JP2556493Y2 - リヤウインドワイパモータの取付構造 - Google Patents

リヤウインドワイパモータの取付構造

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JP2556493Y2
JP2556493Y2 JP1990023318U JP2331890U JP2556493Y2 JP 2556493 Y2 JP2556493 Y2 JP 2556493Y2 JP 1990023318 U JP1990023318 U JP 1990023318U JP 2331890 U JP2331890 U JP 2331890U JP 2556493 Y2 JP2556493 Y2 JP 2556493Y2
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久一 雲藤
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はリヤウインドワイパモータの取付構造の改
良に関する。
(従来の技術) 例えばトラクタにおいて、雨天時などでのトレーラと
の連結に際して後方視界を確保するため、第3図で示す
ようにキャブ1のリヤウインド2にワイパ3を付設した
ものが知られている。
この場合、ワイパモータ4は第4図でも示すように、
リヤウインド2下部近傍でバックパネルインナ5に形成
した取付穴(図示せず)に車内側から嵌め込んで、ワイ
パ駆動軸6をバックパネルアウタ7の軸穴部8から車外
に突出させた状態でバックパネルインナ5に取り付けら
れる。なお、ワイパモータ4はモータ部とトルクを増大
させるギヤ部などから構成される。9は内装用のバック
フィニッシャで、バックパネルインナ5とフロアパネル
11との間に介装される。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このような取付構造にあっては、ワイパモ
ータ4がバックパネルインナ5から露出する部分をカバ
ー10で隠すようになっているが、これだとカバー10がバ
ックパネルインナ5から突出して見栄えが良くなく、ま
たカバー10の付設でコストも上昇するという問題点があ
った。
さらに、バックパネルインナ5などはリヤワイパ3の
有無により2種類のものを製作しなければならず、また
オプションでリヤワイパを装置する場合での改造(取付
穴の形成、カバー10の取付けなど)も簡単でない。な
お、ワイパモータを車外でバックパネルアウタに取り付
けたものがあるが、その場合ワイパモータにケースの気
密性など厳しい対環境性が要求され、コストの面で不利
になる。この考案はこのような問題点を解決することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) そのため、この考案はキャブリヤウイント下部近傍で
バックパネルインナのバックフィニッシャの上部取付位
置より下側にワイパモータの取付穴を形成し、バックパ
ネルインナのバックフィニッシャの上部取付位置より下
側を取付穴がバックフィニッシャとバックパネルアウタ
との中間に位置するように折曲げ加工し、バックパネル
アウタにバックパネルインナとの間でワイパモータの設
置空間を確保するのに必要な範囲で出っ張りを形成し、
ワイパモータを車内側からバックパネルインナの取付穴
に嵌め込んでワイパ駆動軸をバックパネルアウタの軸穴
部から車外に突出させた状態でバックパネルインナに連
結支持するものとした。
(作用) 上記構成に基づき、バックパネルインナに連結支持さ
れたワイパモータはバックフィニッシャとバックパネル
アウタにより隠蔽され、車内外に露出しない取付状態と
なる。従って、ワイパモータを覆うためのカバーを別途
設けたり、このカバーの突出により見栄えが悪化すると
いった問題は生じない。
一方、バックパネルアウタはワイパ駆動軸の軸穴部の
加工の有無のみによってワイパの有る仕様と無い仕様と
で共通の部品を使い分けることができ、またバックパネ
ルインナやバックフィニッシャは何らの加工の必要もな
く共通のものでワイパ有無の何れの仕様に対応できる。
(実施例) 第1、2図において、20はキャブのバックパネルアウ
タ、21はバックパネルインナ、22はバックフィニッシ
ャ、23はワイパモータで、ワイパモータ23はモータ部23
Aとトルクを増大させるギヤ部23Bなどから構成される。
バックパネルインナ21はリヤウインド31下部近傍でバ
ックフィニッシャ22の上部取付位置より下側にワイパモ
ータ23の取付穴24を形成すると共に、この取付穴24をバ
ックフィニッシャ22とバックパネルアウタ20との中間に
位置させるように折曲げ加工することにより作られる。
