JP3740628B2 - 滴下容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は滴下容器に関し、詳しくは、収納した液体を滴下分取可能に設けた滴下容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
収納液体を少量ずつ滴下分取して使用する滴下容器として、例えば目薬容器等が挙げられるが、これらは胴部より口頚部を起立するとともに、口頚部先端に注出ノズルを嵌着してなる容器体と、口頚部外周に周壁を嵌合させるとともに、周壁上端縁より頂壁を延設して着脱自在に装着したキャップとからなるものが極一般に知られている。
【0003】
これら容器では、口頚部外周に螺着或いは突条相互の乗り越え係合により嵌合係止させてキャップを装着しており、キャップを外してノズルを注出対象物に向け、胴部を圧搾する等して収納液を滴下する如く構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の容器のうちキャップを螺着させているものは、何回も回動させなければならない等その着脱が面倒であり、また、外したキャップを手に持って液の滴下を行わなければならない煩わしさもあり、それを何処かに置いておいて紛失する虞もある。
【0005】
また、キャップを突条相互の乗り越え係合により嵌合係止させる如く構成したものでは、螺着の場合と比較してキャップの着脱が容易ではあるが、この場合、容器体胴部をもってキャップを引っ張る様に抜くため胴部に力が入り、キャップが外れた途端に液が注出口より漏出してしまうという様な不都合を生じる場合がある。また、同様に外したキャップを手に持って液を滴下しなければならず、紛失の虞も同様にある。
【0006】
本発明はこの様な点を考慮してなされたもので、キャップの着脱が簡単に行えるとともに、その紛失の虞もなく、また、キャップを外した際に誤って液を漏出する等の不都合を生じる虞もなく、使勝手の極めて良い滴下容器を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本請求項1発明の容器は上記課題を解決するため、前後端を開口したリング状をなし、上部左右に前後を縦断する一対のヒンジ2を設けてその間を反転部3aに形成してなる枠3を備え、且つ反転部3a中央に基端を開口して上方へ有頂筒状のキャップ4を一体に立設してなる枠部材Aと、反転部3aを反転下降させた枠3内に形通りの胴部5を嵌合させて、その側面両側を枠3の内面両側に枢着するとともに、胴部5上端中央より立設した口頚部6をキャップ4内に嵌合させ、先端の注出口7を液密に閉塞させてなる容器体Bとを備え、反転部3aを反転上昇させた際に、枠3に対して容器体Bの回動が可能となる如く構成してなることを特徴とする滴下容器として構成した。
【0008】
また、請求項2発明の容器は、上記キャップ4に嵌合させた口頚部部分をキャップ内径より小径に形成するとともに、キャップ4の頂壁裏面中央より穿設した棒栓11を注出口7に密嵌させてなる請求項1記載の滴下容器として構成した。
【0009】
また、請求項3発明の容器は、上記枠3の内周面を、中央部が凹んだ円弧面xに形成するとともに、容器体胴部5の外周面を、枠内周面の円弧面と嵌合する、中央部が突出した円弧面yに形成してなる請求項1記載の滴下容器として構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
本発明の滴下容器1は、枠部材Aと、容器体Bとを備えている。
枠部材Aは、例えば合成樹脂等を使用して射出成形等の方法により形成されたもので、前後端を開口したリング状をなし、上部左右に前後を縦断する一対のヒンジ2を設けてその間を反転部3aに形成してなる枠3を備えている。また、反転部3a中央に基端を開口して上方へ有頂筒状のキャップ4を一体に立設している。
【0011】
容器体Bは、例えば合成樹脂等を使用してブロー成形等の方法により形成されたもので、反転部3aを反転下降させた枠3内に形通りの胴部5を嵌合させて、その側面両側を枠内面両側に枢着するとともに、胴部上端中央より立設した口頚部6をキャップ4内に嵌合させ、先端の注出口7を液密に閉塞させている。
【0012】
そして、反転部3aを反転上昇させた際に、枠3に対して容器体Bの回動が可能となる如く構成している。その為には、例えば、容器体Bの口頚部6或いは後述のノズルを嵌着したものにあっては口頚部6とノズルとの先端が、枠3の中心部から半径の距離を越えない位置にあることが必要である。
【0013】
図示例では、枠3内面左右より枢着用の突部8をそれぞれ突設し、また、容器体胴部5の側面左右にそれぞれ凹部9を凹設し、各突部8を各凹部9に回動可能に嵌合させて枢着させている。
