JP2559039Y2 - 圧力比例制御弁 - Google Patents

圧力比例制御弁

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JP2559039Y2
JP2559039Y2 JP7397191U JP7397191U JP2559039Y2 JP 2559039 Y2 JP2559039 Y2 JP 2559039Y2 JP 7397191 U JP7397191 U JP 7397191U JP 7397191 U JP7397191 U JP 7397191U JP 2559039 Y2 JP2559039 Y2 JP 2559039Y2
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diaphragm
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proportional control
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芳文 富井
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ガスコンロなどのガ
ス燃焼器具のガス供給量を制御する圧力比例制御弁に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コイルの励磁によりプランジャを
移動させる形式の圧力比例制御弁は、図3に示すように
受圧板1とダイヤフラム2とを鋲軸3の先端に設けてあ
る鋲頭4と上記鋲軸3の外側に無理矢理嵌装する止め輪
5とで挾み込んで固定すると共に、プランジャ6の端面
に鋲軸3の末端面を突き当て、コイル7の励磁にともな
うプランジャ6のスライドを鋲軸3を介し弁棒8に伝達
するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような構成によ
ると、止め輪を用いた固定のため、器具を用いた止め輪
の押し込み作業に著しく手間がかかる。
【0004】また、プランジャと鋲軸との接触面積が著
しく小さいと共に、市販の鋲軸を用いると端末の平面度
が悪いためダイヤフラムが傾いて圧力が不安定になる。
このため、鋲軸の末端面に良好な平面度を得る切削加工
が必要になる。
【0005】そこで、この考案の課題は、プランジャに
末端面を当接させる大径の軸材を有する受圧板にダイヤ
フラムを極めて容易に固定することができるようにした
圧力比例制御弁を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案はボビンに巻回したコイルの回りにフレ
ームと、ベース板と、プランジャとで磁路を形成し、上
記コイルに通電することでプランジャの移動をダイヤフ
ラムから弁棒に伝達して開弁する形式の圧力比例制御弁
において、プランジャの端面に閉鎖末端壁面を当接させ
る筒状壁の先端開放縁全周から外方に突出する鍔状の受
圧板を設け、また、上記筒状壁内の軸芯に閉鎖末端壁か
ら連なって突出する突軸を設け、さらに、上記筒状壁の
周囲に複数の貫通窓を設け、また、上記ダイヤフラムの
中心から連なって突軸の外側と筒状壁の内側とに押し込
む筒状体を設けると共に、この筒状体の先端縁外周に上
記受圧板にダイヤフラムが重なる合ったとき前記貫通窓
に嵌り込み係止する突起を設けた構成を採用したもので
ある。
【0007】
【作用】まず、ダイヤフラムと一体の筒状体に突軸の先
を嵌入させ、次いで突軸と筒状壁との間隙に無理矢理に
筒状体を押し込みながら、受圧板にダイヤフラムを重ね
合わす。
【0008】上記受圧板にダイヤフラムが重なり合った
とき、突軸と筒状壁との間隙に押し込んだ筒状体の各突
起が貫通窓に合致して筒状壁の内面による圧縮が解除さ
れるので、自動的に貫通窓に突起が嵌入係止する。その
結果、筒状壁に対する筒状体の離脱が阻止され、受圧板
にダイヤフラムが固定される。
【0009】
【実施例】以下、この考案に係る実施例を添付図面に基
づいて説明する。
【0010】図1に示すように、軸芯の通路21にスラ
イド自在にプランジャ22を挿入するボビン23には、
コイル24が巻回されている。
【0011】また、コイル24の回りには、フレーム2
5と、ベース板26と、プランジャ22とで磁路が形成
され、コイル24に通電することでプランジャ22がス
