JP2559365B2 - 無限軌道型モ−ルド - Google Patents
無限軌道型モ−ルドInfo
- Publication number
- JP2559365B2 JP2559365B2 JP60502300A JP50230085A JP2559365B2 JP 2559365 B2 JP2559365 B2 JP 2559365B2 JP 60502300 A JP60502300 A JP 60502300A JP 50230085 A JP50230085 A JP 50230085A JP 2559365 B2 JP2559365 B2 JP 2559365B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- endless track
- plate
- chamfered
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/0648—Casting surfaces
- B22D11/0657—Caterpillars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Cookers (AREA)
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明は連続金属鋳造用機械の無限軌道型モールドの
モールドリンクに関し，上記モールドリンクにモールド
の実際作業面を形成する板を有するものに関する。
モールドリンクに関し，上記モールドリンクにモールド
の実際作業面を形成する板を有するものに関する。
この種の鋳造機械は現在ではアルミニウム及び鋼板の
連続鋳造用として使用が増大している。しかし，此の機
械は他の金属の鋳造にも使用し得る。溶融金属は樋を経
てとりべに導かれ，ここからノズルを通って無限軌道型
モールド間のモールドリンク間隙に流れる。この無限軌
道型モールドを簡単に説明すれば，上下のベルトを有
し，ベルト上に複数のブロック状のモールドリンクを配
置する。モールド間隙の実際部分ではモールドリンクは
互いに密接する。これに対して曲線部分では他いに広く
開く。モールド間隙を冷却する装置，特にモールドの作
業面を冷却する装置を有する。モールド間隙ではこの作
業面の温度は約400℃に達し，再びモールド間隙に入る
前に約80−100℃に冷却される。容易に判る通り，短い
距離でのこのような温度変化はモールド作業面又は作業
面を支持する板に極めて大きな熱応力を生ずる。これは
実際上凡ての方向での熱変形を生ずる。
連続鋳造用として使用が増大している。しかし，此の機
械は他の金属の鋳造にも使用し得る。溶融金属は樋を経
てとりべに導かれ，ここからノズルを通って無限軌道型
モールド間のモールドリンク間隙に流れる。この無限軌
道型モールドを簡単に説明すれば，上下のベルトを有
し，ベルト上に複数のブロック状のモールドリンクを配
置する。モールド間隙の実際部分ではモールドリンクは
互いに密接する。これに対して曲線部分では他いに広く
開く。モールド間隙を冷却する装置，特にモールドの作
業面を冷却する装置を有する。モールド間隙ではこの作
業面の温度は約400℃に達し，再びモールド間隙に入る
前に約80−100℃に冷却される。容易に判る通り，短い
距離でのこのような温度変化はモールド作業面又は作業
面を支持する板に極めて大きな熱応力を生ずる。これは
実際上凡ての方向での熱変形を生ずる。
板の曲りに対処するためには，例えば特に板の極めて
大きな応力を受ける部分を支持するクランプ装置に板を
取付ける。板は更にモールド間隙内で約400℃に加熱さ
れた時に膨張し，このため，高品質面を生産するために
最初から極めて密接していた２枚の板は互いに大きな力
で強く押圧する。この結果は互いに接触する長手方向の
縁部が作業面で降伏して押上げられ，モールド間隙に向
かうぎざぎざの輪郭を形成する。この変形は鋳造したス
トリップの面に転写されて面の品質を悪化する。
大きな応力を受ける部分を支持するクランプ装置に板を
取付ける。板は更にモールド間隙内で約400℃に加熱さ
れた時に膨張し，このため，高品質面を生産するために
最初から極めて密接していた２枚の板は互いに大きな力
で強く押圧する。この結果は互いに接触する長手方向の
縁部が作業面で降伏して押上げられ，モールド間隙に向
かうぎざぎざの輪郭を形成する。この変形は鋳造したス
トリップの面に転写されて面の品質を悪化する。
本発明の目的は上述の形式のモールドリンクを提供
し，モールドの作業面が変形せず，このため鋳造ストリ
ップの面の対応する傷の発生を避け得るようにするにあ
る。
し，モールドの作業面が変形せず，このため鋳造ストリ
ップの面の対応する傷の発生を避け得るようにするにあ
る。
発明の開示 上述の目的を達成するため、本発明の無限軌道型モー
ルドは、細長い金属片を連続的に鋳造するための鋳造機
に使用される無限軌道型モールドであって、前記無限軌
道型モールドは、ベルトと、前記ベルトに取り付けられ
た複数のモールド・リンクとを有し、前記モールド・リ
ンクは前記モールドの作業面を作成する板を有し、前記
板は前記作業面に隣接する位置に縁部を有する、前記無
限軌道型モールドにおいて、前記板の前記縁部のうちの
少なくとも一つは前記モールドの作業面に向かって面取
りされた面取り縁部によって構成され、前記面取り縁部
は、前記モールド・リンクが加熱され膨張したとき、隣
接する前記モールド・リンクの間に前記作業面上に突出
する突起が生じないように機能し、これにより前記モー
ルド・リンクによって搬送される前記細長い金属片の表
面に傷が付かないようにしたことを特徴とする。
ルドは、細長い金属片を連続的に鋳造するための鋳造機
に使用される無限軌道型モールドであって、前記無限軌
道型モールドは、ベルトと、前記ベルトに取り付けられ
た複数のモールド・リンクとを有し、前記モールド・リ
ンクは前記モールドの作業面を作成する板を有し、前記
板は前記作業面に隣接する位置に縁部を有する、前記無
限軌道型モールドにおいて、前記板の前記縁部のうちの
少なくとも一つは前記モールドの作業面に向かって面取
