JP4292335B2 - 物品収納装置 - Google Patents

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【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、一対の把持部材を開閉させて複数の物品を把持し、箱内に挿入する物品収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
物品搬送コンベヤによって搬送されてきた物品を、物品の集積部で複数個ずつに整列させ、これら整列した複数個の物品を、開閉する一対の把持部材によってその列の前後から挟持した後、ケースコンベヤによって搬送されてきた箱内に挿入する物品収納装置は従来から広く用いられている。
【0003】
前記のような物品収納装置によって取り扱う物品が不安定な形状の場合には、前記把持部材を箱の上方に位置させて、上方から投入することができないため、把持部材によって把持したまま箱の内部に挿入し、その箱内で物品を離して収納するようにしている。
【0004】
しかしながら、物品とともに、把持部材を箱の内部まで挿入すると、箱の内部の空間に余裕がないため把持部材を大きく開放することができない。そのため、把持部材を箱内から抜き出すために上昇させる際に、これら両側の把持部材に接触している両端の物品がずれたり、把持部材とともに外部に引き出されてしまう場合があった。
【0005】
そこで、箱内に物品を挿入した把持部材を抜き出す際に、それら物品の上面を押さえて、物品が把持部材とともに移動することを防止するストリッパプレート(押さえ部材)を設けた構成がすでに知られている。図11は、両側の把持部材12,12の間に、物品4の上面を押さえて箱16内に挿入する押さえ部材18を備えた物品収納装置を簡略化して示す図であり、同図(a)のように、一対の把持部材12,12により整列された複数の物品4をその列の前後(図の左右)から挟んで保持するとともに、物品4の上面に前記押さえ部材18を当接させた状態で、箱16の上方に移動し、下降して物品4とともに箱16内に進入した後、物品4の上面を押さえ部材18で押さえながら把持部材12,12を上昇させることにより、物品4を箱16内に挿入している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記のような物品収納装置は、各種サイズ、形状の物品4に兼用することが要求されるようになっており、両側の把持部材12,12が物品4を把持する位置は物品4のサイズ等によって異なっている。このような場合に、前記押さえ部材18が把持部材12,12に把持されているすべての物品4の上面を押さえることができれば、これらの物品4を安定した姿勢のまま箱16内に収納することができるが、大きさの合わない押さえ部材18の場合には、図11(b)に示すように、押さえ部材18に押さえられていない物品4が、上昇する把持部材12,12の摩擦力でずれてしまうおそれがあった。そのため、従来は、取り扱う物品4のサイズや数に応じて押さえ部材18を交換しなければならないという問題があった。
【0007】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、把持部材によって把持する物品のサイズや数が変わった場合でも、物品の上面を押さえる押さえ部材を交換する必要がなく、兼用性の高い容器収納装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る物品収納装置は、整列された複数の物品をその列の前後から把持する一対の把持部材と、これら把持部材を開閉動作させる開閉動作手段と、前記把持部材が複数の物品を把持した際に、少なくともこの把持部材に接触する物品に、箱内への進入方向後方側から当接する押さえ部材と、各把持部材および押さえ部材を支持して移動させる移動部材と、この移動部材を移動させて、前記両把持部材を箱内に進入させる移動機構と、前記移動部材に対して把持部材を移動させてこれら両把持部材を箱内から後退させる把持部材移動手段とを備えものであって、さらに、前記把持部材、押さえ部材および把持部材移動手段を一対の支持部材にそれぞれ設け、この一対の支持部材を前記開閉動作手段によって開閉動作させるとともに、これら一対の支持部材および開閉動作手段を前記移動部材に設け、前記開閉動作手段を作動させて前記一対の支持部材に設けた把持部材を接近させて前記複数の物品をその列の前後から把持し、この複数の物品を把持した把持部材を移動機構によって箱内に進入させ、この箱内で前記開閉動作手段によるこれら物品の把持を解除し、押さえ部材によって物品を押さえつつ把持部材を前記把持部材移動手段によって箱内から後退させることにより、前記物品を箱内に収納するようにしたものである。
【0011】
