JPS6018248Y2 - 鋼材の溶断地金除去装置 - Google Patents
鋼材の溶断地金除去装置Info
- Publication number
- JPS6018248Y2 JPS6018248Y2 JP11915679U JP11915679U JPS6018248Y2 JP S6018248 Y2 JPS6018248 Y2 JP S6018248Y2 JP 11915679 U JP11915679 U JP 11915679U JP 11915679 U JP11915679 U JP 11915679U JP S6018248 Y2 JPS6018248 Y2 JP S6018248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- steel
- razor
- metal removal
- lifting beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スラブ、ブルーム、ビレット、鋼板等鋼材の
溶断地金除去装置に関するものである。
溶断地金除去装置に関するものである。
例えば連続鋳造設備により製造された鋳片は、通常溶剤
装置により、全面（上、下面及び両側面）又は片面（上
面又は下面）或いは局部的に手入れをしてスラブヤード
、加熱炉を経て熱間圧延装置に供給されるが、最近では
ダイレクトローリングと称して鋳片の冷却を抑制し高温
状態で熱間圧延装置に供給し省エネルギー化を計った方
法が採用され始めた。
装置により、全面（上、下面及び両側面）又は片面（上
面又は下面）或いは局部的に手入れをしてスラブヤード
、加熱炉を経て熱間圧延装置に供給されるが、最近では
ダイレクトローリングと称して鋳片の冷却を抑制し高温
状態で熱間圧延装置に供給し省エネルギー化を計った方
法が採用され始めた。
又、加熱炉に大重量、大寸法のスラブを装入し、これを
熱間圧延装置に供給する際、その搬送路にガスカッター
を設けて圧延仕上、成品寸法に応じた小重量、小寸法に
分割、して圧延装置に供給することにより、加熱炉の有
効利用を図っている。
熱間圧延装置に供給する際、その搬送路にガスカッター
を設けて圧延仕上、成品寸法に応じた小重量、小寸法に
分割、して圧延装置に供給することにより、加熱炉の有
効利用を図っている。
こうして、該ダイレクトローリング、又は加熱スラブ分
割供給の際に問題となるのは、鋼片ガイドロール装置か
ら送出した鋼片を所定長さに分割する溶断の際、溶断々
面（前端面又は後端面）の上端縁や下端縁をこ溶断地金
が付着し、これがそのまま熱間圧延装置に供給されると
圧延ロールの噛込み疵、圧延製品表面のラミネーション
疵又は押し疵等を発生する等種々のトラブルを惹起する
ので、これを確実に除去し、該トラブルを防止しなけれ
ばならないことである。
割供給の際に問題となるのは、鋼片ガイドロール装置か
ら送出した鋼片を所定長さに分割する溶断の際、溶断々
面（前端面又は後端面）の上端縁や下端縁をこ溶断地金
が付着し、これがそのまま熱間圧延装置に供給されると
圧延ロールの噛込み疵、圧延製品表面のラミネーション
疵又は押し疵等を発生する等種々のトラブルを惹起する
ので、これを確実に除去し、該トラブルを防止しなけれ
ばならないことである。
この防止方法としては、従来の殆んどが鋳片溶断装置出
側から熱間圧延装置の入側までの搬送過程で反転板り置
きし、高温環境下で作業者が多くの時間と労力を要して
溶断溶融地金を剥脱除去していたため、鋳片の温度管理
が極めて困難であり、熱間圧延不可材の発生、或いは熱
間圧延可能材であっても温度分布の不均一により圧下制
御を極めて困難にする等の問題をかかえていた。
側から熱間圧延装置の入側までの搬送過程で反転板り置
きし、高温環境下で作業者が多くの時間と労力を要して
溶断溶融地金を剥脱除去していたため、鋳片の温度管理
