JP2556283Y2 - 目薬容器 - Google Patents

目薬容器

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JP2556283Y2
JP2556283Y2 JP1991074185U JP7418591U JP2556283Y2 JP 2556283 Y2 JP2556283 Y2 JP 2556283Y2 JP 1991074185 U JP1991074185 U JP 1991074185U JP 7418591 U JP7418591 U JP 7418591U JP 2556283 Y2 JP2556283 Y2 JP 2556283Y2
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修三 遠藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、目薬の滴下を容易かつ
確実にした目薬容器に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、口部に滴下栓を有するスクイズタ
イプの目薬びんは周知である。この目薬びんからこれに
収容した目薬を眼に注すときは、この目薬を適度に加圧
することにより、滴下栓から眼へと一二滴滴下させる。
ところで、この種の容器には、次のようなものがある。 特開昭51−64789号公報、実開昭63−68
346号公報 倒立させて使用するコップ状の滴下幇助部材を設け、該
滴下幇助部材の底部中央に透孔を穿設し、該透孔に目薬
びんから突出する細い滴下部を下方より嵌挿させ、上方
からその滴下部に栓体を着脱自在に装着したものであ
り、目薬を眼に注すときは、栓体を外して倒立させ、滴
下幇助部材を目の周りに当てて、目薬びんからこれに収
容した目薬を滴下させるようにしたものである。 実開昭62−24838号公報、実開平1−591
37号公報 鐘状で目の周りの形状に適合させるようにした滴下幇助
部材を設け、該滴下幇助部材の上面中央に透孔を穿設
し、該透孔に目薬びんから突出する細い滴下部を上方よ
り嵌挿させたものであり、目薬を眼に注すときは、栓体
を外して倒立させ、滴下幇助部材を目の周りに当てて、
目薬びんからこれに収容した目薬を滴下させるようにし
たものである。なお、これらの場合、栓体についての記
載はない。 実開昭62−157553号公報、実開平2−14
7130号公報 目薬容器に滴下部を開閉する蓋体を薄肉ヒンジ等を介し
て回動自在に装備させ、目薬を眼に注すときは、蓋体を
開いて、その滴下部から目薬を滴下させるようにしたも
のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、特に眼に何ら
かの病的症状があって目薬を必要とする本人が目薬を注
す場合には、あまり眼を使わずに盲操作ができれば便利
であるが、上記及びの場合には栓体の着脱等におい
て、また、の場合には滴下直前に瞼を閉じてしまい易
く目薬を眼へ的中させ難い等において、盲操作が困難で
ある。本考案は、これらの問題点を解決し、本人が目薬
を注す場合にも容易に支障なく盲操作ができるようにし
ようとするものでとある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、鐘状で周壁3
2の平面形状が人体顔面の一の目の周りに適合する楕円
乃至長円形をなしかつ周壁32の下端面がその目の周り
の皮膚の凹凸に適合する彎曲面33をなす滴下幇助部材
3を設け、該滴下幇助部材の頂壁31の中央に滴下栓2
を備えたスクイズタイプの目薬びん1の口頸部11を倒
立姿勢で着脱自在に嵌合させる開口部36を形成すると
ともに、上記周壁32乃至頂壁31の横幅が広い前面の
中央に開口部36へと開通して前記口頸部11を通過さ
せる切込み37を設け、また、その周壁32の横幅が広
い後面の中央に該切込みと同じ幅でほぼ半分の長さの切
欠34を設け、該切欠の上縁に前記滴下栓2を開閉する
蓋板35を薄肉ヒンジ39を介して前後回動自在に連設
し、該蓋板35の内面に前記滴下栓2の先端部21へと
着脱自在に嵌合させる嵌合小筒351を付設し、上記開
口部36の内面に前記口頸部11基端の係合突条14を
着脱自在に係合させる係合凹溝316を設け、上記切込
み37の中途部両側に閉態勢の上記蓋板35の先端部両
側を係止する一対の係止凹部38を形成したことを特徴
とする。
【0005】
【作用】如上の構成であるから、びん内の目薬を注すと
きは、蓋板35を回動させて滴下栓2を開き、瞼を開い
た目の周りに、滴下幇助部材3の周壁32下端面の彎曲
面33を当接させる。この状態で目薬びん1の胴部12
を適宜に押圧すると、びん内部の目薬が適度に加圧され
て、滴下栓2から眼へと一二滴滴下されることになる。
そして、この際には、瞼が滴下幇助部材3の彎曲面33
で押さえられて、閉瞼が阻止され、また、その滴下幇助
部材3により目薬びん1の眼に対する位置及び方向が決
定づけられて、目薬は的確に眼へと滴下される。使用後
は、再び蓋板35を逆に回動させて滴下栓2を閉じる。
【0006】
【実施例】図面は、本考案の実施例を示している。図に
おいて、1は、スクイズタイプの目薬びん、2は、該目
薬びんの口頸部11の内側に嵌合させて、先端部21を
突出させた滴下栓、3は、前記口頸部11に嵌合させた
滴下幇助部材である。目薬びん1は、胴部12が弾性変
形可能な合成樹脂製の小びんであり、口頸部11の外側
に螺条13を備えて、該螺条にキャップ(図示せず)を
着脱自在に螺合させるようにし、口頸部11の基端に係
