JP2004028505A - 排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成を簡単にできる排気浄化装置を提供する。
【解決手段】通気性を有する円筒状のグリスフィルタ23を本体22の流入口25を閉塞するように本体22内に回転可能に配設する。給水噴射管36の給水噴射口をグリスフィルタ23に対向させて設ける。温度感知センサ48にて排気風5の温度を感知する。排気風5の温度が予め設定した所定の温度以上の際に減速モータ34にグリスフィルタ23を回転させつつ給水噴射口に水44をグリスフィルタ23に向けて噴射する。洗浄槽24に貯留した洗浄液49と水44とでグリスフィルタ23の外周面に液膜を形成する。防火ダンパを別個に設けることなく火炎の伝送をグリスフィルタ23の外周面の液膜にて確実に防止できるため、構成を簡単にできる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気風中の汚染物質を除去する除去手段を備えた排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえばホテル、レストラン、あるいは飲食店などの特に油脂などの汚染物質を含んだ排気風が生じる給食施設の厨房設備、あるいは家庭厨房用などの排気ダクトには、この排気風中に含まれる汚染物質を除去するとともに排気ダクトへの火炎の伝送を防止する排気浄化装置が取り付けられている。
【0003】
そこで、この種の排気浄化装置としては、特許第3268229号公報に記載の構成が用いられている。
【0004】
この特許第3268229号公報に記載の排気浄化装置は、排気風が流入する流入口および排気風が流出する流出口を有した本体を備え、この本体内には、流入口からこの本体内に流入した排気風に含まれる汚染物質を捕捉して除去する円筒状のグリスフィルタが回転可能に配設されている。また、本体内の上方には、排気風の温度を感知する温度感知センサが取り付けられており、この温度感知センサの上方には、温度感知センサにて検知した排気風の温度に応じて本体の流出口の開口状態を変化させる防火ダンパが取り付けられている。
【0005】
そして、厨房設備などで火炎、あるいは高熱空気などが発生した際には、温度感知センサがこの火炎などを温度で感知し、防火ダンパにて流出口を閉塞することにより、火炎などが排気ダクト内へ伝送することを防止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許第3268229号公報に記載の排気浄化装置では、排気ダクトへの火炎などの伝送を防止するために、防火ダンパを設けてこの防火ダンパにて流出口を閉塞しなければならず、構成を簡単にすることが容易でないという問題点を有している。
【0007】
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、構成を簡単にできる排気浄化装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の排気浄化装置は、排気風が流入する流入口および排気風が流出する流出口を備えた本体と、前記流入口および前記流出口の少なくともいずれか一方を閉塞するように前記本体内に回転可能に配設され、前記流入口から前記本体内に流入した排気風を流過させてこの排気風中の汚染物質を捕捉して除去し、この汚染物質を除去された排気風を前記流出口から流出させる通気性を有する略円筒状の除去手段と、この除去手段をこの除去手段の周方向に沿って回転させる駆動手段と、前記除去手段の少なくとも一部が浸漬する洗浄液が貯留される洗浄槽と、前記除去手段に対向して設けられこの除去手段に向けて水または消火液を噴射する噴射手段と、前記流入口から前記本体内に流入した排気風の温度を感知する温度感知手段と、この温度感知手段にて感知した排気風の温度が予め設定された所定の温度以上の際に、前記除去手段の外周面に液膜を形成するように前記駆動手段の駆動により前記除去手段を回転させつつこの回転している除去手段に向けて前記噴射手段の駆動により水または消火液を噴射させる制御手段とを具備したものである。
【0009】
