JP2558964B2 - 包装材および包装寿司 - Google Patents

包装材および包装寿司

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JP2558964B2 JP3098091A JP9809191A JP2558964B2 JP 2558964 B2 JP2558964 B2 JP 2558964B2 JP 3098091 A JP3098091 A JP 3098091A JP 9809191 A JP9809191 A JP 9809191A JP 2558964 B2 JP2558964 B2 JP 2558964B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寿司飯等を巻いた状態
で飯と海苔の間の介在シートを容易に除去することがで
きる包装材および包装寿司飯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の包装手巻き寿司や包装おにぎりと
して、海苔と飯とを介在シートにより遮断しておき、食
する直前に、介在シートを取り除くようにしたものが広
く知られている。上記包装おにぎりは、飯の面に沿って
介在シートを引き抜くものであり、飯内に少量のサラダ
オイルを混ぜておき、飯の表面に滑性を付与し介在シー
トを引き抜き易くしてある。また、手巻き寿司にあって
は、飯に油を混入させることができないので、例えば外
シートと介在シートの間に海苔を配置した包装シートで
寿司飯を巻いておき、食する際には包装シートを開き、
介在シートを取り去り、再度寿司飯を海苔で巻くように
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記手
巻き寿司にあっては、介在シートの除去が面倒である。
すなわち、包装シートで巻いてある寿司飯を、一旦開い
て介在シートを除去した後、再度海苔で巻きなおすこと
が必要であり、面倒である。また、衛生的でもない。ま
た、寿司にサラダオイルを混ぜることができないため、
介在シートを引き抜くことはできない。そこで、本発明
寿司飯を巻いた状態で飯と海苔の間に介在シートを容
易に取り除くことができる包装材および包装寿司を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。包装材としては長方
形状フィルムの外包装材の長手方向の一端部に、海苔等
のシート状の食材の一端部を挿入して保持する袋状の保
持部を設ける一方、前記食材の露出部分に二つ折りにし
た介在シートを載せて食材を覆うとともに、該介在シー
トを外包装材に部分的に接離可能に接着し、前記二つ折
りした介在シートの食材と接する側を引き抜き部、他端
側を寿司飯等の載置部としたことを特徴とする。また、
記外包装材に外包装材を幅方向に切断可能な切断部を
設けるのが好適である。包装寿司としては、前記包装材
の介在シートの載置部上に円錐状あるいは棒状の寿司飯
を載せて寿司飯を巻き、巻いた寿司包装材の端部を外包
装材上に止めたことを特徴とする。
【0005】
【作用】作用について説明する。包装材の介在シートの
載置部上に円錐状あるいは棒状の寿司飯を載せて寿司飯
を巻き、巻いた寿司包装材の端部を外包装材上に止めて
包装寿司となる。この包装寿司は、包装材で巻かれたま
まの状態で、引き抜き部を引くことにより、介在シート
の剥離開始部から反転して寿司飯の表面から剥離され
て、寿司飯の表面から介在シートが剥がされ、食材が寿
司飯の表面に密着することとなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1は包装材の分解状態
を示している。
【0007】手巻き寿司の包装材12は、外包装材14
と、シート状の食材である海苔16および内包装材とし
ての介在シート18とから構成されている。2枚の長方
形の外シート材14a、14bの各端縁を重ねて溶着し
ている。2枚の外シート14a、14bのうち、一方の
外シート14aの方が長く、もう一方の外シート14b
が短く形成されている。この外シート14bには、はや
り短いシート材15を重ね合わせ、3方向の端縁部15
aを溶着して、保持部としての袋部20を形成し、外包
装材14を構成している。外包装材14の袋部20に
は、海苔16の一端側を挿入する(図2参照)。なお、
海苔16を重ねた後で、シート材15を重ねて(図3参
