JP2556566B2 - シート分類綴じ装置 - Google Patents
シート分類綴じ装置Info
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- JP2556566B2 JP2556566B2 JP63278667A JP27866788A JP2556566B2 JP 2556566 B2 JP2556566 B2 JP 2556566B2 JP 63278667 A JP63278667 A JP 63278667A JP 27866788 A JP27866788 A JP 27866788A JP 2556566 B2 JP2556566 B2 JP 2556566B2
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- sheet
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- bin
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- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像形成装置などより排出されるシート材を
分類し、更に後処理として各シート材を綴じる装置、シ
ート分類綴じ装置に関するものである。
分類し、更に後処理として各シート材を綴じる装置、シ
ート分類綴じ装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のシート分類綴じ装置における綴じ装置
(以後、ステープラと称す)はカートリッジ内の帯状の
針をステープラ内の針送り機構によりステープラの釘打
ち行程ごとに一定量ずつ針打ち込み部に送り出してい
た。
(以後、ステープラと称す)はカートリッジ内の帯状の
針をステープラ内の針送り機構によりステープラの釘打
ち行程ごとに一定量ずつ針打ち込み部に送り出してい
た。
一行程中の針送り不良を検知する手段として、ステー
プラユニットの作動電流値を検出し、絶対値と比較して
その大小を判別し電流値が小の時針送り(空打ち)不良
と判断する方法があった。
プラユニットの作動電流値を検出し、絶対値と比較して
その大小を判別し電流値が小の時針送り(空打ち)不良
と判断する方法があった。
[発明が解決しようとしている問題点] しかしこの方式では例えば釘打ちを行うシート材の綴
じ枚数や、紙厚や紙種により針打ち時にモータに及ぼす
抵抗が変わる為、作動電流値を一定の絶対値で比較する
ことは非常に困難であり、針打ちをしたか否かを誤検知
するという欠点があった。
じ枚数や、紙厚や紙種により針打ち時にモータに及ぼす
抵抗が変わる為、作動電流値を一定の絶対値で比較する
ことは非常に困難であり、針打ちをしたか否かを誤検知
するという欠点があった。
[問題点を解決するための手段(及び作用)] 本発明に依れば針打ちの一行程中の作動電流値を検出
し作動電流値差を演算しその中での電流値差を比較する
構成とした事より一行程中では綴じ枚数や紙種・紙厚が
同じであるからこの行程中の電流値をベースにして比較
することとしたので、針打ちを行ったか否かを正確に判
別することを可能にした。
し作動電流値差を演算しその中での電流値差を比較する
構成とした事より一行程中では綴じ枚数や紙種・紙厚が
同じであるからこの行程中の電流値をベースにして比較
することとしたので、針打ちを行ったか否かを正確に判
別することを可能にした。
[実施例] 第1図は本発明の実施例で201は、画像形成装置、202
はシート分類装置、203は原稿自動送り装置である。
はシート分類装置、203は原稿自動送り装置である。
本画像形成装置の動作モードを説明していく。
原稿自動送り装置203においては原稿載置台204上に画
像面を上にして載置された原稿205は、下分離により最
終ページから画像形成装置201のプラテンガラス206上に
パスAを通り給送され、原稿が停止後図示しない光学系
が作動し画像形成を開始する。転写・定着後シートはシ
ート分類装置202に排出される。原稿の露光が終了後、
プラテン206上の原稿はパスBを通り原稿205の最上面に
排出される。但し複写済原稿と未複写原稿との間には、
仕切りレバーが介在している(図示しない)。画像形成
装置1より排出されたシートは入力された転写処理モー
ドや部数、ノンソート、ソートモードなどにより適切な
ビンに収納される。この動作を原稿枚数だけ繰り返す。
