JP2556481Y2 - ロール製品箱詰め機 - Google Patents

ロール製品箱詰め機

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JP2556481Y2
JP2556481Y2 JP6318691U JP6318691U JP2556481Y2 JP 2556481 Y2 JP2556481 Y2 JP 2556481Y2 JP 6318691 U JP6318691 U JP 6318691U JP 6318691 U JP6318691 U JP 6318691U JP 2556481 Y2 JP2556481 Y2 JP 2556481Y2
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鉄郎 中西
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株式会社石津製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トイレットロールペー
パーのようなロール製品を所定多数個づつ箱詰めするた
めのロール製品箱詰め機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願考案者は、図6ないし図8に示すよ
うなロール製品箱詰め機を既に開発している。この従来
のロール製品箱詰め機は、図6に示すように搬送コンベ
ア11上を順次縦向き姿勢で搬送されてくるロール製品
10,10・・を、搬送コンベア11の終端部において
5個づつ横一列状態で貯溜し、その5個1組とするロー
ル製品列10Aをプッシャー1により台板2上に押し出
し、そのプッシャー1による押し出し作業を合計5回繰
り返した後、図7に示すように台板2上の合計25個の
ロール製品群10Bを把持装置4で四方から把持し、そ
のロール製品群10Bを把持した把持装置4を昇降装置
5で上動させるとともに水平移動装置6により台板2に
隣接する位置に設置した箱Bの直上方位置まで移動させ
(符号4′の位置)、そこで把持装置4に把持していたロ
ール製品群10Bを解放して該ロール製品群10Bを箱
Bの中に収容し、このような動作を複数回(例えば合計
4回)繰り返して、1つの箱B内に所定個数(例えば合計
100個)のロール製品を収容し得るように構成されて
いる。
【0003】台板2上には、プッシャー1によって順次
押し出されるロール製品列10Aを四角形状に整列させ
るためのガイド装置3が設けられている。このガイド装
置3は、台板2上の奥部と左右両側部の合計3箇所にそ
れぞれ硬質板材からなる水平ガイド板32,32,32を
設けて構成されている。この各水平ガイド板32,32,
32は、図8に示すように、台板2上に押し出されるロ
ール製品10が転倒しないようにするために台板2上面
から3〜4cm程度上方に離間した位置に設置されてい
る。
【0004】又、把持装置4は、台板2上のロール製品
群10Bの外側面を四方から押圧する4つの押圧板4
1,41・・と該各押圧板をそれぞれ開閉させる開閉装
置42とを有している。そして、把持装置4でロール製
品群10Bを把持するときには、図8に示すように各押
圧板41,41・・で水平ガイド板32よりやや上方位
置のロール製品群外側面を押圧するようになっている。
【0005】尚、ガイド装置3によるロール製品群10
Bのガイド高さ位置はロール製品外側面の高位置である
程、該ロール製品を安定した姿勢でガイドでき、他方、
把持装置4の各押圧板41,41・・による押圧位置は
ロール製品外側面の低位置である程、ロール製品群10
Bを安定した状態で把持・持ち上げすることができると
いう作用がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、図6ないし
図8に示す従来のロール製品箱詰め機では、ガイド装置
3の各水平ガイド板32,32,32が硬質板材で形成さ
れ、且つ該各水平ガイド板32,32,32によるガイド
高さ位置を、プッシャー1によるロール製品列10Aの
押し出し時にロール製品10が転倒しないようにするた
めに台板2上面から適宜高さ(3〜4cm程度)だけ上方に
位置させており、従って把持装置4の各押圧板41,4
1・・による押圧下端高さを水平ガイド板32上面より
高位置となるように設定する必要がある。このように各
押圧板41,41,41の押圧下端高さが高位置となる
と、ロール製品群10Bに対する把持位置が高位置とな
り、図8に示すロール製品群把持状態から把持装置4を
上動させたときに、該ロール製品群10Bの中心部分が
下方に垂れ易くなって把持されていたロール製品群10
Bが把持装置4から脱落する危険が高くなる。そして、
