JP2555787B2 - エンジン式産業車両の消音装置 - Google Patents

エンジン式産業車両の消音装置

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JP2555787B2
JP2555787B2 JP3041385A JP4138591A JP2555787B2 JP 2555787 B2 JP2555787 B2 JP 2555787B2 JP 3041385 A JP3041385 A JP 3041385A JP 4138591 A JP4138591 A JP 4138591A JP 2555787 B2 JP2555787 B2 JP 2555787B2
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ヘッドガードをエンジ
ンへの空気取入管として利用したフォークリフト等のエ
ンジン式産業車両に係り,具体的には吸気により生ずる
ノイズを消音するための消音装置に関する。
【0002】
【従来技術】フォークリフト等のエンジン式産業車両に
は,ヘッドガードをエンジンへの空気取入管として利用
したものがある。即ち,図5及び図6に示すごとく,エ
ンジン式産業車両としてのフォークリフト9において
は,そのヘッドガード91のピラー921を中空状に形
成すると共に,該ピラー921の上部及び下部には,吸
気入口93及び吸気出口94を設けている。そして,該
吸気出口94を空気導入管95によりエアクリーナ96
に接続し,該エアクリーナ96を介して空気をエンジン
97に供給するようにしている。なお,図5及び図6
おいて,922はヘッドガード91のルーフフレーム,
923はヘッドガード91の天井に設けたガード部材を
示す。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来のエンジ
ン式産業車両の消音装置においては,ヘッドガードに設
けた吸気入口より吸気を行う際に,該吸気入口より大き
なノイズが発生する。これは,吸気により空気の脈動が
生ずるためである。そのため,上記ノイズが産業車両の
オペレータに不快感を与えている。なお,上記不具合を
解決する手段の一つとして,ヘッドガードのピラー内に
消音装置を設ける方法がある(例えば,実開昭62−1
20025号公報)。該消音装置は,前記空気導入管を
ピラー内に上向きに挿入し,ピラー内にはその内周と空
気導入管の外周とに接する可動プレートを上下動可能に
配置して消音室を形成している。そして,ピラー内に
は,上記可動プレートを常時は下向きに付勢するばね部
材を配置し,該ばね部材による下向きの力と上記消音室
に発生するエンジン回転数に対応する吸入負圧とのバラ
ンスにより,上記可動プレートを上下に移動させて消音
室の容量を変更するようにしたものである。しかしなが
ら,上記消音装置においては,ピラーの構造が複雑とな
る。そのため,ピラーの作製が困難となり,コストアッ
プを招く。本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,簡単
な構造,低コストで消音を行うことができる,エンジン
式産業車両の消音装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題の解決手段】本発明は,中空状のヘッドガードに
吸気入口と吸気出口とを設け,該吸気出口はエンジン側
に接続したエンジン式産業車両において,上記ヘッドガ
ードには,ピラーとピラーの頂部間を連結するルーフフ
レームとルーフフレーム間を網目状に連結する中空のガ
ード部材とが設けられ,吸気入口吸気出口の間には
ヘッドガードの中空部を連通する第1吸気経路と第2吸
気経路とけられていると共に吸気通路の少なくとも
一方は上記ガード部材を介して形成されており,両吸気
経路の経路長の差はノイズの半波長の奇数倍となってい
ることを特徴とするエンジン式産業車両の消音装置にあ
る。本発明において最も注目すべきことは,ヘッドガー
ド内に2つの吸気経路を設けると共に,両吸気経路の伝
播ノイズが吸気出口において半波長分だけ位相をずらせ
て合流して互いに干渉し合うように,両吸気経路の経路
長を相違させたことにある。そして,ヘッドガードは,
ピラーと,ピラーの頂部間を連結するルーフフレーム
と,更にルーフフレーム間を網目状に連結するガード部
材とを備えており,吸気通路の少なくとも一方は上記ガ
ード部材を介して形成されている。本発明において,上
記第1吸気経路及び第2吸気経路は,ヘッドガードに設
ける。その手段として,ヘッドガードのピラー,ルーフ
フレーム及びガード部材をそれぞれ中空状に形成すると
共に,これらを連通させて第1吸気経路及び第2吸気経
路を形成する方法(図1参照)がある。また本発明にお
いては,第1吸気経路の経路長と第2吸気経路の経路長
とを相違させる。両吸気経路の経路長の差は,ノイズの
波長の1/2,3/2,5/2・・・となるようにす
る。即ち,その差がノイズの半波長の奇数倍となるよう
にする。
【0005】
【作用及び効果】本発明においては,吸気入口よりヘッ
ドガード内に取り入れた空気が,第1吸気経路及び第2
吸気経路を介して吸気出口よりエンジン側へ供給され
る。そして,吸気によるノイズは吸気出口から吸気入口
に伝わるが,第1吸気経路と第2吸気経路とに別れて,
吸気出口から吸気入口まで伝播する。このとき,吸気入
口においては,第1吸気経路を伝播してきたノイズと,
第2吸気経路を伝播してきたノイズとが,ノイズの半波
長分だけ位相をずらせて合流する。そのため,両ノイズ
が互いに干渉し合い,ノイズを打ち消す(図2参照)。
それ故,ヘッドガードに,上記経路長の関係を有する2
つの吸気経路を形成するという簡単な構造で消音を行う
ことができる。そのため,コストも低い。またルーフ
フレームの間は網目状にガード部材により連結されてい
るから,ガード部材を通すことにより上記の経路長差を
