JP2558817B2 - 無線注文管理システム - Google Patents

無線注文管理システム

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JP2558817B2
JP2558817B2 JP17672988A JP17672988A JP2558817B2 JP 2558817 B2 JP2558817 B2 JP 2558817B2 JP 17672988 A JP17672988 A JP 17672988A JP 17672988 A JP17672988 A JP 17672988A JP 2558817 B2 JP2558817 B2 JP 2558817B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レストランなどにおいてメニューの注文登
録を無線で行なう無線注文管理システムに関する。
[従来の技術] 近年、レストランなどにおいては、複数のメニューキ
ーを設けるとともに無線回路を組込み、ウエイトレスや
ウエイターと呼ばれる客席係員がそれぞれ携帯して客席
にて客の注文メニューを登録できるハンディターミナル
と、これらハンディターミナルによって登録された注文
メニューを管理するための注文管理装置とを無線回路に
より接続してなる無線注文管理システムを採用している
ところがある。
従来のこの種システムにおいては、各客席係員は客席
にて客からの注文を受け、ハンディターミナルの各メニ
ューキーを操作して注文メニューの登録を行なう。そう
すると、登録された注文データが無線回路により無線伝
送され、各ハンディターミナルからの注文データは注文
管理装置によって受信処理されて顧客ファイルにより固
有の管理番号別に格納保持される。また、注文管理装置
のディスプレイに注文内容が表示出力されるとともにプ
リンタによってテーブルNo.,管理番号および注文内容等
が印字された伝票が発行されるので、厨房内の調理担当
者はディスプレイの表示にしたがって調理を開始し、客
席係員は発行された伝票に基いて品揃えを行ない、当該
テーブルNo.の客に調理品を配膳するとともに伝票を渡
す。
一方、客席係員は客から追加注文を受けると、ハンデ
ィターミナルのキー操作によりその客に発行した伝票の
管理番号を入力したのち、追加注文の登録を行なう。そ
うすると、登録された追加注文データが無線回路により
無線伝送され、注文管理装置にて受信処理されるが、こ
のとき注文管理装置の制御部は注文データに管理番号情
報が付加されていることから追加注文であることを認識
し、顧客ファイルの検索を行なって管理番号の一致する
ファイルの更新を行なう。ただし、客席係員による管理
番号の入力ミスによって該当する管理番号が存在しない
場合にはこのファイルの更新を行なわず、入力ミスであ
ることをプリントアウトするがディスプレイに表示させ
る。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、従来のこの種システムにおいては、
追加注文時に客席係員による管理番号の入力ミスによっ
て注文管理装置の顧客ファイルに存在しない管理番号が
入力された場合、その注文データの管理は行なわれず、
表示や印字によってエラーである旨が報知されるように
なっていた。したがって、客席係員は客席にて追加注文
の登録を行なった場合、一担客席を離れて表示やプリン
ト内容を見なければ管理番号の入力ミスがあったことに
気付かない不具合があった。そして、入力ミスに気付く
と、注文管理装置にてその追加注文が管理されていない
ので再度客席まで赴いて客から追加注文を聞いて再登録
しなければならなかったため、追加注文の調理が遅れて
客に迷惑がかかる上、再度追加注文を聞かなければなら
ないので客に与える印象が悪かった。
そこで本発明は、ハンディターミナルを用いた追加注
文データの登録の際に発生しうる管理番号の入力ミス
を、追加注文データが注文管理装置に無線伝送される前
にハンディターミナルの操作者に知らせてその場で速や
かに訂正することができ、追加注文の受注漏れを確実に
防止することができ、客に不快な思いをさせることのな
い無線注文管理システムを提供しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、複数のメニューキー及び送信キーを有し、
各メニューキーの入力により登録された注文データを送
