JP2558713B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2558713B2
JP2558713B2 JP62162869A JP16286987A JP2558713B2 JP 2558713 B2 JP2558713 B2 JP 2558713B2 JP 62162869 A JP62162869 A JP 62162869A JP 16286987 A JP16286987 A JP 16286987A JP 2558713 B2 JP2558713 B2 JP 2558713B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子スチルカメラ(以下、単に「電子カメ
ラ」と呼ぶ)やビデオカメラに光信号トランスミッタを
付加した新規な撮像装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、電子カメラやビデオカメラにおいて、本発明の
ような装置は全く存在していない。すなわちAV機器や空
調機等においては、赤外光を用いて各種スイッチの切換
えをリモートコントロールすることが一般的に行なわれ
ている。しかし本発明は単にスイッチ切換えを行なうも
のではなく、例えば画像等のユーザが必要とする情報そ
のものを伝送することにより種々の利点を生ずるもので
あり、いわゆるリモートコントロールとは異なるもので
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の電子カメラやビデオカメラ等においては、再生
装置が撮像装置とは別個になっている例が多い。最近は
両者を一体化したものも開発されているが、いずれにし
ても再生装置を受像機等に電気的に接続しなければ再生
画像を写し出すことはできない。また従来のこの種の一
体化した装置は、総じて装置が大型で重量が大きく、取
扱い操作性が悪いという問題を有していた。また、再生
装置を撮像装置とは別体とする場合には、ケーブルによ
る接続が繁雑で、ケーブルを引きずるがゆえに操作性が
悪く、ケーブル自体におけるトラブルを引き起こしがち
であった。
そこで本発明は、記録情報等を受像機に対してワイヤ
レスで適確に伝送することができ、画像等を良好に写し
出すことのできる、小型で機動性に富んだ光信号トラン
スミッタ付きの撮像装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決し目的を達成するために、本発明の
撮像装置は次のように構成されている。
装置本体を撮像モードまたは再生モードに切換えるモ
ード切換え手段と、このモード切換え手段により前記装
置本体が撮像モードに設定された状態においてレリーズ
ボタンがオン操作されたとき作動するカメラ系と、前記
モード切換え手段により前記装置本体が再生モードに設
定された状態において前記レリーズボタンがオン操作さ
れたとき作動するプロジェクタ系とを備え、 前記カメラ系は、 前記レリーズボタンのオン操作により、光投射窓から
撮像対象物に対して光を発し、上記撮像対象物からの反
射光を受光して上記撮像対象物までの距離を測定し、上
記撮像対象物に対する自動焦点合せを行なう自動合焦手
段と、この自動合焦手段により焦点を合せられた前記撮
像対象物の光学像に対応したビデオ信号を得る撮像手段
と、この撮像手段により得られた前記ビデオ信号および
または音声信号ないしはデータを記録媒体に記録するた
めの記録手段とからなり、 プロジェクタ系は、 前記レリーズボタンのオン操作により、前記記録がな
された記録媒体から信号を再生する再生手段と、この再
生手段にて再生された信号により変調された被変調信号
ないしはこれに対応する信号を光信号に変換し、前記自
動合焦手段における光投射窓から空間に向けて投射する
光投射手段とからなっている 〔作用〕 上記手段を講じた結果、次のような作用が生じる。す
なわち、記録後再生された記録情報等は、撮像装置とは
分離独立して設けられている受像機などの画像表示装置
のレシーバへ、光信号としてワイヤレスで伝送される。
したがって再生画像等の表示を行なうに際し、撮像装置
と画像表示装置との間を接続ケーブルで接続したり、記