が極めて困難であり、熱間圧延不可材の発生、或いは熱
間圧延可能材であっても温度分布の不均一により圧下制
御を極めて困難にする等の問題をかかえていた。
本考案はこれらの問題を一挙に解決した優れた設備を提
供するものであり、その特徴とするところは、第１図〜
第７図に示す本考案の１実施例の如く鋳材Ｓの搬送テー
ブル２所定位置の幅方向における上方及び又は下方に昇
降梁１ａ、ｌｂを設け、同昇降粱１ａ、ｌｂの前記鋼材
ＳのパスラインＰＬに対向する部分に、鋼材の溶断面端
縁に付着している地金を除去する剃刀を設けた鋼材の溶
断地金除去装置において、剃刀を、複数個に分割配列す
ると共にこの分割した剃刀の任意の剃刀を基準刃とし、
他の剃刀をその刃先レベルが該基準刃の刃先レベルより
突出せしめると共に昇降可能に前記昇降梁に装着したこ
とを特徴とする鋼材の溶断地金除去装置にある。
供するものであり、その特徴とするところは、第１図〜
第７図に示す本考案の１実施例の如く鋳材Ｓの搬送テー
ブル２所定位置の幅方向における上方及び又は下方に昇
降梁１ａ、ｌｂを設け、同昇降粱１ａ、ｌｂの前記鋼材
ＳのパスラインＰＬに対向する部分に、鋼材の溶断面端
縁に付着している地金を除去する剃刀を設けた鋼材の溶
断地金除去装置において、剃刀を、複数個に分割配列す
ると共にこの分割した剃刀の任意の剃刀を基準刃とし、
他の剃刀をその刃先レベルが該基準刃の刃先レベルより
突出せしめると共に昇降可能に前記昇降梁に装着したこ
とを特徴とする鋼材の溶断地金除去装置にある。
次に本考案の実施例を詳細に説明する。
第１図〜第７図において本例の鋼材の溶断地金除去装置
は、図示していないが彎曲型等の多連続ロール式鋳片案
内装置の次の鋳片溶断装置と一次クーラーとの間にある
鋳片搬送ローラーテーブル又は一次クーラーの出側又は
二次クーラーの入側或いは出側の鋳片搬送ローラーテー
ブル等その他鋳片溶断装置以降の適宜な鋳片搬送ローラ
ーテーブル又は、加熱炉と厚板熱間圧延装置間のインラ
インガスカッターの出側ローラーテーブル２の所定位置
に同ローラーテーブルをまたぐ門型枠体４を設けて、こ
れの上・下夫々即ち該ローラーテーブル２で搬送する鋼
片ＳのパスラインＰＬの上方及び下方に、昇降梁１ａ、
ｌｂを昇降可能に設け、この上方の昇降梁１ａの下面及
び下方の昇降梁１ｂの上面の前後に多数の地金剃刀３Ａ
、３Ａ’、３Ｂ、３Ｂ’を平面的に見て剃方向に〔＜〕
形に配列し且つその刃先を各剃り方向（矢印Ａ。
は、図示していないが彎曲型等の多連続ロール式鋳片案
内装置の次の鋳片溶断装置と一次クーラーとの間にある
鋳片搬送ローラーテーブル又は一次クーラーの出側又は
二次クーラーの入側或いは出側の鋳片搬送ローラーテー
ブル等その他鋳片溶断装置以降の適宜な鋳片搬送ローラ
ーテーブル又は、加熱炉と厚板熱間圧延装置間のインラ
インガスカッターの出側ローラーテーブル２の所定位置
に同ローラーテーブルをまたぐ門型枠体４を設けて、こ
れの上・下夫々即ち該ローラーテーブル２で搬送する鋼
片ＳのパスラインＰＬの上方及び下方に、昇降梁１ａ、
ｌｂを昇降可能に設け、この上方の昇降梁１ａの下面及
び下方の昇降梁１ｂの上面の前後に多数の地金剃刀３Ａ
、３Ａ’、３Ｂ、３Ｂ’を平面的に見て剃方向に〔＜〕
形に配列し且つその刃先を各剃り方向（矢印Ａ。
Ｂ）に向けるとともに該昇降梁１ａ、１ｂを昇降駆動せ
しめる昇降機構５，５′を設けたものであり、これによ
って鋳片搬送ローラーテーブル２により搬送されてくる
鋳片Ｓの長手方向分割溶断４面ＳＦｆ、 ＳＦｔの上下
端縁に垂れ付着している溶断地金１０ａ、 １ ｏａ
／、 １０ｂ、 １０ｂ’を前記当該ローラーテー
ブル２の逆転及び正転増速による鋳片の復走行及び往走
行させながら２台の昇降機構５．５′により地金剃り刃
３Ａ、３Ａ’、３Ｂ、３Ｂ′を鋳片の当該対向表面に当
接させて剃り落し除去するものである。
