JP7265283B1 - 矩形つぶし餃子のトレー詰め装置及びトレー詰め方法 - Google Patents

矩形つぶし餃子のトレー詰め装置及びトレー詰め方法 Download PDF

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【課題】トレー内の無駄なスペースと不揃いに並べるのを省くことができ、且つ定数の餃子をコンスタントに効率よく詰める。【解決手段】両開閉板18A、18Bを閉鎖し且つ押圧具19を押下して矩形状につぶし成形する左右一対の開閉押圧手段Dと、各開閉押圧手段Dに連結固定した作動軸17を左右方向に退避乃至延出可能とすることで各開閉押圧手段Dを接離する左右移動手段Eと、各開閉押圧手段Dを上方のホルダー12に上下動自在に支持する上下移動手段Fと、上下移動手段をホルダー12に沿ってトレー搬送用コンベア側乃至元位置に移送する左右移送手段Gとを備え、各開閉押圧手段Dをトレー搬送コンベア13に配置されたトレーR上面まで降下させて両開閉板を開くことにより、矩形つぶし餃子Qをトレー内部に詰める。【選択図】図1

Description

本発明は、通常の餃子を連続して小型の矩形餃子につぶし成形することによって、トレーに効率よく詰めることが可能な矩形餃子のトレー詰め装置及び方法に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、搬出コンベアによって所定の間隔をおいて搬送されてくる食品等を掴み上げて該搬出コンベアの側部に並設される間歇送りコンベアのトレーに詰める食品等の自動トレー詰め装置は公知である。
この特許文献1に記載されている食品等の自動トレー詰め装置は下記の構成および機能を備えている。
すなわち、コンベアの上方に、搬出コンベア上の長手方向に配列されている複数個の食品等を同時に掴む同数のフィンガー装置を旋回ホルダーに装着し、該フィンガー装置には固定ツメと可動ツメを具備するとともに旋回ホルダーに軸支される支軸に対して一定距離だけ上記ツメを偏心させ、上記旋回ホルダーに装着されたフィンガー装置の方向を変えることなく該旋回ホルダーを90°旋回させる旋回装置と、上・下動させる上・下動装置を具備している。
実開平3-53404号公報
しかしながら、特許文献1のフィンガー装置は、固定ツメと可動ツメを具備し、旋回ホルダーに軸支される支軸に対して一定距離だけ上記ツメを偏心させ、該旋回ホルダーを90°旋回させる旋回装置と、上・下動させる上・下動装置によって、従来品である不定形な略半月型の餃子をそのまま形を変えずにトレーに詰めるので、トレー内に無駄なスペースが多い上に不揃いに並べられ易く、且つ定数の餃子をコンスタントに効率よく詰めることができなかった。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、通常の餃子を連続して小型の矩形餃子につぶし成形することによって、トレー内の無駄なスペースと不揃いに並べるのを省くことができ、且つ定数の餃子をコンスタントに効率よく詰めるための矩形つぶし餃子のトレー詰め装置及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る矩形つぶし餃子のトレー詰め装置にあっては、搬送コンベアによって搬送された餃子を、左右開閉板及び両開閉板の間で直上に配した押圧具を同時に下降移動するとともに、前記両開閉板を閉鎖し且つ押圧具を押下して矩形状につぶし成形する左右一対の開閉押圧手段と、前記各開閉押圧手段の両側に配され、前記各開閉押圧手段に連結固定した作動軸を左右方向に退避乃至延出可能とすることで前記各開閉押圧手段を接離する左右移動手段と、前記各開閉押圧手段を上方のホルダーに上下動自在に支持する上下移動手段と、前記上下移動手段をホルダーに沿ってトレー搬送用コンベア側乃至元位置に移送する左右移送手段と、を備え、前記ホルダーに支持されている各開閉押圧手段を前記トレー搬送用コンベアに配置されたトレー上面まで降下させて両開閉板を開くことにより、矩形つぶし餃子をトレー内部に移載させるようにしたことを特徴とする。
前記各開閉押圧手段の左右開閉板は、その上端に配したカム機構によって拡開乃至閉鎖すべくなし、前記左右開閉板の下降によって、その下方に来る搬送コンベア上の餃子の左右両側縁部を後方に折り曲げつつ圧縮し、一方前記押圧具は前記左右開閉板の下降に連動して餃子の上縁部を後方に折り曲げつつ圧縮して矩形つぶし餃子を成形するように形成したことを特徴とする。
前記左右移動手段は、各開閉押圧手段に連結した各作動軸をシリンダー機構から退避させることで前記各開閉押圧手段を離間し、左右開閉板及び両開閉板の間で直上に配した押圧具を同時に下降移動するとともに、前記両開閉板を閉鎖して、前記搬送コンベア上の餃子をつぶし成形するように形成したことを特徴とする。