録媒体を撮像装置側から画像表示装置側へ装填し直す必
要がない。このため簡単な操作を行なうだけで、撮像装
置側から画像表示装置側への信号伝送が行なわれ、再生
画像等を容易に観ることができる。
また、撮像装置側から画像表示装置側への信号伝送に
接続ケーブル(光ファイバー等を含む)を一切使用しな
い為、接続ケーブルの断線やコネクタの接触不良に起因
するトラブル発生がない。また光信号には電磁誘導など
の影響による雑音の介入がない。このため長期間の使用
においても、再生画像等を安定かつ良好に表示可能とな
る。
さらに、カメラ系の自動焦点合せの為に用いられる撮
像対象物までの測距用光投射系が、プロジェクタ系の光
信号伝送用の投射手段として共用されるので、装置全体
の構成が簡略化される。このため小型で機動性に富んだ
光信号トランスミッタ付きの撮像装置が得られる。
〔適用例〕
まず本発明の実施例を説明する前に、本発明が適用さ
れた撮像・再生システム全体について説明する。
第1図(a)(b)は撮像・再生システムの取扱い方
の概要を示す図であり、(a)は撮像時の様子を示す
図、(b)は再生時の様子を示す図である。また第2図
は装置本体としての電子カメラ100の外観を示す斜視図
である。電子カメラ100は従来の一眼レフカメラと同様
な形状をしたボディ101の前面に撮像レンズ機構102を装
着し、その側傍に光投射窓103を設けたものとなってい
る。またボディ101の上面にはモード切換えボタン104お
よびレリーズボタン105が設置されている。さらにボデ
ィ101の内部には、後述するように撮像手段,記録手
段,再生手段,変調手段,光投射手段等が内蔵されてい
る。かくして磁気ディスクを内蔵したディスクジャケッ
ト106を外部から装填して使用するものとなっている。
撮像を行なう場合には、モード切換えボタン104を
「カメラ」側に切換えて電子カメラ100を撮像モードに
設定する。そして第1図(a)に示すように電子カメラ
100を撮像対象物107に向けてレリーズボタン105を押す
と、光投射窓103から発光した光が撮像対象物107に照射
され、その反射光を図示しない手段により受光すること
によって撮像対象物107までの距離が測距される。かく
して撮像対象物107に対する焦点合わせが自動的に行な
われる。引続いて撮像レンズ機構102により捉らえられ
た光学像は電子カメラ100内で信号化され、ディスクジ
ャケット106内にスチルビデオフロッピー等の磁気ディ
スクに記録される。このように、撮像モードにおける電
子カメラ100の取扱い方としては、記録媒体がフィルム
でなく磁気ディスクであるという点を除けば、ほぼ公知
のオートフォーカスの一眼レフカメラと同様である。
次に再生を行なう場合には、モード切換えボタン104
を「プロジェクタ」側に切換えて電子カメラ100を再生
モードに設定する。そして第1図(b)に示すように、
電子カメラ100を別途用意されたレシーバ200の光入射窓
201に向けてレリーズボタン105を押すと、前記測距に用
いた光投射窓103から、再生された画像信号により変調
された被変調信号に対応する光信号Hが発せられる。こ
の光信号Hは光入射窓201の内方に配設されている光セ
ンサによって受信される。受信された光信号Hはレシー
バ200内で復調され、このレシーバ200と一体化されてい
る受像機210に供給される。その結果、受像機210の表示
画面211上に再生された画像が写し出される。つまり撮
像直後等において、磁気ディスクからなる記録媒体を電
子カメラ100内に装填した状態のまま再生像を見ること
が可能である。すなわち、記録媒体を再生機に差しかえ
る必要がない。
第3図は前記電子カメラ100の再生系のみを別途独立
に設けた再生専用装置の一例を示す斜視図である。装置
本体300は、偏平な角形状をなすボディ301の上面に操作
ボタン群302を設けると共に、ボディ301の先端部に光信
号投射用の窓303を設けたものとなっている。ボディ301
の内部には再生手段,変調手段,光投射手段等が内蔵さ
れており、外部から記録済みの磁気ディスクを内蔵した
ディスクジャケット306を装填して使用するものとなっ
ている。操作法としては第1図(b)とほぼ同様であ
り、ボディ301の先端部をレシーバ200に向けた状態で操