信キーの入力により一括して無線伝送をするハンディタ
ーミナルと、このハンディターミナルから注文データを
受信すると固有の管理番号を付して顧客ファイルに格納
保持するとともに上記注文データの出力制御を行なう注
文管理装置とからなる無線注文管理システムにおいて、
ハンディターミナルは、管理番号を入力するための管理
番号用キーと、この管理番号用キーにより注文データの
登録前に管理番号が入力されるとその入力管理番号を注
文管理装置へ無線伝送して問合わせを行なう管理番号問
合わせ手段と、この問合わせ手段による管理番号問合わ
せに対する注文管理装置からの応答データを受信する応
答受信手段と、管理番号キーにより管理番号が入力され
たのに続いてメニューキーにより注文データが登録され
ると、この注文データを追加注文データとして記憶する
記憶手段と、この記憶手段により追加注文データを記憶
した状態で送信キーが入力されると、応答受信手段によ
り受信した応答データを判別する応答判別手段と、この
応答判別手段により注文管理装置からの応答データが正
常応答データであることを確認すると記憶手段により記
憶した追加注文データを注文管理装置に無線伝送する追
加注文データ送信手段と、応答判別手段により注文管理
装置からの応答データが異常応答データであることを確
認すると追加注文データの無線伝送を行なわずに異常で
あることを報知する異常報知手段とを備え、注文管理装
置は、ハンディターミナルから管理番号の問合わせがあ
ると顧客ファイルの検索を行なう管理番号検索手段と、
この検索手段により顧客ファイルに該当する管理番号が
存在したとき正常応答データを存在しないとき異常応答
データをそれぞれハンディターミナルへ無線伝送する応
答出力手段とを備えたものである。
また本発明は、上記発明に加えて、ハンディターミナ
ルに、異常報知手段による異常報知後、管理番号用キー
により管理番号が入力されると記憶手段により記憶した
追加注文データを注文管理装置に無線伝送する第2の追
加注文データ送信手段を設けたものである。
[作用] 上記のようなハンディターミナルを使用した無線注文
管理システムであれば、客席係員は客から追加注文を受
けるとハンディターミナルの管理番号用キーを操作して
注文データの登録前に管理番号を入力するが、この管理
番号の入力に応じてその管理番号情報が注文管理装置へ
無線伝送されて管理番号の問合わせが行なわれる。そう
すると、注文管理装置においては管理番号の問合わせを
受けて顧客ファイルの検索が行なわれ、該当する管理番
号が存在したときには正常応答が、存在しないときには
異常応答がハンディターミナルへ返信される。一方、管
理番号の問合わせ中に客席係員は追加注文の登録を行な
い注文データの送信を指令するが、ここで、注文管理装
置より異常応答があった場合には注文データの無線伝送
が行なわれず、管理番号の入力ミスがあった旨が報知さ
れる。したがって、客席係員はその場で即座に管理番号
の入力ミスに気付き、再入力を行ない得る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本実施例における無線注文管理システムの概
略構成図を示す模式図である。図中1は各客席係員が所
持する複数台のハンディターミナル、2は各ハンディタ
ーミナル1を制御する注文管理装置であって、両者は無
線回路3を介して接続されている。
そして、各ハンディターミナル1には、図示するよう
に筺体前面にそれぞれ複数のメニューキーなどが配設さ
れているキーボード4と、キー操作によって登録された
注文メニューの品名等を表示するための液晶表示器5と
が設けられており、頂部に送受信アンテナ6が設けられ
ている。
一方、注文管理装置2は、注文データの管理を行なう
管理装置本体7に、前記無線回線3を介して各ハンディ
ターミナル1との間で無線送受信を行なう無線部8と、
管理番号,テーブルNo.,注文内容等を印字した顧客毎の
伝票を発行する伝票発行機9と、注文内容等を表示出力
するCRTディスプレイ10とを接続した構造となってい
る。
第2図は前記ハンディターミナル1の構成を示すブロ
ック図であって、制御部本体としてのCPU(中央処理装
置)11、プログラムなどの固定データを記憶するROM1
2、前記キーボード4を介して入力されたデータなどの
可変的データを記憶するRAM13、前記無線回線3を介し
て注文管理装置2との間で行なわれる無線伝送を制御す
る無線回路14、前記キーボード4からのキー信号を入力