像面を上にして載置された原稿205は、下分離により最
終ページから画像形成装置201のプラテンガラス206上に
パスAを通り給送され、原稿が停止後図示しない光学系
が作動し画像形成を開始する。転写・定着後シートはシ
ート分類装置202に排出される。原稿の露光が終了後、
プラテン206上の原稿はパスBを通り原稿205の最上面に
排出される。但し複写済原稿と未複写原稿との間には、
仕切りレバーが介在している(図示しない)。画像形成
装置1より排出されたシートは入力された転写処理モー
ドや部数、ノンソート、ソートモードなどにより適切な
ビンに収納される。この動作を原稿枚数だけ繰り返す。
シート分類装置202はノンソート用の第1の搬送手段2
10、ソート用の第2の搬送手段211とビン群208を上下移
動させると共にシートを排出する為にビンを広く開口す
る為のらせんカム212、第1の搬送手段と第2の搬送手
段へシートの送り方向を切り換える切換手段213及び、
第2の搬送手段の位置に綴じ具207を有している。
10、ソート用の第2の搬送手段211とビン群208を上下移
動させると共にシートを排出する為にビンを広く開口す
る為のらせんカム212、第1の搬送手段と第2の搬送手
段へシートの送り方向を切り換える切換手段213及び、
第2の搬送手段の位置に綴じ具207を有している。
又、ビン類208にはビン上に収納されたシートを整合
するための整合部材214(第2図)及び図示しない駆動
手段(例えばステッピングモータとギヤ結合)が取り付
けられている。第3図に示した様にこの整合部材214は
操作者の複写動作開始スイッチONによりホームポジショ
ン位置214a(図中の破線部)に戻り画像形成装置201よ
りシートサイズ信号を受けて入力されたシートサイズよ
り距離Lだけシート側端より離れた位置に待機してい
る。そして、シートがビン209に収納される毎に整合部
材14はシート基準部材215までシード側端を押し整合す
るため214cの位置までシートを距離l(214b→214c)だ
け移動させる。この動作はビンにシートが収納される毎
繰り返される。
するための整合部材214(第2図)及び図示しない駆動
手段(例えばステッピングモータとギヤ結合)が取り付
けられている。第3図に示した様にこの整合部材214は
操作者の複写動作開始スイッチONによりホームポジショ
ン位置214a(図中の破線部)に戻り画像形成装置201よ
りシートサイズ信号を受けて入力されたシートサイズよ
り距離Lだけシート側端より離れた位置に待機してい
る。そして、シートがビン209に収納される毎に整合部
材14はシート基準部材215までシード側端を押し整合す
るため214cの位置までシートを距離l(214b→214c)だ
け移動させる。この動作はビンにシートが収納される毎
繰り返される。
第2搬送手段の位置にある綴じ具207は第3図に示し
た様に支点216を中心に回動する構成となっており、通
常はシートパス外へ退避しており、綴じをする時のみc
方向に揺動して綴じを行う。揺動は図示しないソレノイ
ドで行いソレノイドONでc方向に回動しソレノイドOFF
でバネにより前の位置に戻る。又、綴じ具207は電動ス
テープラーであり“綴じ"ON信号で図示しないモータが
回動し、ステープル打ちを行う。又、複数ブンの綴じを
行う場合はステープル終了信号を検知後、ソータのビン
が1ビン移動し、次のビン上のシートをステープル打ち
する構成となっている。
た様に支点216を中心に回動する構成となっており、通
常はシートパス外へ退避しており、綴じをする時のみc
方向に揺動して綴じを行う。揺動は図示しないソレノイ
ドで行いソレノイドONでc方向に回動しソレノイドOFF
でバネにより前の位置に戻る。又、綴じ具207は電動ス
テープラーであり“綴じ"ON信号で図示しないモータが
回動し、ステープル打ちを行う。又、複数ブンの綴じを
行う場合はステープル終了信号を検知後、ソータのビン
が1ビン移動し、次のビン上のシートをステープル打ち
する構成となっている。
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。
第5図中(a)の1は、ステープラー装置全体を支え
る基台であり、固定されている。また2は下あごであり
2aを支点に回動可能である。なお2aは基台1に軸支され
ている。さらに下あごで2の端部2bは溝型のカム形状を
なし、上ユニット3のカシメ軸部分3bに係合している。