前記左右移動手段は、各開閉押圧手段に連結固定した各作動軸をシリンダー機構から延出させることで前記各開閉押圧手段を近接し、前記上下移動手段を介して前記トレー搬送用コンベア側に前記ホルダーに沿って移動させて、前記トレー搬送用コンベアのトレーに矩形つぶし餃子を2列に同時に纏めて詰めるように形成したことを特徴とする。
前記左右開閉板及び押圧具の下降時にトレー搬送用コンベア上にトレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、前記トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めるように形成したことを特徴とする。
前記トレー搬送用コンベア上に2個のトレーを載置し、2連の長さに構成した左右開閉板及び押圧具を下降させてトレー搬送用コンベア上の各トレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、各トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めることができるよう前記左右開閉板の中央下端に切欠きを設けたことを特徴とする。
前記開閉押圧手段、左右移動手段、上下移動手段及び左右移送手段は全てエアシリンダーを採用することを特徴とする。
餃子成形機から排出される餃子を、渡り板を介して、間歇移動する搬送コンベア上に繰り出し、昇降機構によって上下動する整列板の下降によって餃子を横一列に整列させる整列機構を備えたことを特徴とする。
前記整列板は、その支軸上端が、昇降機構に搬送コンベアに沿って水平方向に備えたアームのスライド孔に挿通され、スライド孔の適宜位置で締結具によって締め付け固定されるよう形成したことを特徴とする。
本発明に係る矩形つぶし餃子のトレー詰め方法にあっては、左右移動手段により各開閉押圧手段の両側に配された作動軸を退避して、前記各開閉押圧手段を離間した状態で、左右開閉板及び両開閉板の間で直上に配した押圧具を下降移動するとともに、前記両開閉板を閉鎖し且つ押圧具を押下して搬送コンベアによって搬送された餃子を矩形状につぶし成形し、前記各開閉押圧手段を離間した状態から作動軸を延出して前記各開閉押圧手段を近接し、前記上下移動手段により前記各開閉押圧手段を上昇させ、さらに前記上下移動手段は左右移送手段により、ホルダーに沿ってトレー搬送用コンベア位置まで移動して、前記各開閉押圧手段の左右開閉板及び押圧具を下降させ、前記左右開閉板を開くことによりトレー搬送用コンベア上のトレーに同時に矩形つぶし餃子を詰めることを特徴とする。
前記各開閉押圧手段の左右開閉板は、その上端に配したカム機構によって拡開乃至閉鎖すべくなし、前記押圧具はカム機構に連動して上下に移動させることを特徴とする。
前記左右開閉板及び押圧具を下降させてトレー搬送用コンベア上のトレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めることを特徴とする。
前記トレー搬送用コンベア上に2列のトレーを載置し、2連の長さに構成した左右開閉板及び押圧具を下降させてトレー搬送用コンベア上の各トレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、各トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めることを特徴とする。
前記2連の長さに形成した左右開閉板の下端中央に設けた切欠きにより、搬送コンベア上の2列のトレーが隣接する両縁部が突き当たるのを防止することを特徴とする。
前記開閉押圧手段、左右移動手段、上下移動手段及び左右移送手段は全てエアシリンダーにて作動させることを特徴とする。
本発明によれば、通常の餃子を連続して小型の矩形餃子につぶし成形して、不揃いとならないようにトレーに効率よく詰めることが可能な矩形餃子のトレー詰め装置及びトレー詰め方法を提供することができる。
すなわち、本発明に係る矩形つぶし餃子のトレー詰め装置は、搬送コンベアによって搬送された餃子を、左右開閉板及び両開閉板の間で直上に配した押圧具を同時に下降移動するとともに、前記両開閉板を閉鎖し且つ押圧具を押下して矩形状につぶし成形する左右一対の開閉押圧手段と、前記各開閉押圧手段の両側に配され、前記各開閉押圧手段に連結固定した作動軸を左右方向に退避乃至延出可能とすることで前記各開閉押圧手段を接離する左右移動手段と、前記各開閉押圧手段を上方のホルダーに上下動自在に支持する上下移動手段と、前記上下移動手段をホルダーに沿ってトレー搬送用コンベア側乃至元位置に移送する左右移送手段と、を備え、前記ホルダーに支持されている各開閉押圧手段を前記トレー搬送用コンベアに配置されたトレー上面まで降下させて両開閉板を開くことにより、矩形つぶし餃子をトレー内部に移載させるようにしたので、連続して小型の矩形餃子につぶし成形することができ、これによってトレー内の無駄なスペースと不揃いに並べるのを省くことができ、且つ定数の餃子をコンスタントに効率よく詰めることができる。
