JP2560071Y2 - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
- Publication number
- JP2560071Y2 JP2560071Y2 JP1989139009U JP13900989U JP2560071Y2 JP 2560071 Y2 JP2560071 Y2 JP 2560071Y2 JP 1989139009 U JP1989139009 U JP 1989139009U JP 13900989 U JP13900989 U JP 13900989U JP 2560071 Y2 JP2560071 Y2 JP 2560071Y2
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- Japan
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- image forming
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- belt
- cartridge
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数の像形成体を用いてカラーのトナー画
像を合成する形式のカラー画像形成装置に関する。
像を合成する形式のカラー画像形成装置に関する。
複数の像形成体によるトナー像の重ね合わせによって
カラーの画像を合成するカラー画像形成装置の多くは電
子写真方式による画像の形成方式がとられている。第６
図にその一つのタイプのカラー画像形成装置の要部を示
す。
カラーの画像を合成するカラー画像形成装置の多くは電
子写真方式による画像の形成方式がとられている。第６
図にその一つのタイプのカラー画像形成装置の要部を示
す。
A,B,C,Dは画像処理順に並列配置された各画像形成部
であってそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、黒色の
各単色のトナー像を形成するユニットである。
であってそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、黒色の
各単色のトナー像を形成するユニットである。
各画像形成部はイエローのトナー像を形成する画像形
成部Ａに示すようにドラム状の像形成体１、帯電器２、
露光部３、現像器４それにクリーニング装置５の各像形
成手段をそれぞれ備えている。
成部Ａに示すようにドラム状の像形成体１、帯電器２、
露光部３、現像器４それにクリーニング装置５の各像形
成手段をそれぞれ備えている。
かかる構成にて先ず画像形成部Ａの像形成体１にイエ
ローのトナー像が形成される。このトナー像は搬送ベル
ト８によって矢示方向に搬送されて来る転写紙Ｐに対し
て転写器７の作用によって転写される。
ローのトナー像が形成される。このトナー像は搬送ベル
ト８によって矢示方向に搬送されて来る転写紙Ｐに対し
て転写器７の作用によって転写される。
この間に画像形成部Ｂにおいては像形成体上にマゼン
タのトナー像が形成され、前述した転写紙Ｐのイエロー
のトナー像に重ね合わせて転写される。同様にして画像
形成部Ｃによりシアンのトナー像が、さらに画像形成部
Ｄにより黒色のトナー像が順次重ね合わされて転写紙Ｐ
上にカラーのトナー像が合成される。
タのトナー像が形成され、前述した転写紙Ｐのイエロー
のトナー像に重ね合わせて転写される。同様にして画像
形成部Ｃによりシアンのトナー像が、さらに画像形成部
Ｄにより黒色のトナー像が順次重ね合わされて転写紙Ｐ
上にカラーのトナー像が合成される。
かくしてカラーのトナー像を合成した転写紙Ｐは搬送
ベルトにより継続して定着器６に搬送されてトナー画像
を固着してコピーを終了する。
ベルトにより継続して定着器６に搬送されてトナー画像
を固着してコピーを終了する。
前述した単色の各トナー像の重ね合わせに際しては、
第１に転写紙Ｐが転写部において各像形成体の周面に確
実に密着されることと、第２に転写紙Ｐが先行して転写
したトナー像を次の画像形成部の像形成体の回転周期に
対して正確なタイミングをもって搬送されることが必要
であって、そのため搬送ベルト８は各像形成体に対し適
度の圧接力をもって接すると同時に常に一定した速度を
もって搬送されることを要する。
第１に転写紙Ｐが転写部において各像形成体の周面に確
実に密着されることと、第２に転写紙Ｐが先行して転写
