JP2590710Y2 - 被塗物形状検出装置 - Google Patents

被塗物形状検出装置

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JP2590710Y2
JP2590710Y2 JP1993025278U JP2527893U JP2590710Y2 JP 2590710 Y2 JP2590710 Y2 JP 2590710Y2 JP 1993025278 U JP1993025278 U JP 1993025278U JP 2527893 U JP2527893 U JP 2527893U JP 2590710 Y2 JP2590710 Y2 JP 2590710Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動塗装ラインに使用
する光学式の被塗物形状検出装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の被塗物形状検出装置とし
ては、被塗物の搬送ラインを挟んで対向する投光素子と
受光素子とからなる投受光素子対を複数組縦方向に一定
間隔をおいて列設し、被塗物の通過時には受光素子での
受光が遮断されるのを利用して形状を検出するものが知
られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
検出装置では、一対の投受光素子間でその通過が検出さ
れる被検出物の最小の大きさは投光素子の径によつて定
まり、すなわち、図4に示すように、投光素子3の径d
よりも大きい幅を持つ被検出物xが通過した場合に受光
素子5での受光が遮断されて、その通過が検出される。
【0004】被塗物の形状検出については上記の方法で
良好に行われるのであるが、例えば図5の左側の被塗物
1 の形状検出を行う場合のように、それを吊り下げた
ハンガbの幅wが投光素子3の径よりも大であると、ハ
ンガbも被塗物a1 の形状の一部とみなされて検出され
てしまう。
【0005】それを回避するには、ハンガbの通過域h
では初めから形状検出を行わないことも考えられるが、
図5の右側のように、長さが大の被塗物a2 を塗装する
場合等でハンガbの寸法が短くしか取れず、被塗物a2
の上端が通常のハンガbの通過域hにまで割り込んで来
るような場合には、逆に被塗物a2 の形状が正確に検出
できなくなる欠点があつた。
【0006】本考案の目的は、ハンガ等の塗装不要の部
分についてはその検出をキヤンセルし、なおかつ、被塗
物の形状については正確に検出できるようにすることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案の被塗物形状検出装置は、各投受光素子対
の受光素子側は1個とし、投光素子側は複数個ずつを搬
送ラインに沿つて並設した構成とした。
【0008】
【作用】各投受光素子対において投光素子を搬送ライン
に沿つて複数個並設したことにより、投光素子側から対
応する受光素子に入射される検出光の光束の被塗物の搬
送ライン上における面積が、特にその搬送方向について
大となり、それにより、被塗物側の形状が検出されな
い、すなわちキヤンセルできる幅が広げられる。
【0009】したがつて、例えば、検出光の光束の搬送
ライン上での径がハンガの幅よりも大きくなるように設
定しておけば、ハンガは検出されない。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1において、符号1は被塗物の搬送ラ
インであつて、被塗物aをハンガbにより吊り下げて、
塗装位置に順次に搬送するようになつている。そのハン
ガbは、図4に示した従来の検出装置における検出光束
の径dよりも少し大きな幅wを有している。
【0011】その塗装位置の手前には、被塗物aの形状
を検出する本考案に係る検出装置が設置されている。本
実施例の検出装置は、上記の搬送ライン1を挟む一側
に、複数個の受光素子5を一定間隔で列設した受光器4
が立設され、反対側の対向位置には、同数個の投光素子
3を列設した投光器2が2本、搬送ライン1の搬送方向
に並んで立設されている。
【0012】したがつて、図2に示すように、両投光器
2の横に並んだ2個の投光素子3と、同一高さで対向す
る受光素子5とによつて検出用の投受光素子対が形成さ
れ、各投受光素子対が縦方向に一定間隔をおいて列設さ
れた構造となつている。
【0013】このように投光素子3を横に2個並べたこ
とにより、投光素子3側から対応する受光素子5に入射
される検出光の光束の被塗物aの搬送ライン1上におけ
る面積が、投光素子3が1個の場合と比べて横方向に広
がり、すなわち、検出光束の横方向の径Dがハンガbの
幅wよりも大となる。
【0014】そうすると、例えば、図3(A)のような
被塗物aが検出装置を通過した場合に、従来の装置で
は、同図(B)の検出形状A′に示すように、ハンガb
の部分も被塗物aの一部としてその形状が検出されるの
に対して、本実施例では、検出光束の径Dがハンガbの
幅wよりも大であることによつて、ハンガbの通過によ
つては受光素子5での受光が遮断されることがなくてそ
の検出が行われず、一方、検出光束の径Dよりも大きい
被塗物a自体は検出されて、同図(C)に示すように、
ハンガbの部分がキヤンセルされた検出形状Aが得られ
る。したがつて、塗装位置において、ハンガbの部分が
塗装されることはない。
【0015】なお、検出光束の径Dが大となつたことに
より、被塗物aがその通過により検出光束を完全に塞ぐ
際に、従来装置に比べて、その始まりのタイミングが遅
く、終わりのタイミングが逆に早くなることから、その
検出形状が、上記した図3(C)の形状Aに示すよう
に、鎖線で示された実際の被塗物aの形状に比べて小さ
く検出されるが、そのような検出の誤差は予測できるの
で、塗装する場合にその誤差を補正するようにオーバー
スプレイ幅を対応して広げれば良い。
【0016】もちろん、ハンガbである不要部分のキヤ
ンセルと、被塗物a自体である必要部分の検出は、縦方
向に列設された各投受光素子対について各別に行われる
から、使用するハンガbの長短に拘わらず、被塗物aの
形状を確実に検出することができる。
【0017】なお、ハンガbの幅がさらに広い場合等、
被塗物a側のキヤンセルする幅をさらに大きくしたい場
合には、横に並べる投光素子3の数を3個以上さらに増
やせば良い。
【0018】
【考案の効果】以上具体的に説明したように、本考案に
よれば、検出光の光束の特に搬送ラインの搬送方向の面
積を増大させたことにより、従来はできなかつた幅広の
ハンガ等の塗装不要部分の検出のキヤンセルが可能とな
つて、被塗物の形状のみを正確に検出できる。しかも、
その不要部分のキヤンセルと必要部分の正確な検出は、
投受光素子対の縦の列設方向全域について行われるか
ら、使用するハンガに長短の違いがある場合等、キヤン
セル希望部分が不特定位置を取るような塗装ライン全般
に広く適用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】本実施例に係る検出光束の説明図である。
【図3】(A)は被塗物の正面図、(B)は従来例に係
る検出形状の説明図、(C)は本実施例に係る検出形状
の説明図である。
【図4】従来例の検出光束の説明図である。
【図5】被塗物の吊下態様の相違の説明図である。
【符号の説明】
1:搬送ライン 3:投光素子 5:受光素子 a:被
塗物 b:ハンガ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗物の搬送ラインを挟んで対向する投
    光素子と受光素子とからなる投受光素子対を複数組縦方
    向に一定間隔をおいて列設し、被塗物の通過時における
    前記各受光素子の受光の有無により形状を検出する被塗
    物形状検出装置において、前記各投受光素子対の前記受
    光素子側は1個とし、前記投光素子側は複数個ずつを前
    記搬送ラインに沿つて並設したことを特徴とする被塗物
    形状検出装置。
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