前記各開閉押圧手段の左右開閉板は、その上端に配したカム機構によって拡開乃至閉鎖すべくなし、前記左右開閉板の下降によって閉塞し、その下方に来る搬送コンベア上の餃子の左右両側縁部を後方に折り曲げつつ圧縮し、一方前記押圧具は前記左右開閉板の下降に連動して餃子の上縁部を後方に折り曲げつつ圧縮して矩形つぶし餃子を成形するよう形成したので、左右開閉板と押圧具により折り曲げつつ圧縮することで、小型の矩形つぶし餃子を容易且つ瞬時に製造することができる。このとき、左右開閉板を閉じることでトレー移行までつぶし餃子を保持し当該つぶし餃子の落下を防ぐことができる。
前記左右移動手段は、各開閉押圧手段に連結した各作動軸をシリンダー機構から退避させることで前記各開閉押圧手段を離間し、左右開閉板及び両開閉板の間で直上に配した押圧具を同時に下降移動するとともに、前記両開閉板を閉鎖して、前記搬送コンベア上の餃子をつぶし成形するように形成したので、左右開閉板及び両開閉板の間で直上に配した押圧具でもって、小型の矩形つぶし餃子を2列となって同時に製造することができる。
前記左右移動手段は、各開閉押圧手段に連結固定した各作動軸をシリンダー機構から延出させることで前記各開閉押圧手段を近接し、前記上下移動手段を介して前記トレー搬送用コンベア側に前記ホルダーに沿って移動させて、前記トレー搬送用コンベアのトレーに矩形つぶし餃子を2列に同時に纏めて詰めるよう形成したので、矩形のトレーに不揃いとならずに規則正しく同時に2列となって詰めることができる。
前記左右開閉板及び押圧具の下降時にトレー搬送用コンベア上にトレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、前記トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めるよう形成したので、矩形のトレーに不揃いとならずに規則正しく同時に2列となって詰めることができる。
前記トレー搬送用コンベア上に2個のトレーを載置し、2連の長さに構成した左右開閉板及び押圧具を下降させてトレー搬送用コンベア上の各トレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、各トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めることができるよう前記左右開閉板の中央下端に切欠きを設けたので、矩形の両トレーの前後に同時に不揃いなく規則正しく各2列にして矩形つぶし餃子を円滑且つ確実に詰めることができる。
前記開閉押圧手段、左右移動手段、上下移動手段及び左右移送手段は全てエアシリンダーを採用するので、機械的な摩擦等を無くし、全て空気圧で連係して動作させるため、開閉押圧、左右移動、上下移動及び左右移送の各動作がスムーズに効率良く行える。
餃子成形機から排出される餃子を、渡り板を介して、間歇移動する搬送コンベア上に繰り出し、昇降機構によって上下動する整列板の下降によって餃子を横一列に整列させる整列機構を備えたので、餃子を横一列に整列させて、左右一対の前記開閉押圧手段側へ搬送して左右開閉板でつぶし成型するため、成形後のつぶし餃子をトレーに不揃いなく規則正しく向きを揃えて等間隔に供給することができる。
前記整列板は、その支軸上端が、昇降機構に搬送コンベアに沿って水平方向に備えたアームのスライド孔に挿通され、スライド孔の適宜位置で締結具によって締め付け固定されるよう形成したので、餃子成形機から餃子が搬送コンベア上に円滑、確実に供給されるように整列板の前後の調整を容易に行うことができる。
また、本発明に係る矩形つぶし餃子のトレー詰め方法にあっては、左右移動手段により各開閉押圧手段の両側に配された作動軸を退避して、前記各開閉押圧手段を離間した状態で、左右開閉板及び両開閉板の間で直上に配した押圧具を下降移動するとともに、前記両開閉板を閉鎖し且つ押圧具を押下して搬送コンベアによって搬送された餃子を矩形状につぶし成形し、前記各開閉押圧手段を離間した状態から作動軸を延出して前記各開閉押圧手段を近接し、前記上下移動手段により前記各開閉押圧手段を上昇させ、さらに前記上下移動手段は左右移送手段により、ホルダーに沿ってトレー搬送用コンベア位置まで移動して、前記各開閉押圧手段の左右開閉板及び押圧具を下降させ、前記左右開閉板を開くことによりトレー搬送用コンベア上のトレーに同時に矩形つぶし餃子を詰めるので、一対の作動軸を離間した状態で搬送コンベア上の通常餃子を矩形つぶし餃子に成形した後、前記作動軸を接近させ、これらをトレー搬送用コンベア上方に移行しこのトレー搬送用コンベアに載置されたトレーへ下降し、当該餃子を解放供給するが、このとき、左右開閉板を閉じることでトレー移行までつぶし餃子の落下を防ぐこと、及び左右の作動軸を接近させることで、定数の餃子をコンスタントに効率良くトレー詰めが行なえる。
