JPH054195A - 切断装置の出口ゾーンから入口ゾーンにスタツクしたシート状材料を搬送する方法および装置 - Google Patents

切断装置の出口ゾーンから入口ゾーンにスタツクしたシート状材料を搬送する方法および装置

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JPH054195A
JPH054195A JP3092337A JP9233791A JPH054195A JP H054195 A JPH054195 A JP H054195A JP 3092337 A JP3092337 A JP 3092337A JP 9233791 A JP9233791 A JP 9233791A JP H054195 A JPH054195 A JP H054195A
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 切断装置の出口ゾーン上に置かれた横方向ス
トリップに切断されかつスタックされたシート状の資料
を、縦方向ストリップに切断するために切断装置の入口
ゾーンに再び搬送する方法を提供する。 【構成】 横方向ストリップの形状の資料３４が出口ゾ
ーン５から薄肉の板状搬送ベース２９へ送られる。搬送
ベース２９は資料３４と共に少なくとも１つのテーブル
を経て切断装置の入口ゾーン３へ送られる。テーブル表
面は切断テーブル表面と同じ高さに位置決め可能なもの
である。ここで資料３４は入口ゾーン３に対して位置決
めされかつ搬送ベース２９から抜出されるが、資料３４
は、搬送ベース２９へ送られる間に、または搬送ベース
と共に、あるいは搬送ベースから抜出されるときに横方
向から縦方向へ回転される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はまず第１に、横方向スト
リップに切断されかつスタックされたシート状材料の切
断装置の出口ゾーン上に置かれた材料を、この材料を縦
方向ストリップに、切断するために該装置の入口ゾーン
に搬送する方法に関する。該装置は、上方に切断ナイフ
およびプレスバーが配置された作業ゾーンを有するテー
ブル表面を備えた切断テーブルであって、作業ゾーンの
後側には切断されるべき材料を受取る入口ゾーンがあり
また作業ゾーンの前側には切断された材料を受取る出口
ゾーンがあるところの切断テーブルと；および切断され
るべき材料のために割当てられた入口ゾーンに配置され
た送り装置と；を有するものである。
【０００２】
【従来技術の説明】横方向に切断された材料を続いて縦
方向に切断するために該材料を出口ゾーンで９０°だけ
回転し、これによりここで切断方向ストリップが縦方向
に向けられ、その後に作業ゾーンを経由してすなわち切
断ナイフおよびプレスバーの下側を通過させて該材料を
もう一度入口ゾーンに送り返し、次にもう一度機械的切
断を行うが、このとき次のアイテム切断を行うために送
り装置が入口ゾーン上に配置された材料を作業ゾーンの
領域に送り、該作業ゾーンで切断ナイフにより特定のア
イテム間隔への切断が行われる。通常立方形をしている
切断材料のスタックが従来手動で押返されるのでこのた
めにかなりの力の消費が必要とされることのほかに、作
業員は常に切断ナイフおよびプレスバーの領域内で作業
しなければならないので、運転員はさらに危険にさらさ
れている。これに加えて運転員は出口ゾーンからの切断
されるべき材料を入口ゾーンで位置決めしなければなら
ず、したがって位置決め作業はきわめて面倒になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はまず第
１に、スタックされたシート状の材料が横方向に切断さ
れた後に該材料の縦方向切断を行う作業流れを可能にす
る方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】冒頭に記載のタイプの方
法において、この目的は、横方向ストリップの形状であ
って縦方向ストリップに切断されるべき資料が出口ゾー
