JP2596281B2 - 物品の箱収納方法 - Google Patents

物品の箱収納方法

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JP2596281B2
JP2596281B2 JP4028310A JP2831092A JP2596281B2 JP 2596281 B2 JP2596281 B2 JP 2596281B2 JP 4028310 A JP4028310 A JP 4028310A JP 2831092 A JP2831092 A JP 2831092A JP 2596281 B2 JP2596281 B2 JP 2596281B2
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仁 長岡
正彦 佐藤
修司 浜田
雅人 監物
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株式会社新潟鉄工所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一側に開口部を形成し
た箱本体内に物品を収納し、箱本体の開口部に蓋を被せ
るまでの箱収納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場のコンベヤライン上で、一側
に開口部を形成した箱本体内に物品を収納する場合、大
量に且つ速い時間で行なうことが要求されているが、コ
ンベヤラインを連続的に流れる箱本体に、作業者の手作
業操作により物品を収納していた。
【0003】かかる手作業操作を行わず、自動機械を用
いて自動的に箱本体内に物品を収納しようとすれば、先
ず、コンベヤライン上に箱本体をその開口部を上に向け
て連続的に流し、この箱本体の上方から物品を降下さ
せ、箱本体内に物品を収納することになる。続いて、人
手の作業により箱本体の開口部に蓋を被せることにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の収納方法では、
物品の搬送手段としてマニュピレータ等の自動化装置を
設置し、この自動化装置は、物品を掴持する保持手段
と、保持手段から物品を離す手段と、保持手段を復元す
るという機能を必要とし、自動化装置の構造が複雑にな
り、その制御も複雑であるという問題があった。
【0005】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、物品を箱本体内に収納
し、箱本体の開口部に蓋を被せる自動化装置を、簡単な
構造に構成することができる物品の箱収納方法を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、メインコンベ
ヤに、垂直状態または水平状態が選択されるホルダ装置
を所定のピッチで配設し、メインコンベヤに平行に配置
された箱本体送出しコンベヤにより、一側に開口部を形
成した箱本体を、該開口部を水平な一定方向に向けて直
線状に整列させてメインコンベヤの移送速度と同速度で
水平移送し、箱本体送出しコンベヤ上の箱本体を垂直状
態になっているホルダ装置内に挿入して位置決めした
後、メインコンベヤのホルダ装置により箱本体を、該開
口部を水平な一定方向に向けて水平移送し、箱本体の移
送速度と同速度で物品を、箱本体の開口部に対向位置さ
せた状態で物品搬送コンベヤにより水平移送させなが
ら、移送方向に直角方向に押して箱本体内に収納し、ホ
ルダ装置を90度上方に回動して水平状態にすることに
より箱本体の開口部を上に向け、水平状態のホルダ装置
に支持された箱本体及び物品をメインコンベヤで水平移
送しながら、箱本体の開口部の上に蓋を下降させて被せ
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、メインコンベヤに、垂直状
態または水平状態が選択されるホルダ装置が所定のピッ