したトナー像を次の画像形成部の像形成体の回転周期に
対して正確なタイミングをもって搬送されることが必要
であって、そのため搬送ベルト８は各像形成体に対し適
度の圧接力をもって接すると同時に常に一定した速度を
もって搬送されることを要する。
また転写紙Ｐの搬送面はジャム処理その他のメンテナ
ンスの作業に際して容易に開放出来る構造が好ましく、
さらに各画像形成部や搬送ベルト８が着脱の容易な状態
に組込まれているのが望ましくある。
ンスの作業に際して容易に開放出来る構造が好ましく、
さらに各画像形成部や搬送ベルト８が着脱の容易な状態
に組込まれているのが望ましくある。
このような幾つかの課題に対してはすでに特開昭63−
118772,62−299977,62−141574号の各公報による提案が
なされているが、何れも搬送ベルトに大きな摩擦抵抗を
与えてその搬送性を低下させるものであったり、また画
像形成部や搬送ベルトの収納方式に関しても構造が複雑
で取扱い性に問題があったりして未だ実用に適した提案
がなされていなかった。
118772,62−299977,62−141574号の各公報による提案が
なされているが、何れも搬送ベルトに大きな摩擦抵抗を
与えてその搬送性を低下させるものであったり、また画
像形成部や搬送ベルトの収納方式に関しても構造が複雑
で取扱い性に問題があったりして未だ実用に適した提案
がなされていなかった。
本考案はこの点を解決して改良した結果、搬送ベルト
の搬送性を低下させることなく転写紙の像形成体に対す
る密着性を向上し、さらにその搬送面を簡易な操作によ
って開放することの出来るカラー画像形成装置の提供を
目的としたものである。
の搬送性を低下させることなく転写紙の像形成体に対す
る密着性を向上し、さらにその搬送面を簡易な操作によ
って開放することの出来るカラー画像形成装置の提供を
目的としたものである。
上記目的は、並列配置された像形成体群と各像形成体
上のトナー像を直接あるいは転写紙を介して転写・搬送
するベルト部材を有し、前記各像形成体は前記ベルト部
材に接触するように設けられているカラー画像形成装置
において、前記像形成体群とベルト部材とを一体化しカ
ートリッジとし、前記カートリッジはレール部材を備
え、前記装置本体に設けたガイド部材に沿って像形成体
の回転軸方向に引出し可能に設けられ、該引出し後、前
記カートリッジに一体に構成された像形成体群とベルト
部材とを分離交換可能としたことを特徴とするカラー画
像形成装置によって達成される。
上のトナー像を直接あるいは転写紙を介して転写・搬送
するベルト部材を有し、前記各像形成体は前記ベルト部
材に接触するように設けられているカラー画像形成装置
において、前記像形成体群とベルト部材とを一体化しカ
ートリッジとし、前記カートリッジはレール部材を備
え、前記装置本体に設けたガイド部材に沿って像形成体
の回転軸方向に引出し可能に設けられ、該引出し後、前
記カートリッジに一体に構成された像形成体群とベルト
部材とを分離交換可能としたことを特徴とするカラー画
像形成装置によって達成される。
本考案にかかわるカラー画像形成装置の実施例を第１
図ないし第５図に示す。
図ないし第５図に示す。
第１図は像形成体上のトナー像を直接転写紙に転写す
る形式の装置Ｉの概要を示すもので、装置本体のほぼ中
央部には水平方向に４組の画像形成部10A,10B,10Cおよ
び10Dが並列配置され、各画像形成部の下方には転写紙
への画像転写とその搬送をつかさどる転写搬送手段が設
けられている。
る形式の装置Ｉの概要を示すもので、装置本体のほぼ中
央部には水平方向に４組の画像形成部10A,10B,10Cおよ
び10Dが並列配置され、各画像形成部の下方には転写紙
への画像転写とその搬送をつかさどる転写搬送手段が設
けられている。
前記各画像形成部は、画像形成部10Aの例に示すよう
に、像形成体たる感光体ドラム11を中央に置きその周縁
に帯電器12、露光部13さらに現像器14とクリーニング装
置15を配置したものから構成されるものであるが、現像
器14に関しては各画像形成部によってトナーの色を異に
していて、画像形成部10Aにはイエロー、10Bにはマゼン
タ、10Cにはシアンそして10Dには黒色の各トナーを収容
した現像器が使用される。
に、像形成体たる感光体ドラム11を中央に置きその周縁
に帯電器12、露光部13さらに現像器14とクリーニング装
置15を配置したものから構成されるものであるが、現像
器14に関しては各画像形成部によってトナーの色を異に
していて、画像形成部10Aにはイエロー、10Bにはマゼン