さらに上ユニット3はヒンジ軸4に支点を持ち揺動可能
である。クランクアーム5は端部5bにおいて基台1の一
部分に回動可能に軸支されており、その他端部で支軸6
に軸支されて、ステープラギア7と、クランクアーム5
は内部でカン合しており、ステープラギア7が一回転す
るとクランクアーム5も支軸6を中心に回転する。この
時基台1は固定されさらに5bと6間の距離も一定である
ので上ユニット3は基台1に対しヒンジ軸4を中心に回
動する。この時、ボディ8もボディに装着されているド
ライバーのヘッド部105aで上ユニットから押されヒンジ
軸4を中心にX方向に回動する。(ボディ8もヒンジ軸
4に回動自在に軸支されている。)同時に上ユニット3
のカシメ軸3b部に係合した下あごの溝カム部2bにより下
あご2も2aを中心にY方向に回動する。基台1には針を 状に曲げる為のアンビル9が取り付けられている。
る基台であり、固定されている。また2は下あごであり
2aを支点に回動可能である。なお2aは基台1に軸支され
ている。さらに下あごで2の端部2bは溝型のカム形状を
なし、上ユニット3のカシメ軸部分3bに係合している。
さらに上ユニット3はヒンジ軸4に支点を持ち揺動可能
である。クランクアーム5は端部5bにおいて基台1の一
部分に回動可能に軸支されており、その他端部で支軸6
に軸支されて、ステープラギア7と、クランクアーム5
は内部でカン合しており、ステープラギア7が一回転す
るとクランクアーム5も支軸6を中心に回転する。この
時基台1は固定されさらに5bと6間の距離も一定である
ので上ユニット3は基台1に対しヒンジ軸4を中心に回
動する。この時、ボディ8もボディに装着されているド
ライバーのヘッド部105aで上ユニットから押されヒンジ
軸4を中心にX方向に回動する。(ボディ8もヒンジ軸
4に回動自在に軸支されている。)同時に上ユニット3
のカシメ軸3b部に係合した下あごの溝カム部2bにより下
あご2も2aを中心にY方向に回動する。基台1には針を 状に曲げる為のアンビル9が取り付けられている。
上ユニット3の上部にはステープラ機構の駆動源であ
るモータ10が取付けられており、モータギア11を介して
ステープラギヤ7に駆動を伝達する。さらに12はステー
プラの1回転(1行程)を検知する、一回転マイクロス
イッチでありステープラギヤ7が一回転するとそれと同
時に一回転し、センサカム13の一回転を検知する。すな
わちステープラギヤ7が一回転するとステープラは一回
の針打ち行程を終了することになる。
るモータ10が取付けられており、モータギア11を介して
ステープラギヤ7に駆動を伝達する。さらに12はステー
プラの1回転(1行程)を検知する、一回転マイクロス
イッチでありステープラギヤ7が一回転するとそれと同
時に一回転し、センサカム13の一回転を検知する。すな
わちステープラギヤ7が一回転するとステープラは一回
の針打ち行程を終了することになる。
次に針送り、針打ちの機構について説明を加える。
第7図はボディ8中の針送り及び針曲げ込み部の詳細
断面図である。101はスティプラ針であり個々の針が中
心部で接着されており帯状の連続した形状をなしカート
リッジ102に収納されている。103はカートリッジに固定
された板ばねの針押さえであり帯状に連続した針を適当
な圧接力で保持、ガイドする。105はドライバーであり
接着された帯状の針を分離し曲げ部まで押し出す。ドラ
イバー105のヘッド部105aは前述のように上ユニット3
と接触しており、上ユニット3が回動すると、ドライバ
ーヘッド部105aが下方向、第3図X1方向に押される。こ
のとき帯状の釘の最先端部101aは針曲げブロック109に
より中央部を保持されている。ドライバーヘッド部105a
が押し下げられると同時に針のコの字曲げブロック110
が同時に下がりブロック110は針の両端に当たって釘を
コの字に曲げる。更にドライバーヘッド部105aを押し込
むとコの字曲げブロック110の突起部110aが針送り部材
を一点鎖線に示した様に歪める。すると針送り爪104aは
針送り方向と逆方向に動く。しかし、この時はすでに先
端の針101aはコの字に曲げっているので針は逆行せず送
り爪のみが逆方向に動き次の針送りに備える事ができ
る。その後更にドライバーヘッド部105aを下へ動かすと
ドライバー105のブロック押し爪105bがブロック110の上
から外れる様に構成されており、ドライバー105のみが
下へおりてくる。そしてドライバーの先端105aは針曲げ
ブロック109のテーパ部に到達しさらに、下方に進むと
