JP2556629B2 - インナシールドとフレーム結合用クリップ - Google Patents

インナシールドとフレーム結合用クリップ

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JP2556629B2
JP2556629B2 JP3191396A JP19139691A JP2556629B2 JP 2556629 B2 JP2556629 B2 JP 2556629B2 JP 3191396 A JP3191396 A JP 3191396A JP 19139691 A JP19139691 A JP 19139691A JP 2556629 B2 JP2556629 B2 JP 2556629B2
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    • F16B2/00Friction-grip releasable fastenings
    • F16B2/20Clips, i.e. with gripping action effected solely by the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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    • F16B5/06Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips
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    • F16B5/0621Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips joining sheets or plates to each other in parallel relationship
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部品結合用クリップに係
り、特に、陰極線管におけるインナシールドとフレーム
結合用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、陰極線管、特にシャドウマスク
方式のカラー陰極線管は、フェースパネルの内側にシャ
ドウマスクを支持するためのフレームが配置され、この
フレームには前記のシャドウマスク以外にも地磁界の影
響を防止するためのインナシールドが取付けられてい
る。
【0003】そして、前記インナシールドとフレームと
は一体として成形することができない構造となっている
ため、それぞれを個別に製造した後、組立過程において
作業者が一体に組合わせている。
【0004】前記インナシールドとフレームとの結合に
は従来からクリップが用いらえているが、ここに用いら
れるクリップが備えるべき条件はつぎの通りである。
【0005】すなわち、まず、クリップの締結力が強力
で、周囲の影響を受けてもインナシールドとフレームと
の間に振動が生じないこと、また、クリップの生産が容
易であること、さらには、インナシールドとフレームに
対するクリップの結合作業が簡便であることなどが必要
である。
【0006】従来から用いられてきたクリップは、図8
に示すように、ほぼV字形に折曲されてそれ自体として
弾性を有する弾力付与部Aと、この弾力付与部Aから線
対称となるように延長されるショルダSと、このショル
ダSから平行となるように延長された把手Bとにより構
成されている。
【0007】このように構成された従来のクリップによ
れば、フレームF上にインナシールドIを重積して合致
される結合孔Hにクリップの弾力付与部Aを挿入貫通さ
せることにより、フレームFとインナシールドIとを一
体に結合することができる。
【0008】前述した従来のクリップに関連する他の従
来技術の例として、特開昭55−154041号公報お
よび特公昭62−13787号公報が挙げられる。
【0009】図9Aは前者の例を示す断面図であり、V
字状をなす先端部11の両辺が途中の折曲点12から内
側に湾曲されてネック13を形成し、各ネック13から
相互に同一面内に位置するように離間する方向に延長さ
れ、さらに、前記折曲点12より外側方に位置する屈曲
点14から折曲されたうえで延長される後端部15を形
成して構成されている。
