JP2559321B2 - 風呂装置 - Google Patents

風呂装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入浴水に溶解させた炭酸
ガスによって疲労回復や健康増進に貢献し得るようにし
た風呂装置、特に、入浴時に於ける安全対策を施した風
呂装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】遊離炭酸を含有する炭酸泉に入浴
すると、該炭酸泉内の炭酸成分が皮膚下の毛細血管に作
用してこれを拡張させ、これにより入浴者の血行が改善
されてその疲労回復や健康増進が図れる。かかる疲労回
復等を図るべく入浴水に炭酸ガスを溶解させるようにし
た風呂装置として概略図3の如きものを提案した。
【0003】浴槽(3) と気体排出装置(6) を繋ぐ循環流
路(4) には循環ポンプ(41)が配設されていると共に、該
循環ポンプ(41)の上流側には、給湯機(1) の燃焼排気を
吸引する気体回路(17)の下流端が接続されている。図示
しない炭酸泉スイッチを投入すると、給湯機(1) のガス
バーナ(26)が燃焼すると共に、循環ポンプ(41)と気体排
出装置(6) が作動し、給湯機(1) の燃焼排気が排ガス吸
引管(18)→気体回路(17)→循環流路(4) と吸引されて該
流路を循環する通水内に供給せしめられる。
【0004】すると、上記循環流路(4) 内の通水内に供
給された前記燃焼排気中の炭酸ガスは流路下流側の気体
排出装置(6) 部分に送られる間に殆ど該通水内に溶解す
る。そして、上記循環流路(4) 内の通水内に溶解しない
余剰の炭酸ガスや一酸化炭素等の有害成分は、気体排出
装置(6) 部分で分離されて大気中に放出される。爾後、
所定量の炭酸ガスを含有した上記通水が上記気体排出装
置(6) から浴槽(3) 内に供給されてこれが炭酸泉の状態
になる。
【0005】しかしながら、上記のものでは、浴室内が
一酸化炭素で空気汚染されたまま放置される場合があ
り、安全性が十分に確保できないという問題があった。
上記問題点について更に詳述する。ガスバーナ(26)はガ
スが完全燃焼し得るように設計されているが、その燃焼
排気中には種々の要因で若干の一酸化炭素が含まれるこ
とがある。例えば、ガス燃焼室の温度が低いバーナ点火
直後では炎温度が十分に上昇していないことから、不完
全燃焼状態が一時的に発生して一酸化炭素が生じる。
【0006】従って、浴槽(3) 内の入浴水には炭酸ガス
以外にも若干の一酸化炭素がが混入・溶解していること
が多く、該一酸化炭素が上記入浴水から抜け出して浴室
内に拡散すると該浴室内が上記一酸化炭素で空気汚染さ
れてしまって十分な安全性が確保できなくなるのであ
る。本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、『炭酸
泉スイッチの操作により燃焼するガスバーナ(26)を設け
るとともに、ガスバーナ(26)の燃焼排気を入浴水に溶解
させて浴槽(3) 内を炭酸泉の状態にするようにした風呂
装置』に於いて、浴室内が一酸化炭素で空気汚染された
状態に放置される不都合を防止することをその課題とす
る。 [請求項1の発明について]
【0007】
【技術的手段】上記課題を解決するための請求項1の発
明の技術的手段は、『浴槽設置空間を換気する換気装置
を設けると共に、炭酸泉スイッチの操作信号で前記換気
装置を作動させるようにした』ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。炭酸泉
スイッチを操作すると既述従来のものと同様にガスバー
ナ(26)が燃焼してその燃焼排気が入浴水に混入せしめら
れる。即ち、浴槽(3) 内を炭酸泉の状態にする動作が開
始するのである。また、上記炭酸泉スイッチの操作時に
は、該スイッチの操作信号によって換気装置が始動して
浴槽設置空間の換気がされ、これにより、該浴槽設置空