ンから薄肉の板状搬送ベースへ送られ、該搬送ベースが
材料と共に少なくとも１つのテーブルを経て該装置の入
口ゾーンへ送られるが、該テーブルは装置の横方向に配
置されまた該テーブルのテーブル表面は装置の切断テー
ブルのテーブル表面と同じ高さに位置決め可能なもので
あり、およびここで材料は入口ゾーンに対して位置決め
されかつ搬送ベースから抜出されるが、該材料は、搬送
ベースへ送られる間に、または搬送ベースと共に、ある
いは搬送ベースから抜出されるときに横方向から縦方向
へ回転されることによって達成される。
【０００４】本発明によれば、横方向切断がなされた後
に、その縦方向に切断されるべき材料は出口ゾーンから
装置の横方向の入口ゾーンに送られる。材料が出口ゾー
ンから入口ゾーンに移動する間に入口ゾーンに置かれて
あった材料はすでに切断可能なので、この方法に組込ま
れている切断機は連続的に運転可能である。横方向スト
リップの形状の材料が縦方向に回転されて搬送ベースに
送られることがとくに好ましいと考えられる。したがっ
て切断されるべき材料は搬送ベースの作業ゾーンから入
口ゾーンへの搬送運動の前にその最終の向きをとり、し
たがってあとは材料をとくに入口ゾーン上で位置決めす
ることが必要となるだけであり、この結果材料は送り装
置によって作業ゾーンへ送ることが可能である。この点
から、搬送ベースが出口ゾーンに隣接してテーブル上で
位置決めされることが好ましく、ここで切断面に平行に
配置された第１の位置決めストッパおよびこれに直角に
配置された第２の位置決めストッパが搬送ベース上に降
下される。回転された材料がこれら２つの位置決めスト
ッパにおいて位置決めされ、およびストッパが材料に当
接する位置から取除かれた後に搬送ベースが材料と共に
入口ゾーンの領域に移動される。搬送ベースが材料と共
に入口ゾーンに移動されてこれに割当てられたサイドス
トッパに当接し、材料の後側で搬送ベースの移動方向に
ストッパが移動され、および搬送ベースが材料の下側か
ら移動と反対方向に引抜かれることが有利である。材料
の後側に来たストッパがこのような移動を実行して該ス
トッパは入口ゾーンの領域内ですでに位置決めされた材
料をもう一度クランプし、したがって搬送ベースがそれ
自身と入口ゾーンに割当てられたサイドストッパとの間
で移動する前にこれに直角な方向の材料の入口ゾーン上
での位置決めが最終的に送り装置によって行われる。
【０００５】本発明による特殊な実施態様によれば、搬
送ベースの表面が材料により完全に覆われてなくまた搬
送ベースの移動が搬送ベースの覆われていない領域と係
合する吸引装置、つかみ装置などによって行われる。切
断テーブルの横方向に配置されたテーブルは一体部分か
らなるものでもまたは多部分からなるものでもよい。多
部分の設計の場合、テーブル部分のテーブル表面が切断
テーブルのテーブル表面に対しそれらの高さを上昇およ
び／または下降可能である。たとえば、とくに作業ゾー
ンの横方向に切断作業を実行するための補助ユニットが
あるとき、１つまたは複数の補助ユニットの上方で搬送
ベースを搬送させることが必要となるので、テーブル部
分のテーブル表面が上下可能であることは好ましい。１
つまたは複数の補助ユニットの幅が狭い場合は、これら
の横方向に配置されたテーブル部分の間に形成される隙
間は、上に材料を載せた搬送ベースにより容易にまたぐ
ことができよう。逆にもし大きな隙間が存在する場合
は、特定の補助ユニット自身の表面は、テーブル表面お
よび隣接テーブル部分がそれらのテーブル表面と共にこ
の補助ユニットの表面と同じ高さとすることができるよ
うに設計されなければならない。
【０００６】さらに本発明は、上方に切断ナイフおよび
プレスバーが配置された作業ゾーンを有するテーブル表
面を備えた切断テーブルであって、作業ゾーンの後側に
は切断されるべき材料を受取る入口ゾーンがありまた作
業ゾーンの前側には切断された材料を受取る出口ゾーン
があるところの切断テーブルと；および切断されるべき
材料のために割当てられた入口ゾーンに配置された送り
