア
クセスが可能とされる外部記憶装置に記録するようにし
たものである。
【0018】さらに、前記ディスク制御装置をプログラ
ムからの指示により可変長ディスク装置または固定長デ
ィスク装置として動作させるようにしたものである。
【0019】また、本発明の第3のディスク制御装置
は、レコードの処理単位をトラックとし、このレコード
のデータ部を一括して装置内部メモリー上で編集するも
のである。
【0020】さらに、本発明のディスク装置は、前記デ
ィスク制御装置に接続され、固定長フォーマットを持つ
ものである。
【0021】また、本発明のディスク制御システムは、
前記ディスク制御装置に複数台の固定長ディスク装置を
接続し、可変長ディスクを対象としたプログラムで動作
させるものである。
【0022】
【作用】前記した第1のディスク制御装置、ディスク装
置およびディスク制御システムによれば、インデックス
テーブルが設けられることにより、インデックステーブ
ルに格納されたレコードのインデックス情報を高速アク
セスが可能とされる装置によって高速に読み出し、1回
のレコードアクセスで、固定長ディスク装置に対しての
アクセスをデータ部の1回とすることができ、連続した
論理ブロックのアクセスによる再位置決めの回転待ち時
間をなくすことができる。
【0023】すなわち、汎用インタフェース、たとえば
SCSIの固定長ディスク装置を用いて、可変長フォー
マットのディスク制御を実現する際、高速アクセス装置
に、レコードのフォーマット情報部のレコード格納先ア
ドレスから算出されたデータ部格納先アドレスとデータ
長とから構成されたインデックス情報をインデックステ
ーブルとして持ち、データ部のみを固定長ディスク装置
に格納し、インデックス情報はレコード格納先アドレス
から算出されたインデックス格納先アドレスに格納され
る。
【0024】そして、レコードをアクセスする際は、高
速アクセス装置上のインデックス情報からデータ部格納
先アドレスとデータ長の情報を収得した後、データ長よ
りアクセス対象となる論理ブロック長を算出し、データ
部格納先アドレスから算出された論理ブロック長分のア
クセスする命令を生成し、汎用インタフェースで固定長
ディスク装置に発行することによりデータ部をアクセス
することができる。
【0025】これにより、レコードのインデックス情報
を高速アクセス装置にインデックステーブルとして格納
しておき、インデックス情報を高速アクセス装置から高
速に読み出すことで連続した論理ブロックのアクセスに
よる再位置決めの回転待ち時間をなくし、固定長ディス
ク装置で可変長フォーマットのディスク制御を高速に実
現することができる。
【0026】さらに、前記した第2または第3のディス
ク制御装置、ディスク装置およびディスク制御システム
によれば、レコードとアドレスとの対応表、またはレコ
ードデータ部の一括した装置内部メモリー上での編集が
行われることにより、インデックステーブルと同様に連
続した論理ブロックのアクセスによる再位置決めの回転
待ち時間をなくし、固定長ディスク装置による可変長フ
ォーマットのディスク制御の高速化が実現できる。
【0027】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるディスク制御
システムを示す構成図、図2は本実施例のディスク制御
システムにおけるインデックステーブルを示す構成図、
図3は本実施例において、フォーマットされた可変長レ
コードをアクセスする場合のフローチャート図、図4は
目的のレコードをデータ長を変えないで書き込む場合の
フローチャート図、図5は目的の可変長レコードのフォ
ーマットを変更する場合のフローチャート図である。
【0028】まず、図1により本実施例のディスク制御
システムの構成を説明する。
【0029】本実施例のディスク制御システムは、たと
えばフォーマット情報部およびデータ部から構成される
レコードの処理単位を固定長データとするディスク制御
システムとされ、可変長ディスク制御方式を用いる上位
装置1と、可変長フォーマットのディスク制御を実行す
る制御装置2と、高速アクセスが可能なSCSIで制御
される半導体ディスク装置3と、SCSIで制御される
磁気ディスク装置4とから構成されている。
【0030】また、制御装置2は、インデックスアドレ
ス算出部10、データアドレス算出部11、ブロック長
算出部12、レジスタ13、ディスク制御装置14から
構成されている。
【0031】そして、上位装置1は、制御装置2のイン
デックスアドレス算出部10、データアドレス算出部1
1、ブロック長算出部12およびレジスタ13とデータ
バス5で接続され、さらにディスク制御装置14とリー
ド/ライト指示信号6で接続されている。
【0032】また、制御装置2は、半導体ディスク装置
3および磁気ディスク装置4とSCSIバス9で接続さ
れ、このSCSIバス9には、制御装置2のインデック
スアドレス算出部10、データアドレス算出部11、ブ