そして、通気性を有する略円筒状の除去手段を本体の流入口および流出口の少なくともいずれか一方を閉塞するようにこの本体内に回転可能に配設し、水または消火液をこの除去手段に向けて噴射する噴射手段をこの除去手段に対向させて設けて、温度感知手段にて感知した排気風の温度が予め設定された所定の温度以上の際に、制御手段にて、駆動手段の駆動により除去手段を回転させつつ噴射手段の駆動により水または消火液をこの回転している除去手段に噴射させて、この水または消火液および洗浄槽に貯留された洗浄液にてこの除去手段の外周面に液膜を形成する。この結果、たとえば防火ダンパなどを別個に設けることなく火炎などの伝送を除去手段の外周面に形成された液膜にて確実に防止できるため、構成を簡単にすることが可能になる。
【0010】
請求項2記載の排気浄化装置は、排気風が流入する流入口および排気風が流出する流出口を備えた本体と、前記流入口および前記流出口の少なくともいずれか一方を閉塞するように前記本体内に回転可能に配設され、前記流入口から前記本体内に流入した排気風を流過させてこの排気風中の汚染物質を捕捉して除去し、この汚染物質を除去された排気風を前記流出口から流出させる通気性を有する略円筒状の除去手段と、この除去手段をこの除去手段の周方向に沿って回転させる駆動手段と、前記除去手段の少なくとも一部が浸漬する洗浄液が貯留される洗浄槽と、前記除去手段に対向して設けられこの除去手段に向けて消煙液を噴射する噴射手段と、前記流入口から前記本体内に流入した排気風の温度を感知する温度感知手段と、この温度感知手段にて感知した排気風の温度が予め設定された所定の温度以上の際に、前記除去手段の外周面に液膜を形成するように前記駆動手段の駆動により前記除去手段を回転させつつこの回転している除去手段に向けて前記噴射手段の駆動により消火液を噴射させる制御手段とを具備したものである。
【0011】
そして、通気性を有する略円筒状の除去手段を本体の流入口および流出口の少なくともいずれか一方を閉塞するようにこの本体内に回転可能に配設し、消煙液をこの除去手段に向けて噴射する噴射手段をこの除去手段に対向させて設けて、温度感知手段にて感知した排気風の温度が予め設定された所定の温度以上の際に、制御手段にて、駆動手段の駆動により除去手段を回転させつつ噴射手段の駆動により消煙液をこの回転している除去手段に噴射させて、この消煙液および洗浄槽に貯留された洗浄液にてこの除去手段の外周面に液膜を形成する。この結果、たとえば防火ダンパなどを別個に設けることなく火炎および煙の伝送を除去手段の外周面に形成された液膜にて確実に防止できるため、構成を簡単にすることが可能になる。
【0012】
請求項3記載の排気浄化装置は、請求項1または2記載の排気浄化装置において、噴射手段は、除去手段に対向して複数設けられたものである。
【0013】
そして、噴射手段を除去手段に対向させて複数設けることにより、この噴射手段にて消火液を除去手段に複数箇所から噴射して液膜をより確実に除去手段に形成する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の排気浄化装置の一実施の形態の構成を図1および図2を参照して説明する。
【0015】
図1において、1は厨房設備であり、この厨房設備1は、鍋などの調理器具2が載置可能な火源としてのガスコンロ3、あるいは揚げ物などを調理する火源としてのフライヤ4などを備えている。また、これらガスコンロ3およびフライヤ4の上方には、調理の際に生じる油脂などの汚染物質を含んだ排気風5を吸気し屋外に排出する排気設備6が取り付けられている。
【0016】
この排気設備6は、厨房室11の天井12に取り付けられた天蓋としてのレンジフード13を備えている。このレンジフード13は、たとえばステンレス鋼板などの耐熱性および耐蝕性の不燃材にて形成されており、下方に向けて拡開されている。このレンジフード13の上方には、一端に排気流入口14が形成され他端が屋外に導出した排気ダクト15が取り付けられている。この排気ダクト15は、図示しないファン、あるいはブロワなどを備えている。
【0017】
さらに、レンジフード13内には、排気浄化装置21が取り付けられている。この排気浄化装置21は、たとえばステンレス鋼板などの耐熱性および耐蝕性の不燃材にて上部および下部を開口した略矩形箱状に形成された本体22を備えている。また、本体22内には、通気性を有する除去手段としての円筒状のグリスフィルタ23が配設されており、この本体22の下部開口には、この下部開口よりも大きい上部を開口した略箱状の洗浄槽24が、この下部開口を覆ってこの本体22と一体に形成されている。そして、本体22は、この本体22の下端と洗浄槽24の上端との間に排気風5が本体22内に流入する流入口25が形成されているとともに、この本体22の上部開口が排気ダクト15の排気流入口14に連通した流出口26となっている。この流出口26からは、排気風5が排気ダクト15へと流出する。
