JP3089683B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3089683B2
JP3089683B2 JP03064182A JP6418291A JP3089683B2 JP 3089683 B2 JP3089683 B2 JP 3089683B2 JP 03064182 A JP03064182 A JP 03064182A JP 6418291 A JP6418291 A JP 6418291A JP 3089683 B2 JP3089683 B2 JP 3089683B2
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▲隆▼ 堀川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置に関し、特
にディレクトリを用いて階層的にファイルを管理する方
式をとるファイル・プリフェッチ機能を有する情報処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に情報処理装置における情報の格納
はファイルを単位として行なわれている。またファイル
の管理方法としては、ディレクトリを用いて階層的に管
理する方法が主流となっている。これは、情報処理装置
の利用者がディレクトリ毎に関連するファイルをまとめ
て管理することにより、ファイル管理の見通しを良くす
ることを目的とした方法である。このような管理方法を
採用している情報処理装置の利用者には、作業ディレク
トリと呼ばれる現在利用中のディレクトリが定義されて
いる。この作業デイレクトリは相対パスによるアクセス
対象ファイルを指定する際の基点ディレクトリとなる。
情報処理装置の利用者が行なっている作業を終了または
中断し、作業ディレクトリとは別のディレクトリ上のフ
ァイルを主にアクセスするような作業を行なう場合に
は、作業ディレクトリを変更してから作業を行なう。こ
のために、情報処理装置には作業ディレクトリを変更す
るコマンドが用意されている。
【0003】ファイル格納装置としては、一般に磁気デ
ィスク装置が使用されている。この磁気ディスク装置に
記録されている情報を読み出すのに要する時間は、プロ
セッサが主記憶に記録されている情報を読み出すのに要
する時間の1000倍以上である。このため、ファイル
中のデータが必要となる度に磁気ディスク装置から情報
を読み出していたのでは、プロセッサが充分な速度で動
作することができない。そこで、読み出し対象ファイル
については、要求されているデータよりも多くのデータ
を予め読み出しておいて主記憶中に用意されているバッ
ファに格納しておくことにより、次回のアクセスを高速
に行なえるようにする方法が採られることが多い。これ
は、磁気ディスク装置の性質、すなわち、「記録されて
いる情報を読み出すための準備に要する時間が長いた
め、小量の情報を数回に分けて読み出すよりも大量の情
報をまとめて読み出す方が同量の情報を読みだすのに要
する時間が少なくて済む」ことを利用したものである。
なお、主記憶の容量には限りがあるため、バッファの領
域が足りなくなると、新たにアクセスされたファイルの
データはアクセスされる可能性が少ないデータと入れ換
えて記録される。
【0004】しかし、この方法では、主記憶中のバッフ
ァへのデータ転送は、ファイル・アクセスを契機として
行なわれることから、バッファに格納されていないデー
タへのアクセスはファイルに対してアクセス要求が行な
われたときに磁気ディスク装置をアクセスしてデータを
得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の情報処理装
置では、ファイルに対してアクセスが行なわれるまでバ
ッファにファイルのデータが転送されなかったため、バ
ッファに格納されていないデータにアクセスする場合
は、アクセス要求が出されてから磁気ディスク装置をア
クセスしてデータを得ていたので、ファイル・アクセス
が情報処理装置における大きな性能上のネックの1つと
なっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、階層構造を持たせてファイルを格納するファイル格
納装置を有する情報処理装置において、作業ディレクト
リの変更を認識するディレクトリ変更認識部と、ディレ
クトリ中のファイルをバッファに転送するプリフェッチ
制御部とを備え、前記作業ディレクトリを変更した際に
変更先のディレクトリに存在するファイルをバッファに
転送するプリフェッチ操作を行なうことを特徴とする。
【0007】また、ファイル格納位置制御部を備え、同
一ディレクトリに存在するファイルを前記ファイル格納
