JP2555621Y2 - 自動塗装装置 - Google Patents

自動塗装装置

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JP2555621Y2
JP2555621Y2 JP1833092U JP1833092U JP2555621Y2 JP 2555621 Y2 JP2555621 Y2 JP 2555621Y2 JP 1833092 U JP1833092 U JP 1833092U JP 1833092 U JP1833092 U JP 1833092U JP 2555621 Y2 JP2555621 Y2 JP 2555621Y2
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JP
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flag
shape
coating
paint
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幸一 星野
茂男 森
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Asahi Sunac Corp
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Asahi Sunac Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、塗装ラインにおいて被
塗物の種類等に対応して塗装条件を適宜に変更するの
を、コンベアに吊して搬送されるフラグで構成された識
別信号を読み取ることにより行う機能を備えた自動塗装
装置に関し、特に、そのフラグの検出部分の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来、
上記のような塗装条件設定用のフラグを検出する手段と
しては、被塗物の塗装形状を検出するための形状センサ
とは別個に、フラグ検出用のセンサを設けるのが一般的
であつたが、センサを2台設置するのであるから、設置
スペースに多くを要するばかりでなく、電気配線等が複
雑となつて設置作業が面倒である欠点があつた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本考案の自動塗装装置
は、叙上の点に鑑み案出されたものであつて、形状セン
サに、フラグの通過域に対応してフラグ用の検出部を設
けるとともに、そのフラグ検出部での検出形状を認識す
る形状認識手段と、その認識形状がフラグか否かを判別
する判別手段と、その判別手段がフラグと判別した場合
にその認識形状から識別信号を読み取る信号読取手段
と、その信号読取手段で読み取られた識別信号に対応し
て塗装条件を設定する条件設定手段とを備えた構成とし
た。
【0004】
【作用】塗装条件を変更するに際して、それに対応した
識別信号を構成したフラグをコンベアに吊して搬送する
と、形状センサに設けたフラグ検出部を通過したところ
で、その形状が検出されて形状認識手段で認識される。
【0005】この認識形状は、判別手段によつてフラグ
であるかどうかが判別される。それが被塗物を吊したハ
ンガのようなフラグ以外のものであつた場合は、塗装条
件に係る以降の処理は行われない。
【0006】認識形状がフラグであると判別されると、
信号読取手段によりその認識形状から識別信号が読み取
られ、条件設定手段によりその読み取られた識別信号に
対応した塗装条件が選択されて設定される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1において、符号1は、コンベア2に
ハンガ3で被塗物aを吊り下げて矢線方向に搬送する搬
送ラインであつて、その側方に、レシプロケータにより
上下に往復駆動される自動塗装ガン5を備えた塗装機4
が設置され、その塗装機4の被塗物aの搬送方向の手前
側に形状センサ6が設置されている。
【0008】この形状センサ6は、複数個の投光素子を
列設した図示しない投光器と、各投光素子に対向する同
数の受光素子8を列設した受光器7とを上記の搬送ライ
ン1を挟んで対設し、受光素子8が投光素子からの検出
光を受光するか否かで通過物の有無を検出するものであ
る。そのうち、上側の3個の素子分が、後記するフラグ
21の検出部10に特定されており、それ以外の部分
が、被塗物aの塗装形状の検出部11となつている。
【0009】被塗物検出部11から塗装ガン制御装置1
2に到る構造は従来と同様であつて、被塗物aが被塗物
検出部11を通過すると、上下方向に沿つた被塗物aの
有無を示す信号が順次にデータ取込部13に取り込ま
れ、その検出信号が、コンベアパルスエンコーダ15の
信号で作動するシフトレジスタ14を介して、被塗物a
が形状検出位置から塗装位置に達する時間だけ遅延され
て塗装ガン制御装置12に入力され、被塗物aの有無を
示す検出信号に対応して、上下動する塗装ガン5からの
塗料の噴出と停止が制御され、それにより、塗装ガン5
の前面において被塗物aの存在する部分のみに塗料が吹
かれる自動塗装が行われるようになつている。
【0010】それとともに、ロツト替え等で被塗物aの
種類が変更となると、それに対応して、塗装条件制御装
置17により、塗装ガン5への塗料供給圧あるいは霧化
エア圧やパターンエア圧等の塗装条件を変更するように
なつている。
【0011】その塗装条件を変更するのに用いるのが、
上記したフラグ検出部10で検出されるフラグ信号体1
9であつて、このフラグ信号体19は、コンベア2に吊
り下げるハンガ20の、フラグ検出部10の素子8と対
応する位置に、帯状のフラグ21を最大3本取り付けた
ものであつて、図2のフラグ信号体19a〜19cに示
すように、フラグ21の本数と取付位置とによつて複数
種の識別信号が構成されている。
【0012】フラグ検出部10には形状認識部23が接