もしロール製品群10Bが途中で把持装置4から脱落す
ると、直ちに運転を中断して人手により保守しなければ
ならず、その作業が面倒となるという問題があった。
尚、水平ガイド板32を図8に鎖線32′で示すように
台板2上面に近接させるようにして設置すると、それに
応じて各押圧板41による押圧下端位置を低くすること
ができて把持装置4によるロール製品群10Bの把持作
用が良好となるが、その場合には水平ガイド板32によ
るガイド高さが低くなってガイド作用が不十分となる
(ロール製品が転倒し易くなる)という問題が生じる。
【0007】本考案は、上記の問題点に鑑み、ガイド装
置によるロール製品のガイド作用と把持装置による把持
作用の両方を同時に良好にし得るようにしたロール製品
箱詰め機を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、プッシャーに
より台板上に複数個のロール製品を順次横一列状態で押
し出し、該台板上に押し出される所定個数のロール製品
をガイド装置で四角形状に整列させ、台板上において四
角形状に整列させたロール製品群の外側面を四方から押
圧する4つの押圧板と該各押圧板をそれぞれ開閉させる
開閉装置を有した把持装置により前記ロール製品群を四
方から把持し、該ロール製品群を把持した把持装置を前
記台板に隣接する位置に設置された箱の直上方位置まで
移動させ、そこで把持装置で把持していたロール製品群
を解放して該ロール製品群を箱の中に収容し得る如くし
たロール製品箱詰め機において、前記ガイド装置は、台
板上のロール製品群把持位置におけるプッシャーと対向
する奥部と左右両側部の3箇所においてそれぞれ上下に
弾性変形可能な薄板状の水平ガイド板を設け、且つ該各
水平ガイド板をそれぞれ台板の上面より所定高さだけ離
間した位置において台板上にあるロール製品群の外側面
をガイドさせるとともに、把持装置がロール製品群把持
動作にともなつて下動したときに該把持装置の押圧板が
水平ガイド板を台板の上面に接するまで下方にたわませ
る如くしたことを特徴としている。
【0009】
【作用】本考案のロール製品箱詰め機によれば、ガイド
装置の各水平ガイド板が台板上面より所定高さだけ離間
した位置においてロール製品群の外側面をガイドさせる
ようにしているので、プッシャーによりロール製品列を
台板上に押し出したときに、各水平ガイド板がロール製
品の底部より所定高さだけ上方に位置する側面をガイド
するようになる。又、各水平ガイド板が上下に弾性変形
可能な薄板状に形成されており、且つ把持装置がロール
製品群把持動作時において各押圧板(各水平ガイド板に
対応する3つの押圧板)が各水平ガイド板を台板上面に
接するまで下方にたわませるようになっているので、把
持装置による把持動作時に各押圧板がロール製品群側面
の下端寄り位置を含む広面積部分を四方から押圧するよ
うになる。
【0010】
【考案の効果】従って、本考案のロール製品箱詰め機に
よれば、各水平ガイド板がロール製品の底部より所定高
さだけ上方に位置する側面をガイドするので、該ロール
製品が台板上において転倒することがなく、ロール製品
を安定した姿勢でガイドできるという効果がある。又、
把持装置によるロール製品群把持動作時に、各押圧板
(各水平ガイド板に対応する3つの押圧板)がそれぞれ水
平ガイド板を台板に接するまで押し下げて、4つの押圧
板がそれぞれロール製品群の側面下端部寄り位置を含む
広面積部分を押圧するようになっているので、上記のよ
うにガイド装置のガイド機能を損なうことなくロール製
品群を安定した状態で把持することができ、ロール製品
群を把持した状態で把持装置を持ち上げてもロール製品
が把持装置から脱落することがないという効果がある。
【0011】
【実施例】図1ないし図5を参照して本考案の実施例を
説明すると、この実施例のロール製品箱詰め機は、例え
ばトイレットロールペーパーのようなロール製品10を
所定個数(例えば100個)づつ1つの箱B内に自動で収
容し得るようにしたものである。
【0012】この実施例のロール製品箱詰め機は、ロー
ル製品10を順次一列状態で搬送する搬送コンベア11
と、搬送コンベア11の終端部において所定個数(図示
例では合計5個)のロール製品10,10・・を横一列状
態で貯溜するストッパー装置7と、搬送コンベア11の
終端部に横一列状態で貯溜されたロール製品列10Aを
台板2上に押し出すプッシャー1と、該プッシャー1に
より順次台板2上に押し出されるロール製品列10Aを
ガイドして各ロール製品10,10・・を台板2上にお
いて四角形状(図示例では正方形状)に整列させるガイド
装置3と、台板2において四角形状に整列させた多数個
(図示例では縦・横5個づつの合計25個)のロール製品
