JPH11294866A - 循環温浴装置 - Google Patents

循環温浴装置

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Publication number
JPH11294866A
JPH11294866A JP10097248A JP9724898A JPH11294866A JP H11294866 A JPH11294866 A JP H11294866A JP 10097248 A JP10097248 A JP 10097248A JP 9724898 A JP9724898 A JP 9724898A JP H11294866 A JPH11294866 A JP H11294866A
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JP
Japan
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water
circulating
drain valve
nozzle unit
bathtub
Prior art date
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Pending
Application number
JP10097248A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Tazaki
哲也 田崎
Masashi Hirose
政志 廣瀬
Minoru Namimatsu
実 並松
Tetsuya Inoue
哲也 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10097248A priority Critical patent/JPH11294866A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱水循環運転中に手動開閉式ドレン弁を誤っ
て開いた場合でも熱水が噴出せず、安全、快適に入浴を
楽しむことができる循環温浴装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 浴槽の湯を循環させてろ過したり抗菌処
理する循環系統を備えるとともに、凍結防止のための手
動開閉式ドレン弁23を備える循環温浴装置において、
手動開閉式ドレン弁23は、循環温浴装置内の流路の滞
留水が高温のときには流路を閉じたままに維持する熱動
弁機構を備え、手動開閉式ドレン弁23を手で操作して
開くときでも、内部に溜まっている水が高温の場合では
熱動弁機構によって流路が閉じたままに維持可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば一般家庭
の浴室に設置され浴槽水の浄化・抗菌及び保温を図るこ
とによっていつでも快適に入浴できる循環温浴装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4の(a)は従来の循環温浴装置の本
体の正面断面図、図4の(b)は従来の循環温浴装置の
ノズルユニットの正面図、図5の(a)は従来の循環温
浴装置の本体の側面断面図、図5の(b)は従来の循環
温浴装置のノズルユニットの側面図である。
【0003】図4及び図5において、浴槽(図示せず)
中に取付けるノズルユニットの下端には、浴槽水を吸い
込む吸入口1と運転停止時の浴槽水の逆流を防止する逆
止弁2が設けられている。ノズルユニットの内部には、
吸入口1に連通するパイプ10及び粒状活性炭3を収納
したケース9を備え、浴槽水に混入してくる毛髪や糸く
ず等が粒状活性炭3によって捕集され浴槽水の臭気も吸
着される。
【0004】ノズルユニットの上端には浴槽の排出口と
してノズル4を配置し、このノズル4にはパイプ10か
らの流路及びこれに接続した熱動弁5が連通している。
熱動弁5は、弁体6と2本のスプリング7,8を内蔵し
たものである。また、ノズルユニットと循環温浴装置の
本体とは吸入継手11,12、排出継手13,14にて
ホース(図示せず)を介して連結されている。
【0005】循環温浴装置の本体の内部構造は図4及び
図5の(a)に示すとおりであり、ノズルユニットとと
もに形成される循環流路には流量検知スイッチ15を組
込み、ノズルユニットは吸入継手12と連結されてポン
プ16に配管接続されている。ポンプ16とろ過槽17
とは接続継手18を介して接続され、ろ過槽17内には
ヒータ19及びろ材20が組込まれている。ポンプ16
と接続継手18との間に温度検知スイッチ21を備え、
ポンプ16のケーシング16−1の前面下部にはドレン
用継手16−2を配置し、このドレン用継手16−2は
本体ベース22に設けた手動開閉式ドレン弁23に連通
している。
【0006】この手動開閉式ドレン弁23は、長期に亘
って循環温浴装置の運転を停止させる場合に、凍結等に
よる装置の破損を避けるために設けたものである。すな
わち、ろ過槽17やポンプ16及び配管経路中に浴槽水