間が一酸化炭素で空気汚染された状態に放置されること
がない。
【0009】
【効果】請求項1の発明は次の特有の効果を有する。浴
槽設置空間が一酸化炭素で空気汚染された状態に放置さ
れないから、入浴時に於ける安全性が確保できる。
【0010】
【実施例】次に、上記した請求項1の発明の実施例を図
面に従って詳述する。浴槽(3) と循環ポンプ(41)の間に
は既述先行技術のものと同様に循環流路(4)が形成され
ており、前記循環ポンプ(41)としては、この実施例では
吐出水圧を6Kgf/cm2 に調整し得る加圧溶解ポンプが使
用されている。
【0011】上記循環ポンプ(41)の下流側には気体排出
装置(6) が配設されており、該気体排出装置(6) は、上
記循環流路(4) 内の循環水に溶解していない燃焼排気を
回収して大気中に放出する機能を具備する。又、上記循
環ポンプ(41)の上流側に配設された三方継ぎ手(44)に
は、給湯機(1) の燃焼排気路(10)から引き出した気体回
路(17)の下流端が接続されていると共に、該気体回路(1
7)の上流端には、側壁に多数の透孔を有する排ガス吸引
管(18)が設けられており、該排ガス吸引管(18)は、上記
した給湯機(1) の燃焼排気路(10)内に配設されている。
【0012】上記気体回路(17)における前記ガス吸引管
(18)の下流側には、該気体回路(17)内の燃焼排気を乾燥
させる電気ヒータ(7) が配設されている。尚、電気ヒー
タ(7) を設けるのは気体回路(17)を通過する燃焼排気を
加熱乾燥させ、これにより、その下流側の排ガス弁(21)
を構成する弁体やシール用のゴム(燃焼排気中の燃焼生
成水に弱い)の劣化を防ぐためである。
【0013】浴室(A) 内の壁面には浴槽(3) 内を炭酸泉
の状態にする場合や湯張り操作等を行う場合に操作する
リモコン装置(88)が配設されており、該リモコン装置(8
8)には湯張りスイッチ(881) や追焚きスイッチ(882) の
ほか、炭酸泉スイッチ(85)が設けられている。又、浴室
(A) の壁面には換気装置(72)が配設されており、これと
上記リモコン装置(88)等は同図の如く電気配線されてい
る。
【0014】炭酸泉スイッチ(85)の出力はTフリップフ
ロップ(以下、TFF(83)と略記する)のクロック入力
部に印加されており、該TFF(83)からの出力は第1微
分回路(84)を介してRSフリップフロップ(以下、RS
FF(89)と略記する)に印加されている。そして、該R
SFF(89)の出力によって浴室に配設された換気装置(7
2)が駆動せしめられるようになっている。又、既述した
TFF(83)の反転出力は遅延回路(86)及び第2微分回路
(87)を介して上記したRSFF(89)のリセット端子に印
加されている。
【0015】他方、TFF(83)の出力によってガスバー
ナ(26)へのガス回路(260) に挿入されたガス弁(261) と
気体回路(17)内の排ガス弁(21)が開閉するようになって
いる。また、上記TFF(83)の出力によって、気体回路
(17)に配設された電気ヒータ(7) が発熱せしめられると
共に循環流路(4) に挿入した循環ポンプ(41)が駆動せし
められるようになっている。
【0016】次に、浴槽(3) の側壁と追焚用熱交換器(3
1)を循環する追焚回路(32)には、該追焚用熱交換器(31)
の上流側に位置させて、濾過器(5) と追焚循環ポンプ(3
3)がこの順序で上流に向けて順次配設されている。そし
て、上記濾過器(5) 内には、その内部を通過する通水内
の塵芥を吸着除去する濾材(54)が充填せしめられてお
り、更に、追焚回路(32)における濾過器(5) の上流側近
傍と下流側近傍には、洗浄排水弁(52)と洗浄給水弁(51)
が配設されている。
【0017】上記洗浄排水弁(52)は、前記濾過器(5) の
入口側を追焚循環ポンプ(33)と排水回路(56)に択一的に