タ、10Cにはシアンそして10Dには黒色の各トナーを収容
した現像器が使用される。
一方前記転写搬送手段は４個の転写器17A,17B,17C,17
Dと回動ローラ19Aと19Bに張架したベルト部材たる搬送
ベルト18とから構成される。
Dと回動ローラ19Aと19Bに張架したベルト部材たる搬送
ベルト18とから構成される。
前記各転写器は各感光体ドラムの下部周面に対向して
配置されてドラム周面との間に画像の転写部を形成し、
前記搬送ベルト18は回動ローラ19Aの回転駆動によって
給紙される転写紙Ｐを前記の転写部へ、さらに転写を終
えた転写部Ｐを定着部16へと搬送する。
配置されてドラム周面との間に画像の転写部を形成し、
前記搬送ベルト18は回動ローラ19Aの回転駆動によって
給紙される転写紙Ｐを前記の転写部へ、さらに転写を終
えた転写部Ｐを定着部16へと搬送する。
さらに、各転写部近くの搬送ベルト18の内周面に回動
自在な回転ローラ20A,20B,20Cおよび20Dを設けていて、
該各回転ローラの上方への押圧によって搬送ベルト18の
外周面が各感光体ドラムの周面に円弧状に接触されてい
る。ドラム面に圧接された搬送ベルト18はさらにテンシ
ョンローラ21の作用によって常に緊張状態とされてい
る。
自在な回転ローラ20A,20B,20Cおよび20Dを設けていて、
該各回転ローラの上方への押圧によって搬送ベルト18の
外周面が各感光体ドラムの周面に円弧状に接触されてい
る。ドラム面に圧接された搬送ベルト18はさらにテンシ
ョンローラ21の作用によって常に緊張状態とされてい
る。
装置右側の給紙装置（図示せず）より転写紙Ｐが搬出
されてセンサ22によって検知されると各画像形成部の感
光体ドラムが時計方向に、前記搬送ベルト18が反時計方
向にそれぞれ回転あるいは搬送を始める。
されてセンサ22によって検知されると各画像形成部の感
光体ドラムが時計方向に、前記搬送ベルト18が反時計方
向にそれぞれ回転あるいは搬送を始める。
センサ24Aが転写紙Ｐの先端を検知すると画像形成部1
0Aにおいては、帯電器12が作用して感光体ドラム11の周
面に電荷を印加し、次いで別体のレーザ書込み装置より
第１の色すなわちイエローの画像信号を受けた露光部13
からレーザビームが投射されてドラム周面にイエローの
画像に対応する静電潜像が形成される。
0Aにおいては、帯電器12が作用して感光体ドラム11の周
面に電荷を印加し、次いで別体のレーザ書込み装置より
第１の色すなわちイエローの画像信号を受けた露光部13
からレーザビームが投射されてドラム周面にイエローの
画像に対応する静電潜像が形成される。
この潜像は現像器14によってイエローのトナー像とさ
れ、その画像形成に同期するようタイミングローラ23に
よって給送される転写紙Ｐに転写される。
れ、その画像形成に同期するようタイミングローラ23に
よって給送される転写紙Ｐに転写される。
同様にしてセンサ24Bがイエローのトナー像の転写を
受けた転写紙Ｐの先端を検知すると、画像形成部10Bに
おいてはドラム周面上に第２の色すなわちマゼンタのト
ナー像が形成されて搬送ベルト18によって搬送されて来
た転写紙Ｐの画像面に重ね合わせて転写される。
受けた転写紙Ｐの先端を検知すると、画像形成部10Bに
おいてはドラム周面上に第２の色すなわちマゼンタのト
ナー像が形成されて搬送ベルト18によって搬送されて来
た転写紙Ｐの画像面に重ね合わせて転写される。
以下継続して画像形成部10Cおよび10Dによりそれぞれ
シアンおよび黒色のトナー像が重ね合わせて転写されて
その結果転写紙Ｐにカラーのトナー像が合成される。
シアンおよび黒色のトナー像が重ね合わせて転写されて
その結果転写紙Ｐにカラーのトナー像が合成される。
かくして転写を終了した転写紙Ｐは搬送ベルト18の搬
送作用によって定着部16に給送され、排紙ローラ25を介
して装置左側の排紙トレイ26上に排出される。
送作用によって定着部16に給送され、排紙ローラ25を介
して装置左側の排紙トレイ26上に排出される。
この間転写紙Ｐは吸着用帯電器27の放電により搬送ベ
ルト18の外周面に吸着状態とされるので、前記各回転ロ
ーラの押圧により湾曲しても密着性を失わず画像形成の
タイミングに同期して搬送される。
ルト18の外周面に吸着状態とされるので、前記各回転ロ
ーラの押圧により湾曲しても密着性を失わず画像形成の
タイミングに同期して搬送される。
一方搬送ベルト18については前記の各回転ローラの設
置により各感光体ドラムの周面に沿う形で圧接される