作ボタン群302の中の再生ボタン305を押すと、受像機21
0の表示画面211上に再生像が写し出される。
この第3図に示す再生専用装置は小型かつ軽量であ
り、しかも第2図のものに比べて外表面上のスペースに
比較的余裕があるため、操作ボタン群302その他を多数
設けて多機能な装置とすることが可能である。
第4図は本システムにおける電子カメラ100の内部構
成を示すブロック図である。本図において、二点鎖線40
0より上の部分は従来の電子カメラとほぼ同様の構成で
あり、撮像系410,信号処理系420,ドライブユニット系43
0,ユーザオプション系440,オートフォーカス(AF)・光
投射系450,カメラシステム制御系460等からなってい
る。
撮像系410は、前述した撮像レンズ機構102に含まれる
レンズ411,レンズドライバ412,アイリスおよびシャッタ
ー413,露出制御回路414等と、CCD撮像素子等からなるイ
メージャ415およびイメージャ制御回路416等とで構成さ
れており、焦点合わせや露出制御,光学像の取込み等を
行なう。
信号処理系420は色信号処理回路421,マトリックス回
路422,FM変調器423および424,高域ろ波器425,低域ろ波
器426,混合器427等からなり、カラー記録信号を発生さ
せる。
ドライブユニット系430は、書込み/読出し切換え回
路431,磁気ヘッド432,スチルビデオフロッピー433,ジャ
ケットローディング機構(ジャケットローダ/アンロー
ダ)434,スピンドルモータ435,ディスクサーボ436,FG,P
Gパルス信号発生器437,トラックアクセス機構438等から
なり、スチルビデオフロッピー433に対する情報の書込
みや読出しを行なう。
ユーザオプション系440はDPSK変調器441,トラックナ
ンバ・カウンタ442,日付・時刻メモリ443,その他のユー
ザ用のデータメモリ444等からなり、各種データを記録
信号にのせるべく処理を行なう。
AF・光投射系450は、AFセンサ451,AF制御装置452,LED
ドライバ453,発光ダイオード(LED)454等からなり、撮
像時においては赤外光を用いて測距を行ない、その結果
に応じて前記レンズドライバ412を駆動して自動焦点合
わせを行なうと共に、再生時においては光信号Hの投射
を行なう。
カメラシステム制御系460は、カメラ上のスイッチ461
と、このスイッチ461の状態に応じて前記した各系統の
動作を制御するシステム制御装置462とからなる。
次に上記電子カメラとしての基本的構成部分に付加さ
れた本発明の特徴的部分について説明する。二点鎖線40
0より下の部分が、付加された本発明の特徴的部分であ
り、切換制御系470,プロジェクタ制御系480,変調系490
等からなっている。
切換制御系470は、前述したモード切換えボタン104に
連結されているモードスイッチ471,カメラシステム制御
装置/プロジェクタシステム制御装置切換え回路472,AF
/光投射切換え回路473等からなっている。モードスイッ
チ471はその切換え動作によってカメラシステム制御装
置/プロジェクタシステム制御装置切換え回路472,AC/
投射切換え回路473の切換えを行なうと共に、前述した
ドライブユニット系430における書込み/読出し切換え
回路431の切換えを行なうスイッチである。
プロジェクタ制御系480は、プロジェクタシステム制
御装置481,ステータスエンコーダ482,並−直変換器483
からなっている。
変調系490は混合器491と変調器492とからなってい
る。
次に第4図のように構成された回路の動作を説明す
る。撮像時において、モード切換ボタン104が「撮像」
側に切換えられると、モードスイッチ471がこれに応動
する。その結果、カメラシステム制御装置/プロジェク
タシステム制御装置切換え回路472,AF/光投射切換え回
路473,ドライブユニット系430における書込み/読出し
切換え回路431が切換えられる。そうすると、カメラシ
ステム制御装置462が動作状態となり、ドライブユニッ
ト系430は書込み状態となり、AF・光信号投射系450はAF
使用状態となる。このため、先ず赤外光による測距が行
なわれ、その結果に応じて前記レンズドライバ412が駆
動されてレンズ411の自動焦点合わせが行なわれる。そ