また、請求項に記載の発明は、前記開閉動作手段が、各支持部材にそれぞれ対応させた一対の複動式エアシリンダ装置であって、エア室に圧縮エアを導入することによって一対の支持部材を開閉動作させるとともに、把持部材による物品の把持を解除する際には、各エア室を大気に開放するように制御することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る物品収納装置の全体の構成を示す側面図である。物品搬送コンベヤ2によって搬送されてきた物品4は、この搬送コンベヤ2上の集積部2Aで、複数個ずつ整列して集積される。ロボット(移動機構)6が、そのアーム8に取り付けられた充填ハンド(移動部材)10を、前記搬送コンベヤ2の集積部2A上に移動させて、この充填ハンド10に設けられている一対の把持プレート(把持部材)12,12によって前記複数の物品4を挟持する。続いて、充填ハンド10を、ケースコンベヤ14上の充填ステーション14Aまで搬送されてきた箱16の上方に移動させ、この箱16内に物品4を収納する。
【0013】
次に、前記充填ハンド10に設けられている一対の把持プレート12,12およびこれら把持プレート12,12に把持されている物品4の上面を押さえる押さえプレート(押さえ部材)等の構成について説明する。図2は充填ハンド10の側面図、図3は図2のE方向矢視図、図4は図2のD方向矢視図、図5は図3のX方向矢視図、図6は図2のY方向矢視図である。充填ハンド10に設けられた両側のフレーム20,20間に、一対の把持プレート12,12の開閉動作用エアシリンダ(開閉動作手段)22,22が設けられ、各エアシリンダ22,22のスライド部材22a,22aにそれぞれ支持板(支持部材)24,24が固定されている。
【0014】
前記一対の開閉動作用エアシリンダ22,22は、図7(a)に示すように、レギュレータ26および電磁弁28を介して図示しない圧縮エア供給源に接続されており、両エアシリンダ22,22の対応するエア室に同時に圧縮エアが供給され、互いに接近または離隔するようになっている。例えば、図7(a)では上方のエアシリンダ22の右側のエア室と下方のエアシリンダ22の左側のエア室に圧縮エアを供給して、前記スライド部材22a,22aを互いに離隔させ、図7(b)では上方のエアシリンダ22の左側のエア室と下方のエアシリンダ22の右側のエア室に圧縮エアを供給して、前記スライド部材22a,22aを互いに接近させる。なお、前記レギュレータ26は、物品4を押しつぶさないような力で把持できるように適宜の圧力に設定されている。
【0015】
これら一対の開閉動作用エアシリンダ22,22には、それぞれラック30,30が平行に、かつ互いに向かい合うようにして固定されており(図5参照)、これら両ラック30,30が中間に配置されたピニオン32に噛み合っている。従って、圧縮エアの供給により作動する際に、両エアシリンダ22,22は常に位相が保たれており、これらエアシリンダ22,22に固定されている支持板24,24は、常に左右対称な動きをするようになっている。なお、前記電磁弁28は、エキゾーストセンタータイプであり、中立位置では両エアシリンダ22,22の各エア室が大気に開放されるようになっている(図7(c)の状態)。
【0016】
一対の開閉動作用エアシリンダ22,22に固定されている二枚の支持板24,24には、図8(この図は外側の一組と内側の一組が別の状態を示している)に示すように、それぞれ、物品4を把持する把持プレート12およびこの把持プレート12に把持された物品4の上面に当接可能な押さえプレート18が設けられている。これら一対の把持プレート12,12および押さえプレート18,18は、前記一対の開閉動作用エアシリンダ22,22の作動により互いに接近、離隔可能であり、図8に示す範囲A(小型の物品または物品の数が少ない場合)と範囲B(大型の物品または物品の数が多い場合)との間で、異なるサイズあるいは異なる個数の物品4に兼用できるようになっている。また、これら両押さえプレート18,18は、互いに接近した際に先端面18a,18a同士が干渉しないように、くし形に切り欠かれて、互いに噛み合うようになっている(図6参照)。
【0017】
なお、充填ハンド10には、両把持プレート12,12によって把持される物品4の個数管理用の近接スイッチ34が設けられている(図2ないし図4参照)。開閉動作用エアシリンダ22,22は、前述のようにレギュレータ26で設定された圧力で、両把持プレート12,12が物品4を把持した状態で停止するまで作動するようになっており、把持する物品4の数に過不足があった場合に、一方のエアシリンダ22(図4の右側)のスライド部材22aに設けられたドク36の位置が変わることを検出して、箱16内に収納する物品4の個数を管理している。また、近接スイッチ34は、レバー38を操作するとその位置を変更できるようになっており、物品4の種類によって、その位置を調整する。
【0018】