【0018】
ここで、グリスフィルタ23は、略円筒状に形成された大径の枠体31を備えており、この枠体31の内周面には、フィルタ体32がこの枠体31の内周面全域に亘って取り付けられて保持されている。この枠体31は、たとえば複数の通気孔が穿設されたステンレス鋼板などの金属部材にて形成されている。また、この枠体31の中心には、この枠体31の軸方向に沿って、回転軸33がこの枠体31と一体に形成されており、この枠体31は、この回転軸33を本体22の長手方向に略沿わせた状態で本体22内に回転可能に配設されて取り付けられている。この結果、グリスフィルタ23は、本体22の流入口25を閉塞している。さらに、この回転軸33は、本体22の長手方向の一端側に突出しており、この回転軸33の先端には、駆動手段としての減速モータ34が取り付けられている。この減速モータ34は、図示しない電源と接続されており、枠体31を介してグリスフィルタ23をこのグリスフィルタ23の周方向に沿って回転させる。そして、本体22の長手方向の一端側には、この減速モータ34を内部に収容する箱状に形成されたカバー体35が取り付けられている。
【0019】
一方、フィルタ体32は、たとえば所定の金属繊維を積層して不燃性、耐蝕性および通気性を有する不織布状に形成したものと所定のニッケル多孔体などの金属多孔体とを重ねて無端状に形成され、枠体31の内周面に取り付けられている。そして、グリスフィルタ23は、流入口25を介して本体22内に流入した排気風5を、このフィルタ体32を流過させてこの排気風5中の微細な塵埃、油脂分、あるいはタール状物質などの汚染物質を捕捉して除去し、この汚染物質を除去された排気風5を流出口26から流出させる。
【0020】
さらに、本体22内におけるグリスフィルタ23の上側の側方には、噴射手段としての給水噴射管36がこのグリスフィルタ23の上側面と対向して配設されている。そして、このグリスフィルタ23の下側の両側方には、一対の洗浄噴射管37,38がこのグリスフィルタ23の側面と対向して配設されている。これら給水噴射管36および洗浄噴射管37,38は、本体22の長手方向における減速モータ34と同側に突出してカバー体35内に一部が収容されており、このカバー体35の上方に設けられた図示しない給水管貫通孔を介してこのカバー体35の上方に突出している。
【0021】
また、給水噴射管36は、電磁弁などの電動バルブ41を介して給水本管42と接続されており、この給水本管42は、上流側が図示しない給水部に接続されている。さらに、洗浄噴射管37,38は、カバー体35内で互いに合流した後、電動バルブ43を介して給水本管42へと接続されている。これら給水噴射管36および洗浄噴射管37,38内は、給水本管42を介して給水部から供給された水44が通過する。
【0022】
そして、給水噴射管36におけるグリスフィルタ23と対向した側面には、複数の給水噴射口45が、この給水噴射管36の長手方向に沿って互いに離間されてそれぞれ形成されている。同様に、洗浄噴射管37,38におけるグリスフィルタ23と対向した側面には、複数の洗浄噴射口46,47が、これら洗浄噴射管37,38の長手方向に沿って互いに離間されてそれぞれ形成されている。さらに、これら給水噴射口45および洗浄噴射口46,47を介して、給水部および給水本管42を通過して給水噴射管36、あるいは洗浄噴射管37,38内を通過した水44がグリスフィルタ23に向けて噴射される。
【0023】
また、本体22内における給水噴射管36の上方には、温度感知手段としての温度感知センサ48が配設されている。この温度感知センサ48は、流入口25を介して本体22内に流入した排気風5の温度を検知している。
【0024】
さらに、洗浄槽24には、たとえばグリスフィルタ23の下側略8分の1が浸漬する程度にまで洗浄原液および水44が貯留されて洗浄液49となっている。この洗浄原液は、たとえば松材などの植物から抽出されたオレイン酸、あるいはリノール酸などにて調製されたトール油にて作製されたアミンソープを主成分とし、このアミンソープに高級アルコール系非イオン界面活性剤、水酸化ナトリウム、および水酸化カリウムなどが混合された組成を有している。そして、洗浄液49は、この洗浄原液を水44にて希釈することにより、排気風5中の汚染物質、とくに油脂に対して高い洗浄性を有している。