してイメージャ415によって捉えられた光学像は、色信
号処理回路421によって色信号処理され、次にマトリッ
クス回路422によって輝度信号Yと色信号R−Y,B−Yに
分けられ、それぞれFM変調器423,424によってFM変調さ
れる。FM変調された輝度信号Yは高域ろ波器425を通
り、色信号R−Y,B−Yは低域ろ波器426を通り、それぞ
れ高域成分,低域成分のみが抽出され、混合器427によ
って合成される。この際、ユーザオプション系440から
のDPSK信号(トラックナンバー・カウンタ442,日付・時
刻メモリ443,ユーザデータメモリ444等からのデジタル
信号)の入力があった場合には、この信号も同時に合成
される。こうして合成された記録信号は「電子スチルカ
メラ懇談会規格」に定められたスチルビデオフォーマッ
トに準拠したものであり、この信号はドライユニット系
430へ出力される。ドライブユニット系430に供給された
記録信号は、切換え回路431を介して磁気ヘッド432に与
えられる。したがって記録信号はスチルビデオフロッピ
ー433に書込まれて記録される。なおスチルビデオフロ
ッピー433はFG,PGパルス信号発生器437にて発生した信
号に基いて作動するディスクサーボ436により制御され
るスピンドルモータ435により毎分3600回転の高速回転
で回転駆動される。
再生時において、モード切換えボタン104を「プロジ
ェクタ」側にすると、モードスイッチ471がこれに応動
する。その結果、カメラシステム制御装置/プロジェク
タシステム制御装置切換え回路472,AF/光投射切換え回
路473,ドライブユニット系430における書込み/読出し
切換え回路431が前記とは反対側に切換えられる。そう
すると、プロジェクタシステム制御装置481が動作状態
となり、またドライブユニット430は読出し状態とな
り、AF・光信号投射系450は光信号投射状態となる。そ
こでカメラ上のスイッチ461の中の一つであるレリーズ
ボタン105を押すと、スチルビデオフロッピー433の内容
が読出され、これが映像信号Bとして切換え回路431を
介して混合器491へ入力する。またスイッチ461の状態は
切換え回路472を介してステータスエンコーダ482に入力
し、ここでコード化され、並−直変換器483によってパ
ラレル信号からシリアル信号に変換され、コントロール
コード信号Dとなって前記混合器491に入力する。上記
コントロールコード信号Dは例えばトラックジャンプ制
御,TVモード切換制御信号などのカメラ側のスイッチ461
の操作状態に応じて作られた各種の情報を含んだ信号で
ある。なお上記混合器491にはプロジェクタシステム制
御装置481から後述するプリアンブル/ポストアンブル
信号Cが与えられる。混合器491に入力したこれらの各
信号は混合器491により合成されたのち、変調器492によ
って例えばFM変調され、切換え回路473を介してLEDドラ
イバ453に与ええられる。このためLEDドライバ453が作
動し、LED454を駆動する。かくしてLED454からは「電子
スチルカメラ懇談会規格」に定められたスチルビデオフ
ォーマット(SVF)に基いた信号B,その他の信号C,Dによ
り変調を受けた光信号Hが発せられる。
第5図は本システムのレシーバ200の構成を示すブロ
ック図である。光入射窓201の内部に設置されている赤
外光センサ501によって受光された光信号Hは電気信号
Fとなり、復調器502によって信号Eに復調される。こ
の復調された信号Eは信号分離検出器503によって映像
信号と二つの制御信号とに分離される。分離検出された
一つの制御信号はコードディスクリミネータ504を通
り、システム制御装置505に入力する。また、例えば10
トラックジャンプ,ネガポジ反転制御等を行なうための
他の制御信号はシステム制御信号装置505へ直接入力す
る。これらの制御信号に基いてシステム制御信号505は
以下の各装置の動作タイミング制御を行なう。なお、シ
ステム制御装置505はレシーバ200側に設置されたコンソ
ールスイッチ506からの操作信号にも応動するものとな
っている。分離検出された映像信号Bは記録アンプ507
で増幅され、第4図示のドライブユニット系430で再生
された信号と全く同じ状態の記録信号となって、レシー