10,10・・からなるロール製品群10Bを四方から
把持する把持装置4と、該把持装置4を台板2上におけ
るロール製品群把持位置と台板2に隣接する位置に設置
された箱Bの直上方との間で往復移動せしめる昇降装置
5及び水平移動装置6を備えて構成されている。
【0013】搬送コンベア11上の始端部には、前工程
側において製造されたロール製品10,10・・が順次
縦向き姿勢で供給される。この実施例では、図1に示す
ように搬送コンベア11の始端部を、長尺ロールAを順
次製品寸法づつ切断する切断装置12のロール製品出口
部分に連続させて、該切断装置12において横向き姿勢
で切断されたロール製品10を順次姿勢変更部材13を
介して搬送コンベア11上に縦向き姿勢で移乗せしめる
ようにしている。
【0014】搬送コンベア11上には、該搬送コンベア
11上を搬送されるロール製品10を適正姿勢でのみ搬
送コンベア終端側に供給し得るようにしたターレット板
14が水平回転自在に設けられている。このターレット
板14は、ロール製品10が縦向き姿勢で搬送されてく
るときには、該ターレット板14が回転してロール製品
10の通過を許容し、他方、もしロール製品10が横向
き姿勢で搬送されてくると、ターレット板14が回転不
能となってロール製品10の通過を阻止するように作用
する。
【0015】ストッパー装置7は、搬送コンベア11の
終端部においてロール製品10を停止させる停止板71
と、該搬送コンベア11の終端部に合計5個のロール製
品10,10・・が送り込まれたときに6個目のロール
製品10を停止せしめるエアシリンダ(又はソレノイド)
72とを有している。
【0016】搬送コンベア11の終端部に送り込まれる
各ロール製品10,10・・は、その左右各側からプッ
シャー1の押板17とゲート板19とでガイドされて、
一列に整列させたまま一時的に待機せしめられる。尚、
ゲート板19は、エアシリンダ18によって上下動せし
められ、プッシャー1の押板17の前進動作前に上動開
放するようになっている。
【0017】プッシャー1は、押板17をエアシリンダ
16で進退操作せしめるようにしている。そして、この
プッシャー1は、搬送コンベア11の終端部に合計5個
のロール製品10,10・・が貯溜されたときに(例えば
6個目のロール製品10を停止させるストッパー装置7
のエアシリンダ72が伸長した直後に)プッシャー1の
エアシリンダ16が伸長操作せしめられて、該ロール製
品列10Aを台板2上に押し出すように作用する。
【0018】ガイド装置3は、台板2上におけるロール
製品群把持位置の、プッシャー1と対向する奥部と左右
両側部の3箇所に、それぞれ水平ガイド板32,32,3
2をホルダー31,31,31に保持させて設置してい
る。各ホルダー31,31,31は、それぞれ進退調整具
33,33によって進退調整可能となっており、箱詰め
すべきロール製品10の直径に応じて各水平ガイド板3
2,32,32の内側縁によって囲われた内部スペースの
大きさを調整し得るようになっている。
【0019】ガイド装置3の各水平ガイド板32,32,
32は、かなりの広幅(例えば10〜15cm)を有し、且
つ上下方向に弾性変形可能な薄板状の材料で形成されて
いる。そして、この各水平ガイド板32,32,32は、
台板2の上面より所定高さ(例えば3〜4cm程度)だけ離
間させた状態で、その各外側縁をそれぞれホルダー3
1,31,31に保持させている。この各水平ガイド板3
2,32,32は、自然状態では、台板2上に押し出され
るロール製品10の側面の所定高さ位置(ロール製品1
0の下端から3〜4cm程度上方に寄った位置)をガイド
し得るようになっており、又、後述するように把持装置
4の押圧板41が下動したときに該水平ガイド板32が
押圧板41によって押し下げられて台板2の上面に接す
るまで下方にたわむようになっている。
【0020】把持装置4は、四角形状に整列させたロー
ル製品群10Bの外側面を押圧する4つの押圧板41,
41・・と、該各押圧板41,41・・をそれぞれ開閉
させるための開閉装置42とを有している。
【0021】押圧板41は、ロール製品10の高さより
やや大きい高さ幅を有し且つロール製品群10Bの一側
面のほぼ全面を被覆し得る長さを有している。そして、
この各押圧板41,41・・は、正方形の各辺を形成す
る位置においてそれぞれ平行リンク43を介して昇降台
40の下面側に取付けている。
【0022】又、開閉装置42は、ロータリーシリンダ
42Aと該ロータリーシリンダ42Aによってそれぞれ
押し引き操作される4つのターンバックル42B,42
B・・とを有し、該ロータリーシリンダ42Aを昇降台
40の下方中心部に取り付けるとともに、各ターンバッ
クル42B,42B・・の先端部をそれぞれ平行リンク
