JP2593390B2 - 風呂装置 - Google Patents

風呂装置

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JP2593390B2
JP2593390B2 JP4290538A JP29053892A JP2593390B2 JP 2593390 B2 JP2593390 B2 JP 2593390B2 JP 4290538 A JP4290538 A JP 4290538A JP 29053892 A JP29053892 A JP 29053892A JP 2593390 B2 JP2593390 B2 JP 2593390B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は風呂装置、特に、浴槽内
の入浴水に溶解させた炭酸ガスによって疲労回復や健康
増進に貢献し得るようにした風呂装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及び課題】遊離炭酸を含有する炭酸泉に入浴
すると、該炭酸泉内の炭酸成分が皮膚下の毛細血管に作
用して該毛細血管を拡張させ、これにより入浴者の血行
が改善されて該入浴者の疲労回復や健康増進が図れる。
かかる疲労回復等を図るべく入浴水に炭酸ガスを溶解さ
せるようにした風呂装置として概略図4の如きものを提
案した。
【0003】浴槽(3) と気体排出装置(6) を繋ぐ強制循
環回路(4) には、該気体排出装置(6) の上流側に位置さ
せて循環ポンプ(41)が配設されていると共に、該循環ポ
ンプ(41)の上流側には、三方継ぎ手(44)が配設されい
る。また、該三方継ぎ手(44)には給湯機(1) の燃焼排気
を吸引する気体回路(17)の下流端が接続されており、該
気体回路(17)に於ける上記三方継ぎ手(44)の接続部近傍
には、排ガス弁(21)が設けられている。
【0004】又、上記気体回路(17)の上流端には、外周
壁に複数の吸気孔(180) (180) を穿設した排ガス吸引管
(18)が設けられており、該排ガス吸引管(18)は、上記し
た給湯機(1) の燃焼排気路(10)内に配設されている。図
示しない炭酸泉スイッチを投入すると、給湯機(1) のガ
スバーナ(26)が燃焼すると共に、気体回路(17)に配設さ
れた排ガス弁(21)が開弁し、更に、循環ポンプ(41)と気
体排出装置(6) が作動する。すると、強制循環回路(4)
内の水流に因るエゼクタ効果で、給湯機(1) の燃焼排気
路(10)内に発生した燃焼排気がガス吸引管(18)→気体回
路(17)→排ガス弁(21)→三方継ぎ手(44)と流れて上記強
制循環回路(4) を循環する入浴水に供給せしめられる。
【0005】すると、上記三方継ぎ手(44)から供給され
た前記燃焼排気中の炭酸ガスは、強制循環回路(4) 内を
流れる入浴水と共に下流側の気体排出装置(6) 部分に送
られ、その間に前記炭酸ガスが殆ど入浴水に溶解する。
そして、上記強制循環回路(4) 内の入浴水に溶解しない
余剰の炭酸ガスや一酸化炭素等の有害成分は、気体排出
装置(6) 部分で分離されて大気中に放出される。
【0006】これにより、上記気体排出装置(6) を通過
した入浴水は所定量の炭酸ガスを含有することとなり、
該炭酸ガスを含んだ入浴水が浴槽(3) 内に供給されてこ
れが炭酸泉の状態になる。しかしながら、上記のもので
は排ガス吸引管(18)の側壁に穿設した吸気孔(180) (18
0) の配設態様を考慮しない場合には、該排ガス吸引管
(18)から吸引する燃焼排気の量を最適量に安定させるこ
とができないという問題があった。
【0007】上記問題点について更に詳述する。排ガス
吸引管(18)の外周壁の温度は全周に亘って一定ではな
く、該外周の各場所によって相違する。即ち、燃焼排気
路(10)の下流側を向いている壁面は、高温の燃焼排気が
直撃する上流側の壁面に比べて低温状態になっているの
である。このことから、排ガス吸引管(18)の壁面におけ