なお、バックパネルインナ21は取付穴24より下方へ延び
る端部でもバックパネルアウタ20に接合される。
ワイパモータ23はバックパネルインナ21の取付穴24に
車室側から嵌め込んでワイパ駆動軸25をバックパネルア
ウタ20の軸穴部26から車外に突出させた状態でブラケッ
ト27、28、29を介してバックパネルインナ21に連結支持
することにより取り付けられる。
バックパネルアウタ20にはこの場合、バックパネルイ
ンナ21との間でワイパモータ23の設置スペースを確保す
る上で、必要に応じて車外側への出っ張り30が形成され
る。バックフィニッシャ22はバックパネルインナ21とキ
ャブフロアメンバ32との間で図示のように取り付けら
れ、バックパネルインナ21のリヤウインド31下部近傍か
らワイパモータ23を含めてその下側のバックパネルアウ
タ20内面をカバーするようになっている。なお、図中、
a〜gはバックパネルインナ21の折曲線を示す。
このような構成により、ワイパモータ23はバックフィ
ニッシャ22とバックパネルアウタ20との間に収納され、
車内外に露出しない取付け状態となるため、従来に較べ
てカバーが不要で、見栄えも良くなる。
また、バックパネルインナ21はリヤワイパの有無に関
係なく、取付穴24を形成したものを一種類だけ製作すれ
ば良くなり、リヤワイパのオプション仕様での取り付け
に際しての改造もバックパネルアウタ20にワイパ駆動軸
25の軸穴部26を付設するだけで良い。
(考案の効果) 以上要するにこの考案によれば、キャブリヤウイント
下部近傍でバックパネルインナのバックフィニッシャの
上部取付位置より下側にワイパモータの取付穴を形成
し、バックパネルインナのバックフィニッシャの上部取
付位置より下側を取付穴がバックフィニッシャとバック
パネルアウタとの中間に位置するように折曲げ加工し、
バックパネルアウタにバックパネルインナとの間でワイ
パモータの設置空間を確保するのに必要な範囲で出っ張
りを形成し、ワイパモータを車内側からバックパネルイ
ンナの取付穴に嵌め込んでワイパ駆動軸をバックパネル
アウタの軸穴部から車外に突出させた状態でバックパネ
ルインナに連結支持することにより、ワイパモータをバ
ックフィニッシャとバックパネルアウタとの間に収納し
て車内外に露出しない取付状態を実現したので、室内側
にてワイパモータを隠蔽するためのカバーを別途設ける
必要がなく、従ってコスト逓減を図ることができる。ま
たリヤウインドワイパの付設に伴って余計な突出物がな
く車内の見栄えが改善されると共に、ワイパの有る仕様
と無い仕様の各々に共通の部品を利用して対応できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例を示すキャブバックパネルの一
部断面図、第2図はそのA−A断面図、第3図は従来技
術を示すトラクタの外観斜視図、第4図はそのB−B断
面図である。 20…バックパネルアウタ、21…バックパネルインナ、22
…バックフィニッシャ、23…ワイパモータ、24…取付
穴、25…ワイパ駆動軸、26…軸穴部、a〜g…折曲線。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャブリヤウイント下部近傍でバックパネ
    ルインナのバックフィニッシャの上部取付位置より下側
    にワイパモータの取付穴を形成し、バックパネルインナ
    のバックフィニッシャの上部取付位置より下側を取付穴
    がバックフィニッシャとバックパネルアウタとの中間に
    位置するように折曲げ加工し、バックパネルアウタにバ
    ックパネルインナとの間でワイパモータの設置空間を確
    保するのに必要な範囲で出っ張りを形成し、ワイパモー
    タを車内側から前記バックパネルインナの取付穴に嵌め
    込んでワイパ駆動軸をバックパネルアウタの軸穴部から
    車外に突出させた状態でバックパネルインナに連結支持
    したことを特徴とするリヤウインドワイパモータの取付
    構造。
JP1990023318U 1990-03-08 1990-03-08 リヤウインドワイパモータの取付構造 Expired - Lifetime JP2556493Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042121A (ja) * 1983-08-17 1985-03-06 Nissan Motor Co Ltd ワイパ−駆動部のカバ−構造
JPS6430285U (ja) * 1987-04-27 1989-02-23

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