バ200内のドライブユニット系530に入力する。このドラ
イブユニット系530の構成は前記ドライブユニット系430
とほぼ同一の構成であり、切換え回路531,磁気ヘッド53
2,スチルビデオフロッピー533,スピンドルモータ535,デ
ィスクサーボ536,FG,PGパルス信号発生器537,トラック
アクセス機構538等からなっている。かくして前記記録
信号は切換え回路531を介して磁気ヘッド532に供給さ
れ、スチルビデオフロッピー533に記録される。このよ
うなドライブユニット系530を備えている理由は、電子
カメラ100の再生系からはフィールド記録の場合はディ
スク1回転分(1フィールド分)、フレーム記録の場合
はディスク2回転分(1フレーム分)の信号しか送信し
てこないため、これらの信号の一時的に蓄えておく必要
があるためである、なお、スチルビデオフロッピー533
は着脱可能となっている。したがって従来の映像および
音響の再生装置(ビデオプレーヤあるいはCDプレーヤと
いったようなもの)と同様に、電子カメラ100で撮影記
録した記録済みの記録媒体すなわちフロッピー433を外
部に取出し、これを本レシーバ200に装填して再生を行
なうことも可能である。
記録が終るとシステム制御装置505の働きにより、切
換え回路531が再生側に切換わり、再生モードとなる。
磁気ヘッド532にてピックアップされた再生信号は、プ
リアンプ508で増幅される。増幅された信号はフォーマ
ットコンバータ509によって信号フォーマットがSVFから
PALまたはNTSCに変換され、映像信号として前述した受
像機210に相当する受像機510に出力される。
一方、プリアンプ508で増幅された信号に含まれてい
るDPSK信号は、増幅後において映像信号から分離さえ
て、DPSK信号復調器511に入力し、ここで復調される。
この復調されたDPSK信号によりキャラクタジェネレータ
512がドライブされ、そのキャラクタ信号が映像信号に
重畳されて受像機510へと出力される。なお受像機510と
して通常のTV受像機を利用する場合には、図示の如く切
換え器513を介して、TVチューナ514とレシーバ200とを
選択的に接続し得るようにすればよい。
なお、第5図に示すレシーバ200の中で、図中点線で
示したドライブユニット系530の部分は、半導体メモリ
に置換えることができる。
第6図は半導体メモリにより構成したドライブユニッ
ト600である。図示のように記録アンプ507からの入力は
A/Dコンバータ601によってデジタル化され、FIFO(先入
れ先出し)メモリ602に書込まれる。この書込みのタイ
ミングは映像信号の水平同期信号を水平同期信号分離器
603で取込み、その水平周期信号によってPLL604を駆動
して所定のクロックを発生させ、このクロックとシステ
ム制御装置505からの書込み許可信号606とアンド出力で
決定される。すなわちPLL604から送出されるクロックと
書込み許可信号606と論理積をアンドゲート607で得、出
力が「1」のときに書込みが行なわれる。1フィールド
(1フレーム)分の書込みが終了すると書込み許可信号
606が停止し、書込みも停止する。
FIFOメモリ602に書込まれた信号の取出しは、上記ク
ロックとシステム制御装置505からの読出し許可信号608
とのアンド出力で行なわれる。すなわちPLL604から送出
されるクロックとシステム制御装置505からの読出し許
可信号608との論理積をアンドゲート609で得、その出力
が「1」のとき読出しが行なわれる。この場合も1フィ
ールド(1フレーム)分の読出しが終了すると読出し許
可信号608が停止し、読出しが停止する。読出された信
号はD/Aコンバータ605でアナログ信号に戻され、プリア
ンプ508に出力される。
上記FIFOメモリ602は少しでも書込みが行なわれれ
ば、直ちに読出しが可能となるので、1回転(フレーム
記録の場合は2回転)の記録を終えなければ読出しを行
なえない磁気ディスクを用いるものに比べると、時間的
ロスの少ないものとなる。また、モータ等の駆動系を一
切用いないものであるため、信頼度が高く、しかもメン
テナンスが不要である利点をしている。
第7図(a)〜(c)は本システムに使用する信号の