前記各開閉押圧手段の左右開閉板は、その上端に配したカム機構によって拡開乃至閉鎖すべくなし、前記押圧具はカム機構に連動して上下に移動するので、左右開閉板と押圧具により、小型の矩形つぶし餃子を容易に製造することができ、このとき、左右開閉板を閉じることでトレー移行までつぶし餃子の落下を防ぐことができる。
前記左右開閉板及び押圧具を下降させてトレー搬送用コンベア上のトレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めるので、矩形のトレーの前後に隙間なく各2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めることができる。
前記トレー搬送用コンベア上に2列のトレーを載置し、2連の長さに構成した左右開閉板及び押圧具を下降させてトレー搬送用コンベア上の各トレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、各トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めるので、矩形の両トレーの前後に隙間なく各2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めることができる。
前記2連の長さに形成した左右開閉板の下端中央に設けた切欠きにより、搬送コンベア上の2列のトレーが隣接する両縁部が突き当たるのを防止するので、2列のトレーに多数の矩形つぶし餃子を同時効率よく詰めることができる。
前記開閉押圧手段、左右移動手段、上下移動手段及び左右移送手段は全てエアシリンダーにて作動させるので、機械的な摩擦等を無くし、全て空気圧で連係して動作させるため、開閉押圧、左右移動、上下移動及び左右移送の各動作が効率良く行える。
本発明を実施するための一形態を示す全体構成の側面図である。 整列機構の周辺を示す平面図である。 整列板を下した状態の整列機構の周辺を示す正面図である。 整列板を上げた状態の整列機構の周辺を示す正面図である。 図5中(a)は押圧具で餃子の上縁部をつぶす状態、(b)は左右開閉板で餃子の左右両側縁部をつぶす状態、(c)は矩形つぶし餃子に成形した状態の側面図である。 上下移動手段により左右開閉板を下降した状態の全体構成の正面図である。 開閉押圧手段により左右開閉板を閉じて餃子を掴んだ状態の全体構成の正面図である。 上下移動手段により餃子を掴んだ左右開閉板を上昇して、左右移動手段により各開閉押圧手段を近接した状態の全体構成の正面図である。 上下移動手段をトレー搬送用コンベアのトレーの上に移動した状態の全体構成の正面図である。 上下移動手段により左右開閉板を下降した状態の全体構成の正面図である。 開閉押圧手段により左右開閉板を開いて餃子をトレーの前側に詰める状態の全体構成の正面図である。 開閉押圧手段により左右開閉板を開いて餃子をトレーの後側に詰める状態の全体構成の正面図である。 開閉押圧手段の構成において左右開閉板を開いた状態の正面図である。 開閉押圧手段の構成において左右開閉板を閉じた状態の正面図である。 トレーに矩形つぶし餃子を詰めた状態の平面図である。 左右開閉板の他例を示す側面図である。 他例における左右開閉板で2枚のトレーに同時に矩形つぶし餃子を詰めた状態の側面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る矩形つぶし餃子のトレー詰め装置の実施の一形態を詳細に説明する。なお、以下の説明では、搬出コンベア7の搬送方向を前後方向と定義する。
本実施形態では、餃子Pを成形して排出する餃子成形装置Aと、排出された餃子Pの向きを揃える整列機構Bと、搬送コンベア7によって搬送された餃子Pを矩形状につぶし成形する左右一対の開閉押圧手段Dと、前記各開閉押圧手段Dを接離する左右移動手段Eと、前記各手段D、Eによって成形された矩形つぶし餃子QをトレーRに詰める上下移動手段F及び左右移送手段Gを備えたトレー詰め機構Cと、から概ね構成されている。
<餃子成形装置の構成>
図1に示すように、餃子成形装置Aは、基台1、受型2、中間型3および押型4と、を備え、前記基台1は、側面略L字状に形成され、上端にフラットな餃子Pの皮受け面1aが形成されている。受型2および中間型3と押型4とを完全開型状態となし、基台1の皮受け面1aと、押型4の皮受け面4aとに亘って円形の餃子の皮を載置した後、皮の中央部に具を充填する。また、前記餃子成形装置Aは、搬送コンベア7の両側に対向し2個並列して配設されている。