装置内で近接する位置に配置する制御を行なうことによ
り1回のデータ転送操作で前記同一ディレクトリに存在
する複数ファイル分の読み出し操作を可能にしたことを
特徴とする。
【0008】
【作用】本発明による情報処理装置において作業ディレ
クトリが変更されると、ディレクトリ変更認識部がこれ
を認識してプリフェッチ制御部に通知することにより、
変更先のディレクトリに存在するファイルをバッファに
転送するプリフェッチ操作を起動する。
【0009】また、本発明による情報処理装置では、フ
ァイル格納装置にファイルを格納する際、ファイル格納
位置制御部の制御により同一ディレクトリに存在するフ
ァイルをファイル格納装置内で近接する位置に配置す
る。これにより、プリフェッチ操作時には、複数ファイ
ル分の読み出し操作を1回のデータ転送操作により行な
う。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の情報処理装置の第1の実施
例を示すブロック図である。図2は本発明の情報処理装
置の第2の実施例を示すブロック図、図3は図1,図2
におけるファイル格納装置で使用する磁気ディスク装置
のデータ記録媒体の一構成例を示す図である。
【0011】図1,図2におけるコマンド処理部10,
ディレクトリ変更認識部2,プリフェッチ制御部3,フ
ァイル・アクセス制御部11,応用プログラム12およ
び図2におけるファイル格納位置制御部5はプロセッサ
13により実行されるモジュールである。バッファ4は
主記憶14内の一部の領域を割り当てて使用する。ファ
イル格納装置1は磁気ディスク装置を用いて構成してい
る。ファイル格納装置1は図3に示すとおり、セクタ2
0をアクセスの最小単位とし、複数のセクタからなるト
ラック21をヘッド22の位置合わせ操作の単位として
いる。すなわち、異なるトラック21に存在するセクタ
20のデータをアクセスするためには、ヘッド22を移
動するためのシーク動作を行なってからアクセスする。
コマンド処理部10は情報処理装置の利用者からのコマ
ンドを受け付けて実行するモジュールである。このコマ
ンドには、応用プログラム12の実行要求と作業ディレ
クトリの変更要求がある。
【0012】図1に示す第1の実施例の情報処理装置に
対して、利用者が応用プログラムの実行要求を行なう
と、応用プログラム12が起動されて実行を開始する。
この応用プログラム12がファイルに対してリード・ア
クセスする場合には、ファイル・アクセス制御部11に
リード・アクセス要求を発行することによりファイル・
アクセス制御部11が起動され、必要なファイル中のデ
ータをファイル格納装置1から主記憶14中のバッファ
4に転送するように制御が行なわれてリード・アクセス
が実行される。また、ファイルに対してライト・アクセ
スする場合には、ファイル・アクセス制御部11にライ
ト・アクセス要求を発行することによりファイル・アク
セス制御部11が起動され、主記憶14中のバッファ4
に存在するデータをファイル格納装置1中のファイルに
格納する様に制御が行なわれてライト・アクセスが実行
される。
【0013】本実施例による情報処理装置に対して、利
用者が作業ディレクトリの変更を要求すると、コマンド
処理部10がこの要求を受け付けて作業ディレクトリを
変更する。このとき、ディレクトリ変更認識部2では、
この作業ディレクトリ変更操作を認識し、変更先の作業
ディレクトリをプリフェッチ制御部3に通知するととも
に、これを起動する。プリフェッチ制御部3では、変更
先の作業ディレクトリに存在するファイルをファイル格
納装置1から読み出して主記憶14中のバッファ4に転
送する操作を行なう。この操作により作業ディレクトリ
上に存在するファイルのデータは主記憶14中のバッフ
ァ4に転送されるため、情報処理装置の利用者が作業デ
ィレクトリを変更した後で起動した応用プログラム12
が作業ディレクトリ上に存在するファイルに対してリー
ド・アクセスを行なった場合には、主記憶14中のバッ
ファ4に転送されているデータを参照すればよく、ファ
イル格納装置1にアクセスを行なう必要はない。従っ
て、応用プログラム12からのファイル・アクセスを高
速に行なうことが可能になる。
【0014】次に、第2の実施例の情報処理装置では、
ファイルの読み出し操作および作業ディレクトリの変更
操作は第1の実施例の情報処理装置と同様であるが、こ
の情報処理装置においては、応用プログラム12がファ
イルの書き込み要求をファイル・アクセス制御部11に
対して行なうと、ファイル・アクセス制御部11はファ
イル格納位置制御部5を起動し、バッファ4中のデータ
をファイル格納装置1に格納する際、書き込み対象ファ
イルと同一ディレクトリに存在するファイルが記録され
ているトラックと同一トラックもしくは近接するトラッ