繋げるように切り替わる動作を行うようになっている。
他方、洗浄給水弁(51)には洗浄給湯パイプ(57)が接続さ
れているとともに、該洗浄給湯パイプ(57)の上流端は、
給湯機(1) の給湯回路(11)から分岐させた湯張り回路(1
4)に接続されている。そして、上記洗浄給水弁(51)は、
既述濾過器(5) の出口側を追焚回路(32)の追焚用熱交換
器(31)側と上記洗浄給湯パイプ(57)側に択一的に切り替
える動作を行うようになっている。
【0018】又、上記給湯回路(11)から分岐させた湯張
り回路(14)は、追焚回路(32)の下流端近傍に接続されて
いるとともに、上記湯張り回路(14)には給湯弁(19)と湯
張り弁(190) が配設されている。次に、上記実施例の風
呂装置の動作の実際を説明する。リモコン装置(88)に配
設した湯張りスイッチ(881) を投入すると、ガスバーナ
(26)が燃焼して給湯機(1) から温水が供給せしめられる
と共に、給湯弁(19)と湯張り弁(190) が開弁して浴槽
(3) 内への湯張り動作が進行する。そして、該浴槽(3)
内水位が設定水位に達すると、これを図示しない水位セ
ンサが検知して給湯弁(19)及び湯張り弁(190) が閉弁せ
しめられて湯張り動作が停止する。
【0019】次に、浴槽(3) 内が自然に温度低下する
と、これを図示しない温度センサが検知し、追焚循環ポ
ンプ(33)が動作すると共に追焚用熱交換器(31)用の追焚
バーナ(36)が燃焼する。これにより、浴槽(3) 内の入浴
水は、追焚循環ポンプ(33)→濾過器(5) →追焚用熱交換
器(31)→浴槽(3) と循環加熱されて浴槽(3) 内が設定温
度まで追焚きされる。なお、この追焚きの際には、洗浄
排水弁(52)は追焚循環ポンプ(33)と濾過器(5) を繋ぐ姿
勢に、又、洗浄給水弁(51)は濾過器(5) と追焚用熱交換
器(31)を繋ぐ姿勢をそれぞれ維持している。
【0020】次に、浴槽(3) 内の入浴水の炭酸濃度を高
める場合の動作を説明する。リモコン装置(88)に配設し
た炭酸泉スイッチ(85)を投入すると、TFF(83)から信
号が出て該信号が第1微分回路(84)を介してRSFF(8
9)に印加される。すると、該RSFF(89)がセット状態
になって換気装置(72)が駆動せしめられて浴室内の換気
動作が開始する。これにより、後述するように浴槽(3)
内が炭酸泉の状態になった際に入浴水から抜け出した一
酸化炭素が浴室(A) に拡散しても該浴室(A) 内が空気汚
染される心配がない。
【0021】他方、上記TFF(83)の出力は、ガスバー
ナ(26)へのガス回路(260) に挿入されたガス弁(261) に
も印加されていることから、該ガス弁(261) が開弁する
と共に図示しない点火装置が作動してガスバーナ(26)が
燃焼状態に維持される。また、上記TFF(83)の出力に
よって、気体回路(17)内の電気ヒータ(7) が発熱せしめ
られると共に、該気体回路(17)内の排ガス弁(21)が開弁
せしめられ、更に、循環流路(4) の循環ポンプ(41)が駆
動せしめられる。
【0022】すると、既述先行技術と同様に浴槽(3) 内
の入浴水が循環流路(4) 内で循環し始め、この循環水の
流れに基づくエゼクタ効果で、給湯機(1) の燃焼排気路
(10)内に発生した燃焼排気が上記循環流路(4) を循環す
る入浴水に混入せしめられる。すなわち、上記燃焼排気
は、給湯機(1) の燃焼排気路(10)内に配設された排ガス
吸引管(18)→気体回路(17)→排ガス弁(21)→三方継ぎ手
(44)→循環流路(4) の経路で該循環流路(4) 内を流れる
入浴水に混入されるのである。爾後、既述先行技術と同
様に、上記燃焼排気を含有する循環流路(4) 内の水は、
循環ポンプ(41)の作用で気体排出装置(6) 部分に送られ
ると共に、該気体排出装置(6) に到達するまでの間に上
記燃焼排気内の炭酸ガスの殆どが前記循環流路(4) 内の