次いで、受型2、中間型3および押型4を閉型状態となし、具を内包した状態で皮を二つ折りにし、餃子Pを成形する。中間型3を除く受型2と押型4だけを元位置に開型し、中間型3の貫通孔内に収納されている餃子Pを押し出し具5によって前方へ押し出す。尚、図1は餃子Pの成形装置の最終工程の断面図を示す。
こうして2個の餃子成形装置Aから2個同時に押し出された餃子Pは押型4の皮受け面4aをスライドし、渡り板6を介して、間歇移動する搬送コンベア7上に繰り出される。搬送コンベア7は、前後に配したスプロケット8A、8Bに巻架されて、餃子Pを載せて前方から後方に向けて間歇的に移動する。各スプロケット8A、8Bは、基台S1、S2上に立設された支持板8Cに回動自在に支持される。
<整列機構の構成>
次に、図2、図3、図4に詳細に示すように、整列機構Bは、2枚一対の整列板10をその支軸10A上端が搬送コンベア7に沿って水平方向に並列された2個一対のアーム11の各スライド孔11Aに挿通され、両スライド孔11Aの適宜位置で締結具11Bによって締め付け固定されている。そして、前記各アーム11は、その後端が基台1上側部に設けられたシリンダーからなる昇降機構9によって上下動自在に支持された水平バー9A前部に固定されている。
こうして餃子成形装置Aと整列機構Bは、図1に示すように、下部にキャスタKを備えた基台S1上に設けられるとともに、トレー搬送用コンベア13が、下部にキャスタKを備えた基台S2上に直交する方向で設けられている。
図2、図3に示すように、この昇降機構9によって上下動する左右一対の整列板10、10の搬送コンベア7上への下降によって2列の餃子Pを同時に塞き止めることで横一列に整列させ、図4に示すように、左右一対の整列板10、10を上昇させることで2列の餃子Pは搬送コンベア7で同時に基台S2上方まで運ばれる。搬送コンベア7は、例えば4個の餃子Pが搬送される毎に、搬送速度のピッチがいったん上げられることにより、4個の餃子Pと次の4個の餃子Pとの間隔を空けている。
<開閉押圧手段の説明>
前記開閉押圧手段Dは、図6以降に示すように、前記搬送コンベア7の2列の餃子Pを複数個(図示例では4個)まとめて矩形状につぶし成形するように開閉手段D2と押圧手段D1とを具備する。
前記開閉押圧手段Dの構成要素である開閉手段D2は横長長方形状の左右開閉板18A、18Bから成る。そして、これら左右開閉板18A、18Bは、図13及び図14に詳細に示すように、該左右開閉板18A、18Bの上端に配したカム機構20のU字形溝20Aを、開閉手段D2下端に昇降自在に設けられた押出シャフト21下端の突起21Aに係架することにより、この押出シャフト21の昇降動作で左右開閉板18A、18Bは支持軸20B、20Bの廻りに回転して略ハの字状に拡開乃至垂直状態で閉鎖すべくなしてある。
すなわち、図5に示すように、搬送コンベア7によって整列されて搬送された2列の餃子Pの左右側縁部PBを、左右開閉板18A、18B(図5(b)参照)で垂直位置まで閉鎖して後方に折り曲げつつ圧縮する。
一方、前記開閉押圧手段Dのもう1つの構成要素である押圧手段D1は、両開閉板18A、18Bの間で直上に配した押圧具19からなる。これら押圧具19は前記左右開閉板18A、18Bとほぼ同長の横長直方体状のブロックにて構成されている。そして、前記押圧具19は前記左右開閉板18A、18Bと連動して同時に下降移動し、搬送コンベア7上の2列で各4個の餃子Pの上縁部PAを同時に後方に折り曲げつつ圧縮する。
このようにして左右一対の開閉押圧手段Dの2つの構成要素である開閉手段D2及び押圧手段D1を同時に閉鎖及び押圧作動することによって最終的に矩形つぶし餃子Qが成形される。
因みに、本例においては、前記開閉押圧手段Dは、左右一対で前後に合計4個の押圧手段D1と、左右一対の合計2個の開閉手段D2とが一体となって取り付けられている。
<左右移動手段の説明>
前記開閉手段D2は、押圧手段D1と共に、正面視コ字形の支持枠15に横架された前後一対のガイド軸16、16に沿って左右方向にスライド自在にして、且つ、前記ガイド軸16、16と平行に、前記支持枠15の両側板15A、15Bの外側において左右移動手段Eの作動軸17の各先端に支持されている。そして、前記左右移動手段Eの各作動軸17が左右方向に、前後一対のガイド軸16、16に沿って退避乃至延出可能とすることで押圧手段D1及び両開閉手段D2が一体となった前記各開閉押圧手段Dを互いに接離する。