続され、フラグ検出部10で検出された形状が取り込ま
れるようになつている。
【0013】形状認識部23には判別部24が接続さ
れ、この判別部24では、図3に示すように、被塗物a
を吊したハンガ3が素子8の前面を通過するのに要する
時間よりも大きい幅の判定時間tが、コンベアパルスエ
ンコーダ15を介して設定され、上記した認識形状が同
図(a)のように判別時間tに対応する大きさを超えて
いる場合にはフラグ21であると、一方、同図(B)の
ように判定時間t未満であるときは被塗物aを吊したハ
ンガ3であると判別されるようになつている。
【0014】判別部24には信号読取部25が接続さ
れ、判別部24でフラグ21であると判別された場合に
上記の認識形状が入力され、それから識別信号を読み取
るようになつている。
【0015】信号読取部25に接続された条件設定部2
6には、上記した各種塗装条件が識別信号と対応して予
め記憶されていて、識別信号が入力されると、それに対
応した塗装条件を選択して前記した塗装条件制御装置1
7に送出するようになつている。
【0016】すなわち、ロツト替え等で被塗物aの種類
が変更となつて塗装条件を変える場合は、それに対応し
た識別信号を構成したフラグ信号体19をコンベア2に
吊して搬送する。そうすると、形状センサ6に設けたフ
ラグ検出部10を通過したところでその形状が検出され
て、形状認識部23に取り込まれる。
【0017】この認識形状は、判別部24によつて既述
したようにフラグ21であるかどうか判別される。それ
が被塗物aを吊したハンガ3であつた場合は、塗装条件
変更に係る以降の処理は行われない。
【0018】認識形状がフラグ21であると判別される
と、信号読取部25によりその認識形状から識別信号が
読み取られ、条件設定部26によりその読み取られた識
別信号に対応した塗装条件が選択される。その塗装条件
に対応した制御信号は、条件変更前の被塗物aが塗装位
置を通過し終わるまで待つて塗装条件制御装置17に出
力され、それ以降、次の条件変更があるまでその塗装条
件で自動塗装が行われる。
【0019】
【考案の効果】以上具体的に説明したように、本考案に
よれば、フラグの検出部を被塗物の塗装形状を検出する
形状センサの一部に設けて、1台のセンサに兼ねさせた
から、それだけ設置スペースが狭くできてスペースの有
効利用を図ることができ、また、設備費の削減にも寄与
できる。また、電気配線も簡略化されて設置作業が簡単
となるとともに、故障も少なくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成図である。
【図2】フラグによる識別信号の説明図である。
【図3】判別部の作動説明図である。
【符号の説明】
a:被塗物 1:搬送ライン 2:コンベア 3:ハン
ガ 4:塗装機 5:塗装ガン 6:形状センサ 7:
受光器 8:受光素子 10:フラグ検出部 11:被塗物検出部 12:塗装ガン制御装置 17:
塗装条件制御装置 19:フラグ信号体 21:フラグ
23:形状認識部 24:判別部 25:信号読取部
26:条件設定部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−49980(JP,A) 特開 昭54−43949(JP,A) 特開 昭57−105258(JP,A) 実開 昭55−45445(JP,U) 実開 平2−150063(JP,U) 実開 平5−67356(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアにハンガで被塗物を吊り下げて
    一方向に搬送する搬送ラインの側方に、上下に往復駆動
    される塗装ガンを備えた塗装機を設置するとともに、該
    塗装機の搬送方向の手前側に、複数の投光素子を列設し
    た投光器と前記各投光素子に対向する同数の受光素子を
    列設した受光器とを対設してなる、被塗物の塗装形状を
    検出するための形状センサを設置し、その検出データに
    基づいて前記塗装ガンからの塗料の噴出と停止を制御し
    て自動塗装を施し、また、前記塗装ガンへの塗料供給圧
    やエア供給圧等の塗装条件を、前記コンベアに吊したフ
    ラグで構成される識別信号を読み取ることによつて設定
    するようにした自動塗装装置において、 前記形状センサに、前記フラグの通過域に対応して該フ
    ラグ用の検出部を設けるとともに、 該フラグ検出部での検出形状を認識する形状認識手段
    と、 該認識形状がフラグか否かを判別する判別手段と、 該判別手段がフラグと判別した場合にその認識形状から
    識別信号を読み取る信号読取手段と、 該信号読取手段で読み取られた識別信号に対応して塗装
    条件を設定する条件設定手段とを、 備えたことを特徴とする自動塗装装置。
JP1833092U 1992-02-27 1992-02-27 自動塗装装置 Expired - Lifetime JP2555621Y2 (ja)

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JPH0570662U JPH0570662U (ja) 1993-09-24
JP2555621Y2 true JP2555621Y2 (ja) 1997-11-26

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KR101862095B1 (ko) * 2015-12-24 2018-07-06 전주비전대학교산학협력단 피도물 크기 자동인식 도장시스템
JP6820555B2 (ja) * 2017-03-09 2021-01-27 旭サナック株式会社 塗装装置

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JPH0570662U (ja) 1993-09-24

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