ロック長算出部12およびレジスタ13からのデータバ
ス7と、ディスク制御装置14からのデバイス制御信号
8とが接続されている。
【0033】さらに、半導体ディスク装置3には、図2
に示すような固定長データのブロックを複数個つなぎ合
わせるインデックステーブルが内蔵され、このインデッ
クステーブルには、インデックス格納先論理ブロックア
ドレスI、レコードデータ部格納先論理ブロックアドレ
スDAおよびレコードのデータ長DLが格納されてい
る。
【0034】そして、上位装置1は可変長ディスク制御
方式を用いているので、目的レコードのレコード格納先
アドレスとレコードのデータ長から構成されるフォーマ
ット情報部を用いて目的レコードをアクセスする。
【0035】また、半導体ディスク装置3に格納されて
るインデックスデータは、レコード格納先アドレスから
データアドレス算出部11により算出されたレコードデ
ータ部格納先論理ブロックアドレスDAとレコードのデ
ータ長DLから構成されており、一定長LによるLブロ
ックの固定長データである。そして、インデックスデー
タは、インデックスアドレス算出部10でレコード格納
先アドレスから算出されたインデックス格納先論理ブロ
ックアドレスIに格納される。
【0036】次に、本実施例の作用について説明する。
【0037】最初に、フォーマットされた可変長レコー
ド、たとえばレコードR1をアクセスする場合について
図3により説明する。
【0038】まず、目的のレコードR1を読み出す場
合、上位装置1からリード/ライト指示信号6でリード
命令、データバス5でレコードR1のレコード格納先ア
ドレスが転送されてくる(ステップ301)。そして、
レコードR1のレコード格納先アドレスはインデックス
アドレス算出部10に入力され、インデックス格納先ア
ドレスが算出される(ステップ302)。
【0039】さらに、ディスク制御装置14は、算出さ
れたインデックス格納先アドレスからLブロック読み出
しのリード命令を生成し(ステップ303)、SCSI
バス9を介して半導体ディスク装置3に発行し、半導体
ディスク装置3に格納されているインデックステーブル
からインデックス格納先論理ブロックアドレスI1を読
み出す(ステップ304)。そして、ディスク制御装置
14は、読み出したインデックス格納先論理ブロックア
ドレスI1のデータをレジスタ13に格納する。
【0040】その後、ディスク制御装置14は、レジス
タ13に格納したインデックス格納先論理ブロックアド
レスI1のデータ長DL1をブロック長算出部12に入
力し、アクセス対象のブロック長BL1を算出する(ス
テップ305)。
【0041】そして、インデックス格納先論理ブロック
アドレスI1のレコードデータ部格納先論理ブロックア
ドレスDA1と対象のブロック長BL1を用い、レコー
ドデータ部格納先論理ブロックアドレスDA1からブロ
ック長BL1分バイトの読み出しのリード命令を生成し
(ステップ306)、SCSIバス9を介して磁気ディ
スク装置4に対して発行することにより目的のレコード
R1のデータを読み出す(ステップ307)。
【0042】続いて、目的のレコードR1をデータ長D
Lを変えないで書き込む場合は、図4のように上位装置
1からリード/ライト指示信号6でライト命令、データ
バス5で目的のレコードのレコード格納先アドレスが転
送されてくる(ステップ401)。
【0043】そして、リード動作時と同様にインデック
ス格納先アドレスが算出され(ステップ402)、イン
デックス格納先アドレスからLブロック読み込みのリー
ド命令を生成し(ステップ403)、ディスク制御装置
14から半導体ディスク装置3に発行し、インデックス
テーブルからインデックス格納先論理ブロックアドレス
I1を読み出してレジスタ13に格納する(ステップ4
04)。さらに、レジスタ13に格納したデータ長DL
1から対象のブロック長BL1がブロック長算出部12
より算出される(ステップ405)。
【0044】さらに、ディスク制御装置14は、レジス
タ13に格納したインデックス格納先論理ブロックアド
レスI1のレコードデータ部格納先論理ブロックアドレ
スDA1と対象のブロック長BL1を用い、レコードデ
ータ部格納先論理ブロックアドレスDA1からブロック
長BL1分バイトの書き込みのライト命令を生成し(ス
テップ406)、SCSIバス9を介して磁気ディスク
装置4に対して発行することにより目的のレコードR1
のデータを書き込む(ステップ407)。
【0045】次に、目的の可変長レコードR1のフォー
マットを変更する場合について図5により説明する。
【0046】すなわち、レコードR1のデータ長DLを
データ長DL1’に変えて書き込む場合は、上位装置1
からリード/ライト指示信号6でライト命令、データバ
ス5で目的のレコードのレコード格納先アドレスと書き
込むレコードR1のデータ長DL1’が転送されてくる
(ステップ501)。
【0047】さらに、目的のレコードの格納先アドレス