りされた面取り縁部によって構成され、前記面取り縁部
は、前記モールド・リンクが加熱され膨張したとき、隣
接する前記モールド・リンクの間に前記作業面上に突出
する突起が生じないように機能し、これにより前記モー
ルド・リンクによって搬送される前記細長い金属片の表
面に傷が付かないようにしたことを特徴とする。
一方又は双方の縁部を面取りした斜面とする簡単な手
段による効果は，通常は銅とした作業面が膨張した時に
は縁部は降伏しても鋳造されるストリップに転写される
突出部を生ずることはない。
段による効果は，通常は銅とした作業面が膨張した時に
は縁部は降伏しても鋳造されるストリップに転写される
突出部を生ずることはない。
好適な例で，面取りの深さは約5/100mmとする。
図面の簡単な説明 本発明の利点と細部とを明らかにするための例示とし
た実施例並びに図面について説明する。
た実施例並びに図面について説明する。
第１図は無限軌道型モールド列の一部の側面図， 第２図はモールドリンクの一部の斜視図である。
発明を実施するための最良の形態 金属連続鋳造のためのストリッウ鋳造機は，簡単のた
め図示しないが,2本の互いに対向するベルト１が付いて
いる無限軌道型モールドを有する。第１図にはモールド
リンク２を取付けた一方のベルト１を示す。
め図示しないが,2本の互いに対向するベルト１が付いて
いる無限軌道型モールドを有する。第１図にはモールド
リンク２を取付けた一方のベルト１を示す。
このモールドリンク２はベルト１から支持ブロック３
を介して懸吊する。支持ブロックに取外し可能に取付け
たクランプ装置４は図示しない複数の個々の部材から成
る。このクランプ装置４は板５の熱変形に対処する。板
５の面はモールドの実際作業面６を形成する。板５の両
長手縁部７は，第１図に示す通りモールドの作業面６に
向けて面取りする。第２図の拡大図に示す通り，板５の
一方又は双方の側の長手縁部７は約5/100mmの深さｔに
面取りする。面取りは板の全長に延長する。
を介して懸吊する。支持ブロックに取外し可能に取付け
たクランプ装置４は図示しない複数の個々の部材から成
る。このクランプ装置４は板５の熱変形に対処する。板
５の面はモールドの実際作業面６を形成する。板５の両
長手縁部７は，第１図に示す通りモールドの作業面６に
向けて面取りする。第２図の拡大図に示す通り，板５の
一方又は双方の側の長手縁部７は約5/100mmの深さｔに
面取りする。面取りは板の全長に延長する。
Claims (6)
- 【請求項１】細長い金属片を連続的に鋳造するための鋳
造機に使用される無限軌道型モールドであって、前記無
限軌道型モールドは、ベルトと、前記ベルトに取り付け
られた複数のモールド・リンクとを有し、前記モールド
・リンクは前記モールドの作業面を作成する板を有し、
前記板は前記作業面に隣接する位置に縁部を有する、前
記無限軌道型モールドにおいて、 前記板の前記縁部のうちの少なくとも一つは前記モール
ドの作業面に向かって面取りされた面取り縁部によって
構成され、前記面取り縁部は、前記モールド・リンクが
加熱され膨張したとき、隣接する前記モールド・リンク
の間に前記作業面上に突出する突起が生じないように機
能し、これにより前記モールド・リンクによって搬送さ
れる前記細長い金属片の表面に傷が付かないようにした
ことを特徴とする、無限軌道型モールド。 - 【請求項２】請求項１に記載の無限軌道型モールドにお
いて、前記面取り縁部の前記作業面からの深さが約5/10
0mmである、前記無限軌道型モールド。 - 【請求項３】請求項１に記載の無限軌道型モールドにお
いて、前記板の二つの縁部がそれぞれ面取り加工されて
面取り縁部となっている、前記無限軌道型モールド。 - 【請求項４】請求項１に記載の無限軌道型モールドにお
いて、前記無限軌道型モールドが、更に、前記ベルトに
前記モールド・リンクをそれぞれ連結する支持ブロック
を有する、前記無限軌道型モールド。 - 【請求項５】請求項４に記載の無限軌道型モールドにお
いて、前記無限軌道型モールドが、更に、前記支持ブロ
ックに取り付けられたクランプ装置を有する、前記無限
軌道型モールド。 - 【請求項６】請求項５に記載の無限軌道型モールドにお
いて、前記面取り縁部が前記板の前記板に全長にわたっ
て延材する、前記無限軌道型モールド。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH290684 | 1984-06-15 | ||
| CH2906/84-3 | 1984-06-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61502386A JPS61502386A (ja) | 1986-10-23 |
| JP2559365B2 true JP2559365B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=4244271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60502300A Expired - Lifetime JP2559365B2 (ja) | 1984-06-15 | 1985-05-31 | 無限軌道型モ−ルド |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4617980A (ja) |
| EP (1) | EP0195008A1 (ja) |
| JP (1) | JP2559365B2 (ja) |
| AU (1) | AU4356685A (ja) |
| CA (1) | CA1229716A (ja) |
| DE (1) | DE3422654C1 (ja) |
| NO (1) | NO860556L (ja) |
| WO (1) | WO1986000034A1 (ja) |