が、各回転ローラは自由に自転出来るので大きな摩擦抵
抗が生ぜず、従って常に安定した所定の速度をもって搬
送される。
置により各感光体ドラムの周面に沿う形で圧接される
が、各回転ローラは自由に自転出来るので大きな摩擦抵
抗が生ぜず、従って常に安定した所定の速度をもって搬
送される。
なおトナー像の転写を終了した転写紙Ｐは除電器28に
よって除電され、吸着力を消去して搬送ベルト18より容
易に分離して定着部16へと給送される。
よって除電され、吸着力を消去して搬送ベルト18より容
易に分離して定着部16へと給送される。
また第２図は像形成体上のトナー像を一旦ベルト部材
に転写し、これをさらに転写紙に転写する形式の装置II
を示したもので、この場合前記のベルト部材としてはト
ナー像の転写の可能な転写ベルト118が用いられる。
に転写し、これをさらに転写紙に転写する形式の装置II
を示したもので、この場合前記のベルト部材としてはト
ナー像の転写の可能な転写ベルト118が用いられる。
装置IIにおいては前記装置Ｉ同様のイエロー、マゼン
タ、シアンおよび黒色の各トナー像を形成する各画像形
成部110A,110B,110Cおよび110Dが並列配置され、その下
方には装置Ｉにおける搬送ベルト18に替わって前述の転
写ベルト118が配置される。
タ、シアンおよび黒色の各トナー像を形成する各画像形
成部110A,110B,110Cおよび110Dが並列配置され、その下
方には装置Ｉにおける搬送ベルト18に替わって前述の転
写ベルト118が配置される。
前記各画像形成部は、装置Ｉにおける場合と同様のプ
ロセスによって各感光体ドラム111の周面に単色のトナ
ー像を形成し、これを各トナー像に同期して回動する前
記転写ベルト118上に順次転写してカラーのトナー像を
合成する。
ロセスによって各感光体ドラム111の周面に単色のトナ
ー像を形成し、これを各トナー像に同期して回動する前
記転写ベルト118上に順次転写してカラーのトナー像を
合成する。
一方これに並行して給紙カセット120からは給紙ロー
ラ121の回転によって転写紙Ｐが搬出され転写器122の構
成する転写部へと搬送される。
ラ121の回転によって転写紙Ｐが搬出され転写器122の構
成する転写部へと搬送される。
この際転写紙Ｐは転写ベルト118上のトナー像に同期
するようタイミングローラ123の作用によって給紙時期
を調整して給紙される。
するようタイミングローラ123の作用によって給紙時期
を調整して給紙される。
トナー像の転写を受けた転写紙Ｐは定着部116に給送
され、トナー像を固着したのち排紙ローラ125を介して
装置上部の排紙トレイ126上に排出され、一方転写ベル
ト118はクリーニング装置124において残留トナーを除去
される。
され、トナー像を固着したのち排紙ローラ125を介して
装置上部の排紙トレイ126上に排出され、一方転写ベル
ト118はクリーニング装置124において残留トナーを除去
される。
装置Ｉおよび装置IIにおける各画像形成部と各転写搬
送手段はそれぞれユニット化された上で一体のカートリ
ッジ内に収められ、それぞれの装置に対し容易に着脱さ
れるようになっている。
送手段はそれぞれユニット化された上で一体のカートリ
ッジ内に収められ、それぞれの装置に対し容易に着脱さ
れるようになっている。
第３図ないし第５図は前記装置Ｉに収納されるカート
リッジ30の形式、構造を示したもので、該カートリッジ
30は左右の側壁のレール部材Ｒを備え装置本体に設けた
ガイド部材Ｇに対し正面よりスライドして挿脱すること
によって装置Ｉに着脱される。装置IIについても同様形
式、構造のカートリッジが使用される。
リッジ30の形式、構造を示したもので、該カートリッジ
30は左右の側壁のレール部材Ｒを備え装置本体に設けた
ガイド部材Ｇに対し正面よりスライドして挿脱すること
によって装置Ｉに着脱される。装置IIについても同様形
式、構造のカートリッジが使用される。
前記カートリッジ30においては搬送ベルト18を含む転
写搬送手段が固定した状態に組込まれ、一方前記の各画
像形成部10A,10B,10Cおよび10Dがそれぞれ独立した画像
形成ユニット31A,31B,31Cおよび31Dとして着脱可能に組
込まれる。
写搬送手段が固定した状態に組込まれ、一方前記の各画
像形成部10A,10B,10Cおよび10Dがそれぞれ独立した画像
形成ユニット31A,31B,31Cおよび31Dとして着脱可能に組
込まれる。
すなわち、画像形成ユニット31Bを例として示すよう