が滞留したまま運転を停止させると、寒冷時に内部凍結
を発生してしまうので、滞留水を排出してこのような凍
結を防ぐことを目的としたものである。そして、手動開
閉式ドレン弁23のレバーを手動操作すれば、ポンプケ
ーシング16−1とドレン用継手16−2の流路を開閉
することができ、流路を開くことで滞留水を外に排出す
ることができる。
【0007】このような循環温浴装置では、浴槽水をろ
過循環する場合には、浴槽水はノズルユニットの吸入口
1からポンプ16の運転により吸入され、粒状活性炭3
により毛髪や糸くず等を除去されながらホース(図示せ
ず)により連結された吸入継手11、12を経てポンプ
16へ流入する。このとき、流量検知スイッチ15はノ
ズルユニットから流入する浴槽水の流量を検知し、前記
粒状活性炭3の毛髪や糸くず等による目詰まりからくる
流量低下などを警告する役目を持つ。
【0008】ポンプ16から吐出された浴槽水は、接続
継手18を通りろ過槽17の上部から流入し、ろ過槽1
7内のろ材20により浄化されて排出され、排出継手1
4、ホース(図示せず)及び排出継手13を経て熱動弁
5へ流入し、ノズル4から浴槽(図示せず)へ排出され
る。
【0009】浴槽水をろ過循環する場合は、通常では、
浴槽水の水温は温度検知スイッチ21により35℃〜4
5℃の範囲で運転が行なわれる。このとき、熱動弁5内
のスプリング7とスプリング8(形状記憶合金により5
0℃以上の温度にてスプリング長が変化する)とのバラ
ンスによりノズル4側へ流路を開いている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来構造に
おいては、ポンプ16の構成部品であるポンプケーシン
グ16−1やドレン用継手16−2及び手動開閉式ドレ
ン弁23を含む流路の開閉は、手動開閉式ドレン弁23
のレバー開閉による手動操作でするしかない。このた
め、特に循環温浴装置の抗菌運転を行なっている場合に
手動開閉式ドレン弁23のレバーを開くと、高温に加温
された浴槽水(70℃〜75℃)が手動開閉式ドレン弁
23から噴出し、やけど等を負うという問題がある。
【0011】本発明は、循環温浴装置で抗菌運転を行な
っているときにドレン弁を手動操作で開けようとして
も、熱水がドレン弁から噴出しないようにして安全に使
えるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、浴槽の内部の
設置されて浴槽水を浄化のために吸入する吸入口及び浄
化後の浴水を排出する排出口を持つノズルユニットと、
このノズルユニットの内部流路に接続され浴槽水の循環
のためのポンプと、浴槽水をろ過するろ過槽と、浴槽水
の保温・加温を行なうと共に前記ノズルユニットの吸入
口から排出口までの接続経路を閉回路とし浴槽水を高温
に加熱するヒータとを備え、さらに前記ポンプ及びろ過
槽を含む装置内の流路に滞留する水を排出するための手
動開閉式ドレン弁を備える循環温浴装置において、前記
手動式ドレン弁は、前記装置内の流路の滞留水が高温の
ときには流路を閉じたままに維持する熱動弁機構を備え
てなることを特徴とする。
【0013】この構成では、手動開閉式ドレン弁を手で
操作して開くときでも、循環温浴装置の内部の流路に溜
まっている水が高温の場合では、熱動弁機構によって流
路が閉じたままに維持されるので、作業する人が熱水を
浴びることがなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、浴槽の
内部に設置されて浴槽水を浄化のために吸入する吸入口
及び浄化後の浴水を排出する排出口を持つノズルユニッ
トと、このノズルユニットの内部流路に接続され浴槽水
の循環のためのポンプと、浴槽水をろ過するろ過槽と、
浴槽水の保温・加温を行なうと共に前記ノズルユニット
の吸入口から排出口までの接続経路を閉回路とし浴槽水
を高温に加熱するヒータとを備え、さらに前記ポンプ及
びろ過槽を含む装置内の流路に滞留する水を排出するた
めの手動開閉式ドレン弁を備える循環温浴装置におい
て、前記手動式ドレン弁は、前記装置内の流路の滞留水
が高温のときには流路を閉じたままに維持する熱動弁機
構を備えてなるものであり、手動開閉式ドレン弁を手で
操作して開けようとしても、循環温浴装置内の流路に溜
まっている水が高温のときには、熱動弁機構によって流
路が閉じたままとして熱水の放出を抑えるという作用を
有する。
【0015】たとえば、循環温浴装置の任意運転中に幼
児等が誤って手動開閉式ドレン弁を開にした場合でも、
浴槽水をろ過循環する場合には通常入浴水と同等の温度
(35℃〜45℃)の浴槽水が噴出するだけなので、安
全上の問題はなくなる。また、循環温浴装置の抗菌運転
の期間では、熱動弁機構により手動開閉式ドレン弁の流
路が遮断されるので、熱水(70℃〜75℃)が噴出さ
れることはない。
【0016】本発明の一実施例の循環温浴装置について
図面を参照しながら説明する。図1の(a)は本発明の
一実施例の循環温浴装置の正面断面図、図1の(b)は
ノズルユニットの正面図、図2の(a)は本発明の一実