しめる昇降機構５，５′を設けたものであり、これによ
って鋳片搬送ローラーテーブル２により搬送されてくる
鋳片Ｓの長手方向分割溶断４面ＳＦｆ、 ＳＦｔの上下
端縁に垂れ付着している溶断地金１０ａ、 １ ｏａ
／、 １０ｂ、 １０ｂ’を前記当該ローラーテー
ブル２の逆転及び正転増速による鋳片の復走行及び往走
行させながら２台の昇降機構５．５′により地金剃り刃
３Ａ、３Ａ’、３Ｂ、３Ｂ′を鋳片の当該対向表面に当
接させて剃り落し除去するものである。
尚、前記上方の昇降梁１ａは、門型枠体４の外側に設け
たカウンターウェイト６にワイヤー７を介して両側上部
を吊支され昇降機構５の負荷を軽減するとともに、該剃
刀の基準刃３Ａ、 ３Ａ’を鋳片Ｓの上下表面中央部
に所要の圧力で当接せしめ、他の剃刀３Ｂ、３Ｂ’をス
プリング機構ＳＰによる押力のみによって鋳片Ｓ上下表
面両側に当接せしめることを可能にしている。
たカウンターウェイト６にワイヤー７を介して両側上部
を吊支され昇降機構５の負荷を軽減するとともに、該剃
刀の基準刃３Ａ、 ３Ａ’を鋳片Ｓの上下表面中央部
に所要の圧力で当接せしめ、他の剃刀３Ｂ、３Ｂ’をス
プリング機構ＳＰによる押力のみによって鋳片Ｓ上下表
面両側に当接せしめることを可能にしている。
所要の圧力で当接せしめることを可能にしている。
次に該地金剃り除去動作例について説明する。
■当該ローラーテーブル上の鋳片Ｓの前端となる縦方向
分割溶断面ＳＦｆの上端縁と下端縁に付着している溶断
地金１０ａ、ｌｅａ’の剃り落しの場合は、上・下の地
金剃り刃３Ａ、 ３Ａ’、 ３Ｂ、 ３Ｂ′間を
鋳片Ｓの該溶断面ＳＦｆが通過した直後、一旦停止させ
そして地金剃り刃３Ａ、３Ａ’、３Ｂ、 ３Ｂ’を昇降
機構５，５′により鋳片側に移動させその刃先を所定圧
力で鋳片Ｓの上面と下面に当接せしめ、この状態でロー
ラーテーブル２を逆転駆動させ鋳片Ｓを復走行させるこ
とにより矢印Ａ側の剃刀３Ａ、 ３Ａ’、 ３Ｂ、 ３
Ｂ’で溶断地金１０ａ、１０ａ’を剃り落すものである
。
分割溶断面ＳＦｆの上端縁と下端縁に付着している溶断
地金１０ａ、ｌｅａ’の剃り落しの場合は、上・下の地
金剃り刃３Ａ、 ３Ａ’、 ３Ｂ、 ３Ｂ′間を
鋳片Ｓの該溶断面ＳＦｆが通過した直後、一旦停止させ
そして地金剃り刃３Ａ、３Ａ’、３Ｂ、 ３Ｂ’を昇降
機構５，５′により鋳片側に移動させその刃先を所定圧
力で鋳片Ｓの上面と下面に当接せしめ、この状態でロー
ラーテーブル２を逆転駆動させ鋳片Ｓを復走行させるこ
とにより矢印Ａ側の剃刀３Ａ、 ３Ａ’、 ３Ｂ、 ３
Ｂ’で溶断地金１０ａ、１０ａ’を剃り落すものである
。
■これに続いて当該ローラーテーブル２上の鋳片Ｓの後
端となる縦方向分割溶断面ＳＦｔの上端縁と下端縁に付
着している溶断地金１０ｂ、１０ｂ’の剃り落しをする
場合は、一旦剃刀３Ａ、３Ａ’、３Ｂ、３Ｂ′を鋳片上
・下面パララインレベルから遠ざけてローラーテーブル
２を正転駆動して鋳片Ｓを往走行させ該ＳＦｔが接近し
た時点に再び地金剃刀３Ａ、３Ａ’、３Ｂ、３Ｂ’を昇
降機構５，５′により鋳片側に移動させてその刃先を所
定圧力で鋳片Ｓの上面と下面に当接せしめ、鋳片を走行
させることにより矢印Ｂ側の剃刀３Ａ、 ３Ａ’、
３Ｂ、 ３Ｂ′で彪ｐＦｔの溶断地金１０ｂ、１０
ｂ’を剃り落すものである。
端となる縦方向分割溶断面ＳＦｔの上端縁と下端縁に付
着している溶断地金１０ｂ、１０ｂ’の剃り落しをする
場合は、一旦剃刀３Ａ、３Ａ’、３Ｂ、３Ｂ′を鋳片上
・下面パララインレベルから遠ざけてローラーテーブル
２を正転駆動して鋳片Ｓを往走行させ該ＳＦｔが接近し
た時点に再び地金剃刀３Ａ、３Ａ’、３Ｂ、３Ｂ’を昇
降機構５，５′により鋳片側に移動させてその刃先を所
定圧力で鋳片Ｓの上面と下面に当接せしめ、鋳片を走行
させることにより矢印Ｂ側の剃刀３Ａ、 ３Ａ’、