装置と；を有するところのスタックされたシート状の材
料の切断装置にも関するものである。この種の装置にお
いては、本発明によれば、切断テーブルに対し横方向に
他のテーブルが配置され、該他のテーブルのテーブル表
面が切断テーブルのテーブル表面と同じ高さに位置決め
可能であり、テーブルの一端が出口ゾーンに隣接して配
置されまたテーブルの他端が入口に隣接して配置されて
いることが提案されている。もし切断テーブルおよび他
のテーブルの表面が相互に同じ高さに位置決めされたと
き、横方向に切断された材料は実際の切断機を通過する
ときに横方向が案内され、かつ材料を作業ゾーンの上方
へ移動する必要なくすなわち切断ナイフおよびプレスバ
ーの下側を通過させて切断テーブルの入口ゾーンへ送ら
れる。他のテーブルが出口ゾーンの横方向に第１のテー
ブル部分をおよび入口ゾーンの横方向に第２のテーブル
部分を有し、テーブル部分が一平面内に位置決め可能で
ありかつ相互とおよび切断テーブルとに隣接して配置さ
れていることが有利である。一テーブル部分の一領域が
作業ゾーンに割当てられた上下可能な横方向ジブとして
設計され、テーブル部分が降下されたときその上面がこ
のテーブル部分の残りの領域のテーブル表面と一平面を
形成する。材料を位置決めするために、第１のテーブル
が、切断面に直角に配置された位置決めストッパおよび
切断面に平行に配置され他の位置決めストッパとを備え
ていることが好ましい。もし位置決めストッパが出口ゾ
ーンから入口ゾーンへの搬送中の材料の移動方向内に存
在するならば、これらは材料の領域から取除き可能であ
り、とくに上下方向または水平方向に移動可能でなけれ
ばならない。追加として、第２のテーブルが、切断面に
平行に配置されかつ切断されるべき材料のための位置決
めストッパを備えてもよい。最後に、切断テーブルの入
口ゾーン上での材料の最終位置決めのために、切断面に
直角に配置されたサイドストッパが入口ゾーンに備えら
れている。本発明の他の特徴が図面の説明および従属請
求項に示されているが、すべての個々の特徴および個々
の特徴のすべての組合せは本発明の基本であることがわ
かるであろう。
【０００７】
【実施例】図１は、非常に単純化した形で装置を示す平
面図である。切断テーブル１は水平なテーブル表面２を
有し、テーブル表面２は、入口ゾーン３、その前面に配
置された作業ゾーン４およびそのさらに前面に配置され
た出口ゾーン５からなる。テーブル表面２は矩形であ
る。作業ゾーン４の上方に伸張するガントリ (構台)６
内に切断ナイフが装着され、その切断面は線７を通して
シート面に直角であり、またガントリ６にはさらに切断
ナイフの入口ゾーン３に面する側にプレスバーが装着さ
れている。入口ゾーン３のガントリ６に面する側とは反
対側に入口ゾーン３に隣接して送りサドル８があり、こ
の送りサドル８はテーブル表面２の縦方向に可動であり
かつ該送りサドル８の切断されるべき材料のための当接
面９が切断面７に平行に配置されている。
【０００８】出口ゾーン５に隣接しており、この出口ゾ
ーン５の側部１０にその狭い側部１２を備えたテーブル
部分１１が配置され、この側部１２は部分的にのみ側部
１０とオーバーラップする。テーブル部分１１は矩形の
テーブル表面１３を有し、また、テーブル部分１１には
切断面７に平行にかつガントリ６からわずかに離してそ
の縦方向側部１４が配置され、これによりテーブル部分
１１は出口ゾーン５の側部１０の最大長さにわたって切
断テーブル１に直接当接する。テーブル部分１１のテー
ブル表面１３は通常切断テーブル１のテーブル表面２と
共に一平面を形成するが、テーブル部分１１は上昇可能
である。
【０００９】入口ゾーン３に隣接して第２のテーブル部
分１５が配置されているが、第２のテーブル部分１５も
同様に矩形のテーブル表面１６を有する。テーブル部分
１５はその縦方向端縁部を入口ゾーン３に直接隣接させ
ている。２つのテーブル部分１１および１５はガントリ
６の幅に対応する距離だけ相互に離れており、テーブル