43,43・・に連結している。そして、この開閉装置
42は、ロータリーシリンダ42Aを角度90°だけ往
復回転させることにより、各押圧板41,41・・をそ
れぞれ内方向(閉方向)に変位させてロール製品群10B
を四方から押圧・把持させたり、各押圧板41,41・
・をそれぞれ外方向(開方向)に変位させて内部に把持し
ていたロール製品群10Bを解放させたりするようにな
っている。
【0023】昇降装置5は、縦向きのエアシリンダが採
用されている。この昇降装置5は、該エアシリンダの伸
縮によって昇降台40とともに把持装置4を上下動せし
め得るようになっている。
【0024】昇降台40の下部には、把持装置4がロー
ル製品群把持位置まで下動した際に、該ロール製品群1
0Bの上面に接触(又は近接)する押え板45が設けられ
ている。この押え板45は、ロール製品群10Bの上面
の面積よりやや小さい程度の比較的広面積を有してい
る。又、この押え板45は、四隅をそれぞれエアシリン
ダ46,46・・で吊り下げ支持しており、該各エアシ
リンダ46,46・・の伸縮操作により昇降台40に対
して、図2において実線図示位置と鎖線45′の位置と
の間で上下動せしめ得るようにしている。そして、この
押え板45は、図4及び図5に示すように、把持装置4
によるロール製品群10Bの把持時に、該押え板45の
下面が各ロール製品10,10・・の上面に接触(又は近
接)するようになり、該各ロール製品10,10・・を面
一状態に維持させるものである。このように、押え板4
5を設けると、把持装置4の各押圧板41,41・・で
ロール製品群10Bを四方から押圧したときに、各ロー
ル製品10,10・・が上方に浮き上がることがなくな
り、ロール製品群10Bを面一状態のままで持ち上げる
ことができて各ロール製品10,10・・がバラけにく
くなる。又、この押え板45は、把持装置4を図2にお
いて符号4″で示すように、箱Bの入口まで移動させた
状態において把持装置4を解放させると同時にエアシリ
ンダ46,46・・を伸長させることにより、把持装置
4で把持していた各ロール製品10,10・・を確実に
箱B内に落下させる作用もある。
【0025】水平移動装置6は、横向きのエアシリンダ
が採用されている。この水平移動装置6は、該エアシリ
ンダの伸縮により、把持装置4をロール製品群把持位置
の直上方と台板2に隣接する位置に設置される箱Bの直
上方との間で水平移動させることができるようになって
いる。
【0026】そして、図1ないし図5に示す実施例のロ
ール製品箱詰め機は、次のように作動する。
【0027】まず、搬送コンベア11によってロール製
品10が順次縦向き姿勢で搬送され、搬送コンベア終端
部に合計5個のロール製品10,10・・が横一列状態
で貯溜される(第6番目のロール製品10はストッパー
のエアシリンダ72で停止せしめられる)。続いてプッ
シャー1が作動して搬送コンベア終端部に貯溜されてい
るロール製品列10Aを台板2上に押し出し、そのよう
なロール製品列押し出し動作を合計5回繰り返して、台
板2上に縦・横各5個づつ(合計25個)のロール製品群
10Bを正方形状に整列させる。そのとき、ガイド装置
3の各水平ガイド板32,32,32がロール製品10の
底部より所定高さ(3〜4cm程度)だけ上方に位置する側
面をガイドするので、該各ロール製品10が転倒したり
水平ガイド板32,32,32から外方にはみ出したりす
ることがなく、安定した状態でガイドできる。
【0028】プッシャー1が所定回数(5回)だけ押し出
し動作を行った後、まず昇降装置5のエアシリンダが伸
長して把持装置4を下動させ、図4に示すように把持装
置4の各押圧板41,41・・をして3つの水平ガイド
板32,32,32をそれぞれ台板2の上面に接するまで
下方にたわませるようになる。続いて図4の状態から把
持装置4の開閉装置42,42・・が閉方向に作動し、
図5に示すように各押圧板41,41・・がロール製品
群10Bの外側面を四方から押圧して、該ロール製品群
10Bを把持するようになる。このとき、各押圧板4
1,41・・は、各水平ガイド板32,32,32を下方
にたわませた状態で閉動作するようになるので、該各押
圧板41,41・・がロール製品群10Bの外側面の下
端寄り位置を含む広面積部分を四方から押圧するように
なり、それによってロール製品群10Bの把持状態が安
定するようになる。又そのとき、押え板45がロール製
品群10Bの上面に接触又は近接しているので、、把持
装置4による把持状態において該ロール製品群10Bの
各ロール製品10,10・・が浮き上がることがなく面
一状態に維持される。
【0029】次に、把持装置4でロール製品群10Bを
把持した状態で、昇降装置5により把持装置4を所定高
さだけ上動させ、続いて水平移動装置6により昇降装置