【0025】
また、この洗浄槽24の底部には、この洗浄槽24内の洗浄液49をこの洗浄槽24の外部へと排出する排出管51が排出バルブ52を介して連通接続されている。
【0026】
さらに、この洗浄槽24の長手方向におけるカバー体35と反対側の一端には、この洗浄槽24内に貯留される洗浄液49がこの洗浄槽24内で所定の水位を超えると越流、すなわちオーバーフローしてこの洗浄槽24から流出するオーバーフロー配管53が接続されている。このオーバーフロー配管53は、洗浄噴射管37,38よりも上方に位置し、このオーバーフロー配管53の下流側は、排出管51の排出バルブ52よりも下流側に接続されている。
【0027】
そして、洗浄槽24の長手方向における減速モータ34と同側には、洗浄液49に浮上してこの洗浄液49の液面の水位を検知する液面検知手段としてのフロートスイッチ54が取り付けられている。このフロートスイッチ54は、本体22におけるオーバーフロー配管53よりも下側に取り付けられて、カバー体35内に収容されている。また、この洗浄槽24の底部には、洗浄槽24内の洗浄液49を超音波振動させる超音波洗浄手段としての図示しない超音波洗浄装置が配設されている。
【0028】
さらに、本体22の外部には、制御手段としての制御盤であるコントロールボックス55が取り付けられている。このコントロールボックス55は、計時手段としての図示しないタイマおよび記憶手段としての図示しないメモリなどを有した制御部としての図示しない制御回路、操作者の指示が入力される入力手段としての図示しない操作パネル、あるいは警告手段としての図示しない警報装置などを備えている。
【0029】
そして、このコントロールボックス55は、フロートスイッチ54、減速モータ34、および温度感知センサ48と、それぞれリード線61,62,63を介して電気的に接続されている。ここで、これらリード線61,62,63は、カバー体35の図示しない貫通孔を介してカバー体35の外部へと導出されてこのコントロールボックス55へと接続されている。また、コントロールボックス55には、給水本管42の下流側が接続されており、この給水本管42内にはこのコントロールボックス55から導出された図示しないリード線が挿通されて電動バルブ41,43と接続されている。さらに、コントロールボックス55内には、図示しないポンプおよび洗浄原液タンクなどが配設されている。
【0030】
また、このコントロールボックス55は、フロートスイッチ54に基づいてポンプ、あるいは電動バルブ43を制御し、洗浄原液タンクから洗浄槽24へと洗浄原液、あるいは水44を供給するとともに、温度感知センサ48に基づいて減速モータ34の駆動および電動バルブ41の開閉を制御し、グリスフィルタ23の洗浄および厨房設備1にて発生した火炎の消火などをする。
【0031】
次に、上記一実施の形態の消火動作の制御を説明する。
【0032】
厨房設備1のガスコンロ3、あるいはフライヤ4などにおいて、調理中に調理器具2内の油脂分に引火して火炎、あるいは高熱空気などが発生し、この火炎などがレンジフード13内に到達すると、この火炎などが排気ダクト15の吸気により、排気風5とともに本体22の流入口25からグリスフィルタ23の側方に進入する。
【0033】
このとき、グリスフィルタ23は、耐熱性を有しているためこの火炎などにより損傷しない。
【0034】
この後、火炎などが排気風5とともにグリスフィルタ23を上方へと流過すると、この流過した排気風5の温度を温度感知センサ48が検知し、この排気風5の温度が予め設定された所定の温度、たとえば110℃〜120℃以上の際には、コントロールボックス55が減速モータ34にグリスフィルタ23を回転させつつ電動バルブ41を開いて給水噴射管36の給水噴射口45からこの回転しているグリスフィルタ23に向けて水44を噴射させて、洗浄液49および水44にてグリスフィルタ23の外周面に水膜を形成させる。
【0035】
この結果、このグリスフィルタ23の外周面の水膜により、火炎などを消火するとともに流入口25からの火炎などの進入を防止して、この火炎などの排気ダクト15内への伝送を防止する。
【0036】
次に、上記一実施の形態の他の各制御を説明する。
【0037】
操作者が操作パネルを介して入力した操作により、コントロールボックス55にて図示しない超音波洗浄装置を駆動させて洗浄液49を超音波振動させるとともに、減速モータ34にてグリスフィルタ23を回転させてこのグリスフィルタ23の洗浄液49に浸漬される位置を変化させ、このグリスフィルタ23全体をこの洗浄液49にて洗浄する。