３Ｂ、 ３Ｂ′で彪ｐＦｔの溶断地金１０ｂ、１０
ｂ’を剃り落すものである。
但し、他の例として鋳片Ｓをローラーテーブル２上で停
止させ門型枠体４をローラーテーブル２の搬送方向とそ
の逆方向に移動させて溶断地金１０ ａ、 １ ｏａ
／、 １０ ｂ、１ ｏｂ’を剃り落すようにしても
よい。
止させ門型枠体４をローラーテーブル２の搬送方向とそ
の逆方向に移動させて溶断地金１０ ａ、 １ ｏａ
／、 １０ ｂ、１ ｏｂ’を剃り落すようにしても
よい。
各昇降梁１ａと１ｂの昇降機構５，５′は、夫々門型枠
体４の上梁４ａと下梁４ｂの両側に夫々設は昇降駆動可
能に設けたエアーシリンダー５ａ、５ａ’と昇降梁１ａ
と１ｂの両側を連結支持するピストンロッド５ｂ、５ｂ
’とより構成してあり、各昇降梁１ａと１ｂと平行に昇
降移動せしめる。
体４の上梁４ａと下梁４ｂの両側に夫々設は昇降駆動可
能に設けたエアーシリンダー５ａ、５ａ’と昇降梁１ａ
と１ｂの両側を連結支持するピストンロッド５ｂ、５ｂ
’とより構成してあり、各昇降梁１ａと１ｂと平行に昇
降移動せしめる。
昇降梁１ａ、ｌｂの夫々の対向側に設けた地金剃り刃は
多数の分割刃からなり夫々その配置形態は図示していな
いが、双方共に平面的に見て中央から両側にかけて所定
の間隔をおいて各剃刀の刃先並び当該剃り方向Ａ又はＢ
に山形状に配列し、各剃刀の後端並びを剃り方向に対し
て垂直線状又は斜線上に配列し、且つ正面的に見て第４
図と第７図に示す如く、各剃刀の刃先の端部が近接し、
且つ各剃刀の刃先のレベルは中央の剃刀の刃先しベルを
固定して基準刃３Ａ、３Ａ’とし、この両側にかけて配
列の剃刀３Ｂ、３Ｂ’の刃先レベルを該基準刃３Ａ、
３Ａ’の刃先レベル６ｍｍ突出させたレベルとし、これ
が内設スプリング機構ＳＰ（第６〜７図）により１２閣
後退可能にしである。
多数の分割刃からなり夫々その配置形態は図示していな
いが、双方共に平面的に見て中央から両側にかけて所定
の間隔をおいて各剃刀の刃先並び当該剃り方向Ａ又はＢ
に山形状に配列し、各剃刀の後端並びを剃り方向に対し
て垂直線状又は斜線上に配列し、且つ正面的に見て第４
図と第７図に示す如く、各剃刀の刃先の端部が近接し、
且つ各剃刀の刃先のレベルは中央の剃刀の刃先しベルを
固定して基準刃３Ａ、３Ａ’とし、この両側にかけて配
列の剃刀３Ｂ、３Ｂ’の刃先レベルを該基準刃３Ａ、
３Ａ’の刃先レベル６ｍｍ突出させたレベルとし、これ
が内設スプリング機構ＳＰ（第６〜７図）により１２閣
後退可能にしである。
第６〜７図に示すスプリング機構ＳＰは昇降梁１ａ側に
示すが１ｂ側も同一である。
示すが１ｂ側も同一である。
（）内に１ｂ側の対応部分を併記する。
本例は、地金剃り刃３Ｂ、３Ｂ’をボルトＢＯ１で着脱
可能に取付ける部材ＡＴと支持部材５Ｃ９５Ｃ′との装
着支持部にボルトＢＯ２と皿バネＳＡからなるスプリン
グ機部Ｐを介設せしめたもので、該ボルトＦ３０２は先
部で該取付用部材ＡＴを螺合接続支持し、上部を支持部
材５ ｃ ｗ ５ Ｃ’の内部横粱耶の挿通孔ＰＳに
移動可能に挿通腰その上端のストッパーＳＴを該挿通孔
ＰＳ上端部に係止し、該内部横梁Ｉ−（Ｂ下面と該取付
用部材ＡＴの上面との間における該ボルトＢＯ２の外周
囲に皿バネＳＡを配設したものである。
可能に取付ける部材ＡＴと支持部材５Ｃ９５Ｃ′との装
着支持部にボルトＢＯ２と皿バネＳＡからなるスプリン
グ機部Ｐを介設せしめたもので、該ボルトＦ３０２は先
部で該取付用部材ＡＴを螺合接続支持し、上部を支持部
材５ ｃ ｗ ５ Ｃ’の内部横粱耶の挿通孔ＰＳに
移動可能に挿通腰その上端のストッパーＳＴを該挿通孔
ＰＳ上端部に係止し、該内部横梁Ｉ−（Ｂ下面と該取付
用部材ＡＴの上面との間における該ボルトＢＯ２の外周
囲に皿バネＳＡを配設したものである。
しかも刃先方向を第７図に示す如く地金剃り方向Ａ （
Ｂ）に向けて、鋭角としたものである。