5とともに把持装置4を箱Bの直上方位置まで水平移動
させる。そして、その状態で把持装置4の把持を解放さ
せれば、該把持装置4に把持されていたロール製品群1
0Bが箱B内に落下・収容されるようになる。尚、把持
装置4が図2において符号4′で示す箱Bの直上方に位
置する状態で、該把持装置4を昇降装置5で下動させた
り、あるいは箱Bを適宜の昇降装置で上動させたりし
て、箱Bの入口と把持装置4に把持されているロール製
品群10Bとを高さ方向に近接させることにより、該ロ
ール製品群10Bを確実に箱B内に収容させることがで
きるようになる。又、把持装置4を解放させると同時に
押え板45をエアシリンダ46,46・・で押し下げる
と、ロール製品群10Bをさらに確実に箱B内に落下・
収容させることができる。
【0030】ロール製品群10Bを解放した把持装置4
は上記とは逆順序でロール製品群把持位置の直上方まで
戻され、順次同様の箱詰め動作を例えば4回(100個
詰めの場合)繰り返して、1つの箱B内に所定個数(例え
ば100個)のロール製品10,10・・を収容する。規
定個数のロール製品が収容された箱は、次の新しい箱に
取り替えられ、順次連続して箱詰め作業が行われる。
【0031】図示のロール製品箱詰め機では、上記のよ
うに、ガイド装置3の3つの水平ガイド板32,32,3
2がロール製品10側面の底部より所定高位置をガイド
するので、該ロール製品を安定した姿勢でガイドでき
る。又、そのように各水平ガイド板32でロール製品1
0側面の下端より高位置をガイドするようにしたもので
あっても、把持装置4の下動時に各押圧板41が各水平
ガイド板32を下方にたわませるので、該各押圧板41
がロール製品群10B側面の下端寄り位置を押圧・把持
でき、該ロール製品群10Bを安定した姿勢で箱Bまで
移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかるロール製品箱詰め機の
一部平面図である。
【図2】本考案の実施例にかかるロール製品箱詰め機の
縦断面図である。
【図3】図2のIIIーIII矢視図である。
【図4】図2のロール製品箱詰め機の作用説明図(IVーI
V断面相当図)である。
【図5】図4の状態変化図である。
【図6】従来のロール製品箱詰め機の一部平面図であ
る。
【図7】従来のロール製品箱詰め機の縦断面図である。
【図8】図7のロール製品箱詰め機の作用説明図であ
る。
【符号の説明】
1はプッシャー、2は台板、3はガイド装置、4は把持
装置、5は昇降装置、6は水平移動装置、10はロール
製品、10Aはロール製品列、10Bはロール製品群、
11は搬送コンベア、32は水平ガイド板、41は押圧
板、42は開閉装置、Bは箱である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プッシャー(1)により台板(2)上に複数
    個のロール製品(10,10・・)を順次横一列状態で押
    し出し、該台板(2)上に押し出される所定個数のロール
    製品(10,10・・)をガイド装置(3)で四角形状に整
    列させ、台板(2)上において四角形状に整列させたロー
    ル製品群(10B)の外側面を四方から押圧する4つの押
    圧板(41,41・・)と該各押圧板(41,41・・)をそ
    れぞれ開閉させる開閉装置(42)を有した把持装置(4)
    により前記ロール製品群(10B)を四方から把持し、該
    ロール製品群(10B)を把持した把持装置(4)を前記台
    板(2)に隣接する位置に設置された箱(B)の直上方位置
    まで移動させ、そこで把持装置(4)で把持していたロー
    ル製品群(10B)を解放して該ロール製品群(10B)を
    箱(B)の中に収容し得る如くしたロール製品箱詰め機で
    あって、前記ガイド装置(3)は、台板(2)上のロール製
    品群把持位置におけるプッシャー(1)と対向する奥部と
    左右両側部の3箇所においてそれぞれ上下に弾性変形可
    能な薄板状の水平ガイド板(32,32,32)を設け、且
    つ該各水平ガイド板(32,32,32)をそれぞれ台板
    (2)の上面より所定高さだけ離間した位置において台板
    (2)上にあるロール製品群(10B)の外側面をガイドさ
    せるとともに、把持装置(4)がロール製品群把持動作に
    ともなつて下動したときに該把持装置(4)の押圧板(4
    1)が水平ガイド板(32)を台板(2)の上面に接するま
    で下方にたわませる如くしたことを特徴とするロール製
    品箱詰め機。
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