JP2558240Y2 - 冷飲料供給装置 - Google Patents

冷飲料供給装置

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JP2558240Y2
JP2558240Y2 JP1992030485U JP3048592U JP2558240Y2 JP 2558240 Y2 JP2558240 Y2 JP 2558240Y2 JP 1992030485 U JP1992030485 U JP 1992030485U JP 3048592 U JP3048592 U JP 3048592U JP 2558240 Y2 JP2558240 Y2 JP 2558240Y2
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政明 川隅
博充 武田
勝宏 浅野
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷飲料供給装置に関
し、特に、冷却筺体内部に収容した飲料タンク内の冷飲
料を汲み出して供給する冷飲料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の冷飲料供給装置として、
実開昭48−10644号公報に示すものが知られてい
る。同公報に示す冷飲料供給装置は、冷却筺体内部に配
設された飲料タンク内にポンプの吸引管を挿入し、当該
飲料タンクの比較的下部から吸い上げた冷飲料を冷却筺
体前面側に用意された小分け容器中に汲み出している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の冷飲料
供給装置においては、飲料タンク中の液量が変化すると
ポンプが単位時間あたりに汲み上げることが可能な液量
に差が生じてしまう。すなわち、液量が多いときには液
位が高いので汲み上げやすく、単位時間あたりの汲み上
げ量は多くなるし、逆に、液量が少ないときには液位が
低いので汲み上げ難くなって単位時間あたりの汲み上げ
量が少なくなる。
【0004】また、飲料タンクの配置位置にもよるが、
液量に応じてポンプの排出口が飲料タンクの液位よりも
高くなったり低くなったりする場合にはサイフォン効果
が生じて汲み上げやすさの変化がより大きくなってしま
うこともある。本考案は、上記課題にかんがみてなされ
たもので、単位時間あたりの汲み上げ量の変化を少なく
することが可能な冷飲料供給装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、本考案に係る冷飲料供給装置は、冷凍
サイクルを備えて内部を冷却可能な冷却筐体と、この冷
却筐体内に収容される飲料タンクと、前記冷却筐体に備
えられた開閉扉の前面下部において小分け容器を載置す
る受け台と、飲料タンク内の飲料をポンプ機構を介して
吸引して前記受け台上の小分け容器に上方から流下させ
て注ぐ注出管とを備え、前記冷却筐体内には、複数の飲
料タンクが上下方向に並んで、かつ最下段の飲料タンク
がその上側の飲料タンクとの間に所定の隙間を設けて収
容可能とされるとともに、前記注出管の吸引口が前記隙
間を通して前記最下段の飲料タンクと接続可能とされ、
かつ前記注出管の前記小分け容器への注出口が前記最下
段の飲料タンクの満液時の液位よりも高い位置に設定さ
れている構成としたところに特徴を有する。
【0006】
【作用】本考案の作用は以下のようである。冷却筐体内
には、複数の飲料タンクが上下方向に並んで収容され、
そのとき最下段の飲料タンクとその上側の飲料タンクと
の間には所定の隙間が設けられる。注出管の吸引口はそ
の隙間を通して最下段の飲料タンクと接続される。すな
わち飲料は、常に最下段の飲料タンクからポンプ機構を
介して吸い上げられ、注出口から受け台上の小分け容器
へ注がれる。冷却筐体内には上下方向に複数の飲料タン
クが収容されるようになっており、各飲料タンクの高さ
が低くなる分、各飲料タンクにおける上下方向の液位の
変化量は単一のタンクのものに比べて少なくなる。また
上側の飲料タンクは、吸引する最下段の飲料タンクが空
になったときに備えて予備的に冷却される。また注出管
の注出口は、吸引する最下段の飲料タンクの満液時の液
位よりもさらに高い位置に設定されているので、ポンプ
機構が停止したのちサイフォン効果により飲料が注出さ
れてしまうことがない。
【0007】
【考案の効果】すなわち本考案によれば、以下のような