処理するキーボード回路15、前記液晶表示器5を駆動制
御する表示制御回路16、エラー音等を発するブザー17を
駆動させるブザー駆動回路18等が内蔵されている。
そして、各ハンディターミナル1のキーボード4に
は、第3図に示すように、各メニュー品目のメニューコ
ードに対応して設けられた112個のメニューキー41、こ
の各メニューキー41に対応するメニューコードを切替え
るシフトキー42、「0」〜「9」のテンキー43、注文デ
ータの送信を指令する送信キー44、注文メニューの登録
を指令するエントリーキー45、クリアキー46、注文点数
を入力するための乗算キー47、テーブルNo.を入力する
ためのテーブルNo.キー48、追加注文を宣言するための
追加キー49が配設されている。なお、追加注文の宣言は
テンキー43によってその客の管理番号を置数してから追
加キー49を操作して行なうものであり、このテンキー43
と追加キー49との組合せキーが管理番号を入力するため
の管理番号用キーとして機能する。
また、各ハンディターミナル1のRAM13には、第4図
に示すように、各メニュー品目毎にそれぞれ設定された
メニューコードに対応してその品目の名称および単価を
記憶するメニューテーブル131、キー操作によって登録
された1客(組)分の各注文メニューのメニューコード
および注文点数を記憶する注文メニューバッファ132
管理番号を記憶する管理番号メモリ133、テーブルNo.を
記憶するテーブルNo.メモリ134、追加フラグ,割込みフ
ラグ,管理番号フラグを記憶するフラグメモリ135など
が形成されている。
第5図は前記注文管理装置2における管理装置本体7
の構成を示すブロック図であって、CPU21,ROM22,RAM23
のほかに、無線部8とのデータ伝送を行なう伝送制御回
路24、CRTディスプレイ10に表示データを出力するディ
スプレイインタフェース25、伝票発行機9に印字データ
を出力するプリンタインタフェース26等が内蔵されてい
る。
そして、上記装置本7のRAM23には、第6図に示すよ
うに、前記各ハンディターミナル1のRAM13に形成され
たメニューテーブル131と同様のメニューテーブル231
管理番号カウンタ232、各ハンディターミナル1から新
規の注文データが入力される毎にその注文データを前記
管理番号カウンタ232より発番された固有の管理番号を
付して記憶する顧客ファイル233などが形成されてい
る。
しかして、前記各ハンディターミナル1におけるCPU1
1は電源が投入されるとROM12内のプログラムにしたがっ
て第7図の流れ図に示すメインルーチンを実行する。す
なわち、電源投入に応動してRAM13におけるメニューバ
ッファ132,管理番号メモリ133,テーブルNo.メモリ134,
フラグメモリ135のクリア等を行なう初期処理を行なっ
た後、ST(ステップ)1として追加キー49が入力された
か否かを判断し、入力されない場合にはST2としてテー
ブルNo.キー48が入力されるのを待つ。ST1において追加
キー49が入力されると、その直前にテンキー43により置
数された置数データを管理番号と認識して管理番号メモ
リ133に格納するとともに、この管理番号により問合わ
せ伝文を編集し、この問合わせ伝文を無線回路14,送受
信アンテナ6,無線回線3を介して注文管理装置2へ無線
伝送する。しかる後、フラグメモリ135の追加フラグお
よび割込みフラグをそれぞれ“1"にセットしてST2に進
む。
ST2においてテーブルNo.キー48が入力されると、その
直前にテンキー43によって置数された置数データをテー
ブルNo.と認識してテーブルNo.メモリ134に格納する。
次に、ST3としてメニューキー41が入力されるのを待
ち、メニューキー41が入力されると前記メニューテーブ
ル131から入力メニューキー41に対応するメニューコー
ドの品名および単価を読出し、注文点数とともに液晶表
示器5に表示させる。ここで、注文点数はメニューキー
41の入力直前にテンキー43と乗算キー47とにより乗数が
入力されている場合にはその乗数を注文点数とし、入力
されていない場合には注文点数を“1"とする。次に、ST
4,ST5としてエントリーキー45またはクリアキー46が入
力されるのを待ち、ST5にてクリアキー46が入力される
とメニューキー41によって入力された注文メニューの登
録が不要なので表示器5の表示をクリアしてST3に戻
る。これに対し、ST4にてエントリーキー45が入力され
るとST3にて入力された注文メニューのメニューコード