| ZA (1) | ZA854336B (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3764556D1 (de) * | 1986-07-01 | 1990-10-04 | Larex Ag | Seitendamm zum seitlichen abschluss des giessraumes einer stranggiessmaschine mit umlaufenden kokillen und verfahren zum unterhalt der stranggiessmaschine. |
| US5620045A (en) * | 1995-04-24 | 1997-04-15 | Gerding; Charles C. | Continuous casting mold formed of plate elements |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR480639A (fr) | 1915-02-02 | 1916-08-31 | Grenville Mellen | Dispositif automatique pour la fourniture de métal aux machines des-tinées à la coulée de pièces fondues |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB191515758A (en) * | 1914-11-28 | 1916-11-08 | Grenville Mellen | Improvements in Continuous Casting-machines. |
| US1139888A (en) * | 1915-02-02 | 1915-05-18 | Continuous Casting Corp | Automatic metal-feed for continuous casting-machines. |
| US1342127A (en) * | 1919-05-14 | 1920-06-01 | Mellen Grenville | Method of and apparatus for casting hollow bars or tubes |
| US3342251A (en) * | 1965-06-03 | 1967-09-19 | Reliance Steel Prod Co | Apparatus for casting of sections with parallel members and transverse connections |
| US3502136A (en) * | 1967-07-17 | 1970-03-24 | Reliance Steel Products Co | Apparatus for the casting of gratings and other structures with parallel members and transverse connections |
| US3955615A (en) * | 1973-09-28 | 1976-05-11 | Hazelett Strip-Casting Corporation | Twin-belt continuous casting apparatus |
-
1984
- 1984-06-19 DE DE3422654A patent/DE3422654C1/de not_active Expired
-
1985
- 1985-05-31 EP EP85902431A patent/EP0195008A1/de not_active Withdrawn
- 1985-05-31 AU AU43566/85A patent/AU4356685A/en not_active Abandoned
- 1985-05-31 WO PCT/CH1985/000088 patent/WO1986000034A1/de not_active Application Discontinuation
- 1985-05-31 JP JP60502300A patent/JP2559365B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1985-06-06 US US06/741,691 patent/US4617980A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-06-07 ZA ZA854336A patent/ZA854336B/xx unknown
- 1985-06-13 CA CA000483857A patent/CA1229716A/en not_active Expired
-
1986
- 1986-02-14 NO NO860556A patent/NO860556L/no unknown
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR480639A (fr) | 1915-02-02 | 1916-08-31 | Grenville Mellen | Dispositif automatique pour la fourniture de métal aux machines des-tinées à la coulée de pièces fondues |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61502386A (ja) | 1986-10-23 |
| EP0195008A1 (de) | 1986-09-24 |
| US4617980A (en) | 1986-10-21 |
| NO860556L (no) | 1986-02-14 |
| WO1986000034A1 (en) | 1986-01-03 |
| CA1229716A (en) | 1987-12-01 |
| AU4356685A (en) | 1986-01-10 |
| DE3422654C1 (de) | 1986-01-23 |
| ZA854336B (en) | 1986-06-25 |
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