数々の効果を得ることができる。飲料タンク内における
液位の変化に伴う汲み出し量の変動が小さく抑えられ
て、安定した飲料の注出を行うことができる。また、予
備的に飲料を冷却保持することができる。飲料を常に最
下段の飲料タンクから吸引するようになっており、冷却
筐体内では冷気が下側に溜まりやすくて下側ほど良く冷
却されるから、常に良好に冷却された飲料を注出するこ
とができる。しかも注出管の注出口は、吸引する最下段
の飲料タンクの満液時の液位よりもさらに高い位置に設
定されているので、ポンプ機構が停止したのちサイフォ
ン効果により飲料が注出されてしまうことを確実に防止
することができる。また、小分け容器を載置する受け台
を開閉扉の前面下部に設けたから、装置全体を背の低い
コンパクトなものにまとめることができ、それとともに
小分け容器の出し入れに便利で、かつ小分け容器を安定
して載置することができる使い勝手に優れたものとな
る。
【0008】
【0009】
【0010】
【実施例】以下、図面にもとづいて本考案の実施例を説
明する。図1は、本考案の一実施例にかかる冷飲料供給
装置の断面図である。同図において、筺形の冷却筺11
は、断熱壁で囲まれた冷却室11aと、その奥側に配置
された機械室11bとを備えており、冷却室11a内の
奥部には冷凍サイクル12を構成するエバポレータ12
aと庫内ファン12bとが配置され、機械室11bには
同冷凍サイクル12を構成するコンプレッサ12cと送
風ファン12dとキャピラリチューブ12eと凝縮器1
2fと温度制御部12gなどが配設されている。なお、
温度制御部12gは検知部12g1を冷却室11a内に
挿入され、コンプレッサ12cなどの作動を制御して冷
却室11a内を所定温度範囲内に冷却せしめる。
【0011】冷却室11aの内部では、奥部に配置され
たエバポレータ12aと庫内ファン12bの前面側にカ
バー13が配設されており、その前面側のスペースを上
下方向に区切るためのワイヤラック14が冷却筺11の
両側壁にて支持されている。同じ形状の二つの飲料タン
ク15a,15bは、それぞれ飲料タンク15aがワイ
ヤラック14の上段に載置され、飲料タンク15bがワ
イヤラック14の下方に収納されている。各飲料タンク
15a,15bは上方にネジ止め式の開口を有してお
り、上段の飲料タンク15aはキャップ16にて封止さ
れ、下段の飲料タンク15bは、上下面に連通する貫通
孔を有するとともにこの貫通孔内に吸引管18を挿通さ
れた代用栓17にて蓋をされている。なお、この吸引管
18は先端を斜めにカットされ、当該先端は飲料タンク
15bの底に近い位置に達するようになっている。
【0012】冷却筺11の前面側開口には開閉可能な断
熱扉20が図示しないヒンジによって支持され、冷却筺
11におけるこの断熱扉20との当接面には断熱用のシ
ール部材21が固着されている。また、断熱扉20の前
面側上方にはポンプ22が固定されており、このポンプ
22の吸引チューブ22aは断熱扉20の孔20aを介
して冷却室11a内に挿入され、当該冷却室11a内に
保持される下段の飲料タンク15bに取り付けられた吸
引管18に接続されている。
【0013】断熱扉20の前面側におけるポンプ22の
下方には注ぎ口となる筒体23が上下方向に所定量だけ
移動可能に保持されており、ポンプ22における注出チ
ューブ22bの先端はこの筒体23の上方側開口中に挿
入されている。これらのポンプ22と筒体23を被覆す
るように断熱扉20の前面側上部にはカバー24が配設
されており、また、このカバー24内には当該飲料供給
装置を作動させる制御部25も備えられ、かつ同制御部
25の操作スイッチ25aは当該カバー24を貫通して
前面側に突出している。また、断熱扉20の前面側下部
には小分け容器の置き台となる受け皿26が固定されて
いる。
【0014】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。二つの飲料タンク15a,15bのそれぞれ
に冷却用の飲料、例えば冷酒を入れ、一方を予冷用とし
て他方を注出用とする。予冷用のものの開口をキャップ
16で封をし、冷却室11a内のワイヤラック14の上
段に載置する。そして、注出用のものの開口には吸引管
18を挿入して代用栓17で蓋をする。この飲料タンク
15bは冷却室11a内におけるワイヤラック14の下
段に収納し、吸引管18における代用栓17の上側の開
口に吸引チューブ22aを接続する。
【0015】断熱扉20を閉じて冷凍サイクル12を作