【0010】図9Bは後者の例を示す断面図であり、V
字状の先端部21の両辺が途中の折曲点22から内側に
湾曲されてネック23を形成し、各ネック23から相互
に離間する方向に湾曲状に延長され、それぞれの延長部
に形成される屈曲点24から後端部25を折曲して延長
することにより、屈曲点24の位置を先端部21側に近
接せしめてネック23が保有する弾性力の強度を高め、
また、ネック23から屈曲点24までの幅を先端部21
側の幅より広く形成して結合の安定性をはかっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そして、このような種
類のクリップは生産が容易であり、結合作業が簡便であ
るという利点はあるが、フレームとインナシールドとに
加わる締結力が強力に発揮されない構造であり、また、
作業者がクリップを容易に取り扱えないようになってい
るという短所がある。
【0012】すなわち、フレームとインナシールドと
は、前記クリップのネックの外側に形成される凹んだ溝
内に挟められて結合されることにより、先端部の弾性力
による水平方向の締結力とネックの弾性力による垂直方
向の締結力とを同時に受けるようになるが、また、ネッ
クは、フレームおよびインナシールドの厚さに応じてそ
の寸法が制限されるようになるものであるため、ここ
で、発揮される弾性力は先端部より弱められて垂直方向
の締結力の信頼性がよくないという短所がある。
【0013】さらに、前記クリップは、未結合状態にお
いて後端部側が先端部から発生される弾性力により最大
限拡開されており、作業者は最大に拡開されている後端
部を手で摘みながら窄めてやらなければならない。とこ
ろが、実際においては、クリップの大きさが非常に小さ
いので、容易に手で摘めず、クリップ自体の弾性力によ
り飛び出すことが頻繁に発生し、作業の遅延および部品
の損失問題をもたらしているのが実情である。
【0014】したがって、本発明の目的は、締結力にす
ぐれ、かつ、生産性にすぐれ、しかも、作業者が容易に
取り扱えるように改善したインナシールドとフレーム結
合用クリップを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1のインナシールドとフレーム結合用ク
リップは、帯状の金属体の中間部をV字形に折曲してそ
の頂点に第1弾性折曲部を形成し、この第1弾性折曲部
の両側に延長されるそれぞれの辺を所定位置から内側に
折曲して第1屈曲部を形成し、この第1屈曲部から所定
の間隔をおいて再び外側に折曲して第2屈曲部およびシ
ョルダを形成するとともに、連続して延長されたそれぞ
れの辺を所定の位置から約180゜折曲して第2弾性折
曲部および把持部を形成して前記把持部の先端をショル
ダの上方に隣接位置するよう一体に形成し、把持部の先
端をインナシールドの表面に当接可能としたことを特徴
としている。
【0016】また、請求項2のインナシールドとフレー
ム結合用クリップは、帯状の金属体の中間部をV字形に
折曲してその頂点に第1弾性折曲部を形成し、この第1
弾性折曲部の両側に延長されるそれぞれの辺を所定位置
から内側に折曲して第1屈曲部を形成し、この第1屈曲
部から所定の間隔をおいて再び外側に折曲して第2屈曲
部およびショルダを形成するとともに、連続して延長さ
れたそれぞれの辺を所定の位置から約180゜折曲して
第2弾性折曲部および把持部を形成し、この把持部の先
端を外側に折曲して第3弾性折曲部と、前記ショルダの
上方に隣接位置する圧着部とを一体に形成し、圧着部の
先端をインナシールドの表面に当接可能としたことを特
徴としている。
【0017】さらに、請求項3のインナシールドとフレ
ーム結合用クリップは、帯状の金属体の中間部をV字形
に折曲してその頂点に第1弾性折曲部を形成し、この第
1弾性折曲部の両側に延長されるそれぞれの辺を所定位
置から内側に折曲して第1屈曲部を形成し、この第1屈
曲部から所定の間隔をおいて再び外側に折曲して第2屈
曲部およびショルダとを形成するとともに、連続して延
長されたそれぞれの辺を所定の位置から約180゜折曲
してそれぞれの辺に接合する把持部を形成し、この把持
部の先端を外側に折曲して第3弾性折曲部と、前記ショ
ルダの上方に隣接位置する圧着部とを一体に形成し、圧
着部の先端をインナシールドの表面に当接可能としたこ
とを特徴としている。
【0018】さらにまた、請求項4のインナシールドと