はインデックスアドレス算出部10およびデータアドレ
ス算出部11に入力され、インデックス格納先論理ブロ
ックアドレスI1とレコードデータ部格納先論理ブロッ
クアドレスDA1が算出される(ステップ502)。そ
して、ディスク制御装置14はレコードデータ部格納先
論理ブロックアドレスDA1と、レコードR1のデータ
長DL1’よりインデックス情報を生成してレジスタ1
3に格納する。
【0048】その後、ディスク制御装置14は、算出さ
れたインデックス格納先論理ブロックアドレスI1から
Lブロック分の書き込みのライト命令を生成し、SCS
Iバス9を介して半導体ディスク装置3に発行し(ステ
ップ503)、レジスタ13に格納されているインデッ
クス情報を書き込む(ステップ504)。
【0049】さらに、ディスク制御装置14は、レジス
タ13に格納したインデックス情報のデータ長DL1’
をブロック長算出部12に入力し、対象のブロック長B
L1’を算出する(ステップ505)。そして、レコー
ドデータ部格納先論理ブロックアドレスDA1からブロ
ック長BL1’分の書き込みのライト命令を生成し(ス
テップ506)、SCSIバス9を介して磁気ディスク
装置4に発行することにより目的のレコードR1を書き
込む(ステップ507)。
【0050】以上のように、半導体ディスク装置3にイ
ンデックステーブルとして格納されたインデックス情報
を半導体ディスク装置3から高速に読み出し、磁気ディ
スク装置4に対してのアクセスはデータ部のみとするこ
とができる。
【0051】従って、本実施例のディスク制御システム
によれば、レコードのインデックス情報を半導体ディス
ク装置3にインデックステーブルとして格納し、インデ
ックス情報を高速に読み出すことによって1回のレコー
ドアクセスで固定長のディスク装置に対するアクセスを
データ部の1回とすることができるので、連続した論理
ブロックのアクセスによる再位置決めの回転待ち時間を
なくし、可変長フォーマットのディスク制御を高速に行
うことができる。
【0052】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0053】たとえば、本実施例のディスク制御システ
ムについては、インデックステーブルを用いて高速にア
クセスする場合について説明したが、本発明は前記実施
例に限定されるものではなく、レコードとこのレコード
のデータ部を記録した固定長ディスク装置のアドレスと
の対応表を用いて可変長フォーマットから固定長フォー
マットに変換する場合などについても広く適用可能であ
る。
【0054】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその利用分野であるレコードの処理単
位を固定長データとするディスク制御装置およびシステ
ムに適用した場合について説明したが、これに限定され
るものではなく、たとえば処理単位をトラックとし、レ
コードのデータ部を一括して装置内部メモリー上で編集
する場合など、他のディスク制御システムについても広
く適用可能である。
【0055】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0056】(1).レコードの処理単位を固定長データと
し、この固定長データのブロックを複数個つなぎ合わ
せ、レコードのインデックス情報を格納するインデック
ステーブルを設けることにより、インデックステーブル
に格納されたレコードのインデックス情報を高速アクセ
スが可能とされる装置によって高速に読み出し、1回の
レコードアクセスで、固定長ディスク装置に対してのア
クセスをデータ部の1回とすることができるので、連続
した論理ブロックのアクセスによる再位置決めの回転待
ち時間をなくすことができる。
【0057】(2).可変長フォーマットから固定長フォー
マットに変換する場合に、レコードと、このレコードの
データ部を記録した固定長ディスク装置のアドレスとの
対応表を用いることにより、前記(1) と同様に連続した
論理ブロックのアクセスによる再位置決めの回転待ち時
間をなくすことができる。
【0058】(3).レコードの処理単位をトラックとし、
このレコードのデータ部を一括して装置内部メモリー上
で編集することにより、前記(1) と同様に連続した論理
ブロックのアクセスによる再位置決めの回転待ち時間を
なくすことができる。
【0059】(4).前記(1),(2) または(3) により、再位
置決めの余分な回転待ち時間をなくすことができるの
で、固定長ディスク装置で可変長フォーマットのディス
ク制御を高速に実現可能とされるディスク制御装置、デ
ィスク装置およびディスク制御システムを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるディスク制御システム
を示す構成図である。
【図2】本実施例のディスク制御システムにおけるイン
デックステーブルを示す構成図である。