【0038】
この後、コントロールボックス55にて電動バルブ43を開いて洗浄噴射管37,38の洗浄噴射口46,47から水44をこのグリスフィルタ23に噴射させて、このグリスフィルタ23をいわゆるすすぎ洗浄する。このとき、この水44にて洗浄液49が増水してこの洗浄液49の液面に浮かぶ塵埃、あるいは油脂の乳化物などとともにオーバーフロー配管53から排出管51へと排出され、洗浄槽24内の洗浄液49が清潔な状態に維持される。そして、このグリスフィルタ23の洗浄が終了すると、このグリスフィルタ23の回転および超音波洗浄装置を停止させる。
【0039】
また、コントロールボックス55は、洗浄液49が所定時間の使用により汚染された際に、排出バルブ52を開いて排出管51を介してこの汚染された洗浄液49を洗浄槽24から排出した後、このコントロールボックス55内のポンプを駆動させるとともに電動バルブ43を開いてこの洗浄槽24内に新しい洗浄原液および水44を供給して洗浄液49を貯留する。そして、フロートスイッチ54が所定の位置まで浮上すると、このフロートスイッチ54にてコントロールボックス55内のポンプがオフされるとともに電動バルブ43が閉じて洗浄原液および水44の供給が停止する。
【0040】
同様に、洗浄液49が揮発などにより少なくなった場合には、フロートスイッチ54が閉成してコントロールボックス55内のポンプがオンされるとともに電動バルブ43が開いて洗浄原液および水44が所定の水位になるまで洗浄槽24内に補充される。
【0041】
なお、オーバーフロー配管53からオーバーフローした洗浄液49および汚染された洗浄液49は、別途廃液容器などにて回収して別途浄化処理し、下水処理負荷を低減することが好ましい。
【0042】
次に、上記一実施の形態の排気風の浄化動作を説明する。
【0043】
調理により油脂分を含んだ蒸気、あるいは煙などが発生し、これら蒸気、あるいは煙などが排気ダクト15内のファン、あるいはブロワなどの駆動により排気風5となってレンジフード13内へと吸気され、排気浄化装置21の本体22の流入口25からグリスフィルタ23の側方に進入する。
【0044】
このとき、排気風5は、グリスフィルタ23のフィルタ体32を流過することにより、縮流、あるいは流過方向の変換などの乱流が繰り返され、この排気風5中の微細な塵埃、油脂分、あるいはタール状物質などの汚染物質がこのフィルタ体32に捕捉されて排気風5から除去される。
【0045】
同時に、フィルタ体32は、洗浄液49に浸漬されることによりこの洗浄液49が付着しているため、排気風5中の水溶性の汚染物質がこのフィルタ体32を流過する際にこの洗浄液49へと溶解してこの排気風5から分離される。
【0046】
さらに、この排気風5はグリスフィルタ23の上方へと排出される際に、再びこのグリスフィルタ23を流過するため、この排気風5は、このグリスフィルタ23のフィルタ体32にて汚染物質を繰り返し除去される。
【0047】
そして、汚染物質を除去された排気風5は浄化風64となり、本体22の流出口26からこの本体22の上方へと流出して排気ダクト15を介して屋外へと排気される。
【0048】
上述したように、上記一実施の形態によれば、グリスフィルタ23を本体22の流入口25を閉塞するようにこの本体22内に配設し、給水噴射管36の給水噴射口45をこのグリスフィルタ23に対向させて形成し、温度感知センサ48にて感知した排気風5の温度が予め設定された所定の温度以上の際に、コントロールボックス55により、減速モータ34にグリスフィルタ23を回転させつつ給水噴射管36の給水噴射口45に水44をこのグリスフィルタ23の側部および上部に向けて噴射させて、洗浄液49および水44にてこのグリスフィルタ23の外周面に水膜を形成する。この結果、グリスフィルタ23の回転および給水噴射管36の給水噴射口45からの水44の噴射による相乗効果により水膜をグリスフィルタ23の外周面に確実に形成できるため、たとえば防火ダンパなどを別個に設けることなくこのグリスフィルタ23の外周面に形成された水膜にて火炎などの伝送を確実に防止できるので、排気浄化装置21の構成を簡単にでき、この排気浄化装置21の制御を簡単にできる。
【0049】
また、グリスフィルタ23の上部は、排気風5の流過する経路であるため、給水噴射管36でこれらグリスフィルタ23の上部から水44を噴射することで、より確実に火炎などの排気ダクト15内への伝送を防止できる。