針曲げブロック109を一点鎖線方向に押しのけながら針
切断部材108と共に、帯状の釘からコの字に曲がった先
端の針1本を切断しながら針101aを紙へと打ち込んでゆ
く。打ち込み終わるとドライバーヘッド部105aを上へ戻
すと共に、突起110aが部材104より外れ、針送り爪104a
が元の位置にもどる。この時、針が前進する。以上の行
程で針送り、針打ちが行なわれる。なお30はモート31に
流れる電流値を検知するセンサである。
断面図である。101はスティプラ針であり個々の針が中
心部で接着されており帯状の連続した形状をなしカート
リッジ102に収納されている。103はカートリッジに固定
された板ばねの針押さえであり帯状に連続した針を適当
な圧接力で保持、ガイドする。105はドライバーであり
接着された帯状の針を分離し曲げ部まで押し出す。ドラ
イバー105のヘッド部105aは前述のように上ユニット3
と接触しており、上ユニット3が回動すると、ドライバ
ーヘッド部105aが下方向、第3図X1方向に押される。こ
のとき帯状の釘の最先端部101aは針曲げブロック109に
より中央部を保持されている。ドライバーヘッド部105a
が押し下げられると同時に針のコの字曲げブロック110
が同時に下がりブロック110は針の両端に当たって釘を
コの字に曲げる。更にドライバーヘッド部105aを押し込
むとコの字曲げブロック110の突起部110aが針送り部材
を一点鎖線に示した様に歪める。すると針送り爪104aは
針送り方向と逆方向に動く。しかし、この時はすでに先
端の針101aはコの字に曲げっているので針は逆行せず送
り爪のみが逆方向に動き次の針送りに備える事ができ
る。その後更にドライバーヘッド部105aを下へ動かすと
ドライバー105のブロック押し爪105bがブロック110の上
から外れる様に構成されており、ドライバー105のみが
下へおりてくる。そしてドライバーの先端105aは針曲げ
ブロック109のテーパ部に到達しさらに、下方に進むと
針曲げブロック109を一点鎖線方向に押しのけながら針
切断部材108と共に、帯状の釘からコの字に曲がった先
端の針1本を切断しながら針101aを紙へと打ち込んでゆ
く。打ち込み終わるとドライバーヘッド部105aを上へ戻
すと共に、突起110aが部材104より外れ、針送り爪104a
が元の位置にもどる。この時、針が前進する。以上の行
程で針送り、針打ちが行なわれる。なお30はモート31に
流れる電流値を検知するセンサである。
第5図(b)は本発明の制御ブロック図である。301
はマイクロコンピュータ、ROM、RAM、I/Oポート等より
構成される制御回路、302は制御回路301のポートA,Bよ
り受ける信号をもとにモータ31を正転又は逆転させるよ
うにモータ31への電流をコントロールする正逆ドライ
バ、302は針ないし、空打ち、針ジャム等の綴じ具207
(ステープラ)の異常を標示する標示装置である。120
は針の有無を検知する反射センサーである。304はビン
を移動させるシフトモータである。
はマイクロコンピュータ、ROM、RAM、I/Oポート等より
構成される制御回路、302は制御回路301のポートA,Bよ
り受ける信号をもとにモータ31を正転又は逆転させるよ
うにモータ31への電流をコントロールする正逆ドライ
バ、302は針ないし、空打ち、針ジャム等の綴じ具207
(ステープラ)の異常を標示する標示装置である。120
は針の有無を検知する反射センサーである。304はビン
を移動させるシフトモータである。
第4図(a)はステープラユニットに作動する電流値
を検出する検出手段30より検出されステープル針打ち一
行程におけるステープラ駆動手段(モータ31)に流れる
電流値の波形を示したものである。
を検出する検出手段30より検出されステープル針打ち一
行程におけるステープラ駆動手段(モータ31)に流れる
電流値の波形を示したものである。
は正常に針が出てシートを貫通し曲げがなされた時
の波形でありは空打ち(ステープラは作動しても針が
出ない)の時の波形である。空打ちの時は針が貫通する
ときの負荷針曲げ時の負荷がないため、電流値のレベル
は小さくなる。また、の針打ち不良針ジャム等が発生
すると、一般的に過負荷が生じ、電流値のレベルは極端
に上昇する。
の波形でありは空打ち(ステープラは作動しても針が
出ない)の時の波形である。空打ちの時は針が貫通する
ときの負荷針曲げ時の負荷がないため、電流値のレベル
は小さくなる。また、の針打ち不良針ジャム等が発生