部分１１および１５の間の空間はハウジング１８によっ
て占有され、ハウジング１８内には、ガントリ６の縦方
向へ切断ナイフとプレスバーとの間の空間内に切断面７
のすぐ近くまで移動可能な横方向ジブが装着されてい
る。ハウジング１８の頂部は平面をなすので、該ハウジ
ング１８は実際にはテーブル表面１９を備えた他のテー
ブル部分を構成する。テーブル部分１１および１５はテ
ーブル表面１３および１６と共にテーブル表面１９の高
さまで上昇可能である。
【００１０】テーブル部分１１のハウジング１８に面す
る側に切断面７に平行に伸長するストッパ２０が配置さ
れ、ストッパ２０はテーブル表面１３まで降下可能であ
りかつテーブル表面１３に対し直角に向けられている。
テーブル部分１１の上方にストッパ２０に対し直角に他
のストッパ２１が配置されている。テーブル部分１１の
縦方向に、したがって切断面７の方向に更に他のガント
リ２２が可動であり、このガントリ２２はテーブル部分
１１の横方向に配置され、かつ図からわかるようにその
全長にわたり複数の吸引要素２３を備えている。他のガ
ントリ２４はテーブル部分１５およびハウジング１８上
で該テーブル部分１５の縦方向に、したがって切断面７
に直角にテーブル部分１１まで移動可能である。ガント
リ２４はテーブル部分１５の横方向に延びており、且つ
同様にその全長にわたり種々の吸引要素２５を有する。
クランプ装置２６はテーブル部分１５の横方向に、入口
ゾーン３から離れた方のテーブル部分の側から送りサド
ル８まで移動可能である。クランプ装置２６は、テーブ
ル部分１５の長手方向に見たとき、互にある間隔をへだ
てて配置された２つのクランプ要素２７を有する。テー
ブル部分１５から離れた方の側に、切断テーブル１はそ
の入口ゾーン３の領域内にサイドストッパ２８を備えて
いる。
【００１１】本発明による材料の搬送方法を以下に説明
する。送りサドル８が後方に移動されたとき、まず第１
に未切断のシート状の材料のスタックがテーブル表面２
上の入口ゾーン３の領域内に置かれかつサイドストッパ
２８で整列される。未切断スタックはテーブル部分上の
振動台から把持システムを経て切断切断テーブル１まで
送ることができる。次に送りサドル８はスタックを押す
ところまで移動され、そしてスタックは作業ゾーン４に
前進される。スタックが複数の横のストリップに分割さ
れている間に、物品 (item) の切断が連続に行なわれ
る。図１の図示では、これらの横のストリップは符号３
２で示されている。テーブル部分１１のテーブル表面１
３は切断テーブル１のテーブル表面２と同じ高さに位置
決めされる。テーブル部分１１上に薄肉の板状搬送ベー
ス２９が置かれており、この搬送ベース２９はテーブル
部分１１の縦方向側部１４を越えてある距離だけ突出し
ている。搬送ベース２９の縦方向側部３０はテーブル部
分１１の縦方向側部１４に平行に整列されており、また
搬送ベース２９の横方向側部３１はテーブル部分１１の
狭い側部１２に平行に整列されている。テーブル部分１
１の縦方向側部１４と同一レベルに、ストッパ２０は搬
送ベース２９上に降下される。また該搬送ベース２９上
に、ストッパ２０と当接するストッパ２１も降下され、
且つストッパ２０に直角に位置決めされる。ガントリ２
２がテーブル部分１１の出口ゾーン５に面する側とは反
対側の半分の上方に位置決めされ、またその吸引要素２
３が搬送ベース２９の表面まで降下される。
【００１２】切断中に形成される横方向ストリップ３２
は順次に、一平面を形成するテーブル表面２および１３
を経て、薄肉の搬送ベース２９上に押出されるのと同時
に９０°回転され、テーブル部分１１に関して明らかな
ように、該横方向ストリップ３２は切断面７に対し直角
に静置される。横方向ストリップ３２は、切断テーブル
１の出口ゾーン５からテーブル部分１１上に、手動又は
回転グリッパによって送ることができる。個々の横方向
ストリップ３２は順次にストッパ２０および２１に配列
される。搬送ベース２９が送られている間、搬送ベース
２９は、吸引要素２３によってテーブル部分１１の長手