照)、上述するように端縁部15aを溶着して外包装材
14を形成しても良い。
【0008】外包装材14に海苔16を重ねた状態で、
図4に示すように、海苔16を覆うように介在シート1
8を重ねる。介在シート18は2つ折りされ、内側部1
8aと外側部18bとから成る。介在シート18の内側
部18aは海苔16を覆うとともに、先端がシート材1
5の一部にも重なっている。介在シート18の内側部1
8aの外シート14aに重なっている周縁部をスポット
溶着する。例えば、本実施例では4ケ所にスポット溶着
したスポット溶着部19がある。溶着する際には、介在
シート18を開き、内側部18aで海苔16を覆うよう
に重ねた状態でスポット溶着し、その後外側部18bを
折り曲げるようにすると良い(図5参照)。なお、介在
シート18の内側部18aの角部に外方に延出する摘み
部22が形成されている。介在シート18の内側部18
aおよび摘み部22が、引き抜き部を構成している。な
お、摘み部22は必ず設けなくても、介在シート18の
内側部18aが引っ張り可能であれば良い。また、上記
介在シート18を2つ折りにして外シート14aに重な
た状態で周縁部をスポット溶着するようにしても良い。
【0009】上述するように構成された包装材12を用
いて寿司飯21(点線で示す)を巻く場合について説明
する。介在シート18の載置部としての内側部18a上
に円錘形状に形成した寿司飯21を載せる。なお、円錐
状の寿司飯21は、頂部が摘み部22方向に向くように
対角線方向に配置する(図5参照)。包装材12の角部
12aから寿司飯21を巻くとともに、逆方向の包装材
12を全体に巻き付けるようにする。そして、包装材1
2の袋部20の先端縁20aを包装材12の外表面上に
シール24により貼り付けて、包装手巻き寿司26がで
きる(図6参照)。
【0010】続いて、上述するように構成された包装手
巻き寿司26の包装材12を取り除き、寿司飯21に海
苔16を密着させる手順について説明する。 摘み部
22を下方に引く。すると、介在シート18の内側部1
8aが下方に引っ張られ、この力によりスポット溶着部
19が剥がれる。 さらに、介在シート18の摘み部
22を引くと、介在シート18の外側部18bが徐々に
裏側方向に引かれ、寿司飯から順次剥がされる。すなわ
ち、介在シート18を寿司飯21に沿って引っ張って剥
がすのでなく、介在シート18の寿司飯21に接してい
る外側部18bが内側部18aにより裏側に剥がれるよ
うに引っ張られ順次反転する。このため、スムーズに介
在シート18が寿司飯21から剥がされる。そして、介
在シート18を抜き取ると、海苔16が寿司飯21に密
着した状態となる。
【0011】 続いて、外シート材14a、14bの
継ぎ目13が包装手巻き寿司26の正面に位置してお
り、この継ぎ目13の溶着されている部分を剥がして、
外シート14a、14bを分けて剥ぎ取るようにする。
この際に、シート材15も剥ぎ取れる。以上のようにし
て、寿司飯に海苔16が密着した状態となり食すること
ができる。
【0012】次に、図7〜図9を参照して他の実施例に
ついて説明する。この実施例では、上記実施例と同様に
外包装材14に海苔16が装着されており、外包装材1
4の内側に設ける内包装材18の形態が異なる。外包装
材14と交差する方向に介在シート28を載せる。この
介在シート28は、海苔16の露出部分を覆うととも
に、シート材15の端縁部に重なっている。この状態で
介在シート28が外包装材14のシート材14aにスポ
ット溶着した4ケ所のスポット溶着部19がある。介在
シート28の上部は、外包装材14より上方に若干延出
した摘み部28aである。介在シート28のうち下方に
延出した部分は、折り返されて介在シート28に重ねら
れ、寿司飯21を載せる載置部28bであるとともに、
この載置部28bの先端部28cは上方に余分に延出す
ることとなる。
【0013】介在シート28の折り返した載置部28b
上に寿司飯21を載せ、上記実施例と同様に寿司飯21
に包装材12を巻き付けて、包装材12の端縁部をシー
ル24で固定する(図10参照)。この状態で、介在シ
ート28の先端部28cで寿司飯21を覆うようにして
も良い。そして、食するには、介在シート28の摘み部
28aを引くようにすると、載置部28bが摘み部28
aにより引っ張られて順次反転し、載置部28bが寿司
飯から剥がれ、海苔16が寿司飯21に密着する。続い