ク中に格納するように制御を行なう。この結果、同一デ
ィレクトリに置かれているファイルはファイル格納装置
内で近接する位置に配置されることになるため、作業デ
ィレクトリの変更操作実行時に行われる変更先作業ディ
レクトリに存在するファイルの読み出し操作を高速に行
うことが可能になる。
【0015】以上に説明したとおり、本発明の主旨は、
階層構造を持たせてファイルを格納するファイル格納装
置1を有する情報処理装置において、作業ディレクトリ
を変更した際に、変更先のディレクトリに存在するファ
イルをバッファに転送することにより、応用プログラム
からのファイル・アクセスを高速化することである。従
って、本発明には、種々の実現方法が考えられることは
明かである。例えば、本実施例では、変更先のディレク
トリに存在するファイルの転送先は主記憶14中のバッ
ファ4であったが、ファイル格納装置1内に置かれた高
速メモリに転送する制御を行なう情報処理装置も本発明
に含まれる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、情
報処理装置の利用者が作業ディレクトリを変更した後で
起動した応用プログラムが作業ディレクトリ上に存在す
るファイルに対してリード・アクセスを行なった場合の
ファイル・アクセスを高速に行なうことが可能になる。
また、上記の効果に加え、作業ディレクトリの変更操作
実行時に行なわれる変更先作業ディレクトリに存在する
ファイルの読み出し操作を高速に行なうことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の第1の実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の情報処理装置の第2の実施例を示すブ
ロック図である。
【図3】図1,図2におけるファイル格納装置で使用す
る磁気ディスク装置のデータ記録媒体の一構成例を示す
図である。
【符号の説明】
1 ファイル格納装置 2 ディレクトリ変更認識部 3 プリフェッチ制御部 4 バッファ 5 ファイル格納位置制御部 10 コマンド処理部 11 ファイル・アクセス制御部 12 応用プログラム 13 プロセッサ 14 主記憶 20 セクタ 21 トラック 22 ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−308651(JP,A) 特開 平2−103618(JP,A) 特開 平3−125239(JP,A) 特開 平3−17751(JP,A) 特開 平1−290046(JP,A) 特開 平4−253234(JP,A) 特開 平4−235644(JP,A) 特開 昭57−103181(JP,A) 特開 昭63−286941(JP,A) 特開 昭63−5443(JP,A) 特開 昭64−88652(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層構造を持たせてファイルを格納する
    ファイル格納装置を有する情報処理装置において、作業
    ディレクトリの変更を認識するディレクトリ変更認識部
    と、ディレクトリ中のファイルをバッファに転送するプ
    リフェッチ制御部とを備え、前記作業ディレクトリを変
    更した際に変更先のディレクトリに存在するファイルを
    バッファに転送するプリフェッチ操作を行なうことを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 ファイル格納位置制御部を備え、同一デ
    ィレクトリに存在するファイルを前記ファイル格納装置
    内で近接する位置に配置する制御を行なうことにより1
    回のデータ転送操作で前記同一ディレクトリに存在する
    複数ファイル分の読み出し操作を可能にしたことを特徴
    とする請求項1記載の情報処理装置。
JP03064182A 1991-03-28 1991-03-28 情報処理装置 Expired - Lifetime JP3089683B2 (ja)

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JP03064182A JP3089683B2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 情報処理装置

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JPH04299433A JPH04299433A (ja) 1992-10-22
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