【0050】
さらに、洗浄液49を洗浄槽24に貯留し、グリスフィルタ23の下部をこの洗浄液49に浸漬してこのグリスフィルタ23のフィルタ体32にて捕捉した排気風5中の汚染物質を洗浄する。この結果、減速モータ34にこのグリスフィルタ23を回転させることでこのグリスフィルタ23の洗浄位置を変化させてこのグリスフィルタ23を効率よく、かつ略自動的に洗浄できるとともに、洗浄液49を効率よく使用できる。
【0051】
そして、洗浄噴射管37,38の洗浄噴射口46,47から水44をこのグリスフィルタ23に噴射してすすぎ洗浄することにより、グリスフィルタ23をより確実に洗浄できるとともに、このすすぎ洗浄の際に汚染物質などが洗浄液49とともにオーバーフロー配管53からオーバーフローして洗浄槽24から排出されるため、洗浄槽24内の洗浄液49を清潔な状態に維持できる。
【0052】
また、排気風5は、少なくともグリスフィルタ23を側部および上部など複数回流過するため、この排気風5中の汚染物質をより確実に除去できる。この結果、温度感知センサ48が汚染物質などにて汚染されることがないので、この温度感知センサ48の誤動作を防止できるとともに、厨房設備1の使用後に、この排気浄化装置21の各部位を取り外して洗浄したり、排気ダクト15内を洗浄したりする必要がないので、保守管理をより容易にできる。
【0053】
さらに、フィルタ体32を、金属繊維を積層して不燃性、耐蝕性および通気性を有する不織布状に形成したものと所定のニッケル多孔体とを重ねて形成したことにより、熱負荷がかかる厨房設備1などの雰囲気中でも使用でき、このフィルタ体32に洗浄液49、あるいは排気風5中の汚染物質などが付着しても腐蝕、あるいは錆などが生じないため、長期間に亘って安定して排気風5を浄化できる。
【0054】
なお、上記一実施の形態において、排気浄化装置21は、たとえばごみの焼却などのごみ処理の際に生じる排気風、あるいはセメントクリンカ、木材加熱加工などの焼成炉から生じる排気風など、いずれの排気風をも対象とすることができる。
【0055】
また、洗浄液49は、とくに油脂に対して洗浄性が高く、抗菌性を有し、中性で防腐剤などを含まず、無リン、無着色、不燃性のものであれば、上記の組成以外のものでもよい。
【0056】
さらに、グリスフィルタ23は、操作者などによりコントロールボックス55に予め入力されたプログラム、あるいはコントロールボックス55に予め設定された所定のプログラムなどにて、所定時間が経過する毎に所定時間回転させて洗浄するなどのいわゆる間欠運転をしてもよい。
【0057】
そして、給水噴射管36は、グリスフィルタ23の上方に複数設けてもよい。この場合には、火炎などが本体22内に進入した際にグリスフィルタ23の外周面に水膜をより確実に形成できる。
【0058】
また、フィルタ体32は、たとえば所定の金属繊維、あるいは所定のニッケル多孔体などだけでもよい。
【0059】
さらに、給水噴射管36を図示しない消火液のタンクなどと接続して、水44の代わりにこの消火液をグリスフィルタ23に向けて噴射してもよい。
【0060】
そして、給水噴射管36を図示しない消煙液のタンクなどと接続して、水44の代わりにこの消煙液をグリスフィルタ23に向けて噴射してもよい。この消煙液としては、たとえば特公昭54−28680号公報(特許第995090号)に記載の消煙液などを用いる。
【0061】
また、排気ダクト15内に比較的大きい負荷がかかった場合に水44および洗浄液49が排気ダクト15内に飛散しないように、排気ダクト15の排気流入口14に図示しない飛散防止フィルタを取り付けてもよい。
【0062】
さらに、排気浄化装置21の消火性能(消煙性能)を向上させるために、排気ダクト15内に図示しないノズルなどの噴射手段を別途設け、この噴射手段から水44、あるいは洗浄液49(消煙液)などを噴射して消火(消煙)を補助してもよい。
【0063】
【発明の効果】
請求項1記載の排気浄化装置によれば、通気性を有する略円筒状の除去手段を本体の流入口および流出口の少なくともいずれか一方を閉塞するようにこの本体内に回転可能に配設し、水または消火液をこの除去手段に向けて噴射する噴射手段をこの除去手段に対向させて設けて、温度感知手段にて感知した排気風の温度が予め設定された所定の温度以上の際に、制御手段にて、駆動手段の駆動により除去手段を回転させつつ噴射手段の駆動により水または消火液をこの回転している除去手段に噴射させて、この水または消火液および洗浄槽に貯留された洗浄液にてこの除去手段の外周面に液膜を形成する。この結果、たとえば防火ダンパなどを別個に設けることなく火炎などの伝送を除去手段の外周面に形成された液膜にて確実に防止できるため、構成を簡単にできる。