および注文点数を注文メニューバッファ132に登録す
る。そして、ST6にて送信キー44が入力されたか否かを
判断し、入力されなけれは再びST3にてメニューキー41
の入力を待つ。
ところで、上記CPU11は電源が投入されると所定時間
間隔で第8図の流れ図に示す割込み処理を実行する。す
なわち、割込み処理が開始されると、ST21として割込み
フラグの状態を調べ、“0"にリセットされているならば
この処理を終了する。割込みフラグが“1"にセットされ
ている場合にはメインルーチンにおいて管理番号の問合
わせが行なわれたので、ST22にて注文管理装置2より問
合わせに対する応答の有無を判断し、無線回路14により
応答が受信されていなければこの処理を終了する。これ
に対し、応答が受信されたならばST23にてその応答が正
常応答(ACK)か異常応答(NAK)かを調べ、正常応答の
場合にはフラグメモリ135における管理番号フラグを
“1"にセットし、異常応答の場合には管理番号フラグを
“0"にリセットする。しかる後、割込みフラグを“0"に
リセットしてこの処理を終了する。
メインルーチンの説明に戻る。第7図において、ST6
にて送信キー44が入力されると、ST7として追加フラグ
の状態を調べ、“0"にリセットされている場合には新規
の客に対する注文メニューの登録操作なので、テーブル
No.メモリ134内のテーブルNo.情報や注文メニューバッ
ファ132内の注文メニュー情報により注文データ伝文を
編集し、注文管理装置2へ無線送信する。そして、送信
が完了したならば終了する。
ST7にて追加フラグが“1"にセットされている場合に
は客の追加注文に対する注文メニューの登録操作なの
で、ST8にて割込みフラグが“0"にリセットされ注文管
理装置2より管理番号の問合わせに対する応答があった
ことを確認した後、ST9としてフラグメモリ135における
管理番号フラグの状態を調べる。そして、管理番号フラ
グが“1"にセットされていたならば注文管理装置2より
管理番号の問合わせに対して正常応答が返信されたの
で、管理番号メモリ133内の管理番号情報,テーブルNo.
メモリ134内のテーブルNo.情報および注文メニューバッ
ファ132内の注文メニュー情報により追加注文データ伝
文を編集し、注文管理装置2へ無線送信する。そして、
送信が完了したならば終了する。
これに対し、ST9にて管理番号フラグが“0"にリセッ
トされていた場合、注文管理装置2より管理番号の問合
わせに対して異常応答が返信されたので、ブザー駆動回
路18によりブザーを駆動してエラー音を一定時間発生さ
せ、かつ表示器5に“管理番号再入力”なるメッセージ
を表示させて客席係員に管理番号の入力ミスを報知す
る。その後、ST10として追加キー49の入力を待ち、追加
キー49が入力されたならばその直前の置数データを管理
番号と認識して管理番号メモリ133の内容を書替えると
ともに、この管理番号の問合わせ伝文を編集し、この伝
文を注文管理装置2へ無線伝送して管理番号の再問合わ
せを行なう。そして、ST11として注文管理装置2からの
応答を待ち、ST12にて異常応答を受信すると再度管理番
号の入力ミスが発生したので、エラー音の発生および
“管理番号再入力”を表示し、管理番号の再入力に備え
る。
ST12にて正常応答を受信すると、管理番号フラグを
“1"にセットしてST9に戻る。しかして、追加注文デー
タ伝文を編集し、注文管理装置2への送信処理を行なっ
て終了する。
一方、注文管理装置2における管理装置本体7のCPU2
1においては、ハンディターミナル1から伝文を受信す
ることにより第9図の流れ図に示す処理を実行する。す
なわち、ST31にて無線部8によりハンディターミナル1
から伝文が受信されていることを確認すると、その伝文
の種類を調べる。そして、ST32として注文データ伝文を
受信した場合には、ST33として伝文中に管理番号情報が
含まれているか否かを判断し、含まれていなければ新規
注文データなので、管理番号カウンタ232を「+1」だ
け更新してそのカウンタ値を新規管理番号として発番
し、この管理番号を付して受信した新規注文データを顧
客ファイル233にセットする。しかる後、メニューテー
ブル231を用いて当該注文データ伝文中のメニューコー
ドに対応する品名,単価を読出し、注文内容に基づく表
示データと印字データを編集する。なお、表示データと
しては注文メニューの品目およびその注文点数等であ