フレーム結合用クリップは、請求項1ないし請求項3の
いずれか一つに記載のものにおいて、前記把持部または
圧着部の先端に単一脚および双脚のうちのいずれかを付
設したことを特徴としている。
【0019】
【作用】前述した構成からなる本発明のインナシールド
とフレーム結合用クリップによれば、インナシールドの
表面に大きな垂直方向の圧力を加えることができるし、
折曲加工をもって容易に製造することができ、また、作
業者の指に接触される部分を広げて、手で摘む際に飛び
出すおそれをなくすことができ、フレームに対してイン
ナシールドを安定的に結合することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により説明
する。
【0021】図1は、本発明に係わるクリップの第1実
施例を示す斜視図である。
【0022】図1に示すように、帯状の金属体の長手方
向におけるほぼ中央部が約60〜90°のV字形に折曲
され、その頂点に第1弾性折曲部1が形成されている。
【0023】前記第1弾性折曲部1から両側方に延長さ
れるそれぞれの辺は、所定位置において内側に約90〜
135°の角度をもって折曲されて1対の第1屈曲部2
が形成されている。前記各第1屈曲部2から内方に延長
されるそれぞれの辺は、所定の間隔をおいて再度約90
〜135°の角度をもって外側に折曲されて第2屈曲部
3が形成されている。そして、各第1屈曲部2と第2屈
曲部3との間に傾斜状のショルダ4が形成されることに
なる。
【0024】前記各第2屈曲部3から延長されるそれぞ
れの辺は、所定位置において再度外側に約180°の角
度をもって折曲されて第2弾性折曲部5が形成される。
そして、各第2弾性折曲部5から延長されるそれぞれの
辺により構成されている把持部6が、対応する前記ショ
ルダ4の上方に形成されることになる。
【0025】このように構成された本発明のクリップ
は、前述した従来のクリップと同様な態様で用いられ
る。
【0026】図2は、図1に示したクリップの使用例を
示す縦断面図である。
【0027】図2において、フレームFとインナシール
ドIとの結合孔Hに、インナシールドI側からクリップ
の第1弾性折曲部1が挿入貫通されて、第1屈曲部2と
第2屈曲部3との間のショルダ4がフレームFの底面を
支持し、これとともに把持部6の先端がインナシールド
Iの表面を押圧することになる。
【0028】この結果、フレームFとインナシールドI
は、クリップの第1弾性折曲部1と第1屈曲部2から発
生される弾性力を、ショルダ4を介して水平方向に受け
ることになるとともに、クリップの第2屈曲部3と第2
弾性折曲部5から発生される弾性力を把持部6の先端を
介して垂直方向に受けることになる。このように、前記
フレームFとインナシールドIは、クリップから水平方
向ならびに垂直方向の弾性力を受けることになり、強固
に一体に締結されることになる。
【0029】本実施例のクリップは、垂直方向の弾性力
が第2屈曲部3と第2弾性折曲部5により設定され、ま
た、この弾性力が加わる方向も把持部6の先端を介して
インナシールドIの表面に対し約90°をなすため、従
来のクリップと比較して3倍以上の締結力を発揮するこ
とができるという利点がある。
【0030】なお、前記把持部6は、第2屈曲部3から
延長されるそれぞれの辺を外側に約180°の角度をも
って折曲して形成されるものであるため、作業者の手と
接触される面積が増大し、この結果、作業者がクリップ
を指で摘んだときに飛び出すおそれがなくなる。
【0031】図3は、本発明に係るクリップの第2実施
例を示す斜視図であり、この図において図1と同様な構
成には同一符号を付してある。
【0032】本実施例においては、クリップの把持部6
の先端部が、緩やかな角度をもって外側に折曲され、第
3弾性折曲部7および圧着部8が形成されている。
【0033】このような構成によれば、インナシールド
Iの表面に加わる弾性力が第3弾性折曲部7の存在によ
り一層強くなる利点があるし、また、作業者が把持部6
を摘むとき、圧着部8が作業者の親指部分に接すること
になり、さらに一層取扱いやすくなるという利点を有す
ることになる。
【0034】図4は、本発明に係るクリップの第3実施
例を示すものであり、この実施例においても、図1の実
施例と同様な部分は同一符号を付してある。
【0035】本実施例においては、帯状の金属体の長手
方向におけるほぼ中央部が約60〜90°のV字形に折
曲され、その頂点に第1弾性折曲部1が形成され、この