【0064】
請求項2記載の排気浄化装置によれば、通気性を有する略円筒状の除去手段を本体の流入口および流出口の少なくともいずれか一方を閉塞するようにこの本体内に回転可能に配設し、消煙液をこの除去手段に向けて噴射する噴射手段をこの除去手段に対向させて設けて、温度感知手段にて感知した排気風の温度が予め設定された所定の温度以上の際に、制御手段にて、駆動手段の駆動により除去手段を回転させつつ噴射手段の駆動により消煙液をこの回転している除去手段に噴射させて、消煙液および洗浄槽に貯留された洗浄液にてこの除去手段の外周面に液膜を形成する。この結果、たとえば防火ダンパなどを別個に設けることなく火炎および煙の伝送を除去手段の外周面に形成された液膜にて確実に防止できるため、構成を簡単にできる。
【0065】
請求項3記載の排気浄化装置によれば、噴射手段を除去手段に対向させて複数設けることにより、この噴射手段にて消火液を除去手段に複数箇所から噴射して液膜をより確実に除去手段に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気浄化装置の一実施の形態を示す説明図である。
【図2】同上排気浄化装置を示す側面断面図である。
【符号の説明】
21  排気浄化装置
22  本体
23  除去手段としてのグリスフィルタ
24  洗浄槽
25  流入口
26  流出口
34  駆動手段としての減速モータ
36  噴射手段としての給水噴射管
48  温度感知手段としての温度感知センサ
55  制御手段としてのコントロールボックス

Claims (3)

  1. 排気風が流入する流入口および排気風が流出する流出口を備えた本体と、
    前記流入口および前記流出口の少なくともいずれか一方を閉塞するように前記本体内に回転可能に配設され、前記流入口から前記本体内に流入した排気風を流過させてこの排気風中の汚染物質を捕捉して除去し、この汚染物質を除去された排気風を前記流出口から流出させる通気性を有する略円筒状の除去手段と、
    この除去手段をこの除去手段の周方向に沿って回転させる駆動手段と、
    前記除去手段の少なくとも一部が浸漬する洗浄液が貯留される洗浄槽と、
    前記除去手段に対向して設けられこの除去手段に向けて水または消火液を噴射する噴射手段と、
    前記流入口から前記本体内に流入した排気風の温度を感知する温度感知手段と、
    この温度感知手段にて感知した排気風の温度が予め設定された所定の温度以上の際に、前記除去手段の外周面に液膜を形成するように前記駆動手段の駆動により前記除去手段を回転させつつこの回転している除去手段に向けて前記噴射手段の駆動により水または消火液を噴射させる制御手段と
    を具備したことを特徴とした排気浄化装置。
  2. 排気風が流入する流入口および排気風が流出する流出口を備えた本体と、
    前記流入口および前記流出口の少なくともいずれか一方を閉塞するように前記本体内に回転可能に配設され、前記流入口から前記本体内に流入した排気風を流過させてこの排気風中の汚染物質を捕捉して除去し、この汚染物質を除去された排気風を前記流出口から流出させる通気性を有する略円筒状の除去手段と、
    この除去手段をこの除去手段の周方向に沿って回転させる駆動手段と、
    前記除去手段の少なくとも一部が浸漬する洗浄液が貯留される洗浄槽と、
    前記除去手段に対向して設けられこの除去手段に向けて消煙液を噴射する噴射手段と、
    前記流入口から前記本体内に流入した排気風の温度を感知する温度感知手段と、
    この温度感知手段にて感知した排気風の温度が予め設定された所定の温度以上の際に、前記除去手段の外周面に液膜を形成するように前記駆動手段の駆動により前記除去手段を回転させつつこの回転している除去手段に向けて前記噴射手段の駆動により消火液を噴射させる制御手段と
    を具備したことを特徴とした排気浄化装置。
  3. 噴射手段は、除去手段に対向して複数設けられた
    ことを特徴とした請求項1または2記載の排気浄化装置。
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