すなわち、前記左右移動手段Eは、両開閉手段D2に連結した各作動軸17を互いに退避させることで前記各開閉押圧手段Dをガイド軸16、16に沿って離間させ、この状態で左右開閉板18A、18B及び両開閉板18A、18Bの間で直上に配した押圧具19を同時に搬送コンベア7まで下降移動させる。この後既述したした如く搬送コンベア7上餃子Pがつぶし成形される。
また、前記左右移動手段Eは、両開閉手段D2に連結固定した各作動軸17を互いに延出させることで前記各開閉押圧手段Dをガイド軸16、16に沿って近接させ、左右開閉板18A、18B及び両開閉板18A、18Bの間で直上に配した押圧具19を同時に上昇移動させる。この後つぶし成形された矩形餃子がトレー詰め機構Cまで移送されトレー詰めされる。
<トレー詰め機構の構成>
次に、矩形つぶし餃子Qをトレーに詰める上下移動手段F及び左右移送手段Gを備えたトレー詰め機構Cの構成について説明すると、図6乃至図12に示すように、側面視L字形で正面視コ字形のホルダー12が、搬送コンベア7と、これに直交するように搬送コンベア7下方に配したトレー搬送用コンベア13との直上に配置させている。トレー搬送用コンベア13は、基台S2に配したスプロケット13A、13Bに巻架されている。そして、左右移送手段Gの側面L字形のスライダ14がホルダー12に沿って搬送コンベア7とトレー搬送用コンベア13との間を移動する。
前記左右移送手段Gのスライダ14の下端平板部14Aには、上下移動手段F(エアシリンダー)が設置され、その下端には既述した正面視コ字形の前記支持枠15の上端が上下動自在に支持されている。
前記左右移送手段Gにおいて、前記側面L字形のスライダ14の垂直板部14Bの背面には、図1に示すように、E型枠14Dが固着されるとともに、該E型枠14Dの上下板内側対向部にV字突起14Eが対向するように各突設されている。一方、前記ホルダー12の正面中央の長手方向にはリニアガイド14Cを介して突部12Aが設けられ、該凸部12Aの上下にはV溝12Bが各形成されている。
そして、前記E型枠14DのV字突起14Eを前記凸部12AのV溝12Bに摺動自在に各係合させることで、前記スライダ14を前記左右移送手段Gでもって前記トレー搬送用コンベア13に配置された矩形状のトレーRの上面まで移送し、支持枠15を降下させて両開閉板18A、18Bを開くことにより、矩形つぶし餃子Qを矩形のトレーR内部に移載させる。
このとき、図15に示すように、前記左右開閉板18A、18B及び押圧具19の下降時にトレー搬送用コンベア13上のトレーR前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子Qを詰め、次回の左右開閉板18A、18B及び押圧具19の下降時に、前記トレーRを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子Qを詰めることでトレーR内に隙間なく矩形つぶし餃子Qを規則正しく詰めることができる。
なお、本例では、前記各開閉押圧手段D、左右移動手段E、上下移動手段F、及び左右移送手段Gは全てエアシリンダーを採用しているが、それ以外の手段を採用しても良い。また、前記左右移送手段Gはスライダ14をリニアガイド14Cを採用してスライドするよう形成されているが、その他の構成、例えばレール等を使ってスライダ14を滑動させるようにしても良い。何れも目的とする機能を奏するものであればその手段は問わない。
また、他の実施例として、図16、図17に示すように、前記左右開閉板18A、18Bの中央下端に切欠き22を設け2連の長さに構成する。そして、前記トレー搬送用コンベア13上に2個のトレーR、Rを並行に載置する。この際、押圧具19も同様の長さに形成する。
2連の長さに構成した各左右開閉板18A、18B及び押圧具19を同時に下降させてトレー搬送用コンベア13上の各トレーR、Rの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰める。そして、次回の各左右開閉板18A、18B及び押圧具19の下降時に、各トレーR、Rを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子Qを詰める。このように、左右開閉板18A、18Bに設けた切欠き22は、各トレーR、Rの隣接する両縁部が突き当たるのを防止して障害とならない。一方、押圧具19は各左右開閉板18A、18B内の上方に位置しているため押圧時に障害とならない。
次に、以上のように構成された形態についての使用・動作の一例について説明する。
図6に示すように、左右移動手段Eにより各開閉手段D2の両側に配された作動軸17を退避して、前記各開閉押圧手段Dを離間した状態で、左右開閉板18A、18B及び両開閉板の間で直上に配した押圧具19を同時に下降移動する。
図7に示すように、前記両開閉板18A、18Bを閉鎖し且つ押圧具19を更に押下して搬送コンベア7によって搬送された餃子Pを矩形状につぶし成形する。