フォーマットを示す図である。
第7図(a)はシステムの動作テスト等を行なう時
(リモコン時)の信号フォーマットを示す図である。プ
リアンブル701は信号の到来を知らせる部分であり、例
えば5msの間持続する特定の周波数の信号とする。なお
このプリアンブル701を、同期パターン信号となし、ス
タート用タイミング信号等を含ませて、より高度な情報
を含ませた信号としてもよい。次の部分のコントロール
コード702は、各操作情報や次に来る映像等の信号がフ
ィールド信号であるかフレーム信号であるかの情報等を
含んだデジタル信号であり、例えば5msの長さを有して
いる。次の部分のポストアンブル703は、信号の終りを
知らせる部分であり、長さは例えば5msである。なお、
ポストアンブル703は必ずしも必要ではなく、なくても
格別支障はないが、信号処理を確実に、また容易にする
ために使用した。
第7図(b)はフィールド信号のフォーマットを示す
図である。プリアンブル701,コントロールコード702,ポ
ストアンブル703は(a)の場合と全く同じである。コ
ントロールコード702とポストアンブル703との間に、映
像信号等(音声,データ,ワープロ,ゲーム情報等を含
む)のフィールド信号(電子スチルカメラ懇談会規格に
よるスチルビデオフォーマット信号)704を、16.7msに
わたって入れた形状となっている。この信号の長さは、
約2フィールド分であるので、毎秒30コマ分の信号電送
を行なうことが可能である。
第7図(c)はフレーム信号のフォーマットを示す図
である。プリアンブル701,コントロールコード702,ポス
トアンブル703は(a)の場合と同じである。コントロ
ールコード702とポストアンブル703との間に奇数フィー
ルド信号部705と偶数フィールド信号部706とをそれぞれ
16.7msづつ入れた形状となっている。この信号の長さ
は、約3フィールド分であるので、毎秒20コマ分の信号
伝送を行なうことが可能である。
第8図は上記信号フォーマットに基いて形成した信号
波形の具体例を示す図である。
AはPGパルス信号であり、第4図に示したスピンドル
モータ435が1回転する周期Tごとに、つまり1フィー
ルド分の信号がでてくる毎に1個発生する。このPGパル
ス信号を基準としてプロジェクタシステム制御装置481
から第8図のCに示すプリアンブル701およびポストア
ンブル703の信号と、第8図のDに示すコントロールコ
ード702が出力される。第8図のBに示す映像信号は二
つ目のPGパルス信号が発生した時点後において再生され
る。
第8図Eは第4図の混合器491によってB,C,Dを合成し
た波形である。これを変調器492でFM変調すると第8図
Fに示すような、第7図(b)に対応した信号が発生す
る。このFMに示すような信号に基いてLEDドライバ453が
作動すると、LED454から所定の光信号が発せられる。
なお第8図ではフィールド記録用の信号について説明
したが、フレーム記録用の信号の場合には3つ目のPGパ
ルス信号が発生した後に偶数フィールドの信号が形成さ
れる。この点を除いて他は全く同じであるので詳しい説
明は省く。
次に第8図に示す信号が第5図示のレシーバ200に入
力した場合の信号の働きを説明する。センサ501に入っ
た光信号Hは前記信号Fとなり、復調器502でEの信号
に戻されて信号分離検出器503に入る。そうするとこの
信号分離検出器503において上記信号Eに含まれるプリ
アンブル701の周波数が検知され、システム制御装置505
に信号到来が伝達される。このため、システム制御装置
505が作動し所定時間5msだけ経過した時点でコントロー
ルコード702の取込みが開始される。プリアンブル701の
検知から所定時間10msだけ経過すると、コントロールコ
ード702の取込みが停止され、信号分離検出器503から記
録アンプ507へ16.7msの間(フレーム信号の場合は33.4m
sの間)信号Bすなわち映像信号704が供給される。そし
て信号分離検出器503により前記信号Eに含まれるポス
トアンブル703の周波数が検知されると、上記映像信号
の供給が停止される。
なお、プリアンブル701・ポストアンブル703を利用し
て、下記のように構成すると低消費電力をはかることが
できる。プリアンブル701が検知されるまではスタンバ