合突条14を周設している。滴下栓2は、先端部を丸く
し、該先端部の中央に小孔を設けて成る合成樹脂製のも
のである。滴下幇助部材3は、鐘状で、周壁32の平面
形状が人体外面の一の目の周りに適合する楕円乃至長円
形をなし、かつ、周壁32の下端面がその目の周りの皮
膚の凹凸に適合する彎曲面33をなす合成樹脂製のもの
であり、頂壁31の中央に前記口頸部11を着脱自在に
嵌合させる開口部36を形成するとともに、上記周壁3
2乃至頂壁31の横幅が広い前面の中央に開日部36へ
と開通して前記口頸部11を通過させる切込み37を設
け、また、その周壁32の横幅が広い後面の中央に該切
込みと同じ幅でほぼ半分の長さの切欠34を設け、該切
欠の上縁に前記滴下栓2を開閉する蓋板35を、薄肉ヒ
ンジ39をもって回動自在にかつ一体に装備させ、該蓋
板35の内面に前記滴下栓2の先端部21へと着脱自在
に嵌合させる嵌合小筒351を付設し、上記開口部36
の内面に前記口頸部11基端の係合突条14と着脱自在
に係合させる係合凹溝316を設け、上記切込み37の
中途部両側に閉態勢の前記蓋板35の先端部両側を係止
する一対の係止凹部38を形成している。この実施例の
ものでは、一般使用者は、当初、目薬びん1の口頸部1
1に螺着されているキャップを外し、滴下幇助部材3を
取り付けて、前述のようにして使用すればよい。
【0007】
【考案の効果】本考案によれば、既述構成により、眼に
目薬びん1内の目薬を注すときは、蓋板35を係止凹部
38から離脱させ、後方へ回動させて開蓋させるととも
に、嵌合小筒351を滴下栓2の先端部21から離脱さ
せて後、瞼を開いた目の周りに滴下幇助部材3の下端面
を適宜に当接させて、滴下栓2から眼へと目薬を滴下さ
せることができるので、滴下幇助部材3により閉瞼を阻
止でき、また、その滴下幇助部材3により目薬びん1の
眼に対する位置及び方向を決定づけることができ、目薬
を的確に眼へと滴下させることができて、極めて注し易
いものにでき、目薬の無駄を無くすことができる。そし
て、終了後は、蓋板35を前方へ回動させて、嵌合小筒
351を滴下栓2の先端部21へと嵌合させるととも
に、蓋板35を係止凹部38へ係合させればよい。した
がって、目薬を注すための全ての操作を盲操作で支障な
く容易に行うことができ、眼に何らかの病的症状があっ
て目薬を必要とする本人自身が目薬を注す場合に頗る便
利である。しかも、本人以外の者が目薬を注す場合に
も、その滴下に当たって、滴下幇助部材3の前面の切込
み37を通じて該滴下幇助部材3内の眼の状態、目薬の
滴下状態等の内部状況を外部から支障なく観察、確認で
き、頗る便利重宝である。更に、閉じた蓋板35は、滴
下幇助部材3の内側に位置させることとなるので、外力
による不意の開蓋を防止でぎて、不使用時の液漏れを的
確に防止でき、滴下栓2の汚れ、不衛生となることを防
止できる。その上、滴下幇助部材3は、蓋板35等と合
成樹脂により一体成形できて、安価に提供でき、頗る有
益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】 同例の截断側面図である。
【図3】 同例の要部部材の下面図である。
【符号の説明】
1…目薬びん 2…滴下栓 3…滴下幇助部材 11…口頸部 12…胴部 13…螺条 14…係合突条 21…先端部 31…頂壁 32…周壁 33…彎曲面 34…切欠 35…蓋板 36…開口部 37…切込み 38…係止凹部 39…薄肉ヒンジ 351…嵌合小筒 361…係合凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鐘状で周壁32の平面形状が人体顔面の
    一の目の周りに適合する楕円乃至長円形をなしかつ周壁
    32の下端面がその目の周りの皮膚の凹凸に適合する彎
    曲面33をなす滴下幇助部材3を設け、該滴下幇助部材
    の頂壁31の中央に滴下栓2を備えたスクイズタイプの
    目薬びん1の口頸部11を倒立姿勢で着脱自在に嵌合さ
    せる開口部36を形成するとともに、上記周壁32乃至
    頂壁31の横幅が広い前面の中央に開口部36へと開通
    して前記口頸部11を通過させる切込み37を設け、ま
    た、その周壁32の横幅が広い後面の中央に該切込みと
    同じ幅でほぼ半分の長さの切欠34を設け、該切欠の上
    縁に前記滴下栓2を開閉する蓋板35を薄肉ヒンジ39
    を介して前後回動自在に連設し、該蓋板35の内面に前
    記滴下栓2の先端部21へと着脱自在に嵌合させる嵌合
    小筒351を付設し、上記開口部36の内面に前記日頸
    部11基端の係合突条14を着脱自在に係合させる係合
    凹溝316を設け、上記切込み37の中途部両側に閉態
    勢の上記蓋板35の先端部両側を係止する一対の係止凹
    部38を形成したことを特徴とする目薬容器。
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JPH0524038U JPH0524038U (ja) 1993-03-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6224838U (ja) * 1985-07-31 1987-02-16
JPS62157553U (ja) * 1986-03-28 1987-10-06
JPS6368346U (ja) * 1986-10-24 1988-05-09
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