チで配設されている。 メインコンベヤに平行に配置され
た箱本体送出しコンベヤにより、一側に開口部を形成し
た箱本体は、該開口部を水平な一定方向に向けて直線状
に整列させてメインコンベヤの移送速度と同速度で水平
移送される。 そして、箱本体送出しコンベヤ上の箱本体
は垂直状態になっているホルダ装置内に挿入して位置決
めされる。その後、メインコンベヤのホルダ装置により
箱本体は、該開口部を水平な一定方向に向けて水平移送
される。 箱本体の移送速度と同速度で物品は、箱本体の
開口部に対向位置させた状態で物品搬送コンベヤで水平
移送されながら、移送方向に直角方向に押して箱本体内
に収納される。 続いて、ホルダ装置は90度上方に回動
して水平状態にされ、これにより、箱本体の開口部は上
に向けられる。 最後に、水平状態のホルダ装置に支持さ
れた箱本体及び物品は、メインコンベヤで水平移送され
ながら、箱本体の開口部の上に蓋が下降させて被せられ
る。
【0008】
【実施例】以下、図1ないし図18により本発明の実施
例について説明する。図16は、本発明の実施例に係わ
る物品の箱収納方法により、瓶Mを箱1で梱包した状態
を示し、箱1は、一側に開口部2Aを形成した箱本体2
の側面部2Bの外側に蓋3の立上げ部3Aを重ねること
により、蓋3を箱本体2に被せて構成されている。この
箱1の中に瓶Mが収納されている。
【0009】なお、図17,図18に示すように、箱1
は、ガイド枠体Gが被せられた状態になる。即ち、内方
に傾斜して突出し折り曲げ可能なガイド爪G1と、箱内
空間と箱外空間を連通する空気通路部G2とを有するガ
イド枠体Gを、箱本体2の側面部2Bの外側に遊嵌した
後、ガイド枠体Gの外側に蓋3の立上げ部3Aを重ねる
ように蓋3をガイド枠体Gに被せて蓋3を箱本体2の方
向に押し、さらに、ガイド枠体Gが箱本体2から引き抜
かれ、蓋3が箱本体2に被せられる。
【0010】図2,図3において、図2は本発明の実施
例に係わる物品の箱収納方法に使用される物品収納ライ
ンの前半の工程を、図3は同物品の箱収納方法に使用さ
れる物品収納ラインの後半の工程をそれぞれ示す。両図
面における二点鎖線Xを結ぶことにより、物品収納ライ
ン4が構成される。この物品収納ライン4は、供給され
た箱1を箱本体2と蓋3とに分解し、瓶Mを箱本体2内
に収容した後、箱本体2に蓋3を被せるコンベヤライン
で、箱分離工程P1,箱本体整列工程P2,箱本体位置
決め工程P3,物品押出し工程P4,物品姿勢回動工程
P5,蓋閉め工程P6及び箱送出し工程P7とから構成
されている。
【0011】図2,図3において、物品収納ライン4
は、チェーンコンベヤからなるメインコンベヤ5を有
し、このメインコンベヤ5には、所定のピッチでホルダ
装置6が配設されている。
【0012】図2ないし図4において、メインコンベヤ
5の始端付近に、該メインコンベヤ5に平行に箱本体送
出しコンベヤ7が設置されている。箱本体送出しコンベ
ヤ7の始端には、複数の箱本体2をストックできる4角
形状の平置台からなる箱本体ストック部7Aが設けら
れ、箱本体送出しコンベヤ7の長手方向に沿って、始端
がラッパ状に拡がるガイド部材8が設けられている。
【0013】箱本体送出しコンベヤ7に平行に蓋搬送コ
ンベヤ9が所定の距離隔てて配置され、その始端は、箱
本体送出しコンベヤ7の始端とほぼ同じ位置にあるが、
その終端はメインコンベヤ5の中央から終端にかけての
間に位置している。
【0014】また、箱本体送出しコンベヤ7に隣接し
て、メインコンベヤ5に平行に箱本体装着装置10が配
置されている。箱本体装着装置10は、チェーンコンベ
ヤ11と、チェーンコンベヤ11にホルダ装置6と同じ
ピッチで設けられた箱本体位置決め部材12と、チェー
ンコンベヤ11にホルダ装置6と同じピッチで設けられ
て箱本体位置決め部材12と並んだ箱本体押圧手段13
と、第1ガイド部材14と、第2ガイド部材15とから
構成されている。