り、印字データとしては発番された管理番号,テーブル
No.,注文メニューの品名,単価,注文点数および各注文
メニューの[単価×注文点数]の総和によって算出され
る合計金額等である。そして、表示データをディスプレ
イインタフェース25を介してCRTディスプレイ10へ出力
してCRTディスプレイ10上に表示させ、印字データをプ
リンタインタフェース26を介して伝票発行機9へ出力し
て顧客毎の伝票を発行させる。
ST33において伝文中に管理番号情報が含まれている場
合には追加注文データなので、伝文中の管理番号に一致
する管理番号が設定された顧客ファイル233に追加注文
データを格納する。しかる後、メニューテーブル231
用いて当該追加注文データ伝文中のメニューコードに対
応する品名,単価を読出し、追加注文内容に基づく表示
データと印字データを編集して、同様にしてCRTディス
プレイ10上に注文内容を表示させるとともに伝票発行機
9により伝票を発行させる。
一方、ST32において受信伝文が注文データ伝文でな
く、ST34にて管理番号の問合わせ伝文の場合、問合わせ
のあった管理番号で顧客ファイル233の検索を行なう。
そして、顧客ファイル233に問合わせのあった管理番号
と一致する管理番号が設定されていた場合には正常応答
伝文を無線部8を介してハンディターミナル1へ無線伝
送し、設定されていない場合には異常応答伝文を無線部
8を介してハンディターミナル1へ無線伝送する。
このような構成の本実施例システムにおいては、客席
係員は客席にて新規の客から注文を受けると、自己のハ
ンディターミナル1の電源を投入し、テンキー43とテー
ブルNo.キー48とによってテーブルNo.を入力後、メニュ
ーキー41などを操作して注文メニューの登録を行なう。
そして、全ての登録を完了したならば送信キー44を入力
する。そうすると、注文データ伝文が編集されて注文管
理装置2へ無線伝送され、注文管理装置2の無線部8で
受信される。そして、受信された注文データに管理番号
カウンタ232より発番された固有の管理番号が付されて
顧客ファイル233に格納保持される。また、CRTディスプ
レイ10に注文メニューの品名,注文点数等の注文内容が
表示されるとともに、伝票発行機9により管理番号,テ
ーブルNo.,注文メニューの品名,注文点数,単価,およ
び合計金額等が印字された顧客別の伝票が発行される。
そこで、客席係員は発行伝票の印字内容に基づいて品揃
えを行ない、調理品の配膳後に伝票を客に発行する。
一方、客席係員は客から追加注文を受けると、自己の
ハンディターミナル1の電源を投入後、その客に発行さ
れている伝票に印字された管理番号をテンキー43で置数
し追加キー49を入力する。その後、新規の客の場合と同
様にテーブルNo.の入力を行なってから追加注文の登録
を行ない、送信キー44を操作して追加注文データの無線
伝送を指令する。
ところで、追加キー49の操作により管理番号を入力す
ると、そのハンディターミナル1から注文管理装置2に
対してその管理番号の問合わせが行なわれる。そして、
顧客ファイル233に該当する管理番号が存在する場合に
は正常応答が返信され、存在しない場合には異常応答が
返信される。しかして、正常応答が返信された場合に
は、追加注文を行なった客の管理番号入力にミスがなく
その客の注文データが既に顧客ファイルに管理されてい
るので、送信キー44のキー操作に応じて追加注文データ
が注文管理装置2へ無線伝送され、該当管理番号の顧客
ファイル233によって管理される。
これに対し、異常応答が返信された場合には、追加注
文を行なった客の管理番号入力にミスがあったので、送
信キー44のキー操作が行なわれても追加注文データの無
線伝送が行なわれず、ブザー17によってエラー音が発せ
られるとともに液晶表示器に管理番号の再入力を促すメ
ッセージが表示される。したがって、接客担当者はその
場で即座に管理番号を入力ミスがあったことに気付き、
その客の管理番号をテンキー43と追加キー49とにより再
入力する。そうすると、再度注文管理装置2に対して管
理番号の問合わせが行なわれ、顧客ファイル233に該当
する管理番号が存在した場合には正常応答が返信され
て、既に登録されている注文データが注文管理装置2へ
無線伝送される。なお、管理番号の再入力によっても該
当する管理番号が顧客ファイルに存在しない場合には異
常応答が返信されて再びエラー状態となり、管理番号の
入力ミスが無くなるまで問合わせ処理が繰返される。