有する吸気経路を多種類形成することが極めて容易とな
る。したがって,本発明によれば構造が簡単で,低コス
トのエンジン式産業車両の消音装置を提供することがで
きる。
【0006】
【実施例】実施例 本発明の実施例にかかるエンジン式産業車両の消音装置
につき,図1及び図2を用いて説明する。本例装置1
は,図1に示すごとく,フォークリフトのヘッドガード
91において,吸気入口93より吸気出口94までの間
に,経路長が相違する第1吸気経路21と第2吸気経路
22とを設けてあり,両吸気経路21,22の経路長L
1,L2の差は,ノイズの半波長の奇数倍となってい
る。本例においては,そして,吸気管10,ピラー92
1,ルーフフレーム922ガード部923を中空状に
形成し,また後部の左右のピラー921の間を吸気管1
0により連通させる。ヘッドガード91のピラー92
1,ルーフフレーム922,天井に設けたガード部92
3により,第1吸気経路21及び第2吸気経路22を形
成している。 即ち,上記吸気管10には,吸気出口94
を設け,ヘッドガード91の前部のピラー921に吸気
入口93を設ける。また,左側の前後のピラー921と
左側のルーフフレーム922との間を連通させる。更
に,左側以外の3つのルーフフレーム922とガード部
923の一端とを同図に示すように適宜連通させる。
して,ピラー921とルーフフレーム922と吸気管1
0とにより,第1吸気経路21を形成する。また,ピラ
ー921とルーフフレーム922とガード部923と吸
気管10とにより,第2吸気経路22を形成する。両吸
気経路21,22の経路長は,その差が,ノイズの半波
長の奇数倍となるように設ける。その他は,前記従来例
と同様である。本例装置は,上記のように構成されてい
るので,次の作用効果を呈する。即ち,エンジン97を
作動させたとき,吸気入口93よりヘッドガード91内
に取り入れた空気は,第1吸気経路21及び第2吸気経
路22を介して吸気出口94よりエアークリーナ96へ
供給され,更に該エアークリーナ96よりエンジ97へ
供給される。このとき,吸気出口94においては吸気に
よりノイズが生ずる。このノイズは,図1に示すごと
く,第1吸気経路21と第2吸気経路22とに別れて,
吸気出口94から吸気入口93まで伝播する。そして,
吸気入口93においては,第1吸気経路21を伝播して
きたノイズN1と,第2吸気経路22を伝播してきたノ
イズN2とが合流する。ここで,ノイズN1,N2の波
長をλとすると,図2に示すごとく吸気出口94におい
ては,両ノズルN1,N2の位相が半波長分λ/2だけ
ずれている。これは,第1吸気経路11と第2吸気経路
12との経路長の差(L2−L1)が半波長λ/2の奇
数倍になっているためである。そのため,吸気出口94
においては,両ノイズN1,N2が互いに干渉し合う。
その結果,消音が行われる。上記のことを,具体例に基
づいて説明する。一般に,フォークリフト等のエンジン
式産業車両においては,図3に示すごとく,周波数が1
00Hz,200Hz,1KHzにおいて大きいノイズ
が発生する。この100Hz,200Hzのノイズは,
例えばピラー921に設けた吸気入口93より,吸気音
として発生する。また,1KHzのノイズは,例えばエ
ンジン97より,燃焼音として発生する。そして,10
0Hzのノイズは,例えば4気筒のエンジン97が30
00rpmで回転したときに生ずる。ここで,音速を3
40mとすると,ノイズの周波数が100Hzのとき,
ノイズの波長は3.4m,ノイズの半波長は1.7mと
なる。また,ノイズの周波数が200Hzのとき,ノイ
ズの波長は1.7m,ノイズの半波長は0.85mとな
る。したがって,例えば,周波数が200Hzのノイズ
を消音しようとする場合には,第1吸気経路の経路長と
第2吸気経路の経路長との差が,0.85mの奇数倍,
即ち0.85m,2.55m,4.25m,・・・とな
るように第1吸気経路及び第2吸気経路を形成する。即
ち,前記実施例に示したごとき各種の方法により,上記
経路長の差が得られるよう,第1及び第2吸気経路を設
定する。また,上記のノイズの低減量と周波数との関係
は,図4に示すようになる。このように,本例によれ
ば,ヘッドガード1に2つの吸気経路21,22を形成
するだけの簡単な構造で,効率良く消音を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例 の消音装置の斜視図。
【図2】実施例の消音装置によるノイズの干渉状態を示
すノイズ波形の線図。
【図3】 具体例における消音前のノイズの大きさと周波
数との関係を示す線図。
【図4】 具体例における消音後のノイズの低減量と周波
数との関係を示す線図。
【図5】 従来のエンジン式産業車両の斜視図。
【図6】 従来のエンジン式産業車両のヘッドガードの背
面断面図。
【符号の説明】
1...消音装置,2...消音装置,21...第1
吸気経路,22...第2吸気経路,91...ヘッド
ガード,93...吸気入口,94...吸気出口,9
7...エンジン,

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空状のヘッドガードに吸気入口と吸気
    出口とを設け,該吸気出口はエンジン側に接続したエン
    ジン式産業車両において, 上記ヘッドガードには,ピラーとピラーの頂部間を連結
    するルーフフレームとルーフフレーム間を網目状に連結
    する中空のガード部材とが設けられ,吸気入口吸気出
    の間にはヘッドガードの中空部を連通する第1吸気
    経路と第2吸気経路とけられていると共に吸気通路
    の少なくとも一方は上記ガード部材を介して形成されて
    おり,両吸気経路の経路長の差は吸気ノイズの半波長の
    奇数倍となっていることを特徴とするエンジン式産業車
    両の消音装置。
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