【0015】箱本体位置決め部材12は、第1シリンダ
部12Aと、第1シリンダ部12Aにその軸方向に摺動
自在に挿入して設けた第1ロッド12Bとを有し、第1
ロッド12Bの基端に一体に設けた第1ガイドピン12
Cが、第1シリンダ部12Aの基端に設けた第1長孔1
2Dから突出している。この第1ガイドピン12Cは、
チェーンコンベヤ11の上方位置に固定設置した第1ガ
イド部材14に当接されており、チェーンコンベヤ11
が移動するとき、第1ガイドピン12Cが第1ガイド部
材14の形状に沿って移動することにより第1ロッド1
2Bがチェーンコンベヤ11の移動方向に直角な方向に
移動するようになっている。即ち、第1ガイド部材14
の始端側半部は、箱本体送出しコンベヤ7に近づく側
(図2,図4で上側)に位置しており、終端側半部は、
箱本体送出しコンベヤ7から遠ざかる側(図2,図4で
下側)に位置しているので、箱本体位置決め部材12の
第1ロッド12Bは、始めは突出しているが、箱本体位
置決め部材12が一定距離右方に移動すると、引っ込む
ようになっている。
【0016】箱本体押圧手段13は、第2シリンダ部1
3Aと、第2シリンダ部13Aにその軸方向に摺動自在
に挿入して設けられ先端に押圧部13Eを有する第2ロ
ッド13Bとを有し、第2ロッド13Bの基端に一体に
設けた第2ガイドピン13Cが、第2シリンダ部13A
の基端に設けた第2長孔13Dから突出している。この
第2ガイドピン13Cは、チェーンコンベヤ11の上方
に固定設置された第2ガイド部材15に当接されてお
り、チェーンコンベヤ11が移動するとき、第2ガイド
ピン13Cが第2ガイド部材15の形状に沿って移動す
ることにより第2ロッド13Bがチェーンコンベヤ11
の移動方向に直角方向に移動するようになっている。即
ち、第2ガイド部材15は、始端部と終端部が箱本体送
出しコンベヤ7から遠ざかる側(図2,図4で下側)に
位置し、中間部が箱本体送出しコンベヤ7に近づく側
(図2,図4で上側)に緩やかな傾斜の山形形状になっ
ているので、箱本体押圧手段13の第2ロッド13B
は、始めは引っ込んでいるが、途中で突出し、再び引っ
込むようになっている。
【0017】また、図1ないし図3に示すように、メイ
ンコンベヤ5から離れて箱本体装着装置10の外側に物
品供給コンベヤ16が配置されており、物品供給コンベ
ヤ16の下流で且つメインコンベヤ5の長手方向の中央
部に、物品搬送コンベヤ17が、メインコンベヤ5に平
行に隣接して配置されている。物品供給コンベヤ16と
物品搬送コンベヤ17の間には連結コンベヤ18が配置
され、この連結コンベヤ18は、メインコンベヤ5に対
して直角方向を向いている。
【0018】物品搬送コンベヤ17上には、ホルダ装置
6と同じピッチでストッパ17Aが設けられている。物
品搬送コンベヤ17に隣接して、メインコンベヤ5に平
行に物品押出し装置19が配置されている。物品押出し
装置19は、チェーンコンベヤ20と、チェーンコンベ
ヤ20にホルダ装置6と同じピッチで設けられた押出し
装置21と、第3ガイド部材22とから構成されてい
る。
【0019】図1において、押出し装置21は、チェー
ンコンベヤ20にその移動方向に直角な方向に向けて固
定された第3シリンダ部21Aと、第3シリンダ部21
Aにその軸方向に摺動自在に挿入して設けられ先端に押
圧部21Eを有する第3ロッド21Bとを有し、第3ロ
ッド21Bの基端に一体に設けた第3ガイドピン21C
が、第3シリンダ部21Aの基端に設けた第3長孔21
Dから上方に突出している。この第3ガイドピン21C
は、チェーンコンベヤ20の上方に固定設置した第3ガ
イド部材22に当接されており、チェーンコンベヤ20
が移動するとき、第3ガイドピン21Cが第3ガイド部
材22のメインコンベヤ5側に突の山形形状に沿って移
動することにより、第3ロッド21Bがメインコンベヤ
5に直角な方向に移動するようになっている。即ち、押
出し装置21の第3ロッド21Bは、始めは引っ込んで
