JP2557801Y2 - 吸込グリル - Google Patents

吸込グリル

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JP2557801Y2
JP2557801Y2 JP1991088270U JP8827091U JP2557801Y2 JP 2557801 Y2 JP2557801 Y2 JP 2557801Y2 JP 1991088270 U JP1991088270 U JP 1991088270U JP 8827091 U JP8827091 U JP 8827091U JP 2557801 Y2 JP2557801 Y2 JP 2557801Y2
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JP
Japan
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filter
suction grill
suction
hook
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Inventor
成一 櫻井
謙一 高木
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松下冷機株式会社
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は空気調和機等の吸込グリ
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の空気調和機等は、静寂な環境に置
かれることが多くなり、より一層の静音化が要望されて
いる。また、フィルタ洗浄等のメンテナンスを簡単にで
きるよう吸込グリルの取付方法に工夫が凝らされてい
る。従来の吸込グリルとしては実公昭63−45619
号公報に示されているものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した従来の
吸込グリルの一例について説明する。図3は従来の吸込
グリルを含む空気調和機の斜視図、図4は図3の吸込グ
リルを開いたところの斜視図、図5は図3のX−X’線
断面図、図6は従来の吸込グリルの斜視図、図7は図5
のフック付近の拡大図を示す。
【0004】図3〜図7において、1は空気調和機本
体、2は吸込グリルで空気調和機本体1の吸込口に配さ
れる。3はファンモータで、吸込グリル2の下流側に位
置し取付台4を介し空気調和機本体1に固着される。5
はファンケーシングで、多連式としてファンモータ3の
両側に複数個配される。6は熱交換器で、ファンケーシ
ング5の下流側に位置する。
【0005】7はフィルタで、吸込グリル2の下流側に
接して装着される。8はつまみで、フィルタ7の枠に一
体成形して設けられる。9はフックで、複数個にてフィ
ルタ7を保持する。10はフォームで、ファンケーシン
グ5の最下部に固着され図5のようにフィルタ5と圧接
状態にある。Aはフィルタ7とフツク9のすきまを示
す。
【0006】以上のように構成された吸込グリルについ
て、以下図3〜図7を用いてその動作を説明する。
【0007】まずファンモータ3が回転するとファン
(図示せず)が回転し吸込グリル2より空気を吸込み、
ファンケーシング5から吹出された空気は熱交換器6を
通過し外部へ吹き出される。このとき、ファンモータ3
の振動が取付台4を介して空気調和器本体1に伝わり吸
込グリル2まで達する。ファンモータ3の回転数が強・
中・弱と電圧の変動の組み合わせにより変化し、吸込グ
リルが共振を起こし、吸込グリル2の上に接したフィル
タ7を震わせカチカチというビビリ音を出すため、フォ
ーム10によりフイルタ7の震えを押さえていた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、吸込グリル2とフィルタ7のすきまAか
らくる遊びの震えをなくす方法としてファンケーシング
5にフォーム10を複数個貼っているため、製造上での
工数が増え、かつ部品材料も必要となり、省エネルギー
・省資源に反するという欠点を有していた。
【0009】本考案は上記課題に鑑み、新たな部品を追
加することなく、吸込グリルが振動してもフィルタを震
わせビビリ音の出ることのない構造の吸込グリルを提供
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案の吸込グリルは、フィルタと、前記フィルタを
装着する側の面に前記フィルタの対向する一対の外周枠
を保持する複数個のL字形状のフックとを備えた吸込グ
リルにおいて、前記フックの先端部に前記フィルタの外
周枠に圧接する断面略円弧状の突起を設けたのである。
【0011】
【作用】本考案は上記した構成によって、吸込グリルフ
ックの圧接用突起がフィルタの遊びを押さえ、ファンモ
ータからの振動による吸込グリルの共振に対してフィル
タが震えカチカチというビビリ音をなくし、従来のよう
な押さえのフォームを必要としないことにより製造上で
の工数の削減が、かつ部品材料の節減をはかれる。
【0012】
【実施例】以下本考案の一実施例の吸込グリルについて
図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本考案の一実施例における吸込グリ
ルの斜視図で、図2は図1のフック付近の拡大図であ
る。
【0014】図において、9はL字形状のフックであ
り、吸込グリル2におけるフィルタ7を装着する側の面
に複数個設けられ、フィルタ2の対向する一対の外周枠
を保持する。11はフック9の先端部に設けられフィル
タ7の外周枠に圧接する断面略円弧状の突起である。
【0015】以上のように構成された吸込グリルについ
て、以下図1、図2を用いてその動作を説明する。
【0016】ファンモータ3が回転すると振動は取付台
4を介し空気調和機本体1を伝わって吸込グリル2を共
振させるが、フィルタ7は突起11により圧接されてい
るため遊びによる震えがなく、カチカチというビビリ音
はしない。
【0017】以上のようフォームという別部品を用いる
ことのなくフィルタの震えによるビビリ音を回避でき、
製造上での工数の削減が、かつ部品材料の節減をはかれ
る。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案は、フィルタと、前
記フィルタを装着する側の面に前記フィルタの対向する
一対の外周枠を保持する複数個のL字形状のフックとを
備えた吸込グリルにおいて、前記フックの先端部に前記
フィルタの外周枠に圧接する断面略円弧状の突起を設け
ことにより、ファンモータを振動源とする吸込グリル
の共振に対しフィルタの震えによるビビリ音がなくな
り、製造上での工数の削減が、かつ部品材料の節減をは
かれ、省エネルギー・省資源に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における吸込グリルの斜視図
【図2】同実施例の吸込グリルのフック付近の拡大断面
【図3】従来の吸込グリルを含む空気調和機の斜視図
【図4】従来の空気調和機の吸込グリルを開いたところ
を示す斜視図
【図5】図3のX−X’線垂直断面図
【図6】従来の吸込グリルの分解斜視図
【図7】従来の吸込グリルのフック付近の拡大断面図
【符号の説明】
2 吸込グリル 7 フィルタ 9 フック 11 突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタと、前記フィルタを装着する側
    の面に前記フィルタの対向する一対の外周枠を保持する
    複数個のL字形状のフックとを備えた吸込グリルにおい
    て、前記フックの先端部に前記フィルタの外周枠に圧接
    する断面略円弧状の突起を設けたことを特徴とする吸込
    グリル。
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