このように本実施例によれば、客席係員は客から追加
注文を受けるとその客の管理番号を入力するが、この管
理番号の入力にミスがあると追加注文の登録後に送信キ
ー44を操作して追加注文データの無線伝送を指令しても
追加注文データは無線伝送されず、エラー音が発せられ
るとともに管理番号の再入力が指示される。そして、正
確な管理番号が再入力されるまで追加注文データの無線
伝送は行なわれず、正確な管理番号が入力されたならば
既に登録済みの追加注文データが無線伝送されて注文管
理装置2により管理される。
したがって、客席係員は追加注文を受けた客の客席に
て即座に管理番号の入力ミスがあったことに気付いて速
やかに訂正でき、管理番号の入力ミスによる追加注文デ
ータの管理漏れを防止できるので、従来のように客席係
員が表示やプリント内容を確認するまで入力ミスに気付
かず、その間追加注文の調理が遅れて客に迷惑をかける
おそれはなくなる。また、客席係員が管理番号の入力ミ
スに気付いたときに追加注文を再度聞き直さなくて済む
ので、客に悪い印象を与えるおそれもなく、サービス性
を向上できる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではな
い。例えば、前記実施例では管理番号の入力ミスが発生
したとき、正確な管理番号が入力されるまで注文管理デ
ータの無線伝送を行なわない場合を示したが、2度も間
違う可能性は微々たるものなので、管理番号の再入力が
あるとその時点で追加注文データ伝文を編集して無線伝
送するようにしてもよい。ただし、この場合には再入力
された管理番号が間違っているおそれもあるので、注文
管理装置2においては従来と同様に追加注文データを受
信するとその管理番号情報から顧客ファイルの検索を行
ない、該当する管理番号が存在しない場合に表示または
プリントによってエラーを出力する機能が必要となる。
また、注文管理装置2においてCRTディスプレイ10を
不要としたシステムや、注文管理装置2に電子式キャッ
シュレジスタやキッチンプリンタなどをインライン接続
したシステムであっても本発明を適用できるのは言うま
でもない。さらに、取消注文時において取消注文メニュ
ーの登録前にその客の管理番号の入力を要するシステム
についても適用可能である。このほか、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、ハンディター
ミナルを用いた追加注文データの登録の際に発生しうる
管理番号の入力ミスを、追加注文データが注文管理装置
に無線伝送される前にハンディターミナルの操作者に知
らせてその場で速やかに訂正することができ、追加注文
の受注漏れを確実に防止することができ、客に不快な思
いをさせることのない無線注文管理システムを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す図であって、第1図はシス
テム全体の構成を示す模式図、第2図はハンディターミ
ナルのブロック構成図、第3図はハンディターミナルに
おけるキーボードのキー配置図、第4図はハンディター
ミナルにおけるRAMの主要なメモリ構成図、第5図は注
文管理装置のブロック構成図、第6図は注文管理装置に
おけるRAMの主要なメモリ構成図、第7図はハンディタ
ーミナルのメイン動作を示す流れ図、第8図はハンディ
ターミナルの割込み動作を示す流れ図、第9図は注文管
理装置のデータ受信動作を示す流れ図である。 1……ハンディターミナル、2……注文管理装置、3…
…無線回路、4……キーボード、41……メニューキー、
44……送信キー、49……追加キー、7……管理装置本
体、8……無線部、9……伝票発行機、10……CRTディ
スプレイ、131,231……メニューテーブル、233……顧客
ファイル。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のメニューキー及び送信キーを有し、
    各メニューキーの入力により登録された注文データを送
    信キーの入力により一括して無線伝送するハンディター
    ミナルと、このハンディターミナルからの注文データを
    受信すると固有の管理番号を付して顧客ファイルに格納
    保持するとともに上記注文データの出力制御を行なう注
    文管理装置とからなる無線注文管理システムにおいて、 前記ハンディターミナルは、前記管理番号を入力するた
    めの管理番号用キーと、この管理番号用キーにより前記