Ｂ）に向けて、鋭角としたものである。
地金剃り刃をこのように構成することによって溶断地金
１０ａｔ １０ａ’ｔ １０ｂ＊ １０ｂ’が少
量であっても或いは、部分的に付着していても又は下面
に亘ってまくれて付着していても、溶断面ＳＦｆ。
１０ａｔ １０ａ’ｔ １０ｂ＊ １０ｂ’が少
量であっても或いは、部分的に付着していても又は下面
に亘ってまくれて付着していても、溶断面ＳＦｆ。
ＳＦｔの上端縁と下端縁の中央部からその左右に向って
各刃先を順次当接移動させることにより容易確実に剃り
残しなく確実に剃り落し除去するものである。
各刃先を順次当接移動させることにより容易確実に剃り
残しなく確実に剃り落し除去するものである。
そしてこの際溶断語Ｆｆ、 ＳＦｔの上端縁と下端縁へ
の地金剃り刃３Ａ、３Ａ’、３Ｂ、３Ｂ’の刃先の順次
接触維持手段として鋳片Ｓの上面や下面がフラットでな
くクラウンが付いたり又若干傾斜していても各刃先が当
接すべき面に沿って確実に当接せしめるため前記昇降機
構５，５′のエアーシリンダー５１． ５ａ’により所
定圧の当接圧を基準刃３Ａ、 ３Ａ’にかけてこれが当
接中、その両側の各剃刀３Ｂ、３Ｂ’の刃先３ｂ、３ｂ
’が該スプリング板帯Ｐにより順次該当端縁の形状に沿
って追従圧接するようにしてあり、各剃刀３Ａ、３Ａ’
、 ３Ｂ、 ３Ｂ’の後端は一直線上におき溶断面の
端縁から同時に外れるようにしである。
の地金剃り刃３Ａ、３Ａ’、３Ｂ、３Ｂ’の刃先の順次
接触維持手段として鋳片Ｓの上面や下面がフラットでな
くクラウンが付いたり又若干傾斜していても各刃先が当
接すべき面に沿って確実に当接せしめるため前記昇降機
構５，５′のエアーシリンダー５１． ５ａ’により所
定圧の当接圧を基準刃３Ａ、 ３Ａ’にかけてこれが当
接中、その両側の各剃刀３Ｂ、３Ｂ’の刃先３ｂ、３ｂ
’が該スプリング板帯Ｐにより順次該当端縁の形状に沿
って追従圧接するようにしてあり、各剃刀３Ａ、３Ａ’
、 ３Ｂ、 ３Ｂ’の後端は一直線上におき溶断面の
端縁から同時に外れるようにしである。
又、この他各昇降粱１ａ、ｌｂの両側に設けたガイドロ
ール８を案内し昇降梁１ａ、ｌｂを平行にシフトガイド
するガイド支持機構９に、一端をスプリング付支軸支杆
１０で支持したガイド部片１１とその他端と中央の裏側
に設けたスプリング１２とその調節ネジ１３を有するク
ッション杆１４を設けである。
ール８を案内し昇降梁１ａ、ｌｂを平行にシフトガイド
するガイド支持機構９に、一端をスプリング付支軸支杆
１０で支持したガイド部片１１とその他端と中央の裏側
に設けたスプリング１２とその調節ネジ１３を有するク
ッション杆１４を設けである。
尚、調節ネジ１３はスプリング付軸支杆１０の後端にも
設けである。
設けである。
以上の説明で明らかなように本考案は、鋳片溶断装置に
より溶断分割された鋳片の溶断面の縁に付着した溶断地
金を容易確実に剃り落し除去する所謂溶断地金除去装置
であり、これによって例えば連続鋳造設備からの鋳片を
本設備から高温状態を維持したまま直接熱間圧延装置に
供給して圧延する所謂ダイレクトローリングは、鋳片の
温度管理を円滑に行なうことができ、しかも圧延ロール
の地金噛込み疵、圧延製品表面のラミネーション疵、又
は押し疵等の発生を確実に防止することができる等極め
て円滑且つ有利な操業を維持することが可能となるもの
である。
より溶断分割された鋳片の溶断面の縁に付着した溶断地
金を容易確実に剃り落し除去する所謂溶断地金除去装置
であり、これによって例えば連続鋳造設備からの鋳片を
本設備から高温状態を維持したまま直接熱間圧延装置に
供給して圧延する所謂ダイレクトローリングは、鋳片の
温度管理を円滑に行なうことができ、しかも圧延ロール
の地金噛込み疵、圧延製品表面のラミネーション疵、又
は押し疵等の発生を確実に防止することができる等極め
て円滑且つ有利な操業を維持することが可能となるもの