動すると、温度制御部12gの制御のもとで冷却室11
a内は冷却され、ワイヤラック14の上下に並んで収納
された飲料タンク15a,15b中の飲料も所定の温度
範囲内に冷却保持される。受け皿26上に徳利などの小
分け容器を載置し、上記筒体23を上下動させてその先
端が小分け容器よりもわずかに高い位置となるようにす
る。ここにおいて、図1に示すように、ワイヤラック1
4の下段に収納された飲料タンク15bを注出用とする
ことにより、注出チューブ22bの開口は当該飲料タン
ク15bにおける満水位よりも低くなる。もし、図2に
示すように冷却室11a内に収納可能な高さの単一の飲
料タンク27を使用したとすれば、満水位の液位は注出
チューブ22bの開口よりもLだけ高くなってしまう。
すると、サイフォン効果によって飲料が注出され続けて
しまう事態が生じる可能性もある。
【0016】操作スイッチ25aを操作すれば制御部2
5がポンプ22を作動させ、同ポンプ22は飲料タンク
15b内の飲料を吸引管18と吸引チューブ22aを介
して吸引して注出チューブ22bの側に注出する。同注
出チューブ22bの先端は筒体23に挿入されているの
で、注出チューブ22bから排出される飲料は当該筒体
23内を流下し、筒体23の下方に置かれた小分け容器
内に注がれる。
【0017】ここにおいて、飲料を注出していくにつれ
て飲料タンク15b内の液位は低下していくが、その変
化量は冷却室11a内を二段に仕切らないで収容する図
2に示す飲料タンク27の場合と比較して半分以下とな
る。このため、ポンプ22が汲み出す単位時間あたりの
飲料の量は、さほど変化しない。飲料タンク15b内の
飲料がなくなったら、空のタンクを取り出し、ワイヤラ
ック14の上段の飲料タンク15aを下段に移してキャ
ップ16と代用栓17とを取り替える。すなわち、予備
の飲料タンクが冷却室内に収納されているため、連続し
て冷えた飲料を注出することができる。一方、空となっ
たタンクには新たな飲料を補給し、ワイヤラック14の
上段に収納する。当初、冷却されていない飲料も、下段
のタンク内の飲料を注出している間に冷却されるため、
同様にして連続的に冷却された飲料を注出することがで
きる。
【0018】なお、上述した実施例においては、飲料タ
ンクを上下方向に二段に並べて収納してあるが、三段で
もそれ以上でもかまわない。注出用とする飲料タンクと
して、本実施例では下段のものを使用したが、多段とし
た場合には満水位がポンプ22の注出チューブ22bに
おける注出口よりも低いものであれば、最下段のものに
限る必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる冷飲料供給装置の断
面図である。
【図2】比較用の飲料タンクを収納した場合の冷飲料供
給装置の断面図である。
【符号の説明】
11…冷却筺 12…冷凍サイクル 15a,15b…飲料タンク 20…断熱扉 22…ポンプ 22a…吸引チューブ 22b…注出チューブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルを備えて内部を冷却可能な
    冷却筐体と、 この冷却筐体内に収容される飲料タンクと、 前記冷却筐体に備えられた開閉扉の前面下部において小
    分け容器を載置する受け台と、 飲料タンク内の飲料をポンプ機構を介して吸引して前記
    受け台上の小分け容器に上方から流下させて注ぐ注出管
    とを備え、 前記冷却筐体内には、複数の飲料タンクが上下方向に並
    んで、かつ最下段の飲料タンクがその上側の飲料タンク
    との間に所定の隙間を設けて収容可能とされるととも
    に、 前記注出管の吸引口が前記隙間を通して前記最下段の飲
    料タンクと接続可能とされ、 かつ前記注出管の前記小分け容器への注出口が前記最下
    段の飲料タンクの満液時の液位よりも高い位置に設定さ
    れていることを特徴とする冷飲料供給装置。
JP1992030485U 1992-04-08 1992-04-08 冷飲料供給装置 Expired - Fee Related JP2558240Y2 (ja)

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JPH0582897U JPH0582897U (ja) 1993-11-09
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