    注文データの登録前に前記管理番号が入力されるとその
    入力管理番号を前記注文管理装置へ無線伝送して問合わ
    せを行なう管理番号問合わせ手段と、この問合わせ手段
    による管理番号問合わせに対する前記注文管理装置から
    の応答データを受信する応答受信手段と、前記管理番号
    キーにより前記管理番号が入力されたのに続いて前記メ
    ニューキーにより注文データが登録されると、この注文
    データを追加注文データとして記憶する記憶手段と、こ
    の記憶手段により前記追加注文データを記憶した状態で
    前記送信キーが入力されると、前記応答受信手段により
    受信した応答データを判別する応答判別手段と、この応
    答判別手段により前記注文管理装置からの応答データが
    正常応答データであることを確認すると前記記憶手段に
    より記憶した追加注文データを前記注文管理装置に無線
    伝送する追加注文データ送信手段と、前記応答判別手段
    により前記注文管理装置からの応答データが異常応答デ
    ータであることを確認すると前記追加注文データの無線
    伝送を行なわずに異常であることを報知する異常報知手
    段とを具備し、 前記注文管理装置は、前記ハンディターミナルから管理
    番号の問合わせがあると前記顧客ファイルの検索を行な
    う管理番号検索手段と、この検索手段により前記顧客フ
    ァイルに該当する管理番号が存在したとき前記正常応答
    データを、存在しないとき前記異常応答データをそれぞ
    れ前記ハンディターミナルへ無線伝送する応答出力手段
    とを具備したことを特徴とする無線注文管理システム。
  2. 【請求項2】複数のメニューキー及び送信キーを有し、
    各メニューキーの入力により登録された注文データを送
    信キーの入力により一括して無線伝送するハンディター
    ミナルと、このハンディターミナルからの注文データを
    受信すると固有の管理番号を付して顧客ファイルに格納
    保持するとともに上記注文データの出力制御を行なう注
    文管理装置とからなる無線注文管理システムにおいて、 前記ハンディターミナルは、前記管理番号を入力するた
    めの管理番号用キーと、この管理番号用キーにより前記
    注文データの登録前に前記管理番号が入力されるとその
    入力管理番号を前記注文管理装置へ無線伝送して問合わ
    せを行なう管理番号問合わせ手段と、この問合わせ手段
    による管理番号問合わせに対する前記注文管理装置から
    の応答データを受信する応答受信手段と、前記管理番号
    キーにより前記管理番号が入力されたのに続いて前記メ
    ニューキーにより注文データが登録されると、この注文
    データを追加注文データとして記憶する記憶手段と、こ
    の記憶手段により前記追加注文データを記憶した状態で
    前記送信キーが入力されると、前記応答受信手段により
    受信した応答データを判別する応答判別手段と、この応
    答判別手段により前記注文管理装置からの応答データが
    正常応答データであることを確認すると前記記憶手段に
    より記憶した追加注文データを前記注文管理装置に無線
    伝送する第1の追加注文データ送信手段と、前記応答判
    別手段により前記注文管理装置からの応答データが異常
    応答データであることを確認すると前記追加注文データ
    の無線伝送を行なわずに異常であることを報知する異常
    報知手段と、この異常報知手段による異常報知後、前記
    管理番号用キーにより前記管理番号が入力されると前記
    記憶手段により記憶した追加注文データを前記注文管理
    装置に無線伝送する第2の追加注文データ送信手段とを
    具備し、 前記注文管理装置は、前記ハンディターミナルから管理
    番号の問合わせがあると前記顧客ファイルの検索を行な
    う管理番号検索手段と、この検索手段により前記顧客フ
    ァイルに該当する管理番号が存在したとき前記正常応答
    データを、存在しないとき前記異常応答データをそれぞ
    れ前記ハンディターミナルへ無線伝送する応答出力手段
    とを具備したことを特徴とする無線注文管理システム。
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