第1弾性折曲部1の両側方に延長されるそれぞれの辺
は、所定位置において内側に約90〜135°の角度を
もって折曲され第1屈曲部2が形成されている。前記第
1屈曲部2から内方に延長されるそれぞれの辺は、所定
の間隔をおいて再度約90〜135°の角度をもって外
側に折曲されて第2屈曲部3が形成されている。そし
て、各第1屈曲部2と第2屈曲部3との間に傾斜状のシ
ョルダ4が形成されることになる。前記各第2屈曲部3
から延長されるそれぞれの辺は、所定位置において再度
外側に約180°の角度をもって折曲されて第2弾性折
曲部5が形成される。ところで、この第2弾性折曲部5
は、それ自体が弾性力を保有しないように、前記各第2
屈曲部3から延長されるそれぞれの辺と接合するように
完全に折曲して把持部6が形成され、この把持部6の先
端が外側に折曲されて第3弾性折曲部7と圧着部8とが
一体に形成されている。
【0036】このような構成によれば、図5から明らか
なように、ショルダ4は第1弾性折曲部1の弾性力を受
けることになり、一方、圧着部8は第2屈曲部3と第3
弾性折曲部7の弾性力を受けることになる。
【0037】また、この実施例のクリップは、その使用
態様において、図6に示すように最も安定した状態を示
すことになる。
【0038】すなわち、クリップが結合孔Hに挿入され
ると、フレームFの底面においてショルダ4が第1弾性
折曲部1の弾性力により水平方向の力を加えることにな
り、一方、インナシールドIの表面には、把持部6の先
端側の圧着部8が圧接し第2屈曲部3および第3弾性折
曲部7による垂直方向の力を加えるようになっている。
そして、本実施例によれば、クリップ自体の取扱いにお
いても、把持部6が各第2屈曲部3から延長されるそれ
ぞれの辺と接合するように完全に折曲されることによ
り、前述した各実施例とは異なりそれ自体弾性力を有し
ないことになるので、手の内において弾性的に飛び出す
おそれがまったくなくなり、作業を能率的に行うことが
できるし、また、部品の損失が減少される利点を有す
る。
【0039】さらに、本発明の前記各実施例のクリップ
は、フレームFとインナシールドIとに形成された結合
孔Hの形状にかかわらず、フレームFとインナシールド
Iとを安定的に結合することができる。より具体的に
は、従来の四角形の結合孔Hを円形に変形しても良好な
結合効果が得られ、この場合にはクリップの挿入方向を
一致させる必要がなくなるので、生産性を一層向上させ
ることができる。
【0040】また、本発明に係るクリップの把持部は、
つぎのように変形させることもできる。
【0041】図7Aは、前記把持部6に関連する一つの
変形例を示す部分拡大図であり、把持部6の先端には、
尖端状の双脚(バイポッド)9が形成されている。
【0042】この双脚9は、インナシールドIの表面と
接触するとき、第2屈曲部3と第2弾性折曲部5により
発生される弾性力を2つの地点のみに集中させる点接触
になるので、把持部6の先端がインナシールドIの表面
から滑動されるおそれがなくなる。
【0043】図7Bは把持部6に関連する他の変形例を
示す部分拡大図であり、把持部6の先端には、尖端状の
単一脚(ユニポッド)10が形成されている。
【0044】この単一脚10を適用して得られる利点
は、前述した双脚9の場合と同様であり、また、これら
の双脚9および単一脚10は、前述した全ての実施例に
容易に適用することができる。
【0045】なお、本発明は、前述した各実施例に限定
されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能で
ある。
【0046】以上説明したように本発明のクリップによ
れば、インナシールドの表面に加わる垂直方向の圧力が
増強されるように改善されるとともに、この改善された
構造を通じて作業者の手と接触される面積が増大するよ
うにしたものであるため、フレームに対してインナシー
ルドを安定的に結合することができるし、また、クリッ
プの取扱中にクリップが飛散して紛失してしまうという
損失が生じないようにして、作業性の向上と不要な部品
の消費を防止することができる。さらにまた、クリップ
自体の生産性を確実に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリップの第1実施例を示す斜視
【図2】図1のクリップの使用例を示す縦断面図
【図3】本発明に係るクリップの第2実施例を示す斜視