る比較的温度の低い部分には、ガスの燃焼で発生する所
謂燃焼生成水(以下、ドレンという)が付着し易くな
り、該部分に上記吸気孔(180) (180) を穿設すると、該
吸気孔(180) (180) の内縁近傍に前記ドレンが付着して
その開口面積が減少せしめられる。特に、上記吸気孔(1
80) (180) が小さい場合は、これが前記ドレンで完全に
閉塞されてしまう恐れがある。
【0008】このことから、上記のものでは各吸気孔(1
80) (180) の配設位置を考慮することなくこれを排ガス
吸引管(18)の外周に適宜散在させる場合は、一部の吸気
孔(180) (180) が上記ドレンで閉塞される等の現象が発
生し、各吸気孔(180) (180)の開口面積の総和が小さく
なる。一方、排ガス吸引管(18)内に吸引すべき燃焼排気
の量は上記強制循環回路(4)内の通水量等との関係で最
適量に設定されている。そして、該最適量の燃焼排気が
確保できるように上記吸気孔(180) (180) の大きさや配
設数が設定されている。
【0009】従って、上記のようにドレンの付着で各吸
気孔(180) (180) の開口面積の総和が小さくなると、排
ガス吸引管(18)に吸引される燃焼排気の量が減少し、既
述強制循環回路(4) 内の通水量等を考慮して設定した燃
焼排気の最適量が確保できなくなる。このことから、上
記のものでは、燃焼排気の量を最適量に安定させること
ができなくなるのである。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、『側壁に複数の吸気孔(180) (180) が穿設された排
ガス吸引管(18)を給湯機(1) の燃焼排気路(10)に設ける
と共に、該排ガス吸引管(18)で上記燃焼排気路(10)内を
流れる燃焼排気を吸引し、該吸引した燃焼排気に含まれ
る炭酸ガスを入浴用の水に溶解させるようにした風呂装
置』において、排ガス吸引管(18)で吸引する燃焼排気の
量を最適状態に安定させ得るようにすることをその課題
とする。
【0011】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『前記燃焼排気路(10)の絞り部(10
1)に前記排ガス吸引管(18)を位置させると共に、
燃焼排気の流れに対して上流を向くように排ガス吸引管
(18)の吸気孔(180)(180)を形成した』こ
とである。
【0012】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。燃焼排
気路(10)内を流下する燃焼排気が排ガス吸引管(1
8)部分に到達すると、該燃焼排気は、その流れに対し
て上流側に向けて形成されている吸気孔(180)(1
80)に流入すると共に、該燃焼排気の一部がこれら吸
気孔(180)(180)の近傍壁面に衝突して該部分
を加熱昇温させる。この場合、排ガス吸引管(18)は
燃焼排気が集中して流れる燃焼排気路(10)の絞り部
(101)に設けられているから、前記吸気孔(18
0)(180)の近傍壁面に多量の前記燃焼排気が吹き
付けられてこれが集中加熱される。従って、前記吸気孔
(180)(180)の近傍壁面の温度上昇量が大きく
なる。
【0013】従って、該加熱昇温によって上記吸気孔(1
80) (180) の近傍壁面に燃焼排気中の水蒸気が付着・凝
結しにくくなり、吸気孔(180) (180) がドレンで閉塞さ
れたり該吸気孔(180) (180) の開口面積が付着したドレ
ンで減少せしめられるようなことが少なくなる。
【0014】
【効果】本発明は次の特有の効果を有する。吸気孔(1
80)(180)がドレンで閉塞される等の現象が生じ
にくいから、排ガス吸引管(18)で吸引する燃焼排気
の量を最適量に安定させることができる。吸引管(1
8)に於ける吸気孔(180)(180)の近傍壁面
が、燃焼排気路(10)の絞り部(101)を流れる燃
焼排気で集中加熱されて該壁面の温度上昇量が大きくな
るから、前記吸気孔(180)(180)部分でのドレ
ンの発生が一層確実に防止できる。燃焼排気が集中して