おり、途中で突出し、再び引っ込むようになっている。
【0020】図5ない図9は上述したホルダ装置6の構
造及びその取付構造の詳細を示す。図6ないし図8に斜
線で示してあるメインコンベヤ5は、その上下一対の案
内レールにローラを介して保持部材23を支持してお
り、この保持部材23の上端には、ホルダ装置6が上下
に回動自在に取り付けられている。このホルダ装置6
は、上記保持部材23の上端にヒンジにより上下回動自
在に支持され、その下端に設けたローラ6Bが案内レー
ル6Cに当接されており、常時は垂直状態にあり、所要
位置において上記案内レール6Bに沿って上方へ水平状
態に回動するようになっているホルダ本体6Aと、該ホ
ルダ本体6Aの前面に固定した箱本体2の背面を受ける
受台24と、ホルダ本体6Aの下端に上下に回動自在に
支持され常時は水平状態で箱本体2を支持する支持部材
25と、ホルダ本体6Aの両側に上下方向に配置された
棒材26,26と、この棒材26,26に昇降自在に支
持されており、先端が拡がる左右一対の瓶ガイド板2
7,27と、上記各棒材26,26に外嵌され、常時前
記瓶ガイド板27,27を下から上方に押して、それを
上端位置に保持しているバネ26A,26Aと、受台2
4の一側に突設して固定された上下一対の箱本体受けピ
ン28,28と、箱本体押圧位置決め手段29とを備え
ている。上記瓶ガイド板27,27は、これに設けたロ
ーラ27Aが所定位置に設けた案内レール(図示せず)
に当接させることによりバネ26Aの力に抗して下降さ
れるようになっている。箱本体押圧位置決め手段29
は、受台24に上下方向に移動自在に支持されて設けら
れたロッド29Aと、折曲部が受台24に回動自在に支
持され、一端側が上記ロッド29Aの上端にピンにより
回動自在に結合されたL字状のレバー29Bと、一端が
ロッド29Aの下端に支持され中間の折曲部が受台24
に回動自在に支持されたL字状のレバー29Cと、レバ
ー29Bの一端と受台24の間に装着されレバー29B
を図8で下方に引っ張るバネ部材29Dとから構成され
ている。なお、ロッド29Aの下端は、ロッドガイド3
0に接触して案内されるようになっている。
【0021】上記ロッドガイド30は、メインコンベヤ
5に平行にして、箱本体送出しコンベヤ7,チェーンコ
ンベヤ11の側におけるホルダ装置6の移動軌跡の下方
位置に固定設置されており、その始端側と終端側の斜め
下方に折り曲されている。また、レバー29B,29C
の他端には、箱本体2の側面部2Bを押圧する押圧ピン
29E,29Eが設けられている。
【0022】そして、図2,図3に示すメインコンベヤ
5において、物品押出し装置19が配置された物品押出
し工程P4の下流工程に物品姿勢回動工程P5が設定さ
れ、物品姿勢回動工程P5の下流工程に、蓋閉め工程P
6が配置されている。
【0023】メインコンベヤ5の蓋閉め工程P6と、蓋
搬送コンベヤ9の終端付近の間には環状の蓋閉めコンベ
ヤ31が配置されている。蓋閉めコンベヤ31の一部と
重複して蓋コンベヤ32が蓋閉めコンベヤ31の下方に
位置して蓋搬送コンベヤ9と平行に配置されている。
【0024】蓋閉めコンベヤ31には、メインコンベヤ
5と蓋コンベヤ32の上方に位置させて自動蓋供給装置
33が配置され、図12ないし図15に示されている。
自動蓋供給装置33は、一対の案内レール33A,33
Aに沿って移動するキャリア34と、該キャリア34に
昇降ロッド35を介して上下動移動自在に支持されてい
る蓋保持部材36とを有し、蓋保持部材36の両端部に
は、蓋3を固定・解除自在のグリッパ36A,36Aが
設けられている。
【0025】一方、前記ホルダ装置6のホルダ本体6A
には、図17,図18に示すガイド枠体Gを箱本体2に
導くための枠体リフト装置37が設けられている。この
枠体リフト装置37は、前記受台24に外嵌され、上記
ガイド枠体Gを保持するガイド枠保持フレーム38と、
該ガイド枠保持フレーム38の四隅部に一端部が固定さ