【図4】本発明に係るクリップの第3実施例を示す斜視
【図5】図4のクリップの正面図
【図6】図5のクリップの使用状態を示す縦断面図
【図7】A,Bはそれぞれ図1のクリップの把持部の変
形例を示す部分拡大図
【図8】インナシールドおよびフレーム間の結合のため
の一般的な手段の一例を示す分解斜視図
【図9】A,Bはそれぞれ従来クリップの使用状態を示
す縦断面図
【符号の説明】
1 第1弾性折曲部 2 第1屈曲部 3 第2屈曲部 4 ショルダ 5 第2弾性折曲部 6 把持部 7 第3弾性折曲部 8 圧着部 F フレーム I インナシールド

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の金属体の中間部をV字形に折曲し
    てその頂点に第1弾性折曲部(1)を形成し、この第1
    弾性折曲部(1)の両側に延長されるそれぞれの辺を所
    定位置から内側に折曲して第1曲部(2)を形成し、
    この第1屈曲部(2)から所定の間隔をおいて再び外側
    に折曲して第2屈曲部(3)およびショルダ(4)を形
    成するとともに、連続して延長されたそれぞれの辺を所
    定の位置から約180゜折曲して第2弾性折曲部(5)
    および把持部(6)を形成して前記把持部(6)の先端
    をショルダ(4)の上方に隣接位置するよう一体に形成
    、把持部(6)の先端をインナシールド(I)の表面
    に当接可能としたことを特徴とするインナシールドとフ
    レーム結合用クリップ。
  2. 【請求項2】 帯状の金属体の中間部をV字形に折曲し
    てその頂点に第1弾性折曲部(1)を形成し、この第1
    弾性折曲部(1)の両側に延長されるそれぞれの辺を所
    定位置から内側に折曲して第1屈曲部(2)を形成し、
    この第1屈曲部(2)から所定の間隔をおいて再び外側
    に折曲して第2屈曲部(3)およびショルダ(4)を形
    成するとともに、連続して延長されたそれぞれの辺を所
    定の位置から約180゜折曲して第2弾性折曲部(5)
    および把持部(6)を形成し、この把持部(6)の先端
    を外側に折曲して第3弾性折曲部(7)と、前記ショル
    ダ(4)の上方に隣接位置する圧着部(8)とを一体に
    形成し、圧着部(8)の先端をインナシールド(I)の
    表面に当接可能としたことを特徴とするインナシールド
    とフレーム結合用クリップ。
  3. 【請求項3】 帯状の金属体の中間部をV字形に折曲し
    てその頂点に第1弾性折曲部(1)を形成し、この第1
    弾性折曲部(1)の両側に延長されるそれぞれの辺を所
    定位置から内側に折曲して第1屈曲部(2)を形成し、
    この第1屈曲部(2)から所定の間隔をおいて再び外側
    に折曲して第2屈曲部(3)およびショルダ(4)とを
    形成するとともに、連続して延長されたそれぞれの辺を
    所定の位置から約180゜折曲してそれぞれの辺に接合
    する把持部(6)を形成し、この把持部(6)の先端を
    外側に折曲して第3弾性折曲部(7)と、前記ショルダ
    (4)の上方に隣接位置する圧着部(8)とを一体に形
    成し、圧着部(8)の先端をインナシールド(I)の表
    面に当接可能としたことを特徴とするインナシールドと
    フレーム結合用クリップ。
  4. 【請求項4】 把持部(6)または圧着部(8)の先端
    に単一脚および双脚のうちのいずれかを付設したことを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記
    載のインナシールドとフレーム結合用クリップ。
JP3191396A 1990-12-16 1991-07-31 インナシールドとフレーム結合用クリップ Expired - Fee Related JP2556629B2 (ja)

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KR1990-20842 1991-03-16
KR1991-04205 1991-03-16

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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