【図3】本実施例において、フォーマットされた可変長
レコードをアクセスする場合のフローチャート図であ
る。
【図4】本実施例において、目的のレコードをデータ長
を変えないで書き込む場合のフローチャート図である。
【図5】本実施例において、目的の可変長レコードのフ
ォーマットを変更する場合のフローチャート図である。
【図6】従来技術一例における可変長フォーマット制御
を示す説明図である。
【図7】従来技術の一例における可変長フォーマット制
御の固定長ディスクでの実現を示す説明図である。
【符号の説明】
1 上位装置 2 制御装置 3 半導体ディスク装置 4 磁気ディスク装置 5 データバス 6 リード/ライト指示信号 7 データバス 8 デバイス制御信号 9 SCSIバス 10 インデックスアドレス算出部 11 データアドレス算出部 12 ブロック長算出部 13 レジスタ 14 ディスク制御装置 DA レコードデータ部格納先論理ブロックアドレス DL レコードのデータ長 I インデックス格納先論理ブロックアドレス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーマット情報部およびデータ部から
    構成されるレコードをアクセスし、固定長ディスク装置
    により可変長フォーマットのディスク制御を実行するデ
    ィスク制御装置であって、前記レコードの処理単位を固
    定長データとし、該固定長データのブロックを複数個つ
    なぎ合わせ、前記レコードのインデックス情報を格納す
    るインデックステーブルを設けることを特徴とするディ
    スク制御装置。
  2. 【請求項2】 フォーマット情報部およびデータ部から
    構成されるレコードをアクセスし、固定長ディスク装置
    により可変長フォーマットのディスク制御を実行するデ
    ィスク制御装置であって、可変長フォーマットから固定
    長フォーマットに変換する場合に、前記レコードと、該
    レコードのデータ部を記録した固定長ディスク装置のア
    ドレスとの対応表を用いることを特徴とするディスク制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記インデックステーブルまたは対応表
    に、前記固定長ディスク装置におけるレコードのデータ
    部の格納先アドレスとデータ部の長さとからなる情報を
    持つことを特徴とする請求項1または2記載のディスク
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記インデックステーブルまたは対応表
    を独立させ、前記レコードのインデックス情報を高速ア
    クセスが可能とされる外部記憶装置に記録することを特
    徴する請求項1または2記載のディスク制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスク制御装置を、プログラムか
    らの指示により可変長ディスク装置または固定長ディス
    ク装置として動作させることを特徴とする請求項1また
    は2記載のディスク制御装置。
  6. 【請求項6】 フォーマット情報部およびデータ部から
    構成されるレコードをアクセスし、固定長ディスク装置
    により可変長フォーマットのディスク制御を実行するデ
    ィスク制御装置であって、前記レコードの処理単位をト
    ラックとし、該レコードのデータ部を一括して装置内部
    メモリー上で編集することを特徴とするディスク制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1または2記載のディスク制
    御装置に接続され、固定長フォーマットを持つことを特
    徴とするディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1または2記載のディスク制
    御装置に複数台の固定長ディスク装置を接続し、可変長
    ディスクを対象としたプログラムで動作させることを特
    徴とするディスク制御システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004078993A (ja) * 2003-10-31 2004-03-11 Hitachi Ltd 複合計算機システムおよび複合i/oシステム
US7240180B2 (en) 2003-06-12 2007-07-03 International Business Machines Corporation Method and system for simultaneously supporting different block sizes on a single hard drive

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