ライドする。
【0012】上記プランジャ22のスライドをダイヤフ
ラム27から弁棒28に伝達して、上記弁棒28の弁体
29を流路30の途中に設けてある弁座31から遊離
(開弁)させるためには、プランジャ22の端面に筒状
壁32の閉鎖末端壁33を当接させると共に、末端壁3
3の中心から連なって筒状壁32の先端開口より突出し
て弁棒28に突き当てる突軸34を、筒状壁32の先端
開口縁全周から連なってダイヤフラム27の片面周縁部
を除く部分に重なる鍔状の受圧板35をそれぞれ一体的
に(合成樹脂成型品)設けると共に、筒状壁32の周壁
に複数の貫通窓36を設け、また、ダイヤフラム27の
中心に突軸28が密に嵌入し、かつ上記突軸28の外周
と筒状壁32の内周との間隙に押し込む筒状体37を上
記ダイヤフラム27から連なって連成し、この筒状体3
7のプランジャ22側先端縁には、筒状体37の押し込
みにともないダイヤフラム27に受圧板35が重なり合
ったとき、合致する各貫通窓36に復元して嵌り込み係
止する突起38が設けてある。
【0013】上記のように構成すると、筒状体37に突
軸34の先を嵌入しながら、上記突軸34の外周と筒状
壁32の内周との間隙に無理矢理に筒状体37を押し込
み、そして受圧板35にダイヤフラム27を重ね合わ
す。
【0014】このとき、突軸34と筒状壁32との間隙
に押し込んだ筒状体37の各突起38と貫通窓36とが
合致するので、筒状体37の内面により上記合致以前迄
圧縮された突起38が復元して貫通窓36に嵌り込み係
合する。
【0015】このため、ダイヤフラム27に筒状壁32
が結合されると共に、突軸34の外周と筒状壁32の内
周とで筒状体37を挾圧して気密を保つ。
【0016】図中41は閉弁方向に弁体29を押し戻す
バネ、42はダイヤフラム27により二分する室43の
片方と弁座31の下流側流路30を連通する通孔であ
る。
【0017】
【効果】以上のように、この考案に係る圧力比例制御弁
によれば、筒状壁と突軸との間にダイヤフラムの筒状体
を押し込むことにより貫通窓と突起との嵌り込み係合に
よりダイヤフラムと筒状壁とが極めて簡単に結合するこ
とができると共に、突軸と筒状壁とで筒状体を挾圧して
気密を保つことができる。
【0018】また、突軸を有する筒状壁の直径が大きく
なるので、プランジャの端面当接面積が著しく増大す
る。このため、ダイヤフラムの傾きを防止して圧力を安
定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す縦断正面図
【図2】同上の要部を示す分解斜視図
【図3】従来品の縦断正面図
【符号の説明】 21 通路 22 プランジャ 23 ボビン 24 コイル 25 フレーム 26 ベース板 27 ダイヤフラム 28 弁棒 29 弁体 30 流路 31 弁座 32 筒状壁 33 末端壁 34 突軸 35 受圧板 36 貫通窓 37 筒状体 38 突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンに巻回したコイルの回りにフレー
    ムと、ベース板と、プランジャとで磁路を形成し、上記
    コイルに通電することでプランジャの移動をダイヤフラ
    ムから弁棒に伝達して開弁する形式の圧力比例制御弁に
    おいて、プランジャの端面に閉鎖末端壁面を当接させる
    筒状壁の先端開放縁全周から外方に突出する鍔状の受圧
    板を設け、また、上記筒状壁内の軸芯に閉鎖末端壁から
    連なって突出する突軸を設け、さらに、上記筒状壁の周
    囲に複数の貫通窓を設け、また、上記ダイヤフラムの中
    心から連なって突軸の外側と筒状壁の内側とに押し込む
    筒状体を設けると共に、この筒状体の先端縁外周に上記
    受圧板にダイヤフラムが重なる合ったとき前記貫通窓に
    嵌り込み係止する突起を設けたことを特徴とする圧力比
    例制御弁。
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EP2305877A4 (en) * 2008-05-06 2012-10-24 Daewoo Electronics Corp VALVE FOR GAS HEATER

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