れ、前記ホルダ本体6Aを垂直に貫通して、それに軸方
向に摺動自在に支持されている4個の支持ロッド39
と、該各支持ロッド39の他端を相互に結合する連結部
材40と、該連結部材40に支持したローラ41とから
なり、所要位置において、該ガイローラ41が案内レー
シル42によって上下されることにより、支持ロッド3
9を介して前記枠保持フレーム38が昇降されるように
なっている。
【0026】そして、図3において、メインコンベヤ5
の終端には、その上方位置に箱押出し装置39が配置さ
れ、メインコンベヤ5の終端付近に隣接して完成品コン
ベヤ40がメインコンベヤ5に平行に配置されている。
【0027】次に、供給された箱1を分解し、この箱1
の中に瓶Mを収納する工程を説明する。図2,図3にお
いて、箱分離工程P1では、箱本体2と蓋3からなる箱
1が作業者Wにより分離され、箱本体2は縦にした状態
(図10に図示)で開口部2Aをチェーンコンベヤ11
側に水平方向に向けて箱本体ストック部7Aに供給さ
れ、さらに、箱本体2は箱本体送出しコンベヤ7上に1
列に並んで直線状に整列されてメインコンベヤ5の移送
速度と同速度で移動される(箱本体整列工程P2)。ま
た、図11に示すように蓋3は伏せた状態で蓋搬送コン
ベヤ9の始端に供給される。
【0028】図4において、メインコンベヤ5の移送速
度と同速度で箱本体装着装置10の箱本体位置決め部材
12が、ホルダ装置6と整列した状態となってチェーン
コンベヤ11により移動する。第1ガイド部材14によ
り、箱本体位置決め部材12の第1ロッド12Bが突出
し、箱本体2の側面部2Bの内側に挿入される。このと
き、第2ロッド13Bの箱本体押圧手段13に付設され
ているレバー13Fが反時計方向に回動され、そのレバ
ー13Fの先端が箱本体2側の側面部材2Bの一方の内
側を押圧するので、箱本体2が水平方向に図2〜図4で
左方に押され、第1ロッド12Bを基準とするチェーン
コンベヤ11の移動方向における位置決めをなされて箱
本体送出しコンベヤ7上を移送される。箱本体2が所定
の距離移送されると箱本体押圧手段13の第2ロッド1
3Bの押圧部13Eが、レバー13Fが時計方向後退回
動した後第2ガイド部材15により突出し、箱本体2内
に挿入され、箱本体2の底面を押圧する。このとき、メ
インコンベヤ5により、ホルダ装置6が箱本体2の移送
速度と同速度で移動しており、このホルダ装置6に箱本
体2が挿入されて支持部材25上に載置された後に、掴
持される。即ち、箱本体2がホルダ装置6によりチェー
ンコンベヤ11の終端近くに移動してくると、ホルダ装
置6のロッド29Aの下端がロッドガイド30から、そ
の傾斜を経て外れるので、該ロッド29Aが下降し、箱
本体押圧位置決め手段29のレバー29B,29Cが回
動し、箱本体2の側面部2Bが、上記レバー29B,2
9Cの押圧ピン29E,29Eにより、箱本体受けピン
28,28に向けて押圧され、該箱本体受けピン28,
28と押圧ピン29E,29Eとにより挟持される(箱
本体位置決め工程P3)。
【0029】そして、ホルダ装置6に保持された箱本体
2から第1ロッド12B,第2ロッド13Bが抜き出さ
れ、このような状態で、箱本体2はホルダ装置6に保持
されてメインコンベヤ5により移送される。
【0030】一方、図1,図2において、物品供給コン
ベヤ16上に瓶Mが乗り、移送される。瓶Mはプッシャ
16Aにより連結コンベヤ18を介して物品搬送コンベ
ヤ17に移送される。物品搬送コンベヤ17上では、瓶
Mは、ストッパ17Aにより一定のピッチで位置決めさ
れている。即ち、物品搬送コンベヤ17上に載置された
瓶Mは、移送の途上、該物品搬送コンベヤ17の始端側
において、その上方位置に固定設置された一対の案内板
17B,17Cによって移送方向に抵抗を与えられるこ
とより、上記ストッパ17Aに押し付けられ、該ストッ
パ17Aの位置に位置決めされる。上記位置決めの際に
瓶Mは物品供給コンベヤ16の幅方向における位置も定