イモードにしておき、不必要な装置には電源を供給しな
い状態としておく。そしてプリアンブル701を検知した
後に電源供給を行ない、ポストンアンブル703を検知し
た時点で電源供給を断つようにする。また、プリアンブ
ル701を第8図Gに示すような非周期的なデジタル信号
とするとノイズに対して強くなり、プリアンブル701を
適確に検知可能となる。
〔実施例〕
次に本発明の要旨に対応した実施例を説明する。本撮
像装置は、第1図(a)(b),第2図,第4図に示す
ように光学像に対応したビデオ信号を得る撮像系(41
0)および信号処理系(420)からなる撮像手段と、上記
ビデオ信号およびまたは音声ないしはデータを記録媒体
すなわちスチルビデオフロッピー(433)に記録すると
共に、記録がなされた記録媒体(433)から信号を再生
するためのドライブユニット系(430)からなる記録・
再生手段と、上記ドライブユニット系(430)により再
生された信号により変調された被変調信号Fを得る変調
系(490)からなる変調手段と、上記被変調信号Fない
しはこれに対応する信号としての光信号Hを投射するLE
Dドライバ(453),LED(454)等からなる光投射手段と
で構成されている。
したがって本実施例によれば、装置本体である電子カ
メラ(100)内には、撮像手段,記録手段,再生手段,
変調手段,光投射手段が内蔵されており、記録後再生さ
れた記録情報信号等が光信号Hとして受像機(510)へ
伝送されるので、記録媒体(433)を受像機(510)に接
続されている再生装置(不図示)へ装填し直す必要はな
く、電子カメラ(100)内に装填した状態のまま受像機
(510)で画像表示等を行なわせ得る。また信号伝送が
指向性の鋭い光信号Hの投射によって行なわれるので、
周囲に他の同種の装置から発した光信号や電波による信
号が存在していたとしても、これらの信号との混信を回
避できる。したがって雑音介入のおそれがなく、良好な
画像表示を行なえるものとなる。さらに記録手段として
半導体メモリ等を使用すれば光学系を除く他の全ての手
段を電子回路で実現可能であり、しかもアンテナ等の要
しないため、小型で機動性に富んだ装置となる。
本実施例においては静止画の撮像および再生について
説明したが、動画の撮像および再生を行なうことも可能
である。そのほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施可能であるのは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、下記のような効果を奏する撮像装置
を提供できる。
(a)記録後再生された記録情報等は、撮像装置とは分
離独立して設けられている受像機などの画像表示装置の
レシーバへ、光信号としてワイヤレスで伝送される。し
たがって再生画像等の表示を行なうに際し、撮像装置と
画像表示装置との間を接続ケーブルで接続したり、記録
媒体を撮像装置側から画像表示装置側へ装填し直す必要
がない。このため簡単な操作を行なうだけで、撮像装置
側から画像表示装置側への信号伝送が行なわれ、再生画
像等を容易に観ることができる。
(b)撮像装置側から画像表示装置側への信号伝送に接
続ケーブル(光ファイバー等を含む)を一切使用しない
為、接続ケーブルの断線やコネクタの接触不良に起因す
るトラブル発生がない。また光信号には電磁誘導などの
影響による雑音の介入がない。このため長期間の使用に
おいても、再生画像等を安定かつ良好に表示可能とな
る。
(c)カメラ系の自動焦点合せの為に用いられる撮像対
象物までの測距用光投射系が、プロジェクタ系の光信号
伝送用の投射手段として共用されるので、装置全体の構
成が簡略化される。このため小型で機動性に富んだ光信
号トランスミッタ付きの撮像装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)〜第8図は本発明を適用した撮像お
よび再生のシステムを示す図であり、第1図(a)
(b)は本システムの電子カメラを用いて撮影を行なう
場合の様子および再生を行なう場合の様子を示す図、第
2図は電子カメラの概略的構成を示す斜視図、第3図は
第2図の電子カメラから再生系のみを独立させた再生専