次いで、図8に示すように、前記各開閉押圧手段Dを離間した状態から作動軸17を延出して前記各開閉押圧手段Dを近接し、前記上下移動手段Fにより前記各開閉押圧手段Dを上昇させる。
次いで、図9に示すように、前記上下移動手段Fを左右移送手段Gにより、ホルダー12に沿ってトレー搬送用コンベア13位置まで移動させる。
次いで、図10に示すように、前記各押圧手段D1の押圧具19及び各開閉手段D2の左右開閉板18A、18Bを下降させる。
次いで、図11に示すように、前記左右開閉板18A、18Bを開くことによりトレー搬送用コンベア13上のトレーRに同時に矩形つぶし餃子Qを解放供給する。
このように、左右開閉板18A、18Bを閉じることでトレーRに移行するまで矩形つぶし餃子Qの落下を防ぐこと、及び左右の作動軸17を延出して各開閉押圧手段Dを接近させることで、定数の餃子Pをコンスタントに規則正しく、且つ効率良くトレーRに詰め作業が行なえる。
A 餃子成形装置
B 整列機構
C トレー詰め機構
D 開閉押圧手段
D1 押圧手段
D2 開閉手段
E 左右移動手段
F 上下移動手段
G 左右移送手段
P 餃子
PA 上縁部
PB 左右側縁部
Q 矩形つぶし餃子
R トレー
K キャスタ
S1、S2 基台
1 基台
1a 皮受け面
2 受型
3 中間型
4 押型
4a 皮受け面
5 押し出し具
6 渡り板
7 搬送コンベア
8A、8B スプロケット
8C 支持板
9 昇降機構
9A 水平バー
10 整列板
10A 支軸
11 アーム
11A スライド孔
11B 締結具
12 ホルダー
12A 凸部
12B V溝
13 トレー搬送用コンベア
13A、13B スプロケット
14 スライダ
14A 平板部
14B 垂直板部
14C リニアガイド
14D E型枠
14E V字突起
15 支持枠
15A、15B 両側板
16 ガイド軸
17 作動軸
18A、18B 左右開閉板
19 押圧具
20 カム機構
20A U字形溝
20B 支持軸
21 押出シャフト
21A 突起
22 切欠き

Claims (15)

  1. 餃子成形装置で成形された餃子を搬送する搬送コンベアと、前記搬送コンベアによって搬送された餃子を、左右開閉板及び両開閉板の間で直上に配した押圧具を同時に下降移動するとともに、前記両開閉板を閉鎖し且つ押圧具を押下して矩形状につぶし成形する左右一対の開閉押圧手段と、前記各開閉押圧手段の両側に配され、前記各開閉押圧手段に連結固定した作動軸を左右方向に退避乃至延出可能とすることで前記各開閉押圧手段を接離する左右移動手段と、前記各開閉押圧手段を上方のホルダーに上下動自在に支持する上下移動手段と、前記上下移動手段をホルダーに沿ってトレー搬送用コンベアに配置されたトレー上面側乃至元位置に移送する左右移送手段と、を備え、前記ホルダーに支持されている各開閉押圧手段を前記トレー搬送コンベアに配置されたトレー上面まで降下させて両開閉板を開くことにより、矩形つぶし餃子をトレー内部に移載させるようにしたことを特徴とする矩形つぶし餃子のトレー詰め装置。
  2. 前記各開閉押圧手段の左右開閉板は、その上端に配したカム機構によって拡開乃至閉鎖すべくなし、前記左右開閉板の下降によって、その下方に来る搬送コンベア上の餃子の左右両側縁部を後方に折り曲げつつ圧縮し、一方前記押圧具は前記左右開閉板の下降に連動して餃子の上縁部を後方に折り曲げつつ圧縮して矩形つぶし餃子を成形するように形成したことを特徴とする請求項1記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め装置。
  3. 前記左右移動手段は、各開閉押圧手段に連結した各作動軸をシリンダー機構から退避させることで前記各開閉押圧手段を離間し、左右開閉板及び両開閉板の間で直上に配した押圧具を同時に下降移動するとともに、前記両開閉板を閉鎖して、前記搬送コンベア上の餃子をつぶし成形するように形成したことを特徴とする請求項1記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め装置。
  4. 前記左右移動手段は、各開閉押圧手段に連結固定した各作動軸をシリンダー機構から延出させることで前記各開閉押圧手段を近接し、前記上下移動手段を介して前記トレー搬送用コンベア側に前記ホルダーに沿って移動させて、前記トレー搬送用コンベアのトレーに矩形つぶし餃子を2列に同時に纏めて詰めるように形成したことを特徴とする請求項1記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め装置。