水に溶解する。又、該炭酸ガスの溶解時には、上記循環
ポンプ(41)(この実施例では上述のように加圧溶解ポン
プが採用されている)の加圧力によって前記炭酸ガスの
溶解が助長される。そして、上記循環流路(4) 内の水に
溶解しない余剰の炭酸ガスや一酸化炭素は、気体排出装
置(6) に到達した際に、これで分離されて大気中に放出
される。
【0023】これにより、上記気体排出装置(6) から流
出する水は所定量の炭酸ガスを含有することとなり、該
炭酸ガスを含有した水は浴槽(3) 内に供給されて入浴水
の炭酸濃度を高め、これにより該浴槽(3) 内を炭酸泉の
状態にする。次に、炭酸泉スイッチ(85)を再投入する
と、TFF(83)の出力が反転して循環ポンプ(41)が停止
すると共にガスバーナ(26)へのガス回路(260) に挿入さ
れたガス弁(261) が閉弁し、これにより、入浴水に炭酸
ガスを溶解させる動作が停止する。又、該動作停止よ
り、若干遅れて換気装置(72)が動作停止する。即ち、炭
酸泉スイッチ(85)を再投入したときは、TFF(83)の反
転出力は遅延回路(86)と第2微分回路(87)を介してRS
FF(89)のリセット端子に印加され、上記遅延回路(86)
が遅延信号を出すまで換気装置(72)が作動継続した後に
該換気装置(72)が停止する。換気装置(72)の作動停止時
期を遅延させたのは、ガスバーナ(26)の燃焼排気を入浴
水に溶解させる動作が停止した後も、入浴水から一酸化
炭素等が抜け出して浴室(A) 内を空気汚染する現象が継
続するからである。
【0024】次に、入浴水の炭酸濃度を高める上記動作
を実行している際には、給湯機(1)で加熱生成された温
水は、追焚回路(32)内に配設された濾過器(5) を逆流し
てこれを洗浄するようになっている。すなわち、上記動
作時には、給湯弁(19)が開弁すると共に、濾過器(5) の
上下流路部に配設された洗浄排水弁(52)と洗浄給水弁(5
1)は、排水回路(56)と洗浄給湯パイプ(57)側にそれぞれ
繋がった状態になり、これにより、給湯機(1) からの供
給温水は、湯張り回路(14)→洗浄給湯パイプ(57)→洗浄
給水弁(51)→濾過器(5) →洗浄排水弁(52)→排水回路(5
6)と流れるのである。これにより、給湯機(1)からの供
給温水は、追焚回路(32)内の通水が追焚き時に濾過器
(5) を通過する方向と逆方向へ向かって該濾過器(5) 内
を通過し、該温水が逆方向に通過する際に、該濾過器
(5) 内の濾材(54)に付着した湯垢などの汚れを排水回路
(56)から外部に排出する。
【0025】そしてこのものでは、給湯機(1) からの供
給温水で濾過器(5) 内を逆流洗浄するようにしたから、
給湯機(1) で加熱生成された温水を単純に排水してしま
う場合に比べ、該温水の有効利用が図れる利点がある。 [請求項2の発明について]請求項2の発明は『ガスバ
ーナ(26)の燃焼排気を入浴水に溶解させて浴槽(3)内を
炭酸泉の状態にすると共に、炭酸泉停止信号が生じたと
きは上記ガスバーナ(26)を消火させて前記入浴水への燃
焼排気の溶解動作を停止させるようにした風呂装置』に
於いて、上記請求項1の発明と同一の問題を解決するこ
とをその課題とする。
【0026】
【技術的手段】上記課題を解決するための請求項2の発
明の技術的手段は、『浴槽設置空間を換気する換気装置
を設けると共に、炭酸泉停止信号で前記換気装置を作動
させるようにした』ことである。
【0027】
【作用・効果】上記技術的手段は次のように作用する。
予め定められた時間だけ炭酸泉動作が実行された後に自
動的に炭酸泉停止信号が出力される場合や、独立して設
けられた炭酸泉停止スイッチが操作されて炭酸泉停止信
号が出力される場合等、炭酸泉停止信号が出力される
と、該信号によってガスバーナ(26)が消火し、これによ
り、浴槽(3) 内を炭酸泉の状態にする動作が終了する。
【0028】すると、浴槽(3) 内の入浴水に溶解した一
