JP2559791Y2 - クロック発生回路 - Google Patents

クロック発生回路

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JP2559791Y2
JP2559791Y2 JP5694190U JP5694190U JP2559791Y2 JP 2559791 Y2 JP2559791 Y2 JP 2559791Y2 JP 5694190 U JP5694190 U JP 5694190U JP 5694190 U JP5694190 U JP 5694190U JP 2559791 Y2 JP2559791 Y2 JP 2559791Y2
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clock
synchronization signal
circuit
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shift register
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正継 上村
昇治 藤本
宏 小脇
俊孝 大和
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 本考案は、入力信号のm倍の周波数を有するクロック
発生回路に関し、 異なる周期の入力信号に対応できる汎用性を持ち、し
かもPLLのようなアナログ要素を用いずに構成可能にす
ることを目的とし、 入力するシステムクロックと、該クロックに同期した
データのブロックを区別する同期信号とから該同期信号
のm倍の周波数を有する内部クロックを作成するクロッ
ク発生回路であって、該同期信号をシステムクロックで
シフトするm・aビットのシフトレジスタと、前記同期
信号の長さを前記システムクロックで計数し、その計数
値を逓倍数で割算した商を求めるセレクト信号発生回路
と、前記セレクト信号発生回路から前記商に関する信号
が入力されることにより、前記シフトレジスタの複数の
並列出力の中から初項1で前記商を公差とした等差級数
の各値に対応する出力を選択するセレクタ回路と、該セ
レクタ回路の出力に順番に現われるエッジで前記内部ク
ロックを交互に反転させるロジック回路とを備えるよう
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、入力信号のm倍の周波数を有するクロック
発生回路に関する。
オーバサンプルフィルタは入力同期信号をm逓倍した
内部クロックを用いて動作するが、ソースが異なると同
期信号の周期が異なるため、その対策が必要になる。
〔従来の技術〕
上述したオーバサンプルフィルタの入力同期信号に限
らず、周期が異なる入力信号のm倍の周波数を有するク
ロックをそれぞれ発生するには、PLL(位相同期ルー
プ)を用いて汎用性を持たせるか、個々の周期の入力
信号に対応した回路を用意する必要がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、のPLL方式はLPFやVCOのようなアナ
ログ要素が必要であるため、他のデジタル回路と同一チ
ップ上に混載することが難しい。これに対し、の個別
方式は各回路をデジタル要素で構成できるので他回路と
の整合性が良いが、ソース別に専用の回路を必要とする
欠点がある。
本考案は、異なる周期の入力信号に対応できる汎用性
を持ち、しかもアナログ要素を用いずに構成可能にする
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理図で、1は同期信号SYNCをシス
テムクロックSCLKでシフトするシフトレジスタである。
同期信号SYNCの周波数をfSYNC、システムクロックSCLK
の周波数をfSCLKとしたとき、考えられる入力はfSCLK
/(2・fSYNC)=m・aで表される。mは逓倍数であ
り、aはこの関係が成立するときの倍数で正の整数であ
る。従って、シフトレジスタ1のビット数は、このm・
a以上あればよいことになる。図示のシフトレジスタ1
はm=4,a=2の8ビットの場合である。
2は同期信号SYNCの長さ(デューティ50%として例え
ばH区間の長さ)をシステムクロックSCLKをカウンタで
計数して求め、その計数値Aを逓倍数mで割算した商M
=A/mを求め、この商Mに対応するセレクト信号を出力
するセレクト信号発生回路、3はセレクト信号発生回路
2からのセレクト信号によって、前記シフトレジスタの
複数の並列出力のそれぞれに設けられた任意のゲートを
開閉し、シフトレジスタの複数の並列出力の中から初項
1で前記商Mを公差とする等差級数に該当する出力を選
択して出力するセレクタ回路、4はこのセレクタ回路3
の出力に順番に現われるエッジで内部クロックSYNC4
(一般にはSYNCm)を交互に反転させるロジック回路で
ある。
〔作用〕
第2図は第1図の動作を示すタイムチャートである。
同期信号SYNCはLでRch、HでLchを示し、デューティ50
%で交互に反転する。本例の同期信号SYNCはシステムク
ロックSCLKの8ビット分であるので、セレクト信号発生
回路2で得られる商MはA/m=8/4=2となる。このため
セレクタ回路3はシフトレジスタ1の並列出力から1,3,
5,7番目の出力を選択して4ビット(一般にはmビッ
ト)の端子01〜04に出力する。
ロジック回路4はこのセレクタ回路3の出力01〜04を
合成して内部クロックSYNC4を作成するが、その原理は
出力01〜04に順番に現われるエッジで内部クロックSYNC
4を交互に反転するようにする。第2図に示すようにシ
フトレジスタ1の出力は1,2,3,……の順に変化するの
で、セレクタ回路3の出力も01,02,03……の順に変化す
る。従って、ロジック回路4は01のエッジでSYNC4を反
転したら次は02のエッジでSYNC4を反転し、以下同様の
動作を継続する。このことにより内部クロックSYNC4は
同期信号SYNCをm逓倍したものとなる。つまり、図示の
例はm=4であったが、m=2にするとM=A/m=8/2=
4となるため、セレクタ回路3はシフトレジスタ1の出
力を1,5,9(1),13(5),……の等差級数で選択する
ため、このときの内部クロックSYNC2はSYNCを2逓倍し