流れる燃焼排気路(10)の絞り部(101)において
上流を向く姿勢で吸気孔(180)(180)が設けら
れているから、該絞り部(101)に設けないものに比
べ、前記吸気孔(180)(180)に流入する燃焼排
気の量が多くなる。排ガス吸引管(18)が燃焼排気路
(10)の絞り部(101)に配設されているから、入
浴水の炭酸濃度を安定させ得る利点がある。即ち、燃焼
排気の流れに対して直角方向では、燃焼排気路(10)
内の場所によって、燃焼排気の流量にバラツキがあるの
が一般的である。従って、燃焼排気路(10)の絞り部
(101)に排ガス吸引管(18)を配設しない場合
は、配設場所によって、吸気孔(180)(180)に
流入する燃焼排気の量にバラツキが生じて入浴水の炭酸
濃度が安定しない。これに対し、上記技術的手段によれ
ば、燃焼排気が集中する燃焼排気路(10)の絞り部
(101)に排ガス吸引管(18)が配設されているか
ら、該排ガス吸引管(18)の吸気孔(180)(18
0)に流入する燃焼排気の量にバラツキが生じることが
なく、前記入浴水の炭酸濃度が安定するのである。
【0015】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。浴槽(3) と循環ポンプ(41)の間には既述先
行技術のものと同様に強制循環回路(4) が形成されてお
り、上記循環ポンプ(41)の下流側には気体排出装置(6)
が配設されている。そして、気体排出装置(6) は、後述
する強制循環回路(4) 内の循環水に溶解していない燃焼
排気を回収する気液分離器(61)と、該回収した燃焼排気
を強制的に大気に排出する排気装置(62)から構成されて
いる。又、上記循環ポンプ(41)の上流側に配設された三
方継ぎ手(44)には、給湯機(1) の燃焼排気路(10)から引
き出した気体回路(17)の下流端が接続されている。
【0016】又、上記気体回路(17)の上流端には、
外周に複数の吸気孔(180)(180)を有する排ガ
ス吸引管(18)が設けられており、該排ガス吸引管
(18)は、上記した給湯機(1)の燃焼排気路(1
0)内に配設されている。図2に示すように、給湯機
(1)内に形成された燃焼排気路(10)には、排気口
(102)の上流側近傍に位置させて絞り部(101)
が形成されており、該絞り部(101)部分に沿って排
ガス吸引管(18)が配設されている。そして、該排ガ
ス吸引管(18)における壁面には、図3に示すように
排気路上流側に向けて吸気孔(180)が直線状に整列
する態様で穿設されている。従って、後述するようにガ
スバーナ(26)が燃焼した場合は、これから生じる燃
焼排気が上記吸気孔(180)(180)の近傍の壁面
に衝突してこれを加熱し、これにより、該部分における
ドレンの発生を防止する。即ち、吸気孔(180)(1
80)がドレンで閉塞されないのである。又、燃焼排気
の流れに対して直角方向では、燃焼排気路(10)内の
場所によって、燃焼排気の流量にバラツキがあるのが一
般的であり、従って、燃焼排気路(10)の上記絞り部
(101)に排ガス吸引管(18)を配設しない場合
は、配設場所によって、吸気孔(180)(180)に
流入する燃焼排気の量にバラツキが生じて入浴水の炭酸
濃度が安定しない。これに対し、上記実施例によれば、
燃焼排気が集中する燃焼排気路(10)の絞り部(10
1)に排ガス吸引管(18)が配設されているから、該
排ガス吸引管(18)の吸気孔(180)(180)に
流入する燃焼排気の量にバラツキが生じることがなく、
前記入浴水の炭酸濃度が安定する。又、この実施例の排
ガス吸引管(18)は、燃焼排気路(10)に於て通路
面積を狭くした絞り部(101)に配設されているた
め、排ガス吸引管(18)の吸気孔(180)(18
0)に流入する排ガス中の二酸化炭素の割合(濃度)は
使用毎にバラツキが生じる事なく安定する。これによ
り、入浴水の炭酸濃度が安定する。又、上記吸気孔(1
80)(180)は燃焼排気が集中して流れる前記絞り