すると、一般的に過負荷が生じ、電流値のレベルは極端
に上昇する。
本実施例の場合、例えばソータのビンに必要枚数、積
載された後、ステープルモードが作動し、各ビンN(例
えばN=5)それぞれ綴じを行う時、第4図(a)に示
したステープル針打ちの一行径がN回(例えばN=5)
繰り返えされ、その時のモータに作動する電流値は第4
図(b)の様になる。
載された後、ステープルモードが作動し、各ビンN(例
えばN=5)それぞれ綴じを行う時、第4図(a)に示
したステープル針打ちの一行径がN回(例えばN=5)
繰り返えされ、その時のモータに作動する電流値は第4
図(b)の様になる。
ここで1例としてN=5の時を具体例として説明する
と5回ステープル動作が繰返えされたが、この時、針打
ち込み時の電流値はN=1,2,4,5ではI0であるのに対し
N=3ではI(I0>I)となっている。この検出された
作動電流値をN=1でi1=I0、N=2でi2=I0、N=3
でi3=I、N=4でi4=I0、N=5でi5=I0という様
に、メモリーがビン番号(N)と対応した電流値iNをメ
モリーしておく。そして、同時に制御回路301内の演算
回路がそれぞれ電流値の差を演算しデータを比較回路に
伝える。
と5回ステープル動作が繰返えされたが、この時、針打
ち込み時の電流値はN=1,2,4,5ではI0であるのに対し
N=3ではI(I0>I)となっている。この検出された
作動電流値をN=1でi1=I0、N=2でi2=I0、N=3
でi3=I、N=4でi4=I0、N=5でi5=I0という様
に、メモリーがビン番号(N)と対応した電流値iNをメ
モリーしておく。そして、同時に制御回路301内の演算
回路がそれぞれ電流値の差を演算しデータを比較回路に
伝える。
Δi=i1=i2,Δi2=i2−i3・・・Δi4=i4−i5を演
算しΔi1からΔi4の大小を比較する。
算しΔi1からΔi4の大小を比較する。
本発明ではΔi1=0,Δi2=|I0−I|,Δi3=|I−I0|,Δ
i4=0という演算結果が得られる。これより、Δi2とΔ
i3がΔi=0とならず、Δi1=0,Δi4=0よりN=2,4
ではN=1.5と同じ電流値が流れていることよりN=3
で異常が発生したと判断し、3ビン目で針送り(空打
ち)不良の発生という情報を制御回路に伝える。この情
報を受けて制御回路は以下の指令を出し再度針打ちを行
う。
i4=0という演算結果が得られる。これより、Δi2とΔ
i3がΔi=0とならず、Δi1=0,Δi4=0よりN=2,4
ではN=1.5と同じ電流値が流れていることよりN=3
で異常が発生したと判断し、3ビン目で針送り(空打
ち)不良の発生という情報を制御回路に伝える。この情
報を受けて制御回路は以下の指令を出し再度針打ちを行
う。
但し、この演算において、電流値の多少のバラツキ分
は、Δiに比べると小さいので、ここでは除外してい
る。これらの説明は、第8図でフローチャートに示し
た。
は、Δiに比べると小さいので、ここでは除外してい
る。これらの説明は、第8図でフローチャートに示し
た。
この情報により制御回路は綴じ位置に第3ビンが来る
様にソータのシフトモータを作動し、ビン移動終了後、
整合棒14がシートを整合し、その後、ステープラが針打
ちを行う。そして作動電流値i3がi3=I0と検出されるま
でn回針打ち動作を繰り返す。ここでn+1回目までi3
=I0が検出されない時は、異常信号を出しステープラの
針打ち動作を停止し異常表示を出す。
様にソータのシフトモータを作動し、ビン移動終了後、
整合棒14がシートを整合し、その後、ステープラが針打
ちを行う。そして作動電流値i3がi3=I0と検出されるま
でn回針打ち動作を繰り返す。ここでn+1回目までi3
=I0が検出されない時は、異常信号を出しステープラの
針打ち動作を停止し異常表示を出す。
上記説明では5回中、1回の針打ち(空打ち)不良を
説明したが、2回の時は同様の動作を2回繰り返すだけ
である。
説明したが、2回の時は同様の動作を2回繰り返すだけ
である。
本発明では、1行程中における各ビン上での積載枚数
(綴じ枚数)や紙厚などが同じである為、針打ち時にス
テープラに作動する作動電流値I0のバラツキは少なくそ
の為、I0とIの大小差を明確に判断出来る為、針打ちを
したか否かの検知を正確に行うことが可能になった。
(綴じ枚数)や紙厚などが同じである為、針打ち時にス
テープラに作動する作動電流値I0のバラツキは少なくそ
の為、I0とIの大小差を明確に判断出来る為、針打ちを