前記一対の押さえプレート18,18は、両側の支持板24,24の下端にこの支持板24,24に対して直角の方向を向けてそれぞれ固定されており、前記開閉作動用エアシリンダ22,22の作動により相対的な接近離隔運動だけを行う。一方、一対の把持プレート12,12は、前記各支持板24,24の上部に、この支持板24,24と平行して(つまり、前記押さえプレート18,18の平面と直交する方向を向けて)固定された把持プレート相対移動用エアシリンダ(把持部材移動手段)40,40のピストンロッド40a,40aにそれぞれ取り付けられており、このエアシリンダ40,40の作動により押さえプレート18,18に対して相対的な昇降運動ができるようになっている。
【0019】
以上の構成に係る物品収納装置の作動について、前記各図(図1ないし図8)と、この物品収納装置の作動を順次示す図9(a)、(b)、(c)および図10(a)、(b)、(c)により説明する。物品搬送コンベヤ2によって搬送されてきた物品4は、集積部2Aに複数個(この実施の形態では5個)ずつ整列されて集積される。ロボット6の動作により、充填ハンド10がこの集積部2Aに移動し、両把持プレート12,12を、整列された複数の物品4に対しその列の前後方向(図9(a)の左右方向)から等距離になるように位置させるとともに、押さえプレート18,18の支持面(下面)を物品4の上面の高さとほぼ同じ高さに位置させる。この時点では、電磁弁28が、図7(a)に示す位置に切り換えられており、開閉作動用の両エアシリンダ22,22が離隔する方向のエア室に圧縮エアを導入して、両把持プレート12,12を開放させておく。また、把持プレート相対移動用のエアシリンダ40,40の作動により、両把持プレート12,12を押さえプレート18,18に対して相対的に前進させた状態にしておく。
【0020】
次に、前記開閉作動用エアシリンダ22,22の電磁弁28を、図7(b)に示すように切り換えて、両エアシリンダ22,22が接近する方向のエア室に圧縮エアを導入し、一対の把持プレート12,12を接近させることにより前記物品4を両側から把持する。同時に、両押さえプレート18,18は外側(把持プレート12,12側)の物品4の上面に当接する。なお、図9(b)では、各押さえプレート18,18が把持プレート12,12に接触している物品4(4A、4E)とその隣の物品4(4B、4D)の上面に当接しているが、各押さえプレート18,18が必ずしも2個以上の物品4の上面に当接する必要はなく、少なくとも把持プレート12,12に接触している物品4(4A、4E)に当接し得るものであればよい。また、押さえプレート18,18は、把持プレート12,12が物品4を把持した時点では、必ずしも物品4の上面に当接している必要はなく、後に説明するように把持プレート12,12を箱16内から抜き出す際に、物品4の上面に当接して物品4が崩れることを防止できるものであれば、僅かの隙間があっても良い。
【0021】
両側の把持プレート12,12を接近させて物品4を把持した後、充填ハンド10は持ち上げられて、把持プレート12,12に把持されている物品4を前記集積部2Aから取り出し、そのまま、ケースコンベヤ14によって充填ステーション14Aまで搬送されてきた箱16の上方に移動する(図9(c)参照)。
【0022】
両把持プレート12,12および押さえプレート18,18が物品4を把持した時の状態のままで、充填ハンド10が箱16の上方に移動し、そのまま箱16に向かって前進する。両把持プレート12,12は、物品4を把持したまま物品4とともに箱16内に挿入される。なお、図2に示すように、箱16が水平であるか傾斜しているかにかかわらず、把持プレート12,12は箱16の底面に対し直交する方向に前進して箱16内に挿入される。
【0023】
前述のように図7(b)に示す方向から開閉作動用エアシリンダ22,22に圧縮エアを供給して、両把持プレート12,12が閉じて物品4を把持している状態のまま、物品4とともに箱16内に挿入された後、前記電磁弁28を中立位置に切り換える(図7(c)参照)。すると両開閉作動用エアシリンダ22,22の各エア室内が大気に開放されるので、両把持プレート12,12の位置は変化しないが、物品4を押圧する力が解除される。箱16内に挿入した物品4を離すためには、箱16内で両把持プレート12,12を開けばよいが、そのため両エアシリンダ22,22に図7(a)に示す方向にエアを供給すれば、把持プレート12,12が大きく開いて箱16を押し広げてしまうので、把持プレート12,12を僅かに開く微動機構のようなものが必要になるが、本実施の形態では、押圧力を開放するだけなので、微動機構等を必要としない。
【0024】
その後、両把持プレート移動用エアシリンダ40,40を作動させ、これら両側の把持プレート12,12を後退させて箱16内から抜き出す。このとき、把持プレート12,12が取り付けられている充填ハンド10および両押さえプレート18,18は移動しないので、物品4はその上面を押さえプレート18,18によって押さえられ、整列された状態が崩れたり箱16から抜け出したりすることなく、この箱16内に確実に収納される(図10(b)参照)。
【0025】