たものとなる。また、A=16の同期信号が入力するとm
=4ではM=16/4=4となるため、M=8,m=2の場合
と同様の結果になり、A=8と同じ回路構成でA=16の
4逓倍のクロックが得られる。
内部クロックSYNC4はシステムクロックSCLKに同期し
ている。これは図示せぬデータがシステムクロックSCLK
にビット対応で同期しているためである。
ロジック回路4はエッジ検出回路とSYNC反転回路の組
合せでも構成できるが、図示の例では簡単なゲート群で
構成している。つまり、G1,G2はEOR(排他的論理和)ゲ
ート、G3はゲートG1,G2の出力を時系列に合成するオア
ゲートであり、EORゲートG1,G2は一方の入力で他方の入
力のエッジの反転/非反転を制御し、最終出力SYNC4の
エッジが出力1,3,5,7のエッジの時間情報を持ちながら
その極性がSYNC4用に調整されるようにしている。
〔実施例〕
第3図および第4図は本考案の実施例を示す構成図
で、第3図はセレクト信号発生回路2の構成図、第4図
はセレクタ回路の構成図である。
セレクト信号発生回路2は同期信号SYNCのH区間をシ
ステムクロックSCLKでカウントするカウンタ21と、その
出力(カウンタ値A)を保持するラッチ22と、このラッ
チ22の出力をデコードしてa本の出力のうち(左から)
M番目の出力だけをH(選択レベル)にするデコーダ23
とからなる。Mはカウンタ値Aを逓倍数mで割った値で
あるが、この割算はmが2αの形で場合は、例えばラッ
チ22でカウンタ値Aをαビットシフトするだけの処理で
済む。
第1図に示すセレクタ回路3は、この場合maビットの
シフトレジスタの出力を、aビットずつ入力とする(m
−1)個のセレクタ32〜3mを有する。そして、このセレ
クタ32〜3mのそれぞれには、第3図のデコーダ23の出
力、つまり、a本の出力のうち左からM番目をHとした
出力が入力される。
このようにセレクタ32〜3mは、このMを示すセレクト
信号を受けて、入力されるシフトレジスタ出力のM番目
を選択するようになっている。
次に、セレクタ32〜3mが、シフトレジスタ出力を等差
級数の各値で選択するため、シフトレジスタ出力は次の
ようにセレクタ32〜3mに入力される。
先ず、シフトレジスタの出力1は、セレクタを介さず
そのまま01に出力する。
次に、セレクタ32は、シフトレジスタの出力2から公
差1で続くaビットの出力、2,3,4,5,・・・(a+1)
を入力とし、その入力のM番目を選択して02に出力す
る。
また、セレクタ33は、シフトレジスタの出力3から公
差2で続くaビットの出力、3,5,7,9,・・・(2a+1)
を入力とし、その入力のM番目を選択して03に出力す
る。以下同様に最初の出力と公差を1ずつ増やし、最後
のセレクタ3mでは出力mから公差(m−1)で続くaビ
ットの出力m,m+(m−1),m+2(m−1),……m
+(a−1)(m−1)=(m−1)a+1を入力と
し、そのM番目を選択して0mに出力する。尚、出力01は
出力1から公差0で続くaビットの出力1,1,1,……1の
1つということになるので、セレクタは不用である。
セレクタ32〜3mはいずれもa個のゲートG11〜G1aで入
力を選択するが、どのゲートを開くかは第3図のデコー
ド23の出力で自動的に決定される。つまり、M=1のと
きはG11が開となり、M=2のときはG12が開となり、…
…M=aのときはG1aが開となる。下表にMの値と出力0
1〜0mの関係を示す。
同期信号SYNCは、A/C変換値やPCMデータの場合には16
ビット、CDの場合は24ビット、DATの場合は32ビットと
データ長が異なるためその長さも異なるが、本考案の回
路を用いればどの同期信号が入力してもそのm逓倍のク
ロックを発生することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、16ビット、24ビッ
ト、32ビットで同期信号が異なるが、どの同期信号が入
力されてもそのm逓倍のクロックを発生することができ
るので、クロック発生回路に汎用性を持たせることがで
き、しかもアナログ要素を用いることなく構成できるの
で、他のデジタル回路と同一チップに混載できる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理図、 第2図は第1図のタイムチャート、 第3図はセレクト信号発生回路の構成図、 第4図はセレクタ回路の構成図である。 図中、1はシフトレジスタ、2はセレクト信号発生回
路、3はセレクタ回路、4はロジック回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大和 俊孝 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28 号 富士通テン株式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力するシステムクロック(SCLK)と、該
    クロックに同期したデータのブロックを区別する同期信
    号(SYNC)とから該同期信号のm倍の周波数を有する内
    部クロック(SYNCm)を作成するクロック発生回路であ
    って、 該同期信号(SYNC)をシステムクロック(SCLK)でシフ
    トするm・aビットのシフトレジスタ(1)と、 前記同期信号(SYNC)の長さを前記システムクロック
    (SCLK)をカウンタで計数して求め、その計数値(A)
    を逓倍数(m)で割算した商(M=A/m)を求め、この
    商(M)に対応するセレクト信号を出力するセレクト信
    号発生回路(2)と、 前記セレクト信号発生回路(2)からのセレクト信号に
    よって、前記シフトレジスタの複数の並列出力のそれぞ
    れに設けられた任意のゲートを開閉し、シフトレジスタ
    の複数の並列出力の中から初項1で前記商(M)を公差
    とする等差級数に該当する出力を選択して出力するセレ
    クタ回路(3)と、 該セレクタ回路の出力に順番に現れるエッジで前記内部
    クロック(SYNCm)を交互に反転させるロジック回路
    (4)とを備えることを特徴とするクロック発生回路。
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