したか否かの検知を正確に行うことが可能になった。
[発明の効果] 以上説明したように綴じモードの二行程中の検出され
た作動電流の各ビンでの電流値差を演算しこの電流値差
を比較することにより針打ち(空打ち)不良を検出する
構成とした為に、綴じ枚数や紙質、紙厚などに影響され
ることなく正確に針打ち(空打ち)不良を検知すること
を可能にした。
た作動電流の各ビンでの電流値差を演算しこの電流値差
を比較することにより針打ち(空打ち)不良を検出する
構成とした為に、綴じ枚数や紙質、紙厚などに影響され
ることなく正確に針打ち(空打ち)不良を検知すること
を可能にした。
第1図は本発明の画像形成システム装置 第2図は本発明のシート分類綴じ装置 第3図は本発明の整合図 第4図はステープル針打ちの作動電流値の概略図 第5図は本発明のステープラ正面図 第6図は本発明のステープラ後視図 第7図はステープラ針送り詳細図 第8図は本発明のフローチャート 201は画像形成装置 202はシート分類装置 207は綴じ具 30は電流センサー 301は制御回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼橋 裕二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−1854(JP,U) 実開 昭60−41206(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】画像形成装置より排出されるシート材を収
納する複数のビンと該ビンヘシートを排出する搬送手段
と、ビン内のシート載置部に進退可能な綴じ手段を有す
るシート分類綴じ装置において 綴じ手段が一行程中に各ビンのシートへの釘打ちを行う
時に綴じ手段に作動する電流値を検出する検出手段と、
該検出手段より検出された作動電流値と次の作動電流値
との差を演算する演算回路と演算回路により算出された
作動電流値の差を比較する比較回路と、比較回路からの
結果を受けて、電流値差に差のある時、この該当するビ
ンで再度釘打ちを行わせる制御回路を有したシート分類
綴じ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63278667A JP2556566B2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | シート分類綴じ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63278667A JP2556566B2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | シート分類綴じ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02125702A JPH02125702A (ja) | 1990-05-14 |
JP2556566B2 true JP2556566B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=17600483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63278667A Expired - Fee Related JP2556566B2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | シート分類綴じ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556566B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103395313B (zh) * | 2013-07-29 | 2015-06-17 | 苏州市职业大学 | 一种纸质资料自动分类装订机 |
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1988
- 1988-11-04 JP JP63278667A patent/JP2556566B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH02125702A (ja) | 1990-05-14 |
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