められる。
【0031】瓶Mは、物品搬送コンベヤ17により、メ
インコンベヤ5のホルダ装置6に保持された箱本体2の
移送速度と同速度で移送され、かつ、瓶Mは箱本体2の
開口部2Aに対向した位置にある。即ち、瓶Mは箱本体
2と同期して同速度で移送される。
【0032】瓶Mが所定の距離移送され、箱本体2の開
口部2Aに対向する位置に至った状態で、押出し装置2
1の第3ロッド21Bは、第3ガイド部材22の形状に
従って案内される。従って、第3ロッド21Bの押圧部
21Eが突出し、物品搬送コンベヤ17上の瓶Mが、箱
本体2内に押し込まれる(物品押出し工程P4)。この
時、箱本体2の下面位置は、瓶Mの挿入に対して邪魔に
ならない水平位置に位置出しされている。また、瓶Mと
箱本体2の開口部2Aが水平方向で位置が一致していな
くても、第3ロッド21Bの作動時には 瓶ガイド板2
7が棒材26に沿って最下端位置に下降しているので、
該瓶ガイド板27により、円滑に、瓶Mが箱本体2内に
案内される。
【0033】次いで、瓶Mを収容した箱本体2は、ホル
ダ装置6で保持されながら、メインコンベヤ5により移
送されるが、物品姿勢回動工程P5において、ホルダ装
置6が90度上方に回動し、図9に示す水平状態とな
る。この時、瓶Mは、その自重で箱本体2内にさらに深
く収まり、蓋閉め工程P6に進む。
【0034】蓋搬送コンベヤ9上を移送される蓋3は、
プッシャ9Aにより蓋コンベヤ32に一時貯められ、こ
の蓋3は、蓋閉めコンベヤ31の自動蓋供給装置33に
より保持され、メインコンベヤ5上に移送される。この
時の状態が図12に蓋閉め工程P6として示される。図
12に示す状態から、枠保持フレーム38を上昇させ、
図17に示すガイド枠体Gを外側から遊嵌するととも
に、昇降ロッド36を下降させ、一方、蓋保持部材36
のグリップ36A,36Aを解除すると、図13,図1
4に示す状態になる。
【0035】そして、図18に示すように、蓋3が、ガ
イド枠体Gを介して箱本体2に閉じられ、さらに、図1
5に示すように、枠保持フレーム38が下降される。次
いで、ガイド枠体Gが下方に抜き取られると、図16に
示す梱包状態となる。
【0036】図16に示す梱包状態の箱1は、メインコ
ンベヤ5の終端から、箱押出し装置39により、完成品
コンベヤ40上に送られる(箱送出し工程P7)。この
後、メインコンベヤ5のホルダ装置6は、図9に示す水
平状態から90度下方に回動し、垂直状態になり、箱本
体位置決め工程P3へと戻る。
【0037】以上の如き構成によれば、メインコンベヤ
5のホルダ装置6に保持された箱本体2を、その開口部
2Aを水平方向に向けてメインコンベヤ5により水平移
送するとともに、物品搬送コンベヤ17上に箱本体2の
開口部2Aに瓶Mを対向位置させた状態で箱本体2の移
送速度と同速度で瓶Mを水平移送しながら、物品押出し
装置19により瓶Mを移送方向に直角方向に押して箱本
体2内に収納することができる。また、箱本体2の開口
部2Aを水平な一定方向に向けて水平移送し、箱本体2
の開口部2Aに瓶Mを移送方向に直角方向に押して箱本
体2内に収納し、ホルダ装置6を90度上方に回動して
水平状態にすることにより箱本体2の開口部2Aを上に
向け、蓋3を移送しながら箱本体2の開口部2Aの上に
下降して該蓋2を被せるので、瓶Mを箱本体2内に収納
して箱本体2の開口部2Aに蓋3を被せるまでの一連の
動作の自動化装置を、簡単な構造で構成することができ
る。
【0038】即ち、瓶Mを箱本体2内に収納させるため
の自動化装置は、箱本体2を移送するメインコンベヤ5
と、瓶Mを水平移送させる搬送手段(物品搬送コンベヤ
17,物品押出し装置19)を利用して構成することが
できるので、瓶Mを昇降させる装置が不要となり、その
ため、瓶Mの保持,解除等の機能や制御装置が不要にな
り、自動化装置を簡単な構造で構成することができる。
【0039】
【0040】また、本実施例においては、物品の例とし