部(101)に位置しているから、これに流入する燃焼
排気の量が多くなる。
【0017】上記気体回路(17)における前記排ガス吸引
管(18)と既述排ガス弁(21)の間には、乾燥器としての電
気ヒータ(7) が配設されており、これにより、気体回路
(17)を通過する燃焼排気の温度を上昇させてこれを乾燥
させるようにしている。従って、燃焼排気内の水分がそ
の下流側の排ガス弁(21)を通過する際に、これを構成す
る弁体やシール用のゴムを劣化させる不都合が少なくな
る。又、気体回路(17)に於ける電気ヒータ(7) の下流に
燃焼排気を積極的に吸引する吸引ポンプ等が配設されて
いても、燃焼排気の水分で上記吸引ポンプの耐久性が低
下する不都合がない。尚、乾燥器としてシリカゲルや活
性アルミナ等から成る乾燥剤をカートリッジ式に構成し
て上記気体回路(17)に交換可能に装着するようにしても
よい。
【0018】次に、浴槽(3) の側壁と追焚用熱交換器(3
1)を循環する追焚回路(32)には、該追焚用熱交換器(31)
の上流側に位置させて、濾過器(5) と追焚ポンプ(33)が
この順序で上流に向けて順次配設されている。そして、
上記濾過器(5) 内には、その内部を通過する通水内の塵
芥を吸着除去する濾材(54)が充填せしめられており、更
に、追焚回路(32)における濾過器(5) の上流側近傍と下
流側近傍には、洗浄排水弁(52)と洗浄給水弁(51)が配設
されている。
【0019】上記洗浄排水弁(52)は、前記濾過器(5) の
入口側を追焚ポンプ(33)と排水回路(56)に択一的に繋げ
るように切り替わる動作を行うようになっている。他
方、洗浄給水弁(51)には洗浄給湯パイプ(57)が接続され
ているとともに、該洗浄給湯パイプ(57)の上流端は、給
湯機(1) の給湯回路(11)から分岐させた湯張り回路(14)
に接続されている。そして、上記洗浄給水弁(51)は、既
述濾過器(5) の出口側を追焚回路(32)の追焚用熱交換器
(31)側と上記洗浄給湯パイプ(57)側に択一的に切り替え
る動作を行うようになっている。
【0020】又、上記給湯回路(11)から分岐させた湯張
り回路(14)は、追焚回路(32)の下流端近傍に接続されて
いるとともに、上記湯張り回路(14)には給湯弁(19)と湯
張り弁(190) が配設されている。次に、上記実施例の風
呂装置の動作の実際を説明する。図示しない湯張りスイ
ッチを投入すると、ガスバーナ(26)が燃焼して給湯機
(1) から温水が供給せしめられると共に、給湯弁(19)と
湯張り弁(190) が開弁して浴槽(3) 内への湯張り動作が
進行する。そして、該浴槽(3) 内水位が設定水位に達す
ると、これを図示しない水位センサが検知して湯張り弁
(19)が閉弁せしめられて湯張り動作が停止する。
【0021】次に、浴槽(3) 内が自然に温度低下する
と、これを図示しない温度センサが検知し、追焚ポンプ
(33)が動作すると共に追焚用熱交換器(31)用の追焚バー
ナ(36)が燃焼する。これにより、浴槽(3) 内の入浴水
は、追焚ポンプ(33)→濾過器(5)→追焚用熱交換器(31)
→浴槽(3) と循環加熱されて浴槽(3) 内が設定温度まで
追焚きされる。なお、この追焚きの際には、洗浄排水弁
(52)は追焚ポンプ(33)と濾過器(5) を繋ぐ姿勢に、又、
洗浄給水弁(51)は濾過器(5) と追焚用熱交換器(31)を繋
ぐ姿勢をそれぞれ維持している。
【0022】次に、浴槽(3) 内の入浴水の炭酸濃度を高
める場合の動作を説明する。図示しない炭酸泉スイッチ
を投入すると、給湯機(1) のガスバーナ(26)が燃焼し始
めると共に、気体回路(17)に配設された排ガス弁(21)が
開弁する。又、循環ポンプ(41)と排気装置(62)が駆動す
る。すると、循環ポンプ(41)の駆動によって、浴槽(3)
内の入浴水が強制循環回路(4) 内で循環せしめられ、こ
の循環水の流れに基づくエゼクタ効果で、給湯機(1) の
燃焼排気路(10)内に発生した燃焼排気が上記強制循環回
路(4) を循環する入浴水に混入せしめられる。すなわ