に各ユニットはカートリッジ30の備える左右の案内板33
に沿って収納され頂部の取手を兼ねる折曲げ部32をカー
トリッジ30の上縁に係止した位置でロック装置（図示せ
ず）により固定される。
に各ユニットはカートリッジ30の備える左右の案内板33
に沿って収納され頂部の取手を兼ねる折曲げ部32をカー
トリッジ30の上縁に係止した位置でロック装置（図示せ
ず）により固定される。
従って各画像形成ユニットはロックを解除するのみで
装置本体より容易に分離して交換することが可能であ
り、一方搬送ベルト18に関しても各画像形成ユニットを
分離した状態で容易に取外すことが出来、またカートリ
ッジ30ごとの交換も可能となる。
装置本体より容易に分離して交換することが可能であ
り、一方搬送ベルト18に関しても各画像形成ユニットを
分離した状態で容易に取外すことが出来、またカートリ
ッジ30ごとの交換も可能となる。
第４図および第５図は上下に２分割することの出来る
形式のカートリッジ40および50を示したものである。第
４図においてはカートリッジ40は各画像形成部10A,10B,
10Cおよび10Dを収納した上部枠体41を搬送ベルト18を含
む転写搬送手段を収容する下部枠体42に対し蝶番H1を介
して開放出来るようにしたものである。前記上部枠体41
はステー等の部材によってその開放位置に支持され、ま
た閉蓋した場合には係止装置（図示せず）により固定さ
れて前記下部枠体42と一体となり単体のカートリッジ40
として前記カートリッジ30と同様レール部材Ｒを介して
装置本体に着脱される。
形式のカートリッジ40および50を示したものである。第
４図においてはカートリッジ40は各画像形成部10A,10B,
10Cおよび10Dを収納した上部枠体41を搬送ベルト18を含
む転写搬送手段を収容する下部枠体42に対し蝶番H1を介
して開放出来るようにしたものである。前記上部枠体41
はステー等の部材によってその開放位置に支持され、ま
た閉蓋した場合には係止装置（図示せず）により固定さ
れて前記下部枠体42と一体となり単体のカートリッジ40
として前記カートリッジ30と同様レール部材Ｒを介して
装置本体に着脱される。
なお各画像形成部はさらに第３図に示した前記のカー
トリッジ30の例のようにそれぞれユニット化した状態で
上部枠体41に対し自由に挿脱出来るよう構成することも
可能である。
トリッジ30の例のようにそれぞれユニット化した状態で
上部枠体41に対し自由に挿脱出来るよう構成することも
可能である。
一方第５図においてはカートリッジ50は搬送ベルト18
を含む転写搬送手段を収容する下部枠体51を各画像形成
部を収納した上部枠体52に対し蝶番H2を介して開放する
ようにしたものである。この場合にも下部枠体51はステ
ー等によって支持され、閉蓋時には上部枠体52によって
係止され、また各画像形成部それぞれをユニット化した
上で上部枠体52に挿脱させることも出来る。
を含む転写搬送手段を収容する下部枠体51を各画像形成
部を収納した上部枠体52に対し蝶番H2を介して開放する
ようにしたものである。この場合にも下部枠体51はステ
ー等によって支持され、閉蓋時には上部枠体52によって
係止され、また各画像形成部それぞれをユニット化した
上で上部枠体52に挿脱させることも出来る。
本考案は、並列配置した複数の像形成体により転写紙
上に順次トナー像を重ね合わせて転写する形式のカラー
画像形成装置において、簡易な部材の使用による転写材
の正確な搬送と画像の確実な転写とさらに容易な操作に
よる転写搬送面の全面的な開放を実現したもので、その
結果として画質に優れしかもジャム処理、メンテナンス
等の作業も容易である実用上有用なカラー画像形成装置
が提供されることとなった。
上に順次トナー像を重ね合わせて転写する形式のカラー
画像形成装置において、簡易な部材の使用による転写材
の正確な搬送と画像の確実な転写とさらに容易な操作に
よる転写搬送面の全面的な開放を実現したもので、その
結果として画質に優れしかもジャム処理、メンテナンス
等の作業も容易である実用上有用なカラー画像形成装置
が提供されることとなった。
第１図および第２図は本考案のカラー画像形成装置の概
要を示す断面構成図、第３図，第４図および第５図は前
記装置に収容される各カートリッジの正面図、第６図は