用装置の一例を概略的に示す斜視図、第4図は本システ
ムの装置本体(電子カメラ)の内部構成を示すブロック
図、第5図は本システムのレシーバの内部の構成を示す
ブロック図、第6図は第5図の点線部の変形例を示す
図、第7図は本システムで使用する信号のフォーマット
例を示す図、第8図は第7図示のフォーマットに基いて
形成した信号波形の具体例を示す図である。 100……電子カメラ、101……ボディ、102……撮像レン
ズ機構、103……光投射窓、104……モード切換えボタ
ン、105……レリーズボタン、106……ディスクジャケッ
ト、107……撮像対象物、200……レシーバ、201……光
入射窓、210……受像機、211……表示画面、300……再
生専用装置本体、301……ボディ、302……操作ボタン
群、303……光信号投射用の窓、305……再生スタートボ
タン、306……ディスクジャケット、410……撮像系、41
5…イメージャ(CCD撮像素子)、420……信号処理系、4
30……ドライブユニット系、432……磁気ヘッド、433…
…スチルビデオフロッピー(磁気ディスク)、440……
ユーザオプション系、450……AF・光投射系、453……LE
Dドライバ、454……発光ダイオード(LED)、460……カ
メラシステム制御系、470……切換え制御系、471……モ
ードスイッチ、473……AF/光投射切換え回路、480……
プロジェクタ制御系、490……変調系、501……センサ、
502……復調器、503……信号分離検出器、504……コー
ドディスクリミネータ、505……システム制御装置、506
……コンソールスイッチ、507……記録アンプ、508……
プリアンプ、509……フォーマットコンバータ、510…受
像機、511……DPSK復調器、512……キャラクタジェネレ
ータ、513……切換え器、514……チューナ、530……レ
シーバ側ドライブユニット系、600……ドライブユニッ
ト系(半導体メモリ)、601……A/Dコンバータ、602…
…FIFOメモリ、603……水平同期信号分離器、604……PL
L、605……D/Aコンバータ、606……書込み許可信号、60
7,609……アンドゲート、608……読出し許可信号、701
……プリアンブル、702……コントロールコード、703…
…ポストンアンブル、704……フィールド信号部、705…
…奇数フィールド部、706……偶数フィールド部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/781

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体を撮像モードまたは再生モードに
    切換えるモード切換え手段と、このモード切換え手段に
    より前記装置本体が撮像モードに設定された状態におい
    てレリーズボタンがオン操作されたとき作動するカメラ
    系と、前記モード切換え手段により前記装置本体が再生
    モードに設定された状態において前記レリーズボタンが
    オン操作されたとき作動するプロジェクタ系とを備え、 前記カメラ系は、 前記レリーズボタンのオン操作により、光投射窓から撮
    像対象物に対して光を発し、上記撮像対象物からの反射
    光を受光して上記撮像対象物までの距離を測定し、上記
    撮像対象物に対する自動焦点合せを行なう自動合焦手段
    と、この自動合焦手段により焦点を合せられた前記撮像
    対象物の光学像に対応したビデオ信号を得る撮像手段
    と、この撮像手段により得られた前記ビデオ信号および
    または音声信号ないしはデータを記録媒体に記録するた
    めの記録手段とからなり、 プロジェクタ系は、 前記レリーズボタンのオン操作により、前記記録がなさ
    れた記録媒体から信号を再生する再生手段と、この再生
    手段にて再生された信号により変調された被変調信号な
    いしはこれに対応する信号を光信号に変換し、前記自動
    合焦手段における光投射窓から空間に向けて投射する光
    投射手段とからなる、 ことを特徴とする撮像装置。
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