て、前記同様に、外シート材14a、14bの継ぎ目1
3の溶着されている部分を剥がして、外シート14a、
14bを分けて剥ぎ取るようにする。
【0014】
【0015】
【0016】上記実施例において、上記介在シート1
8、28は、柔軟性に富んだ合成樹脂性のフィルムにシ
リコンを塗布したものが好適である。一方、外包装材と
してはポリプロピレンフィルムなどが好適であり、また
外包装材の継ぎ目にカットテープを用いたり、ミシン目
を入れたり、あるいは方向性フィルムを用い単に切り込
みを入れておいても良い。
【0017】なお、本発明に係る寿司飯は、上記実施例
のような円錐形だけでな棒状でも良い。以上本発明の好
適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものでなく、発明の精神を逸脱しない範
囲内で多くの改変を施し得ることはもちろんである。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る包装材および包装寿司は次
に示すような顕著な効果を奏する。 包装材で包装した包装寿司は、二つ折りした介在シ
ートの食材と接する側の引き抜き部を引き抜くと、介
シートの載置部が寿司飯の表面から反転して剥離するこ
とができるので、寿司飯を巻いた状態でそのまま介在シ
ートを容易に飯から剥ぐことができ、ワンタッチで寿司
飯に海苔を密着させることができるようになった。 また、包装材は、海苔等のシート状の食材の一端部
が外包装材の保持部に保持されるとともに外包装材と介
在シートとの間に海苔が保持されているため、包装材で
寿司飯を巻く際にもずれたりすることがなく、また包装
を搬送する際にも、外包装材、食材および介在シート
の三者が分離することなく一体としてそのまま搬送等が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装材の分解状態を示す分解正面図である。
【図2】2枚の外シートの端縁部を溶着するとともに、
袋部に海苔を保持した状態を示す正面図である。
【図3】2枚の外シートの端縁部を溶着した外包装材に
海苔を載せた状態を示す正面図である。
【図4】外包装材に介在シートを部分的にスポット溶着
させた状態を示す正面図である。
【図5】包装材の正面図である。
【図6】包装手巻き寿司を示す正面図である。
【図7】2枚の外シートの端縁部を溶着した外包装材に
海苔を載せ、シート材で海苔を保持した状態を示す正面
図である。
【図8】図8の状態の外包装材に、該外包装材と直交し
て介在シートを配置するとともに、介在シートの一部を
スポット溶着させた状態を示す正面図である。
【図9】包装材の正面図である。
【図10】包装手巻き寿司を示す正面図である。
【符号の説明】
12 包装材 14 外包装材 16 海苔 18 介在シート 22 摘み部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状フィルムの外包装材の長手方向
    の一端部に、海苔等のシート状の食材の一端部を挿入し
    て保持する袋状の保持部を設ける一方、 前記食材の露出部分に二つ折りにした介在シートを載せ
    て食材を覆うとともに、該介在シートを外包装材に部分
    に接離可能に接着し、 前記二つ折りした介在シートの食材と接する側を引き抜
    き部、他端側を寿司飯等の載置部としたことを特徴とす
    る包装材。
  2. 【請求項2】 外包装材に外包装材を幅方向に切断可能
    な切断部を設けたことを特徴とする請求項1記載の包装
    材。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の包装材の介在シ
    トの載置部上に円錐状あるいは棒状の寿司飯を載せて
    寿司飯を巻き、巻いた寿司包装材の端部を外包装材上に
    止めたことを特徴とする包装寿司。
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JPH0350698Y2 (ja) * 1988-03-17 1991-10-29
JPH0449914Y2 (ja) * 1988-12-26 1992-11-25
JPH0616543Y2 (ja) * 1989-05-02 1994-05-02 朋和産業株式会社 包装材

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