像形成体と転写搬送手段との関係を示す説明図。 10A,10B,10C,10D,110A,110B,110C,110D……画像形成部 11,111……感光ドラム、12……帯電器 13……露光部、14……現像器 15……クリーニング装置、16,116……定着部 17A,17B,17C,17D……転写器 18……搬送ベルト、19A,19B……回動ローラ 20A,20B,20C,20D……回転ローラ 21……テンションローラ 22A,22B,22C,22D……センサ 30,40,50……カートリッジ 41,52……上部枠体、42,51……下部枠体 118……転写ベルト、Ｒ……レール部材 Ｇ……ガイド部材、H1,H2……蝶番 Ｐ……転写紙
要を示す断面構成図、第３図，第４図および第５図は前
記装置に収容される各カートリッジの正面図、第６図は
像形成体と転写搬送手段との関係を示す説明図。 10A,10B,10C,10D,110A,110B,110C,110D……画像形成部 11,111……感光ドラム、12……帯電器 13……露光部、14……現像器 15……クリーニング装置、16,116……定着部 17A,17B,17C,17D……転写器 18……搬送ベルト、19A,19B……回動ローラ 20A,20B,20C,20D……回転ローラ 21……テンションローラ 22A,22B,22C,22D……センサ 30,40,50……カートリッジ 41,52……上部枠体、42,51……下部枠体 118……転写ベルト、Ｒ……レール部材 Ｇ……ガイド部材、H1,H2……蝶番 Ｐ……転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 師田 忍 審判官 高橋 武彦 審判官 市野 要助 (56)参考文献 特開 昭63−256970（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−191050（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−60942（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−28869（ＪＰ，Ｕ)
Claims (3)
- 【請求項１】並列配置された像形成体群と各像形成体上
のトナー像を直接あるいは転写紙を介して転写・搬送す
るベルト部材を有し、前記各像形成体は前記ベルト部材
に接触するように設けられているカラー画像形成装置に
おいて、 前記像形成体群とベルト部材とを一体化してカートリッ
ジとし、 前記カートリッジはレール部材を備え、前記装置本体に
設けたガイド部材に沿って像形成体の回転軸方向に引出
し可能に設けられ、 該引出し後、前記カートリッジに一体に構成された像形
成体群とベルト部材とを分離交換可能としたことを特徴
とするカラー画像形成装置。 - 【請求項２】該引出し後、前記像形成体群を上方に分離
可能としたことを特徴とする請求項１記載のカラー画像
形成装置。 - 【請求項３】該引出し後、前記ベルト部材を下方に分離
可能にしたことを特徴とする請求項１記載のカラー画像
形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989139009U JP2560071Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989139009U JP2560071Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | カラー画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0377940U JPH0377940U (ja) | 1991-08-06 |
| JP2560071Y2 true JP2560071Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=31686080
Family Applications (1)
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| JP (1) | JP2560071Y2 (ja) |
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-
1989
- 1989-11-30 JP JP1989139009U patent/JP2560071Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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