方向に、搬送ベース２９上にルーズに静置しているスト
ッパ２０および２１の下を移動することができる。これ
により個々の横方向ストリップ３２が搬送ベース２９上
へ供給されるのを容易にする。
【００１３】図１はストリップが載せられた搬送ベース
２９を示しており、その上に、７つの横方向ストリップ
３２がストッパ２０および２１に位置づけされ、整列さ
れている。次に関連するストッパ２１は、ガントリ２２
と、従って吸引要素２３と共に、出口ゾーン５から、出
口ゾーン５に割当てられた搬送ベース２９の横方向側部
３１がテーブル部分１５の縦方向端縁部１７と一致する
まで移動される。次にテーブル部分１１および１５がハ
ウジング１８のテーブル表面１９と同じ高さに上昇さ
れ、図１のＡ方向で見たとき、降下状態が図２に示され
また上昇状態が図３に示されている。あらかじめ、スト
ッパ２０は水平方向に搬送ベース２９の領域から外へ移
動され、かつガントリ２２に割当てられた吸引要素２３
が上昇されている。図２からわかるように、この上昇運
動と同時に第２のテーブル部分１５の領域内に配置され
ているガントリ２４が吸引要素２５と共に第１のテーブ
ル部分１１の方向に移動され、ここで吸引要素２５がテ
ーブル部分１１を超えて突出する搬送ベース２９の領域
３３上に降下される。同じ方向Ａから見た図４からわか
るように、その後搬送ベース２９はその上に配置された
材料３４と共にテーブル部分１５上に完全に引込まれ、
その後テーブル部分１５がもう一度その初期の位置に降
下され、そして吸引要素２５が搬送ベース２９から切離
される。搬送ベース２９の入口ゾーン３に面する側とは
反対側で、クランプ装置２６のクランプ要素２７が搬送
ベースをつかみ、かつ該搬送ベースを、とくに最前列の
横方向ストリップ３２がサイドストッパ２８に当接する
まで切断テーブル１の入口ゾーン３へ押込む。次にサイ
ドストッパ２８に平行に配置されたストッパ３５が押込
まれた材料３４の丁度後側に降下される。これらの状態
が部分的に図１のＢの方向に見たときの状態を示す図５
に示されている。ストッパ３５が搬送ベース２９上に降
下された後にクランプ装置２６がもう一度テーブル部分
１５の方向に移動し、これにより搬送ベース２９は個々
の横方向ストリップ３２から形成された材料３４の下側
から抜出される。これらの状態が同じくＢの方向から見
た図６および図７に示されている。さらに、最後に記載
の図は、初期の位置に到達した後に第２のテーブル部分
が搬送ベース２９と共にもう一度ハウジング１８のテー
ブル表面１９と同じ高さに上昇されることを示してい
る。続いて、クランプ要素２７が搬送ベース２９から引
離される。図８ないし図１０は、再びＡの方向で見たと
き、搬送ベース２９をその初期位置に搬送する他の工程
ステップを示す。図８によると、吸引要素２５がもう一
度搬送ベース２９上に降下され、次にこれがその初期位
置へ第１のテーブル部分に対して変位される。ガントリ
２４は吸引要素２５と共にその初期位置に戻され、続い
て２つのテーブル部分１１および１５が切断テーブル１
と同じ高さまで降下されかつストッパ２０が再び外へ移
動される。その後に、搬送ベース２９に横方向ストリッ
プ３２が新たに装填される。上記の搬送ベースの第１の
テーブル部分１への戻りの間およびストッパ３５の上昇
後に、送りサドル８の当接面９が送られて今切断される
べく存在する材料３４の後側面３６に当接し、材料は切
断後に得られたブロックの所定厚さに従って送られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の装置の略示平面図である。
【図２】第１および第２のテーブル部分が降下状態にあ
る図１のＡ方向から見た側面図である。
【図３】第１および第２のテーブル部分が上昇状態にあ
る図１のＡ方向から見た側面図である。
【図４】材料を載せた搬送ベースが第１のテーブル部分
から第２のテーブル部分へ完全に引込まれた状態の図１
のＡ方向から見た側面図である。
【図５】材料を載せた搬送ベースが第２のテーブル部分