酸化炭素が該入浴水から次第に抜け出してこれが浴槽設
置空間内に拡散する。この場合、上記技術的手段によれ
ば、炭酸泉停止信号で換気装置が始動して浴槽設置空間
を換気するから、上記入浴水から抜け出した一酸化炭素
は上記換気装置の換気作用によって新鮮な外気と置換さ
れることとなり、これにより、浴槽設置空間が一酸化炭
素で空気汚染される不都合が防止できる。
【0029】
【実施例】次に、上記した請求項2の発明実施例を図2
に従って説明する。このものでは、浴槽(3) 内を炭酸泉
状態にする動作を解除すべく炭酸泉スイッチ(85)を再投
入した時に換気装置(72)が作動するようになっており、
かかる動作に関連する構成以外は既述請求項1の発明に
対応する実施例と全く同一に構成されている。そして、
後述のように、この実施例では炭酸泉動作を停止させる
べく上記炭酸泉スイッチ(85)を再投入した際に生じる信
号が既述技術的手段の項に記載の炭酸泉停止信号に対応
する。
【0030】炭酸泉スイッチ(85)の出力は既述図1のも
のと同様にTFF(83)に印加されていると共に、該TF
F(83)の出力はモノマルチバイプレータ(以下、MM(9
0)と略記する)に印加されており、上記TFF(83)の立
ち下がり信号で前記MM(90)が一定時間付勢されるよう
になっている。そして、該MM(90)の出力によって換気
装置(72)が作動せしめられるようになっている。
【0031】このものでは、炭酸泉スイッチ(85)を投入
すると既述図1のものと同様に動作して浴槽(3) 内を炭
酸泉の状態にする動作が開始し、更に、炭酸泉スイッチ
(85)を再投入して上記炭酸泉の動作を停止させると、T
FF(83)の立ち下がり信号で一定時間だけMM(90)が信
号を出力する。すると、該信号によって換気装置(72)が
一定時間だけ駆動せしめられ、これにより、浴室(A) 内
が換気されてこれが空気汚染される不都合が防止され
る。
【0032】尚、上記実施例では炭酸泉停止信号たる炭
酸泉スイッチ(85)の再投入信号で炭酸泉動作を停止さ
せ、換気装置(72)を駆動させるようにしたが、炭酸泉ス
イッチ(85)の最初の投入から一定時間が経過するのをタ
イマーで監視し、該タイマーがタイムアップ信号を出し
た時に上記換気装置(72)を作動させるようにしてもよ
い。この場合、上記タイマーのタイムアップ信号が既述
技術的手段の項に記載の炭酸泉停止信号に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に対応する実施例の説明図
【図2】請求項2の発明に対応する実施例の説明図
【図3】先行技術の説明図
【符号の説明】
(1) ・・・給湯機 (3) ・・・浴槽 (4) ・・・強制循環流路 (17)・・・気体回路 (21)・・・排ガス弁 (26)・・・ガスバーナ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭酸泉スイッチの操作により燃焼するガス
    バーナ(26)を設けるとともに、ガスバーナ(26)の燃焼排
    気を入浴水に溶解させて浴槽(3) 内を炭酸泉の状態にす
    るようにした風呂装置に於いて、浴槽設置空間を換気す
    る換気装置を設けると共に、炭酸泉スイッチの操作信号
    で前記換気装置を作動させるようにした風呂装置。
  2. 【請求項2】ガスバーナ(26)の燃焼排気を入浴水に溶解
    させて浴槽(3) 内を炭酸泉の状態にすると共に、炭酸泉
    停止信号が生じたときは上記ガスバーナ(26)を消火させ
    て前記入浴水への燃焼排気の溶解動作を停止させるよう
    にした風呂装置に於いて、浴槽設置空間を換気する換気
    装置を設けると共に、炭酸泉停止信号で前記換気装置を
    作動させるようにした風呂装置。
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