  5. 前記左右開閉板及び押圧具の下降時にトレー搬送用コンベア上にトレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、前記トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めるように形成したことを特徴とする請求項1記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め装置。
  6. 前記トレー搬送用コンベア上に2個のトレーを載置し、2連の長さに構成した左右開閉板及び押圧具を下降させてトレー搬送用コンベア上の各トレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、各トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めることができるよう前記左右開閉板の中央下端に切欠きを設けたことを特徴とする請求項1記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め装置。
  7. 前記開閉押圧手段、左右移動手段、上下移動手段及び左右移送手段は全てエアシリンダーを採用することを特徴とする請求項1乃至6記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め装置。
  8. 餃子成形機から排出される餃子を、渡り板を介して、間歇移動する搬送コンベア上に繰り出し、昇降機構によって上下動する整列板の下降によって餃子を横一列に整列させる整列機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め装置。
  9. 前記整列板は、その支軸上端が、昇降機構に搬送コンベアに沿って水平方向に備えたアームのスライド孔に挿通され、スライド孔の適宜位置で締結具によって締め付け固定されるよう形成したことを特徴とする請求項8記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め装置。
  10. 左右移動手段により各開閉押圧手段の両側に配された作動軸を退避して、前記各開閉押圧手段を離間した状態で、左右開閉板及び両開閉板の間で直上に配した押圧具を下降移動するとともに、前記両開閉板を閉鎖し且つ押圧具を押下して搬送コンベアによって搬送された餃子を矩形状につぶし成形し、前記各開閉押圧手段を離間した状態から作動軸を延出して前記各開閉押圧手段を近接し、前記上下移動手段により前記各開閉押圧手段を上昇させ、さらに前記上下移動手段は左右移送手段により、ホルダーに沿ってトレー搬送用コンベア位置まで移動して、前記各開閉押圧手段の左右開閉板及び押圧具を下降させ、前記左右開閉板を開くことによりトレー搬送用コンベア上のトレーに同時に矩形つぶし餃子を詰めることを特徴とする矩形つぶし餃子のトレー詰め方法。
  11. 前記各開閉押圧手段の左右開閉板は、その上端に配したカム機構によって拡開乃至閉鎖すべくなし、前記押圧具はカム機構に連動して上下に移動させることを特徴とする請求項10記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め方法。
  12. 前記左右開閉板及び押圧具を下降させてトレー搬送用コンベア上のトレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めることを特徴とする請求項10記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め方法。
  13. 前記トレー搬送用コンベア上に2列のトレーを載置し、2連の長さに構成した左右開閉板及び押圧具を下降させてトレー搬送用コンベア上の各トレーの前側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰め、次回の左右開閉板及び押圧具の下降時に、各トレーを前進させてその後側に2列にして同時に矩形つぶし餃子を詰めることを特徴とする請求項10記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め方法。
  14. 前記2連の長さに形成した左右開閉板の下端中央に設けた切欠きにより、搬送コンベア上の2列のトレーが隣接する両縁部が突き当たるのを防止することを特徴とする請求項10または13記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め方法。
  15. 前記開閉押圧手段、左右移動手段、上下移動手段及び左右移送手段は全てエアシリンダーにて作動させることを特徴とする請求項10乃至14記載の矩形つぶし餃子のトレー詰め方法。
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