て瓶Mを例に上げて説明しているが、これに限定されな
いことは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
物品を箱本体内に収納させるための自動化装置は、箱本
体及び物品を水平移送させる搬送手段を利用して構成す
ることができ、物品を掴んで昇降させる装置を不要と
し、そのため、物品の保持,解除等の機能や制御装置が
不要になり、自動化装置を簡単な構造で構成することが
できる効果を奏する。また、箱本体の開口部を水平な一
定方向に向けて水平移送し、箱本体の開口部に物品を品
を移送方向に直角方向に押して箱本体内に収納し、ホル
ダ装置を90度上方に回動して水平状態にすることによ
り箱本体の開口部を上に向け、蓋を移送しながら箱本体
の開口部の上に下降して該蓋を被せるので、物品を箱本
体内に収納して箱本体の開口部に蓋を被せるまでの一連
の動作の自動化装置を、簡単な構造で構成することがで
きる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる物品の箱収納方法に使
用される物品収納ラインの要部を示す平面図である。
【図2】同物品収納ラインの前半の工程を示す平面図で
ある。
【図3】同物品収納ラインの後半の工程を示す平面図で
ある。
【図4】同物品収納ラインの箱本体の装着工程を示す平
面図である。
【図5】図1の物品収納ラインにおける瓶の収納される
工程の側面図である。
【図6】図5の工程の平面図である。
【図7】図5の工程の正面図である。
【図8】図6のA−A矢視図である。
【図9】同物品収納ラインの物品姿勢回動工程の側面図
である。
【図10】同物品収納ラインの箱本体整列工程における
箱本体の斜視図である。
【図11】蓋搬送コンベヤにおける蓋の斜視図である。
【図12】図2の物品収納ラインの後半の工程における
蓋閉め工程を示す側面図である。
【図13】蓋閉め工程を示す側面図である。
【図14】蓋閉め工程を示す斜視図である。
【図15】蓋閉め工程を示す側面図である。
【図16】物品を収納した状態の箱の側面図である。
【図17】蓋閉めに利用されるガイド枠体の斜視図であ
る。
【図18】箱本体に蓋を閉じる方法を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 箱 2 箱本体 2A 開口部 3 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−19701(JP,U) 実開 平2−18421(JP,U) 実公 昭40−7519(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインコンベヤに、垂直状態または水平
    状態が選択されるホルダ装置を所定のピッチで配設し、 メインコンベヤに平行に配置された箱本体送出しコンベ
    ヤにより、一側に開口部を形成した箱本体を、該開口部
    を水平な一定方向に向けて直線状に整列させてメインコ
    ンベヤの移送速度と同速度で水平移送し、 箱本体送出しコンベヤ上の箱本体を垂直状態になってい
    るホルダ装置内に挿入して位置決めした後、 メインコンベヤのホルダ装置により箱本体を、該開口部
    を水平な一定方向に向けて水平移送し、 箱本体の移送速度と同速度で物品を、箱本体の開口部に
    対向位置させた状態で物品搬送コンベヤにより水平移送
    させながら、移送方向に直角方向に押して箱本体内に収
    納し、 ホルダ装置を90度上方に回動して水平状態にすること
    により箱本体の開口部を上に向け、 水平状態のホルダ装置に支持された箱本体及び物品をメ
    インコンベヤで水平移送しながら、箱本体の開口部の上
    に蓋を下降させて被せる ことを特徴とする物品の箱収納
    方法。
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