から切断テーブルの入口ゾーンへ完全に引込まれた状態
の図１のＢ方向から見た正面図である。
【図６】搬送ベースが材料の下側から抜出される状態の
図１のＢ方向から見た正面図である。
【図７】抜出された搬送ベースが第２のテーブル部分に
戻された状態の図１のＢ方向から見た正面図である。
【図８】ガントリ２４が空の搬送ベース上に降下された
状態の図１のＡ方向から見た側面図である。
【図９】空の搬送ベースが第２のテーブル部分から第１
のテーブル部分へ移動された状態の図１のＡ方向から見
た側面図である。
【図１０】第１および第２のテーブル部分が切断テーブ
ルと同じ高さまで降下された状態の図１のＡ方向から見
た側面図である。
【符号の説明】
１ 切断テーブル ２ 切断テーブル
の表面 ３ 入口ゾーン ４ 作業ゾーン ５ 出口ゾーン ７ 切断面 １１ 第１のテーブル部分 １３ 第１のテー
ブル部分の表面 １５ 第２のテーブル部分 １６ 第２のテー
ブル部分の表面 １８ 残りのテーブル部分 １９ 残りのテー
ブル部分の表面 ２０ 第１のストッパ ２１ 第２のスト
ッパ ２３，２５ 吸引要素 ２７ つかみ装置 ２８ サイドストッパ ２９ 搬送ベース ３２ 横方向ストリップ ３４ 材料 ３５ ストッパ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 横方向ストリップに切断され、且つスタ
    ックスされたシート状材料の切断装置の出口ゾーン上に
    置かれた材料を、この材料を縦方向ストリップに切断す
    るために該装置の入口ゾーンに搬送する方法であって、
    該装置には、上方に切断ナイフおよびプレスバーが配置
    されており、後方に切断すべき材料を収容する入口ゾー
    ンがあり、前部に切断した材料を収容する出口ゾーンが
    ある作業ゾーンを備えたテーブル表面を有する切断テー
    ブルと、切断すべき材料のために設けられており、入口
    ゾーンに割り当てられた送り装置とを有しており、横方
    向ストリップ (３２) で提供され、縦方向ストリップに
    切断されるべき材料 (３４) が、出口ゾーン (５) から
    薄肉の板状搬送ベース (２９) 上へ送られ、該搬送ベー
    ス (２９) が、材料 (３４) と共に、装置の横方向に延
    びている少なくとも１つのテーブル (１１, １５) を経
    て、但し、前記テーブル (１１, １５) のテーブル面
    (１３, １６) は装置の切断テーブル (１) のレベルと
    同じレベルに配置することができる、該装置の入口ゾー
    ン (３) に送られ、そして入口ゾーン(３) で整列され
    た材料 (３４) は搬送ベース (２９) から除去され、該
    材料 (３４) が、搬送ベース (２９) へ送られる間、ま
    たは搬送ベース (２９) と共に、あるいは搬送ベース
    (２９) から除去後、横方向から縦方向に回転されるこ
    とを特徴とする搬送方法。
  2. 【請求項２】 横方向ストリップで提供される材料 (３
    ４) が縦方向に回転されて搬送ベース (２９) に送られ
    ることを特徴とする請求項１の搬送方法。
  3. 【請求項３】 搬送ベース (２９) が出口ゾーン (５)
    に隣接してテーブル(１１, １５) 上に位置決めされ、
    且つ切断面 (７) に平行に配置された第１の配列ストッ
    パ (２０) およびこれに直角に配置された第２の配列ス
    トッパ (２１) が搬送ベース (２９) 上に降下され、材
    料 (３４) がストッパ (２０, ２１)において整列さ
    れ、そして、ストッパ (２０, ２１) が材料 (３４) に
    当接する位置から取除かれた後に搬送ベース (２９) が
    材料(３４) と共に入口ゾーン (３) の領域に移動され
    ることを特徴とする請求項１または２の搬送方法。
  4. 【請求項４】 搬送ベース (２９) が材料 (３４)と共