箱16内へ物品4を収納すると、充填ハンド10はそのまま上昇した後、移動して再び物品搬送コンベヤ2の方向に戻り、次の収納工程を行う。この戻り行程中に、前記両把持プレート12,12は、開閉動作用のエアシリンダ22,22の作動によって開放位置に戻り、また、両把持プレート移動用エアシリンダ40,40の作動により、各押さえプレート18,18に対し相対的に前進して、図9(a)の状態に戻る。なお、把持プレート12,12および押さえプレート18,18の形状等は図示のものに限定されるものではない。また、これら把持プレート12,12と押さえプレート18,18とが必ずしも一体である必要はなく、ともに開閉方向に移動可能であればよい。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、整列された複数の物品をその列の前後から把持する一対の把持部材と、これら把持部材を開閉動作させる開閉動作手段と、前記把持部材が複数の物品を把持した際に、少なくともこの把持部材に接触する物品に、箱内への進入方向後方側から当接する押さえ部材と、各把持部材および押さえ部材を支持して移動させる移動部材と、この移動部材を移動させて、前記両把持部材を箱内に進入させる移動機構と、前記移動部材に対して把持部材を移動させてこれら両把持部材を箱内から後退させる把持部材移動手段とを備えた物品収納装置において前記把持部材、押さえ部材および把持部材移動手段を一対の支持部材にそれぞれ設け、この一対の支持部材を前記開閉動作手段によって開閉動作させるとともに、これら一対の支持部材および開閉動作手段を前記移動部材に設け、前記開閉動作手段を作動させて前記一対の支持部材に設けた把持部材を接近させて前記複数の物品をその列の前後から把持し、この複数の物品を把持した把持部材を移動機構によって箱内に進入させ、この箱内で前記開閉動作手段によるこれら物品の把持を解除し、押さえ部材によって物品を押さえつつ把持部材を前記把持部材移動手段によって箱内から後退させることにより、前記物品を箱内に収納するようにしたので、不安定な形状の物品でも安定した姿勢で確実に箱内に収納することができる。しかも、把持部材によって把持する物品のサイズや数が変わった場合でも、物品の上面を押さえる押さえ部材を交換する必要がなく、兼用性の高い容器収納装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る物品収納装置の全体の構成を示す側面図である。
【図2】前記物品収納装置に設けられた充填ハンドの側面図である。
【図3】図2のE方向矢視図である。
【図4】図2のD方向矢視図である。
【図5】図3のX方向矢視図である。
【図6】図2のY方向矢視図である。
【図7】把持部材開閉作動用シリンダのエアの流れによる駆動状態の変化を示す図である。
【図8】把持部材の拡開動作を示す図である。
【図9】前記物品収納装置の動作を順次説明する図である。
【図10】図9に続く動作を順次説明する図である。
【図11】従来の物品収納装置の作用を説明する図である。
【符号の説明】
4 物品
6 移動機構(ロボット)
10 移動部材(充填ハンド)
12 把持部材(把持プレート)
16 箱
18 押さえ部材(押さえプレート)
22 開閉動作手段(エアシリンダ)
40 把持部材移動手段(エアシリンダ)

Claims (2)

  1. 整列された複数の物品をその列の前後から把持する一対の把持部材と、これら把持部材を開閉動作させる開閉動作手段と、前記把持部材が複数の物品を把持した際に、少なくともこの把持部材に接触する物品に、箱内への進入方向後方側から当接する押さえ部材と、各把持部材および押さえ部材を支持して移動させる移動部材と、この移動部材を移動させて、前記両把持部材を箱内に進入させる移動機構と、前記移動部材に対して把持部材を移動させてこれら両把持部材を箱内から後退させる把持部材移動手段とを備えた物品収納装置において
    前記把持部材、押さえ部材および把持部材移動手段を一対の支持部材にそれぞれ設け、この一対の支持部材を前記開閉動作手段によって開閉動作させるとともに、これら一対の支持部材および開閉動作手段を前記移動部材に設け、
    前記開閉動作手段を作動させて前記一対の支持部材に設けた把持部材を接近させて前記複数の物品をその列の前後から把持し、この複数の物品を把持した把持部材を移動機構によって箱内に進入させ、この箱内で前記開閉動作手段によるこれら物品の把持を解除し、押さえ部材によって物品を押さえつつ把持部材を前記把持部材移動手段によって箱内から後退させることにより、前記物品を箱内に収納することを特徴とする物品収納装置。
  2. 前記開閉動作手段が、各支持部材にそれぞれ対応させた一対の複動式エアシリンダ装置であって、エア室に圧縮エアを導入することによって一対の支持部材を開閉動作させるとともに、把持部材による物品の把持を解除する際には、各エア室を大気に開放するように制御することを特徴とする請求項1に記載の物品収納装置。
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