である。
第１図〜第７図は本考案の１実施例を示すものであり、
第１図は全体側面説明図、第２図は正面説明図、第３図
は第２図矢視Ｉ−Ｉからの平面説明図である。 第４図は第２図円Ｃ４内の詳細説明図、第５図は、第２
図円Ｃ２内の詳細説明図、第６図は第４図矢印Ｚの要部
の詳細説明図、第７図は第６図矢視■−■からの断面詳
細説明図である。 図において、ｌａ、ｌｂ・・・・・・昇降機、２・・・
・・・鋳片搬送ローラーテーブル、４・・・・・・門型
枠体、５゜５′・・・・・・昇降機構、３Ａ、 ３Ａ’
、 ３Ｂ、 ３Ｂ’・・・・・・地金剃り刃、Ｓ・
・・・・・鋳片、ＰＩ−・・・・・・鋳片のパスライン
、ＳＰ・・・・・・スプリング機構。
第１図は全体側面説明図、第２図は正面説明図、第３図
は第２図矢視Ｉ−Ｉからの平面説明図である。 第４図は第２図円Ｃ４内の詳細説明図、第５図は、第２
図円Ｃ２内の詳細説明図、第６図は第４図矢印Ｚの要部
の詳細説明図、第７図は第６図矢視■−■からの断面詳
細説明図である。 図において、ｌａ、ｌｂ・・・・・・昇降機、２・・・
・・・鋳片搬送ローラーテーブル、４・・・・・・門型
枠体、５゜５′・・・・・・昇降機構、３Ａ、 ３Ａ’
、 ３Ｂ、 ３Ｂ’・・・・・・地金剃り刃、Ｓ・
・・・・・鋳片、ＰＩ−・・・・・・鋳片のパスライン
、ＳＰ・・・・・・スプリング機構。
Claims (1)
- 鋼材の搬送テーブルの所定位置の幅方向における上方及
び／又は下方に昇降梁を設け、同昇降粱の前記鋼材パス
ラインに対向する部分に鋼材の溶断面の端縁に付着して
いる地金を除去する剃刀を設けた鋼材の溶断地金除去装
置において、剃刀を、複数個に分割配列すると共にこの
分割した剃刀の任意の剃刀を基準刃とし、他の剃刀をそ
の刃先レベルが該基準刃の刃先レベルより突出せしめる
と共にスプリング機構により昇降可能に前記昇降梁に装
置したことを特徴とする鋼材の溶断地金除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11915679U JPS6018248Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 鋼材の溶断地金除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11915679U JPS6018248Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 鋼材の溶断地金除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5640877U JPS5640877U (ja) | 1981-04-15 |
| JPS6018248Y2 true JPS6018248Y2 (ja) | 1985-06-03 |
Family
ID=29351365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11915679U Expired JPS6018248Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 鋼材の溶断地金除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018248Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP11915679U patent/JPS6018248Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5640877U (ja) | 1981-04-15 |
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