    に入口ゾーン (３)に移動されてこれに割当てられたサ
    イドストッパ (２８) に当接し、そしてストッパ (３
    ５) が、搬送ベース (２９) の運動方向の材料の後に移
    動され、そして、搬送ベース (２９) が材料 (３４) の
    下側から運動の反対方向に引抜かれることを特徴とする
    請求項３の搬送方法。
  5. 【請求項５】 搬送ベース (２９) の表面が材料 (３
    ４) により完全には覆われてなく、また搬送ベース (２
    ９) の運動が搬送ベース (２９) の覆われてない領域で
    搬送ベース (２９) 上に係合する吸引装置 (２３, ２
    ５) および／またはつかみ装置 (２７) により行われる
    ことを特徴とする請求項１ないし４のいずれかの搬送方
    法。
  6. 【請求項６】 テーブル (１１, １８, １５) が多部分
    で作られており、そしてテーブル部分 (１１, １５) の
    テーブル表面 (１３, １６) が切断テーブル(１) のテ
    ーブル表面 (２) に対しそれらの高さを上昇および／ま
    たは下降可能であることを特徴とする請求項１ないし５
    のいずれかの搬送方法。
  7. 【請求項７】 上方に切断ナイフおよびプレスバーが設
    けられ、後方に切断すべき材料を収容する入口ゾーンが
    あり、前部に切断した材料を収容する出口ゾーンがある
    作業ゾーンを備えているテーブル表面を有する切断テー
    ブルと、入口ゾーンに割当てられ、且つ切断すべき材料
    のため設けられた送り装置とを有しているスタックした
    シート状材料の切断装置であって、切断テーブル (１)
    の横方向に他のテーブル（１１，１５）が配置され、該
    他のテーブル(１１，１５）のテーブル表面 (１３，１
    ６）が切断テーブル (１) のテーブル表面（２）と同じ
    高さに位置決め可能であり、テーブル(１１，１５) の
    一端が出口ゾーン (５)に隣接して配置されまたテーブ
    ル (１１，１５）の他端が入口ゾーン (３) に隣接して
    配置されていることを特徴とする切断装置。
  8. 【請求項８】 テーブル (１１，１５）が出口ゾーン
    (５) の横方向に第１のテーブル部分 (１１) と、入口
    ゾーン (３) の横方向に第２のテーブル部分 (１５) と
    を有し、テーブル部分 (１１，１５) が、一平面内に位
    置決め可能であり、そして互いに、且つ切断テーブル
    (１) に隣接して配置されていることを特徴とする請求
    項７の切断装置。
  9. 【請求項９】 １つのテーブル部分 (１１，１８，１
    ５) の領域(１８) が、作業ゾーン (４) に割当てられ
    た上下可能な横方向ジブとして設計され、テーブル部分
    (１１，１５) が降下されたとき、その上面がこのテー
    ブル部分 (１１，１８，１５) の残り領域 (１８) のテ
    ーブル表面 (１９) と一平面を形成することを特徴とす
    る請求項７または８の切断装置。
  10. 【請求項１０】 第１のテーブル (１１) が、切断面
    (７) に直角に配置されており、且つ切断されるべき材
    料 (３４) のため設けられた配列ストッパ (２１) を有
    することを特徴とする請求項７ないし９のいずれかの切
    断装置。
  11. 【請求項１１】 第１のテーブル部分 (１１) が、切断
    面 (７）に平行に配置されており、且つ切断されるべき
    材料 (３４) のため設けられた配列ストッパ(２０) を
    有することを特徴とする請求項７ないし１０のいずれか
    の切断装置。
  12. 【請求項１２】 配列ストッパ (２０) が上下可能であ
    る請求項１１の切断装置。
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