施例の循環温浴装置の側面断面図、図2の(b)はノズ
ルユニットの側面断面図、図3は手動開閉式ドレン弁の
正面断面図である。
【0017】なお、ドレン部分を除く他の構成は全て図
4及び図5の従来例と同じであり、同じ構成部品には同
一符号を付してその説明を省略する。またこの循環温浴
装置の基本動作も、従来例と同じである。
【0018】図1に示すように、ポンプ16の構成部品
であるケーシング16−1の前面下部に、ドレン用継手
24が配置されている。このドレン用継手24は、図3
に示すように、内部に弁体25、弁棒26、スプリング
27、スプリング28を配置し、一端側に継手キャップ
29を連結したものである。弁体25は弁棒26に挿入
され一体化されたもので、一方のスプリング28は形状
記憶合金製であり温度変化によりスプリング長が変動す
る。なお、弁体25の動きを安定させるためドレン用継
手24の内部に複数のガイド用リブを設けることが好ま
しい。
【0019】以上の構成において、循環温浴装置の運転
停止時あるいは浴槽水をろ過循環する運転を行なってい
る最中に手動開閉式ドレン弁23のレバー(図示せず)
を操作してこれを開けると、ドレン用継手24内の弁体
25及び弁棒26はスプリング27により手動開閉式ド
レン弁23へ連通する水通路を閉塞しないよう押えられ
ているので、排水することができる。
【0020】一方、循環温浴装置内の抗菌運転を行なっ
ている最中に手動開閉式ドレン弁23を開ける操作をす
るとき、閉回路中でろ過槽17内のヒータ19で高温に
加熱された循環水は、ポンプ16が運転中のためポンプ
ケーシング16−1に連通するドレン用継手24側へ勢
いよく噴出しようとする。この場合、ドレン用継手24
内部では、形状記憶合金製のスプリング28は他方のバ
イアス用のスプリング27のバネ荷重より勝るようにな
り、弁体25及び弁棒26をその閉弁方向に付勢して流
路を閉じる。これにより、熱水は手動開閉式ドレン弁2
3から噴出することはなく、やけど等の恐れは回避され
る。
【0021】なお、熱水によりバネ負荷が大きくなった
スプリング28は、循環する浴槽水の温度低下によって
定常状態に戻り、バイアス用のスプリング27とバラン
スした位置に弁棒26を保持する。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、循環温浴装置の循環流
路中に含まれている滞留水の温度が高いときには、手動
開閉式ドレン弁を開く操作をしても、熱動弁機構によっ
て流路は遮断されたままとすることができる。このた
め、操作する人がやけど等を負う恐れがなく信頼性及び
メンテナンス性の高い循環温浴装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例の循環温浴装置の正
面断面図 (b)はノズルユニットの正面図
【図2】(a)は本発明の一実施例の循環温浴装置の側
面断面図 (b)はノズルユニットの側面断面図
【図3】手動開閉式ドレン弁の正面断面図
【図4】(a)は従来の循環温浴装置の本体の正面断面
図 (b)は従来の循環温浴装置のノズルユニットの正面図
【図5】(a)は従来の循環温浴装置の本体の側面断面
図 (b)は従来の循環温浴装置のノズルユニットの側面図
【符号の説明】
1 吸入口 2 逆止弁 3 粒状活性炭 4 ノズル 5 熱動弁 6 弁体 7 スプリング 8 スプリング 9 ケース 10 パイプ 11 吸入継手 12 吸入継手 13 排出継手 14 排出継手 15 流量検知スイッチ 16 ポンプ 17 ろ過槽 18 接続継手 19 ヒータ 20 ろ材 21 温度検知スイッチ 22 ベース 23 手動開閉式ドレン弁 24 ドレン用継手 25 弁体 26 弁棒 27 スプリング 28 スプリング 29 継手キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 哲也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽の内部に設置されて浴槽水を浄化のた
    めに吸入する吸入口及び浄化後の浴水を排出する排出口
    を持つノズルユニットと、このノズルユニットの内部流
    路に接続され浴槽水の循環のためのポンプと、浴槽水を
    ろ過するろ過槽と、浴槽水の保温・加温を行なうと共に
    前記ノズルユニットの吸入口から排出口までの接続経路
    を閉回路とし浴槽水を高温に加熱するヒータとを備え、
    さらに前記ポンプ及びろ過槽を含む装置内の流路に滞留
    する水を排出するための手動開閉式ドレン弁を備える循
    環温浴装置において、前記手動式ドレン弁は、前記装置
    内の流路の滞留水が高温のときには流路を閉じたままに
    維持する熱動弁機構を備えてなる循環温浴装置。
JP10097248A 1998-04-09 1998-04-09 循環温浴装置 Pending JPH11294866A (ja)

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