ち、上記燃焼排気は、給湯機(1) の燃焼排気路(10)内に
配設された排ガス吸引管(18)→気体回路(17)→排ガス弁
(21)→三方継ぎ手(44)→強制循環回路(4) の経路で該強
制循環回路(4) 内を流れる入浴水に混入されるのであ
る。尚、ガスバーナ(26)が上記のように燃焼し始めて排
ガス吸引管(18)が燃焼排気に晒された場合、吸気孔(18
0) (180) がドレンで閉塞される等の不都合はないこと
は既述した。
【0023】上記燃焼排気を含有する強制循環回路(4)
内の水は、循環ポンプ(41)の作用で気液分離器(61)部分
に送られるとともに、該気液分離器(61)に到達するまで
の間に上記燃焼排気内の炭酸ガスのほとんどが前記強制
循環回路(4) 内の水に溶解する。そして、上記強制循環
回路(4) 内の水に溶解しない余剰の炭酸ガスや一酸化炭
素は、気液分離器(61)に到達した際に、これで分離され
て排気装置(62)から大気中に放出される。
【0024】これにより、上記気液分離器(61)から流出
する水は所定量の炭酸ガスを含有することとなり、該炭
酸ガスを含有した水は浴槽(3) 内に供給されて入浴水の
炭酸濃度を高め、これにより該浴槽(3) 内を炭酸泉状態
にする。一方、浴槽(3) 内に於ける入浴水の炭酸濃度を
向上させる上記動作を実行している際には、給湯機(1)
で加熱生成された温水は、追焚回路(32)内に配設された
濾過器(5) を逆流してこれを洗浄するようになってい
る。
【0025】すなわち、上記動作時には、給湯弁(19)が
開弁すると共に、濾過器(5) の上下流路部に配設された
洗浄排水弁(52)と洗浄給水弁(51)は、排水回路(56)と洗
浄給湯パイプ(57)側にそれぞれ繋がった状態になり、こ
れにより、給湯機(1) からの供給温水は、湯張り回路(1
4)→洗浄給湯パイプ(57)→洗浄給水弁(51)→濾過器(5)
→洗浄排水弁(52)→排水回路(56)と流れるのである。こ
れにより、給湯機(1)からの供給温水は、追焚回路(32)
内の通水が追焚き時に濾過器(5) を通過する方向と逆方
向へ向かって該濾過器(5) 内を通過し、該温水が逆方向
に通過する際に、該濾過器(5) 内の濾体(54)に付着した
湯垢などの汚れを排水回路(56)から外部に排出する。
【0026】そしてこのものでは、給湯機(1) からの供
給温水で濾過器(5) 内を逆流洗浄するようにしたから、
給湯機(1) で加熱生成された温水を単純に排水してしま
う場合に比べ、該温水の有効利用が図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の説明図
【図2】排ガス吸引管(18)の配設部の拡大断縦面図
【図3】排ガス吸引管(18)の配設部の要部断面図
【図4】本発明の比較対象を示す図面
【符号の説明】
(1) ・・・給湯機 (3) ・・・浴槽 (4) ・・・強制循環回路 (10)・・・燃焼排気路 (18)・・・排ガス吸引管 (180) ・・・吸気孔
フロントページの続き (72)発明者 高木 秀彦 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−283310(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁に複数の吸気孔(180)(18
    0)が穿設された排ガス吸引管(18)を給湯機(1)
    の燃焼排気路(10)に設けると共に、該排ガス吸引管
    (18)で上記燃焼排気路(10)内を流れる燃焼排気
    を吸引し、該吸引した燃焼排気に含まれる炭酸ガスを入
    浴用の水に溶解させるようにした風呂装置において、 前記燃焼排気路(10)の絞り部(101)に前記排ガ
    ス吸引管(18)を位置させると共に、燃焼排気の流れ
    に対して上流を向くように排ガス吸引管(18)の吸気
    孔(180)(180)を形成した風呂装置。
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