【0014】
また、注出口7は、口頚部6の先端をそのまま注出口として使用しても、或いは図示例の如く、口頚部6上端にノズル10を嵌着して使用しても良い。該ノズルは、例えば、小径化した口頚部上部外周に嵌合させた周壁上端縁より、中央部に透孔を穿設した頂壁を延設して構成する。また、注出口7のキャップ4による液密閉塞は、口頚部或いはノズルをキャップ4の周壁に密嵌させることにより行っても良いが、図示例の如く、キャップ内に嵌合させた口頚部部分をキャップ4内径より小径に形成するとともに、キャップ4の頂壁裏面中央より穿設した棒栓11を注出口7に密嵌させて注出口7を液密に閉塞させることにより、良好な液密性と、より容易なキャップの着脱を行える利点を得られる。
【0015】
また、枠3の内周面を、中央部が凹んだ円弧面xに形成するとともに、容器体胴部5の外周面を、枠内周面の円弧面xと嵌合する、中央部が突出した円弧面yに形成しており、この様に構成することにより、キャップ4を口頚部6より外した際に容器体Bが勝手に回動することを防止し、或いは、容器体Bを枠3に対して回動させた際に、両者が摩擦で固定されてぶらぶらしない様に構成している。
【0016】
上記の如く構成した容器を使用する場合は、例えば、図1の状態からキャップ4を引き上げて反転部3aを上方へ反転させると、注出口7が開口し、容器体Bが枠3に対して回動可能となる。次いで、容器体Bを枠部材Aに対し回動させて収納液の注出可能状態にした後、胴部5を圧搾する等して液の滴下を行う。
【0017】
使用後は、枠3を胴部5に対して回動して胴部外周に嵌合させ、次いで、キャップ4を押し下げて反転部3aを下方へ弾性反転させ、元の状態とする。
尚、図中12は指掛け用のフランジを示す。
【0018】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明容器は、既述構成としたことにより、例えば、反転部を反転上昇させた後容器体を枠体に対して回動させるという簡単な操作で液の滴下を行え、従来容器の如くキャップを持って行う煩わしさもなく、また、キャップを紛失する等の不都合を生じることもなく、使用上すこぶる便利である。
また、開蓋の際枠部分をもって行えるため、注出口の密閉部分が比較的固く嵌合されていても、不必要に胴部を圧搾して液の漏出を生じる虞はない。
【0019】
また、キャップ内へ嵌合させた口頚部部分をキャップ内径より小径に形成するとともに、キャップの頂壁裏面中央より穿設した棒栓を注出口に密嵌させてなるものにあっては、注出口の開閉がより容易に行えるとともに、その密閉性もより確実に行えるという利点を兼ね備えている。
【0020】
更に、枠の内周面を、中央部が凹んだ円弧面に形成するとともに、容器体胴部の外周面を、枠内周面の円弧面と嵌合する、中央部が突出した円弧面に形成してなるものにあっては、反転壁を反転上昇させた際に容器体が勝手に回動して液の漏出をおこす様な不都合を生じる虞はなく、また、容器体を枠に対して回動させた際に両者が摩擦力で固定されて、点眼時に枠がぶらぶらすることがないという特有の効果を併せて発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部切欠き正面図である。
【図2】同実施例の分解斜視図である。
【図3】同実施例の開蓋状態の側面図である。
【符号の説明】
2…ヒンジ,3…枠,3a…反転部,4…キャップ,5…胴部,6…口頚部,
7…注出口,11…棒栓,A…枠部材,B…容器体,x…円弧面,
y…円弧面

Claims (3)

  1. 前後端を開口したリング状をなし、上部左右に前後を縦断する一対のヒンジ2を設けてその間を反転部3aに形成してなる枠3を備え、且つ反転部3a中央に基端を開口して上方へ有頂筒状のキャップ4を一体に立設してなる枠部材Aと、反転部3aを反転下降させた枠3内に形通りの胴部5を嵌合させて、その側面両側を枠3の内面両側に枢着するとともに、胴部5上端中央より立設した口頚部6をキャップ4内に嵌合させ、先端の注出口7を液密に閉塞させてなる容器体Bとを備え、反転部3aを反転上昇させた際に、枠3に対して容器体Bの回動が可能となる如く構成してなることを特徴とする滴下容器。
  2. 上記キャップ4に嵌合させた口頚部部分をキャップ内径より小径に形成するとともに、キャップ4の頂壁裏面中央より穿設した棒栓11を注出口7に密嵌させてなる請求項1記載の滴下容器。
  3. 上記枠3の内周面を、中央部が凹んだ円弧面xに形成するとともに、容器体胴部5の外周面を、枠内周面の円弧面と嵌合する、中央部が突出した円弧面yに形成してなる請求項1記載の滴下容器。
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